胡坐をかいて座る蜻蛉切の膝の上に、佳澄が座っていた。そして、自分の膝に座る佳澄の服の中に手を入れて、蜻蛉切が大きな乳房を揉みしだいている。
服の下に下着はなく、蜻蛉切は大きな掌で佳澄の乳房を包み込み、何度も揉みしだき、時には指先で乳首を摘まみあげたりして、その感触を楽しんでいた。
「は、あ……はあ、あ、あぁ……!」
「もっとか?」
「ふ、ふぁぁ……もっとぉ……」
「ああ……わかっている」
甘えるようにねだる声に笑みを浮かべ、蜻蛉切は頬に口付けて答えてから、一度強く乳房を握った。瞬間、佳澄は背中を小さくのけ反らせる。その反応を確かめてから、今度は優しくゆっくり、柔らかで大きな乳房を揉み始める。
大きな蜻蛉切の掌ですら、佳澄の乳房を全て包み込むのは難しかった。掌からこぼれ落ちる乳房を掴んでは揉みしだき、左右の掌の動きを別々にしたかと思えば、中央に寄せて下から持ち上げて上下に揺らしたりしてみる。
「本当に可愛いな」
「蜻蛉切さぁん……あ、あぁあ……!」
何をされても佳澄は甘い声を漏らし、乳房が揺れる度に頬は羞恥と悦びで赤くなっていく。そんな様子が愛しいと感じる蜻蛉切は何度も掌を動かし、時折前かがみになると頬や首筋に唇を落としていく。そして、優しいその感触に佳澄はまた震えて甘い声をあげた。
二人きりになった時、佳澄が蜻蛉切の膝に座り、そしてその乳房を揉みしだかれる。いつ頃からそうなのか、それはもう二人も覚えていない。だが、こうして佳澄が膝に座り、蜻蛉切がその大きな乳房を揉みしだくのは当たり前のことになっていた。
中央に寄せた乳房を軽く揺らし、硬くなった乳首を指先で摘まみ上げていた蜻蛉切だったが、次第に佳澄が物足りなさを感じ始めているのに気付いていた。荒く弾んだ息と甘い声は変わらないのだが、最初の頃よりもそれが落ち着き始めていたからだ。
それに気付いた蜻蛉切は一旦乳房から手を離すと、腰の辺りに腕を回して抱きしめ、佳澄のうなじに口付ける。
「あ……んっ」
口付けを受けた佳澄は震え、そして次に何をされるかがわかっているようにじっとした。そんな佳澄の耳元に蜻蛉切は唇を寄せ、そしてそっと囁いた。
「こちらを向いて、膝立ちに」
「は……い……」
低く優しい声でそう言われた佳澄は震えながらうなずき、言われた通りに振り返って膝立ちになると、蜻蛉切の肩にしがみついた。その佳澄の身体を蜻蛉切は引き寄せ、自分の目の前に来る状態になった乳房に顔を埋める。
柔らかな感触を顔いっぱいに受け止めた蜻蛉切は思わず頬を緩め、そのまま小さく顔を動かして左右の乳房に当たるようにしてみた。
「ひゃ、あ……蜻蛉切さん……」
そんな蜻蛉切の様子に戸惑う佳澄だったが、顔が動く度に揺れる乳房に、軽く乳首に触れる感触が、背中をぞくぞくと震わせていた。そんな佳澄の様子を上目遣いで見つめた蜻蛉切はニッと笑みを浮かべると、片方の乳首に吸い付いた。
「は……あぁあっ! あ、あ……!」
わざと唾液の音を立ててちゅぱちゅぱと乳首に吸い付いた蜻蛉切は、もう片方の乳房を揉みしだき指先で乳首を摘まんで弄り始める。
左右の乳首を同時に刺激される佳澄はただ震えて声を上げ、蜻蛉きりにしがみつく力を強くしていた。
「あ……ふ、あぁあ……あ! 気持ちいぃ……おっぱい、気持ちいいよぉ……!」
刺激される乳首は硬くなり、少しの刺激でも佳澄の身体は大きく反応してしまう。
何をしても反応する佳澄が愛らしくてたまらない蜻蛉切は一旦乳首から唇を離すと乳房を持ち上げ中央に寄せた。そして乳房の下の方から舌先を這わせてゆっくり舐めあげていく。硬くそそり立つ乳首を避けるように左右の乳輪を交互に舐め回し、唾液で乳房をべとべとにしてから、両方の乳首に一気に吸い付いた。
「は、む……ん、んっ……!」
「あ、あぁっ! あ、おっぱい……ヘンになっちゃ……あ、ああっ!」
されるままに身体を反応させ、震え、声をあげる佳澄は嬉しそうに身体を揺らす。そんな様子を見つめ、蜻蛉切は両方の乳首を強く吸い上げていやらしく音を立てる。
「ふぁあ、あぁ……あ、あぁっ! は……ひぁあ、あ、あっ!」
じゅるじゅると響く音にも佳澄は反応しているのか、先程以上の快感を得ているのは明らかだった。乳房を揺らし、音を立てて乳首に吸い付く蜻蛉切は、その吸い上げる勢いに強弱をつけては笑みを浮かべる。強く吸い付いたかと思うと、口に含んで舐め回す、そしてまた音を立てて吸い付く。
繰り返される刺激に佳澄の意識は朦朧としていた。もう、蜻蛉切が乳房と乳首に与えてくれる刺激にされるままになるしかない。
「もう少し……だな……」
小さくつぶやいたかと思うと、蜻蛉切は両方の乳首を咥えて今まで以上に強く吸い上げ始めた。
「ひゃ、あぁあああっ!!」
その刺激に佳澄は大きく声をあげて腰を震わせる。立っているのがやっとだというほどの刺激に震えて声をあげ、崩れ落ちそうな身体を必死に支えた。だが、中央に乳房を寄せていた蜻蛉切の掌が動き、柔らかな感触を揉みしだきながら乳首を吸い上げられた瞬間、佳澄の全身を今までにない快感が通り過ぎていく。
「あ……っ! あ、ぁああっ! も……だめぇ! だめぇえ……!!」
そして、絶叫にも近い声をあげて佳澄は全身を震わせ、背中をのけ反らせながら絶頂してしまった。背中をのけ反らせた瞬間に蜻蛉切の唇から乳首が離れ、乳房が大きく上下に揺れた。
絶頂を迎えた佳澄の身体をしっかり抱きしめた蜻蛉切は、また自分に背中を向けさせるように膝に座らせると優しい表情を浮かべた。
蜻蛉切にもたれながらぐったりする佳澄は、唾液で濡れた胸を上下に動かして乱れた呼吸を整える。そんな様子を見つめた蜻蛉切はまた耳元に唇を寄せる。
「満足できたようで何よりだ」
低く優しい声に佳澄は小さく震え、自分を抱きしめる腕にそっと触れながら上目遣いで蜻蛉切を見つめ、そして小さくうなずいた。
その様子に満足げに笑みを浮かべる蜻蛉切だったが、着物の下では既に自身の肉棒がはちきれんばかりに立ち上がっていた。その行き場を失い、少し物足りない思いはあるのだが、佳澄が満足なら良しとしよう……そう思った。