※この作品はR-18です。

百年の旅人~眠り姫を起こす為に~   作:ボルメテウスさん

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アメリカ編後のリクエストを募集しています。
それ以外でも、シチュエーション募集も行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
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36年目 マリア

「なんというか、絶対に違うよな」

 

 そう言いながら、俺は目の前にある物を見る。

 

 一見、鎧にように見える腕。

 

 ケルト神話の神ヌァザの銀の腕アガートラム。

 

 それは、現在でもおそらくは本人の所にあるはずだ。

 

「ある意味、アメリカらしいと言えば、アメリカらしいか」

 

 俺はそんな疑問のまま、そのままアガートラームを実体化させる。

 

 それと現れたのは目の前にいるマリアである。

 

 腰まで伸びているピンク髪に、豊満な身体。

 

 それらは、男性を魅了するには十分な人物だ。

 

 そうして、実体化させた彼女、マリアから情報を聞く事にしたが。

 

「それは、はっきり言えば、分からないわね」

 

「分からない?」

 

「実際に私自身はアガートラームというのは、分からないわ。

 

 想像でしかないけど、それを見た多くの人間がそう認知したとしか言えないわ」

 

「認知。

 まぁ、その考えもあるかもしれない」

 

 そもそも、俺自身の力も悪魔なども未だに分からない事ばかりだ。

 

 何よりも、このアメリカは未だに経済が発達しようとした所。

 

 そして、こういう都市伝説が多くある。

 

 そうした噂などが、奇妙に組み合わさって、認知した。

 

 その結果で、おそらくはアガートラームことマリアだろう。

 

「そういう意味でも、今後、見つける可能性はあるかもしれないな」

 

「見つけるって?」

 

「幼馴染みの病気を治す事と、幼馴染み自身」

 

「どういう事?」

 

「……10年ぐらい前、イギリスにいた頃に知り合った魔術師から教えて貰った。

 

 幼馴染みが行方不明なったって聞いた」

 

「それって、ここでそんな事をしていても良いの?」

 

「俺自身も、よく分からない。

 

 けど、正直に言えば、分からない。

 

 幼馴染みの病を治す方法もあるけど、幼馴染み自身が今はどこにいるか分からない。

 

 けど」

 

 それと共に、俺は正直な事を言う。

 

「その為には例え100年だろうと1000年だろうと、助けるつもりだ」

 

「無駄に終わっても」

 

「それは、それでこの旅をしただけでも意味があったと思いたいからね」

 

 そう、俺は彼女に告げる。

 

「……まぁ、そうね。

 

 私のような存在がいるから」

 

 そうマリアは言い、納得する。

 

 そうして、その話は終わる。

 

 それと共に、俺はふと彼女を見る。

 

「それにしても、なんか、不思議な感じがするんだよなぁ」

 

「それはどういう意味かしら」

 

 そう呆れながら、マリアは呟く。

 

「うぅん、なんというか。

 

 母性があるような」

 

「母性って」

 

「もしくは姉のような」

 

「姉って、まぁ、そう言われたら少し照れるけど」

 

 母性と姉属性。

 

 そんな二つが合わさった魅力的な女性であるのは、間違いない。

 

「だから、何なの」

 

「いや、俺はどちらの要素で興奮しているのかと思って」

 

「はぁ?」

 

 母性と姉属性。

 

 似たようなものでありながら、

 

 微妙に違う二つの属性を持つ彼女。

 

 それが俺にとって、不思議に思えたのだ。

 

 するとマリアは、顔を赤くしながら

 

「ばっ、馬鹿じゃないの!?」

 

 と、大声を上げた。

 

「色々と勉強しているつもりだけど」

 

「そういう意味じゃないけど。

 

 まぁ、良いわ」

 

 その言葉と共にマリアはそのままそっと俺をゆっくりと抱き締める。

 

 抱き締めると共に感じたのは包み込まれたマリアの感触。

 

 柔らかくも弾力のある胸元が、俺の顔を押し潰すように圧迫してくる。

 

 そして、そのままの状態で彼女は耳元で囁いた。

 

「別にどっちでも良いじゃない? 

 

 どっちも一緒で」

 

「それもそうだね」

 

 その言葉に俺は素直に同意した。

 

 どちらにせよ、彼女が魅力的であることには変わりがないからだ。

 

 その言葉と共に、ゆっくりとマリアは俺の方にキスを行っていく。

 

 滑らかに、包み込むようなキスを行いながら、舌先で唇をなぞるように舐めてきた。

 

 まるで、口内へと侵入するように。

 

 その動きに合わせて、俺もまた彼女の口の中へ舌先を入れる。

 

 互いに絡み合うようにして、唾液を交換していく。

 

 互いの体温を感じる中、マリアの手が俺の下半身へと伸びていた。

 

 ズボン越しではあるが、優しく撫でられるだけで心地よさを感じてしまう。

 

 その心地よさに酔いしながら、その身をマリアに身を任せる。

 

 やがて、マリアは服を脱ぎ始めた。

 

 露になった豊満な肉体を前にして、俺は息を飲む。

 

 そして、彼女は言った。

 

「どうせなら、一緒に気持ちよくなりましょう?」

 

 その誘いに乗る形で、俺達は体を重ねた。

 

 それは快楽でありながらも、どこか温もりを感じさせる行為だった。

 

 互いに汗を流しながら、荒い呼吸を繰り返す。

 

 それと共に、ゆっくりと俺の肉棒はマリアの膣へと吸い込まれる。

 

 愛液と共に締め付けてくる感覚に身を委ねながら、奥まで挿入していく。

 

 暖かな肉に包まれる感覚を受けながら、ゆっくりと腰を動かした。

 

「あっ、あぁっ!」

 

 喘ぐマリアの声を聞きながら、腰を動かす度に感じる快感に意識を持って行かれそうになる。

 

 だが、それでも耐えて何度も腰を打ち付けた。

 

 次第に早まる動きに合わせるように、マリアの口から漏れ出す声も大きくなっていく。

 

 時折、聞こえてくる甘い吐息が更に俺の性欲を刺激した。

 

 止めることは出来ずに欲望のままに動く。

 

 

 

 やがて来る瞬間に期待しつつ、その寸前で引き抜いた。

 

 抜くと同時に白濁とした液体が溢れ出る。

 

 溢れ出たそれを手で拭き取りながら、マリアは微笑んだ。

 

「ふぅ、満足してくれたかしら?」

 

「最高だよ」

 

 そう答えれば、マリアは嬉しそうに笑みを浮かべる。

 

 その笑顔を見ながら、再び襲ってくる眠気に抗えず俺の視界は暗転していった。

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