眠り病の特効薬。
それの開発に、2年の月日が必要だった。
しかし、それは確かに完成する事ができた。
その眠り病の治療を行う事ができ、三大勢力の一つである悪魔勢力からは、その病を治す薬を作り出した人間という事で歓迎された。
元々、俺自身はギリシア勢力に属している事もあって、そのバックはかなり大きくなった。
そして、俺自身は生活しやすい場所という事で、駒王町で高校生活を送る事になった。
理由としては、イングヴィルド自身が高校生活というのに興味を持って、ここに入学する事になった。
「それにしても、まさか100歳越えて、学校に通う事になるとはな」
そう言いながら、俺はその日の目的である晩飯を買い物袋に入れながら、真っ直ぐと言えに帰る。
財産事態は、白石が生前に残した遺産もあって、生活はわりと裕福だが、俺もイングヴィルドもあまりそういうのは興味なかった。
だからこそ、必要最低限にしていたが。
「んっ?」
ふと、辿り着いた公園。
既に夜という事で、誰もいないと思っていたが。そこには光の槍を持つ堕天使が、駒王学園の生徒に向けて放っていた。
まさか、こんな所で、そんな派手な事をする奴がいるとは思わなかった。
俺はそのまま懐に手を伸ばし、カレラの銃口を堕天使に向けて、放つ。
「ぐっ、何者っ!!」
その銃弾を受けて、翼に痛みを感じながら、俺の方へと睨み付ける。
しかし、そんな事に興味のない俺はその銃口を再び堕天使に狙いを定める。
「通りすがりの学生だよ」
「学生?
学生がそんな銃を持って。
まぁ、その程度の銃で」
「そうかよ」
そう言いながら、俺はそのまま引き金をさらに連続で引く。
銃弾に対して、余裕で避けているつもりだが、銃弾はまるで意思を持っているように堕天使に当てていく。
腕、太股、様々な箇所に当て、血が出る。
「なっ」
「さて、次は頭に」
そう、俺が引き金を引こうとした時だった。
学生の近くで赤い光が見える。
見れば、それは魔方陣であり、そこから出てきたのは1人の女性だった。
それに目を向けていた為か、堕天使はその間に姿を消した。
「逃げられたか」
そう俺はカレラをそのまま懐に仕舞う。
「この状況。
あなたは」
「よっ、グレモリーさん。
少し遅かったね」
「これは、まさかあなたがここにいるとは」
そう、俺達は挨拶する。
この土地に来た際に、既に挨拶していたので、互いに事情は知っている。
「それで、その子は」
「堕天使に殺された。
これは面倒な事になるからな。
グレモリーさんも気をつけて」
そう、俺は再び買い物袋を手に持って、その場から離れる。
「あなたは、これからどうするつもり」
「まぁ、旅をしてきた時と同じだよ。
100年も旅をしていたらな」
そう、100年の旅。
だが、未だに人生は終わっていない。
それ故に、旅も終わらないだろう。
これにて、100年の旅人は完結となりました。
99年に関しては、もうほとんどが薬に関する研究を行っている為に抜かせて貰い、丁度100話にて、綺麗に終わるという事で、この話で終わらせて貰いました。
ほとんどが原作ブレイクに近い形をしておきながら、原作1巻の開始で最終回とさせて貰いました。
ここまで、応援してくれまして、ありがとうございます。
そして、他の作品もこれからもよろしくお願いします。
こちらでは宣伝になりますが、新たな小説として、『異世界脱獄転生』の連載も始まりました。
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