週末――千紗希は、祖父と共に家にいた。
「~~♪」
千紗希は鼻歌を奏でながら、昼食の準備をしている。
すると、後ろから声をかけられた。
「千紗希、今日はお前一人か?」
「うん、お母さんはお仕事だって。ごはん、もうすぐできるから」
千紗希は祖父に振り返る。
屈託のない笑顔だが、その頬はどこか紅潮していた。
ニットのワンピースを着た千紗希の姿は扇情的だ。
ニットの下にはキャミソール、下は生足という、肩と太股が出た服装である。
少し屈んだだけで、胸の谷間や下着が見えてしまいそうだった。
男と二人きりのときそんな格好をしていれば、その意図は見え透いている。
「…………」
祖父は、そんな千紗希の肢体に、背後から舐めるような視線を這わせた。
「……っ♡」
千紗希もそれに気付きながら、必死に気付かないふりをしている。
二人とも、なかったことにしたはずの一夜を、否応なく思い出しているのだ。
いまここに、普段は千紗希の『身代わり』となっている日和はいない。
千紗希は祖父と日和の関係を知っているし、祖父も知られていることを知っている。
その上で、千紗希がこんな格好をしているというサインを、祖父は見誤らなかった。
「千紗季がご飯を作ってくれているのか。これは楽しみだなぁ」
「あ……」
祖父の手が両肩に触れてきて、千紗希はぴくりと体を震わせる。
スキンシップと言える程度の接触だ。
しかし、連日のように日和と祖父の情事を覗いてはオナニーを繰り返す千紗希には、大きな刺激だった。
「お前たちには感謝しているよ。きっかけこそ息子の不始末だったが、こうして可愛い孫娘と一緒に暮らせているんだからな」
「うん……私も、お祖父ちゃんと一緒にいるの、嬉しいよ?」
千紗希はぎこちない仕草で味噌汁をかき混ぜながら、熱い吐息と共に答える。
「ぁ、は……っ♡」
話す間にも、祖父は千紗季の露出した肩や首筋を愛撫していた。
千紗希はその指先に快感を覚えながら、何も言わない。何事もないふりをする。
普通なら、祖父の手に性的な意図を感じて恐怖に縮み上がっているといったところだ。その後、母にでも相談して、祖父に嫌悪感を抱きながら距離を置くのが普通だ。
「疲れていないか? 学校でなにか困ったことはないか」
「も、もう……大丈夫、だよ? んっ」
千紗希はそれをしていない。
むしろ母の目を盗むように、祖父と二人きりになる時間を作り、そのときは今日のように無防備な服を着て、甘えるふりをして密着する。
お祖父ちゃん子の孫娘を装った、明らかな誘惑だった。
「はぁ……あっ……♡」
ねぎらう風に肩を揉んでいた祖父の手が、徐々に鎖骨部へ、胸の上辺あたりまで指を進めてくる。
祖父の劣情は明白であり、ここまで触れられて拒もうとしない千紗季も、また然りだった。
千紗季は料理を作る手を止め、おずおずとした様子で、祖父を振り返る。
「ねぇ、おじいちゃん……もうちょっと、時間、かかっちゃっても、いい?」
朝食ができるまで時間がかかる――この雰囲気の中で、その台詞が意味するところは一つだ。
「そうだな。まずは千紗希を可愛がってあげなくてはな」
祖父は好色に笑って、孫娘の体に手を伸ばした。
「んっ♡」
背後から抱き寄せられ、千紗希が甘い吐息を漏らす。
「お、おじいちゃん、だめ……」
言葉では断りながら、千紗希はもどかしそうに体をくねらせる。
「これだけ誘惑しておいてなにを言っているんだ?」
「だ、だめだってば、あれは、無かったことにしようって……あっ♡」
祖父は千紗希の前に腕を回し、豊かな膨らみを優しく撫でる。
「ああ、日和さんとも約束しているからね。もうあんな酷いことはしない。
もっとも……お前は期待しているようだがなぁ?」
祖父が服の上から千紗希の乳首を摘まむと、それだけで千紗季は感じてしまう。
「ふあっ♡ おじい、ちゃ……んっ♡」
千紗季は顔を真っ赤にして、体を震わせた。
祖父の腕に止めるように手を置くが、ただ指を引っ掛けるていどの抵抗しかしていない。
まるで、ちゃんと抵抗はしているという言い訳をするような仕草だ。
「分かるだろう? 私もお前や日和さんと同じように、神様にやられてしまったんだ。
体が、すぐ傍にいる『つがい』と子宝を成せと命じられて、たまらなくなっているんだ」
千紗希の言葉を待たず、祖父は彼女の首筋を舐め上げた。
「ひゃあんっ♡」
千紗希は祖父の腕に抱かれて身をよじり、体重を彼の胸板に預けていた。
神様にやられてしまった――その言葉の意味は、千紗季も身を以て知っている。
むしろ、神の命令に逆らって『つがい』と交わらないことを咎めるように、千紗希はより強い性欲に苛まれ、連日の自慰を強いられている。
「こうして触れ合っているだけで、楽になるだろう? なあ、お互いに助け合うとおもって……」
祖父がワンピースの中へ手を入れ、キャミソールの下から指を差し入れる。
キャミソールの下はノーブラだ。
すこし皺の多い祖父の手指を、乳房と乳首で直接感じた千紗希は――
「あぁぁぁ……っ♡」
ぴくぴくっと、小さく震えてから脱力した。
「そらみろ、ノーブラでお祖父ちゃんを誘惑して、乳首に触られただけでイっているじゃないか」
「ひぅ……だ、だって……」
荒い息をつく千紗希の顔は、蕩けきっている。
「ああ、いいんだ。千紗季はなにも悪くない。家計を握っている祖父に襲われて、それを誰にも相談できない。それでいいんだ。そのついでに気持ちよくなってしまっても、女なんだから仕方のないことだ。お前は被害者なんだよ」
「やっ♡ そんな言い方、ずるい……っ♡」
祖父に愛撫されるたびに体が反応し、子宮がきゅんとうずく。
「ほら、脅されているぞ。言うことを聞きなさい」
「は、い……♡」
千紗希は従順に頷いた。
表向きは仕方なく、祖父に脅されて体を求められる悲劇の少女のように。
しかしその実態は、大義名分を与えられた途端に抵抗をやめた、消極的なだけの淫乱だ。
その本性は、祖父の手が動くと共に、明らかになっていく。
「んんっ♡ おじいちゃんの手、あったかい……おっきい……♡」
服越しに胸を優しく愛撫する祖父の手に、千紗希は甘えたような声を出す。
大きいと評したのは、年齢にしては太く逞しい手指だけではなく、尻に当たる逸物もだ。
それでも祖父はまだそちらを使わず、孫娘のはち切れそうな肢体に手を這わせていく。
「あっ♡ んっ♡ はぁ、おじいちゃん……♡」
「どうした?」
涙目で振り返る千紗希に、祖父は優しく尋ねる。
「その……お願い、直接……触ってぇ……♡」
千紗希は自らニットとキャミソールの胸元を下ろし、93のFという豊満な乳房を露にする。
その先端では桜色の乳首がツンと尖っており、すでに興奮していることを示していた。
「こうか?」
祖父は驚かせるように、千紗希の巨乳を左右同時に鷲掴みにした。
「ふわあああっ♡」
それだけで千紗希は背筋を伸ばし、ビクビクと痙攣しながら仰け反った。
「おお、こんなに感度を高めて。寂しかっただろう? いま苛めてやるからな」
「やっ♡ だめっ♡ おっぱい、いじめちゃ……あああっ♡ そこ、先っぽだめぇっ♡」
過敏になった胸を責められて、千紗希の身もだえが激しくなる。
もみゅ、ぎゅむう! と音が立ちそうなほど強く、祖父の五指は双丘を弄ぶ。
乳首と乳房によるものとは思えない鮮烈な快感が、千紗希を瞬く間に狂わせていく。
「はうっ♡ やめ、て……もう……イっちゃ、うぅっ♡」
千紗希はついに乳首を抓られながら達してしまった。
「まったく、胸を触られただけでこんなに乱れおって、困った孫娘だな」
呟いてから、祖父は片手を千紗希の腹部へと下ろす。
そしてニットの裾を掴んで引き上げると、面積の少ない下着に包まれた秘所を露にした。
むわぁ――と、女子高生とは思えない濃密なメスの香気が立ち上る。
ショーツのクロッチはぐしょ濡れで、染み出した愛液が太ももの内側にまで垂れていた。
「はぁ、はぁ……っ♡」
千紗希は顔を真っ赤にし、呼吸を荒くして、何かを求めるように祖父の手を握る。
「さあ始めるぞ。今日も可愛い声で鳴いておくれ?」
囁かれ、耳を舐められた千紗希は、その言葉の意味するところに背筋を震わせる。
そして――祖父の激しい手淫が始まった。
「ふあああっ♡ すご、いっ♡ おじいちゃんの手ぇ、熱くて、ごつごつで……ふああっ♡」
祖父の手が下着の中で形を組み、秘所全体を巧みに刺激する。
クリトリスを手の平で擦られ、割れ目と陰唇を指で擦られ、膣口に中指の腹が半ば侵入する。
くちゅくちゅくちゅくちゅっ!! という淫らな音が、台所に鳴り響いていた。
「は、はげし……すぎぃ♡ わたし、またっ、ああああっ♡ いくぅぅぅっ♡」
胸と股間を祖父の指に貪られながら、千紗希は愛液を噴いた。
腰砕けになった体が、祖父に支えられ、軽々と抱き上げられる。
思わぬお姫様抱っこに、千紗希は逞しさを感じて、顔を蕩けさせた。
「かわいそうに、こんなに飢えていたんだな。さあ、たっぷり慰めてやるからな」
「はぁい♡」
居間に運ばれた千紗希は、畳部屋の座布団を並べて寝かされ、半裸で祖父を見上げる。
「おじいちゃん、はやくぅ♡」
「これ、おねだりはどうした? 私は日和さんと約束しているんだ。それを破らせるからには、分かるだろう?」
千紗希から強く求められたのだという証拠を、祖父が欲する。
そして、いまや千紗希に、淫らな言葉を恥じるような理性など残されていなかった。
「おじいちゃん……」
千紗希は下着を脱ぎ捨て、ニットの裾を腹の上までまくり、びしょぬれの膣口を見せつける。
「千紗希の、えっちなおまんこを……いっぱい苛めて、気持ちよくさせてください♡」
祖父はズボンを下ろし、怒張した逸物を露出させた。
「ああああっ♡ おじいちゃんっ♡ すごいっ♡ おっきのっ、おくぅっ、きてりゅのぉぉっ♡」
座布団の上で、千紗季が嬌声を上げる。
ここ数日、ずっと祖父とのセックスが忘れられなかった体が、歓喜に打ち震えていた。
「千紗季っ、おおっ、いいぞっ、もっと淫らに鳴いてみろ!」
祖父は野獣のように吠えると、腰の動きをさらに速めて、バックから孫娘を犯す。
パンッ、パァンと肉同士がぶつかり合う音が響く。
「ひゃうんっ♡ 激しすぎだよぉっ♡ 壊れちゃうよおぉっ♡」
千紗季は涙声で訴えながらも、祖父の動きに合わせて尻を振る。
祖父に乱暴に扱われることが嬉しくて仕方がないというように。
「嫌なのか!? 体はもっと欲しいと言っているぞ!? 正直になりなさい!」
「ち、違うもん! 私はただ、おじいちゃんに脅されて……っ♡」
言い訳をする千紗季だが、その言葉に説得力はない。
むしろ、快楽に溺れる自分を必死に隠そうとする姿で、祖父の嗜虐心を煽っていた。
「ほう? ならイかせてやらなくてもよいな」
「え?」
目を丸くする千紗季に、祖父は寸止めでの焦らしプレイを始めた。
乳首を弄っては達する前に止め、陰核を愛撫してはイキそうになったところで手放す。
逸物も子宮口に届かせず、首や背中にキスしながら、盛り上げつつも頂点には運ばない。
「やっ、やあっ♡ おじいちゃんっ♡ こんなのっ、こんなの酷いよぉ♡」
千紗季は初めて体験する寸止めに、気を狂わせ始める。
「はは、もう音を上げおったか。さあ、おねだりする気になったか?」
祖父は、千紗季の耳元で囁く。
その吐息だけでゾクゾクと快感が走り、膣内が収縮してしまう。
「あうぅ。おねがい、します♡ イカせてくださいっ♡ おじいちゃんにイカせてほしいのぉ♡
おじいちゃんのぶっといおちんぽでっ、わたしのおまんこいっぱい感じさせてっ♡」
「いい子だ」
祖父は千紗季の髪を掴んで顔をあげさせ、四つん這いの千紗季は驚いた表情で喉を反らす。
激しい抽送が始まると、犯されている気分が強まった千紗季は、声を我慢できなくなった。
「あぁっ♡ すごっ♡ おじいちゃんのおちん○んしゅごいぃっ♡」
「気持ち良いだろう? もっとしてほしいならおねだりするんだ!」
「はいぃっ♡もっと、突いてぇっ♡ ああっ♡ はげしっ♡」
パンパンパンパン!! と、和室に木霊する肉打つ音。
祖父の逸物が孫娘の膣内を突いている証だ。
「まだ足りん! 男を射精させたければ女も動くんじゃ!」
千紗季は腰を上げて尻を振り、胸を揺らしながら、祖父のピストンに合わせて結合部を擦る。
「ああっ♡ おじいちゃんっ♡ イクッ♡ イッちゃぅっ♡」
「おお、ワシも出そうだ!」
「出してっ♡ いっぱい注いでっ♡ ああぁ――っっ!!」
ドクンドクンと脈打ち、熱い奔流が子宮を満たしていく。
千紗季はその感覚に陶然としながら意識を失った。
○
「ただいまー」
日和が屋敷に帰ってきた。
既に日は沈んでいる。
千紗希は友達と遊びに行くと言っていたし、まだ帰ってきていないだろう。
であれば、屋敷には義父が一人。
朝からずっと自分のことを抱けなくて、さぞや溜め込んでいるはずだ。
帰宅して顔を合わせるなり求められるかもしれない……
その予想に子宮を疼かせながら、日和は少し髪を整えて、屋敷に入る。
「お義父様? お留守かしら? ……っ」
しかし日和は、家の奥から漏れ聞こえてきた声にハッとする。
娘である千紗希の声――それも、甘い官能に蕩ける声だ。
日和は靴を脱ぎ捨てると、恐る恐る、忍び足で、廊下を進む。
「ふぁぁぁまたイクうっ♡ おじいちゃんっ♡ もっとぉ♡ もっとイキたいよぉ♡」
そして見つけた。
「ああ、すごいっ♡ もう何回も出したのに、まだこんなにおっきいよっ♡」
娘と義父が絡み合っている。
娘の秘裂からは、ドロリとした白濁液が溢れていた。
何度も中出しされて、それでもまだ収まらない怒張に突かれている。
(千紗希、お義父様……っ)
日和は思わず口元を押さえた。
障子戸の隙間から、義父と娘のセックスを、呆然と見る。
布団に組み敷かれた千紗希は、祖父に馬乗りになられ、その巨大な逸物を挿入されていた。
「ああだめっ♡ おじいちゃんっ、無理しないでぇ♡ 腰を痛めたら明日から出来ないよ?」
「ふん、侮るでないわ。ほれ、まだこういう腰使いもできるんだぞ?」
「ひゃうんっ♡ 角度、変わってっ♡ あああすごいっ、また新しいイキかたしちゃうぅぅ♡」
千紗希は、ビクビクと体を震わせる。
女の悦びの極地にあることが、見ている日和には分かった。
「しゅごいっ♡ おじいちゃんっ♡ たくましくてっ♡ 上手でっ、意地悪でぇ♡ こんなセックスされたら無理ぃ♡ おじいちゃんから離れられないっ♡ 孫なのにぃ、女にされちゃう! 支配されちゃうよぉ♡」
義父が襲っているだけでないことは、一目瞭然。
千紗希は、祖父とのセックスに完全に堕ちてしまっていた。
「いいぞ、その調子だ千紗季。もっと思うがまま言ってみろ」
固く抱きしめられながら命じられると、千紗希はそれに応えて、祖父の耳元で媚びる。
「はい♡ 私はぁ、おじいちゃん専用のオマンコです♡ だからいっぱい種付けしてくだしゃい♡」
娘の口から出ているとは思えない言葉に、日和は膝を付いた。
祖父に囁く千紗季の表情は、男を虜にして精気を吸い取る妖女のようですらあった。
こうなる気がしたから、日和は娘の身代わりになってきた。
娘の身を守るというよりも、神の手で淫らにされた肉体が、溺れてしまうと分かっていたから。
自分がとっくにそうなっているから、せめて娘だけでも、その泥沼に嵌まらないようにと。
それが、所詮は先延ばしに過ぎないことは、内心で分かっていた。
千紗希はいつも自分と義父のセックスを覗いていたし、彼を誘惑するような行動を見せていた。
日和が身代わりとうそぶきつつ、義父との情交に堕ちていることも、気付いていただろう。
そんな千紗希は――
「……っ」
実の祖父に抱かれながら、その肩越しに日和と目を合わせると、艶然とした笑みを浮かべた。
見ていることを見られてしまった……そのことに、日和の方が動悸に襲われる。
見られて困るのは向こうのはずなのに、なぜか自分の方が気まずい。
千紗季は日和がいることをバラさず、目の前の祖父と熱い口づけを交わす。
そしてそのまま祖父をかき抱くと、こう言い始める。
「おじいちゃん出してっ、私に出してっ♡ お母さんの分まで、私が受け止めてあげるからっ♡」
あたかも、自分は日和の身代わりなのだと言うように、祖父の射精を誘った。
「いいのか千紗希、もう知っての通り、おじいちゃんはとんだ絶倫だぞ?」
「いいのっ♡ わたし頑張るからっ♡ だから、お母さんにはもう手出ししないでっ♡
ぜんぶっ♡ おじいちゃんのエッチな気持ち、ぜんぶ私にぶつけていいからっ♡」
それは、日和が義父に言ったのと、まったく同じこと。
肉親のために身を捧げる悲劇のヒロイン――それを装った、男の独占。
自分がそうしたんだから、私がしても文句はないでしょ? と、千紗希の顔は言っていた。
(ああ、止めなきゃ……止めなきゃいけないのに……)
腰が抜けて体が動かなかった。
何より、この光景を見て、自分の秘所が濡れているのを感じてしまっていた。
千紗希の膣内から引き抜かれる、赤黒いペニス。
それが、自分に向けられることを想像する。
(ダメっ、あれは、私が……私が、しなきゃ……)
「あああっ、熱いぃ♡ おじいちゃんのが、体にぃ♡」
義父が千紗希に射精する。
中には出さず、汚すことを愉しむかのように、千紗希の体に白濁液が掛けられた。
「ああんっ、すっごい量♡」
千紗希は嬉しそうに微笑んで、義父を見つめていた。
「ふぅ……どうだ千紗希、わしの女になる決心がついたか?」
「うん、もう決めたよ♡ わたし、おじいちゃんのお嫁さんになる♡」
千紗季は祖父とキスをしながら答えた。
二人は舌を絡ませ合いながら、互いの性器をまさぐり合っている。
そうして千紗希は、また母が覗き見る方に目を向ける。
日和の姿は、もうそこにはなかった。
廊下に隠れた日和は、目の焦点を失って頭を抱えていた。
(どうして……っ)
義父と娘は狂ってしまった。祖父と孫でありながら体を重ねる『つがい』になってしまった。
せめてその罪深い役は自分がやろうと思っていたのに、自分は日和を守りきれなかった。
(どうして、私……っ)
湧いてくるべき感情があるはずだった。
普通なら激怒や憎悪の感情を、義父に向けるべきだった。
そしてなんとしてでも義父から娘を助け出すのが、母である自分の務めだった。
なのに……ああ、なのに……
(どうして私……あの子に嫉妬してるの!?)
ずるい。
ずるい、ずるい、ずるい……っ!!
日和の中の、母親ではない部分、女としての部分が、そう喚いている。
義父は、彼は、その男は、私のだ――
(ちがう……っ)
私が独り占めしていたのに、私が抱かれていたのに――
(そうじゃない……っ)
取らないで、盗まないで――
(そんなこと、考えてなんか……っ)
千紗希はずるい――若いからって――違う――私の方が胸だって、あそこの締まりだって――なに考えて――私だって彼のことを――いくらでも抱かれてあげる――そうじゃない――お口でもお胸でもおまんこでも好きなだけ――ちが――抱かれたい抱かれたい抱かれたい――私はあの子の――イキたいイカされたいイキ狂わされたい――おかあさ――欲しい欲しい欲しい欲しい欲しいっ!!
(…………)
日和が目から色を失った頃、気がつけば部屋は静かになっていた。
「日和さん、入ってきなさい」
義父の呼ぶ声を聞いて、廊下に隠れていた日和は肩を震わせる。
言われるまま、戸を開いて部屋に入ると、室内には男女の匂いが充満していた。
千紗希は布団の上で気絶していた。
裸で、女子高生の瑞々しい裸身と豊満なスタイルを晒して、湯気を立てている。
目は虚ろ、顔は陶然、体中にキスマークがあり、開いた足の間からは白濁液が流れ出る。
「おとう、さま……」
追及すべきことがあるはずだった。
なぜ千紗希に手出ししたのか、しない約束だったじゃないかと。
無駄な質問だった。
自分がいくら止めても、義父と千紗希の関係は止まらなかった。
始めから無駄な抵抗だったのだ。
だって、私たちは――
「お義父様……私も、してぇ♡」
日和は自らブラウスを開いて、自慢の爆乳を義父の前に晒した。
千紗希のことも、今後のことも、日和がどうしたいかを雄弁に物語る行為だった。
情欲に染まった笑みで、義父が手を伸ばしてくる。
日和はその手を拒むこともなく、むしろ自ら義父の胸へと飛び込んでいく。
日が沈みきった頃、屋敷の一室からは、日和の甘い悲鳴が聞こえ始めた。
やがてその嬌声に、千紗希のものが加わり、いつしか二人の合唱になる。
日和も、千紗希も、もうその関係に疑問も抵抗もない。
だって、私たちは――神様の決めた『つがい』なのだから。
ご一読いただきありがとうございました。
千紗『季』じゃなくて千紗『希』でした。
修正しておきます。