「それにしても、仮面か」
そう言いながら、俺は赤い猫を思わせる仮面を手にしていた。
あれからグレイフィアと契約を取った事で、これまでは分からなかった裏の情報も手に入りやすくなった。
そうしている中で、これからは顔を隠す意味という事で、手に入れた。
「にしても、グレイフィアから手に入れた情報はマジなのか」
そう言いながら、未だに俺は教えて貰った情報。
それは半分人間ではなく、半分は別の種族の血が入っているらしい。
その種族に関しては、未だに分からない事ばかりだ。
しかし、そうしいている間も、俺は正体をバレないようにと、手に入れた。
「にしても、長い間気づかなかったけど、俺って、外見年齢ほとんど変わっていなかったな」
そうして、改めて見ると、俺はイングヴィルドと別れた時と変わらない容姿だった。
その事に今まで疑問に思わなかったのは、日々の非日常に慣れすぎたようだ。
そして、仮面が実体化させた人物が目の前にいた。
赤い猫の仮面に赤いボディスーツが特徴的な女性へと変わっているアン。
彼女は自信のボディスーツを僅かに胸元をはだけて、乳房を俺の腹の上に乗せ、頬を上気させて、手で肉棒を握っていた。
「アンっ、これは」
「あぁ、気にしないで、これはある意味、お礼だから。
それに、実際に君もなかなかに興奮している様子だしね」
そう言って、握った肉棒に柔らかな手の平をスルスルとすり付けていた。彼女の柔らかい手の温もりを感じる度にビクビクっと反応する。
「あふぅんっ! はうっ!」
「いいよぉ~そのまま私のおっぱいを感じていてぇ~」
俺の肉棒から漏れる我慢汁を手に絡ませながら擦り付けるように手を上下させるアン。その刺激によって俺は声をあげてしまう。
だが、そんな事を気にしていない様子で、むしろ嬉しそうな声で俺に語り掛けてくる彼女。
彼女の言葉通り、確かに俺は今の状況に対して、かなり興奮していた。それは男として当然の事だと言えるだろう。
アンのような美女が自分の胸に俺の顔を乗せているんだ。そして手には俺の肉棒を握っているのだ。
俺が男なら、この状況を見て興奮しないわけがない。
そんな事を考えながらも俺は必死に耐えていた。しかし耐える事が出来たのは僅か数分だった。
「ぐぅっ!!」
俺は限界を迎えてしまった。俺の男根からは精液が噴出して、アンの手や顔などに飛び散ってしまう。
それを見たアンは微笑むと、手に付いたそれをペロリと舐めた。
「美味しい」
妖艶な笑みを浮かべたアンに俺は少しドキドキしてしまう。そして同時にこんな美人に自分の出したものを舐めさせているという事に、罪悪感を覚える。
「すまない」
「ふふっ、別にいいんだよ。それよりも、そろそろ私にも楽しませて貰うわよ」
そう言うとアンは体をずらして、俺の下半身の方に移動していく。俺はその様子を眺めていたが、彼女はゆっくりと腰を下ろしていき、俺の股間部分に顔を近づけてきた。
「いいわよね?」
「ああ」
確認を取る彼女に俺は即答した。正直、もうどうなってもいい気分になっていたからだ。そんな俺の言葉を聞いたアンは笑みを見せると、ゆっくりと俺の肉棒を手で握り始めた。
「あぁっ」
柔らかく暖かい彼女の手に握られた事で思わず声が出てしまう。そしてアンは俺の声を聞いて微笑むと、そのまま俺の肉棒を口に含んでいった。
「くぅっ」
暖かくヌルッとした感覚にゾクリとする。そしてそのまま彼女は口を窄めて肉棒を口の中に吸い込んでいく。それと同時に舌が動き出してきて、俺の亀頭を包み込むようにして舐め回す。
そして彼女は唇に力を入れて、口内で強く締め付けた状態で上下に動かし始めた。
ジュプジュプっと淫靡な音が響き渡る中、俺は快楽を感じていた。その刺激の強さは凄まじいものだった。俺は思わず身体を大きく震わせて感じてしまっていた。
「んぅ! ふぁっ! ひゃうっ!」
彼女の口の中で大きく膨らんでしまう。それにより苦しくなったのか、彼女は口から肉棒を解放する。すると今度は根元の部分を強く握りながら、裏筋を丹念に舐め回し始めた。
「ふふっ、可愛い声で鳴くわね」
裏筋を指先で撫でられるたびにビクビクと痙攣してしまい、その様子に彼女は笑みを見せながら呟いた。そんな彼女を見ながら俺は息を整えていた。
(やばい、これ気持ち良すぎる)
先ほどまでとは違った責め方に俺は困惑していた。
舌での責めは単調であったがために我慢出来たが、手による扱いは完全に予想外だった。ただでさえ敏感になっているところを、優しく撫でるような愛撫をされて、俺は限界を迎える寸前にまでなっていた。
「そろそろイキそうなんじゃない? ほら、出していいよ」
「あっ! んっ!」
アンの言葉に俺は反応出来なかった。なぜならば、彼女は突然、俺の玉袋を掴みだしたからだ。そんな事をされたら堪らない。俺は反射的に体を動かしてしまった。それによってアンはバランスを崩し倒れそうになるが、何とか持ちこたえる。
「危ないじゃないか」
「悪い。でも本当にやばいんだって」
「仕方ないなぁ」
アンは立ち上がる。
だが、それは行為が終わる意味ではなかった。
そのアンの膣口からは大量の液体が流れ出していたのだ。
それが何なのかなんて、見なくても分かるだろう。俺のアレを受け入れようと思ったからこそ、彼女は準備をしていたのだから。
「さあ、来て」
両手を広げて俺に向かって来る彼女。俺はそれに応えるように彼女の元へと近づく。そしてお互いの体が密着し、俺は彼女を抱き寄せる。
アンは俺の首に手を回し、そのまま抱き合うような体勢になった。
「ねえ、キスしてもいいかな?」
「ああ」
俺はそう答えた。別に構わないというよりかは、したいからしたかっただけなのだが。そして彼女は俺の唇に自身の唇を重ねる。
最初は触れる程度の軽いものであった。だが次第に互いの口が開き始め、そのまま舌同士が絡み合い始める。それと同時に唾液も交換する。
舌が動く度にクチュクチュと水音が響く。その音を聞きながらも、俺は彼女の事しか考えられなくなっていた。
そんな状態でどれくらい時間が経っただろうか。数分にも感じるし、数秒だったかもしれない。
やがてアンはゆっくりと俺から離れていく。その際、唇と唇の間に透明な糸が伸びていく。それは途中で切れて床に落ちていった。
「ごめんなさい。私ったら夢中になっちゃって」
「気にしないでくれ」
謝るアンに俺は微笑みかけた。そして、そのまま彼女を抱きしめる。
「んっ」
彼女は小さく声を出す。しかし嫌がる素振りは無く、むしろ喜んでいるようにすら見えた。
それと共に俺の肉棒は自然と先程まで見せつけられていた膣口へと近づいていく。
俺は彼女の耳元で囁く。
「いいか?」
「うん、大丈夫だよ」
アンはそう言うと、俺の背中に回している手に力を込めた。
俺もそれに応えようと、アンの腰を掴む。
「じゃあ行くぞ」
「ええ、きてっ」
そして俺はゆっくりと彼女の中に入っていった。
「うっ、くぅっ」
アンは痛みを感じているのか、少し辛そうな表情を浮かべている。
俺はそれを心配していたが、すぐに問題無い事が分かった。何故なら彼女の顔は悦びに染まっていたからだ。
アンはその顔のまま言葉を紡ぐ。
俺はそんな彼女に興奮を覚えてしまい、さらに大きくなったモノで一気に貫いた。
それによりアンは大きく仰け反り、一際大きな声を上げる。
「そこっ! いいぃっ!」
「ここが良いんだな」
「ひゃいっ! そうですっ! もっとぉ!」
快楽を求めてくるアンに俺は応えるように激しく動いた。そして同時に胸を揉み解す。すると彼女は一段と甲高い声で鳴き始めた。俺は彼女の体を貪る事に夢中になっていた。そのおかげで自分の限界が近い事に気づく。
そして、そのまま彼女の膣内に欲望を解き放った。
その瞬間、彼女の体が大きく跳ね上がり、それと同時に彼女の膣内が激しく痙攣した。
どうやら彼女も同時に達してしまったようだ。「はぁっ、はぁっ」
肩で息をするアンを見て、申し訳ない気持ちになる。だが、まだ終わっていない。ここで終わらせるのは勿体ないと感じてしまったのだ。
「もう少し付き合って貰うぞ」
俺はそう言って、また動き出した。
アンの口からは甘い吐息が漏れ出している。それを聞いているだけで、また硬くなるのを感じた。