※この作品はR-18です。

怠惰のエデン   作:o-fan

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pixivに投稿した同名タイトルの同一作品です。
既読の方はご注意ください。



怠惰のエデン

 何度目かのポケモンバトルはいつも通りの結末。

 敗北しベッドに腰掛けたカトレアは、いつも通り憂いとも睡魔とも受け取れる顔を向けてくる。

「また負けたわ。…そんなにアタクシからお金をまきあげたいのかしら」

「いらないよ、もう」

 トウヤは最初以降かたくなに受け取っていない。カトレアの下に来るのは別の目的だった。

「最近毎日ね……暇なのかしら?」

「ええと…」

「まあ……アタクシは退屈しないからいいけど」

 カトレアに異性として意識を向けたのは、二度目の対戦のときだった。

 Nとの戦いを控えていた初戦とは違い、純粋に戦いを楽しんだ。

 戦法、性格も深く見え、人となりを認識した後のこと、彼女の優れた容貌と怠惰から垣間見える自信。

 カトレアはトウヤの心をつかんだ。

 多感な目線はベッドの上で待つ美少女へ。

 こちらは見下ろすゆえ、見上げてくる碧眼と不意に顔をずらした時の流し目が、トウヤの心をうずかせる。

(彼女と、恋人同士になれたなら)

「……このあと残りの四天王に挑むのかしら?」

「ああ、うん」

 カトレアのみに挑んでいることを悟られたくないゆえ、歯切れが悪い。

「そ、それじゃあ」

「…待ちなさい」

 呼び止められたのは初めてだった。

「どうして…嘘をついたの」

「え」

「ここ毎日…アタクシにしか挑んでないでしょう」

(気づかれていた)

 四天王同士少し会話すればわかる。トウヤは子供だった。

「ねえ、どうして、アタクシに嘘をついたのかしら」

 沈黙した。あなたに好意をもっているから、などとキザに返せない。

 彼女の糾弾に混乱する。

「そ、それは」

(あなたが好きだから)

「…ふふ」

 あわてるトウヤを見て、カトレアは微笑んだ。すでにカトレアはトウヤの答えを知っている。

 二戦目以降、すぐに目線に気づいた。彼女に言わせればもういい塩梅。

 確信が持てる。

(さあ言って。あなたの心を)

「か、カトレアが」

「…アタクシが?」

 カトレアが望むのは言霊。

「カトレアが、す」

 想いは消えるが、発すれば言質となる。

「す、好きなんだっ」

「ふふ…」

(捕らえた)

 カトレアは寂しさから脱したかった。怠惰に生きる人は、一人が常。

 ベッドの上、変わらぬ日常。

 共に堕ちていく”つがい”がほしい。

(アタクシからじゃ、逃げられる)

 少年から言った。

「ありがとう。…アタクシもあなたが好きよ。トウヤ」

「あ…」

 一喜一憂する顔に、これから一生退屈しないだろう。

「トウヤ…きて…」

 手招きするカトレアの微笑みに、トウヤは浮かれていた。

 

(もう、離さない)

 このあとトウヤは悦楽に浸り、後悔して堕落する。

 

「ん」

 トウヤが目の前に立ったのを見計らい、目を瞑り口を突き出す。

「あっ」

 ドギマギする彼が面白い。

 片目だけあけて、不満そうな声を出してみる。

「してくれないの。キス」

「あ」

「…いやならいいわ」

「すっする。するよ」

「早くね…」

 再び目を瞑る。

 覚悟を決めたのか、肩をつかんできた。少し痛い。

「ん…」

「ん」

 柔らかい、子供っぽいキス。

(トウヤ、あなた今すごく幸せね)

 肩をつかむ手が震えてる。

(でもこれからよ)

 強く首に手を回し、唇を押し付ける。

(かっカトレアっ)

 驚くトウヤ。すかさずベッドに引き倒す。

「んむう」

 歯がかち合わないよう、角度を変える。自然隙間が開いた。

 にゅるん。

「んんっ!?」

(えっ!?舌がっ入って…!)

(ふふっ…トウヤ、聞こえる?)

(えっ)

 テレパシーで語りかける。

(アタクシ自身エスパー能力者なのは知ってるでしょ?だからこういうこともできるの)

(かっカトレア…あっああっ)

「んんっちゅうっれるれるっはぷっんんちゅうう」

(とっても気持ちいいでしょトウヤ。あなたの舌、からめとって口でしごいてあげる)

(あっあっあああ!)

「ちゅぱちゅうううちゅるる…」

 濃密な口付け。初心な少年を染める快感がほとばしる。

(トウヤの唾液…とてもおいしい。もっといただくわね)

(…あっうああ…)

「ちゅるちゅうううう」

(ふふ…脳髄までとろけたのかしら)

(あっ…か…カトレアぁ…)

「んぷっ…ん…ごちそうさま」

 糸を引いた唾液が頬を伝う。おいしい。

「…はぁ…はぁ…はぁ…」

「ふふ…すごい溶けた表情してるわ」

「だっ…だって…あうぅ!」

 ズボンからはちきれんばかりのペニスを優しくさする。もっと。

「これからが本番よ…もっと気持ちよくなりたくない?」

「あっあっなっ…なりったい…!」

「ふふ…」

 チャックを下ろし、パンツの隙間から手探りで誘い出す。

「あっあっ」

 そのたびに鳴く声。ああもっと。

「とても立派ね…トウヤ」

「あっ」

「じっとしてて…」

 唾液で手のひらをぬらし、すべすべと亀頭をなでる。

 ぬちゅ…ぬちゅ…

「あっ…かとれあぁ…」

「もどかしい?」

「もっと…激しく…」

「わかったわ…」

 全体を優しく包み込む。激しいのを望んでいる。

「…天国を味あわせてあげる」

 上下運動開始。

 ぬちゅ…ぬちゅ…ぬちゅ…ぬちゅ…ぬちゅ…ぬちゅ…ぬちゅ…

「あっ…きもち…いいよ…」

「まだ…これからよ。ランクルス、ムシャーナ」

「えっ」

「押さえつけて」

「かっカトレア!?なにを」

 トウヤの体がねんりきで押さえつけられた。もう自分の意思で動かせない。

「うっ動けない…離して!」

「安心して…」

 少し強く握りこみ、上下の動きを早くする。

「ふふ…」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ…

「あっあっでっでるっ!でるよ!ああっ!」

 ビクンビクン。っと震えるだけ。

「せっかちね。トウヤ…」

「あっええっ!なっなんで出なっあああっ!!」

「ねんりきはこういうこともできるの。すっごく気持ちいいから…」

 出るのは先走りの汁だけ。すべりのよくなった肉棒をさらにしごく。

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ…

「とっとまっってぇ!またいっ…!!!」

 また幻の絶頂。トウヤの体がびくんとはねて、涎がとめどなくあふれてくる。

「ひっひいっ!!かっかとれあぁ!!やっやめてぇええ!!」

「トウヤ…私あなたが本当に大好きなの」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ

「アタクシを何回も何回も敗北させることができるの…あなただけなのよ」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ…

「あなたがアタクシだけに会いにきてるってわかったとき…アタクシがどれだけときめいたかわかる?」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ

「アタクシ…あなたに溺れてるの。心も体もどこまでも。けど不公平じゃない。…アタクシだけトウヤに溺れてるの」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ

「だからあなたも…身も心も私に溺れて。そうすれば…二人対等でしょ」

 ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ…

「あっあああああ!!!!」

 ぴゅる…ぴゅる…

 我慢汁が射精のようにあふれる。

「イきたい?トウヤ…」

「あっ…かと…れ…あ…」

 息は荒く、焦点が合っていない。ゾクゾクと心が震える。

 濡れきった手を離す。

「ほら…次はアタクシに…ね」

 ベッドに縛り付けられたトウヤの顔にまたがり、素肌をさらした陰部を押し付ける。

「口は動くでしょ。アタクシをいっぱい気持ちよくさせて…そしたら、一緒にイきましょう?」

「はっ…はぁ…!はぁっ!」

 トウヤの目が血走っていく。吐息がこそばゆい。

「ああっ…! トウヤの舌がっ…はいってくるぅっ…!」

「んっんんんっんんっ」

 ちゅるちゅるちゅる…

技術もなにもない、荒々しいだけの舌の出し入れ。なのに。

「あっ…そんなっすっちゃ…ぁあぁ!」

じゅるるるっちゅるるじゅるる…

「もういっ…!とうやぁあ…!」

 かりっ

「ああぁぁあああ!イっ…イきたいのにぃ…いい!」

 私にもちゃんと、ムシャーナたちに命じた絶頂の抑制。

(かとれあぁ!はやくっ!はやくっ!)

 淫欲で染まったトウヤの思念が伝わり、より一層体が高ぶっていく。

「ひぃいい!とう…やぁ!」

 体を自らのポケモンたちで縛り、トウヤの貪りから幻の絶頂を繰り返す。

「いっいきっ…いきたいのぉ!あああぁああ!!」

 ちゅるるるるるる…

「あああぁ…!とうやぁ…あっ!もうっほんとにっ…もうっだめぇ…!!いぃ…!」

「んんっ!んんっ!んんっ!」

「あひ…あひぃい…あっ…」

 快楽以外何も考えられるなくなり、汁をたらしながら虚空を見つめ小刻みに震える。

 正気を失ったことが配下に伝わり、私の体がふわっと宙に浮く。

 ねんりきによって導かれ、トウヤのそそり立ったままの肉棒へ。

「あっ…あっ………トウヤぁ…」

「かと…れあ…」

「一緒に……イキマショウ」

 極上の前菜が終わった。

 私から垂れた涎を、トウヤが飲み込む。

 

 ああっやっと一緒にイケル。

 溜め込んで、溜め込んで、溜め込んだ。快楽の引き金。

 いっぱい出してっいっぱいイって。アタクシとあなた、一緒にっ。

「かとれあぁっ…」

 次第に体が降りていく…

 

(トウヤは…アタクシのっ…もの…!)

 

 ぬちゅ…くちゅ……

 

 もう、絶頂は自由。

 

「トウヤのぉ…いっぱいっちょうだぁい…?」

 

 ずぷんっ!!

 

「あぁああぁぁぁん!!」

「ああああっっっ!!!!」

 

 びゅるるるるるびゅるるるるるびゅるるるるるるるびゅるるるるるる!!びゅううう!びゅうううううう!

(とうやのがっ…いっぱい…なかにぃ…!!)

 ぷしゃああああああ……

 

 どぷどぷとトウヤのが流れ込んでくる。互いの体を痛いほど抱きしめて、常人ではありえない快楽の奔流にひたすら壊される。

(おなか…膨らんじゃう…)

 トウヤの射精がどばどばと止まらず、子宮をとっぷりと満たしながら、入りきらない精子が接合部から際限なくあふれ出る。

 潮をトウヤの体に撒き散らしながら、抱きついた体が脱力していく。トウヤも同じで、射精の悦楽に耐え切れず意識が薄れていくのがわかる。

(好きよトウヤ。大好き、大好き、大好き)

 意識を失う前に、精一杯の思念を送る。

(かと…れあ…僕は…)

 おやすみ、トウヤ。

 

 じゅぽ…じゅぽ…

「…んん…ん?…なっ!」

(おはよう、トウヤ)

 口がふさがれてるので、思念を送る。

「かっカトレア!?これはっひうっ!」

 アタクシのあごが緩やかにムシャーナたちによって自動で動く。

 唾液と粘膜で覆いじゅぶじゅぶとしゃぶくりながら、舌先で裏筋をねっとり舐め上げる。

 ちゅるるるぢゅうううううううう

「んー」

「あああぁぁあああっ!!」

 口の中の亀頭がぷっくりと膨らみだす。舌先で鈴口をぐりぐりとほじくれば、もうとどめ。

 びゅるるるるうう!!びゅるるる!

 ちゅううううーー…

「んっぷはあ…」

「なっなんで…」

「ちょっと薄いけど、おいしいわ。さ…続きをしましょうトウヤ」

「つ…つづきって…ちょっと、やすみたいよ…」

「そう…じゃ…続きは一眠りしてからね…ふぅあ…」

「あっ…ごめん。今日は昼からチェレンとベルが…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何を言ってるの?」

 

「トウヤ…もうアタクシたちはこのベッドから出る必要はないの」

 

「食事はコクランが運んできてくれて…ポケモンたちが体に直接テレポート。排泄も…全て体からテレポートしてくれるの」

 

「カトレア…?」

 

「ベッドと体の衛生も大丈夫よ。…シーツも汚れも全てテレポート」

 

「腰を動かすのが疲れても大丈夫。だってポケモンたちが…ねんりきでアタクシたちをうごかしてくれるもの」

 

(かっ…かとれあ…!?体が…うごかな…!?)

 

「素敵でしょトウヤ…もうアタクシたちはなにもしなくていいの。ただこのベッドの上で抱き合って貪りあって…求め合ってていいの。ずっとアタクシに溺れてていいの」

 

(あっ…ああ………)

 

「アタクシはあなたを愛してる。あなたもアタクシを愛してるわ。…エスパーだからわかるの」

 

「ずっと一緒よ…アタクシの、トウヤ」

 

 あなたは、アタクシを愛してるもの。

 

 

 もう、どれくらいたったのだろう。

「んちゅ…ちゅ…れる…ちゅう」

(おはよう、トウヤ)

 起床と同時に、深い口付けと彼女のテレパシーが流れ込む。

(もう、朝ごはんはあなたの胃の中よ、…ここも元気になってるわ)

 本当に今は朝なのか。それすらももうわからない。

 抵抗する思い、逃げる気力さえ、ねんりきによって消されているのだろうか。

 ただ確実なのは、僕のペニスにからみつく彼女のふとももが、徐々に深く沈みこんできていることだ。

「さ…今日も楽しみましょう。トウヤ…」

 じゅぷ…

 日に日に体力が落ちているのがわかる。

 ぐちゅ…ぐちゅ…ぐちゅ…ぐちゅ…

 互いの腰が動いているのは、自分の意思じゃない。

 彼女のエスパーポケモンが、かわるがわる僕たちのベッド上の生活をコントロールしているのだ。

「カトレアさん、トウヤ君は…まだ見つからないそうです」

「ん…あっ…そう…残念…ねっ…あぁん」

 外来者があってもすぐにさいみんじゅつでベッド上の交合が隠蔽される。

 邪魔をされず、終わりも来ず。

 快楽の永久機関。

「あっ…いきそう…トウヤ…アタクシのこと…好き…?」

「…すき…だよ…カトレア…うっ」

「あっ…んんっ!」

 びゅるるびゅるるびゅるる…

 彼女が作り上げた怠惰の楽園。僕は捕らえられた。

 けど、それもいいか。

「ふふ…大好き…ずっと一緒よ…トウヤ」

 

 僕は、愛されてるのだから。

 

END

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