知らん間に友達が『えっちな』TSメスケモ怪人になってたわ 作:蓮太郎
牧場の朝は早い。まず起床してから家畜の餌やりをはじめ、ついでに掃除といった感じになる。
だが、眠らない男がここにいた。
「『レイ』ー、また朝っぱらから一人で働いてるの?」
「やることがないからな。あと、『掃除』も済ませておいたぞ」
「ふーん、命知らずもいたものねぇ」
牛に餌を与えている男に対して、やってきたのは人間ではなかった。人間のシルエットをしていると言ったらそうなのだが、体毛は毛深い茶色で全身に生えており、狸を彷彿させるようなカラーリングをしている。それだけでなく顔も獣の狸のようなものに人の髪が生えており、狸の太い尻尾や大きなおなか、さらに乳も巨大である。
そう、彼女は狸の怪人である。獣人と言わないのはその身に特異な力を宿した元男であるからだ。
「ま、それなりに有名になっちゃったってことよねぇ。『レイ』が相手だから楽に逝けたと思うけど」
「…………怪人になったら理性のタガが外れやすいからな。もはや街は地獄のようなものだし」
そう、この世界はもう温かさを失い始めていた。
街は人間の突然変異から誕生した怪人に溢れ、働かなくなったもの達は物資の奪い合いを始めていた。
弱者は淘汰され、強者が牛耳る世界になってしまったのだ。ただし、生産者の一部は生き残っており安全を確保された上で強者に保護されていたりするので完全な崩壊までには至っていない。
この牧場もそうだ。ただ一つ他と違うことを言うと、この牧場の従業員は全員強者ということだ。
「電気で一瞬で死ぬのと体を切り裂かれて苦しんで死ぬのはどっちがマシなんだろうな」
この男も大狸も強者、その中でもトップクラスの強者である。
「そ・れ・よ・り、私の
大狸がドスドスと男に近寄り、手を掴んで自らの下腹部に触れさせる。
今更ながら服装の話だが、男は作業着に対して大狸の服装は白衣にふんどしのみ、しかもその豊満な胸を乳首も隠さずさらけ出している。
怪人故か、複乳ではなく単純に乳は二つしかないのだが、羞恥心を忘れた性豪の者となってしまったのだ。
「あのなぁ…………昨日あれだけヤったのにまだヤる気か?」
「ふふふ、私の体力を舐めてもらっては困る。元々の私を思い出してくれたなら分かるだろう?」
「…………そうだったな。お前、怪人以前に超人だもんな」
この大狸が強者であり、トップクラスと呼ばれる理由。それは狸怪人として妖術を使うだけではなく、怪人になる前からこの男はスーパーマン顔負けの強靭すぎる肉体を持っていたからである。
今は見る影もないほど出た腹や大きな乳と毛皮で覆われているが、脂肪を取り除けば眠っているのは突然変異の筋肉である。なお、普通に触っても柔らかい毛皮と脂肪でそこまで届かないのだが。
そして、その肉体に恥じない体力も有しており何十時間
「全く、盛るにしても場所を考えろよ。牛が見てるぞ」
「だからこそ興奮するの」
「…………分かったよ!お前は変なところで頑固だからな」
「断ったところで無理矢理、だからのぅ」
「そのばあさんみたいな口調やめろって。同い年だろ」
くつくつと悪い顔で、発情した様子を見せながら笑い、男はため息をつく。
仕方ないとはいえ、彼女の体は良くも悪くも煽情的で勃起もやむを得ない。
この男には正確な肉体は存在していない。その正体は電気の塊といったプラズマウィスプといったよう『兵器』なのだ。
しかし、『レイ』という人間の人格と記憶があるため『レイ』という男の姿を取っており、記憶から体の隅々、口腔やら尻の穴まで再現されている。
もちろん人格には多少薄れているとはいえ性欲も残っており、作り出された肉棒も射精機能はないとはいえ機能はしている。
もちろん、サイズは自由に変更可能。特に大狸は大きいサイズを所望する。
ズボンを下ろすとそこには一般サイズよりも大きな肉棒、大きさにして30cmもある特大サイズである。
「そうそう、これこれぇ♡」
じゅるり、と涎をすする音を立てながら男の肉棒を触る。
本物と見劣りもしないソレは疑似的にとはいえ血管を浮き上がらせ熱を持つ。大狸は慣れた手つきで肉棒をしごきながら自身のつけていたふんどしを引きはがす。
毛皮に隠れているとはいえ、股の間から透明な液体がつらつらと垂れて準備は万端、いざ尋常にと言ったところである。
「さあ、おっぱじめるとするか♡」
「さっさと終わらせるぞ」
身長差がたしょうあるため、大狸が少しかがみ、自らのマンコをそそり立つ肉棒へと挿入させる。
「おっほ♡やっぱり触手なんかよりも『レイ』のちんぽの方が気持ちいいのぉ♡」
「それは、お褒めに預かり光栄だな!」
「おお゛ん♡こいつはキクぅ♡」
挿入してすぐガンガンと腰を振り巨大な肉棒は大狸の膣内を激しくこすり付ける。
普通に人間よりも強靭である彼らは普通よりも遥かに超えた速度で激しく盛りあう。
「おっ♡おっ♡おっ♡もっと早く突いてぇ♡」
「これ以上の速さでヤったら小屋が壊れるわ!」
もう既に音速の速さで突いているのだが、彼女にとってはまだ物足りないらしい。
「おほっ♡そろそろイクぞ♡んんんんっ♡」
だが、少々物足りないだけで絶頂することは可能だ。
興奮が頂点近くまで達した大狸は男を強く抱きしめて獣のような声と共に大狸は潮を吹く。
「…………満足したか?」
絶頂したことを確認して男は聞いた。その答えを分かっているはずなのに。
「まだまだ足りるわけないでしょう♡もっともっと、あと20回くらいはヤるぞ♡」
「だろうな。だけど…………」
男はちらっと後ろを見ようとする、が大狸の体が大きすぎて後ろを見れない。ただ、男の身体から発せられる電磁波レーダーによりこの家畜小屋に2人増えてることを知っていたのだ。
「へいへいへいへい、朝っぱらからお盛んだね!」
「おうおうおうおう、何勝手にいちゃついてるんだ?」
そこにはハエ叩きを持った兎怪人とハイエナ怪人がいた。
兎は笑顔ということはわかるが目が笑っていない上にぶんぶんとハエ叩きを二刀流で素振りしていた。
ハイエナはぺちぺちと鞭のように動かしながらゆっくりと先ほどまで盛んだった2人に近づいていく。
「…………言い訳させてもらうと先にこいつが」
ドロン、という音と共に大狸が煙のように消える。
「…………………………………………」
ぱしゅんっ、という音と共に残された男は雷になって消えた。
「逃げたぞ!追え!」
「抜け駆けはダメなんだぞー!」
こうして朝っぱらから追いかけっこが始まる。
これが日常、男(兵器)一人とTSメスケモ三匹の新しい日常である、