「は〜、ばっかみたい」
「ふふふ、かわいいじゃない」
「ロビンは、大人ね〜。あんなのがかわいい何て」
「そうかしら、私は好きだけど」
そうロビンが言った時だった。ナミは、慌てた表情でロビンに訊ねる。
「だ、誰を好きなの?」
「えっ?」
ロビンは、ゆっくりとナミを見る。ちょっと不安そうな顔で見ていた。ふふふ、かわいい。
「船長よ」
「えっ」
ナミが表情を曇らせる。あまり、からかっちゃかわいそうね。
「弟みたいで、かわいいじゃない。私は、好きよ」
「そ、そう」
ナミは、それだけ言って、眼下の甲板を見る。そこには、ルフィと、ウソップとチョッパーが、また3人で馬鹿な事をしていた。
「ほんと、馬鹿」
ロビンは、ナミを見つめる。幼い頃から航海士としての能力を見初められて、アーロンパークで、アーロンによって閉じ込められていた。それなりに子供ではない年齢までいたので、そういう目にもあったようだ。
だけど、感情面では、おこちゃまなのよね。ロビンは思った。私は、そういう目にもあった。そして、強くなった。と思う。誰も信じないし信じられない。そう思っていた。だけど、この仲間に出会って、信じてみようと思った。そういう人達だから。
そして、ナミは、アーロンパークから助け出してくれたルフィを全面的に信用している。というか、私を助けてくれた白馬の王子様だと思っているようだ。
「好きなのね?」
「えっ、ロビン、な、何が? だ、誰を?」
ナミは、顔を真っ赤にしている。
「ルフィの事、好きなんでしょ?」
「えっ、そ、そんなわけ……。あんな馬鹿」
「そう。じゃあ私が、好きになっちゃおうかしら。うふ」
「えっ、駄目〜!」
「ふふふ、そう。じゃあ、止めるわ」
「えっ、うん」
そう言いながら、ナミは頭を抱える。
「良くわかんないのよね~」
「そう」
「好きなのかな〜?」
「違うの?」
「うん、助けてもらったから、ルフィの事を今度は私が守るって思ってて」
「ええ」
「ルフィのそばに、いないとと思ってて」
「ええ」
「ルフィのそばにいるのが、他の人じゃ嫌なの」
「そう」
かわいいわね。ロビンはそう思った。ナミのそれは、充分好きという感情にロビンは思えた。
「私って、わがままなのかな〜?」
「ふふふ、良いんじゃない、それで」
「うん」
「だけど……」
ロビンは、いたずらっぽく笑い、
「あまり放っておくと、取られちゃうわよ」
「えっ?」
「ビビちゃん、しらほし様、レベッカちゃん、ハンコックさん。意外と彼、モテるわよ」
「う、うん」
正直、3王女のルフィに対する感情は分からなかった。ハンコックのそれは、ナミのそれより、さらに子供っぽいものに思えた。
「どうすれば良いの、私?」
ナミが、真剣な顔で、聞いてきた。
「ナミ、あなたは泥棒猫なのでしょ。奪えば良いのよ」
「えっ?」
「彼の心と体を、奪えば良いのよ」
ロビンは、にっこり笑って、ナミに言った。
「す〜、は〜、す〜、は〜」
ナミは、緊張しつつルフィに向けて歩いていた。
港に入港し、それぞれに行動していた、ゾロは甲板で寝て、サンジは食材集め、チョッパーは薬剤集め、ウソップは、武器集め、などであった。ルフィは、何をするんだろ?
ルフィは、船を今にも降りようとしていた。
「ル、ルフィ、どこ行くの?」
「んっ? ナミか、面白いものあるか探す」
「そ、そう。じゃあ私も連れてって」
「ナミをか?」
断られるかな? とナミは思った。だが、
「いいぞ。じゃあ一緒に、行くか」
「う、うん」
一緒に行くか。そう言われて、ナミはドキッとした。他に誰かついてくるのかなと思ったが、誰も来ないようだった。
ルフィは、それこそ、島中を歩きまわった、良くわからない遺跡、良くわからない名所、そして、お土産物屋さんに色々な商店。洋服屋にも寄った。
ルフィは、楽しそうにそれらをまわり、一緒に、まわったナミも楽しかった。ルフィは、ナミの想像以上に話し、そしてナミを楽しませた。
ルフィは、いつもより気も使っているようだった。
夜になり、二人は宿つきのバーに入る。
ナミは、お酒が好きだったが、ルフィはそんなに飲まない。ナミは酔いたい気分だった。ルフィが寝ても、ゆっくり飲むつもりだった。
「二人かい? 一緒の部屋で良いね?」
「おう」
ルフィが、返事をする。
えっ? 一緒の部屋? ナミは緊張する。
「えっと、私と同じ部屋で良いの?」
ナミは、ルフィに聞く。
「おう、仲間だし、問題ないだろ?」
「そ、そうね」
ナミは、ルフィにそう言われて落ち込む。仲間だしか……。一応、私、女なのに。
それからしばらく笑いながら話し、飲んだ。楽しい夜だった。ルフィがこんなに、話すなんて。
ナミは、お酒が好きだった。ルフィは、あまり飲まないが、ナミに付き合い話しつつ飲んだ。結構夜遅くまで飲み、ナミは、飲みすぎてふらふらしつつ、部屋戻る。ルフィも飲み慣れない酒を飲んだからかふらついていた。二人肩を組んで、部屋に入る。
すると、部屋の中央にどんと、大きなベッドが一つ置かれていた。
「ちょ、ちょっとダブルの部屋じゃない。私、部屋替えてもらってくる」
そう言って、ナミは部屋を出ようとする。だが、ルフィはナミの手を掴むと、
「いいじゃねえか、一緒に寝ようぜ。仲間なんだし」
「えっ、うん」
ナミはどう反応して良いか分からず、とりあえずうなずいた。だが、考えても仕方がない。ルフィは、こういう男なのだ。そう思うことにした。
「じゃあ、私はシャワー浴びるわね」
ナミは、ベッドに置かれていたローブを持って部屋についた風呂場に向かう。
「おう、俺は寝る〜」
ナミは、脱衣所で服を脱ぐ。と言っても、ビキニタイプの水着とミニスカートだけだったが。ルフィが、覗きに来ないかな? と少しだけ思ったが、
「来るわけないか〜」
船にもシャワーがついていた。そこでシャワーを浴びている時に、覗こうとしたことあるのは、ブルック、サンジくらいだった。ルフィは、そんなことは絶対にしなかった。興味を、持たれて無いのかな?
動きやすいようにショートにしていた髪を、女らしく見えるように伸ばした。興味を持つかと、セクシーな格好をした。だが、肝心の男の反応は、いまいちだった。
「どうかな〜?」
「うん? 似合ってぞ」
「それだけ?」
「?」
そんな反応だった。まあ、仕方がない。ルフィだし。そう思う事にした。
ナミは鏡を見つつセクシーなポーズをしつつ思った。スタイルも良いし、顔も自分で言うのはあれだが、美人だと思う。
「は〜」
ナミは、シャワーを浴びると、ローブだけを羽織って部屋に戻る。ルフィはダブルベッドでこちらに背を向け寝てるようだった。ナミの寝れるスペースは、半分以上あった。
「私だけ、馬鹿みたいじゃないのよ~」
そう小声でつぶやくとナミはベッドにもぐりこんだ。ドキドキしていた自分が馬鹿みたいだと思った。
ナミはルフィの背中を見つめる。頼りがいのある背中だった。そばにいれば絶対守ってくれる。そう思えた。だけど、ナミは思う、そうじゃない。私は、一緒に歩みたいのだ。そう思いながら、ルフィの背中に手を伸ばしかけた。その時だった。
「う〜ん」
ルフィは、そう言って寝返りをうつ。
「!?」
ナミは心臓が止まりそうになった。ルフィはこちらを向き、ナミの顔のすぐ前に、ルフィの顔があった。ドキドキドキ。心臓の鼓動が聞こえる。
だが、ルフィは寝てるようだった。目をつむっていた。ナミはそのルフィの顔を見つめつつ、ロビンとの会話を思い出していた。
「彼の心と体を、奪えば良いのよ」
ロビンは、にっこり笑って、ナミに言った。
「えっ、どういう意味?」
「ナミ、あなたスタイル良いんだし、綺麗なんだから、既成事実をつくって虜にすれば良いのよ」
「き、既成事実?」
ナミは、ロビンが言わんとしている事が分かっていた。だけど……。ロビンは、ナミの目を見て、はっきりと言う。
「ルフィと、セックスしちゃいなさい」
「えっ、うん」
正直、ナミはセックスに良い思いがなかった。アーロンには、無理矢理数度。はじめては大切な人に、なんて思っていた事もあったが、あっさりとそんな思いは消えた。ただただ苦痛だった。スリラーバークでも、一度。まあ、未遂だったが。でも、私って人間としたことないな。
ナミは、視線を下に向ける。ナミの大きく膨らんだ胸の向こうに、ルフィの下半身が見えた。ルフィのある辺りが、結構盛り上がっていた。
こうなったら、無理矢理。ナミは、そう思って、ルフィの下腹部に手を伸ばしかけた。
だが、それよりも早く、ルフィの手が伸びナミのローブに中に滑り込んだ。
「えっ! あっ♥」
ルフィの手は、ナミの豊満な乳房をヤワヤワと揉み始めた。
「ルフィ、起きてたの?」
違う、そうじゃない。そんな事を聞きたいわけじゃない。だけど、ナミはパニックにおちいっていた。えっ、ルフィが私のおっぱい揉んでる。
「ああ」
「じゃなくて! ルフィ、何してるの?」
「俺、ナミとしたい」
「えっ! 何を?」
ナミは、我ながら馬鹿な返しだと思った。ルフィは、ナミの胸を揉んでいる、だったら答えは一つだ。
「セックスしたい」
「そう。だけど、あんた、やり方知ってんの?」
ナミは、心の中で絶叫した。違〜う、そんな事を聞きたいんじゃないのよ~。私の馬鹿!
「ニョン婆に教わって、ハンコックと、いっぱいした」
「えっ」
ナミの胸が、チクッと痛んだ。
「だけど、俺はその時、ナミの顔が浮かんだんだ。好きな人とセックスしたいって」
「えっ、それって……」
「ナミ、好きだ。だから、セックスしよう」
ルフィの事を知らない女性だったら、ルフィの事をぶん殴っているな。とナミは思った。だけど、自分はルフィの事を良く知っている。
「うん、私もルフィの事が好き。しよ、いっぱいしよ」
「ああ」
ルフィは、不安そうな顔をしていたが、それが吹き飛んだようににっこり笑って、うなずいた。
ルフィは、ナミの上に覆いかぶさるとローブの紐を解いて、前を開けた。ナミの形の良い大きな双丘。そして、引き締まった腰、オレンジ色の整えられた陰毛。ナミのスタイルの良い肢体が、ルフィの目に飛び込んできた。
「綺麗だ」
「馬鹿」
ルフィの顔が近づいてきて、ナミの唇に触れる。
「チュ」
フレンチキスと呼ばれるものだった。ナミは、さらなる深いキスを期待していたが、ルフィは、ナミの頬、首すじ、そして、デコルテラインへと。軽いキスが続く。どこで覚えたのよ、そんなこと。ナミは、それだけで、自分が濡れ始めた事を自覚した。
そして、ルフィの唇がナミの乳房に到達する。円を描くように、軽く触れていき、そして、中心に。大きくピンと立ったピンクの乳首に軽く触れた後、乳首を口の中に入れ、吸い上げる。
「あっ♥ ああ♥」
ナミは、思わず可愛らしい声であえぐ。
ルフィは、手でも、吸い付いているのとは反対の胸をヤワヤワと揉む。そして、指で、乳首を捏ねくり回したり、押し込んだり、弾いたり。
そして、吸い付いていた方のナミの胸の方は、ルフィは大きく口を開けて、ナミの乳房を吸い込むように吸い付いて、舌で、乳首を刺激したり、かと思うと、乳房全体をペロペロと舐めたり、また乳首に吸い付いて、舌で舐めたり、つついたり、甘がみしたり。絶妙なテクニックだった。
「あん♥ ああ♥ ルフィ、いい♥ ああ♥」
ルフィの愛撫は続く、ナミは快感の波の中にいた。気持ちいい〜♥ 下半身は痺れ、胸は自分の身体じゃないように、ふわふわと感覚がなかった。アーロンの時とは、全然違った。本当に、気持ち良かった。
「あっ♥ ルフィ♥ あん♥ いくっ♥ ああ♥ ルフィ♥ ああ〜♥」
ナミの目の前が一瞬白くなり、全身が軽く痙攣したように動く。どうやら、いってしまったようだ。ナミは、気持ちいいし、幸せだった。
「大丈夫か?」
ルフィがナミに聞く。何が大丈夫か? なのだろう? ナミは一瞬そう思ったが、
「うん」
「そうか、かわいいぞ、ナミ」
「馬鹿♥」