スポーツTSっ娘は騙され、媚薬を飲まされ犯される 作:TSTS!
「落ち着いたかい、薫ちゃん。ほら、水」
「い、いら……ない……!」
一度絶頂を迎えた薫は、幾分か冷静さを取り戻していた。しかし、熊谷に反抗することはできなかった。なぜなら、彼女の両手は手錠で繋がれていたからだ。
どこで入手したのか本格的な手錠は、鍵なしには抜け出せそうにない。手錠は今薫の寝そべっているベッドの支柱に括りつけられていて、身動きが取れなくなっていた。おかげで、薫の艶めかしい肢体はずっと熊谷の視界に収まったままだった。中途半端に脱がされた学生服が、いやらしさを加速させていた。
「大声を出しても無駄だからね。この家防音しっかりしてるから。ああ、もっとも、さっきあんなに嬉しそうに『イク!』って叫んだから、喉が枯れてるかな?」
薫の顔が真っ赤に染まった。先ほどの醜態は、彼女自身はっきり覚えていた。冷静になった今なら、あの時の自分がどれほど恥ずかしいことを言っていたのか分かる。身を焦がす羞恥の熱に、どうにかなってしまいそうだった。
「よくも……よくも騙してくれたな……!」
薫は熊谷を睨んだ。男に戻れる機会が嘘だったと知った彼女は、熊谷を恨まずにいられなかった。
「おお、怖い。可愛い顔してるのに迫力があるのは、やっぱりスポーツ少女って感じだね」
「なんでそれを……」
熊谷は黙って薫の持ってきていたバッグを手に持った。中身は既に空だ。
「いやあ、一番上に入ってた催涙スプレーは衝撃的だったねえ。学校帰りの女子高生の持つものじゃないよ? それから、やっぱりこの寄せ書きだよね!」
熊谷が取り出したのは、薫が大事に持ち歩いていたものだった。
「『病気治してサッカー部に戻ってこいよ』『いつまでも待ってる』『一緒に国立行こう』だって! アッハハハハハ!」
「ッ!」
己の大切なものを笑われて、薫は煮えくり返るような思いだった。
なんとか熊谷を殴らんと体を動かすが、その動きは手錠によって阻まれた。ガチャガチャという金属音だけが無情にも響き、薫は己の無力さに歯を食いしばった。
「かわいいなあ。可愛すぎてキスしちゃう」
「──んんっ!」
にやにやと笑っていた熊谷は、突然薫の顔を掴んだかと思うと、唇に唇を合わせてきた。
煙草の残り香が、薫の鼻腔を刺激した。唇に覆いかぶさる気持ち悪い感覚。
男としても女としても初めてのキスは、最悪の味だった。
「まっ……ん……」
熊谷はファーストキスを奪うだけでは飽き足らず、舌を薫の口腔へと侵入させた。熊谷の舌が、薫の舌を絡めとる。
未知の感覚に、薫は呻いた。同時に、先ほどの絶頂から残っていた下腹部の熱が、じんじんと再燃し始めていた。
興奮している。薫は己の体の情けなさに死んでしまいたい気分だった。
「ちゅっ……ちゅっ……」
唾液がかき混ぜれらる音だけが、しばらく部屋の中を支配した。薫の体は、先ほどの火照りを取り戻しつつあった。
「ぷはっ……はぁ……はぁ……」
「ふー、美味しかった」
熊谷が口を離すころには、薫は息も絶え絶えだった。酸素が頭に回らずボーっとする。虚ろな目で熊谷を見つめるその様子は、少し煽情的すぎた。
「じゃ、じゃあそろそろさっきの続きを……」
「ま、待って!」
「うん?」
必死な様子で熊谷を制止する薫に、彼は首を傾げた。
「冷静に考えろ! オレは男だったんだぞ! そんな奴を抱いたところで、お前には何の得もないだろ!」
「でも、今の君は可愛い女の子だよ?」
「ッ……いや、そうだとしても今は待ってくれ……体がおかしいんだ。暑すぎて気が狂いそうなんだ。今どうにかされたら、頭がおかしくなってしまう」
「まあ、そういう薬を飲ませたからね」
「や……やっぱり薬のせいか……!」
薫が精一杯熊谷を睨みつけるが、彼は少しも動揺した様子はなかった。
「そういうことだから、そろそろ味わわせてよ。僕だって極上の獲物を前に待てされて待っていられるほど冷静じゃないんだよ」
熊谷の体が薫に迫る。ベッドがギシギシと音を立てた。
改めて近づくと、熊谷の体躯は薫の小さな体を覆ってしまいそうだった。体格差、という女になった薫には如何ともし難い要素。
それに恐怖した薫は、やぶれかぶれの反撃を試みた。
「くっ、来るなっ!」
薫の女だてらに鍛えられた右足が跳ねあがる。サッカーで鍛えられたキックは、熊谷の腹を直撃した。
「ぐぅ……」
流石に堪えたもか、熊谷が一歩二歩と下がった。その様子に、薫は幾ばくかの冷静さを取り戻した。
そうだ。女になったとは言え、男に勝てないわけじゃない。反撃し続ければ、熊谷も諦めるかもしれない。
そんな淡い期待は、あっさりと裏切られることになる。
「──てめええええええ!」
熊谷の太い腕が唸る。握った拳が、身動きの取れない薫の腹部を直撃した。
「ごはっ……」
鉄球でも落ちてきたような衝撃に、薫が呻く。サッカーの試合で相手のシュートを体で止めた時でも、こんな痛みは感じたことがなかった。
「くそがっ! 舐めやがって!」
「ごっ……かはっ……」
興奮した熊谷は、さらに一回二回と薫の腹を殴りつけた。そのたびに薫は呻き、体を強張らせた。無防備な体に次々と直撃する拳は、薫に恐怖を覚えさせるのには十分すぎた。白い腹が薄い赤色に染まる頃、ようやく熊谷は殴るのを止めた。
「ちっ……拘束が足りなかったか」
ドスドスと歩き部屋を後にした熊谷は、少しするとさらに二つの手錠を持って戻って来た。それぞれを薫の足首につけると(薫は既に抵抗する気力がなかった)ベッドの支柱に固定。薫は、手足全てを動かせない状況になった。
「ふーっ……生意気な子だねえ。ちょっとお仕置きが必要かな?」
幾分か冷静さを取り戻した熊谷は先ほど手錠と一緒に持ってきたものを取り出した。
それを目にした薫は、快楽の予感に身を震わせた。
「電マ……」
「お、さすが元男子高校生。詳しいねえ」
スイッチをつけると、電マは大きな音を立てながら振動し始めた。
「ま、待て、さっきまでの余韻がまだ……お、アアアアア!」
振動する先端が秘部に当たった途端、薫は悲鳴のような嬌声をあげた。
ぶいんぶいんと動く先っぽが、薫の火照った体に暴力的な快楽をもたらした。
「あっ……はぁ! ……あんっ……」
しかし薫は、体を捩ることすら許されなかった。両脚も拘束されたことで、薫の足はぱっかりと開いたままだ。そのため、股ぐらから来る快楽を逃すことすらできなかったのだ。
なんとか先端から逃れようと身じろぎする薫の様子を、熊谷は嗜虐的な笑みで見つめていた。
「あんっ……はあ……!」
「ったく、偽女のくせに生意気な態度だからこんな目に遭うんだよ! クソ馬鹿が!」
先ほど蹴られた腹の痛みを思い出した熊谷は、腹立たし気に言うと、突然薫のクリトリスを摘まんだ。
「あっ……ああああああああああああ!」
突然訪れた種類の違う快楽に、薫は泣き声のような嬌声をあげた。全身を突き抜ける雷のような刺激。
それが薫の全身を駆け巡る。やがてそれは、彼女を絶頂へと誘った。
「ぃ……ううううううう!」
「ふう……スッキリした」
熊谷が満足そうに言う眼下で、薫は絶頂の余韻に体をびくびくと痙攣させていた。その肢体には汗が滲み、彼女の引き締まった体をより煽情的なものにしていた。
彼女自身は疲労困憊といった様子だったが、陰裂はむしろこれからが本番だと言わんばかりにヒクヒクと震えていた。まるで、己のうちに何かが入ることを望んでいるようだった。
「うう……あっ……」
まだ体を痙攣させる薫を尻目に、熊谷はペットボトルを持ってきて、中身を口にしていた。良く見れば、彼の額にも汗が滲んでいた。
「薫ちゃん、そろそろ水飲んだ方が良くない? 飲ませてあげようか?」
「う……いら、ない」
意識を朦朧とさせる薫だったが、辛うじて熊谷の言葉を否定する気概くらいは残っていた。
しかし、熊谷にとって彼女の否定の言葉など意味のないものだった。
「ああ、せっかくだから飲ませてあげるよ」
熊谷は飲料を口に含み、薫の体に覆いかぶさった。
口移しするつもりらしい、嫌がった薫はふるふると首を横に振るが、熊谷はそんな彼女の顔をがっしりと掴んだ。
思い通りにさせない、と言わんばかりに薫は口を真一文字に閉じるが、しかし熊谷はそんな彼女を嘲笑うように、その鼻を摘まんだ。
「──はーっ」
口を閉じ、鼻を塞がれた薫は呼吸ができず、たまらず口を開いた。その瞬間、熊谷は彼女の口を貪った。
「んんっ……」
生温い液体が口腔に侵入してくる。熊谷の唾液もその中に含まれているのだろう。
気持ち悪い。吐き出したい。しかし酸素の枯渇した薫は、それを飲み込むことしかできなかった。
「うう……最低……」
強がりのように悪態をつくが、熊谷はにやにやとした笑みを深めるばかりだった。
その顔を睨みつけていると、薫は自分の体の異変に気付いた。体がまた暑くなっている。頭がボーっとする。陰部が激しい疼きを訴えかけてきていた。
「まさか……また……?」
「うん、自家製の精力剤みたいなもの。僕も若い子に体力的に負けちゃうからねえ。こういうの用意しないと。さっきのはおすそ分け」
「そんな……」
最初に飲まされた薬だけでも気が狂いそうだったのに、もう一度飲まされた。訪れるであろう快楽の予感に、薫は身を震わせた。
こうしているうちにも、体の熱は、疼きは増してきている。熊谷のにやにやという笑みが、たまらなく恐ろしいものに見えてきた。
「前戯はもう十分だよね? じゃあ、いい加減僕も楽しませてもらおうかな」
熊谷が笑みを深める。薫は、彼から離れようと体を捩り、手錠をガチャガチャと鳴らした。