「可愛いぜ、お嬢さん」
「あっ♥ ふっ♥」
ベッドにいる女性は、艶のある吐息を漏らす。
サンジは、タバコに火をつけ、口にくわえ、ケムリを吐く。
「ふ〜」
サンジは、女性に奉仕した後の、この一服が好きだった。
さて、船に戻るか。サンジは、身を起こす。ナミさんと、ロビンちゃんが、俺の食事を待っている。
ナミさんは、ルフィと上手くいってるようだ。艶肌も良い。ロビンちゃんは、好意を持った相手とかはいないようだが、そういうことに関しては大人なようだ。もしなんだったら、俺が夜のご奉仕をしよう。そんな事を考える。
寝ている女性に愛のこもったメモを残し、階段を降り、宿代を払うと、宿を出る。
「眩しいな~」
朝の日差しが、眩しかった。
朝市に寄り食材を買い足すと、サンジは船に向かって歩き始めた。
しばらく歩いた時だった。前方を歩く、腰に刀を三本さした、緑頭の男がいた。サンジは、声をかける。
「よう、インスタントセックス男」
「誰が、インスタントセックス男だ!」
「お前だよ」
「ぐっ」
ゾロは、言葉に詰まる。
数回前の寄港地の事だった。珍しく真っ先にゾロが船を降り、ふらふらと出かけて行った。
サンジも食材を買うために船を降り、歩いていると、美しい女性のナンパにすぐ成功し、食材を買うのを後まわしにし、二人で宿に入る。
船に残った奴らの食事は、用意してある。ルフィとナミさんは、別々に出かけて行ったが、どこかで合流しているだろう。ロビンちゃんも出かけて行った。まあ、後のはどうでもいい。
そして、部屋に入り、ゆっくり愛を語るとベッドイン。そして、一度目の行為を終えた時だった。聞き慣れた男の声が聞こえ。隣の部屋に入る。
マリモも、やるじゃねえか。女性の声も聞こえたが、詮索しないようにした。まあ、知りたくもない。
そして、女性にベッドの中で愛を語りつつ、女性の身体を優しく触り、気分を高めていた時だった。
「じゃあな」
ゾロの声が、聞こえた。部屋に入って1時間くらいだった。
あの野郎〜!
「お嬢さん、少しだけ待っててね。隣の部屋の馬鹿に注意してくるから」
「はい♥ お気をつけて」
サンジは、ゆっくりと部屋を出ると、廊下を凄い勢いで走ると、マリモ頭を思いっきり蹴る。
「このマリモ!」
「ドスッ!」
「いて〜!」
「いてーじゃあねー」
そう言うと、サンジはゾロの肩を押しつつ、廊下を走る。そして、ゾロの居た部屋に押し込む。
「キャッ!」
奥のベッドで、可愛らしい悲鳴が聞こえ、誰かがシーツを被る。見た顔だった気がするが、考えるのを止めた。
「何なんだよ、テメー!」
「おい、インスタントセックス男!」
「あっ? インスタントセックス男?」
「そうだ! 女性が、可哀想だろ」
「可哀想?」
「そうだ」
そう言うと、サンジはいかに女性が慈しむべき存在か、話し始めた。腰を振って刺激でいくのは、男性だけだ。
女性は、時間をかけて愛を語り、愛撫して、そして、ゆっくりと挿入し、抱き合い、そして愛撫しつつ、ゆっくりと動き、そして、お互い高まり絶頂に達すると、最高に感じて、幸福になると、力説する。
その時、後ろでシーツから目を覗かせ、うなずく、たしぎがいた。
「いいか、スローセックスこそ、大人の行為だ。女性は、男の性処理道具じゃねえ!」
「わ、分かったよ」
ゾロは、うなずく。サンジは、満足そうにうなずく、
「じゃあ、頑張れよ」
「お、おう」
サンジは、部屋を出て、自分の部屋に戻る。
サンジは、再び、女性に向かい合う。そして、たっぷりと時間をかけて、女性を絶頂に導く。
女性が微睡む中、優しく女性の頭を撫でていると、隣の部屋から、声が聞こえた。
この声って、誰だったか?
「ゾロ♥ あっ♥ いい♥ もっと突いて♥ あん♥ あなたの立派な、んっ♥ 刀で、あん♥」
「ああ、任しておけっ! たしぎ!」
「ああああ〜♥♥」
どうやら、女性も満足したようだ。やりゃ出来るじゃねえか、マリモ。そう思いつつ、サンジも眠りに、落ちる。
サンジは、その時の事を、言っているのだ。
二人は、船に戻りつつ、
「まあ、今日は、ちゃんとやったようだな。女性は、男の性欲をぶつけるだけの存在じゃないんだぜ」
「ああ、すまない」
ゾロは、素直にうなずく。
「さて、戻るか。まあ、ナミさんも、幸せそうだし、良かった、良かった」
「あ?」
「お前、知らないのか? ルフィとナミさん、一緒にいるんだぜ、あ〜んな事や、こ〜んな事してるんだろうな〜。あ〜ナミすわーん」
「そうなのか? だが、おめえ、それで良いのか?」
「それで、良いのかって?」
「いや、そりゃ、おめえ、ナミの事、好きなのかと……」
「そりゃ好きだぞ。俺が好きな女性が幸せなら、俺も幸せなんだよ」
「ふ〜ん」
「それに、世にいる美しい女性全てを好きなんだ、俺は〜」
「なるほどね~」
ゾロには、良く分からなかった。だけと、それが、サンジか。と、あらためて思った。
サンジは、ベッドで寝転びつつ、睡眠前の一服を楽しみ。煙を燻らす。
サンジは、自分の元婚約者を思い出していた。
「プリンちゃん」
結局は結婚は出来なかったが、可愛い、可哀想な女性だった。
「俺は、彼女を不幸にしちまったのかもしれないな~」
大海賊の娘のプリンちゃんは、額に目があった。そのことで随分悲しい思いをしたようだ。
まあ結婚式は嘘で、俺の思い出したくもない昔の家族を呼び出す事が、目的だったようだ。結局、プリンちゃんは、俺の事も殺すつもりだったようだが、色々あって、一緒に緊急事態に対応するうちに、彼女の気持ちも変わったようだ。
「最後にひとつだけお願いがあるの!」
こう言われた記憶がある。しかし、その後の記憶はない。だけど、
「俺には、プリンちゃんのぬくもりを、確かに感じるんだ!」
そう言いながら、サンジは目を閉じた。
「最後に、ひとつだけお願いがあるの!」
「なんだい?」
プリンは、駆け寄るとサンジに抱きつく。不意をうたれたサンジは、後方にあったベッドに仰向けに倒れる。
プリンは、その三つの目に涙を溜めながら、サンジの唇を奪う。
サンジは、驚き抱き止める。
「プリンちゃん」
「サンジ……さん」
サンジは、プリンの身体を抱きしめる。儚い身体だ、だけどとても優しく強い心を持った女性。
ありがとう、プリンちゃん。
サンジは、ちらっと時計を見る。あまり時間はないが。まだ、時間はある。
サンジは、ベッドでプリンと向かい合う形になる。
サンジは、プリンの唇から唇を離すと、優しく頬にキスをする。そして、優しくプリンの背中を撫でる。
「本当に、世話になった。ありがとう、プリンちゃん。果たせなかったけど、俺のフィアンセ役が、プリンちゃんで、本当に良かった」
「ぐすっ、サンジさん」
サンジは、プリンの頭を優しく撫でると、三つ目の横にキスをする。
サンジは、今度はプリンの顔を見つつ、再び背中を撫でつつ、自然な感じで、プリンの胸に手を置き、服の上から、優しく揉む。嫌がったら、すぐ止めよう。
プリンは、潤んだ三つの目で、サンジを見る。
サンジは、時間を気にしつつ、プリンを愛撫する。サンジは、背中を撫でてた手を下に移動し、プリンの小ぶりなお尻を撫でる。
「サンジさ、んっ♥」
「プリンちゃん。綺麗だ」
プリンは、サンジに優しく撫でられ、快感を覚え始めていた。
サンジは、片手でプリンちゃんのコックコートのボタンを外し、もう片方の手で、スカートをたくし上げる。
そして、下着の上から愛撫する。上質な滑らかな布で出来た柔らかい白い下着の上から、優しく胸を揉み、お尻を優しく撫でる。
プリンは、もどかしいが、じわじわと快感が広がっていく。
「サンジさん、のっ♥ エッチ、ん♥」
「それは、プリンちゃんが、あまりにも魅力的だから」
そう言われて、プリンは顔を赤くし、サンジの胸に顔を埋める。
サンジは、プリンの首の後ろに手をやり、下着の紐を解くと、その白い布をずらす。プリンの美しい双丘が目に飛び込む。
「美しい」
サンジは、思わずつぶやく。
「は、恥ずかしい」
サンジは、手で腰の脇にある紐を解き、下の下着もずらすと、直にプリンのお尻を擦る。
そして、サンジは、プリンの胸の愛撫に集中する。プリンのはりのある、乳房を優しく揉みつつ、人差し指で優しく乳首を擦る。
「ああ♥ サンジ、んっ♥ さん、あっ♥」
プリンは、サンジの優しい愛撫で、徐々に高まっていた。
サンジは、お尻を触っていた手を前にもってくると、中指と人差し指で挟むように、ゆっくりとクリトリスを擦る。ぷっくりと、クリトリスが盛り上がってくる。
「んふう♥ んっ♥ サンジ、んっ♥ さん。あっ♥」
プリンの身体は、熱く、そして、じんじんと痺れていた。気持ちいい〜。
サンジは、胸を愛撫しつつ、クリトリスを愛撫していた指を、腟口に当てゆっくりと指を埋める。サンジは、ゆっくりとプリンの膣の中で指を動かす。指を曲げ、プリンの膣の上壁をゆっくり押すように動かす。
「プリンちゃん、痛くない?」
「ふわっ♥ い、痛くない、んっ♥ です。 ああっ♥」
「良かった」
サンジは、ゆっくりゆっくりと指を動かす。そして、胸も優しく愛撫する。
「くちゅうう、くちゅうう、くちゅうう」
「ああっ♥ サンジ、んっ♥ さん♥ あっ♥ くる! んっ♥ きちゃう。んん♥ あああ♥ んんん〜♥」
プリンは幸せを感じる。ふわふわと身体が浮き、海の上を漂っているようだった。
「プリンちゃん」
「んっ♥ サンジさん あっ♥」
サンジは、体勢を変え、プリンを見下ろすような体勢を取ると、プリンの両手を指を絡めるように握る。
そして、プリンの唇に唇を重ねつつ、腰を沈め、プリンの中に、自分のペニスを挿入する。
サンジは、入れるよ? とか野暮な事は聞かない。嫌だったら、女性は最初から拒否する。
本当に、男性の勘違いは多いと、サンジは思う。腰を激しく動かせば、女性は感じるとか。セクシーな衣装は女性が誘っているとか。ただ、好きだから着ているのだ。まあ、かわいい服は、自分が、かわいく見られたいから着ている場合もあるが。
「くちゅうう〜」
「ああっ♥ 熱い♥ んっ♥」
プリンの中に、ゆっくりとサンジのペニスが挿入された。サンジは、動きを止めて、プリンの唇から唇を離すと、プリンに聞く。
「プリンちゃん、痛くない?」
「ふわっ♥ い、痛く、んっ♥ ないです。あん♥」
「良かった」
サンジは、今度はプリンの乳首に唇をもっていくと、優しく舐めたり、舌先でつついたり、甘噛する。
プリンは、乳首の愛撫に悶えながら、自分の中に、入ったままのサンジのペニスが動かないことに、焦れてきていた。微かに、腰を動かす。
サンジは、プリンの動きに、気づくとゆっくりと腰を動かし始めた。だが、サンジのペニスの動き、単純な動きではなかった。
サンジのペニスは、奥へ奥へといくと、プリンの子宮口をノックし、そのまま押し込む。そして、引いていくのだが、プリンの膣の上壁を先端で撫でるように刺激する。
ちなみに、膣と子宮は90度の角度があり、子宮口を押しても、子宮にペニスが入る事はない。まあ、出来るとしたらルフィくらいか? サンジは、一瞬くだらない事を考えた。
「くちゅう〜、くちゃあ~、くちゅう〜」
「あん♥ いい♥ いいの♥ サンジさん♥ の、いいの♥ あっ♥」
「プリンちゃん、かわいいよ」
「やっ♥ サンジ、んっ♥ さんのっ♥ いじわる。んっ♥」
サンジはちらっと時計を見る。やべえ、時間があまりねえ。
「プリンちゃん、ごめん。少し早く動くよ」
「うん」
サンジは、プリンの可愛らしい頷きに、興奮しつつ、ペニスの動きを少し早める。
「くちゅう、くちゃあ、くちゅう、くちゃあ」
「あん♥ いい♥ サンジさん♥ もう、わたし。 あん♥ だめっ♥」
「俺もだ、プリンちゃん」
サンジは、自分の流儀に反するが、やや腰の動きを早め、フィニッシュへと、導く。プリンちゃんごめんよ。今度、会った時はゆっくり。
「くちゅ、くちゃ、くちゅ、くちゃ」
「ああ♥ サンジさん♥ いくっ♥ ああ♥ 気持ちいい♥ あん♥ だめっ♥」
「俺も最高に気持ちいいよ、プリンちゃん。一緒にいこう!」
そして、二人は、絶頂に達する。プリンの身体は宙に浮くようにふわふわし、感覚はなくなり、全身を快感と、幸福感が包み込む。そして、サンジにも。
「プリンちゃん、今度はゆっくり」
「はい、サンジさん♥」
「気持ちわりいな~。なんでこいつ寝ながら笑ってんだ?」
朝早く起きたゾロは、サンジの顔を見て、気持ち悪がる。
「でへへへ〜、プリンちゅわ〜ん」