※この作品はR-18です。

プロデューサーは人でなし   作:どろまみれ

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 ・・・


「これと……あ! こ、これも使えるかも……」

「小糸ちゃん、どこか行くの~?」

「あ、ひ、雛菜ちゃん!」

 事務所で荷物をま、まとめていたら。同じくレッスンを終えたばかりの、雛菜ちゃんが戻って来た。
 何か、わ、忘れ物でもあったかな……?

「うーうん。忘れもの、ないよー。小糸ちゃんがしあわせそうだな~って、お話しにきただけ~」

 ふわーって笑って、雛菜ちゃんは言います。
 でも、そ、そっか。しあわせ~……に、見えるのかな。わ、わたし。

「し、しあわせは……そうかも」

「あは~、そうなんだ~。小糸ちゃん、最近いい感じだよね~」

「い、いい感じ……うん。そ、そう」

 頷く。頷く。
 わたしも、そう思うけど。
 雛菜ちゃんにもそう見えるなら、き、きっとそう。

「そういえば小糸ちゃん、明日から3日もオフだよね~。なにかするの~?」

「うん。ぷ、プロデューサーさんと……その、現場の下見に、同行することに……な、なった」

「へ~。プロデューサーと~?」

「うっ、うん!」

 ポケットに手を入れたまま、雛菜ちゃんが首を傾げます。
 そう。下見。無人島に……えっと、ふ、ふたりで。
 本当は無人島だけに行くんだけど。いちおう、他の所も回るっていう……てい、になった。

「そっか~。小糸ちゃん、頑張ってね~」

「が、頑張って来るね!」

 そ、そういうと。わたしは雛菜ちゃんに手を振って、鞄を閉めて事務所を出た。
 ……みられちゃマズイものは、な、なかった……よね?
 下着が、プロデューサーさんと、か、買いに行ったやつ……な、くらいで。
 階段を下りて……事務所を出て。
 明日から。が、がんばろう……うん。
 い、いろいろと!

 ……。

「……。……あーあ。いいな~、小糸ちゃん。たのしそ~。……雛菜も~、まだ間に合うのかな~……?」




福丸小糸⑤:(入れ物A)→(???)

 

 

 福丸小糸⑤

 

 

 

 クルーザーを完全に停泊させ、(シーアンカー)を下ろす。

 定時連絡は毎朝にすることにして、管理員さんとの通話を終えた。

 

 見渡す限りの海原。日を照り返す波。

 砂浜は整備されているだけあってきめ細かく、流木は少なめ。

 無人島へ。いよいよ到着である。

 

 伸びをして、荷物をリヤカーで引いて桟橋を渡る。

 砂浜からやや丘陵(きゅうりょう)を登った位置にロッジが建てられている。

 そこへ荷物を運びこむことからスタートだ。

 

「よい ―― しょ! そ、それじゃあ……頑張りましょう、ぷ、プロデューサーさん!」

 

 福丸小糸が引ける分の荷物を引いて、隣に並ぶ。

 服は丈は長めで傷つき辛く、動きやすさを重視したもの。実に小糸らしいチョイスと言える。

 少なくとも作業をするにあたっては最適だ。

 何分、今回の主目的はあくまで(・・・・)下見であって。

 そういうこと(・・・・・・)では、ない。

 

「あっ、あの……プロデューサーさん。はじめは、下見……ですよね?」

 

 福丸小糸が、こちらを見上げながら、尋ねる。

 胸の突起が、服の上からでも判ってしまう。

 いや。それが判るくらいに、今月で見慣れたと言うべきなのだろう。

 

 ロッジに荷物を置いて。

 水道と電気のインフラが生きているかを確認し。

 島を一周してみて。

 崖崩れとかがないかを確認して。

 クラゲなどの漂着がないかを確認して。

 

 始めるとすれば、それからだ。

 小糸の言う通りである。

 

「で、では……は、はやめに終わらせちゃいましょう!」

 

 福丸小糸がむんと腕をまくり、胸を張っては再び突起を主張する。

 首を振って、邪念を今は振り去る。

 

 なにせ2泊3日もあるのだ。

 自らの欲望を満たす機会は余るほど。

 

 下見のための初日。

 まずは炎天下、ふたりでロッジの整備と島の見回りに精を出すことにした。

 

 

 

 

 ・・・

 

 

 火は自前で用意した着火剤で十分に着く。

 かまどや水道は十分に生きている。一応ろ過機を設置しておいて……そちらは料理用に。必要であれば船にウォーターサーバーごと積んでくればいいし、買い出しでもいい。

 

 明らかに危険な魚類は判るが、そうでなくても食中毒を起こさないための注意は必要だ。

 恐らくは釣ったり採ったりしたものを食べたい、と言い出す……というか。学生である以上はそういう経験も十分にエンターテイメントにすることができる。

 その枠を、大人(こちら)の都合で狭める訳にはいかない。なので、調理方法についても一考を加えておくことにする。

 

 

 ……下見を終えて時間は夜。

 思った以上に安全な島だな、という印象を強く持つことが出来た。

 

 買ってきたご飯と火の確認を兼ねた再調理の主菜で食事を終える。

 本番では飯盒(はんごう)も使うことができ、そちらはアイドルに任せることになるだろうが。

 

 ロッジ内はリビングが広く客室も沢山。

 3ユニット12名のアイドルと、スタッフが2部屋占拠をすることが出来る。

 一室は機材を置くだろうから、外でテントも張り出す予定となった。

 なんとわざわざハンモックまで積んであるという至れり尽くせりぶり。

 少なくとも遊びには困らない。好奇心旺盛な我がアイドル達にとってはありがたいことだ。

 

 そして、これにて仕事が終了した。

 終了してしまったのだ。

 

「……あ、あの!」

 

 切り出したのは福丸小糸の側だった。

 ソファに座って。フェスで作成された長めのシャツだけを羽織って。

 

「その、あの、わたしの勘違いだったら、あれなんですけど。わたしが最初にみたあの動画って……冬優子さんと、プロデューサーさんです、よね?」

 

 福丸小糸との関係の始まり。

 事務所で自慰をするに至った、原因の動画の事だろう。

 

 ……まぁ、判ってしまうか。

 黒目線を入れたところで、黛冬優子は黛冬優子(オナホール)だ。

 

「あ、い、いえ。その、お口に入ってたおち……チンポが、そのまんまプロデューサーさんの形をしてたので」

 

 モザイクなしの方が特定に関与していたようだ。

 

「それで、あの。ああいうど、動画って、沢山……とってる、ん、ですよね」

 

 頷く。

 趣味で撮影はしている。アイドル達の無様な姿を。

 

「み、見せてもらうことって……で、出来たりしますでしょうか!」

 

 勢いのある懇願(こんがん)だ。

 ……今更だ。そもそもが、俺自身の歪んだ欲望をその身で飲み込み続けてくれている少女である。

 見せるくらいは構わないだろう。プライベート用のタブレットを起動して、持たせる。

 

「う、わぁ」

 

 黛冬優子の喉によるオナホール。

 七草はづきの落書きオナニーショー。

 櫻木真乃による雌畜生後背位。

 

 そのどれもを順番に再生する。

 福丸小糸が固唾(かたず)を飲んで見やる。

 次第に吐く息が熱を帯び。Tシャツの端がねずみ色に染まりつつある。

 

「……ぴゃぁぁ」

 

 動画を飛ばし飛ばしに見て。

 福丸小糸は明らかに、はた目にも発情していた。

 

 ……もう一度言う。

 あの激しい性交を繰り広げた動画群をみて、である。

 

 こちらも既に我慢ならない。

 そもそもこの動画は、動画に残されるという無様さを演出すると共に、自身が自慰に使うために撮影を重ねているものだ。

 そして。隣に居るこの福丸小糸(チンポケース)は。

 そうなることを承知で、今回同行しているのだから。

 

 波の音はロッジの中にまで届いている。

 彼女の傍で、言葉を待つ。

 

「そ、その……あの。わたし、ぷ、プロデューサーのお、おチンポ……好きなんです。入ってないと落ち着かないし、ね、眠れないし」

 

 そうすると宣言した通りに、福丸小糸は改造された。

 その集大成が、この下見と称した逢引(あいび)きである。

 

「ぐ、ぐりぐりされちゃうと、しあわせ~な感じになります。雛菜ちゃんじゃないですけど……だから、あの」

 

 腹部をさすり、顔をあげる。

 立ち上がる。服を……とはいってもTシャツ一枚しか着ていないので。

 がばっと、捲り上げて、脱ぎ去る。

 

「わたしの、か、身体。乳首も、陰核(クリチンポ)も、(ケース)も。ぷ、プロデューサーさんの好きなように……ど、どうでしょう。改造……されちゃいましたか?」

 

 手を広げて、足を開いて、全てを見せびらかすような体位を彼女は取った。

 小柄な体に似合わず、肥大化した性感部位たちが踊る。

 乳首は隆起して小指の第一関節ほど。

 陰核も露出し、びんと上を向くほど。

 陰唇はいつの間にか左右に広がり、閉じることは無くなっている。

 

 アイドルだったもの。今もアイドルであるもの。

 学生のアイドルとしては、確かにこれらが綺麗である必要性はない。見せる必要性はないからだ。

 ただ。それを良い事に、男性器の入れ物として好き勝手に改造し(教え)続けられ。

 脳内を卑猥な単語で塗り変え。道具として扱われることに充足感を覚えさせ。

 

「その。で。……だから……あ、あの!」

 

 恐らく先ほどの動画を見て、だろう。

 福丸小糸(チンポケース)は両膝を着いて折り曲げ、掌を、額を地面に擦り付ける。

 

「わた、わたしも! ……プロデューサーさんの! 傍に、チンポケースとして、居させてください!」

 

 実に無様な頼み方で、土下座の体勢でもって、懇願(こんがん)した。

 

 ……彼女はきっと推測したのだろう。こうして頼むべきだろう、と。

 自身に他の女性が屈服するように尽くしているのは、「自身がそれを好んでいるから」だと。

 彼女自身の使い方(・・・)で判る部分もあるが ―― いずれにしても、その見立ては大当たりである。

 

 アイドルが、無様に堕ちる姿が好きだ。

 この性癖はもう恐らく、変えることが叶わない。

 

 自身が。

 これを捨てた場合の人生が、壊れない姿が想像できない。

 これを捨てた場合の未来が、崩れない様相が想像できない。

 

 だから進む。戻れないから。

 自身が望んで、彼女らが望む限りは、不和がないから。

 

 ただひとつの問題があるとすれば。

 それを望むアイドルが、こんなにも多いとは思っていなかった……という事だ。

 

 今一度、決めおこう。

 自身が始めた遊び(・・)だ。だから望む限り。欲望に勝る限り。

 自らのどろりとした血を振るい立たせるような道具(・・)がある限り。

 

 これを自ら捨てることはなく。全てを飲み込んで、排泄してゆく。

 それこそが、唯一自身に求められた、獣のような無様さだ。

 だから。だから。

 

「―― あ」

 

 福丸小糸の身体を持ちあげ、ベッドの上に横倒す。

 自らの入れ物だと言うのならば。

 これから2日間は、好きなように使い倒す、と通告する。

 

「は、はい」

 

 ピアッサーを出す。リングは3つ。

 これらを次々と。……ピアッサーは、消毒しつつ乳首と陰核を、順に。

 

「ひぐぅっ……だ、だいじょぶです!」

 

 穴は、リングを取っていれば目立たない程度。

 開けたばかりのそこへ、金属製のリングを通し。その先にちゃちなハート形の(おもり)をぶら下げた。

 

「い、痛くはないです。じんじん、してる感じ……」

 

 身を振るうと同時に錘たちが震え、ちりんちりんと鳴った。

 耳には穴のないタイプのピアスをじゃらりとひと揃え貼り付け。

 手足を縛るためのバンド。顔面を台無しにする鼻フック。

 バンドを付けると四肢が身体の後ろにまとめて折られ、まるで無くなったかのように錯覚する。

 

「これで、わ、わたし……完全に、入れ物(・・・)……」

 

 更に抱っこ(ひも)のようなものを身体に通し、自身の身体に斜めに吊り下げる(・・・・・)

 

「あ、あは、は……。こ、これは、全自動の……お゛、お!」

 

 既に濡れていた膣に男性器を刺した。

 どれだけ中が「慣れ」ようと、小柄な体格そのものがあって、締まりが変わることがない。

 腹部は再び圧迫され、入れ物が恍惚の表情で涎を垂らす。

 

「ほ、ぉ……ぉ」

 

 そして立ち上がると。

 四肢を封じられた芋虫の様な福丸小糸が。

 自身に吊られて、男性器を入れ込まれて。

 

 ……男性器に沿って、まるで自身の男性器そのものであるかの様に反りあがり。

 

 ……完全に膣以外の人としての機能を捨てた姿となって、出来上がる。

 

「あ、はぁ……これ、わ、わたし……プロデューサーさんの……ちん、ちんぽけーすに……成れましたか……?」

 

 頷いて、腰を動かす。

 ゆらりと入れ物の全身が前後し、そのまま腰にぶつかる形でブランコの様に戻ってくる。

 

「お ―― ぉぉん゛っ!」

 

 ついでに抽挿されるので、子宮を押し(えぐ)り。

 吊り下げの紐が腹の上を通っているので、それも圧迫され。

 ちりん、と。3ヶ所でピアスが音を鳴らした。

 

「おっ、おほっ、おっ!」

 

 歩く度に鳴る。

 鏡の前まで移動して、この様子を写真に収める。

 股間から生えた福丸小糸。装飾済。

 一段と膣内の締め付けが増す。こちらの質量が増えたのかもしれないが。

 

「ふう゛ぅ、ふう゛ぅ、ぶふぅ……。……そ、それでは。い、いきましょう……プロデューサーさん」

 

 こんな惨めな体勢で。有様で。

 けれども福丸小糸(チンポケース)は笑う。

 

「このまま、そ、外、行きましょう。で、好きなだけ射精して、ください。えと、たまにお腹を、えいってグーしてくれると、嬉しいです」

 

 自らの身体を全て捧げたような体勢で。与奪、ではないけれども。

 自分の自由を、自身に委ねているのは間違いない。

 

 それでも願った。こうした歪んだ性の形を。

 自惚(うぬぼ)れでなければ、俺自身のために。

 

 

 

 

 

 ―― 二夜(ふたや)、過ごした。

 

 その間中。福丸小糸は、福丸小糸として。

 自身の膨張した性器を小柄な身体に咥え包み、入れ物としての役割を果たし続けた。

 

 終いには排尿もこのままと乞われ、した。

 出し辛さはあったが。それ以上の「汚す興奮」があった。

 

 その後のシャワーの直後も。寝ている最中も。

 それ以外の時間はずっと、ロッジで交合していた程だ。

 

 アイドルとしても、墜として。女性としても、汚して。

 自分は福丸小糸を飲み込んだのだ、と。

 どこからか心の昏い底から、(うみ)のような自負が疼いて沸いて出る。

 

 こんな自分の傍に居てくれると。

 彼女は身体をもって示した。

 言葉をもって伝え、態度でもって寄り添った。

 

 そういう人が、自身の近くには、居てくれたのだ。

 少なくとも。4人は。

 いや……表現としては4人も、だろう。

 

 今ここで立っていられることに感謝を。

 

 だから ―― これからは自身も、再び向かい合う勇気を、持とうと思う。

 

 かつて俺に絶望をくれた、彼のアイドルの「在り方」……という奴を。

 

 しっかりと。順序立てて。倫理的に。……考えてみようと、思うのだ。

 

 





 next:福丸小糸 → 夏イベ

 achievement:福丸小糸(入れ物A)→(人型性具)



 system1:これにて前章が全て終了となりました。ご拝読、有難うございました。
 system2:お気に入り、評価、感想など。下さると作者めの大きなモチベーションになります。少しでもいいと思ってくださった方は、この節目にでも入れてくださるとありがたく思います。


 三つ指ついて。
 これからも続きますこの作品を。
 人でなしな、仕様もない彼を。それを書いている私を、どうぞ宜しくお願いします。

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