目覚めると、そこは一面の雪景色だった。
どこかからか、ここしばらく聞いていなかった女性の声がした。
現れた瞬間が分からないほど唐突に、薄いドレスのたおやかな美女がこちらに向かってきていた。
そんな美女は、ゆっくりとそしてゆったりとのしかかってくるの柔らかな体と着物の感触は鮮明に感じとれている。
ぺろり、と煽情的に唇を舐めた彼女に、俺はなすすべもなく唇を奪われた。
「んっんっ!!」
舌から染み込み、じっとりと思考を蕩かしていく、静かで甘い快楽もうどく。身にまとう優美なドレスから受ける印象を裏切るかのような行為に、肉棒が自然と勃起していくのを感じる。
やがて肉棒が彼女の足を下から押し上げ、上等なドレスを先走り汁で穢しはじめたところでようやく2人の唇が離れた。
薄いドレスは、するりとはだけ、の裸身が露わになる。雪景色の中にあってなお輝くその滑らかな肌は、こんな異常な状況であるにも関わらず劣情をそそってやまなかった。
「確か、お前は」
「白織」
そこへの秘所がゆっくりと降りていく。ああ、これが夢でも現実でも、どうか絶対に覚めないで欲しい。
彼女の拘束から逃れるどころかそんな渇望すら抱きながら、俺は彼女に犯された。
「もしかして」
その言葉と共に思い出したのは、俺が故郷に戻る前に北海道に来た際に、貰った物。
何でも古代に残っていた着物らしく、土蜘蛛の蜘蛛糸で作られたとされる伝説の着物だった。
そんな着物に人の形をしたのが彼女だという事を、ようやく気づいた。
無口で、特に喋らなかったので、気にしなかったが、それが夜中になって、こうして襲われるのは予想外だった。
頭の奥が、快感のあまりじんじんと痺れている。ここは夢の中なのに、まるで夢を見ているようだった。
怒張した肉棒を柔らかく包み込み、ぴったりと吸い付きながら優しく擦りあげ続ける、淫らにぬめった肉襞と柔肉の坩堝。気が遠くなるような心地よさの中で、の穏やかな、そして少しだけ赤く染まった微笑みだけが視界に焼き付いている。
「んっ、んっ、くちゅっんちゅ」
甘く魅惑的な囁きの中に、企みの毒が混じるのを感じた。それでもこの快楽に抗うことはできない。彼女が体を前に倒して俺とぴったり裸身を重ね合う度に、極上の果実のような乳房が胸板に押し潰されて形を変える。その感触はどこまでも滑らかでいて、それでいながら押し返してくる弾力があって……ただひたすらに気持ち良かった。
「あぁっ」
思わず声を上げてしまうほどの甘美な刺激と熱が、敏感な亀頭のあたりを中心に全身へ広がっていく。
「ねぇ、いいでしょう?」
耳元でねだるようにそう言った彼女は、そのままの体勢での責めを激しくしてくる。ぐいっとその白い太腿で肉棒を挟み込んでくる。むっちりした柔肉によって圧迫される感触もまた素晴らしいものだった。「駄目……だってこれじゃ」
これではいつまで経っても終わらないじゃないか。そう言おうとしたら、彼女からの接吻で言葉を封じられた。
「ぅふっ!!?」
同時に秘所の締め付けが強くなる。それはまさに名器と呼ぶに相応しいもので、気がついた時には精液を放っていた。
「すごい量……まだ収まらないなんて……」
嬉しそうな笑みを浮かべる彼女の瞳は、嗜虐の色に染まっていた。射精中の肉棒を握り込むようにしてさらに強く扱いてくる。
「だめだもう」
今度こそ、ダメになってしまうかもしれない。必死で腰を引いて逃げようとするけど、それを許さないかのように肉厚な女の体が上から覆い被さってきて、しかも絶妙の力加減で扱かれてしまっては逃げる事などできない。
「ほぉら、いぃっぱい出してぇ? ♡」
「ぁっ!」
びゅくっと勢いよく噴き出した白濁液は、容赦なく彼女の膣内へと注ぎ込まれていく。それにしても凄まじかった。
熱い奔流が自分の胎内を満たしていく感覚は何とも言えないものがある。おまけにそれを直接手で受け止めたんだから堪らないだろう。
「いっぱい出てるぅ! ♡ すっごい濃いのが出てますよ主」
彼女は甘い声でそんなことを言うと、お腹をさすりながら妖艶な顔で僕を見つめてきた。
その表情が、また何とも僕の情欲を刺激してきてしょうがない。
「もっとしたいですか?」
「うん……」
僕は素直に答えていた。すると彼女は微笑んでキスしてきた後、今度は四つん這いになってお尻を突き出すような格好になった。そして誘うようにこちらに向けて振り向いてくる。
「こっちでもいかせてあげますよ?」
そう言って指先で秘所を開いて見せつけてくる彼女の言葉に誘われていく。
そして、それから数時間後。
「うぅ」
「……ふむ」
目の前で、精液を受け止めきれなくて、そのまま身体を痙攣していた。
それは白織だった。
「おいおい、いきなり連れ去れるなよ」
「カレラ」
そうしていると、後ろにカレラがいた。
「結局、ここは?」
「どっかの神社だろう。
というよりも、よく、この時期で日本潜入できたな」
「まぁ、なんとか。
包囲網はどうにかなったし、日本の薬も気になったしな」
そう言いながら、既に日本においては最も大きく、そしておそらく最後になるだろう戦争が起きる。
おそらくは敗北で終わる事は間違いないだろう。
だから、その前に向かわなければならない。
「それで、脱出する手段は?」
「まぁ、なんとかしないとな」
そう、俺はゆっくりと呟いていく。