※この作品はR-18です。

刀剣男士と女審神者の話   作:ぼにー

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〇〇しないと出られない部屋系。


立ち入り禁止(蜻蛉切)

 そこに入ってはいけないと、こんのすけから言われていた部屋が本丸にはあった。その部屋に入ってみたのは純粋な好奇心からで……まさか、閉じ込められることになるとは佳澄は思っていなかった。

「困りましたね……」

「そうだな」

 一人でその部屋に入るのが怖かった佳澄は、蜻蛉切にお願いをして一緒に入ってもらったのだが……二人が一緒に足を踏み入れた瞬間、部屋の扉が勢いよく閉まり、おまけに鍵がかかってしまった。

 そして、開かなくなった部屋の扉には、現在こんな文章が記されている。

 

『男女でこの部屋に入った場合、男性が女性に膣内射精をしなければ脱出はできない』

 

 その文章は扉が開かなくなったと同時に表示され、それを確認した二人は当然、絶句した。そして、どちらともなくお互いを見つめると困ったように視線をそらした。

 当初、その文章を素直に信じることはなく、様々な手段を用いて脱出を試みた。何せ佳澄と一緒に部屋に入ったのは刀剣男士の蜻蛉切だ。彼の力ならば、こんな扉すぐに壊して外に出られる……そう、佳澄は思っていた。

 だが何をしても全くの無駄だった。扉は傷一つ付かず、蜻蛉切を消耗させるだけ。流石に見かねた佳澄が蜻蛉切を止め、二人は今、部屋の中央に置かれた大きなベッドの上に並んで座っていた。

 この部屋を出るには蜻蛉切に膣内射精されなければいけない。それを意識している佳澄はソワソワと身体を所在なさげに揺らし、時々視線を蜻蛉切に向ける。

 一方、蜻蛉切はそんな佳澄の様子と視線に気付いているのかもわからない。腕を組んで何かを考えているらしく、先程から無言のままだ。

 佳澄もしばらく無言だったが、そっと蜻蛉切にすり寄ると甘えるような視線を向けた。

「蜻蛉切さん。あの、でも……ここにいる間は、二人きりなんですよね?」

「確かに、そういうことになるな」

「だったら、すぐ出ちゃうと勿体ないですね」

 照れくさそうに言った佳澄を見つめて蜻蛉切は微笑み、指先を絡めながらその手を握った。それに驚く佳澄だったが、頬を染めて自分も指先を絡めて手を握り返す。

「蜻蛉切さん……あの……」

「しばらく、のんびりするのはどうだろう? 今なら二人きり、誰にも邪魔されないのだから」

「はい……」

 優しく低い声で蜻蛉切が伝えると、佳澄は嬉しそうにうなずいた。その姿を見つめた蜻蛉切は繋いだ手を軽く引き、佳澄を横抱きにすると自分の膝に座らせる。

「この方が、佳澄の顔がよく見える」

「うん。蜻蛉切さん、ちゅう……したいです」

「ああ、俺もそう思っていた」

 恥ずかしげな佳澄の言葉に蜻蛉切は頷き、そのまま前かがみになって唇を重ねて、何度も口付けを繰り返す。

 抵抗することなくその口付けを受け入れた佳澄が薄く唇を開くと、その隙間から蜻蛉切の舌先が進んで来た。

「あ……んんぅ! んぅ……!」

「んんっ……」

 口内に進んだ蜻蛉切の舌はその中をねっとりゆっくりかき回し、戸惑うような佳澄の舌先を捉え絡み付く。

 絡ませた舌を器用に動かし唾液の音を立てながら蜻蛉切が濃厚に口付けを繰り返しているうち、指先を絡めて握る佳澄の手に力がこもる。

 それに気付いた蜻蛉切はゆっくり唇を離して佳澄を見つめた。そこには、頬を真っ赤にし瞳を潤ませ、惚けたような表情で唇を半開きにしている表情があった。それを見つめが、蜻蛉切は唾を呑み込みニヤリと笑みを浮かべる。

「蜻蛉切さん……」

「今度は、こちらも……んっ」

「ふ、あぁ! あ、うぁ……!」

 惚けたままの佳澄の耳元に囁くと、蜻蛉切は握っていた手を離しシャツの裾を掴んで捲り上げた。下着を付けていない乳房が揺れながら現れると、そこに顔を近付けて埋めながら佳澄を抱きしめる。

 抱きしめられた佳澄は、乳房を押し付けるように蜻蛉切の頭を抱えるようにしがみつく。

「あ、う……蜻蛉切さん……ちゅう、もっとぉ……」

「どこにして欲しい?」

 乳房に顔を埋めて片手で軽く揉みながら聞いてみると、佳澄は震える。けれど、何度も蜻蛉切に乳房を押し付け、蕩けるような甘い声で懇願した。

「乳首ちゅうちゅうって、して……くらさいぃ……」

 先ほどの濃厚な口付けだけですっかり全身を骨抜きにされてしまったのか、佳澄の呂律は既に回っていなかった。だが、蜻蛉切はそれを嬉しそうに聞くと、乳房から顔を上げてその表情を見つめながら答えた。

「わかった。それじゃあ……んっ」

「ひゃ、あぁあっ!!!」

 両手で乳房を中央に寄せた蜻蛉切は指先で両方の乳首を摘み上げた。そして、乳房と一緒に更に中央に寄せると擦り合わせるようにしながら扱き始める。

「は、ひぁあっ! あ、あぁああ! あ、そうじゃ……な、くてぇ! は、ふぁああっ!!!」

 乳首同士を擦り合わせ扱かれるように弄られると、佳澄はいやいやと首を振る。だが、それでも身体は刺激に震え、甘い声は大きくなる。

「だが、こうされるのも気持ちいいだろう?」

「ひゃ、ぁあっ! あ、あぁっ! そ、れす……けどぉ! あ、あぁっ!」

 蜻蛉切の大きな手が乳房を揺らすと乳首は何度も擦れ合い、その度に硬くなってもっとしてくれと主張するようだった。されるままに乳房を揉み、揺らされ、乳首を刺激され続ける佳澄はこうじゃないと思いつつ、刺激に震えて喘ぎ声を大きくする。

 しばらくそうして、乳首を刺激し、佳澄の快感を高めていた蜻蛉切だったが、不意にそこに顔を近付けると、両方の乳首に一気に吸い付いた。

「ひぁあああっ!! あ、あぁああっん!!!」

「んんっ! ん、ちゅ! ちゅ……っ!!」

 途端に佳澄は大きく全身を震わせ背中をのけ反らせるように反応する。普段から敏感で感じやすい体質の佳澄だったが、今日はそれがいつも以上だと思いながら、蜻蛉切は何度も乳首に吸い付き、音を立てて吸い上げる。

「ふ、ふぁあああっ! あ、あぁっ! 蜻蛉切さ、ん……んぁあっ! あ、あああっ!!」

 佳澄の身体が大きく震えていた。その度に乳房は揺れ、乳首は硬くなっていく。そして、いつの間にかねだるように腰を揺り動かし始め、秘部を蜻蛉切に擦り付けていた。

 そんな様子を時々確認しながら乳首を強く吸い上げ、既にすっかり反応している肉棒を軽く押し当てるように、蜻蛉切も腰を動かす。

「ふぁあ、はあ、あ! あぁ、あ……っ! 蜻蛉切さん、ら、めぇ! 佳澄……おっぱい、イッちゃう! イッ……ひゃあっ!」

 震えながら乳房を何度も揺らし、吸い上げられる乳首を真っ赤にしながら腰を揺らし、佳澄がいやいやと首を振った。その反応を見た蜻蛉切はしっかり身体を引き寄せると、乳房に顔を埋めるようにしながら強く乳首を吸い上げた。

「ひゃ、あぁあああああああああっ!!!!」

 その瞬間、佳澄は今まで以上に大きく身体を反応させて声を上げ、全身を痙攣させながら絶頂してしまった。それに気付いた蜻蛉切は音を立てて乳首から唇を離し、唾液まみれになった口元を拭ってから佳澄を見つめる。

「今日はすごい反応だな」

「わ、かんないん……れすぅ……。でも、なんらか、すごく気持ち……くてぇ……」

「ふむ……」

 もしかしてこの部屋に何かあるのだろうかと考える蜻蛉切だが真相はわからない。おまけに、佳澄が絶頂したからと扉の様子が変わらないことも確かめる。

 そんなことを蜻蛉切が考えているとは考えもしていない様子で、佳澄は惚けたような表情を浮かべて腰を揺らし始めた。

「あ、ふあ……あ、あっ……蜻蛉切さぁ、ん……んっ」

「どうした? 胸だけでは物足りないか」

「ん……ん、もっと、したいの……でも、まら出たくなくて……ふ、あ……」

 腰を揺らしながら佳澄が困ったように言うと、蜻蛉切が笑みを浮かべた。欲望と自分の感情に素直で愛らしいと感じながら、蜻蛉切は佳澄の身体を軽く持ち上げ、ベッドの上にそっと寝かせて覆いかぶさる。

「膣内で、出さなければいい」

「蜻蛉切さん……ん、あっ! あぁあっ!」

 何のことだろうと佳澄が考えるよりも早く蜻蛉切は動き出し、寝かせた佳澄の脚を開かせその間に移動する。そして、手早く自分の着物を脱ぎ捨て、佳澄の服もあっと言う間に脱がせてしまった。

 そして、先程までの口付けと愛撫で昂ぶり勃起していた肉棒を佳澄の秘部にそっとあてがう。

「あ、ああ……蜻蛉切さん……」

 口付けと愛撫ですっかり濡れていた佳澄の秘部は肉棒をあてがわれるだけで物欲しそうにひくついた。その感触を確かめながら蜻蛉切は数回、腰を揺らして愛液を肉棒に擦り付ける。

「あ、あっ! んんぅ! ん、あっ!」

「はあ……あ……。すまん、我慢できそうにない」

 そう佳澄に告げた蜻蛉切は愛液で濡れた肉棒を一気に膣内へと進ませた。

「んぁああっ!」

 奥まで一気に進んで来た肉棒を受け止め佳澄は大きな声を出す。だが、膣内はその感触を受け止めると歓喜したようにうねり、奥からは更に愛液があふれ出す。

 一旦、奥まで肉棒を進ませた蜻蛉切は深く息を吐き、じっと佳澄を見つめてその頬を撫でた。それから、その片脚を持ち上げ肩に乗せるようにすると、一気に腰を大きく動かし始めた。

「ひゃ、あぁあっ! あ、あああっ!!」

「んっ……!」

 突然の動きに佳澄は驚き声を上げる。奥まで一気に届いた肉棒は深い場所を何度もくすぐるように擦り、それが離れたかと思うとまた戻り、執拗に佳澄が感じる場所を狙ってまた擦り付けられる。

 繰り返される動きに佳澄の快感はあっと言う間に高まり、それに合わせるように膣内は肉棒を何度も強く締め付けた。

「は、あっ! あ、ああ! ふ、あぁあっ! 蜻蛉切さん……あ、あっ!!!」

 突き上げられ奥まで擦られる度に佳澄は声を上げ、蜻蛉切の名前を呼ぶ。だが、蜻蛉切はそれにこたえることもなく、ただ一心に腰を動かし、佳澄の膣内をかき回す。

 溢れる愛液はいやらしく音を立て、膣内を出入りする肉棒に絡み付いてはねっとりした感触を伝えた。

「はあ、はあ……! 奥まで、もっと……! 佳澄!」

「あん! んんっ……ん、あぁあっ! あっ!!」

 腰を動かし続ける蜻蛉切に名前を呼ばれた瞬間、佳澄は背中にぞくぞくしたものが通り過ぎていくのを感じた。そして、嬉しそうに笑みを浮かべて蜻蛉切を見つめる。

「蜻蛉切さん……蜻蛉切さん! 大好き! 好きぃ!!」

「ああ。俺も好きだ! 佳澄!」

「ふ、ああああっ! あ、あっ! あ、や、ああっ! あ……身体……へんぅ! いっぱい、気持ちいい! ひゃ、あっ!」

 見つめられて名前を呼ばれる。好きだと伝えられる。言ってしまえばそれだけのことなのに、佳澄の身体はそれだけのことで一気に快感に震えた。そして、その快感に耐え切れないように佳澄が背中をのけ反らせると、肉棒を埋めたままの膣内が大きく強く痙攣する。

「あぁああああっ! あ、んゃああっ! あっ! やあぁっ! 佳澄……また、またぁあ……あっ!!」

 佳澄の反応と、肉棒を締め付けるような膣内の感触を受け止めた蜻蛉切は深く息を吐くと、今まで以上に大きく腰を動かす。

 突き上げては声を上げ、全身を震わせて膣内をうねらせる場所を狙い、的確に突き上げては腰を引き、また角度を変えて突き上げては佳澄の快感を高めてやる。

「佳澄……もう、すぐ……!」

「は、ふあぁっ! あ、あぁぁあっ! イッちゃう! イクぅ! 蜻蛉切さん! 蜻蛉切さん!!!」

 震える佳澄がいやいやと首を振った。全身はもう何度も震え、もうあと少しで絶頂してしまうと蜻蛉切に伝えていた。

 そして、蜻蛉切がこれ以上ないほど勢いよく腰を突き上げ、子宮口に亀頭がめり込むほどに激しく肉棒を膣内に突き立てた、その瞬間――。

「ひゃ、ぁああああああああっ!!!!!」

「……んっ!」

 佳澄は全身を大きく痙攣させ、絶叫にも似た喘ぎ声をあげながら、蜻蛉切の肉棒を締め付けて絶頂した。

 だが、その強い締め付けを受け止めた蜻蛉切は小さく息を呑んで腰を引く。そして、膣内深くに埋まっていた肉棒は外に引き抜かれた瞬間、その身を脈動させながら佳澄の身体目掛けて勢いよく射精した。

「は、あ……あ、うぁ、あ……ぁああ……あ、なん、れ……」

 溢れ出し、全身に降り注いだ精液を受け止めた佳澄は、絶頂の余韻に震えながらむせ返るような匂いに表情を惚けさせる。

 そんな姿を見つめた蜻蛉切は嬉しそうに微笑みを浮かべると、その佳澄の頬を優しく撫でて唇を重ねた。

「佳澄、もう一度……」

「あ……あ、んむぅ……ん、んぅう……」

 まだ絶頂の余韻から抜け出せない佳澄はぼんやりしたままその口付けを受け止める。薄っすら開いた唇の隙間から蜻蛉切の舌先が進んで来て口内をかき回されても、ただされるままになり何もできない。

「あ……あ、あぁああ……あ、ふぁあ、あぅ、んむう」

 絡めた舌を何度もねっとり絡ませ吸い上げ、唾液を交わらせながら口内を蹂躙していく。先程よりも熱くなっている口内の感触に興奮を高め、蜻蛉切はゆっくり舌先と唇を離した。

「今度は、こちらから」

「あ、う……ふあぁ、あぁああ」

 肩に乗せていた佳澄の脚を降ろすと、その身体を今度はうつ伏せにしてお尻を突き出すような格好にさせる。蜻蛉切はその姿を見つめ、両手で柔らかなお尻を掴むとゆっくり円を描くように揉み始めた。

 まだ朦朧としている佳澄は素直に腰を高く上げるが、少し不安げに蜻蛉切に視線を向ける。

「蜻蛉切さん……あ、の……あ、あぁあ……」

「大丈夫だ。もっとしてやろう」

「あ……ああっ! あぁあっ!」

 佳澄に答えながら、蜻蛉切は掌を動かし始めた。そして、愛液でたっぷり濡れた割れ目に指を這わせると、そのまま軽く撫で上げる。案の定、佳澄は敏感に反応して震え、割れ目が物欲しげにひくついた。

 数回、そこを指先で撫でた蜻蛉切だったが、すぐにそれを止めると濡れた指を舐め、今度は両手でしっかり腰を掴むと自分の方へ佳澄を引き寄せた。そのまま自分の腰を押し当て、まだ半勃ち状態の肉棒を擦り寄せる。

「ふ、あっ! あ……あ、んう!」

 だが、濡れた秘部に触れた肉棒はすぐに完全に勃起する。そして、亀頭を割れ目に押し当てると蜻蛉切はもう一度、佳澄の膣内に肉棒を進ませた。

「は、あ……」

「んんっぅ!! ん、あ……あぁあ……!」

 先ほどとは違い、今度はゆっくりと。まるで、肉棒の形を意識させるように進ませていく。

「ふああ、あ……ああぁあ……! 蜻蛉切さん……ゆっくり、なん、れぇ……!」

「じっくり佳澄の中を感じたいからだ」

 答える蜻蛉切の動きは一向に早くならない。自分の中を進んでいく大きな感触を実感しながら佳澄は羞恥に全身を震わせ、耳まで赤くしながら小さく甘い声を漏らす。

「や、ああぁ……それ、恥ずかし……ひゃ、ああ……!」

「だろうな」

 恥ずかしがる姿を背後で見つめる蜻蛉切は笑みを浮かべ、指先でついっと背中をなぞる。すると、それにも反応して佳澄は震え、背中をのけ反らせた。途端に膣内がきゅっと締まり、奥へ進む途中の肉棒が締め付けられる。

 だが、その程度の締め付けで蜻蛉切は動きを止めることはなく、そのままゆっくり奥まで肉棒を届かせた。

「ほら。これで全部だ」

「ううう……蜻蛉切さんの、いじわるぅ……いつも、こんなのしないのにぃ」

「そうだな。だが、今日はどうも……色々抑え切れん」

 これもこの部屋のせいだろうかと思ったのだが、それはどうでもいいようなことの気がして蜻蛉切は考えるのをやめた。そして、腰を掴んでいた手を動かし、今度は両手でしっかり乳房を鷲掴みにする。

「ひゃああっ! あ、あああ、もう……またぁあっ! あ、ふゃああっ! あ、やらぁあっ! や、やぁあっ!」

 手を動かして乳房を何度も揉みしだき、指先で時々乳首を撫でる。そして、腰を軽く動かし奥を何度も小さく叩くように突き上げていく。それはまだほんのわずかな動きだが、絶頂を迎えたばかりの佳澄の身体には大きな刺激になっているようだった。

「まだ、始まったばかりだぞ」

「ら、って! ふあぁっ! あ、ふ! あ、あぁっ! おっぱい……一緒、や、あっ!」

 胸を揉まれ、乳首を撫でられる度に声は大きくなり、軽い刺激でも膣内は反応して愛液を増やし、肉棒に絡み付いてくる。

 だが、次第に蜻蛉切の動きは大きくなり、肌を叩き付けるように腰を大きく動かしては奥深くへと肉棒を届かせ、その奥を亀頭で擦り上げて刺激させる。

「は、あっ! あぁっ! ふぁ、あぁっ! あぁぁっ!!! 奥……らめ! はげし……の、や、あぁっ! あっ! ま、たぁ! ああぁあっぁあっ!」

 激しさを増して来たその動きに佳澄はまた全身を震わせる。おまけに突き上げられ膣内を擦られるだけではなく、乳房を揉まれ乳首まで扱かれてているのだが、快感は今まで以上のものだった。

 背中をのけ反らせ、何度も乳房を揺らして震える佳澄の快感はあっと言う間に高まり、絶頂はすぐに近くなる。

 だが、佳澄の全身が絶頂に近付き始めたと気付いた蜻蛉切は、肉棒を膣内深くへ埋めるとその動きを急に止めた。そして、胸だけをゆるく揉みながら、うなじや肩口に口付ける。

「あ……ああぁ……! あ、ふぁああ! あ……蜻蛉切さ、ん……んぅう!」

 急に緩やかになった刺激に、今度は物足りなさで佳澄が震え始める。優しい口付けも乳房を揉む掌の大きな動きも、今の佳澄には絶頂できない興奮だけをもたらす。

「どうした?」

「ら、ってぇ……ら、って……こんな、佳澄……! あ、あああ……!」

 腕の中で震える小さな佳澄の身体を見つめて蜻蛉切は笑みを浮かべた。自分の動き一つで反応を変える姿がたまらなく愛しいと、そんな思いを抱きながら突然、指先で強く乳首を摘み上げると、そのまま扱くように刺激し始める。

「ひゃあああああああっ! あぁぁっ! は、ひぁ! あ、そ、れ! らめ! 気持ちぃ! は、ひぁあああぁんっ!!」

 乳房だけでも絶頂できる佳澄にとって、その刺激は強すぎた。お預けにされていた快感は一気に高まり、そして佳澄は乳首を摘まみ、扱かれるだけで三度目の絶頂を迎えた。

 絶頂した佳澄の膣内はそれに合わせて痙攣し肉棒を締め付けたのだが、蜻蛉切の射精を促す程の強さではなかった。

「まだまだ……こんなものじゃないぞ、佳澄」

「え……あ、ぁあ……あ、ふぁあ……っ! あ、ああああっ!」

 乳房から手を離した蜻蛉切は耳元に唇を近付けると低い声で囁く。そして、もう一度腰を掴むと、大きく腰を前後に動かし始めた。

 佳澄の膣内でまた肉棒が大きく動き出入りを始めると、愛液は何度もいやらしい音を立てて肉棒に絡み付き、しっかりと握るような締め付けを与えた。

「は、ふぁあっ! あ、あぁああ、あっ! あ、やら、あ! あ、あっ! あ、らめぇ! ら、めぇええ!!!」

 いやいやと佳澄が何度も首を振る。だが、それは蜻蛉切を興奮させ、腰の動きを大きく激しくするだけだった。

 目の前で震える小さな身体、揺れる大きな胸、突き上げ肉棒を叩き付ける度に愛液を増やし締め付けてくる膣内。目の前にあるもの、味わうもの、佳澄の全てが蜻蛉切の興奮と快感を高めていく。

「佳澄……もっと! もっと、だ……!」

「は、ひぁあっ! あぁぁっ! や、あっっ! む、りぃ! むり……また、すぐ! すぐ、に! は、ふああああああんっ!」

 何度も繰り返される激しさに佳澄はまたすぐに絶頂が近付いてしまう。ガクガクと全身が大きく震えると、それに合わせて膣内は強い締め付けを肉棒に与えた。

 だが、蜻蛉切はその締め付けを受け止めたかと思うと、今度は勢いよく腰を引き抜くと同時に、佳澄のお尻目掛けて射精する。

「ひ! あ……あ、あぁあ……! ひゃあああ、あ……っ!!!」

 そして、肉棒を引き抜かれ射精された瞬間、佳澄はあっけなく四度目の絶頂を迎えてベッドに沈み込んだ。

 お尻に降り注いだ熱い感触に佳澄が震えていると、蜻蛉切はその身体をゆっくり仰向けにさせる。

「蜻蛉……切……さ……!」

「佳澄……」

 自分を見つめる蜻蛉切を朦朧としながら見つめる佳澄だったが、そこにあるギラギラした目を見つめて思わず身を竦める。

 だが、蜻蛉切はそれを気にした様子もなく、佳澄に顔を近付けると貪るように舌先を絡めた口付けを始めた。

「は! ん、んうう! んっ! んんんぅう!!!」

「はあ、はあ……佳澄……っ!」

 ぐちゅぐちゅと唾液を絡ませながら口内を蹂躙し、四度の絶頂で消耗し動けない身体を強引に組み敷き、両脚を広げさせて持ち上げる。

 唾液まみれになった唇を離した蜻蛉切は、ギラギラした目で佳澄を見つめた。

「あ、ああっ! ふぁ、あぅ! う、あぁああ! あ……や、らぁあ……や、あ! む、りぃ……壊れ、ゆぅ……」

「壊れても、俺が傍にいる!」

「ひ、あ! あっ! ふあああぁああっ!!!」

 いつの間にか完全に勃起していた肉棒を、濡れてひくつく秘部に擦り付け、蜻蛉切はそのまま一気に膣内へ進ませた。

 身体の限界が近い佳澄はそれだけで絶頂してしまったのだが、蜻蛉切はそのまま気にせず、腰を落とすようにしながら膣内深くへ肉棒を突き立てる。

「あ、あっ……あ、あぁっ、ああ……!」

「はあ、はあ……っ!」

 もう声を出す余力もないのか、佳澄は膣内をかき回される度に小さく声を漏らして震える。けれど、その中は肉棒が届く度に締め付けを強くし、蜻蛉切を悦ばせていた。

 握り扱くような膣内の締め付けに蜻蛉切は息を吐き、何度も何度も腰を動かす。ぐったりした佳澄の身体を支え、肉棒を深くへ突き立て、膣壁を激しく擦り上げる。

「佳澄……佳澄……!」

 それはまるで、今まで抑えていたものを一気に解放させたような激しさだった。そして、その激しさを佳澄にぶつける蜻蛉切はそのまま肉棒を奥深くへと突き立てると、びくりと大きく腰を震わせた。

 そして、それを受け止める佳澄は全身をガクガク痙攣させると、最後の声を振り絞るように漏らして膣内を締め付けた。

「や、も……あ、あっ! や、らぁ……あぁっ!」

「くっ……う! あ、あぁ……!」

 そして、その締め付けを受け止めた蜻蛉切は肉棒を脈動させると、膣内深く……それこそ、子宮に直接届かせるように射精した。

「あ、ああぁあ……あ……っ!」

 どくどくと注ぎ込まれる感触を受け止める佳澄は全身をピンとのけ反らせたかと思うと、そのままぐったり倒れ込む。

「……佳澄!」

 流石にそれには慌てた蜻蛉切だったが、佳澄は力なくベッドに倒れて気を失っていた。それを確かめると、一先ず安堵の息を吐き、ゆっくり肉棒を引き抜いた。

 肉棒を引き抜いた瞬間、気を失っている佳澄が小さく身体を反応させたので蜻蛉切は思わず苦笑する。

「ふう……ん」

 だがふと、蜻蛉切は部屋の扉に目をやった。すると、そこに書かれていた筈の文章はいつの間にか消えていた。

 蜻蛉切は思わず肉棒を引き抜いた秘部を見つめる。混じり合った愛液と精液が溢れる佳澄の秘部はてらてら輝き、熱を帯びて薄く色付いていた。その様子に思わず唾を呑み込む蜻蛉切だったが、もう先ほどまでのような激しい衝動は襲って来ない。

「やはり、この部屋のせい……だったか?」

 小さく呟いてみても、誰も答えるものはない。ただ、少し乱れた佳澄の呼吸が聞こえるだけ。どういうことなのかと少し考えてみる蜻蛉切だったが、その答えが得られる筈はないと考えるのをすぐにやめた。

 そして、まずはどろどろに汚れてしまった佳澄を綺麗にし、着替えさせることにしようと行動を起こした。

 

 その後、気を失ったままの佳澄と二人で蜻蛉切は部屋を出たのだが……気が付いた後の佳澄にこっぴどく叱られた。

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