「くくっ、まさか我が復活するとはなぁ!!」
そう言いながら、俺の目の前にいる少女は高笑いをしていた。
裾や袖が破けてボロボロになったような黒い浴衣姿で、薄い緑髪をツインテールヘアにしており、頭には赤い紐をカチューシャのように付けている。
手足にはそれぞれ青いリングをはめており、背中には黒ずんだ注連縄を付けている。
その特徴的な容姿をしている彼女は、先程まで白石がボロボロになっている変な剣だと思っていたが。
「それで、お前は一体誰なんだ?」
「我はヤマタノオロチ。蛇神であるぞ」
「八岐大蛇?
それって、確か」
日本神話でもかなり大きな力を持つ存在だと知っている。
「それが、なんで、この剣?」
「我の伝説を知っているならば、教えてやろう。
我は退治された時、その命を凝縮させ、天叢雲剣へと封じた!」
「へぇ」
まさかの伝説級の剣だとは思わなかった。
「それが、なんで海に漂流を?」
「くくっ、今の日の本は戦争中故に、結界が脆くなっていてね。
その隙をついて、こうして脱走した訳だ」
「へぇ、そうなんだ」
その言葉に俺はすぐに納得する。
同時に思いつく。
「なぁ、だったら病気に詳しい情報はあるのか?」
「なに、それは我に力を貸してほしいという事だな?」
「あぁ、頼めるか」
俺はそのまま八岐大蛇に頼み込むように土下座する。
「ふむ、ではおぬしが手助けするに値するものかどうか、見極めさせてもらおう。
簡単には認めぬゆえ、覚悟いたせい」
「そうか、どうすれば、んっ」
そこで、ふと俺は八岐大蛇の伝説を思い出す。
「なぁ、ここの特産の酒とか、興味ないか?」
「ん? 酒か? 酒があるなら先に申せ!
さあ、なんでも話を聞いてやるぞ!!」
先程までの態度とは一変し、嬉々として俺の話を聞く八岐大蛇。
それに苦笑しながら、俺は酒を飲ませ始めた。
「ぷはぁ!
なんだ、この絶品の酒は!!
最後に飲んだ酒とは比べものにならないぐらいに質が良いではないかぁ!!」
そんな風に叫ぶ八岐大蛇。
そして、俺は彼女に酒を与え続けた。
すると、彼女はどんどん酔いつぶれていき、最終的に泥酔して寝てしまった。
ちなみに、俺は酒を飲み過ぎないように注意しているから、そこまで酔っていない。
まぁ、それでも多少は気持ちよくなっているけど。
「うぅん」
そのまま彼女は酔い潰れた様子で、そのまま寝転がっている。
「なんというか、凄い量で飲むなぁ」
しかも、かなりの量を飲んでいる気がする。
だけど、彼女が起きる気配はない。
「とりあえずは、俺もって」
そう、俺もすぐに寝ようとした時だった。
身体が動かない。
疑問に思うと共に見つめると、彼女の身体から伸びているだろう8匹の蛇。
それが、俺の身体に巻き付いていた。
なぜ、巻き付いているのか、疑問に思った次の瞬間。
俺は勢い良く引っ張られる。
「えっ、ちょっ」
俺が言う前に
「やらせろよ、てめぇ」
酔っていた事もあって、集点が定まっていない八岐大蛇の瞳が俺を見ていた。
「えっまっ!」
俺の言葉を終える前に、そのまま八岐大蛇が最初に行ったのは口づけだった。
それもディープキス。
いきなり舌を入れられ、歯茎の裏を舐められていく。
「んぐっ!?」
あまりの出来事に驚きながらも、俺は必死に抵抗する。
だが、絡みついている蛇のせいで逃げる事が出来ない。
その間にも、俺はされるがままの状態になっていた。
「んっ」
ようやく解放された時には息が上がっており、顔が赤くなっていた。
だが、それは終わりではなかった。
彼女はそのまま俺の上に乗っかりながら服を脱ぎ始め、全裸になった。
「あっ」
その姿に思わず、声が出てしまう。
なぜならば、目の前にいる女性は巨乳であり、その胸の先端にある乳首はピンっと立っているからだ。
「おい、早くしろよぉ~」
そう、酔っ払っている八岐大蛇は、俺に対して命令口調で言う。
それどころか、自分の指で秘所を開いて見せてきた。
くぱぁっという音を出しつつ開かれたそこは、すでに濡れていた。
そして、八岐大蛇はゆっくりと腰を落とし、挿入していく。
ズブゥッ!! 肉棒が一気に飲み込まれていく感覚を感じながら、八岐大蛇の表情を見る。
すると、そこには快楽に歪んだ笑みを浮かべている八岐大蛇がいた。
「ふぅっ」
根元まで入った事を確認してから、八岐大蛇はそのまま上下運動を始める。
グチュッグッチュと音を響かせながら、上下左右に動き始める。「うわぁっ」
その激しい動きに、俺はつい情けない声を上げてしまった。
そんな情けない俺に対し、八岐大蛇は嬉しそうな顔をしてさらに激しく動く。
部屋の中に響く水音。
それは次第に大きくなり、お互いの限界が見えてくる。
「ほぅ、これはなかなかに良いじゃないかぁ。
満たされるこの感じは、ふふっ」
余裕な表情をしている八岐大蛇だが、徐々に限界が迫ってきているのか、その顔には汗が滲んでいた。
一方、俺の方はもう限界に近い状態だった。
先ほどからずっと締め付けられている状態であり、今にも爆発寸前だ。
しかし、それを分かってか分かっていないのか、八岐大蛇の動きはさらに加速する。もはや、俺の事など気にしていないかのように動いているのだ。
パンッパンッと肌を打ち付ける音が響き渡り、それと同時にギシギシとベッドが鳴る。
そして、ついにその時が来た。
ドクッドクッと脈打ちながら、俺は射精した。
「ほらっ、そこっそこに出てくるぅ!!」
その瞬間、今まで以上に膣内が激しく収縮し、搾り取られるように精液が吸い取られていった。
そして、八岐大蛇も絶頂を迎えたようで、「あああぁぁっ!」という声と共に身体を大きく仰け反らせ、ガクンッと脱力していた。
しばらく余韻に浸っていた。
先に復活したのは八岐大蛇だった。
「くくっ、にしても、変わった神器を持っているようだな」
「神器って、確か?」
「あぁ、だが、くくっ」
「えっと」
「なに、これからも、増えていけば、いずれ分かる事だろう」
その含み笑いに、俺は首を傾げる。