地味女子がふたなり精子で神頼み ~この子は私のおいなりさんだ~ 作:ごぼう大臣
オリジナル:現代/ノンジャンル
タグ:R-18 ガールズラブ ふたなり 獣人 神様 ロリ 中出し フェラ キツネ ロリおね のじゃロリ
すると奈々の目の前に、狐の特徴を持つ妙な女の子があらわれる。チャコと名乗る彼女は神様であり、信仰を集めていた昔はとんでもない美女だったという。
奈々はそれならと改めてふたなりを取るよう頼むが、それを叶えるためにはもっと力が必要らしい。要求された力の源はなんと……精液!?
おとなしく精をささげれば良い事ずくめだと言われ、しぶしぶ従った奈々であったが……!?
「お願いします! 私のふたなりちんぽを取ってくださいっ!!」
ある日の夕暮れ、ひと気のない鬱蒼とした森の奥で、一人の人物がそう叫んだ。目の前には小さな祠が置かれている。
その祠に向かって必死に手を合わせているのは、見たところ14、5歳の少女だった。ブレザーの制服とチェックのスカートを着て、髪型は肩の手前まで伸びたショート。染めてもいない真っ黒で、角眼鏡をかけている。地味ではあるが、外見からは変わったところは見当たらない。
しかし、"ふたなりちんぽ"とは一体どうした事か。その少女は誰もいない周囲をそわそわと見回すと、自身のスカートをゆっくりとたくし上げた。
するとそこには、驚くべきものが鎮座していた。スカートの下の白いショーツ。しかしその中はモッコリと膨らんでいる。
そう、まるで男性器のように……。
――ふたなり。それはこの世界において、十数年前から増えはじめた特異体質である。何故だか生まれつき一部の女性に男性器が生えており、どちらの性器も問題なく機能するのだ。
この祠に祈る少女……
「ああもう!
奈々は自身のふたなりちんぽをペチペチと叩きつつ叫んだ。刺激に反応した竿がぴくりと頭をもたげる。
その単純さにため息をつき、彼女はスカートを戻して顔をおおった。そしてやりきれないといった様子でぶつぶつと独り言を言い出す。
「……もうやだぁ……学校じゃすぐ勃起しそうになるし、オシッコする時は何も出さないくせして、オナニーは両方しないとおさまらないし……神頼みでもしないとやってられないよぉ……」
しだいに奈々の声は沈み、泣きそうになっていった。彼女のふたなりの悩みは、それほど深刻だったのである。
医者にも頼ってみたが、現在はふたなりに対してまだ不明な点が多く、無理に取ってしまうのは危険という事だった。それを受け、両親も『あまり気にするな』とアドバイスするだけだった。
……そうして奈々がたどり着いたのが、この祠だった。ところどころ崩れた木造の小さな祠のそばには、苔むしたお稲荷さんの像が鎮座している。
ご利益を期待する者など誰もいない、管理されているかも分からない寂れたそれに、奈々はふらりと祈ってしまった。特に理由はない。たまたま学校から近く、神頼みできそうな場所がここしか無かっただけである。
奈々はため息をつき、ボンヤリと空を見上げる。茜色だった空は少しずつ薄暗くなり、カラスが間延びした声をあげながら飛んでいる。念のため、再び自身のふたなりを確かめたが、何も変わっていなかった。
「こんな場所に来てもムダかぁ……帰ろ」
そう言って、奈々は祠から背を向けてトボトボと歩き出す。しかしその時、背後から不意に声が聞こえた。
「こんな場所とはなんじゃ。こんな場所とは」
「へ?」
思わず奈々が振り返ると、いつの間に来たのか祠のそばに一人の少女が立っていた。背は140センチ半ばほどで、せいぜい中学生ていどだろうか。
「…………?」
奈々はその少女をジッと見つめる。とつぜん現れたからというのもあるが、その少女の格好がどうも奇妙だったのである。
まず、彼女は上に
ただのコスプレ変質者ではない。身綺麗な事からもうかがえたが、そう感じた理由は他にもあった。
(……狐?)
そう、その少女には、なんと狐を思わせる尻尾と耳があったのだ。腰の後ろからはふんわりとした先の白い尻尾が、それも七本ほど生えている。そして頭のてっぺんには、これまた毛におおわれた三角の耳がぴんと立っている。両方とも作り物ではないようで、時折ぴくんと細かく動いている。
奈々がいつまでも観察していると、その狐少女はしびれを切らしたように言った。
「これ、なんとか言わんか。神聖な祠をけなしおって」
「あ、はい。すいません……」
「まったく、ひさびさに客が来たかと思えば、無礼な娘じゃ」
奈々はあわてて頭を下げる。古風な口調ではあるが、声は普通の子供だった。目だけで上げて少女を盗み見ると、色白の可愛らしい顔でぷくっと膨れている。
奈々はおそるおそる顔を上げると、少女にたずねた。
「あの……あなたは?」
「ん? なんじゃ知らんのか?」
「……はい」
まさか、という風に目をしばたかせる少女であったが、奈々にはまるで心当たりがなかった。少なくとも彼女の人生において、こんな風に動物の特徴を持つ人物は見た事がない。
すると少女は「ふーむ」とつぶやき、腰に手を当てて胸をはってこう言った。
「よく聞け、ワシの名は
得意げに言い放つ少女……。しかし、奈々はポカンとして眉をひそめている。しばし沈黙があり、少女、もといチャコはあわてて奈々に詰め寄った。
「なんじゃその反応は。少しは敬わんか」
「や、だって……え? つまりお稲荷さんって事?」
「……まあ、そんなんでいいじゃろ。とにかく! 神様なんじゃから
白衣の袖をぱたぱたと振りながらチャコはそんな要求をする。しかし奈々から見て、神らしい威厳などはどこにも感じられなかった。むしろ小柄の体型や整った容姿からは、子供の可愛らしさが存分に漂う。
どうにも信じられず、奈々は遠慮がちに確認する。
「本当に神様なんですか?」
「むー、まだ疑うのかお主は」
「いやだって、見た目は子供ですし……」
「これは時代が移って、信仰が不足しとるんじゃ。昔は男がこぞって付き合いたがる美女だったんじゃぞ」
「はあ……」
ぷんすことそう主張するチャコ。奈々は生返事をしながらも、嘘つきには見えないし、こんな狐とのあいの子みたいな人間がいるワケないかと思い直す。
その時、チャコが奈々をジッとにらんでこんな愚痴をこぼした。
「しかも……何を言うかと思えば、"ふたなりちんぽを取って"じゃと?」
「あ、それは……」
「はっ、バカらしい。
「はぁっ!?」
自らの悩みを信じないチャコへ、奈々は怒りをにじませる。そしてスカートをまくり上げ、自身のふたなりちんぽを見せつけた。
「見てみなさいよ! こんなもんが生えてる気持ち、アンタに分かるの!?」
「……む?」
パンツのふくらみを見て、チャコが目をしばたかせる。そしてその姿をしげしげと眺めた。
「作り物じゃ……ないのか?」
「本物よ! 疑うなら……さ、触ってみなさいよ! ほら!」
ムキになった奈々は、チャコへ歩み寄ってふたなりを突きつける。対格差があるので、自然とチャコの目の前にちんぽが来るハメになる。
「ふーむ……」
ところが、チャコはそれを嫌がりもせず、むしろ興味深そうな目で見つめる。奈々がその違和感に気づいた瞬間、チャコの手がふたなりへと触れた。
「ひゃぅっ!?」
ためらいなく局部を触られ、奈々は思わず声をあげる。しかしチャコはさらに睾丸などをふくめてあちこちを撫で回しはじめる。
「や……ちょっと……」
奈々は制止しようとしたが、チャコはなんとスカートの下にもぐり込み、ふたなりに顔を近づけ、匂いまで嗅ぎだした。鼻先が触れるくすぐったい感触と、すんすんと鼻を利かせるかすかな音に、奈々は吐息を漏らしそうになる口をあわてて押さえた。
「ん……んん……」
悩ましげにうなり、スカートを持っていた残りの手を離す。するとチャコの頭にスカートがふわりと被さり、その眼前にたくましく隆起している何かの形をあらわにした。
スカートを持ち上げる、高々と天を向くふくらみ。それは言うまでもなく、奈々のぺニスであった。チャコに弄られ、匂いまで嗅がれ、それは意思と裏腹にあっけなく勃起してしまっていた。
「……なるほど、確かに本物のイチモツじゃ。とんでもない時代になっておるな」
「はーっ……はーっ……」
チャコはスカートから顔を出し、もっともらしく頷く。その目の前でスカートを持ち上げたぺニスが物欲しげにビクビクと震えた。
奈々が大きくかぶりを振り、チャコへとあらためて要求する。
「ね、分かったでしょ? さっさとこのちんぽ取ってよ!」
「ん、あー……それはじゃな」
じれったそうに言った台詞は悲痛なものだった。しかしチャコは歯切れ悪く目をそらす。
「……すまん。今のワシには無理じゃ」
「なっ、なんでよ!?」
「見ての通り、信仰不足でこんな姿じゃ。お主の願いを叶えてやれる力はない」
「そんなぁ……」
チャコの言葉を聞いて、がっくりと奈々は落胆する。せっかく神様に会えたというのに、どうにもならないとは。日暮れの風が、寒々しく彼女の胸を突き抜けていった。
だが、見るからにしょげてしまった奈々へ、チャコはこう続けた。
「だが、ゆくゆくはどうにかなるかも知れぬ」
「えっ!?」
希望に顔を輝かせる奈々。チャコはその表情と、それから奈々のふたなりを交互に見て、何故かうっすらと笑って言った。
「力を回復させる方法は信仰だけではない。"精"を集めるというのもある」
「精……?」
「人間の生命力の事じゃ。例えばお主の精液とかな」
「えぇ、精液ぃ!?」
奈々は仰天して後ずさる。しかしチャコはクスクスと笑いながら距離をつめ、不敵に問う。
「嫌ならよいぞ? かつて生け贄にやったように、血や生き肝をもらうのも手じゃ」
「血や、生き肝って……」
「意地は張らぬ方がよい。ワシだって残酷な事はしたくないさ」
チャコは愉快そうに目を細め、奈々の答えを待つ。その目つきはどこか妖艶に見えた。
同時に、チャコはハナから奈々のふたなりが目当てなのだと、奈々自身も気づく。チャコが口の端からキバをのぞかせ、念を押した。
「悪い話ではないじゃろ? お主は気持ちよくなれて、ワシは力を回復させる。そうすればお主の願いは叶うという寸法よ」
「~っ……分かったわよ」
とうとう奈々も観念し、スカートを外してパンツを下ろした。それらを地面に落とすと、勃起したふたなりが完全にあらわになる。
「くっ……」
「くく、そう恥ずかしがるな。なかなか立派じゃなぁ? ん?」
「う、うるさいっ……」
チャコにからかわれ、羞恥に頬を染める奈々。長さ15、6センチほどの平均的ちんぽが、興奮を表すかのようにびくんと震える。その先端は少しだけ皮をかぶっていた。その上ではハンパに手入れをされた陰毛があり、根本の睾丸は風にふかれてフルフルと揺れている。
チャコはそのちんぽに顔を近づけると、竿を優しく擦りながら言った。
「安心せい。久しぶりではあるが、これでも崇められていた身じゃ。人の扱いは心得ておるよ」
チャコはそう言って、先っぽの皮を指先でむくと、カリの部分をそっと弄りだす。それと同時に、竿の方にちろちろと舌を這わせた。
「あひっ……」
奈々の体が大きく震える。気をつけをして両手をかたく握り、反応をこらえているようだった。
それを楽しげに見上げつつ、チャコは舌と手の動きを大きくしていく。
狐の長い舌でもって、亀頭全体を舐めあげていく。カリから先端までゆっくりと舐め、あるいは鈴口を舌先でつついたりと、焦らすように敏感な部分を何度も刺激していく。
手の方もぬかりなく、根本から先まで撫でるようにしごいたかと思うと、急に裏筋のあたりを重点的に擦りあげたりと、緩急をつけて奈々のぺニスを刺激していった。
「ふっ、ふぁ、やぁ……あっ、ぁ」
鈴口からつぷっとカウパーがあふれ、小さな水玉ができる。チャコがそれを口で吸いあげると、ぺニスがぴくんと小さく跳ねた。それを見て満足げに微笑みながら、チャコはあちこちに何度もキスを落とす。
「……ぅっ、はぁあは、ん、くぅ……」
奈々はかすかにあえぎながら、チャコの頭のそばで手をわなわなと震わせていた。この頭をつかみ、込み上げる欲望を一気にぶつけてしまいたいという気持ちと、このまま身を任せてしまいたいという気持ちが、奈々の中でせめぎ合う。
それを察してか、狐耳をぴこんと動かし、チャコが奈々へと視線を向けた。
「……ふふん、獣のような目をしおって」
「っそんな、事……」
「お主は手を出すなよ。ワシもひさびさなんじゃから、じっくり楽しませろ」
そう言って、チャコは小さな子供の口をゆっくりと開ける。ぷるんとした唇が動き、その向こうに広がる歯列、舌、そして喉をのぞかせ、奈々のぺニスの先へと迫る。
奈々の心臓がみるみる高鳴る。これからされる事は何か、経験はないが予想はついた。チャコはあっという間に、奈々のぺニスをあむっと口に含んだ。
「はっ、ひあぁっ……」
奈々がか細い声をあげて天をあおぐ。その表情は恍惚とし遠くを見ているようであったが、チャコは気にも留めずに音を立ててぺニスをしゃぶりはじめた。
じゅぷっ、じゅぽぽっ、と卑猥な音を聞かせながら、唇を吸いつかせ、上下に往復させる。その動きが不意に止まったかと思うと、奈々はこらえるような顔で目をつぶった。口内で舌をからませているのだ。今まで味わった事のない口淫というものに、奈々はすぐに魅了されてしまった。
「す、すごいぃ……ぁっ」
「……ぷはっ、どんなもんじゃ」
「……あ、あぅ……」
チャコがぺニスから口を離して得意げな顔をするが、奈々は情けない声をあげてチャコを見る。その目は快楽をねだるようにトロンと細められていた。
よほど口淫に夢中になっていたのだろう。唾液まみれのぺニスは亀頭を真っ赤にふくらませ、痛いほどにそそり立って限界をうったえている。
チャコはそれに手をのばすと、竿にギリギリ触れるように指を這わせながら、その下の睾丸をそっとつかんだ。
「いっ、やん、そこはぁ」
奈々は悩ましげに腰をよじるが、その程度で振り払えるわけがない。二つの玉はチャコの手にすっぽりと収まり、やわやわと揉みしだかれる。少しすれば、奈々はその手に誘われるように自然と腰を前に突き出していた。
「はは、お主の子種が詰まっているのが分かるぞ……。おぉ重い重い」
「……くっ、ふぅ……」
「のぅ、いつもどのくらい抜いておるのじや。毎日か?」
「そっ、そんなん、言えないって……」
「そうか、なら言わせてやろう」
チャコはニヤリと笑い、睾丸を重点的に責めはじめた。手指でタマをころころと転がし、柔らかい袋に舌を這わせる。タマの筋に鼻を埋め、すんすんと匂いを嗅がれると、奈々は羞恥と性感にきつく目をつぶった。
そして、その玉袋がぐいと持ち上げられると、奈々のもう一つの秘所があらわになる。色素沈着でわずかに浅黒く、内側からピンク色の内膜をのぞかせる裂け目。その女性器はすでに透明な愛液をたっぷりと滲ませ、つぅっと細い糸を垂らしている。
「そういえば、こちらは弄っておるのか? 両方あるとなかなか大変そうじゃのう」
「っ……いや、言えなっ、……知らないっ」
「強情な奴じゃな……ほれっ」
「あっ、ああぁ!」
口を割るまいとする奈々の女性器へ、チャコはするりと人差し指を突っ込んだ。チャコが手慣れているのか、指はたやすくもぐり込み、内壁をトントンと軽くたたく。
すると奈々は腰をわななかせ、分かりやすい反応を見せる。それを見て、チャコは指をさらに二本、三本と突っ込み、グチャグチャと音を立てて女性器をかき回した。
「ふくっ、ぁやっ、くひぃ、いんっ」
「それ、素直になれ。こんなにヨダレを垂らしているではないか」
歯を食いしばってあえぐ奈々の秘所を、チャコはさらに責め立てる。指で細かく膣内を探らせ、割れ目がほぐれるようにとねちっこく肉をかき分けた。それが奥へと達した瞬間、奈々はびくんと背をそらし、同時に放置されていたぺニスが勢いよく跳ねた。
「はぁっ、いっ、いぁっ、い、くうぅっ!」
オーガズムに達した奈々が、天に向かって叫ぶ。直後に女性器から、ぷしっと勢いよく潮が噴き出し、チャコの顔にまでかかった。
突然かかってきた体液にチャコは一瞬だけ驚いたが、彼女は責めをやめなかった。愛液を漏らしながらガクつく奈々へ、今度はもう片方の手も使ってクリトリスまで触りだす。
「も、もうめっ、今イっ、いッ!」
奈々はやめるように叫ぶが、チャコはお構いなしだ。ピンと隆起したクリを、指の腹で優しく擦り回す。その度に愛液が分泌されては、止めどなく地面に落ちていく。次第に奈々はまっすぐ立っていられなくなり、中腰になってはしたなく股を広げてしまっていた。
「あぁ、ふあぁ……」
「……ふふ、可愛いのぉ」
だらしない吐息を漏らす奈々を見ながら、チャコはにんまりと笑う。そして視線を、手元の奈々の股間へと戻した。
女性器を弄りはじめてから触れていないぺニス。それにくっついた睾丸が、目に見えて収縮し固くなってきている。射精の準備を始めているのだ。そう感づいたチャコは女性器を弄る手を止め、奈々に視線をやって問う。
「さて、これが最後じゃ。どのくらいの頻度で自分をなぐさめておる? ん?」
「それ……はぁっ」
「答えんと、この
「……っ! や、あぁう、くっ……」
チャコは張りつめた睾丸や、切なげに震える竿に指をすべらせ、回答を迫る。途中で女性器をまたかき回しつつ、残った手で陰茎をしごくジェスチャーをしてやると、奈々の目にはついに涙がうかんだ。
片方はイキ続けているとはいっても、もう片方は焦らされるばかりなのだ。こうなると男性器も満足しなければ快楽は溜まるばかりである。
奈々は弱りきり、目で射精を懇願する。そんな彼女へ、チャコはとどめを刺すようにささやいた。
「素直に言うてみい。ほんの一言しゃべればいいんじゃ」
「うっ……くうぅっ、ふっ」
「気持ちよくなりたいじゃろ……? ほれ、何も考えずに……な?」
チャコの声は幼く、子供がイタズラに誘うようだった。それが性欲と合わさって理性を押しのけ、奈々はしだいに思考が快楽に呑まれていく。
そしてついに、抑制していたものが溢れ出た。
「……にち」
「ん?」
「……にち、です」
「なんじゃ~? よく聞こえんぞ~?」
か細くつぶやく奈々へ追い討ちをかけるチャコ。すると、奈々はもはや泣き叫ぶような声で言った。
「毎日! 毎日ですっ!! おちんぽとおまんこ、毎日一回ずつシコシコズポズポしてますぅっ!!」
「ふはは、そうじゃ。それでいい。はむっ……」
「っ!? あっ! あッ! あああぁァッ!!」
知らず知らず敬語になって白状した奈々に満足げに笑うと、チャコは再び奈々のぺニスを頬張った。先っぽから奥まで唇を密着させて激しく口を上下し、口内ではまた舌をさかんに竿や亀頭にからめる。息をつく間もなくまんべんなしにぺニスへ奉仕され、奈々の頭に電撃のごとく快感が走る。
少し放置されていたのもあって、その悦びはすさまじいものだった。もっと、ずっと味わっていたい。そう思って夢見心地でいた奈々であったが、そんな矢先。
「……ぁ、もっ、もう……? や、だめ……」
性感のただ中にいるぺニスを、何かが込み上げていくのが分かった。その正体を、奈々は知っている。男の性感の最高潮にして、終わりをつげる生理現象。
嫌だ、まだ続けてほしい。頭の隅でそう思うのをよそに、チャコはペースをゆるめずぺニスを舐め、しゃぶり、性感をどんどん高めていく。それにつれて奈々の未練も、はじけようとする体内の衝動を前に消えつつあった。
そして、チャコがぺニスを軽く吸いあげた、その瞬間。
「あっ――」
奈々の下半身に、するどい快感が駆けめぐった。
「あ、イク、出る、出る出るでっ、うぁ、う、うううううぅっ!!」
「んぐっ!? ん、んんっ」
奈々のぺニスからドロドロとした白濁液が飛び出し、チャコの口内に勢いよく溜まっていった。男性が精液を撃ちだす現象、射精である。遺伝子を放つ行為によって本能的にドーパミンが噴き出し、奈々は法悦のおもむくまま大量に精子をポンプし続けた。
無意識にチャコの頭を両手でつかみ、喉奥までぺニスを突っ込んで精を放つ。目をきつくつぶり、半開きにした口からヨダレまで垂らしながら、無心に快感にひたっていた。
チャコは最初こそ奈々のぶしつけな行為に顔をしかめたものの、すぐに放たれる精液をジュルジュルとすすりはじめる。勢いが弱まると自ら奈々の尻たぶに手を添え、ぐいとぺニスを口に押しつけて精を吸い続けた。
「あァ、きもちぃ……あぁー……」
射精したそばから吸引され、奈々はボンヤリした目でうわごとを口にした。やがて一滴残らず吸いつくしたチャコが口を離すと、奈々は呆けた顔をしてその場に膝をつく。
「はぁ、はぁ……」
「んくっ……純粋な男とは違うが、悪くないの」
精液を呑みこみ、賛辞を口にするチャコを、奈々は浅い呼吸を繰り返しながら呆けて見つめる。精を放ったぺニスは力尽きたという風にしおれ、すっかり小さくなっていた。
「チャコ、ちゃん……」
「おっ?」
射精の余韻、虚脱感。それらで胸がいっぱいになった奈々は、思わずチャコにすがりついていた。絶頂を迎えさせられた後から、漠然とした心細さが奈々を襲う。
チャコの言う精をささげたら、もう相手は興味を失うかもしれない。奈々はそれが嫌だった。曲がりなりにも一人では得られない、自慰とは別の悦び。それを神様といえど一緒に分かち合いたいと、彼女は無意識に思ったのだ。チャコは目をぱちくりさせて戸惑っていたが、奈々は腕の力をさらに強める。
しばらくして、奈々は我にかえって離れようとする。が、その背をチャコがポンポンとたたいた。
「……少しイジメすぎたかの。よしよし」
「あ……や、その……」
どう解釈したのか、チャコはあやすような口調で言って、奈々を抱きしめ返す。照れてあわてだす奈々をよそに、チャコはこうつぶやいた。
「……ちと暗いな」
そして奈々からそっと体を離すと、片手を軽くかかげる。するとその手のひらから、青白い炎がぽんと現れた。
「きゃっ!」
奈々が驚いて飛びのく。その直後にも、炎はいくつも輪になって出現し、あたりを照らした。
狐火、というものだろうか。青く浮かび上がる不気味な炎のおかげで、視界が一気に明るくなる。
「よし、これで見やすくなったじゃろ」
「は、はぁ……」
肌を真っ青にして濃い影をつくりながら、チャコが得意げな顔をする。そして生返事をする奈々を見ると、つまらなそうな顔をしてアゴをしゃくった。
「何をボサッとしとる。さっさと脱がんか」
「えっ……まだ続けるんですか?」
「当たり前じゃ。お主だけ果ててどうする」
不満げに鼻をならし、チャコは巫女装束を脱ぎはじめる。奈々もそれにならって服を手にかけ、少しためらい、周囲を見回した。
「安心せい。ここ五十年ほど、夜のこの場所に人は来ぬよ」
クスクスと笑ってチャコが言う。さらに精を要求されているというのに、何故だか嫌悪感はなかった。下半身を露出した体は、むしろ内からじわじわと熱くなってきている。
そしてチャコに振り向いて、奈々はハッと息をのんだ。
ちょうど、彼女が着物を脱いでいるところだった。しゅるり、と衣ずれの音がして袴が下ろされると、昔の様式にならってか下着のない下半身があらわになる。
(あっ……)
それが目に留まった瞬間、奈々の視線は釘づけになった。シミ一つない、白くなめらかな肌。腰のラインはほっそりとしながらも女性らしい広がりを備えつつあり、そこからしなやかな脚がのびている。無駄な脂肪がない流れるような脚線美は、華奢ながらも健康さを感じさせた。
そして、その脚を付け根にむかって目で追っていくと……奈々の視線は、自然と
自分以外では、家族のものでもまじまじと見た経験はない。皆がふだんから秘し、他人に見せないようにしている大事な場所。
チャコのそれは剃ったのか生えていないのか、なだらかな丘を形作るだけの無垢な姿だった。黒ずみもせず真っ白で、陶器のようになめらかであった。正面からは、かすかにだが女性としての割れ目が見える。奈々は先ほど射精したばかりでありながら、腰奥にずくずくと込み上げるものを感じていた。
「ん? なんじゃ、気になるか?」
上衣を脱いでいたチャコは奈々の視線に気づき、ばさりと全裸になって胸を張った。上半身はまだ子供らしさが強く残り、やせっぽちであった。腹にはほとんど肉がつかず、乳房もかろうじて膨らみがある程度だ。しかし、その膨らみの頂点のつぼみは若々しい桃色で、つんと上向いて存在を主張している。全体から抜けない幼さと、その中で光る成熟のしるしは、どこか背徳的な魅力があった。その裸身を青白い狐火が照らし、怪しく闇に浮き上がらせている。
「……はっ、はっ……」
知らないうちに、奈々の息は荒くなっていた。会ったばかりの少女に惹かれ、自分から服を脱いでしまう。
乱暴にブレザーを取り、ワイシャツのボタンを外していくと、白の地味なブラジャーがあらわれる。ホックを外すと、Cカップほどの乳房が顔を出した。
チャコとは違い、これといって特色のない裸身。背丈も普通で、痩せても太ってもいない、どこにでもいそうな体型。奈々は小振りな乳房と毛の残る陰部を手で隠し、興奮しつつも恥じらっていた。
そんな彼女をながめ、チャコは穏やかに笑って言った。
「悪くない体ではないか。ほれ、もっとこっちへ来い」
「……はい」
すると、チャコの七本の尻尾が左右に分かれ、ほぼ半分ずつ腰に沿うようにして奈々へと伸びていく。チャコを中心として、それらはまるで花弁のように広がった。
その花弁に誘われる虫のように、奈々はフラフラと歩み寄る。ただ「来い」としか言われていないのに、彼女の頭にはある明確な命令が届いていた。
地面に両手をつき、四つん這いになって小さなチャコの股へと顔を近づける。おそるおそる舌を突き出す奈々の頭を、狐の尻尾が左右から押さえこんだ。
「むん、むうぅっ!?」
女性器を口に押しつけられ、奈々はくぐもった声をあげる。そんな彼女へ、艶のある声が降ってきた。
「ほれ、しっかり舐めろ……。全体をじっくりとな」
それを聞いた直後、奈々はペロペロとチャコの秘所を舐め回す。舌でまんべんなく股にすべらせ、独特な匂いや味を気にせず奉仕する。チャコの尻尾がその頭を包み、臭気と熱気がたちのぼったそばから籠っていった。
「へっ、へっ……」
犬のような呼吸を繰り返しながら、奈々はますます熱心に秘所を味わう。舌先で割れ目のふちを広げるとさらに強い匂いが鼻に届いたが、今の奈々にとってはむしろたまらない芳香に思えた。
ぴちゃぴちゃと舌を鳴らしながら、奈々が上目遣いにチャコを見る。悦んでいてくれるだろうか、彼女はいつの間にかそんな期待をいだいていた。
すると見下ろしていたチャコが気づき、微笑んで言う。
「その調子じゃ。苦しくはないか?」
「……はい」
奈々はとろけたような目で答えた。すると、チャコの尻尾がいたわるように彼女の頭を優しく撫でる。
先ほどチャコと抱き合った記憶が、彼女の脳内によみがえる。互いにハグし、アイコンタクトし、気遣いを感じながら体を許す感覚。それは奈々がこれまで味わった事のないものだった。目の前の可憐な神様が、初対面とはいえ本当に尊い存在に感じられる。
「よし、この辺でいいじゃろう」
「あっ……」
頭を押されて引き離され、奈々は悲しげに眉尻を下げる。口周りに愛液をきらめかせながら、物欲しげにチャコを見上げる。
すると、チャコは呆れ半分に笑い、すとんと腰を下ろして言った。
「お主にはハナから技巧など期待しとらん。望めばこの先で仕込んでやるがの」
「仕込んで……」
「と、今はそれより――」
そこでいったん言葉を切り、チャコは奈々の目線の下、四つん這いになった腹の下あたりに何やら手をかざす。その手から、ふわりと白い煙のようなものが漂いたした。
「わっ!?」
驚いた奈々は煙のゆくえを追う。日がとうに沈んでいるので、それはハッキリと闇に浮かんだ。ふわふわと煙は伸び、奈々の腕の間をぬけ、胸と腹をなぞり、ある場所へと到達した。萎えた状態でプラプラとぶら下がる、奈々のペニスへと。
「……あっ!? ああぁ!」
白い煙が、ペニスに蛇のように巻きつく。その瞬間、奈々は目をむいて上体を跳ねあげた。
全裸の体をブルブルと震わせながら、奈々は自分のペニスを見る。それはさっきまで小さくなっていたとは思えないほどに、ムクムクと頭をもたげている。竿に血がめぐり、手のひらに収まる程度だったそれはまたたく間に膨張して、びんと天を向く。
真っ赤な亀頭をむき出しにして猛るペニスの根本では、奈々の可愛らしいふぐりが少しずつ縮んでいた。見た目では分かりにくいが、奈々にはその精巣のうごめきが手に取るように感じられた。煙が染み込むようにタマの中に消えると、睾丸が熱くうずき、急速に精子をつくりだす。それは沸騰するように、上へ上へと沸き上がる。
女体の、秘密の場所を求めて。
「ふーっ……ふーっ……」
「どうじゃ、神の力は。今のちみっこいワシでもこのくらいはできる」
元気になった奈々のペニスを見てチャコはえっへんと胸を張るが、とうの奈々はそれどころではなかった。股間の興奮はもとより、こらえるように手をにぎり、鼻息を荒くし、目をらんらんと光らせている。
その原因は言うまでもなく、目の前に全裸でいるチャコである。奈々の視線がチャコの肢体や愛らしい顔に容赦なく突き刺さる。
その視線を嫌がりもせず、むしろ満足そうに受けて、チャコはゆっくりと地面に背をつける。そして脚をM字に開くと、その中心を両手で見せつけるように割り開いた。
「あっ……!」
それを見た瞬間、奈々は四つん這いのままチャコへと飛びついた。チャコの頭の横に両手をつき、熱を帯びた体で覆いかぶさる。
チャコの秘裂を見ると、先ほど舐められたおかげかキラキラと潤んでいる。それにいきり立った切っ先をあてがい、奈々はふと、チャコの方を見た。
両目をいっぱいに見開き、相手をジッと見つめる奈々。対してチャコは、余裕そうな笑みをたたえて言った。
「ほれ、どうした……? 精を求めたのはワシじゃ。遠慮せず来るがいい」
「……っ」
そして、チャコは奈々を迎え入れるように両腕を広げる。その瞬間、奈々がほぼ間を置かず、勢いこんで腰を突き出した。
「うッ!」
チャコが短いうめき声をあげると同時に、スパンッ! という快音が祠のあたりに響きわたった。ついに挿入を果たし、二人はきつく目をつぶって震えている。
「……くふふ、やはり、久しぶりだと効きよるわ」
「あ、あぁあう……すご、キツうっ……」
チャコはわずかに表情をこわばらせながらも、接合部を見つめて楽しげに笑った。しかし、奈々はといえばそうはいかない。背をそらして突っ込んだ姿勢のまま、目と口を半開きにしてうわごとを口にしている。
奈々の味わっている淫穴、チャコの膣の感触はすごいものだった。男性器を押し返すかと思うほどキツい締めつけでありながら、ただキツいだけではなく壁のヒダでくすぐるようにペニスを愛撫してくる。
神の膣だからなのか、それとも奈々の経験のせいなのか、とにかく奈々は少しも動けず、女性器の快感におぼれていた。
やがて、チャコがそんな奈々の尻をぺちんとはたく。
「ほれ、何を呆けておる」
「だ、だってぇ……わたし、はじめて……」
「……はぁ、しょうがないヤツじゃの」
チャコはため息をつくと、自らの腰をゆっくりとくねらせた。その瞬間、奈々がガクンと腰砕けになる。
「ま、待って。動かな、ぁっ」
「こうでもしないと事が進まんじゃろ。それとも、もう降参か?」
「は、ぐっ、そんなぁ……」
チャコのからかうような笑みと、どんどん高まる射精感に奈々はぐっと歯がみする。そしてどうにか、自分からぎこちなく腰を振りだした。
「はっ、はっ、はひ、くぁ」
「んっ……そうじゃそうじゃ。どうせなら派手に童貞を捨てるがいい」
へこへこと腰をくり出す奈々を見ながら、チャコはご満悦だった。技術も慣れもないブザマな動きをしながら、奈々の表情は恍惚としだし、視線すら定まらなくなる。
やがて姿勢が保てなくなったのか、奈々はチャコに向かってがばりと倒れ込む。そしてチャコを胸に抱いた姿勢でしがみつき、少しずつ下半身の動きを強めていく。
「チャコちゃん……チャコちゃんっ」
「ちゃんと"様"をつけんか。いちおう神様じゃぞ」
「……はい……チャコ様、チャコさまっ!」
チャコの言葉にあっさりと従い、奈々は相手の細い体へ一心不乱にペニスを打ちつける。衝動のままにパンパンと高い音を響かせて少女に欲望をぶつけ、また媚びる姿は、二つの意味で犬のようであった。
激しく擦れ合っていた結合部からはさまざまな液体が分泌され、じゅぷじゅぷと淫靡な音が鳴り出す。すっかりサカリのついた奈々は音だけでも興奮するのか、もはやチャコを見もせずにひたすら腰を動かした。目はとろりとして、口から言葉にならないあえぎ声を途切れ途切れにもらしている。
「あぁ、あー……はぁう、あぁっい、いぃー……」
「…………」
夢中になっている奈々の声を頭上で聞いていたチャコは、少々つまらなさを覚える。彼女が自尊心の強い神であるという点をのぞいても、セックスにおいて片方だけが盛り上がるのは失礼にあたる。
チャコはこっそりと視線を動かし、奈々が動くたびにふるふると揺れている乳房を見た。てんで意識の向いていないそこへ、チャコは静かに手をのばす。
「ひゃあっ!?」
突如、奈々がすっとんきょうな声をあげる。あわててそこかしこを見ると、両乳首をチャコにつままれているのに気づいた。
「あまり退屈させるな。……ほう、もう固くなっているではないか」
「あっ……チャコ様、まって……やっ、あっ」
我に返った奈々が動きを止め、腰を引いて逃れようとする。しかしチャコは手をゆるめず、興奮で大きくなった突起をさらに激しくもてあそぶ。
「ほれほれ、つつくのがいいか? それともつままれるのが好みか?」
「ふうぅっ……く、んぁ、そ、そんなにされたら……だ、めっ」
「ダメ? 神様に指図するのか? ん?」
「ごっ、ごめんなさっ……いぃんっ!!」
チャコは乳首の先を指の腹でくりくりといじめたかと思うと、つまんで引っ張り、また軽くつねったり潰したりとさまざまに奈々を攻めたてる。そのたびに奈々はあられもない声をあげ、腰の動きをにぶらせる。
そこまできて、チャコは指を乳首から離す。奈々は名残りおしそうな顔をするが、それもつかの間。今度はその乳首をあむと口に含んだ。
「やっ、吸わないでぇ。もう、むりっ、ぁ」
「ん……ちゅ、ワシの
「……それも、いいかも……ぁ、まってやっぱり、あっ!!」
ペースを上げる気のない奈々の胸を、チャコはちゅうちゅうと音を立てて吸いあげる。そうされるうちに、奈々は幼子を抱いているような妙な気分になってくる。
「もっと、もっと吸って。かわいいよぉ、あったかいよぉ」
「ったく、ふぬけおって。いつまでもそうしているなら……」
息も絶え絶えに、今にもイキそうな顔をしている奈々。しかし、そんな彼女へチャコはさらに追い討ちをかけた。
チャコの尻尾がソロソロと、奈々の下半身を左右から包んだかと思うと、チャコの下半身へ強制的に押しつける。
「あっ、おぉ――」
奈々は背筋をそらして言葉を失ったが、チャコは放さない。七本の尻尾が奈々の意思に反してグニグニと尻を押し、強制的に動かしはじめる。
尻尾はそれぞれが細かく縦横無尽にうごめき、奈々の体を人間ディルドさながらに扱った。左右に回して膣内を刺激したかと思うと、小さく連続で焦らすように突かせたり、チャコが満足するためにあらゆる動きを強いる。
一方、奈々の方はみるみる表情をこわばらせ、こらえるように歯を食いしばった。慣れもテクニックも積んでいない彼女は、チャコを悦ばせる動きをするたびに何倍もの大きな比率で快感を受けるはめになるのだ。
気づけば睾丸が引き締まり、ペニスが熱をもってぐんぐんと膨張する。その興奮を見てとったチャコは、意識の飛びそうな奈々にイタズラっぽく問いかける。
「どうした? 苦しそうな顔をしおって」
「……だってぇ……あっ」
答える間にも、奈々の射精寸前のペニスはビクビクと震える。腰だけをプロ男優さながらに動かされながら、奈々はどんどん泣きそうな顔になっていた。
しだいに目に涙まで浮かべる奈々へ、チャコはこうささやいく。
「そんな情けない顔で果てられたら、ちと張り合いがないのう」
「……えっ?」
すると、チャコの尻尾が拘束をとき、奈々の体は自由になる。とまどって相手を見つめる奈々へ、チャコは言った。
「最後くらい意地を見せい。思いきりやった方が気持ちがよいぞ」
「んっ、きもち……いい……」
もはやうつろな目をした奈々であったが、快楽を追い求める意識だけは残っていた。尻尾の後押しがなくなった分、刺激が減ったのがもどかしくなった奈々は、無我夢中に腰を振りたくりはじめる。
「はっ、はっ、はぁぐ、いき、ぅ」
「はは、そうじゃ。その調子……んっ!」
荒々しくなった奈々の様子にほくそ笑むチャコ。奈々は再びチャコに覆いかぶさり、押さえ込む姿勢でペニスを突き上げはじめた。その勢いは最初の時よりもいっそう激しく、奈々はチャコの両手首をつかんで獣のようにひたすらピストンを続ける。パンッ、パンッと肌のぶつかり合う音が立て続けに鳴り響き、チャコもしだいに脚を跳ねあげて反応を示すようになった。
「はっ! はあっ! はあっ! くっ!」
やがて、奈々の動きが速く、そしてピストンの間隔が短くなってくる。いよいよ限界が近いのだとさとったチャコは、性感によって艶のかかった声でささやく。
「いい具合じゃ……。その気になれば、お主の子を孕んでやろうぞ? くくく」
「はら、んで……。ふっ、ぐぅっ、うっ!」
「や、んっ。あは、もう、あさましい奴め……」
『孕む』という言葉が出たとたん、奈々が荒い息を吐いてチャコを抱きしめる。もはや高まる性欲に取りつかれ、自分をおさえられなくなっていた。
チャコは一瞬だけとまどったものの、自由になった両手を奈々の背に回して身をまかせた。もう一切の駆け引きもなく互いに性愛を分かち合い、一つになろうとする。
「あ、チャコさま、チャコさまっ! もう、いく、いっ……あっ、あおぉっ」
「はっ……よいぞ。好きなだけっ、ワシの
「でる、でるっ、でっ……あ、あっ、ああああぁッ!!」
……ほどなくして、奈々のペニスが大きく脈動し、ぶびゅ、びゅううぅっと盛大に白濁を放出する。奈々はチャコをさらに強く抱きすくめ、フワフワした獣耳に頬をすりつけた。
膣内に生暖かい体液が勢いよくかかり、チャコも全身を震わせる。相手のエクスタシーを受けてうち震えながらも、チャコは膣を優しく締め、奈々の精液を導きだし、そして受け入れていた。
「すごぉ……チャコさまの、チャコさまのこぎつねおまんこ、きもちぃ……あぁー……」
全身をもたれかけながら、奈々はうわごとのようにチャコへ賛辞を送る。体中に汗をにじませ、ぜいぜいと息をしながら射精の快感にひたっていた。チャコの膣内からペニスを一ミリもぬかず、吐息に合わせて何度も何度も、未練がましく精をもらす。それは結局、ざっと三分ほども続いた。
「ん……ふぅ……」
奈々の射精がようやくおさまると、チャコは奈々の背中をいたわるように撫でる。そして相手の胸に顔をうずめたまま、チャコはこう声をかけた。
「……よく頑張ったの。一回目でけっこうな量じゃな」
「あ……ありがとう、ございます……」
奈々がいまだ体を起こせずに口だけで礼を言うと、同時にペニスがぴくんと反応する。誉められた喜びが、無意識にふたなりを震わせていた。
「……そうじゃお主。名はなんと?」
「あ……綾瀬 奈々です」
「そうか……奈々か」
チャコは復唱してうなずくと、抱き合ったまま目線を奈々へとよこす。そして疲れ果てた相手に響くような甘い声で、こうささやいた。
「のう奈々。これから毎日、ここに通う気はないか?」
「へ……毎日ですか?」
「ああ。さっきの分だけでは、力を取り戻すのに到底たりんのじゃ」
チャコは一瞬くやしげな顔をして、奈々に試すような視線を送る。その目はどこか、遊びに誘うような気色があった。
その誘いに、奈々の思考はたやすく動く。というより、ペニスが。
萎えかけていたペニスが頭をもたげるのを膣内で感じ、チャコはあらためて奈々をジッと見る。
「……この時代に、信徒はまだ奈々しかおらぬ。人肌も恋しい……ダメか?」
「…………」
すがるように、チャコの目尻が下がる。それが精を吸収するための演技かもしれないと、奈々はなんとなく察していた。
ただ、それだけではない気もしていた。肌を重ねて少なからず情がわいたせいもあるだろうが、目の前のチャコは、どうしてもそんな狡猾な輩には見えない。
ぺたんと伏せた狐耳、うるんだ瞳、すがりつく腕。なにより今、奈々がケガ一つしていないという事実もある。
そこまで考えて、奈々はある推測をした。もしや生け贄のようにしてやると脅したり、はたまた焦らして遊んだりしたのは、神様をきどった振るまいに過ぎないのではないかと。実際は、チャコは寂しがり屋で少しだけ価値観がズレているだけではないかと。
もしそうだとしたら、拒む理由はない。奈々がチャコへ抱いている気持ちは、親しみと、内面への興味と、それから……。
「……毎日は無理かもですが……来てよければ、何度でも」
「……ふふ、感謝する。完全に復活したあかつきには、奈々の願いをきっと叶えてやろうぞ」
チャコは人懐こく笑い、奈々に体を擦り寄せた。奈々もゆっくりとそれを抱きしめ、安らかに微笑む。
……たとえ、チャコに利用されていようとも構わない。自分だって百パーセントではないにしろ、チャコの体が目当てなのは間違いないのだから。
そう内心で割りきった奈々は、いつしかふたなりを消してと願ったのを忘れかけていた。
――
……そして、何日かたった頃。
「……ほぉー、今ではこんなモノまで売っておるのか」
「あ……チャコ様、あんまり見ないで……。恥ずかしいです」
夕暮れ。例の森の祠の前に、チャコと奈々はいた。奈々は制服のスカートを下着が見えるほどにつまみ上げ、チャコはそうして晒された下半身を興味深く見つめている。
奈々がはいていたのは、腰回りの部分が前後で結んだヒモでつくられ、レースつきの三角形の薄い布の下は、前も後ろも透けてほぼ見えてしまっているという、過激な下着であった。しかも秘所と尻が、あろう事かわざと開けたとしか思えない布の分かれ目によってパックリと丸出しになる構造の、いわゆる股割れショーツであった。
前の分かれ目は奈々の睾丸のふくらみによってパンパンに張っており、その下からは女性器からの分泌液がとろとろと太ももをつたい、きわめつけにペニスが小さな布を眼中にないとばかりに押しのけて雄々しくそそり立っていた。
「ワシにはよく分からぬが、こういうのが流行りなのか?」
「まさか……ヘンタイみたいな下着ですけど、思いきって履いてきたんですよ……。気づかれないように」
「……なぜ、わざわざ?」
目をそらして答えた奈々へ、チャコはわざとらしく問いかけた。現代の下着には疎いチャコであったが、奈々の淫靡な表情から、その真意は手に取るように分かっていた。
赤面して言いよどむ奈々であったが、やがてうつむいて小さく答える。
「えっと、それは……」
「それは?」
「チャコ様に、喜んでほしくて……」
その答えを聞いた瞬間、チャコはしてやったりという笑みを浮かべた。そして奈々のすぐそばまで歩み寄ると、上目遣いにそっとささやく。
「……ならば、たっぷり応えてやるかのう。その心がけに」
「あ、ありがとうございます……っ! ……あ、あっ!」
奈々のいやらしい下着からのぞく二つの性器を、チャコはそっと撫でる。するとそれだけで奈々は歓喜の鳴き声をあげた。
「チャコ様……チャコ様ぁ。もっと、もっとしてください。スケベな信徒のふたなり、いっぱいイジメてくださいいぃっ!! ああああぁっ!!!」
ほどなくして、その森中に奈々の媚びた嬌声が響き渡った。それは理性を保っていながら、快楽のためにあえて世間知らずの神に体をささげた、淫らなメスの声であった。
『ふたなりのままも悪くないかも』。奈々はチャコの温もりに酔いながら、ボンヤリとそう思いはじめていた。