プロデューサーは人でなし 作:どろまみれ
system:注意喚起です。ここからはゾーニングが必要だと考える性癖を繰り出します。
ただしおそらく、この性癖としては程度の軽いものに終始します。
内容の仔細を語るのではなく、人でなし作中Pの立ち位置と
>>今アイドルの項において、性癖としてのスカトロジーを表現する内容があります。
>>Pは排泄物そのもの自体に興奮することはありません。
触れるのに一般的なそれを超えた忌避感があるわけでもないですが、必要なく触れたくもありません(作中内では大崎姉や雌畜生さんに対してこのスタンスを見せています)。
ただし。
排泄物を垂れ流しているアイドル、という光景構成には強い興奮を覚えます。
アイドルそれ自体が汚れることも「程度が軽い範囲」では興奮する一方です。
ただし、細菌や異物的な刺激によって肌や体調に関する広範な不良・不調が及ぶようなプレイに関しては、アイドル業に影響が及びまくるのでドン引きします(今更すぎる)。
このP側のスタンスについては変わる事もなければ、発展することもありません。
なぜなら作中Pの本質的な性癖は別にあり、汚れはその分枝でしかないからです。
……逆に言えば含まれてしまってもいる訳なのですが。
以上。端的に言ってしまえば。
「
これらの点についてご了承ください。
園田智代子③
フライト中の航空機の席にて。
園田智代子が、
「―― うう゛、ううぅぅ~……!!」
背中を丸め。
お腹を両手で押さえ込み。
顔を青ざめさせ、座席の上でうずくまっている。
しかし結論から言って、斑鳩ルカのダンス動画はきっかけに過ぎなかった。
園田智代子はまたしても腹を下してしまったのだ。
硬水を、がぶ飲みしていたせいで。
「……すいま……せぇんっ! こんなになると、思わなかったんでっ……す……!?」
ぶるぶると震えながら謝罪を繰り返す園田智代子。
全ての原因である水は、今は550ml腹の中。
どうしたものか。いや。マグネシウム製剤などを飲むよりはマシなのだろうし。
結局は腹痛のせいなので、治まったタイミングでトイレへ立つしか
「プロデューサー……さぁん……」
波が強くなってきたのだろう。俺の袖を握っている指先に力が入り始めた。
瞳を濡らし、唇を噛みしめ、必死に腹痛に耐える ―― 園田智代子。
視線を逸らすと今にも泣いてしまいそうで、庇護欲と嗜虐癖をくすぐってくる。
自身の悪癖が刺激されてしまう前に押さえ込む。その背をさすりながら、機内の後方。トイレの使用状況を知らせてくれる
「……い、今ですっ……!」
中から他のお客が出てくるタイミングを逃さず腰を上げ。
上げた腰が、くの字に折れたまま。
止まった。
「って、あ、ぁ」
園田智代子が立ち上がると同時に見たのは。
よたよたと歩く子の口を抑え、身体を支え。
一目散にトイレへ駆け込んでゆく、親子の後ろ姿。
「あ、あ、ぁ」
絶望の表情。膝が震え出してしまった。
冷汗と涙が頬を伝う。限界はとうに超えている。クラスの別がない航空機だ。子どもも限界だろうから、アテンダントに言ったところで解決される問題では無い。
いや。正確に言えばひとつだけ。漏らしはしない方法は存在しているのだが。
これを智代子に伝えて良いものか、悩んでいる。
悩んでいるその間にも苦しんでいる、彼女に。
決まりだ。
つまりは自身が智代子に変な目でみられるくらいで済むならば、それでいい。
「あ、も……え?」
園田智代子が中腰に、突き出された尻が小刻みに震えだすのと同時。
俺は鞄を開くと、中から ―― 成人向けオムツを取り出して見せた。
園田智代子の目が見開き、唇が「へ」の字で固まってしまう。
自身が、特殊な趣味を持つ七草にちかのために持っていたものだ。
手荷物の中にあったのは幸か、不幸か。
差し出されたオムツ。それだけで意図を理解してくれたのだろう。
彼女はいちど、視線をすっとトイレへ動かした後。
「くぅっ……ありがとう……ございますっ……! 不肖・園田智代子、恩に着ますっ……!」
俺の目の前で。
機内だというのに。
迷うこと無く下着を脱ぎ捨て。
智代子はオムツを装着した。
それっきり。
座る。
震えてしまう。
十分だろう。十分に、彼女はアイドルらしかった。
「えへへ、えへ……あ、あ……うぁ……。……う~~~」
泣いている。人の前で。園田智代子が。
航空機のエンジン音はあるものの。排泄音は、隣であれば聞こえるだろう。
自身がここを離れられるわけもない。彼女は通路を歩く人々に、この姿を見られたくはないだろうから。
……ただ、自身は彼女のプロデューサーだ。
「……あ」
彼女の顔の下で祈るように握られた両手。
その指を
園田智代子の歩いてきた道程の長さを。
アイドルとして届けてきた笑顔の数を。
気にするなというのは無理なのは承知の上で、繰り返す。
体調不良は誰にでもある。水ならば次は注意できる。
もう1度言うが、病気などではなくて本当に良かった。
アイドルは排泄をしないだなんていうのは
智代子が大変な時に傍に居たのが
智代子が大変な時に独りではなく、自身が傍に居ることが出来て良かった、と。
「……プロデューサー……さん」
顔を上げる。
大きな瞳いっぱいに涙が溢れ、目元は既に腫れていた。
服の袖は、涙で灰色に濡れている。
「私……えへ……アイドルで……」
言葉にならないつっかえが
「これから頑張ろうって……思って……なのに」
普段の弾けるような明るさは、下着にくるまれて機内の床。
園田智代子は自身へ向けて、卑屈に笑う。
涙と鼻水が
唇が震え、頬はひくつき、額と手のひらは冷や汗がびっしょり。
彼女はこちらの性癖を
「はじめのオーディションの時から、プロデューサーさんには、お世話に……なりっぱなし……で……」
道筋を
そして彼女はここまで来た。
見上げるだけだったあの星を目指し、手に届かそうという
腹痛。
「……! ひ、うっ……う、ぅ」
決壊した。粘調音。
そちらは見ずに背をさする。
握った手は離さない。
「私……
成ろう。成るまで自身は隣に居るから。
言葉にはせず。それでも覚悟が伝わるよう、彼女の小さな手を握り続けた。
――
――――
フライトを終え。
朝方には別の国。乗り換えの空港へと着くことが出来た。
結局。
自身は航空機の中でずっと、園田智代子の傍にいた。
あれからようやくトイレが開いたのは20分後。エチケット袋を持った親子が出て来てからのことだった。
少し迷ったが。自身はアテンダントに園田智代子も
腰は立たず。足に力は入らず。涙は止まることがない。園田智代子は着替えも清拭も、とてもではないが自身で行えるような状態ではなかったからだ。
彼女の許可を得て下半身の世話をした。
大崎甜花や七草にちかや、最近では櫻木真乃もか。そういった
必要な物品が全て手元に揃っていたのは幸運だ。あの妹
都合3回。園田智代子が飛行機内で漏らした回数である。
親子はあれからも何度か吐き気を催したため、園田智代子はトイレに長くいられなかった。結局手持ちのオムツを全消費することになったのは、明らかに不幸。
西へ向かったとは言え日付変わって、月曜日の早朝深夜。
本当にすいません謝罪Botと化した園田智代子を、抱きかかえるように連れて飛行機から降り。
社長へ「園田の調子を鑑みて、本日は帰国せず宿泊します」と伝え。領収書をしっかりもらってくるよう言い含められ。
モーテルなどではなく。
海岸近くのホテルへチェックインしたのが、先ほどのことだ。
……。
「……」
無言のまま、園田智代子と海岸線を歩いている。
朝焼けに包まれた東海岸の空。橙色のクチバシを北へ向けた鳥たちが、群れになって飛んでゆく。
ホテル街で一晩を明かして後。園田智代子に呼び出されて、ここへ来た。
プロデューサーの仕事だ。航空機内での出来事については、自身が話さなければ広がることはない。とはいえコミュニケーションを欠かして良いわけでもない。
彼女の方から切り出してくれたのならば、聞き届けたいと思っている。
海の向こうには陸ではなく、空ばかりが有るのではないか。
そう感じるほどに遠い水平線を見つめていると。声がした。
「えぇっと……一晩たちまして。あらためまして。昨日はほんとうにありがとうございました、プロデューサーさん」
波打ち際に立ち止まった園田智代子が、深く深ぁく腰を折る。
先日の装いからうってかわって、あの日の
聞くところによればこれは、いつぞやのステージ衣装をイメージしたオートクチュール。天井社長からアイドルら全員へ向けたプレゼントであったらしい。
砂浜に。白装。
先週の出来事を思い出させるシチュエーションでありながら、時間帯は真逆の朝早く。
空と海の境目が染まってゆく。プラチナムドーン。いずれ間もなくオールブルーに変わり、東海岸には日常が訪れることだろう。
引いた波が返ってくる。
彼女が顔を上げてくれたところに、こちらも視線を合わせた。
「……いえ。あの。トラウマだ~、とかにはなってませんので。ちょこっとだけです、はい……」
どんよりと肩を落としてはみせたが、わざとらしさが含まれている。
すっと体勢を戻せば、園田智代子の笑顔があった。
笑顔。苦笑い。
「……。その、私。スケジューリング。自分でやってみよう! って、確かに思ったんですけども。……やっぱり全部をひとりでやってみるのは、やめにしようかなー……と、思い直しまして」
むしろ。もはやセルフプロデュースに近いレベルの高いスケジューリングを全て、自分でやろうと考えていたのか……とは思ったが。
チャレンジする分には、そうなるか。目標は高くするものだ。
しかし彼女はそれをやめにするという。考えを聞きたい所である。
「えっと。この間の詩花ちゃんのインタビューを思い出しちゃいまして。……天海春香ちゃんに敗れても。ひとりより、ふたり分の強さを持って、また次も競います……って」
ああ。マスターズ・ポラリス後のインタビュー。天海春香の後塵を拝した詩花は、確かにそう語っていた。
これから765の先輩が正式に事務所の枠を飛び越えて助言役をやるらしいという裏話も聞いてはいる。そもそも引く手数多の先輩である。765という枠には収まりきらなかった、ということなのだろう。
アイドルという界隈全体に漂う空気は、今も、確かに変わっている。
日高舞の頃からも。天井社長の頃も。今も。
変わらない世界だなんて、始めからないのかも知れないが。
「……私は学生なので。チャレンジはいつでもしていたいです。ですが、だからといって、しなくてもいいミスも……特にお仕事に関しては。したくはないと、思います」
特に最後を強調して、園田智代子は拳を握り。
生唾ごくり。
ですので、と鳴いた。
「―― ですので、プロデューサーさん。わたっ……。私と! セフレになっては!! くれませんでしょうかっ!!!」
すぐさま波音にかき消されたのは、幸いだろう。
大声に吃驚して海鳥は飛び立ったが。近くに人の気配はない。日本語だった。
……安全確認はこれくらいとして。
こちらが何かを言う前に。
園田智代子(セフレ募集中)はこちらを押さえるように、手のひらを突きつける。
「あの、い、言い訳もさせてくださいね……?」
まぁそれはそうか。考えなしに口にしたはずもない。
待つよ、と告げ。ふたりで砂浜の流木に腰を下ろす。
水平線。波。水平線。波。水平線。
朝焼けに昇ってゆく星を見つめる。
「……初めてドームを獲って
どこか遠くを想うように。
今は姿はないが確かに歴史を彩った、
「私が知っている、アイドルが1番に輝いている時間って、恋をしている時期だった……と、勝手に思うわけなんですよ」
天海春香は、そうか。詩花は、そうだろう。
島村卯月について、あまり深くは知らないが。知己である346のプロデューサーから、別のプロデューサーが立ち上げていたプロジェクトの進退について聞かされたことはある。
星井美希については今更だ。何せハニーである。そこまで含めて彼女の伝説と言えてしまうのだから、大したキャラクターだと感心しきり。
それにしても。
恋がアイドルを輝かせる、か。
実例があり過ぎて、納得しかない内容だ。
「……ですよねっ!? よかったぁ~……。いえ。誰かにこのことを話すのは、初めてでしたもので」
園田智代子が向かい風にほうと息を吐く。
恋と呼ばれたが。それは、要は、人にとっての
言葉にしてしまえばロマンに比重は傾くだろうけれども。
質的なスケールは作り様もなく。数字としてデータを出すことは難しいだろうけれども。
それでも何かわくわくするような。人としての内側から溢れ出るあの熱は、見ている側にもエネルギーを振りまくだろう。
そういう意味では確かに。恋でも窮地でも楽しさでも、壁でも。
春に
「そんな風に真剣にお答えされてしまうと、ちょっと、恥ずかしいですけど……。……とにかくですね。私、園田智代子がやりたい方向性のひとつって、これじゃあないかなぁ、とかとか。思っていたりするのです」
両膝を抱え額にぶつけた。
頭頂部とシニヨン。近くにまた海鳥が降りてきたのを横目に。
「ティーンズなので。……恋という状況環境に憧れちゃったりも、しています。でもその相手はプロデューサーさんしか思い付かないというか……凛世ちゃんにはゴメンだけど私もプロデューサーさんが良いっていうか……いえ。消去法とかではなくってですね!?」
頬を両膝で挟みながら俯いたかと思えば、こちらに向けて熱弁したり。
「今日だけでもいいんです。恋人にはなれなくってもいいんです。……今日の飛行機の中で、ずっと、私のことを励ましてくれてたじゃないですか。手を恋人握りしながら、耳元で、ずっと私のことを励ましてくれた、あの声……」
とても悲しげな横顔で海を見つめたり。
「ううん。そもそも、それだけじゃあ、なくって。チョコレート巡りの時にプロデューサーさん、私に借りがあるだなんて言ってましたけど……そんなことは、ありません。逆です。もらったものが多過ぎて、溢れていて ―― かけがえがなくって。嬉しくって。私の一生をかけても返しきれるものじゃないな……だなんて。思ってます」
指折り数えて、
園田智代子がこの事務所に来られたこと。
アイドルとして活動出来ていること。
活動を続けられていること。
「これは全部、プロデューサーさんのおかげです。なぜなら私がそう感じてるから、ですっ……!」
瞳に熱。視線に星。
見つめてよろしく、人でなし。
「だから。プロデューサーさんにはずっと、ずぅっと。借りを作っちゃってばっかりですから。今も事務所の皆をひとりで受け持っているせいで、明らかに残業時間も多いですし、プライベートもあんまりないですし……。私としてはそういうの、気になっちゃってました」
今回スケジューリングを自分で、って考えたのも。だからですよ。と。
言外に告げながら園田智代子は海の向こう。波の合間に、吐き捨てる。
「……私をさし
立ち上がる。
風が吹く。あの日の光景の焼き直し。
ぶわりと裾が広がって、はためいて、白の裾端は、昇ってくる朝日を乱反射した。
「わ、私が! ……性欲を持て余している、といいますか……。昨日から……ですね。トイレの度に、プロデューサーさんの声を思い出してしまうんです。えと! 変な意味……じゃあ、
つまりは。
園田智代子と自身とで。互いに性欲を解消しようじゃ無いか、という提案だ。
その関係性は確かに、
それでいて。自身と擬似的な恋愛に近しい経験が出来るのならば、アイドルの園田智代子としても一石二鳥。願ったり叶ったりであると。
「……あの、そのう」
砂の上。
両の拳を握った園田智代子から視線を外す。
理解は出来た。
自身が園田智代子に欲情しないということはない。事実として航空機の中でも、
自身はとうに決めている。アイドルが無様を
その上で考えるべき事もある。
園田智代子は明らかに。自分自身の魅力を、疑ってかかっている。
そうでなくては、こうもやけっぱちに、直接的な行為に及びはしない。自尊心という意味では最大限に削れている頃合い。斑鳩ルカの動画を見たのも、結果的には最悪のタイミングとなってしまった。
削れに削れた園田智代子を支えたい。そう思う。
その過程として。支える手段としての肉体関係が相応しいかどうかは、ぶっちゃけるとどうでも良い。
航空機内で冷汗垂らし、オムツ内に排便漏らしていた園田智代子は。その破滅と羞恥と無様さは、少なくとも自身にとって、とてつもなく魅力的だった。
彼女は高く飛んでいて、面白そうだ。
踏みつけると凹んで、楽しそうだ。
調理すると甘ったるくて、美味しそうだ。
だから。返答は決まり。
だが、と。付け加えなければならない。
大事なことがふたつ。
顔を上げる。
現状。園田智代子は、排便で性的な刺激を感受していることになるのだが。良いのだろうか。
「はいっ! アレですけど、事実ですからっ!」
ばちり。視線。
恋人という関係でないからには、自身はこれからも自由に性欲を解消するが。良いのだろうか。
「はいっ!! 私は全部をあげるつもりですが、プロデューサーさんは何人でもどうぞっ!!」
ここまでを聞いて、流木に全体重を預ける。
……なるほど、と諦めはついた。話すべき事は話す。その上で園田智代子が、それでもと望むなら。
12人目。性欲の捌け口として。この人でなしの玩具になってくれるのであれば。
肩を落とす。腹が震える。股間が熱を帯びる。
早速のお願いをした。そのつもりがあるのならと。園田智代子に。
……。
「―― ん、い゛……んはぁっ、あ、あっ……!? ……あああ、ぁぁっ!」
園田智代子が。
砂浜の上に
あの日の11人よりも、一段上の無様を晒して。
白の翼が胆汁色に汚れてゆく。
性欲を解消するために。
ホテルで彼女に男性器を挿入し、射精した。
彼女は尻穴から浣腸液を、女性器から愛液と精子を垂らしながら、翌日のフライトまで付き合ってくれた。
わざわざオムツを買い込んで。
自国へのフライト便の中でもまた、オムツ内に排泄をさせる。
アイドルなのに。アイドルだから。いい年して。
白と黒。赤と青と黄色。闇中の光源。夜空の星。
沢山の色が交じっている。
明快で鮮やかでくっきりとした、廃棄物。
星どころではない。暗がりの路地裏。路傍の石。吐瀉物。排泄物。
空から落ちてきた鳥の、死骸に見紛う汚れ様。
そんな中。ただひとりだけ。
鳥を巣立ちからずっと見つめていた男だけが。
追いかけて。路地裏に割り入って。足を止め。鳥の体を、手に取った。
洗って汚して何度でも。綺麗にして賛美されて、巣では汚して。
その姿は自身にとって。
next:園田智代子④
achievement:園田智代子(アイドル)→(排泄中毒)