プロデューサーは人でなし 作:どろまみれ
幽谷霧子④
レッスンをして。別宅で過ごして。そういう日々が続く。
幽谷霧子は家に帰りはするものの、両親の仕事が仕事。家に居ないことも多くあり、別宅で過ごす時間も長かった。
そのため、勉強セットを別宅に持ち込んで居たりする。
朝起きると机で勉強している日もあった。その場合の俺の仕事は、朝食を作る事とコーヒーを
こうした生活が彼女の負担になっていないかは心配だが。
元々からして、アイドルとして様々あった仕事を『 Meteor//Swarm 』に一本化した形である。
営業などの時間の一切をこちらへ割いているので、むしろ勉強の都合はつくようになった……だ、そうだ。
「……いただきます」
目前、幽谷霧子は両手を合わせて食前の挨拶。
俺も同様に挨拶をして、簡単な朝食にありついておく。
調理は最低限でパンとハムエッグ。コーヒーに合うもの。
とはいえ、目前単語帳を片手にパンをかじる幽谷霧子は……全裸である。
あれから殆どの間、乳首と陰核に吸引機を装着して過ごしている。効果はかなりあるようで、乳首は先週に比べて明らかに突出し始めた。陰核も、そろそろ剥く必要性がないのではないかという位置にまで肥大してきている。
そういうのを晒してしまいながら、朝食を食べ終える。
ふと持ち上げた視線が合う。多少顔を伏せて、腕を中央側へ寄せて恥ずかしがっている様子はあるが。
「……あの。朝もします……か?」
そうしようか、と立ち上がり。
ふたり、ベッドへと向かう。
秋の朝。
肌寒さも気にすることなく互いに服を脱ぎ捨て。
ベッドの上。隣同士に座り。向かい合う。
「ん、ちゅ」
キスをして。ベッドに倒して。吸引機ごと、乳首と陰核を弄ってみる。
膣へと差し込んだ指先に、水っぽさの強い愛液。既に膣内は
「……その……わたしもして、欲しくて……」
だからこそのお誘いだったようだ。
顔を
自身も男性器を露出しながら、入り口付近を指で掻き分け、大丈夫だと判断し膣内へと挿入してゆく。
「ふ、は、ぁ……」
入れられて、押し出されたように、吐息を漏らす。
そのまま一度、進捗の確認をするために吸引機を外す。
ぽん、という音。胸にかたがついたものの、すぐに柔らかさに紛れて消える。
乳首は縦に伸び、充血した赤さが白肌に際立ち。
陰核も隠れることなく、硬さを保ち伸び上がったままとなっている。
「こんなに……なっちゃいました」
両手で顔を隠そうとしたので、早速と弄り始める。
乳首は親指全体で潰せるし、陰核は指で労せずして摘まむことが出来る。
「ん、はぁ」
感度は依然として良好で、弄るたび、摘まむたびに膣内をぐるぐると締め付けてくる。
刺激はより強く。胸が形を変え、陰唇に愛液が
「は、は、は、ふ、は……」
そこへ。男性器を抽挿する。
今にも途切れそうな吐息に合わせて、乳首と陰核の育ちぶりを
ぞりぞりとこそぎ取るような感触で男性器を刺激し、刺激し、そして。
「ん、ぐ……か、は!」
ここぞというタイミング。ラストスパートの手前で首を絞める。
白く細く折れそうな首を、ぎゅうと掴む。
「は……。……は」
呼吸が途切れる。
こちらを見上げていた視線がまだらに、どこか虚空を仰ぎ始める。
口の端から涎が流れ、空気を求める様に舌がぴんと突き出され。
そして膣の具合が最高潮を迎える。
「……。……あ。……お゛」
唇だけが意味もなく形を変えながら、衝撃に喘ぐ。
昇りつめて来た射精感を我慢することなく。
床に投げ倒す。
彼女の陰核に向けて、ぐりぐりと擦り付ける様に押し出した。
「お゛……ふぉっ……。ふはっ……あ、ひ、ふっ……はほぅっ……」
言葉少なく。呼吸を再開したは良いものの、同時進行の絶頂によって難儀しているようで。
しばらく喘ぐように深呼吸をしていた後。ぴんと張っていた手足や舌がだらりと脱力。
失禁と共に呼吸が再開される。
「は……は、はぁ。……ふふ。あったかい……」
自ら床へ排出した尿溜まりで寝ころんだまま、幽谷霧子はつぶやく。
ばちゃり。広がる前に、その中にうつ伏せて。
「それじゃあ……します……ね?」
彼女の問いに、頷いた。
する。何を。無論、床を使った自慰を……だ。
「は……う。ふ……う」
ディルドは使わず。
幽谷霧子は床の上でうつ伏せになり、乳首と陰核を繰り返し擦り付けてゆく。
ぞり、ぞりという音が部屋に響く。
手足をいっぱいに伸ばして。顔を尿の中に突っ込んで。
「ふ、う……は、は……。これ……すご……い」
額の絆創膏も、腕に綺麗に巻かれた包帯も。尿に塗れ、清潔さは忘れ去られた。
それでも幽谷霧子は笑った。
床に身体を押し付けて。
乳首と陰核の全てを、押し付けてこね回す刺激がもたらす快楽に。
そうなった自分の、成長に。
「……すごい……! 気持ちよく……なれて……ます……は、あ!」
床の上でずりずり、ずりずりと快楽を求め。
身体が尿に
前のように
「ふ……う……あ、あ」
床で乳首を押し潰し、左右にずれて根元から折りこねる。
フローリングの板目に引っ掛けて、喘ぐ。
陰核を押し付け、腰を円を描くように動かして、回す。
陰唇までくっつくぐらいに腰を押し出すと、陰核は潰れて。
喉も潰れてしまったかのような、声が出る。
「お゛、ふ……は、は、ふ、う……は、ふ」
二脚で立つこともなく。
四肢すらも不要で。
ただ地べたに這いつくばる。
……いや。
敷かれている、と言うべきなのだろう。今の彼女は。
「……は、プロデューサー……さ、ん……」
求められた。
なので。こちらは椅子に座りながら……彼女の頭を、踏む。
「ん、ぐ」
身体が固定された。
ばたばた、ずりずり、ぐりぐりと身体の動きが激しくなる。
そして段々と激しくなった動きが、最後は左右に小刻みに揺れて。
「ほ、う゛! ……あ、ふ、ぅ……」
絶頂した。朝から2度も。……しかもこんな方法で、だ。
「はぅ、はぁ。……ふき取りも、しますね」
そうして朝の性欲解消を終えて。
自らが出したものを拭く。そういう仕事である。
顔も。髪も。包帯はおろか、全身を使って……拭いておいて。
「……ふふ。見ていてくださいね……プロデューサーさん」
表情は見えないが、確かに笑ってそう言うので。
背中に足を乗せたまま。幽谷霧子の足拭きタオルとしての尊厳を見届ける。
そうして。拭き終わった後にシャワーを浴びて。着替えをして。包帯を巻きなおし。
少し早めに、幽谷霧子を学校まで送り届ける。
これが今の。
俺と霧子の、日常の一幕だった。
・・・
そして夜。
自身は幽谷霧子と共に、更なる一歩を踏み出そうとしていた。
昼の内にふたりで昼寝をしておいて。
「だいじょうぶ……そうです……。どうぞ、プロデューサーさん……」
周囲を確認した霧子の手招きに応じて、搬入口側から入らせてもらう。
来ているのは、幽谷霧子がよくよく手伝いをしている個人病院。
夜間時間ではあるが。バイトとしての補助者を兼ねて、中に入る権利を有しているらしい。
真っ暗なまま、夜闇に視界を慣らしつつ。
階段を登って扉一枚を開ければ、既にそこは病棟の端の方だった。
廊下の端の、行き当たり。
据え付けられた窓からは、落ち着いた夜景が一望できる。
「……じゃあ。ここで……」
そこに立って、幽谷霧子は服を脱ぎ捨てる。
白衣を。ネームプレートを。下着を。全て取り去って、乳首と陰核の吸引機だけが残る。
それも自身が手ずから取って……ネームプレート以外を、搬入口側に投げ入れて。
言うまでもなく。
彼女の乳首も。陰核も。すっかり
「……すぅ……はぁ」
幽谷霧子は自分の身体を抱きしめ、夜の病棟の空気を吸っては吐く。
ここはナースステーションから遠い側。自分で歩いたり出来る人が入院するための、個室の前。
その個室も現在は誰も使っていない……との下調べまでは済ませている。
しかし、そこまでだ。
それ以外はただ、この場所で。彼女が良く知る病院で。
全裸で廊下で自慰をする様を眺めたい……という欲求だけで動いている。
動画は撮影を開始する。
手振りで開始を告げると、彼女はおずおずと頷いて ―― 床に、うつぶせに、寝そべった。
「……ふ……ふ」
夜闇に浮かぶ白い肌。非常口の案内灯と窓から入る夜景の光に、薄暗く照らされている。
顔写真。幽谷霧子。補助者。そういう事が記載された証明書を亀のように背中に乗せて、全裸の女生徒が、ゆさゆさ揺れる。
「あ、ふ……ふ、ふ」
リノリウムの冷たい床に……こする。
すっかり厚く長く固くなった乳首と陰核を。
吐き出された息が白く、ワックスにてかる廊下に跡を残す。
「ふ、ふん、ふ」
段々と興が乗ってくると動きが複雑さを増してくる。
上下左右に。渦を巻くように。押し付けては揺さぶって。
股座から愛液が分泌され、ワックスの上に溜まり始める。
「……は、……は」
幽谷霧子は興奮し出すと、肌の白さ故に赤みが目立ってとても判りやすい。
そう。彼女は、興奮している。
よくよく手伝う職場の床に、全裸で、局部をこすり付けて。
夜闇の中、床の上。
幽谷霧子は興奮のままに、独りよがりに淫猥な行為を続けてゆく。
こちらも男性器を出して、
扉の隙間から彼女の痴態を覗きながら。
「は、は、は……ん、ん」
昂ぶっているのが判る。
吐息が短く、小刻みだ。
腰の動きを変えてきた。絶頂の合図。
「は、ん、ん……」
そして彼女が震えるのと同時に、自身も彼女の髪を目掛けて射精した。
「は、ふ……」
そのまま髪を
吐息を整えている幽谷霧子の横にしゃがみ、廊下の奥を伺う。
深夜。ナースの巡回が始まったらしく、ナースステーション側で話し声が聞こえてくる。
なので。
「え……あの……」
幽谷霧子を立たせ、引き連れてゆく。
たった今まで自身が陰部を擦り付けていた床を二度見したが、お構いなし。
目指すはナースステーションの裏側 ―― そこの壁へ。
背中をどついて。彼女を押し付けた。
「う、ぎゅ。……か、ふ」
壁へ強く押し付けたまま。
首に
もう一度だ。
巡回が終わるまでに、壁にすりつけて、自慰をしろと。
「……は、ふ」
驚いてはいたが……突っぱねるつもりはないようで。
こくりと小さく頷いて。
「……ん」
今度は壁に身体の前面を……乳首を擦り付け始めた。
ナースコールはなく、心電図モニターの規則的な音だけが聞こえる。
その中に、壁に勃起した乳首をずりずりと擦り付ける音が混じっては居るが。
周囲を見回す。
ナースステーションの裏側は、休憩室にも繋がっている通路のため防犯カメラはない。
多量の酸素ボンベや滅菌物品がしまわれた台などが置かれており、廊下などよりは遙かに
「……は、あ。……あの。いく……まで……ですよね?」
動きは止めず。此方を振り向いて小声で尋ねた幽谷霧子に、おうと頷く。
壁では刺激は少ないか。しかし方法はある。
指さして伝える。壁の手すりに脚を乗せて、陰部も擦り付ければ良いと。
「……!」
流石に勇気が必要な内容だろう。
羞恥心を投げ捨てるだけの、勇気が。
「……」
考えている
先ほどかけた精液が頭頂を流れて頬を伝い……幽谷霧子が、舌でそれを舐め取る。
「……は、ふ」
吐息。頬が大きく緩んで、彼女にしてははっきりとした表情が見えた。
脚をがばっと大きく開く。
壁に、大の字に貼り付くような体勢で ―― 自慰を始めた。
「……あ……ん……う」
ワックスで
多数のPCや大きな空調の音に紛れてはいるが。撮影のカメラにも入り込むだろうほどの、音。
「……ん、ん……」
ぽた、ぽたと床に落ちる液体。愛液と
幽谷霧子が、普段は絶対に見せないであろう表情をしている。
そんな表情をしてまで行っているのが……大開脚し、壁に陰部と乳首を擦り付けるというみっともない行為である。
「は、は、ふ」
こんなこと。こんな場所。こんなシチュエーションですら興奮できるよう、性癖を曲げられた。
自身が土に差した支柱に沿って、彼女はのびのびとツタと葉を伸ばして生育され。
乳首も陰核も……倫理感も。
「ん、ひ……は、は……」
手すりにかかり、壁を
ステーションから溢れた灯りに映されて、
擦り付け続けている頬に壁の跡。
上げられた左膝がかくかくとよれ始め。
「ん ―― ほ、ぉ」
情けない声を噛み殺し、殺しきれず。
ふらり。傾いた身体を支える。
「はぁ……は。……は、ふ……」
腕の中で満足げに目を閉じたその顔に、最後、もう一度射精をしておいて。
床や手すり。愛液に塗れた壁は、しかたない。申し訳ないが捨て置いて。
退散する。
幽谷霧子の性癖の開拓はここに
びんと尖り、こすられこすられ赤く腫れた長乳首と。
果てて尚、芽を出しっぱなしの陰核が、それを如実に示している。
これで。
幽谷霧子はどんなに非日常的な場面でも性欲を優先出来る
床でも。壁でも。身体でも。机でも。
対象を身体で
絶頂するような輩に、なったのだ。
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