実体化させた彼女は、おそらくは多くの人々がイメージするだろう美しい吸血鬼だった。
金の髪と赤い瞳。
白い服。
どこまで透き通るような白い肌。
人知及ばない汚れのないシルエット。
そう、実体化させた彼女に、俺は思わず問いかける。
「えっと、名前は」
そう、俺はそのまま彼女に問いかける。
「アルクェイドよ。
にしても、こうやって生身の肉体を得るのは、結構久し振りね」
アルクェイドは、そう呟きながら自分の身体を見る。
先程まで一輪だけ咲いていた花とは思えない活発な動きで、その場でクルリと回る。
それはまるで妖精のように愛らしい姿だったが、その動作によって彼女の着ている衣服が捲れ上がり、俺の目には真っ白な太股が露わになった。
しかし当の本人は気にした様子もなく、むしろ嬉しそうな表情で俺に話しかけてくる。
「それにしても、結構気になっている様子ね」
そう、俺に問いかけていく。俺はその言葉に答えるように、アルクェイドを指差す。
「ああ、うん。まあ、そりゃあな」
するとアルクェイドは満足げに微笑みを浮かべて言う。
「ふふっ、だったら、試しにやってみる?」
その言葉と同時に、彼女は俺の腕を掴み、そして自分の胸に押し付けた。
柔らかい感触と共に、温もりを感じる。
いや、それだけじゃない。鼓動も感じる。心臓の鼓動だ。
人のそれとは違う、けれど確かに脈打つ心臓の音だ。
そんな心臓の音を確かめさせるかのように、彼女は更に強く俺の腕を押し付ける。
腕に押し付けられる胸の感触と、伝わる体温と、そして鼓動。
それらを感じながら、俺はアルクェイドの顔を見つめる。
そこには相変わらずの無邪気さがあった。
「それじゃ、今度はキスをしてみよっか」
その言葉と同時に、俺は彼女の唇を奪う。
柔らかく、温かい唇の感触。
それと同時に伝わってくる甘い味覚。
それを楽しみながらも、俺はゆっくりと舌を差し込む。
アルクェイドはそれに応えるように舌を伸ばし、互いの舌が絡み合う。
唾液を交換し合い、そしてお互いを求めあう。
「はむっ♡んっ♡くちゅるっ♡」
淫靡な音が響かせながら、彼女の舌はより激しく動く。
そして口の中を犯し続ける俺の舌の動きに合わせるように、彼女の手もまた、俺の背中へと回される。
抱き締められるような形になり、その柔らかさと温かさを全身で感じ取る。
同時に、彼女が僅かに身じろぎをするだけで、衣服越しに伝わる肌の感触。
そして、先程から押し付けられている胸の弾力を強く意識してしまう。
しかしそんな風に俺が悶々としている間にも、彼女からの攻めは止まらない。
むしろ激しさを増していき、やがてそれは水音を伴うようになる。
ピチャッという音と、ヌルリとした感触。
それが俺達の口から発せられているものだと理解するのに、時間はかからなかった。
「ぷぁっ! はあっ、はあーっ!」
息苦しくなったのか、それとも快楽の限界に達したのか。
どちらにせよ、そこでようやくアルクェイドの方から離れる。
その顔は上気し、頬を赤く染めていた。
しかしそれでもなお余裕のある笑みを浮かべたまま、彼女は言う。
「どう? 気持ちよかった?」
俺はそれに対して答えない。
「答えないって、それはそれで酷いよ。
それだったら」
言いながら、アルクェイドはそのまま、身に纏った衣服を脱ぎ捨てる。
「ほら、さっきから気になっていたおっぱい。
それを見た感想は、どうかしら♡」
その言葉通り、アルクェイドの豊満な乳房が露わになる。
服の上から見た時よりもずっと大きく見えるそれに、思わず生唾を飲み込んでしまう。
白い肌の上でピンと張られたピンク色の先端からは、既に乳白色の液体が滲み出ており、そこから漂う香りに脳髄まで溶かされてしまいそうになる。
そんな状態の俺を見て満足したのか、彼女は地面の上に横たわる。
そしてそのまま、彼女は剥き出しになっている俺の肉棒を谷間へと誘い込む。
「ふふっ、私の中でおっぱいを挟むけど、結構熱いわね♡」
その言葉の通り、アルクェイドの胸に挟まれる俺の肉棒は、これまでになく硬く張り詰めていた。
それだけでも十分に興奮するのだが、それだけでは終わらず、彼女は自分の手で胸を寄せ上げるようにしながら、上下運動を始める。
柔らかい胸の感触に加え、時折当たる硬い先端による刺激が心地良い。
さらに、その光景自体が非常に扇情的で、視覚的にも大いに興奮させてくれる。
そのせいもあってか、早くも限界を迎えそうになってしまう。
しかしそれを察してか、アルクェイドの動きはさらに激しくなる。
まるで搾り取ろうとするように強く挟み込み。
「うわぁ、私の中でこんなに暴れてっ♡」
嬉しそうな声を上げながら、何度も何度も擦り上げてくる。
その度に、その柔らかな胸の感触によって射精欲が高まっていく。
そして──―
どぴゅっ! びゅーっ!! 勢いよく飛び出してきた精液は、そのまま彼女の胸に収まり切らずに飛び散っていく。
白い飛沫となって降り注ぐ白濁色の液体が、彼女を穢していく様は非常に背徳的だ。
やがて全てを出し切ったところで、ようやく彼女の動きも止まる。
その表情にはどこか物足りなさげな雰囲気があったが、それでもすぐに彼女は笑顔を取り戻す。
それと共に、彼女は谷間にある精液を指で掬う。
「へぇ、これが精液ね。
はむっ♡」
そしてそのまま、躊躇いもなく口に含む。
口内に出されたものを味わっているかのように、舌の上で転がすようにして舐め回している。
しばらくそうした後、彼女は再び顔を上げる。
するとそこには、妖艶さと無邪気さを同居させたような笑みがあった。
「ふふっ、それじゃ、次はっねぇ」
それと共にゆっくりとアルクェイドは自分の秘部を、俺に見せつける。
そこは既に愛液で濡れそぼっており、ヒダヒダとした割れ目からは透明な蜜が滴っていた。
あまりにも淫靡すぎるその姿に、俺は思わず息を飲む。
だが同時に、期待と不安が入り混じった感情もあった。
それと共に、彼女から告げられる。
「んーっと、ここに入れて欲しいんだけどぉ」
その言葉と同時に、自らの膣口を両手で広げて見せつけてくる。
くぱぁという擬音が聞こえてきそうなほどに大きく開かれたそこは、中まではっきりと見える程だった。
あまりに卑猥な光景に一瞬見惚れてしまった。
同時に瞬く間に勃起した肉棒は、吸い込まれるように挿入されていく。
「んっ♡あぁっ♡きたぁっ♡」
アルクェイドの中へと入り込んでいく瞬間、彼女の口から歓喜の声が上がる。
その表情はとても幸せそうで、それでいて気持ちよさそうだ。
しかしそれも束の間のことだったようで、すぐに快楽に耐えるかのような表情を浮かべる。
「んぅっ♡すごいぃっ♡これぇっ♡」
そんな声を上げながら、アルクェイドはその身体を大きく震わせる。
それと同時に、ぎゅっと締め付けを強くしてくる。
まるで搾り取るかのようだ。
それを察してか、彼女が囁きかけてきた。
「ほらっ、もっともっと♡君を感じさせてよ♡」
そして次の瞬間、彼女は自ら腰を振り始めたのだ。
前後に動かしたり、上下に振ったり。
さらには円を描くように動いたりと様々な方法で責め立ててくる。
その度に俺は強烈な快感に襲われてしまう。
「あっ! あああっ!」
あまりの気持ち良さに情けない喘ぎ声が出てしまう。
だがそれが嬉しいのか、彼女はさらに激しく動き始める。
もはや我慢の限界だった。
このままでは射精してしまいそうになる。
だが
「だーめ♡
どうせだったら、一緒に気持ち良くなってから♡」
そう言って彼女は俺を離さないように抱きしめた。
「あぁ♡君のがより近くに感じるっ♡」
そのままアルクェイドはさらに激しく動く。
それによって俺も限界を迎えつつあった。
「アルクェイドっ! もぅさすがにっ」
「良いよっ♡私の中にたっぷりと出してぇ♡」
その言葉を合図にするかのように、俺は精を解き放った。
どくんどくんと脈打つ感覚と共に、大量の白濁液が流れていく。
それはアルクェイドも同じようであり、彼女の秘部から溢れ出ていた。
「イクイクイクぅぅぅっっ♥ これ、とまらないっ♥ アクメが止まらないのぉっ♥」
そう言いながらも彼女は腰を動かし続ける。
その姿からは普段の彼女からは想像できないほどの色気を感じる。
やがて満足したのか、ゆっくりと引き抜いていった。
どろりとした液体が糸を引いている様は非常に淫靡である。
アルクェイドはそのまま仰向けに倒れ込むと大きく息をした。
それに合わせて胸も大きく揺れている。
その光景を見て再び興奮しそうになったが何とか抑える。
これ以上は危険だろうと思ったからだ。
しかし、アルクェイドはまだ物足りないらしい。
妖艶な笑みを浮かべてこちらを見つめてくる。
「ねぇ、もっとしよう?」
そう言うなり、彼女は自分の指を舐めた。