※この作品はR-18です。

その性的欲求を満たして   作:智明

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結城明日奈の挑発 下

「あ゛ー、トイレん中は涼しい…」

 

「この後何だっけ?」

 

「数学な」

 

「うおっ、お前の相変わらずでけえな…」

 

「どうでもいいけどこっち見るなよ…」

 

「それよりお前ら宿題やった?」

 

「「家に忘れた」」

 

「いやそれやってないだろ全然…」

 

「俺はやったけど家に忘れたわ」

 

「はぁ、使っえねえ…」

 

「お前もな」

 

 

  トイレ内で複数の男子の声が鳴り響いていた。その声から察するに人数は四人といった所だろうか。人が来た事にびっくりした俺は思わず押し黙って結城さんと共にその場から動けずにいた。

 

  どうでもいいが声がすげえでかい。男子トイレの中だと音が反響し合っているから彼らの会話が無茶苦茶うるさい。これは豆知識なんだが家のバスルームや学校のトイレとかがやたら音が鳴り響く理由は壁の厚さと室内の広さが原因にあるそうだ。壁が厚ければ厚い程音がほぼ外に漏れることなく壁同士で音が反射を繰り返すのだ。そして室内の広さによって音量が変わるらしく、広ければ広い程音が大きくなるそうだ。

 

  …うむ。

 

  ちんぽ丸出しにして結城さんと繋がったまま思いつく話じゃないな。でもおかげで大分冷静になれた。人が来た時は心臓が口から飛び出るかと思うぐらいに驚いたからな。

 

  それにしても頭に血が昇っていたとはいえ勢いのまま結城さんをここに連れ込んだのは正直に言ってやりすぎたのかも知れない。そしてそのまま彼女の同意も無く無理やり犯したから一線を越えたようで肩身が狭い思いだった。まぁ、結城さんは怒るどころかどこか満足気だったからセーフなのだがこれが解せん。なんでや。

 

  膣内で入れっぱなしのちんぽはガチガチのままだった。この状況でよくもまぁ立つよなぁ俺。普通今回みたいにやってる最中や雰囲気とかを壊されると萎えるのが一般的事だって話を聞いた事がある。

 

  ぶっちゃけセックス中に中折れは俺でもかっこ悪いと思うから意地でも硬いままにするつもりだったがガチガチのままだったから杞憂みたいだ。ただ動いてこそしていないのに射精感がもの凄い勢いで込み上げてくる。中のウネウネがまるで触手のようで裏筋を撫でるように優しく動いているのがわかる。結城さんこれどうやって動かしているんだ…、ていうか動かないでくださいませいや本当にハイ。

 

  男子共が来てから一分以上が経過。彼らの話し声がまだ聞こえる。トイレを出る気配が無いしやたら長いが多分つれしょんだろうと思う。

 

  一人だったなら出すもんを出して直ぐ出るのに何故つれしょんだとこうも長いのか。ところでつれしょんとは友人を誘って一緒に用を足すというものなのだが同じ便器に用を足すのもつれしょんというそうな。またどうでもいい雑学。じっとしているとどうでもいい事ばかり考えてしまう。俺って実はかなり落ち着きのない奴だった?

 

 

「ぅん♡」

 

 

  どこかなまめかしく、色気にあふれた可愛らしい小さな声が漏れた。

 

 

「おい、今なんか女子の声聞こえなかった?」

 

 

  一人の男子が呟く。

 

 

 

「聞こえた…、気がする?」

 

 

  当たり前だがどんなに抑えた小さな声でもトイレ内は響くから絶対に聞こえる。先ほどまで雑談していた男子たちも流石に『これ』は聞き逃さなかったらしい。ましてやここは男子トイレなのだ。直ぐ隣に女子トイレがあるからといって生の女子の声を聞き間違える筈がないのだ。これでバレないのはエロ漫画ぐらいだよ。

 

 

「ん♡ ん♡ ぅん♡ ん♡」

 

「やっぱいるな…」

 

「つーかこれって…」

 

 

  今俺は結城さんをバックでハメている最中なのだが彼女の方からゆっくりと動いてくる。俺のちんぽを膣内で包みながらまるで押しくらまんじゅうでもするかのようにその可愛らしい美尻を俺の方に押し付ける。

 

 

「ぅん♡ うん♡」

 

「お、おい…、やっぱ聞こえてるよな?」

 

「お、おう…」

 

「あん♡」

 

 

  な、なにやってるの結城さんんんんん゛ん゛ん゛っっっ!!!

 

  え、本当に何やってるの!?

 

  前からおかしかったけど最近のブレーキの壊れっぷりはまじで何なの!?

 

  まずい。扉の向こうからは視線を感じる。結城さんは分かっててやってるのかゆっくりだった動きが徐々にペースを上げてまるで煽るようにさらに喘ぐ。

 

 

「うん♡ ん♡ ん♡ はっ、あんっ♪」

 

 

  最後の喘ぎがあまりにもハッキリとしていたものだったので俺は思わずびくついてしまう。

 

 

「お、おいっ」

 

 

  焦っているようなまるで引き止めるかのような声が聞こえる。

 

 

「いや、ちょっと上から見るだけだって…」

 

 

  カツーンカツーンと近づく靴の音がトイレ内で鳴り響く。

 

  そうか。誰かが来るのか。そして覗くのか。

 

  まぁ自然の摂理ってやつだな。男なら誰でもやりそうではあるが逆の立場でも俺はやらんが。

 

  にしてもオワタ…、いや、終わった。これは誤魔化しようがない。完全に積んだ。流石に絶対バレる。

 

  バレたら今後どうなるのだろうか。結城さんとの関係はおしまいで済めばまだマシな方かな。俺が結城さんとずっと隠れて関係を持っていた事で周りから弄られれば…、まぁ、いいでしょう。いや、最悪の場合弄りじゃなくいじめられないか? あー、なるかもなー。とはいえ俺はいいが結城さんは流石に駄目だ。今の彼女はバックで入れられながら自分から動いて気持ちよさそうにしているがこんな形でこの人が傷つけたり誰かともめたりするのはなんか嫌だ。まぁ、結城さん図太そうだしもしかしたら俺の心配しすぎなのかもしれないがそれでも凄く嫌だ。

 

  散々彼女と沢山浮気セックスしておいてなんだが俺は別に誰かの人間関係を壊すのが目的じゃない。でなければ気を使って秘密にしたりなんかしないんだ。まぁ、だからといって彼女を手放す勇気も中々ないから我ながら質が悪い。

 

  結城さんが色々動きすぎて射精感がいよいよ限界を迎えそうなんだが今この場をどうにかしたい。出来れば誤魔化す方向で。

 

 

「ぅん♡ ぅん♡ ん♡ ん♡ ん♡ うん♡」

 

 

  手を口に当ててなんとか声を抑えようとしている結城さんだが先程から隠す気が全くないから抑えてるフリをしているのが分かった。うーん白々しいがやっぱ可愛い。

 

 

「ぁ」

 

 

  気持ち良さそうにしている結城さんを見て俺はある事を閃いた。

 

  もしかしたら…、これで誤魔化せるかもしれない。力業というか勢い任せというか色々雑ではあるが。いや、でも…、もしこれで彼らが退かなかったら?

 

  …いや。

 

  ここでじっとしていても近づいてくる男子生徒は覗きに来るんだ。成功率が低い賭けなんだがバレて騒ぎにしたくないならやるしかない。…俺、ギャンブルとかすげえ嫌いなんだよなぁちくしょう。しかも分の悪い賭けだし。

 

  俺は結城さんの脇腹に触れた。その細いウェストを両手でしっかりと掴みながら俺は思いっ切り奥を突く。

 

 

「う゛ん゛んっ!?」

 

 

  驚きと困惑が入り混じった声を上げる。いきなりの不意打ちだったが今の結城さんの喘ぎ声で相当感じているのが分かった。彼女からの制止が特にないので俺はそのままピストンを続ける。

 

 

「ん゛♡ ん゛♡ ぅん゛♡ はっ♡ あ♡ うんっ♡」

 

 

  先程までの動揺は何処へ行ったのやら。俺はすっかりいつも通りな感じで結城さんとセックスしている。中を突く度に俺の尻が直ぐ後ろの扉とぶつかるが気にしない、これは演出だ。

 

 

「はっ♡ はっ♡ あ♡ あ♡ ん♡ あっ♡ あっ♡ やっ♡ あん♡」

 

 

  勢いを殺さずただひたすらペースを崩さないでピストンを続ける。音が出るほどに肉同士が激しくぶつかりあう。

 

  ちんぽを出し入れする度に先程中に出していた精液がかき出される。精液と愛液がブレンドした液体が垂れてきて結城さんの太ももを通り過ぎてソックスにまでかかった。

 

  扉の向こうにいる連中の事は忘れそうになるぐらいに目の前の結城さんが愛しい。突く度に揺れるおっぱいを鷲掴みにする。

 

 

「ぅん♡ や♡ おっぱいっ♡ ん♡」

 

 

  何度も触った胸は服越しでも柔らかさは健在だ。おっぱいなんてデブ腹と同じ脂肪の塊だから大したことは無いなんて言う人もいるがそんな事は無い。この水風船とは違うようで近い独特な弾力、揉む度に手が幸せで温かくなるこの感覚。この柔らかさをただの脂肪だなんて言わせない。少なくとも俺は結城さんのおっぱいを揉めば揉むほどちんぽ元気になる。それにしもブラと服越しでもちゃんと気持ちよくなるからおっぱいって不思議だ。直で触るのとは別の楽しみ方が出来るから良い。貧乳と巨乳のどっちが好きかと考えた事は無かったけどもしかしたら俺は巨乳好きかもしれない。

 

 

「ん゛っ♡ ん゛♡ ん゛♡ ふっ、う゛♡ はっ、あ♡ や♡ まっ、あ♡ てっ、息、出来な、うん♡ い♡」

 

 

  おっぱいを揉みつつ何度も子宮をノックする。

 

  バックで顔が見えないが今の結城さんはきっと本気のアクメ顔を晒していると思う。快感の絶頂を迎えた時彼女は決まって余裕が無くなる。だが制止の言葉は全てフリである。彼女は俺がイクのを待っているのだ。その瞬間が来るまでひたすらアヘ狂うのを彼女自信が望んでいる。だから止まらない。

 

 

「あ゛っ♡ あ゛♡ あ゛♡ あ゛♡ っ うあ゛♡ あ゛♡ ぁう♡ あ♡ 〇〇君っ、○○君っ! んっ♡ 欲しいっ! ○○君っ!」

 

 

  俺の名前を何度も叫びながら何かを強請る。俺も限界が来たしそろそろ果てる。更に動き加速させる。

 

  金玉が熱くなるのを感じる。いつも通り俺は膣内の一番奥、彼女の子宮へと全てを注ぐ。

 

 

「ふっ、 ん♡ い゛くっ♡」

 

 

  結城さんは背中を猫のように反り返させて絶頂する。目を瞑りながら注がれる精子をの感覚を味わいながら。

 

 

「ん、ん♡ ふふ、気持ちいい♡」

 

「…うん、俺も」

 

 

  おっぱいから手を放して後ろから彼女を抱きしめた。居心地いい。この終わった後に余韻に浸る空気は本当に癖になる。ずっとこうしていたい。

 

  ふと、意識を外へ向けると既に人がいなくなった事に気づく。出てってくれたか。思わず安堵する。

 

  危なかった。あのままじっとしていたら多分間違いなくあの男子は覗いてたと思う。でも引かせる方法は一つだけ思いついた。それはこっちが危ない奴らだと思わせる事だった。といっても成功する確率はかなり低かったが。

 

  普通の学校だったら多分好奇心が勝ってそのまま覗いたと思う。なんならあわよくば混ざれないかと期待もしてたりするだろう。だがここはSAO帰還者が通う学校だ。そしてそれが意味するところは皆が命がけで生きていたという事。弱い人も、強い人も。

 

  好奇心でチャンスを掴みに行くよりも命を大事にしたくなる奴の方が多い。虎穴に入らずんば虎子を得ずという言葉はあるがそれでもたった一つの命の方が誰だって一番大切だ。つまりここにいる人達は大多数慎重派が多いのだ。これはカーストとかは関係ない。誰だって面倒は御免だ。そう、関わりたくないんだよ。学校でセックスする頭がおかしい『奴ら』には。

 

 

「ねぇ、○○君」

 

「ん?」

 

 

  結城さんはバックの体位のまま視線だけをこちら向ける。

 

 

「セックスって楽しいね」

 

 

  優しそうな瞳で見つめつつ微笑みながら言う。

 

  その言葉には正直色々と考えてしまう。

 

  俺はずっと不安だった。

 

  続いて欲しいと願うこの関係もいつかは必ず終わりが迎えるのを。勿論それでもいいといつも思っている。だって彼女が好きなのは俺じゃない。セックスの楽しさを求めて体だけが目当てなんだ。それでいいと思っていた。いい思いをしているのは俺も同じだからそれでいいと思った。だけど時折俺の感情を締め付けるように優しく絡むのは何なんだ。何で俺の気持ちをざわつかせるような事をするんだ。体だけの関係を望むなら俺の心を揺さぶらないでよ。結城さんの意図を勘違いしてしまうじゃないか。君にとって誰が一番特別なのかを知ってるよ。俺も、皆も。もはや公認だもん。

 

  だからそんな風に見つめないでくれ。

 

  俺に気があるみたいな感じに見ないでくれ。

 

  彼女は変わらずニコニコしていた。彼女はいつも楽しそうにしていた。こっちの気持ちも知らないで。

 

  結城さんは抱きしめた俺の手に自分の手を重ねた。目をうっとりさせながら俺の瞳を覗き込む。俺は光に吸い寄せられた虫のように彼女の顔に近づいて、その綺麗な唇に俺はキスをした。




クリスマスに投稿出来たのは偶然なのだ。
たまたまお休みになったから今日出来上がったのだ。
決してクリスマスプレゼントのつもりではないのだ。
信じて欲しいのだ。
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