※この作品はR-18です。

BF世界のヤツが自作ガンプラと転生して、コズミック・イラで生きていく話   作:sakitaro

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なんと祝20話です。


☆二十話(祝)

 明けの砂漠の面々と別れを済ませたアークエンジェルは砂漠を進んでいき、数日が経過した。失わずに進むことの難しさを痛感しながらも、それでも前へ進むため、ユウヒはブリッジの火器管制席にて、今後の戦いについて色々考えていた。

 

「──海に出ます、紅海です」

 

 艦の操舵を握るノイマンが零す報告に、艦橋クルー皆の視線がブリッジから外の景色を見るために立ち上がっていく。正規のクルーではない上、海を見たことがないスペースノイドが多数のこの状況。海という未知を一目見ようと、ミリアリア、サイ、カズイなど、青少年たちが感嘆の声を漏らしていた。

 

「すげぇ……これが海!」

 

「すごい、綺麗……」

 

 晴天の太陽が波打つ水面に反射されてキラキラと輝く様は非常に美しい……のだが、ユウヒの表情は固く、暗めで、下を向いて考え込んだままだった。

 

「ユウヒさん!海ですよ!」

 

 気を遣ったのか、トールがユウヒに話しかける。

 

「ん?海、あぁ、海か。……久しぶりだな」

 

 ようやく気がついた様子のユウヒ。わしゃっと感謝代わりにトールの頭を乱雑に撫でつけてから、立ち上がり、青少年達と海を眺めた。今頃ラクスはどうしてるんだろう?なんて考えながら。頭の中はラクスでいっぱいである。

 

「ラクスと見たかったな」

 

「あー、惚気ですかー?もう、妬けちゃうなぁ」

 

「えっ、ミリィ?」

 

「冗談だって!」

 

 青少年たちの初々しい会話を聞きながら、逆に羨ましく思うユウヒ。

 

「少しの時間なら交代でデッキに出ることを許可します。艦内のクルーにもそう伝えて」

 

「はっ!」

 

 そう言うや否や、ミリアリアやトール、サイ、カズイたちを先に行かせ、ユウヒたち正規クルーは後半にデッキに出る事にした、が、ムウだけは先にデッキに出ることになった。艦内に正規クルーゼロというわけにもいかないのだ。

 

「はぁ、俺が坊主たちのお守りかぁ……」

 

「そのあたりをここ最近コマムラ()()に任せっきりにしすぎですから。少しは労ってあげて下さい。フラガ大尉」

 

 で、ここ最近の活躍によって、艦長権限でユウヒが昇進。これにてバジルール少尉よりも上官と言うことになった。

 

「わーってるよ。んじゃま、俺も少し羽を伸ばさせてもらうとしますかねー」

 

 そう言ってムウもブリッジを出ていく。マリュー、ナタル、ユウヒの3人だけになったブリッジ。マリューはどことなくニヤニヤした様子である。人並みにユウヒのラクスとの幸せを願いつつも、ナタルが時折ユウヒに送る熱い視線もあり、マリューはここ数日心の中で“ご馳走様”と何度か呟いていた。

 

「交代でデッキに出るとき、私少し離れておくわね?ちょっとぐらいおいたしてもバチは当たらないわよ?」

 

「か、艦長っ……」

 

 小声でそんなことをナタルに告げるマリュー。元々ショートヘアだったナタルも、すこーしだけ髪が伸びてきて、少しずつあの堅物感が薄れ、最近じゃもっぱら一番乙女だとか言われ始めている。

 

「ラミアス艦長。聞こえてるからな」

 

「あらっ。失礼!」

 

「そーゆーの、次にラクスと会ったら絶対バレるからダメだぞ」

 

 距離もずいぶん離れたが故、もう流石に繋がっていないが、おそらくユウヒと過ごすうちにニュータイプの感応が分かるようになったラクス。もし、次に会う時にナタルとユウヒが過ちを犯していようものなら、ラクスは泣きかねない。それに、ラクスも流石にユウヒ以外の男に抱かれるつもりもないだろう。

 

「ナタルが堅物卒業したと思ったら、ユウヒくんが次は堅物になっちゃったわね」

 

「一途って言ってほしいんだが。別に、そーゆー男女関係でなければ俺は融通の一つ二つ効かせるよ。好きになるのをやめてって言ってるわけでもないし」

 

「ふふっ、でも、他の女性を経験するのもまた成長よ?」

 

「……艦長ってそんなキャラだっけ?」

 

「意外とゴシップは大好きよ」

 

「……はぁ」

 

「その、すまない……」

 

「別にナタルさんが謝ることじゃないけどさ」

 

 そんな雑談をすること15分ほど。帰ってきた少年クルーたち。交代で先ほどブリッジに残っていたメンバーがデッキに出る。ユウヒは制服を脱いでピッタリとしたインナー姿になっている。日差しも強いし、制服は暑いのだ。しかし、その筋肉が浮き上がったシャツ一枚の姿はナタルに結構なダメージを与えた。

 

(あ、あんなに逞しいのか……!)

 

「……良い風だ」

 

「ええ、本当に」

 

 結局、流されるまま隣同士でナタルとユウヒが座り、マリューはどこからか酒を持ってきていた。

 

「少しぐらいは良いじゃない?ね?」

 

「……俺飲んだことないんだけど」

 

「艦長……」

 

「まぁ、全員飲むわけにはいかないから、ユウヒくん、お相手してくれる?ナタルは下戸だし」

 

「……はぁ。まぁ、艦長も鬱憤の一つ二つは溜まってるか……。いいっすよ、少しぐらいなら」

 

 融通が効く……と自分で言った手前、覆すこともできないユウヒはマリューからグラスを受け取り、酒を注いでもらう。色的に洋酒らしきものだが、酒に詳しくないユウヒにはよく分からないモノだった。キツめのアルコールの匂いに、すこし顔を顰める。

 

「慣れるわよ」

 

「……よくこんなもん飲めるよな」

 

 カン、と良い音を立ててグラスをぶつけた二人。飲み始めた二人はすぐに顔を赤くし始めた。

 

「くぁっ、キッツイな……」

 

「あら、そう?」

 

「艦長って結構酒豪?」

 

「そんなことないわよ。私も一気飲みとかするわけじゃないし、嗜む程度よ」

 

「……口から酒の匂い漂わせてちゃ、せっかくの美人が勿体無いぞ。ったく」

 

「あら、失礼しちゃうわね」

 

 明け透けな話に頬を染めるナタルだったが、結局飲み慣れていないユウヒは割と即座にノックダウン。海に撒き餌をばら撒いたのだった。その介抱をしたのはナタルである。

 

「……艦長。今後は流石に慎みを持ってください」

 

「はい。ごめんなさい」

 

 流石にやり過ぎたと思ったのか、マリューも素直に謝罪。その後、ナタルはユウヒを連れてユウヒの部屋へと向かったのだった。マリューはブリッジの面々に事情を説明。端的に言えば、全員に「なにやってんねん?!」と言われたらしい。まぁ、ソレは良いとして。

 

「……ごめん」

 

「いえ、艦長が飲ませるからです。お気になさらず」

 

 そう言いながら、ナタルは自分の体に触れる硬いユウヒの体に心臓が高鳴っていた。年齢の割に低くて渋めの少しガラッとした声、自分よりも随分高い身長。その全てにドキドキしていた。役得……と言うのだろうか?とか考えてしまう自分がどうにも卑しく思えて自己嫌悪になりそうでもあった。

 

「うぶ……」

 

「ああぁぁ……はい中尉、ここにゲーしてください。ゲー」

 

 まるで体調を崩した幼児のように、ナタルの用意した袋に嘔吐を繰り返しつつ、なんとか自室に戻ってきたユウヒ。二度と酒は飲まんと誓いを立てた。その間、ナタルは水で吐瀉物で気持ち悪くなったであろうユウヒの口内を流し、水分をしっかり摂らせる。すると、少しスッキリしたような表情になったユウヒ。その後、ベッドに寝かせた。

 

「……ありがとうナタル」

 

「いえ、ゆっくり休んでください」

 

「ん……」

 

 ユウヒは顔を酒で赤く染めたまま眠りについた。普通ならナタルは部屋を出るべきところなのだが、魔が刺したと言うか……我慢できなくなったと言うべきか、そのまましゃがみ込んで薄暗い部屋の中でユウヒの寝顔を眺め、頭を優しく撫でていた。

 

「……意外と、まつ毛が長いのだな。……二重も綺麗で」

 

 そんな独り言を呟きながら、ゆっくりとしたテンポで頭を撫でている。ユウヒもユウヒで夢か現か、どこか気持ちよさそうにしている。

 

「こんな私でも、人を好きになったりするのだな……すまない。今回だけだから……これで、終わりにする……から……」

 

 恐る恐る、ゆっくりとユウヒの顔に自らの顔を寄せる。もう目と鼻の先。もう少し顔を近づければキスしてしまうほどの距離。すこし酒の匂いが漂うユウヒだが、あまりナタルは気にならなかった。

 

「だめ、だ、ダメなのに……んっ、ふっ」

 

 そのままユウヒに優しく、一瞬だけキスをする。

 

「これ、が、……キス。ん、ぅ、……」

 

 タガが外れたように、先ほどよりも長くキスをする。

 

「……こんなにも、満たされて、気持ちいいものなのか。ラクス嬢が羨ましいな……一度だけ、私も……」

 

 ナタルは軍人家系であり、性に対してあまり詳しくない。どうすれば男性が喜ぶかも知らず、自分を慰める方法もあまり知らない。むしろ、ユウヒが好きだと自覚するまで自分に性欲があるとすら思っておらず、ここ最近の悶々とした気持ちに少しばかりイライラした気持ちすら抱いていたのだ。そんな女性の前で、無防備を晒し、寝ている想い人を差し出せばどうなるのか……まさにマリューの思う壺であった。

 

「……好きだ、ユウヒ。んっ、ちゅぷっ、じゅっ、ん、ふっ……」

 

 タガの外れたナタルはユウヒの口の中に自分の舌をねじ込み、好き勝手に蹂躙する。少しばかりの理性が働いたのか、自分のつけている濃い色の口紅だけは途中で落とし、再度ユウヒにキスをする。それがさて、どれぐらいの時間が経ったのか……。それすら分からなくなった頃。

 

(……なんか、少し口がヒリヒリする……気、が……)

 

 目を覚ましたユウヒが軽く目を開けた時、制服を脱ぎ、下着姿になったナタルが自分の口内に夢中で舌を捩じ込んでいる姿だった。自分が狙ってやった事ではない。気がつけばこうなっていたが、彼も男である。一途に思う女性が居たとしても、目の前にいる女性が自分の股間をまさぐっているとなって反応しないはずもないのだ。ユウヒと言えど、流石にそこまで理性の塊ではない。

 

(どうしよう)

 

 今起きてナタルを叱咤すべきなのか、このまま寝たフリでどうにか誤魔化すべきか……。流石のニュータイプといえど、こんな状況に対応はできなかった。

 

(わざわざ口紅落としたんだな……つけてなくても鮮やかで綺麗な色して……じゃなくて、ヤバイヤバイ。ここ数日自分で処理もしてなかったし、我慢できそうにないんだが……!)

 

「……こんなに熱くなって、硬い。……わ、私の責任だ」

 

 そう言いながら、ナタルはユウヒの足元を跨ぐようにしてベッドの上に乗る。そして、ズボンのチャックを下ろし、目の前に現れるユウヒのソレに釘付けになる。

 

「す、ご……こんな、の。だ、めだ……欲しい……」

 

(お、おいおいマジかどうしよう!そろそろ寝てましたでは通じないレベルなんだが……!あーーーー!畜生起きるしかねぇ……)

 

 せめて、触れる前にと思い、ユウヒは演技をするように声を漏らす。寝返りを打つような感じでだ。

 

「ん、んんっ……んん?」

 

「ッ!……中、尉」

 

「ん、ぁ。少尉……何して……?」

 

「……申し訳ありません。ですが、私ももう我慢が……んぁ──」

 

「え……?ッ!ちょっ、待っ──」

 

 待てと言う前に、ナタルはユウヒのソレに舌先で触れ、そのままソレを口の中に導いていく。あの厳しいことを言う口の中に自分のものが入っていく感覚。ラクスの時とは違う、すこし筋肉質というか、硬い感覚に、ユウヒも快感を隠せずにいた。

 

「ぅ、あっ……」

 

「こんな、おっひ、、ぁん、ちゅぶっ、じゅぼっ、じゅっ!じゅっ!」

 

「ま、待っ、ナタ──ル……!やめっ!」

 

「ぷはぁっ!……そんなに、嫌か?私と……するのは」

 

「そ、そうじゃないが……!オレにはラクスが……!」

 

「……言い訳して下さい。私に襲われた……と。ラクス嬢に後で何を言われても、私の責任です」

 

「言えるわけ、が、あ!」

 

 ナタルはたどたどしい手つきでユウヒのソレを扱きながら、ブラジャーを外し、その胸の全てを露わにする。

 

「触らなくても良いから、見ていて欲しい」

 

「……っ、ナタルっ、」

 

 世間一般では巨乳と呼ばれるレベルの大きな胸を見せつけ、ナタルは頬を赤く染める。マリューほどではないにしろ、これは十分な魅力と言えるだろう。

 

「……どうだろうか?」

 

「っ、き、綺麗だけど……」

 

「……嬉しい」

 

「あーーー!もう!これが最初で最後だからな!ラクスに怒られたり嫌われたりしたら恨むぞ!」

 

「……その時は私が責任を取ります」

 

「ごめん、ラクス。本当にごめん……」

 

 本当に申し訳なさそうにするユウヒを見て、ナタルもかなりの罪悪感を覚えるが、それが快感に変換されていくような感覚に陥る。若いうちから経験を積んだほうがいい……そう言っていたのは誰だったか、だが、ソレは正しいのだろうとナタルは思う。ここまでほとんど未経験のままここまでやってきた。そしてこの外れてしまったタガのせいで、想い人を困らせている。これで最後にしよう……そう覚悟を決めながら、ナタルは下着を全て脱ぎ、ユウヒの腰の上に跨った。

 

「……失礼します」

 

「……勝手にしてくれ」

 

 ユウヒがそう言いながら目を逸らすと、ナタルは頷いて自身の膣内へとユウヒを誘い入れる。初めての行為故、ゆっくりと確かめるように挿入していく。その時初めて自覚した、あまりにもスムーズに入ってくるため、驚いて自分の秘部を見たのだ。太ももに垂れるほどの分泌液が出ていた。よほど興奮していたらしい。なんなら、ユウヒのズボンを汚す勢いだったのだ。

 

「ふ、ぅっ、んんっ。あ、あ、入って……あっ、おっき、あんっ!」

 

 普段の自分の声からは想像もつかないほど、高く艶やかな声が出たと自覚するナタル。ユウヒはラクス以外の女性に襲われたと言う事実を受け止め切れず、そっぽを向いていたのだが、ソレがいけなかった。

 

「……ッ!?」

 

 ドアが少し開いている。そこには、マリューの姿があった。向こうも目線が合ってしまったのに気がついたようで、一瞬姿を隠すものの、観念したようにユウヒの部屋に入室してくる。

 

「えっ、艦長?!」

 

「ごめんなさいね、ユウヒくんと目が合っちゃって……」

 

 マリューは悪びれることもなく、なんなら入室した瞬間に部屋にロックをかけてすらいる。何をしたいのがその目には明らかだ。

 

「……少尉、ちょ、どいてくれって」

 

「続けていいわよ?ユウヒくん、ナタル」

 

「……ご、ご冗談を……」

 

「私も混ぜてもらっちゃうから」

 

 そう言いながら、マリューも服を脱ぎ、下着も脱ぎ、サッサと全裸になってしまう。普段真面目な二人なのに、なぜこんなことになっているのか……。

 ナタル以上のバストサイズに流石のユウヒも驚くが、これ以上はマズいとその目を手で押さえて何も見ないようにした。

 

「……いいわよね?私も女だし……少しぐらい発散したいのよ」

 

「──ラクスになんて言えばいいんだよ」

 

 大きく、そして後悔したようなため息をつきながら、ユウヒは諦めたようにその体から力を抜き去るのだった。どうあれ今後確実に気まずいのが確定だからである。しかし、ソレがわかっていてもなお萎えず、天井を向いている自分の息子に対して、なんて物分かりの悪い奴なんだと叱咤したくなってしまうのだった。

 

 

──つづく




 ユウヒはちゃんとラクス一途です。ただ、この状況下で流されない男の方がおかしいと思うのよね、私。うん

全年齢向け版も書いたほうがいいかな?こっちは☆つきオンリー的な感じで()

  • 分けよう!
  • このまま!
  • めんどくさくないなら分けて!
  • 絶対分けるな!
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