オリジナルキャラ登場。エロはほぼ無しです。
クロコダイルと、ロビンを書こうと思ったのですが、どうもただのクソ野郎になりましたので、オリジナルキャラを登場させました。
男は女にのしかかり、乱暴に腰を振る。
女は、男の、その行為に演技で応える。
「ああ♥ あん♥ んっ♥」
しかし、ちっとも気持ち良くなかった。
やがて、男は射精寸前に、女の中からイチモツを引き抜き、女の身体の上に射精する。
男は、射精すると満足したのか立ち上がり、自分の精液まみれの女を見下ろす。
「じゃあ頼んだぞ、ミスオールサンデー」
男は服を着つつ、ベッドで裸で横たわる女に命じる。
「ええ、分かったわ」
そこで、女は目を覚ました。夢か。嫌な夢。あんな男の夢を見るなんて最悪。
ミスオールサンデーこと、ニコ・ロビンは考える。
何人の男が、わたしの身体の上を通って行ったのだろうか? はじめては、16だったか、17だったか。
幼い頃から、逃げ回る生活だった。海賊船や、闇の組織を動き回り、売春宿に落とされた事もあった。その時は、青キジが助け出してくれた。まあ、3ヶ月はいたが。
そして、始めての時を思い出す。
「レイス……」
暗く孤独な中にあった、一時のやすらぎだった。
「島だ〜、島が見えたぞ〜」
キャプテンの声が聞こえた。どうやら次の寄港地に着くようだ。何をしようかしら?
ロビンは、島の中心街を歩く。随分活気のある街ね。そう思いながら、店の中を覗き見しつつ歩いていた。そして、前方を見る。しまった! 一瞬、海兵と目が合った。
ロビンは、慌てて脇道に入ろうと、背を向ける。その背に声がかけられる。
「ロビンちゃん?」
えっ、この声は。ロビンは、ゆっくりと振り返る。
「レイス……」
そこには、死んだはずの男。初恋の、いや、始めての男が立っていた。
ロビンは、思わず男に走り寄り抱きつく。
「レイス、生きてて……」
「ああ。ロビンちゃんも、元気そうで良かった」
男は、そう言って屈託のない笑顔で笑う。ロビンは、10年以上前の事を思い出していた。
「全てを奪え〜! 船に戻るぞ~!」
どこからか、野蛮な男達の声が聞こえる。ロビンは、周囲を見回しながら絶望する。周囲は火の海だった。
ロビンは、隠れ逃げ回る生活を、8年以上続けていた。今度も、次の島に渡るために、客船に密航したのだが、客船は海賊に襲われてしまった。
「赤髭海賊団だ〜!」
それは、その当時、残虐で悪逆無道な海賊団の名称だった。
そして、海賊達が火をつけたのか、船は燃え始めた。ロビンが隠れていた部屋も燃え始めた。その時だった。
「レイス、戻るぞ!」
「ちょっと、待ってくれ」
そういう声が、聞こえた瞬間だった。
「ブン! バリバリ! ヒュー!」
「キャッ!」
凄まじい音がして、部屋の壁が破壊され吹き飛び、火も消える。と、部屋に人が入ってくる。若い男だった。自分と同じか少し年上だろうか? 長い黒髪の端正な顔立ちの男だった。
男は、部屋に入ってくると、真っ直ぐにロビンに近づき、ロビンを担ぎあげる。
「えっ、いやっ!」
「騒ぐな。逃げるぞ」
男は、そう言って、ロビンを担いで走り始めた。男が部屋を出るが、そこも一面火の海だった。だが、男が剣を振るうと、火は消し飛び。道が出来る。男は、剣を振るいつつ一目散に駆け続け甲板へと、たどり着く。
男は、そのまま左舷へと向かい、そこに停泊している船に飛び乗る。
「良かった、レイスだ! 離れるぞ!」
「お〜!」
船は、ゆっくりと火に包まれた客船から離れる。
その時、ロビンの目に多くの救命ボートが火に包まれた客船から、離れて行くのも見えた。良かった、生き残りも結構いたのね。そう思いつつ、ロビンは男が乗った船を見上げる。帆には、大きく赤い髭の描かれたドクロマークが見えた。
「赤髭海賊団」
ロビンは恐怖した。
「いよ〜、戦闘隊長。ご苦労だったな」
無数の袋に囲まれて酒を飲む大男が、声をかけてきた。
「ああ。なぜ、火をつけた?」
戦闘隊長? この男は、この若さでこの海賊団の戦闘隊長なの?
「ガハハハハ、気にすんなレイス! それよりも、その女は?」
「拾った」
「そうか。じゃあ、おめ〜のもんだな。好きにしろ。おめ〜の筆おろしに、ちょうど良いんじゃねえか?」
「ありがとう、船長」
そう言って、男はロビンを担いだまま歩き始めた。船長。この赤い髪に赤い髭の大男が赤髭なのだろう。冷徹な目をしている。
「待てよレイス!」
赤髭は、そう声をかけると、かたわらから、大きな袋を投げてよこす。
「お前の稼ぎだ!」
「ああ」
袋は、かなり重そうだった。男は、袋を片手にロビンは担いで甲板を歩く。どうやら船室に向かっているようだった。
甲板には、泣け叫ぶ裸の女性達が、裸の男達に嬲られていた。さっきの客船から攫われたのだろう。わたしも、あんな目に。
いやっ、わたしには、悪魔の実の能力がある。そうなる前に逃げ出す。そう考えた。
男は、船室に入る。どうやら大きくはないが、個室のようだった。この男の部屋だろうか?
男は優しく、ロビンをベッドに降ろす。ロビンは、身体を縮めベッドのはしに移動し、出来るだけ男と距離をとった。
「俺の名は、レイス。ベッドを使ってくれ。俺は、床で良い」
そう言って、レイスは剣を壁に掛けると、木の床に寝転がる。
「どうして助けたの?」
「逃げ遅れてたから」
「えっ?」
「出来るだけ、非戦闘員は殺したくない」
レイスは、本当に悪虐非道の赤髭海賊団の戦闘隊長なのだろうか?
「そう」
「ああ、そうだ」
そう言って、レイスは身体を起こしてこちらは向く。
「部屋からは出るなよ。何をされるかわからない。多分、1週間以内に、お宝を金に替える為に寄港するはずだ。そこで、降ろしてやるから、大人しくしてろよ」
そう言って、ゴロンと寝転がり、寝息をたて始めた。
ロビンも、久しぶりのベッドに眠気が押し寄せてきて、寝てしまった。
はっ、いけない!
ロビンは飛び起き、周囲を見回す。
レイスは、蝋燭をつけ、机に向かい羽ペンで何やら書き物をしていた。
「ああ、すまない。起こしちゃったか?」
「いえ」
ロビンが、そう言った時だった。ロビンのお腹が鳴る。
「きゅ〜」
ロビンは、慌ててお腹を押さえる。恥ずかしい。顔が真っ赤になった。
「ハハハハ、可愛らしいお腹だな。そうだ、悪い。あまりにも気持ち良さそうに寝てるから、起こせなくてさ〜」
そう言って、レイスはベッドのサイドテーブルを指差す。そこには、スープにパンそして、焼かれた肉が置かれていた。
「冷めてると思うけど、え〜と、お前の……」
「ロビン。ニコ・ロビン」
「そうか、ロビンちゃんか。ロビンちゃんの分の食事だ。毒とか睡眠薬とか入っていないから、安心しろよ」
ロビンは、そう言われると、素直に食べ始めた。レイスの言葉に嘘は無い。何故か、そう思えた。わたしは、夢中になって食べる。極めて美味しいわけでもなかったが、しばらく食べていない空腹のわたしには、美味しかった。
「ゲホッゲホッ」
「ハハハハ、慌て過ぎだよ、ロビンちゃん。誰も取らないから、ゆっくり食べろよ」
「うん」
それから、短い間だったが、ゆっくりと穏やかな時を過ごした。
わたしは、思わず身の上話を話してしまった。
「悪魔の子。ニコ・ロビンか」
「ええ」
「大変だったな~、ロビンちゃん。ぐすっ」
「レイス、あなた泣いてるの?」
「ぐすっ、泣いてないよ。男が泣くわけないだろ!」
「ふふふ、そう」
レイスも身の上話を、話してくれた。
「その前の記憶は無いんだ。町の人の話だと、小舟に俺と、この剣だけが乗ってたそうだ」
この剣。赤い刀身には、綺麗な波紋が浮き出ていた。やや曲刀で、刀身は1m。幅が広く、先端の方にいくほど細くなり、先端は尖っていた。ダマスカスソードと言うそうだ。
名は、最上大業物12工の一本「暁」。
町に、流れ着いたレイスは、一年くらいは、優しい町の人達によって幸せな生活だったそうだ。しかし、
「海賊だ〜、海賊だ〜」
海賊が町を襲った。
「最悪だ。ディアブロ海賊団だ」
町の人々は、恐怖する。最近、近海を荒らし回る。残虐な海賊だった。町や村を襲い、住民を皆殺しにし、私財を根こそぎ奪っていく。
「女、子供は、森へ逃げろ〜。男は、武器を取れ〜」
ディアブロ海賊団が、町に乗り込んできて戦闘になった。町の住民も戦うが、数が多すぎた。ディアブロ海賊団は、6隻の船と二千人近い団員を持つ、大海賊団だった。
あっと言う間に蹴散らされ、掠奪と逃げ遅れた女性への強姦が始まった。
レイスは、戦いつつ移動し、ディアブロ海賊団の船を目指した。そして、目的の者を見つけた。ディアブロ海賊団の指揮官。おそらくディアブロと呼ばれる本人だろう。
レイスは、ゆっくりと男の前に立つ。
「小僧、何のようだ?」
男は、馬鹿にしたような話し方でレイスに声をかける。
「町をこれ以上荒らすな。じゃないとお前を殺す」
「へ〜、それは、恐いですね! っと」
そう言いながら、左右の腰から2丁の拳銃を引き抜き連射する。
レイスは、ディアブロに向けて走りながら、「暁」を背から抜くと弾丸を弾きつつ、ディアブロの懐に飛び込んだ。
ディアブロの放つ弾丸にも、覇気がこめられていたが、レイスは、それを難なく弾く。そして、すれ違いざまに胴を薙ぐ。
ディアブロも、慌てて腰の剣を抜き、レイスの剣を防ぐようにかざした。
レイスは、残身の状態から剣を背に収める。
「カランカラン」
ディアブロの抜いた剣先が地面に落ちる。
「ズル! グチャ!」
そして、ディアブロの上半身が斜めにずれて、地面に転がる。
「お、お頭。てめ〜、良くも」
ヘラヘラ笑っていた子分達が、今になって周囲の子分達が、慌てふためく。子分達が、レイスの周囲を取り囲む。
その時だった、その子分達をかき分け、赤い立派な髭を持つ大男が近づいてきた。
そして、
「やめろやめろ。子供相手にみっともね~」
「赤髭さん。だけど、お頭が」
「あ〜」
赤髭は、地面に倒れたディアブロの上半身を見て、地面に立つ下半身を見た。
「見事に真っ二つだな。さすが悪魔だ」
そう言いながら、赤髭は、ディアブロの下半身を蹴倒す。
「な、何を」
ディアブロの子分達が赤髭に掴みかかる。が、赤髭はディアブロの子分達を振り払うと。
赤髭は周囲に大音声で、声をかける。
「俺は抜けるぞ。貴様らはどうする?」
そう言うと、周囲からディアブロの子分をかき分け、4人の男が歩いてきた。
「同意するぜ、赤髭」
「ああ、お頭はやり過ぎた」
「多すぎるんだよ」
「小回り効かず逃げにくい」
「じゃあ、決まりだな」
いつの間にか、町は静かになっていた。
そして、
「グハッ」
「やめてくれ〜、仲間だろ」
ディアブロの子分達を、他の船長達の子分達が殺し始めた。
そして、殺しつくし、ディアブロの船に入り、積み込まれた宝や、積み荷をきっちり5等分にする。
「小僧、強え〜な。俺の船に乗れ、そうすれば、これ以上町には手を出さね〜し、俺達が奪った物も置いていく」
「分かった」
「よし、決まりだ。カーチャスディアブロ伝説の始まりだぜ。ガハハハハ」
「カーチャスディアブロ?」
「ああ、ディアブロ、悪魔を殺した男。悪魔殺しっていう意味だ」
「カーチャスディアブロ。悪魔殺し。悪魔の子と、悪魔殺し。面白い関係ね。ふふふ」
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