プロデューサーは人でなし 作:どろまみれ
サマーイベント⑥PM
小宮果穂③
久しぶりな眠りの心地。
あたしはもう、忘れられません。
今朝も。昨日も。夢に見ました。
これからもずっと、思い出し続けてしまうと思います。
教科書では学んだことがありました。
保健体育による性教育で、です。
雄しべと雌しべと。
子どもを作る行為なのだと。
そういう風に、教科書的に、習ったんです。
習いました。習った、はずなのですが……。
こんなにも、刺激的だった。
鼻から直接
つつかれて、ぐちゃぐちゃに掻き回されるような。
本能の様に右手はお
いつしか我慢出来ずに弄り倒し始めます。
気持ちいい……? いや。
最初は、そうしなくてはならないという焦るような気持ちで。
一心不乱に。人のセックスを覗き込みながら。
はっはっ、はっはっ……と。腰のリズムに合わせて。
息を続けるのがこんなにも大変なのは、初めてでした。
いずれは、だんだんと。これが「気持ちよさ」なのだと、覚えてゆきます。
覚えて。覚えて。忘れずに。
次の日の夜も、結局あたしは眠れずに。
ふらりふらりと、消えたプロデューサーさんを追いかけていたのでした。
……期待はありました。
ただ、どうなってしまうのかは、プロデューサーさん任せな所があって。
あたしはただ、忘れられなくて、追いかけたというだけでした。
気持ちが良いというのを覚えて。夢中で。浮かされるように。
はだかでテントから出てきたプロデューサーさん。
今日はあたしを見つけてくれて……会話はなくて。
惨めにお股を擦るあたしを見る視線は、怖くはない。
でも、普段のように大人びたプロデューサーさんの影もありません。
あつい。あつい。スゴく ―― 行き場がなくて困ってしまっている。
そういう視線をしていました、と、思います。
だからあたしも動きませんでした。
プロデューサーさんは、
そして、あたしの全部が、プロデューサーさんで埋まってゆきます。
知らないこと。
知らなかったこと。
気持ちいいこと。
もっと気持ちいいこと。
男性の臭い。
おチンポ様の臭い。
それが顔に乗った時の重量感ときたら、もう!
熱。質量。どくどく。
なめたりして良いのかな、とか。
考えるんですけれども。
今、鼻の奥になすりつけられた精液の臭い。
気持ちよさと紐づけられた、この臭いだけでも精いっぱいで。
息をすることすら、ダメなことなのに、気持ちが良いんです!
そして、興奮し、し過ぎて次の日に熱を出しちゃって。
お見舞いに来たプロデューサーさんに、お願いをしちゃって。
大事だって言ってた初めて、をあっさりと失って。
こんな年齢なのに。クラスの皆よりもずっと早いと思うけど。
汚されちゃいました。
……。
午後。
クルーザーに乗りに行く最中も、ずっと頭の中はそんなんになっちゃってました。
午前中あれだけ嗅いだのに。
気持ちよくなったせいで、臭いはいっそう強く思い出されます。
忘れられません。
忘れられるはずがありません。
あたしのまっさらな所が、『気持ち良い』に染まってしまって。
戻るはずがないんです。戻りたくもないんです。
だって……だって!
気持ち良いので! 気持ち良いんです!!
あたしが知っている気持ちいいはぜんぶ、ぜんぶ、プロデューサーさんから
だからあたしは今ぜんぶ、プロデューサーさんの色をしているんだと思うんです!
こんなにも、こんなにも!
……ごめんなさい!
いよいよプロデューサーさんと午後、で、ハイビスカス柄海パン、クルーザーに乗り込み、ふたりきり。
おちんぽ様、の、船は海面を揺れるように漕いでいって、ソファにプロデューサーさんが、お股気持ちいい、覚えて。
あ、でも、きっと、ずっと、あたし。
我慢しなくてよくなった、この色で良かったと、気持ちよくて、あ。
……。
……あ。
・・・
昼食時にはアイドル達が帰ってきた。
用意されていた昼食を広げて、各々がそれを持ち歩きながら休憩を取っている。
「……果穂さん、どうですか」
アイドルやスタッフの輪からは離れていたというのに。
いつの間にか俺の隣にまで来ていた樋口円香が、尋ねた。
午前中は休憩していたかと問われると怪しいところ。
風邪などではなかったことは確認した。寝不足は、あるようだ。
「そうですか。私には……調子は、むしろ良すぎるように見えてましたが」
よく見ているな、と思う。
共演するユニットだからか。年少だからか。
「あなたが気を配らなければならない事でしょう、ミスター・
その通りである。こればかりは謝るしかない。
小宮果穂には既に謝り倒している旨は、伝えておく。
「それがいいでしょう」
きちんと責任を持つという心づもりを決めたことまでは伝えなかったが。
樋口円香はどうやらこの返答で満足したようだ。
……。
……しばらく隣に居るつもりのようだ。理由は
「……帰ったら、ダンストレーニングを中心にお願いします」
この企画が終了してからの予定について、だろう。
ノクチルのメインはむしろ明日だ。本日の動画撮影も、ノクチルは比較的軽めに調整はしてあるが。
……どうやらマリンスポーツが結構体力を使うから、のようだ。
「そうやってすぐに笑う。意地が悪い。……理由は、間違っていません」
ノクチルとしてのユニットライブの予定をたてようと思うよ、と伝える。
秋であればアイドルのライブの場には枚挙に暇が無い。
そもそもが学生である。夏にダンスレッスン含めて体力を取り戻しておくことが、無駄にはならないように。
「雛菜に提案されたでしょう、それ」
それもよく判っている。……よく、見られている。
都合はやや悪い。話を変えてしまおう。
「なんの話です」
マリンスポーツの中には普段使わない部位の筋肉を扱うものが多くある。
ジェットスキーも、モーターボートも。バレーは……普段やっていると別だが、砂上での動きは下半身を総合的に酷使する。水泳に到っては全身運動だ。
大きな筋肉と使って体型を維持するだとか。インナーマッスルを鍛えて体幹を、とか。
今回の撮影での動きは。そういうものとは別として考えるべきだろう。
「……」
だとすれば、アイドルとしてのトレーニングに重視されている体幹や柔軟性とは別のもの。
一般的な中程度の運動強度のものとも、別のもの。
つまりは。多少は疲労が強いとしても。体力が落ちたと考えてしまうのは、早計だろう。
「……」
けれども。ダンストレーニングを希望された。
ならば活かす場。目標を作るのは、プロデューサーとしての仕事である。
どうせなら新しい振り付けに挑戦してもいい。
誰のためでもない。仕事であるから。
「……そうですか」
樋口円香は最後に俺を一瞥し、それを礼の代りにしたのだろう。アイドル達の輪の中へと戻っていった。
……彼女ともきちんと話せるようになったな、と思った。
伝えるべきことを伝えて。話すことを話して。
自身のことを嫌いだろうと、仕事なのであれば、彼女は応対せざるを得ない。
この場合うまくなったのは、俺が彼女を扱う……という方向性なのだろうけれども。
「―― プロデューサーさん!」
入れ替わりに園田智代子がやってきた。
腕をぶんぶんと振って。手に持たれたソフトクリームの上には、これでもかという量のチョコチップがトッピングされている。そもそもチョコとチョコのミックスだろう、それは。
「果穂は! 果穂はだいじょーぶでしょうか!?」
大丈夫だ、という旨を再び説明する。
寝付けなかったことについては、理屈をこねる。場所と空気が変わって、修学旅行の前とかの感じになっていたようだ……と。
「はーっ、そうですかぁ。よかった! だってほら、旅行で風邪とかになったら悲しいじゃあないですか! ……いやこれ旅行じゃあないですけどね?」
そうおどけてみせる園田智代子。
大丈夫。むしろ旅行と思ってくれた方が、こっちとしても気は楽だ。
「そう……ですか?」
ああ。イベントを組んだ経緯を、園田智代子にも説明しておく。
ライブがある以上は休暇、とまではいかないが。それを兼ねているものでもあると。
「……そうですか! なら、最終日まで楽しんじゃいますよ!」
そう言って、ソフトクリームをパクついて。
唇の端にだらっと溶けたチョコクリームを垂らすまでが、園田智代子の
それをウェットティッシュで拭いながら。
園田智代子に伝えておく。
午後は俺がクルーザーを出す予定になっている。他ならぬ小宮果穂の希望だ。
調子は良さそうで。そこで小宮果穂の宣材も、多少はとっておければ僥倖だろう、と。
・・・
「―― っは! っは! ふんふんすはぁっ、すんっ!!」
波に揺られるクルーザーの上。自身の股座に荒い息が当たり続ける。
足の間に入ってズボンに顔を擦り付けるように呼吸をしているのが、当の ―― 午前中に休養という名の破瓜をすませた小宮果穂である。
「ふんふんすぅーっ、すはっ、すぅーっ」
クルーザー内のソファに寝転がるなり、海パン越しに深呼吸を始めてしまった。
確かに船中には俺と小宮果穂しかいない。が、あくまで島や撮影中のアイドルは見える位置なのだが。
……あとは、行為が多少で済めば良いのだが。その可能性は低いだろう。
自身は小宮果穂の味を覚えたばかり。
小宮果穂は男性器の味と臭いを覚えたばかりで、この
「ズボッ、ン……脱がして……ほ、ほぉぉおんんぶっ」
顔による刺激でぐりぐりと男性器を擦ってくる。
刺激には耐えられる筈もない。段々と膨張し、体積を増してゆく。
「すんはっ、は、は……あ、あもっ」
そうして勃起した男性器……の、根元にある玉袋を咥えた。海パン越しに。
丸々飲み込むという訳ではなく。精一杯、広げるだけ広げた口で揉むというのが正しいだろうか。
「ほぉむ、もぁ、ほぁもぁ」
夢中で頬張る……玉袋にするべき表現だったか……小宮果穂をみかねて、自身は海パンを脱ぐ。
すっかり反り上がった男性器を、見せつけるでなく ―― 定位置の彼女の顔に乗せる。
べたり。もしくは、ぼとり。
彼女の視線が全て男性器に集約される感覚。
「わむっ……こ、これりゃ、なめ、なめなめても……」
いいぞ、と口に出すが早いか否か。
彼女は玉袋を、こんどこそ口いっぱいに頬張って。
鼻先で陰茎を擦り始めた。
「ほもっ、ほむっ、おもっ……ほぉぉっぉ」
目があらぬ方向を見ている。明らかにトリップしていた。
彼女は右手も左手も止めず、両方で陰唇を擦っている。
折角なので足の指先で、上側に芽を出した陰核を蹴り上げる。
「んふぉっ!?」
衝撃に。
ぽん、と
吐き出した勢いに負けたかのように、這いつくばる。
「ほは、ほ、ほぉぉぅ……」
彼女自身の年齢からだろう。顔も体裁も取り繕う……という様子すらなく。
小宮果穂はよた、よたと四つん這いのまま床をはってこちらへ近づいてくる。
快楽に、一直線に。
「ほぶっ」
再び陰嚢に顔を
……こんなになった彼女の姿に、想うところはある。
これは
鞄からバイブを取って投げてやると。
「はふ、はぶっ……ん、あ!」
急いで涎をまぶして、つい午前に破瓜を迎えたばかりの膣へと入れ込んだ。
それを床に置いて。自分の腰で落ち着けるようにぐりぐりと刺激を与えながら。
すぐさま顔を上げる。あくまで中心はそちらであると。
「すはっ、すはっ! ふぅーっ! んふーっ!」
堪能している。何が良いのか、は彼女にしか判らないところが実に無様
しかしこれではこちらへの刺激が足りない。そう告げると。
「わ、かり……まひ、た!」
今度は自分の顔を上下に思い切り揺する形で、陰茎をしごき始めた。
まさかの方法である。最年少故の発想だろう。
しかし、これは、良い。
「んふっ! んふっ! れう、はふっ!」
率直に言って……馬鹿みたいだ。
勃起した男性器に
男性器に刺激を与えるために ―― 上半身、顔、首を思い切り上下に振っている。
撮影のために、年相応に、ナチュラル程度のメイクはしてもらっていた顔で。
「んふごっ、ほぉんっ、すんほっ、ふあ」
陰茎に与える刺激が一定になるよう、顔の角度を調整しているようだ。
たまに傘に鼻を当てているのはわざとだろう。豚鼻になるのもお好きなようだ。
彼女の顔に一直線に
「すんはーっ! すはーっ! ……ふんふん、ふんふーっ」
大きなストロークで顔を動かすと疲れようものだが。従順に。言われたことを率直に。
そういう彼女が。自身にとって、とても好ましいと思う。
顔を見やる。何かを期待しているようだ。
「ふう、ふう、あの……」
出して欲しいか、というと頷く。
思い付いたことがあったので……ヒーローはそんなことしないぞ、と
「っ、でも、その。……おちんぽ様、すごくて」
揺らいだが。すぐに
成る程。これは、そそられる。ああいう漫画での受け売りだったが、これは、期待以上の効果があった。
十分だ。だから。期待に応えて。
射精して。すぐさま、続けざまに排尿してやった。
「あべっ……ん、あ」
何の抵抗もなく浴びるように受け止める便器の
出し終えて。彼女の水着で陰茎を拭った。
「はっ、はっ、は……」
完全に
知る
「はふ、は……も、と。もっ……ぶふっ」
クルーザーの甲板にまで連れ出して。横に寝かして。
円座を広げて、自身はその上に座った。
体重はかからず。しかしちょうど陰茎が、彼女の顔の上に当たる形で。
「ふわぁ」
歓喜、で良いのだろう。そう言う表情を、臭い狂いの少女は浮かべた。
まだまだ続く恥辱に。
それなりに長い時間。自身はそこに座ったまま、釣りをするなり、読書をするなり。
時にはボート対決を終えた後にこちらへ通りがかったアイドルに挨拶をするなり。
流石にオーラルは口内が小さすぎて無理だったので、傘を口いっぱいに入れさせたり。
唇で竿の部分を挟んで、上下にしごかせたり。
最後には小宮果穂が……下を
釣りをしたり。クルーザーの中を探検したりする映像を……後々編集して特典映像となるものであるが……撮っておいて。
島へと帰ることになった。
こうして小宮果穂は、1日を終えた。
しかし彼女はその夜、ぐっすりと眠れたのだという。
ならば是非もない。性欲を解消できた、最高の日でもあったという事だ。
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