※この作品はR-18です。

プロデューサーは人でなし   作:どろまみれ

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大崎姉妹:(???)

 

 大崎姉妹

 

 

 12月の4週目。

 

 緋田美琴は4つめのフェスを終えた。結果は準優勝。

 彼女が2位に甘んじたのは、黛冬優子がやったのと同様の……こちらのグレード換算にも籍を置くという方法で。

 765プロダクションから、歌姫・如月千早が姿を現したからだった。

 

 パフォーマーとしては甲乙つけ難い2人であると言えるだろう。が。

 歌と踊りと表現力の総合力。特に歌唱力において如月千早に分があった故の結果であると言える。

 もっと率直に言ってしまえば審査員の好み。フェスとしての傾向として、如月千早の方が合致していたということだ。

 

 落胆は無い。

 緋田美琴が海外に持ち逃げするための足場(たかとびだい)は作られたと考える。

 国内シーンでは「あの如月千早」にしか劣らなかったとも言い換えることが出来るからだ。

 

 つまりは。

 直接の対決をこなしたおかげで765側の客層にも緋田美琴を知らしめた。

 

 知名度は引っ張ってくるもの。

 界隈の中だけで枠をじわじわと広げるよりも、繋げて、外の界隈からなだれ込んできてもらった方が早く多い。

 283と765の所属圏が違うからこそ、融和させることで注目度を高めることが出来るだろう。

 

 メジャー(ここは括る)とセントラルとパシフィック、ではないが。

 規模で劣るこちらの所属圏の知名度を上げるための策。合同競技会を催した、こちらにとっての利がこれだ。

 

 国内でやるべきことは終えられた。 

 年始の動きに焦点を切り替える。

 

 ……七草にちかと緋田美琴はもう話をしただろうか。

 年始どころか明後日にもまた合う予定がある。干渉するのでは無く、把握はしておく方が良いだろう。

 と、予定を建てておいて。

 

 

 そしていよいよ ―― 12月24日。

 

 

 日はすっかり沈んだ。

 予定よりも5分ほど後が目標。

 

 後方確認しながら車を駐車し券を切る。

 冬頃になってから何度かお邪魔している大崎家。事務所からはやや離れるが遠くも無い。

 別宅に通う大崎甜花を迎えに行ったり。最近では大崎甘奈の送迎を行ったり。縁浅からぬ場所となっている。

 

 いつも利用する駐車場からの道も迷わなくなった。顔見知りが増えたということは流石に無いが。

 手に袋をいくつか抱えたまま「大崎」の表札の横を通り過ぎ、呼び鈴を鳴らす。

 

 扉の置くから聞こえる、どたどたと走る音。ひそひそ声。

 がちゃりと音がして。玄関口が開かれると。

 

「―― まひっ……いらっしゃいませっ、プロデューサーさんっ! 甘奈にもおちんちんくださひっっ!」

 

 (ふんどし)一丁の大崎甘奈が、靴の居並ぶ玄関口に大開脚でお出迎えをしていた。

 そのせいで、最初に自身の目に飛び込んで来たのは女性器だった。印象は良いような、悪いような。

 

 とはいえこちらも慣れた物。

 革靴を迷い無く踏み出す ―― 大崎甘奈の股を土足の底で、ぐりと捻る。

 

「んひ、い゛っ!? お、ぅ!」

 

 そうして欲しかったのだろう、と言わんばかりに足底を回す。

 擦るのもそうだが、揉むように揺らしたり。奥に向けて押し付けて腹を揺すると効果的。

 靴底の固い感触に耐えかねたのか。

 

「甘奈、いっ……い!」

 

 絶頂では無いのだろうが、軽く身体が跳ねる。

 びくっと腰が浮いて、靴が汚れたので退()けることにする。

 褌の汚れていない部分で拭って靴箱の前に踵を揃えて並べたところで。

 

「にへへ。い、いらっしゃい……プロデューサーさん……!」

 

 遅れて(歩いて)居間から出てきた大崎甜花が軽い足音をたてながら寄ってきて、自身の左腕をぎゅっと胸に抱いた。

 柔らかな感触と満面の笑み。玄関口で大開脚のままの妹を気にもせず。

 

「プロデューサーさんだ……。プロデューサーさん……。にへへ。甜花、次の配信でやろうかなってゲーム、考えてきた……!」

 

 嬉しいことだが、それはそれとして尋ねる。

 両親はどこに居るだろうか。

 

「だいじょうぶ……どっちも今、居ない! ママは、この前。甜花と……プロデューサーさんに、買い物行かせちゃった……から。今度は、最初から。いっぱい買っておくんだー……って。買い物に、行ってる!」

 

 大崎甘奈がこうして(・・・・)いるので予想はついていたが、直接聞けると安心である。

 甜花を左腕に引っ付けたまま居間へ。外套を畳んで置いて、荷物をキッチン側のテーブル上へ。

 

「ちなみに。パパは……お仕事!」

 

 世は無情。

 とはいえよくよく聞けば仕事納めも近いようで、締めのための前準備に多忙であるようだ。

 それはそうだろう。283の事務所も忙しさはある。今日の夜を空けられたのはひとえに早めのスケジュール押さえを敢行出来たから、なのだから。

 

 しばらく持ってきた荷物……お土産の(たぐ)いを整理していると、玄関口で靴にまみれて気持ち良くなっていた大崎甘奈も、居間へと歩いて入ってくる。

 

「ダメか~……。でも甘奈、まだ諦めないからね……!」

 

 褌を締め直しながら、尻隠して乳房丸出し。その褌も既に液まみれという惨状(さんじょう)である。

 そう。以前から激しくなってきた大崎甘奈の攻勢に対して、自身からひとつ課題が出されている。

 全力で()びてもらえたら一考する、と。

 

「頑張って、なーちゃん。……ふぁいと、おー……!」

 

「ありがと~、甜花ちゃん! 頑張るよ~!」

 

 それに対する答えが、この大崎姉妹のやる気の出し様。

 頑張ってくれる分には好ましい。いずれにせよ自身は楽しむだけである。

 

 (しば)し。

 両親の居ない間は何をするでも無く待つのだろうかと思いきや、大崎姉妹が交互に色々と用意をしてくれていた。

 部屋でアルバムを見たり、大崎家が訪れたことのある街を順にゴーグルマップで追ってみたり。一緒にゲームをしたり。

 

 ……姉妹は交互に部屋に出入りし、着衣が替わっていたりしたので、何やら仕込みをしているようだが。

 

「あっ、パパママ、おかえり~!」

 

 そうと待っている内にご両親が帰宅した。

 父親は、仕事帰りに買い出しの手伝いに合流したのだそうだ。仲が良いようで何よりである。

 

 キャストが揃ったため自身もリビングへと移動する。

 挨拶。手土産を渡す。日付がたっても食べられる類いのオードブルと焼き菓子。ついでに父親向けに度数は高く癖も強いが美味しい桐箱の日本酒など。

 

 オードブルは被るであろうこと込みで用意をしたので、それはそれ。

 母親とそんなお気遣いはいいのに……などといった定番のやり取りを交わしつつ。

 

 大崎家の間取りを眺める。

 キッチンとそれに面したリビング。キッチン側にも四つ足のテーブルと椅子。

 リビングにはL字ソファと……冬であるからか。テレビを眺められる場所に、掘り炬燵(ごたつ)が出されていた。

 キッチンからはリビングが一望できる。逆に言えば、リビングからキッチン側は視認しづらい。掘り炬燵によって視点も低くなっているし、囲むように置いてあるソファも壁となっている。

 

 ……大崎姉妹の(くわだ)てがあるようなので警戒はしておく。

 少なくとも覚えておいて損は無い。

 

 そういう考えをしつつも、準備は進む。

 大崎母が料理をキッチン側、リビングのコタツの上にも並べ終え。部屋着に着替えた大崎父が荷物を……片付けようとして。

 探しものがあるらしい。壁に立てかけておいた紙袋だそうだ。

 

「あっ、パパ。それ、甘奈が片付けておいたよ~。忘年会で使うやつでしょ?」

 

 忘年会。そういう季節か。

 283プロダクションは所属タレントは学生が多く、事務員は俺とはづきさんのみ。天井社長とはよく飲みにはいくが、忘年会というよりは定例飲み会に近い。

 催すとしても軽いものだ。事務所で菓子を摘まむとかそういうものである。

 

 大崎家のリビングに合計5人。 

 全員はコタツに入れないので、キッチン側の机にも料理は並ぶ。

 

 ひとまずは全員で両手を合わせて、いただきます。

 そしてメリークリスマス。

 パァンとクラッカーの音。率先して慣らしたのは大崎姉妹である。

 

「めりー……くりすます……!」

 

「メリークリスマス! ……ほらほら。パパとママは仕事帰りなんだから、あっちでコタツに入ってて! 甘奈が続きの準備、しちゃうから!」

 

 両親は娘に背中を押され、俺と向かい合わせにコタツの側へ。

 とたたっとキッチンへ帰って行く双子姉妹。大人が3人、一足早いが顔を見合わせて。メリークリスマスの言葉と共に乾杯する。

 

 ……。

 

 …………。

 

 酒を飲みながら、双子やアルストロメリアでのアイドル活動のことについて話した。

 

 年始にかけては忙しく働いた11月12月の収録物が放映されるため、よければスケジュールを送らせてもらうこと。

 283事務所における先の活動予定のこと。

 特に母親はアイドル活動に関しては双子のやる気に任せる方向性のようで。要約すると「うまく扱ってやって下さいね」と言う所感のようだ。

 

 父親は酒が入ると饒舌(じょうぜつ)なようで、世知辛い話も多くなった。

 転勤によって娘らには迷惑をかけたであろうこと。アイドル活動を楽しそうにやっているのはありがたいと思っていること。

 ……事務所に籍さえあれば、これからの転勤であろうとも、地方での活動を続けられるということを返しておいて。

 

 

 (えん)(たけなわ)

 気付けば、日付が変わるくらいの時間になった。

 

 

 母親が頬を赤くしながら、お酒を飲み過ぎたかしらと笑う。

 父親から明日は用事がある旨を説明され、リビングからふたつ奥の寝室へと下がるよう促され。

 何度も何度も謝られたため、本当に本当に謝る必要はないですと説明し。

 父親とふたり。コタツに腰掛ける形となった。

 

 父親が俺が持ってきた酒も封を切ろう、と話しキッチンの側へ。

 キッチン机の傍で椅子に腰掛けた双子が「パパ、今日はいっぱい飲むね~」などと会話を交わし。

 大吟醸を持ってコタツの中へと戻ってくる。

 

 お互いに注いだところで。

 

 注いだところで。

 

「―― !」

 

 大崎甘奈と大崎甜花が。

 キッチンの椅子に座ったまま、足を広げてこちらに下着を見せつけている姿が視界に映った。

 

 思わず酒杯を持つ指がぴくりと止まる。

 酒のあての袋を空けながら、良いお酒ですねと父親。

 (いぶか)しまれないよう表情は保ち。楽しんで貰えると嬉しいですと返す。

 

 膝元で個人用のスマートフォンに連絡が届く。

 

『それじゃあ甘奈たちの芸、始めるよ! 楽しんでいってね!』

 

 大崎甘奈。

 XLのパーカー。机の下、椅子から垂れ下がった(ふんどし)

 ピースサイン。満面の笑み。

 

『うゆむりふぇふぅ、!、くぁせ』

 

 大崎甜花。

 XLのパーカー。机の下、陰唇はみ出しV字下着(スリングショット)

 ……どうやら姉の方は両親のアルコールに口を付けてしまったようで、酔っ払っているようだ。

 へらっとした笑顔でこちらに手を振っている。

 

 あくまで父親から視線を外さないよう注意。

 とはいえ父親もかなりお酒は回っているようだ。先ほどキッチンへ向かった際の足取りを見れば判別はつく。

 詳しく話を聞けば、ここ最近は忘年会続き(・・)のようだ。それはお疲れ様ですという他ない。

 

 BGMとして点けていたテレビのチャンネルを深夜のお笑い番組に変えながら、父親が小さめのグラスに酒をもう1杯。

 流石に度数も高いものではあるが、止めるのも野暮なので話題を振りながらお酌をしておいて。

 

 ばっ、と。

 キッチン側で、大崎甜花がパーカーを(めく)った。

 

 露出される乳房と陰部。そして腹。

 ……腹にはデフォルメされたデビ太郎の変顔(・・)が描かれていて。

 しかも捲ったパーカーが落ちてこないよう、大崎甘奈が上で縛ってしまった。

 何をするのか。裸で、腹に顔が描いてあって。

 

 まさか、などと思う間もなく。

 大崎甜花が腹踊りを始めてしまった。

 

「~~♪」

 

 既に表情は見えないが、酔っ払っていることが明瞭な足取りでひょこひょことステップを踏み。

 やや肉がついて歪んだデビ太郎の顔を、凹ましたり膨らませたり。

 

 滑稽(こっけい)が過ぎる。

 アイドルがというよりは忘年会の隠し芸とか、宴会芸とか。そういう類いのものだろう。

 そもそも今の時代、脱がせるようなものは(すた)れている。まさか本物を見ることになるとは思いもしなかった。

 

 大崎甜花は父親の背中側だからとやりたい放題。

 股を広げてくいくい腰を振ったかと思えば、腹の肉と共にデビ太郎の顔を(すぼ)めて広げて。

 キッチン周りのものにぶつからないようにだけ注意して欲しい、などとどうでも良い心配が沸いて出る程。

 

 ……目前、父親の会社での苦労話に合わせながら思う。

 どうやらこれが双子姉妹が準備してきた出し物(・・・)、なのだろう。

 

 わざわざ父親の後ろでやる意味も。

 極めてお下劣な芸をやる意味も。

 自身を盛り上げる(・・・・・)ためというのであれば、確かに在ってしまうのだ。

 

 腹踊りを1曲踊り終えて、大崎甜花が椅子に座る。

 その格好のままだ。父親が後ろを見ないことだけを祈る。

 

 2番手。

 大崎甘奈が全裸になって。

 両手に持ったうちわで局部を交互に隠す ―― 裸踊りをし始めた。

 

「へっ、へぁっ」

 

 わざわざがに股になって。

 ぺん、ぺん、とお盆が股を打つ。

 舌を犬の様に垂らしているのはご愛敬。

 

 2人の娘がアイドルを続けられているのが嬉しいという話題が2周目に差し掛かっても未だ。

 父親の後ろで、娘は下品な裸踊りを続ける。

 

 そこまでするか。

 そこまでして、自身の陰茎を挿れたいか。

 人間性やら理性やらを投げ捨ててくれればくれるほど確かに、自身にとっては好ましい。

 

 ぐるりと沸き立つような情念を腹の奥に感じる。

 下半身がコタツに入っていて良かったと、今日以上に思ったことはない。

 

「……と!」

 

 大崎甘奈はうちわをお盆に持ち替えて。

 テレビでちょうど一発芸をしていた芸人の出し物に切り替わる。

 股をお盆で隠し、放送コードに引っかからないよう視聴者側をひやひやさせる奴だ。

 お盆で隠された腰をくいくいとキレよく動かしたり。

 股の前で構えたお盆を高速で裏返したり。

 

 がらんっ。

 

「!? ……だ、だいじょぶだよ~、パパ。甜花ちゃんが酔っ払っちゃって、お盆を落としちゃったみたい」

 

 キッチンの陰に身体を隠したまま、そちらを向いた父親に説明で応じる。

 大崎甜花は腹踊りの格好のままだが……掘りごたつの視線の低さがあっておかげでどうやら、事なきを得たようだ。

 

 お盆を落とした、という言葉で納得したらしい。父親は悪酔いはしないようになと注意をしてからこちらを向き。大崎甘奈が、安堵のため息を吐く。

 

 ……椅子の上で寝ている大崎甜花が、失禁してしまっているようだ。

 大崎甘奈は足を滑らせてお盆を落としたらしい。

 

 そのまま全裸の大崎甘奈は、父親から隠れつつ床を拭く。脱いだパーカーは姉の排泄物まみれになっていたようで、ため息。

 それでも、芸を止めるつもりは無いようだ。

 

「んっ……」

 

 鼠径部を大きく露出するような食い込みのレオタードを着て、大崎甘奈が立ち上がる。

 そもそもサイズが小さいようだ。食い込み過ぎているせいで、厚めの陰唇がはみ出てしまっている。

 そのまま足を大きく開いて構え。

 

「ほっ……ほっ……!」

 

 鼠径に沿わせた両腕を同時に上へ。一昔前の芸人のギャグだ。 

 やたらに鼠径部とはみ出した肉が主張される動作。これを繰り返す。

 さしたる意味は無い。

 

「んふっ、んふっ……!」

 

 今度は褌を締め直して。鼻穴と下唇の間に割り箸を挟んで。

 両手で先ほどのお盆を持ち上げて、どじょうすくい。

 そもそも乳房は隠れておらず、忙しくお盆を滑らせる毎に揺れている。

 広がった鼻穴とへの字に曲がった唇。崩れきった表情と相まって、酷い有り様。

 

 ……のそり。

 

「……パパ、トイレ? いってら~」

 

 随分と飲んでいた父親がトイレに立った。大崎甘奈は慌てて、シンクの裏に隠れながら見送る。

 鼻の割り箸はそのままだったが、どうやら気付かれはしなかったようだ。

 避けるべき視線が減った。良い頃合い。こちらもそろそろ我慢の限界である。

 

「……んふぇ。にへ、プロデューサーしゃん……もがっ」 

 

 眠っていた大崎甜花を起こし。服を剥いで、堀コタツの中へ連れ込んだ。

 完全に足元に潜り込ませた頃合いで、父親が丁度帰ってくる。彼は全裸の娘がいるコタツの中へ足を戻し、お酒が進むとトイレも早くなっちゃいますねとか言う話を始め。

 トイレは大丈夫ですかという質問をされたので。

 

「んふぇ……んぐっ」

 

 大崎甜花の口にすっかり大きくなった自身の男性器を咥えさせ。

 その中に排泄をしながら、大丈夫ですよと返した。

 

「おぼっ……うぇう……ごっ、んごっ」

 

 嚥下する音を聞きながら。父親の足に触れないようがっしりと両脚で、大崎甜花の頭と尻をホールドする。

 出し切る。無理だろうと思っていたが、どうやら大崎甜花は飲みきったようだ。

 

「げふっ。にへへ……え゛うっ!?」

 

 どやっと笑顔を浮かべたので頭を撫でつつ。

 そのまま男性器を口内でしごいてゆく。

 

「ごお゛っ、う。おっ、う」

 

 父親の前で、唇で竿を。舌で裏筋を。喉奥をつつく感触を楽しんでゆく。

 酔いのせいでか、普段よりも幾分か具合が良いように感じられる。

 

 12月に入ってからはひとりでするのも誰かとするのも、ご無沙汰だった。

 色々と忙しかったからだろう。今日ここで吐き出しておくのも、またいいかと思える。

 

 しばらくすると、父親の目がとろりと眠気を帯びる。

 これはと思っていると、コタツの天板に腕を組んで眠り始めてしまった。

 

 どうしたものか。

 ……どうしたもこうもない。

 

「―― あ、甘奈! 踊ります!」

 

 キッチンから勢いよく全裸(からだ)を出したのは、大崎甘奈。

 これ幸いとばかりに声を出し。父親の後ろに出てきて、芸の続きを始めるようだ。

 

 こんどは竿を(しご)くための道具も、コタツの中に用意できた。

 シチュエーションは最悪で。だからこそクリティカル。

 

 大崎甘奈が乳をもろだしのまま、尻を振り。

 父親が持ってきていた忘年会道具の紙袋から、タンバリンを取り出した。

 

「へいっ! へいっ!」

 

 シャンッ、シャンッと音が響く。

 聖なる夜にタンバリンで尻を叩き、自分でも驚くような下品なダンス。

 

 尻。(もも)。腹。

 叩く場所を段々と変えてゆき、遂には局部を叩き出す。

 

「おっ、うっ……! おっ、おっ!」

 

 べちん。べちん。

 澄んだタンバリンの音に混じって水音を放つ大崎甘奈。

 

「う゛っ……ぅ、っ……あ゛!」

 

 ぐぐっと身体を曲げて耐えようとしていた様だが、耐えきれず。

 どうやら絶頂したらしい。太股を伝ってだらだらと、液体が床に溜まってゆく。

 

 それを拭くことも無く。

 

「ぉ、っお。……ま、まだ……あるからね……! ほっ!」

 

 やたらと気合いを入れて立ち上がると。

 尻を大きく上に突き出し。開いた足の間から顔を出して。

 がに股。

 

「おけつ甘奈だよ~! ぶ……ぶりぶり~! ぶりぶり~……!」

 

 そのままの体勢でカサカサと、高速で左右に動き始めた。

 見たことのある動きだ。芸と呼んでよいのかは人によるが。少なくとも社会的に許されるのは園児くらいのもの。

 尻と顔が逆転した大崎甘奈がリビングを左右する様を見ながら。一度出す。

 

「おごっ……! ……んぐ。……べぁ。うえ。一杯……出た、ね」

 

 股座からにゅっと、精液を飲み込んだ大崎甜花。

 自身の膝の上まで身を乗り出してきて。妹の綺麗な尻が必死に動いているのを、きょとんとした顔で眺めつつ。

 

「……えと。あれ、見ながら。もっかい……出す?」

 

 頷く。

 尻の下で固くなってきたものを、再び咥えて貰うことにした。

 

「おえう」

 

 突き出された舌に沿わせるように、男性器を口内へ。

 これだけぶりぶり騒いでいても、父親は未だ目覚める気配は無い。どころか(いびき)までかいている。 

 

 その向かい側で、娘の口内を犯してゆく。

 

「んじゅぼっ、ぼっ、れえう」

 

 唇の上で唾液を潤滑剤に、傘から袋まで。

 全部は入らないので頬の内側に擦り付けるようにしてやると、大崎甜花の顔が膨らんだり(しぼ)んだり。

 12月に入ってからは、殆どの射精を大崎甜花に注いできた。オーラルでの行為も回数は(こな)れたもの。

 なので自身としても、悠々と楽しんでいると。

 

 尻。

 足の間から逆さまに顔を出しながら。

 

「……プロデューサーさーん……! 甘奈、甘奈も見てよ~!」

 

 尻だけ星人が開脚したままこちらへと寄ってきた。

 律儀にも、尻を天に突き出した体勢はそのままだ。

 

 大分のこと……12月に入ってからずっと。

 おあずけ状態の女性器を、液体で濡らして光らせて見せつけながら。

 

「ねぇ……だダメかな? 甘奈、プロデューサーさんのおちんちん、ダメ?」

 

 股の間から、強請(ねだ)る。

 ダメではない。考えるまでもない。

 大崎甘奈の願いは、自身にとっての助けでもある。

 

 なので、答える。

 あと一度。さっきみたいな下品さで絶頂したらいいよ、と。

 

「ほんと!? 絶対約束、約束だよ! ……じゃ、じゃあ」

 

 大崎甘奈は最後にちらりと、コタツの上に両腕を組んで鼾をかいている父親を横目に見たものの。

 それを振り払うように ―― ガシッと。

 自身の男性器を咥えたままの大崎甜花。その尻を、両手で掴んだ。

 

 腰を引いて。

 前へ。

 

「な、なーひゃん……? ひっ」

 

「……ほぉっ!」

 

 べちん。

 大崎甘奈が、大崎甜花の尻に腰を……では無い。女性器を打ち付けた音だ。

 

 一度体勢を直したせいで、大崎甜花の尻は床上に突き出されていた。

 丸くて白くて柔らかいそれは、自身の股を擦るでなく()つのにはうってつけに見えたのだろう。

 

「ほっ! おっ!」

 

「んひっ、ひぃっ」

 

 大崎甜花の尻は確かに、事務所のアイドルの中でも肉が乗っている方。

 とはいえ姉の尻肉に股をぶつけて自慰をするという発想自体からして、常人のそれではない。

 

「おっ、うぁっ……! 甜花ちゃんっ、ごめん、ねっ! えっ!」

 

「ひんっ、いっ、おごっ」

 

 女性器をはたくのが好きなせいでこの光景が見れていると思えば、好ましいか。

 姉妹の尻と女性器が激しくぶつかる。

 こちらも男性器の上下を激しくしてゆく。

 

「いっ、い゛っ! 良いっ! おまんこ気持ちいぃ……! やっば、すっご! 甜花ちゃんのおケツ、ケツ甜花! いっい!!」

 

「んぼじゅっ、ぼっ、んぼふっ」

 

 父親の鼾をかき消すほど激しく響く打撃音。

 べちん。べちん。べちん。べちん。

 タンタンタンタン。

 

 リズムが増して。合わせて。

 自身と大崎甘奈が同時、一際大きく腰を引く。

 

 ごつり。

 

「い、ぐ!」

 

「ん、お゛っ!?」

 

 大崎甘奈が大崎甜花の尻に女性器を押し付けながら絶頂して。

 自身も、大崎甜花の口の中に向けて射精した。

 

 べたり。どすり。

 姉妹が倒れ込む音。

 

 嬌声が止んでやっと、室内の音が聞こえてきた。

 聖夜のテレビ番組らしく、恋人同士の街頭インタビューを使ったクイズバラエティ番組が流れていたようだ。

 

 大崎甜花。

 口内から精液を垂らした彼女の顔をぐりぐりと、股の間に押し付けながら。

 尻を妹の女性器から垂れた液体でテカテカに濡らしたまま。

 

 当の妹は、コタツの上で三つ指をついた。

 全裸。ぴしりとカラフルな手の先指の先を揃えて。

 

「―― どうか、お願いします! 甘奈のいっちばん欲しいクリスマスプレゼント! プロデューサーさんのおちんちん! 挿れて! 下さいっ!」

 

 父親の頭の前で尻を高く掲げて。額を天板に押し付けて。

 クリスマスとは思えないような酷い台詞を、用意してきたようにすらすらと吐く。

 

「お願いします! お願いします! お願い……し、い、うぁっ!」

 

 言葉を(さえぎ)って指をいれる。どうやら膣内は十分なようだ。

 尻を持ち上げてずるりと挿入する。抵抗は一度だけ。

 

「ありが……甘奈、産まれてきて、いちばっ、しあわ……あ、あ゛、ああ゛ァぁ!」

 

 父親が汚れかねないので、そのまま陰核を弄って絶頂させると同時、こちらもさっさと射精する。

 ついでに妹の膣内でしごいたそれで、姉の膣内にも射精をこなし。

 

「にへ、へ……ぴーす……!」

 

「えへへ……いぇ~い! 甘奈、やっとえっちできたよ記念~!」

 

 撮影。

 

 父親の後ろで男性器に両側から頬ずりピースをしているものと。

 

 父親の後ろで顔を踏まれて開脚をし、膣内から精液を垂れ流しているものと。

 

 父親の後ろのソファで挟んで犬神家。女性器をはたかれて、両側から黄色の噴水を吹き出しているもの。

 

 結局父親は、姉妹の排泄物で多少汚れてしまったが。

 どれも良い記念になったと思う。自身にとっても、大崎姉妹にとっても。

 

 特に大崎甘奈に関しては。

 どの画像にも、本当に幸せそうな顔と態度と表情で映っていて。

 

「―― 今の甘奈、めっーちゃ、幸せだから。だからプロデューサーさんも笑顔でいられるよう、甘奈、ずっと隣に居るからね!」

 

 こうして隣に居てくれるのならば。

 自身にとってもきっと、幸せだ。

 

 ……。

 

 ……。

 

「……て、甜花も。一緒だから……ね? ずっと……ずっと!」

 

 勿論である。

 

 





 achievement:大崎甘奈(オナ猿)→(オナ芸猿回され)

 new achievement:大崎甘奈(ケツ甘奈) 大崎甜花(ケツ甜花)

 next:七草にちか③






 system:これにて通常シーズン分の更新を終了。残りはクライマックス編となります。
 これまで以上にかなり趣味に寄った内容にはなるでしょうが、このためにこの形式で書いてきました。最後までを見届け、お付き合い下さると有り難く思います。

 また高評価や感想等で盛り上げて下さると大変に励みになります。
 書いても良いか。入れても良いかと感じたら、どうぞよろしくお願いします。
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