「つまり――おじさんはえりなをレイプすべきだと思うの」
えりなが部屋から逃げ去った後、アリスはとんでもないことを言い出した。
「いや待て、アリスと合意でそういうプレイをするならまだしも……」
「うん、分かってる。レイプは言い過ぎたけど、んー、なんていうか……免罪符?」
アリスは小首を傾げた後、こう続ける。
「私やおじさんもそうだけど、あの日から、私たちの体ってすごくエッチでしょ?
えりなもそうなんだよ。だから分かるの。こんなの、我慢してたら気が狂っちゃう」
あの日とは、神様からお告げを受けた日のことだろう。
改めて言葉にすると狂信者だが、実際にそうとしか思えないのだから仕方ない。
「でもえりな、意地っ張りっていうか、意思が強いから、気が狂うまで耐えちゃうんだよ。
だからおじさんに男らしく押し切って欲しいっていうか……
えりなに『強引にされたから仕方ない』っていう言い訳をあげるべきだと思うの」
なるほど、言いたいことは分かった。
えりなの性格上、俺に抱いてと懇願はできないだろう。
いとこ伯父ながら血縁もあると言えばあるし、俺も手は出しにくい。
しかし、このままだと……
「このままじゃ、あの子なにするか分からないよ? そこらの男と行きずりの関係で妊娠とか」
「それはダメだな。せめて誠意ある恋人でないとダメだ」
あの発情っぷりを思い出すと、本当にそんな真似をするかもしれない。
「でしょ? だからせめて、えりなのことを大切にしてくれる男の人と結ばれないと。
えりなも、おじさんのこと気に入ってるはずだもん。でなきゃあんなフェラしないよ」
確かに、えりなのフェラは凄かった。
俺の逸物をしゃぶり、味わっただけで、何度も絶頂していたらしい。
「だから、ね? えりなを助けると思って。もし怒られても私がフォローしてあげるから」
アリスは『お願い』と手を合わせてウインクをした。
「それは、まあ、他に選択肢がないなら仕方ないが……アリスはいいのか?」
「あら、私に義理立てしてくれてるの?」
「当たり前だろう。最初から責任取るつもりだ」
アリスはぽっと顔を赤くすると、軽く俺の胸板にパンチしてから、咳払いする。
「まあ、なんというか……」
アリスは、えりなを追いかけるためか、服に袖を通して、こう言った。
「同じ土俵に上がってくれなきゃ、私もえりなに勝てないでしょ?」
○
翌朝――昨夜を思うと気まずい。
なんて思うが、よく考えればアリスと関係をもって以来毎朝のことだった。
しかしその日の朝は、意表を衝く異変が起きた……
「……味が」
「ん? えりな? どうかした?」
今日も朝食の準備をしてくれているアリスとえりな。
二人の会話に奇妙な空気を感じて、食器の準備をしていた俺も目を向ける。
えりなは味噌汁の味見をしており、どこか呆然とした顔をしていた。
そしていま一度、小皿から味噌汁を呑み、入念に確かめると……青い顔でこちらを見る。
「味が……しません……」
俺とアリスも、目を見開いて硬直した。
えりなが、震えながら塩や砂糖を慌てて口にする姿を見れば、冗談じゃないのは明白だった。
「陰性だそうだ」
その後――検査結果の連絡を受けた俺は、電話から口を離して、えりなに伝えた。
「「はぁ~~~っ」」
えりなとアリスは、安堵の吐息をつく。
味がしなくなるというのは代表的な症状だったので、すぐにそっちを疑った。
即座に検査を依頼、薙切家のコネが働いたのか即日で結果が届けられたのだった。
「もぉー、えりなってば! びっくりさせないでよ!」
「ご、ごめんなさい。でも私だって驚いたんだから……」
アリスがえりなに抱き付いて涙目になっている。
状況が状況だったので、今日は二人とも学校を休んだ。
当初は登校する予定だったので、二人とも制服姿のままだ。
俺も『濃厚接触』があったので職場に連絡、休みをとったが、取り越し苦労だったようだ。
「でも、それはそれで変だな。なんで味が分からなくなったんだ?」
えりなの味覚が失せたのは本当なのだ。
えりなも、いまも醤油を舐めて確かめている。
「分かりません。分かりませんけど……っ!」
えりなはふと気付いたように俺を――正確には俺の股間を見ると、顔を赤くして目を背ける。
いや、確かに昨夜はここを口にしたけど、味覚に問題が起きるってことはないだろ普通。
「はは~ん」
しかしアリスは、何か察したように、目を猫のようにしてニヤニヤと笑う。
「な、なによ?」
「いやー、なんとなく想像が付いたなーって。実は私も、最初のときの翌朝は、ね♡」
「っっっ!? ……そ、そうなの?」
「えりな見たいに『他の味が分からなくなる』ってほどじゃなかったけど、なんかこう『登録』されたっていうか……♡」
なんだかガールズトークみたいな空気が展開している。
「どうした? 心当たりがあるのか?」
「おじさまには関係ありません!」
えりなが赤い顔で俺を追い払おうとする。
「えりな? 関係あるかないかで言ったら、誰よりもあるよ? むしろ原因だよ?」
「アリス!」
原因と言われて首を傾げる俺に、アリスが世間話のような口調で――こう言った。
「えりな、おじさんの精液の味が忘れられなくて、他の味が分かんなくなっちゃったみたい」
「きゃあああぁぁぁっ!!」
えりなが真っ赤になってアリスの口を塞いだ。
そのままキャットファイトに移行、アリスを窒息死させようとするように口を押さえ込む。
姉妹喧嘩ならぬ従姉妹喧嘩も微笑ましいが、アリスに助けを求められたので、えりなを羽交い締めにした。
「落ち着け……というか、いまのどういう意味だ? え? そんなことあるのか?」
俺が知らないだけで、女性の舌にはそんなことが起きるのか?
「いや普通は無いだろうけどねー。なんでかな? 私もえりなも味覚鋭いせいか、こう……ね?」
ね? と言われても困る。
「離しておじさま! その子の舌を引っこ抜いてやるんです!」
えりなは閻魔大王みたいなことを言い出して、俺の拘束から抜け出そうと手足をバタつかせる。
「ていうかえりな? その状態、おじさまに襲われる五秒前みたいで、ちょっとエッチだよ?」
アリスに指摘されて、えりなは俺に羽交い締めにされていることを再確認。
こちらを振り返ったえりなの顔が真っ赤になり、唇を震わせて涙目に。
思わず手を離すと、えりなは昨夜のように部屋から掛けだし、自室に逃げ込んでしまった。
「ね? 結構分かりやすいでしょ? えりな」
「まあ、それはいいんだが……味覚のこと、大丈夫なのか?」
「んー、私は『慣れたら』自然と治ったし、えりなもそうじゃないかな?」
アリスは妖しい笑みで、唇をぺろりと舐める。
つまり、本当に、俺の精液の味が強すぎて、しばらく他の味覚が圧倒されていたと?
二人の味覚や心理がそうさせるのか、あるいは神様に『つがい』とされたことも噛み合ったのか。
どちらにせよ、時間が解決してくれる問題ではあるようだ。
「おじさん。今日は私、先に寝るから……えりなのこと、お願いね?」
「ああ……二股かけても、一緒にいてくれるか?」
「っ♡ おじさん次第、かな?」
アリスはそう言って、俺とキスをする。
条件反射でお互いの体が盛り、俺の股間もいきり立つ。
「おじさん……えりなを襲う前に……私で、練習しておく?」
答えなど決まっていた。
○
――えりな――
部屋に戻ったえりなは、気が狂ったように自慰をしていた。
手元にあるのは伯父の私物だ。
盗んだ下着、洗う前のシャツ、先日アリスとの情事で使われたティッシュ。
服を脱いで伯父のシャツを着て彼シャツ状態となり、匂いに包まれる。
伯父の精液が包まれたティッシュを伯父の下着に包み、鼻に当てて噛み締める。
何か危険な薬物でも服用しているかのように、えりなの全身が淫靡に燃え上がった。
「ふぐっ♡ おじさまっ♡ ふぁぁ♡ おいひぃ♡ おじさまの味、ちゃんと分かる♡」
下着越しに精液を包んだティッシュを噛むと、伯父の匂いが鼻と口に充満する。
それだけで軽く達したえりなは、下着の中に指を差し込み、膣内に深く中指を挿入していた。
手付きは激しく素早い。無意識に、えりなは自分の膣内をいじめ抜く。
「だめっ♡ おじさまぁ♡ 私までっ、アリスみたいに……っ♡ んあっ♡ ああぁぁっ♡」
独り言を呟きながら、伯父の下着を口に含む。
自分の唾液で濡れたそれを、口の中で転がす。
唾液に溶かされた伯父の味が、えりなの舌から脳を痺れさせた。
「はあ……っ♡ もっと……欲しいです、おじさまっ♡ 私の身体に、あなたの味を……っ♡」
布団の上で四つん這いになり、お尻を高く上げて誘うように腰を振る。
指が奥深くまで出入りして、背後から伯父に犯されることを思い浮かべる。
アリスと伯父の情事を見て以来、連日の自慰は激しくなり、とうとう処女膜も破ってしまった。
それでも伯父の味を忘れられず、彼との交わりを想わずにいられず、自己開発を続けていた。
(狂ってる♡ 私の体、もうおじさまの味に狂ってるぅ♡)
胸や秘所といった性感帯どころか、味覚まで、伯父のそれを想って他を忘れている。
――アリスと同じようにされたい。
――襲われたっていい、犯されたっていい、辱められたって構わない。
そんな自分の本性は、もう嫌というほど思い知っている。
「っく、あああぁぁぁっ♡」
そして絶頂する。
一度の絶頂では足りないから、手を止めずにまだ自分を責め続ける。
ここまで淫らになっても、自分から媚びたり誘ったりしないのは、えりなのプライドゆえだ。
そのプライドだけが、自分を自分たらしめる最後の防波堤である気がしていた。
でも……そんなプライドに、意味なんてあるんだろうか?
「はぁ、はぁ、はぁ……っ♡」
息も絶え絶えになったえりなは、布団の上で茫洋と天井を見上げる。
指先で舌を舐めると、不思議なくらい自然と、えりなの胸中に答えが浮かんだ。
(もう……無理……♡)
ひとたび認めたえりなは、体をざっと清めた後、服や下着の選出を始める。
アリスが部屋を訪れて、自分に機会を与えたのは、その後のことだった。
○
その日の晩、俺はアリスに言われて、部屋で待っていた。
風呂に入ってしばらく後、部屋の襖が開かれる。
「失礼します、おじさま」
作法に則って、軽く開いてから、手を沿えて大きく開く。
そこに表われたのは――薄く透けたネグリジェに身を包んだ、えりなだった。
「えりな……」
西洋の妖精が表われたかのような気品に、思わず目を丸くする。
和室で座椅子に腰掛けていた自分の方が場違いに見えてしまいそうだった。
えりなは何も言わず、お盆の上に徳利とお猪口を乗せて運ぶ。
「どうぞ……」
そして俺の隣に膝を付くと、座卓の上にお猪口を置いて、手に取らせた。
促されるまま猪口を手に取ると、えりなが楚々とした仕草で徳利を取り、お酌をしてくれる。
とりあえずぐいっと飲み干す。いつも飲んでるうちの酒だ。
えりなは無言で徳利を差し出し、次の酒を注いでくる。
「その、えりな?」
無言で酒を飲ませ続けるえりなに、三杯目あたりで問いかけた。
えりなは俺の声にびくっと震えると、小さく体を震わせながら、耳まで赤い顔で、口を動かす。
「……て」
蚊の泣くような声で、えりなはもう一度、こう続けた。
顔を上げ、潤んだ瞳で俺を見上げながら。
「全部……お酒のせいに……して♡」
なにを求められているかは、直言しなくても雄弁だった。
「っ!」
俺はお猪口の酒を勢いよく口に流し込む。
そしてえりなを引き寄せると、口内の酒を流し込むように、唇を奪った。
「んっ!? んむうっ!? んっ♡ ちゅ♡」
えりなは驚き、最初は抵抗を示しながらも、徐々に力を抜いていく。
無意識のものか、酒に湿った俺の唇に自ら吸い付き、自然と舌を絡め合わせた。
俺は体をえりなの方に向けて抱き寄せ、華奢な体を両腕で包みながら、貪るようにキスを続ける。
互いの唾液を交換し合い、息継ぎのために離れる時だけ、荒い吐息が漏れる。
「ぷあっ♡ はぁ♡ おじ、さま……」
「飲んだな?」
え? と当惑するえりなの背中を撫でて、できるだけ優しく抱きしめながら続ける。
「お前は酔ってるんだ。酔ってるから、酔ったおじさんに襲われても抗えなかったんだ。
お前は悪くないんだ。いいな?」
えりなに免罪符を与える。
酔った伯父に、酔った状態では、抵抗できなかったのだという、被害者の免罪符だ。
「あ……そん、な……♡」
えりなは意味に気付いて震えるが、その手が俺の背中に回って、返答するよういに抱擁した。
「おじさま……ずるい♡」
潤んだ瞳で抗議するえりなの唇をもう一度奪いながら、俺は彼女を布団に連れ込むのだった。
えりなを仰向けに寝かせて、覆い被さりながら、キスと愛撫を始める。
すると、えりなはすぐに顕著な反応を示した。
「んっ! ちゅ♡ おじさま……そこ、だめぇ……っ♡」
ネグリジェの胸元を開き、首筋から鎖骨にかけて、舌でなぞられるだけで甘い声を上げる。
さらに、服の上から胸や腋の下などにも触れると、ビクビクッと痙攣しながら悶絶した。
口を塞ぐように唇を重ねて舌を送り込むと、えりなの舌が貪欲に絡み付き、唾液を奪っていく。
「ふぁぁぁ♡ おじさまの、味……唾液、おじしゃまの、おいしぃ♡」
俺の唾液を口にするほど、えりなは目の焦点を失っていく。
酒のせいもあるのかもしれないが、えりなは完全に、捕食される女になっていた。
その顔は、アリスとの関係で目覚めた俺のサドな部分を、大いに燃え上がらせてしまった。
「えりな、脱げ」
「ふぇ? あ、でも……」
「言うことを聞くんだ」
「っっっ♡」
少し怖い口調で命じると、えりなは驚きと恐がりを織り交ぜた表情で、耳まで赤くなる。
――後に聞いたことだが、えりなは幼少期から父親に虐待まがいの英才教育を受けていたらしい。
そのせいか父には条件反射で服従していたそうだが、そのように仕込まれた精神が性欲と噛み合って、彼女の中にそういう性癖を生んだのだろう。
えりなは――男に服従させられるセックスに、激しく燃え上がる女だった。
「はい、おじさま♡」
えりなは抵抗を止めて、俺の手に従ってネグリジェを脱がされる。
表われたのはえりなの豊満な肢体と、それを包む潔いまでの黒下着。
白い布団に金髪が広がり、ブラに包まれた巨乳が呼吸で揺れて、湿ったショーツから女が香る。
「言うこと、聞きます、から♡ だから……」
「ああ、たっぷり愛してやるからな」
俺は改めて、えりなの体に手を伸ばしていく。
まずはその豊かな乳房を鷲掴みにして揉むと、それだけでえりなが体を震わせた。
「ひゃうぅぅぅっ♡」
指先に伝わる柔らかさと温かさを感じながら、ブラ越しに乳首を擦ると、可愛い悲鳴を上げて身をよじる。
ブラのホックを外すと、桜色の乳首がピンと足った巨乳が、ふわりと揺れた。
「はぁぁ♡ おじさま、息が……あっ♡」
しばらく見とれた後、慌てずに胸の周辺からキスをしていき、手は肩や足を愛撫していく。
そのたびに、えりなは可愛く悶えて、甘い声でよがり続けた。
「あっ♡ おじさまっ♡ んうっ♡ はぁ、あはぁ♡」
やがて、太ももの内側にキスをして、ショーツに手をかける。
するとえりなは恥ずかしそうにしながらも、腰を持ち上げて協力した。
「おじさま……優しい♡」
俺と目を合わせずに、しかし胸板に顔を寄せて微笑みながら、えりなは俺の行為を甘受した。
手を秘所に運び、ゆっくりと愛撫していく。
指の形を工夫して、クリトリスと陰唇を同時に広く撫でるように。
「ああぁぁっ♡ おじさまっ♡ わたし、おじさまに、包まれて……っ♡」
えりなの体はビクビク震えながらも、俺の腕にしがみついて、もっと深く触れて欲しいというように股間を突き出す。
俺はそれに応えてさらに強く刺激し、同時に胸への愛撫も行う。
すると、すぐにえりなの体が限界を迎えた。
「あ、だめ……イクッ♡ イッちゃいます、おじさまぁ♡」
ガクンガクンと痙攣し、涙を浮かべながら叫ぶ。
そして、絶頂と同時に、大量の潮を吹き出した。
ビシャァッ!
「おおぉ……」
勢いよく噴き上がった飛沫が、布団を汚すと、えりなは羞恥に顔を覆う。
「ひうっ♡ こんなっ♡ やだっ、おじさま、嫌わないで……っ♡」
「いいんだ。女の子はそうなるんだ。嫌いになんてなるもんか」
証明するようにキスをして落ち着かせる。
その間にも、右手は優しく動かし続ける。
「あぁ、ちがう……予想と全然違う♡ まさか、こんな、優しくて、幸せだなんて……♡」
絶頂後で意識がもうろうとしているのか、えりなは驚くほど素直だった。
「入れるぞ。えりなの中に入るぞ?」
流石に堪えきれなくなり、張り詰めた逸物を取り出して、えりなの脚の間に沿える。
えりなは目を丸くして怒張に見入った後、気恥ずかしそうに目線を外して……小さく頷いた。
しかし、俺のモノの先端が、濡れそぼった割れ目に触れた途端、その静かさは打ち破られる。
「ふああっ♡ ひゃうっ♡」
亀頭がほんの少し秘裂を広げただけで、えりなは目を見開いた。
そしてゆっくりと、傘あたりが侵入すると、えりなの体が痙攣して反り返る。
「あっ♡ ああああああぁぁぁぁっ♡」
膣内が一気に収縮して、俺の先端部を締め付ける。
内圧に閉め出されそうになった逸物を、少し押し込むことでその場に留めた。
「大丈夫か? えりな。まだ先っぽだけなんだが?」
「うそぉ♡ だってこんな……あひっ♡ 体中に、びりびりって♡ あっ♡ 動いちゃ――」
えりなを怯えさせないよう、膣口の周辺を先端部だけで愛撫する。
えりなは首を振って悶えた。その反応を窺いながら、少しずつ奥へと進ませていく。
「あぁぁ♡ 入って……くるぅ♡ んああぁっ♡」
やがて、一番太い部分が入り、そこから先はスムーズに進んだ。
根元まで挿入した瞬間、膣壁全体が締まり、内側へ呑み込もうとするように収縮する。
そして、驚くほどすんなりと、えりなの最奥部へと到達、行き止まりにある子宮口へ触れた。
「あああっ♡ おくっ♡ おくにっ、当たって♡ あっ、ふあああぁぁぁっ♡」
えりなが目を大きく見開いて叫ぶ。
一番奥に到達した途端、えりなは体を反らして絶頂した。
完全に、体は出来上がっている。神様のせいか、連日の自慰のせいか、生来の気質だったのか。
なんにせよ、えりなの膣内を埋め尽くしたまま、彼女を優しく抱きしめた。
「全部、入ったぞ? 受け入れてくれたな」
「ふぁ♡ おじ、さま♡ わたし、できた、の……? あう♡ すごい、中で、脈打って♡」
動かずにいることで、えりなは膣内の存在感を噛み締めている。
しかし僅かな身じろぎでも膣内や子宮口が擦れ、その度に短く甘い声を発していた。
「おじさま♡ わたし、もう、充分です♡ 充分、優しくして、もらいましたから♡
おじさまの気持ち、ちゃんと、伝わりましたから……♡」
えりなは自分からキスをすると、俺の首後ろで腕を交差させて、足を絡めてきた。
「だから……して♡ アリスのときみたいに♡ 同じようにして♡
悪い人になってくれるなら……ちゃんと、私を、服従させてくださいっ♡」
俺はその言葉に目を丸くした。
えりなもまた、俺が欲情を堪えていることを感じ取り、許しを与えてくれたのだ。
「怖かったら言うんだぞ?」
「……はい♡」
腰を動かし始める。それを少しずつ激しくしていく。
えりなは目を閉じて、俺の動きに感じ入っているようだった。
「んくっ♡ はぁっ♡ んうぅ♡」
「どうだ? 痛いか?」
「いいえ♡ すごくきもちよくて♡ んひぃっ♡ イッてるのにぃ、もっと、強くされてっ♡」
えりなは目を見開きながら、快楽に溺れた表情を浮かべる。
俺の胸の中に、愛おしさが溢れてくる。同時に、この少女を支配したいという欲望も。
徐々に高まった腰の速度は、もう普通の女なら音を上げるくらいだろう。
えりなはそれでも苦痛を示さない。それどころか自ら腰を動かし、こちらに合わせてすらいる。
「えりな!」
彼女の胸を掴み、手首を掴んで布団に押さえ込みながら、本格的に突き入れた。
「あっ♡ あぁっ♡ すごいっ♡ まだっ、まだ大きくなるっ♡ 気持ちいいの大きくなるぅ♡」
えりなが目を見開く。
俺の肉棒が、最奥部である子宮を越える深さで入り込み、子宮を押し上げていた。
「ふあぁっ♡ そこっ♡ なにかがっ、からだにっ、広がって♡ あひゃあぁぁっ♡」
そのままぐりぐり押し込むように動かすと、えりなは体を仰け反らせ、舌を出して絶叫した。
膣壁が痙攣して、何度も収縮を繰り返す。まるで射精を促すような動きだが、まだ我慢する。
「はぁっ♡ んあっ♡ おじさま深いっ、深いですっ♡ 私のお腹の奥深くに、おじさまがっ♡」
体位を変える。
えりなの体を横たわらせて片足を上げさせ、こちらの肩に掛ける。
えりなは両脚を垂直に開閉され、驚き混じりの嬌声を上げ、続く挿入で乳房を揺らす。
「ふああぁっ♡ これっ、当たり方、変わってっ♡ こんな態勢、はしたない……っ♡」
「可愛いぞ、えりな、もっと感じてくれ!」
「感じて、ましゅっ♡ 最初からずっとっ♡ おかしく、なるっ、くらいにぃ♡ ああぁぁっ♡」
クリトリスを弄ってやると、えりなは上半身を前後に揺らして悶え、俺の視界では左右に揺れる。
「次は後ろだっ、膝を付いて、四つん這いになるんだ!」
「は、いっ♡ あうっ、お尻、撫でちゃ……やっ、キス、キスしないでぇ♡」
従順に四肢をついたえりなのヒップにキスした後、軽く指を食い込ませて尻肉を愉しむ。
「はひっ♡ おしりっ、お手々にっ♡ おじさまのお手々に、食べられてるっ♡
ひゃあんっ♡ 叩くのだめっ♡ いい子にっ、いい子にしますからぁ♡」
軽く音を鳴らした程度だが、えりなはビクッと震えて尻を揺らす。
獣のような、男性に屈服するような姿勢が、えりなの体をより敏感にしていた。
「そうだ。これはお仕置きも兼ねてるんだぞ?
おじさんの服を盗んで、アリスとのエッチを覗いて、おちんぽ盗み食いしたえりなにはな!」
「ああっ♡ ごめんなさいっ♡ おじさま許して――あああっっっ♡」
抜いていた逸物を秘裂にあてがい、入口に沈めてから、一気に奥まで突き入れる。
その瞬間、俺は今まで以上に激しく腰を動かし始めた。
「はっ、激しすぎますぅっ! こんな、いきなりぃっ♡」
「えりなが悪い子だからだ! 悪い子はこうやってお尻をぶたれるんだ!」
パァン! と一発ごとに快音が響くほど、腰を打ち付ける。
這って逃げようとしたえりなの腰を掴んで引き戻し、音を連発させる。
「あひっ♡ んおっ♡ おじっ、おじしゃまっ♡ あはぁっ♡ ゆるしてっ♡
おおっ♡ おゆるし、くだしゃいっ♡ あ゙あ゙あ゙い゙ぐ ぅ゙ぅ゙ぅ゙っ♡」
背後から男が尻に衝突するような抽送に、えりなの声に服従の姿勢がにじみ出る。
「誓え! えりな! おじさまの女になると誓え! この体を俺のものにさせろ!」
「あひゅあううっ♡ なりゅっ♡ なりましゅっ♡ おじしゃまの、ものっ、なりゅう♡」
「いい子だっ。ははっ、本当におまんこが喜んでるなっ!」
隷従を宣言した瞬間、肉棒を通して感じる膣圧が明確に変わった。
こちらの抽送に合わせて蠢くような絡み方、なんとしてでも精を出させようというメスの動き。
流石にそろそろ限界だった。
「出すぞっ、出すぞえりな!」
「はひぃ♡ 出してくらさい♡ おじさまのせーえきっ、あじっ、しきゅーに覚えさせてぇ♡」
呂律が回らないほど感じているのか、舌足らずな声で懇願するえりな。
腕を引いて上半身を持ち上げ、膝立ちにさせた彼女の胸を鷲掴みにして、最後にこう言った。
「――大事にしてやるからな」
「っっっ♡ あああぁぁぁっっっ♡ いくぅぅぅうううっっっ♡」
えりなが凄まじい絶頂に至るのと同時に、彼女の子宮へ精を解き放った。
十分後。
「なあ、えりな……」
布団に座った俺は、脚の間で動くえりなの頭に軽く手を置く。
「味覚が戻ったのはいいが、そろそろ俺のナニを返してくれないか?」
最初の膣内射精からずっと、えりなは猛烈なフェラチオを続けていた。
「ぢゅぷっ♡ちゅぱっ♡ れろぉ……んむっ♡ はぁ、ふぅ……っ♡ ちゅっ、ちゅばっ♡」
一度口から離したかと思うと、亀頭の先端だけを口の中に入れ、唇で竿を扱き始める。
尿道に残った精液を吸い上げ、陰嚢を揉みながらの奉仕に、俺は声を漏らしてしまう。
「いや、気持ちいいんだけどな? 最初の一発からずっと、口ばっかりってのも……」
頭を撫でてやると、嬉しそうに目を細めながらも、彼女は愛撫をやめない。
「だめですぅ♡ 私はもう、おじさまのものだから。だからおじさまのこれも、私のなのぉ♡」
えりなは恍惚とした顔で、一心不乱に逸物を味わい続ける。
「美味しい、美味しい♡ やっぱりこれなのっ♡ 私の中のメスがこれ美味しいって言うのっ♡
じゅぷうっ♡ これが一番なのっ、おじさまの子種が世界で一番美味しいって体が言うのぉ♡
ぢゅるるっ♡ おじさまっ、早っ、もう一回っ♡ えりなの口に精液おかわりくださいっ♡」
既に何度か口でイかされている俺は、少し青ざめる。
なんというか、根こそぎ搾り取られるどころか、血肉まで食われそうな気さえする。
「っぐ!」
「んんんんんっっっ♡ んぐっ♡ ぷあっ♡ はぁぁぁ♡ でたぁ♡
また舌が、おじさまの味に、塗りつぶされて♡ あふぅ♡ 呑み込むの、もったいない♡」
最後の精液を絞り出すと、えりなは口で受け止めた後、舌に溜めてみせる。
零さないよう手で皿を作りながら味わう姿は、ひどく淫靡だった。
だが、流石に片手で数えられる回数を越えると、見とれる余裕もない。
「えりな、お前今後、フェラチオは許可制な?」
「ふぇっ!? そんなぁっ」
今後のえりなとの肉体関係に不安を残しつつ、今宵の情事は幕を引くのだった。
ご一読いただきありがとうございました。
次話で締めようかと思っていたけど、
魅力的なヒロインだし、もう少し長引かせようかな。