プロデューサーは人でなし 作:どろまみれ
大崎甜花⑤
―― 11月の始め、になった。
街はすっかり冷え込んで、外套を着込むような季節になった。
お仕事。アイドルのお仕事に関しては、色々と進展もあった。
年末の283プロダクションのお仕事は、収録のものばっかりになったのだ。
理由はある。プロデューサーさんが、年始の調整に向けて全力を費やしているからだ。
調整……って言うと、なんだかかしこまって聞こえるけれど。つまり、いま担当しているアイドルの展望を見据えて、そこに力を注いでいるみたい。
プロデューサーさんが今担当しているアイドル。それはまぁ、283プロのみんな……なんだけど。
特に力を入れているのは、ふゆちゃんとにちかちゃんのふたり。悔しいけれども。
アルストロメリアの力が足りない、とは思わない。
でもアイドル・大崎甘奈の実力が伴わないことは、とても悔しい。
プロデューサーさんは「グループとしての歴が積み上がれば、結果は必ずついてくる」……って。優しく励ましてくれるけれども。
どうしても。にちかちゃんの輝き具合を見てしまうと。大崎甘奈はまだ頑張れるって、思ってしまう。
甘奈はW.I.N.G.も、G.R.A.D.も、入賞と準優勝っていう結果だった。
事務所の後輩であるにちかちゃんとは
でもきっと、いつかは。
……こほん。そんなことよりも。
アイドルとしての仕事に関して言うなら、もっと嬉しいことがあった。
なんと甜花ちゃんがお仕事のひとつとして、配信業を始めたのだ!
10月に入ってから着々と準備を始め、お部屋に機材を用意して。練習もして。本格的に配信を始めたのが、10月の半ばからのこと。
主に現在の配信業の主流であるゲーム配信をする……って、プロデューサーがわざわざ家に来てパパママに説明もしてた。日程はプロデューサーさん側でも調整するし、必要ならスタッフ込みで派遣もしてくれるんだって。
流石にそこまでは……というか。甜花ちゃんがやりたいゲームを配信するだけなら、十分だろうって思って断っていたけど。
でもそういう用意周到で何にでも全力なところは、プロデューサーさんの格好良いところだと甘奈は思う。
……。
……ええと、それで。
来月。12月の24日。
プロデューサーさんが大崎家に来ることになった。なってしまった。
なんでこうなった……! 嬉しいけれども緊張する……!! だなんて、頭を抱えたのはそれこそ10月のころ。
そもそも甜花ちゃんが配信業をだしにしてプロデューサーさんのスケジュールを押さえたのだ。甘奈の気持ちの応援をするために。
でも本当にうまくいくなんて思っていなかったし、年末っていっつも忙しかったイメージだし、それこそにちかちゃんふゆちゃんでいっぱいいっぱいだったし、今年の年始の頃はプロデューサーさんの体調も悪そうで心配だったし。
クリスマス。クリスマスだ。
学生だから流石に自宅だし、パパママも居るけれど、だとしても。そもそもなんでこのお誘いが成功したのかが本当に判らない。
……でも、間違いなくチャンスではあるのだ。この間芽依ちゃんが自宅で一緒にご飯食べたっていうお話を、甜花ちゃんとしていた気がするけれど。でも甘奈はしたことがない。だからする。押しの一手。
大崎甘奈は、男の人としてプロデューサーさんの事が好きだ。
不器用だけど一生懸命で、大人だけれどどこか抜けていて、アイドルをきちりと見てくれていて。
同年代の男の子には感じない憧れを感じさせてくれる。そんな人だ。
……普通であれば多分、甘奈には手を出してくれない。そんな人だ。
ただそれで諦めようとも思わない辺り、甘奈はもう手遅れなのだと思う。
価値観を狂わされた、って言うのが適切かな。嫌じゃあ無くて、楽しいんだから仕方ない。
まぁ、そんな感じで。
甜花ちゃんのおかげで一歩また前に進めそうではあるのだけれども。
問題が、ひとつ。
甜花ちゃんが前よりも自分ひとりで動けるようになった。
配信業を始めてから、セッティング回りは自分だけで出来ているし、寝る前のケアとか爪の手入れとかも。
それは良いこと、なんだけど。
……ひとりの時の声が。声が、凄くなった……。
隣の部屋だ。聞こえるものは聞こえてしまう。
それが最近になってますます盛んで、甘奈としては気になってしまって。
どんな風にしていたら、あんなになってしまうものか。
考えながら今日もご飯を食べる。
夕飯の時に、パパママが合図をしていた。
甘奈たちには気付かれていないと思っているサイン。たぶん今日の夜は、寝室の離れに用意した部屋で
甜花ちゃんも気付いたハズ。
だから ―― 。
・・・
真夜中。普通であれば皆が寝静まった頃。
甘奈の部屋の扉をちょっとだけ開けて、通路側をこっそり眺めていると。
甜花ちゃんが、部屋から出てきた。
全裸で、ヘッドホンだけ装着。
おまんこにウィンウィンうねるバイブを差して。
喉にちんちんを
「―― ぉっ、ぉっ、ぅっ……ぉっ」
がに股のへっぴり腰のまま、ぺたぺたと裸足を鳴らす、甜花ちゃん。
おまんこの毛は綺麗に剃られ……多分、自然に消える奴だとは思うんだけど……剃られて出来た場所に「大崎
ここが自宅だとはいえ明らかに変態な、アイドルどころか痴女でしかない見た目。
そう。
最近の甜花ちゃんのオナニーが、なんというかこう、凄まじいのだ。
「ふーっ……ふーっ……う、お゛っ……ぶっふ」
早速べしゃん。廊下に倒れ込む。
お尻を床に勢いよく打ち付けてしまって、その刺激でイッたみたいだ。
「う゛、ぅ~……。……う、ぶ」
手すりをつかみながら何とか立ち上がって。へっぴり腰はそのままで歩いて行く。
何処へ。なんで自分の部屋からわざわざ移動して。そんな質問は多分、今の甜花ちゃんには通用しない。
たぶん。その方が気持ちいいから、だ。
夜の廊下。いつもは時計の音だけが響いている廊下に、バイブの音がやけに響く。
だから何処へ。
……リビングの側へ、歩いて行こうとして。
「う、ふ、う……うっ」
ぼうっとした表情で何かを目に留める甜花ちゃん。
おまんこの間からぼろっとバイブをこぼして。よたよたと歩いて行って。
「お゛ ―― おお゛ぅっ!」
廊下の手すりの端っこをがしりと掴んで、おまんこの中へと突っ込んだ。
そのままかくかくと腰を振る。まず入るのが信じられない。けれどどうやら、甜花ちゃんは慣れているようだ。
ぶしゃりと液を壁に向かって吹き出して。濁声。
「い、ぐ!! まんごっ……ぉっ!」
ごろんごろん。大開脚した股から液体を吹き出しながら、転がっていく。
足跡代わりに廊下に残る、水溜まりの数々。視線はどこか遠く。
それでも懲りずに、甜花ちゃんは進んでいく。
「ふーっ……ふーっ……! ん、あ!」
廊下に置いてあったぬいぐるみをおまんこに押し付けながら腰を振って。
金色の扉の取っ手をてらてらに光るまで汚して。
もう、目に入る全部を突っ込まんばかりの勢いだ。
……甜花ちゃんがこうなった理由、甘奈はなんとなくだけれど知っている。
…………
変態の遅々としたオナニー大行進を、甘奈はこっそり後を付けながら観察する。
いきなりにへらと笑ったり。頷いたり。何かに従うように体の向きを変えたり。
甜花ちゃんが唯一身に付けているヘッドホン。あれが悪さをしているのだろう。
「う、え。……ふぅ、ふぅ」
太股からお尻まで。ついでに廊下を汁まみれにしながら、甜花ちゃんはやっと目的地にまで到着する。
倒れるように扉を開いて ―― リビングへ。
「にへ、にへへ……。うん。うん。
にやけ顔を貼り付けながら。何を言われているのか、は本人にしか判らない。
つい2時間ほど前までは一緒に夕食を食べていた場所。ママが食器を洗って、パパがソファに座りながらノートパソコンを弄っていた場所。
今は真っ暗で何の音も無いその場所に入って。
ブルートゥースに接続されて、テレビの画面がぼんやりと明るくなり。
テーブルの上で、大開脚しながら、宣言。
「大崎
これ以上無く目を見開いて。涎まみれのほっぺをだらしなく緩めて。
腰と共に、印字された
懲りずに飽きずに、オナニーを続ける。
テレビの画面を見る。映し出されているのは静止画のようで、動画。
修正もモザイクも無い、おちんちんだ。誰かの机の下で、定点カメラで撮影されている、おちんちん。
「うー……あ゛ー……! ぎもぢっ……まんこっ……ぎもち、い゛!」
4K対応65V型テレビに映し出された、スーツと、革靴と、勃起した状態のおちんちん。
それをおかずにして、甜花ちゃんはおまんこを弄る。
指を3本、縦にして潜り込ませて。
クリトリスを思い切り潰しながら。
「ああ゛ーっ……お゛う゛っ!!」
よりにもよってリビングで。撒き散らして、イッた。
テーブルから滑り落ちる。カーペットが汚れるのも気にしない。
終わらない。そのまま。
「へ、にへ、へ。……う、ぉ、ほぉ」
口から吐き出したディルドを、ぺたりとテレビに貼り付けて。
テレビに向かってガンガンと腰を振り始める。
「おっほ、きもち、い……ちん! ぽ! まん! ご! イ゛!」
もはやテレビがどうなろうと気にしていないとばかりに、へこへこと中腰で……みっともない姿を晒す。
でも多分、それすらもどうでも良い。お尻を引いて、前に突き出して。中を擦って、クリトリスをぶつけて。
ぺたん、ぺたん。腰と画面がぶつかる音。ディルドを根元までくわえ込んだおまんこが、広がったりすぼんだり。
最高潮。抱きかかえるようにテレビの画面を掴んで。画面に映ったおちんちんに媚びる様に、一際深く腰をがつり。
「―― い、ぐ、うっ!!」
溜まりに溜まった液体を画面に吹き付けながら、仰け反った。
部屋で聞いていた時の獣みたいな叫び声よりは、これでもマシな方だと思う。
パパママの方も盛り上がっているだろうから、ギリギリ聞こえていないっていうだけだ。
いつからだろう。……多分、10月の半ばから。
甜花ちゃんは、こういうオナニーをするようになった。
はじめは違和感。
V字型の。普通は下着だとさえ気付かないようなものが、洗濯物として放り込まれてた。
なんだろう……って、思ってはいたけれど。
甜花ちゃん自体、オナニーは多かったから、声おっきぃなぁと思うくらいだったけれど。
本格的に気付いたのは。配信を手伝いに来ていたプロデューサーさんを見る、甜花ちゃんの熱っぽい視線の意味を理解してからだった。
だから判る。
今テレビに映し出されているおちんちんが、
双子の姉は、その感触を思い出しながら浸っているのだ。
……実のところ。そこからはもう、詳しくは覚えていない。
甘奈も自分で
多分甜花ちゃんも、あまり大したことは考えていない。
おまんこに物を突っ込んで満たせれば、それだけで十分だから。
リビングと廊下。
扉を挟んで、双子がふたり、よがる。
「お゛っお゛っお゛っお゛っお゛っお゛っお゛っ……おお゛っ!」
テレビを陶酔の眼差しで見つめたまま。声量なんて気にしないまま。
机の上に付けたおっきなディルドに四つん這いにまたがって、凄い早いリズムで腰を打ち付ける甜花ちゃん。
「ひぃぃっ……あ゛ぅっ……んぉぉオオっ!」
ぐりぐりと腰を押し付けると同時にお尻を持ち上げて。高々とディルドを吹き飛ばしてしまった。
どうやら飛ばされたディルドはソファの下に入ってしまって。でも、もう入る物なら何でも良いようで。我慢が出来ないようで
手あたり次第。テレビのリモコン。甜花ちゃんのおまんこには、入る。
「ほ、ぉ! まん……こぉっ」
突っ込んだリモコンを上下させながらよたよたと歩き、冷蔵庫の方へ。
引き戸。取り出した2Lペットボトルの口の側を、入れ替わりに突っ込んだ。
「お、う、おっ……うお゛、ぉぉ! うう~っ……おア゛ぁッ」
堪能したみたいで、冷蔵庫の扉を開いたまま次の獲物を物色する。
節操なし。きゅうり、にんじん、ナス。
「きもちっ、てんかっ、まんこ! いいっ、いい……い゛ぃ!」
そのまま下段へ。冷凍室。
取り出したチョコミントアイスを取り出して突っ込み、冷たさにどたばた暴れる甜花ちゃん。
「ふぅ、ぅ……ぃ、あ゛っ!? ……おオぅっ!?」
おまんこが溶けたアイスでべとべとになったので。
何故かシンクで洗おうとして腰を突き出し、水の勢いにびっくりして反り返ったせいでおまんこを蛇口にぶつけ、衝撃でおしっこを出し始めた甜花ちゃん。
「ぉ、ぉ。……う」
ついに力尽きたのか、勢い余って床をおしっこまみれにしてしまって。
しばらく浸った後、何故か(よりにもよって)お風呂場からバスタオルを持って来て拭き始める甜花ちゃん。
こんなのでもう夜中の3時。
普通じゃなくて。最高に気持ちよさそうな。オナニーだった。
甘奈も息を整えて、ずっとおまんこを弄っていた右手を離す。
緩くカーブを描くカラフルな爪先。ずっと外側を弄っていたせいか、パジャマはすっかりびしゃびしゃだ。
でも。すっきりした。
床についていたお尻を浮かして、見つかる前に退散する。シャワーは明日の朝で良い。
甜花ちゃんは多分これから、汚し切ったリビングの片づけを始めて。経験則から言うとこらえきれずに2、3回は続きをするはずだから、時間に余裕はあるけれど。
甘奈がこうしないと
よく甜花ちゃんのおかずにされているあのおちんちんが、誰のものかなのかを理解してからであり。
とても姿が似ている双子の姉に自分を投影して、あの変態な様子が自分だったら ―― と考えてしまってからのこと。
両親が愛し合っている日が、姉妹が全力でオナニーする日になって。
大崎家が、えっちなことばっかりしているとんでもない家族になって。
……。
ああ。
甜花ちゃん、良いなぁ……って。
甘奈はまだ
いいなぁ。
そう。思った。
achievement:大崎甜花(雑魚)→(クソ雑魚)
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