冥界にあるという神獣が宿るという棍棒。
それがなんなのか、確かめるように俺はそのまま実体化させた。
実体化させると共に現れたのは長身の女性だ。
髪色は毛先に向かうに従って、銀、エメラルドグリーン、水色へとグラデーションしていくという、珍しいもの。
同時にこめかみ辺りから生える2本の赤い角が特徴的だった。
身に纏っている衣服は両胸に紋所が施された上着と袴、仁王襷のような帯を腰に巻いており、見上げる程のかなりの長身である事は見て分かる。
「それにしても、本当に僕が知らない世界を色々と知っているんだな!」
そう、実体化させた後、ヤマトにこれまでの俺の旅路を話していった。
そう言いながら、目の前にいる長身女性ことヤマトは興奮した様子で俺に聞いてくる。
「それで、さっきの話だけど」
「あぁ、分かっている。
僕が知っている限りの情報も話す!
だから、僕もその冒険に連れて行ってくれないか!」
俺はそう、先程の約束を確認するように言うと、ヤマトは当然と言うかのように答えるのであった。
「それにしても、これはこれで、少し気になるね」
その言葉と共に、ヤマトはベットの上に座っている俺に対して、その肉棒をゆっくりと逃げる。
長身という事もあってか、腰を落とすような姿勢のまま俺の足元までやってくると、彼女は下腹部辺りに手を当ててから何かを探るように触り始める。
やがて、手を離すと今度は服越しではあるが胸板の方にも手を置く。
「ふむふむ、このぐらいの大きさなら大丈夫かな?」
彼女の突然の行動に対し、俺は質問しようと口を開くのだが──
「あの、これは一体どういうつもりなんだ? それに何だか、まるで俺の体のサイズを確認しているみたいに見えるんだけど」
俺の言葉を聞いた瞬間、ヤマトはそのまま自身の胸の谷間を俺の肉棒を擦るようにして、腕を上下に動かし始めたのだ。
その際に服の上からではあるのだが、先端部分に当たる大きな膨らみによる柔らかさが感じられる。それだけでも十分だというのに、更には上半身を押し付けてくるようにして自分の豊満な乳房を使って刺激を与えてきた。
しかも、そのまま片手で肉棒の形を確かめるようにしごいて来るものだから堪らない。
そして、その部分にある股間部分にも同じく下着が存在していないようである。つまり、ヤマトの女性としての象徴がそのまま触れてしまっている状態であり、それが分かっただけでも興奮してしまう。
そんな状態で胸元への愛撫を続けるヤマトだが、次第にその行為が激しくなっていった。
それに合わせて、自身の手の動きだけではなく、胸を動かす動作も加えて行く事で快楽を与えてくれる。
既に興奮していた事もあり、あっけなく達してしまいそうだと感じた所で、それを察するようにヤマトは動きを止めてしまう。
それから数秒程の間だけ、お互いに何も言わない時間が流れた。
その間に少しでも気持ちを整えようと大きく息を吐いた途端、再びヤマトの手が伸びて来たかと思うと、今度は肉棒の先端部分を指先で摘まんできたのだ。
それと同時に乳首を刺激する事も忘れず、器用にも服越しに爪を立てて引っ掻くような仕草をしてみせる。
ただでさえ敏感になっている状態だっただけに、それによって感じてしまい、思わず声を出してしまった。
すると、そこでヤマトは満足したのかようやく体を離してくれる。
それでも尚、名残惜しそうな表情を浮かべる彼女だったが、すぐに体勢を整えると、改めて口を開いた。
「知識だけはあったけどね。
こうやって、行為を行うのは久々だし、ちょっと調子に乗りすぎたかも」
そう言って照れくさそうにする姿は、どこか可愛らしい雰囲気を感じさせるもので、つい笑ってしまいそうになるのだった。
「とりあえず、君が僕の予想以上に魅力的な男性だって事が分かって良かったよ」
ヤマトは自身の着ていた衣服を脱ぎ捨てると、全裸となって見せる。
かなりの長身であり、その長身に見合った豊満な胸に細い腰回りといったスタイルをしており、まさに大人の魅力溢れる美人さんといった容姿をしている。
そんな彼女が目の前で一糸纏わぬ姿を晒しているのだから、どうしても視線を奪われてしまう訳だ。
しかし、見惚れてばかりもいられない為、慌てて顔を逸らす。
同時に、こちらへ近寄って来た彼女が俺の勃起した肉棒を自身の秘部へと当てて来たのだ。
そこから伝わって来る温かさや肌触りなどからして、既に濡れているという事が分かる。
その感覚に戸惑う俺であったが、一方でヤマトの方も何か躊躇する様子を見せていた。
どうしたものかと思った矢先に、彼女は俺の顔を見ながら話し掛けてくる。
「さっきは強引に進めたけれど、僕は未だにこういうのは初めてだから、そのっ」
「あぁ、良いよ」
そう俺はゆっくりとヤマトに性行為を教えるように、ゆっくりと自分のモノを押し込んでいく。
彼女の方も気遣ってくれたらしく、抵抗する事無く受け入れてくれた。
そして、一番奥まで挿入出来た事を確認してから一度動きを止める。
「大丈夫?」
心配になって尋ねてみると、ヤマトから返事はない代わりに小さくコクりと首を縦に振る事で答えてくれる。
それを確認してから、今度は前後に動いてみる事にした。
まずはゆっくり小刻みに動かしていくのだが、これに関しては特に問題ないようなのでそのまま続けていく事にする。
そうした中で、少しずつ激しくしていきつつ、時折角度を変えてみたりした。
しかし、それでもやはり痛み等は感じていないようで、ひたすら快楽に浸っているようだ。
それが嬉しかった為、更に興奮を覚えてしまった結果、勢い良く打ち付けてしまっていた。
その際に、「あっ!」と小さな声が漏れると共にビクッとした反応を見せた辺りに限界を感じたのか、ヤマトの方からも腰を動かしてきた。ただ、それも慣れないせいなのか、上手く動けず気持ちの良い場所を当てられていないようだった。
そこで、俺は彼女の胸元に手を伸ばすと揉みしだいていき、出来る限り愛撫していった。
「あっやばいっもぅこれ以上はっんっあっ♡」
やがて、彼女の口から喘ぎ声が漏れ始めると同時に、再び絶頂を迎えたらしい。
それと同時に膣内がきつく締まった事によって、こちらも耐えきれなくなってきた為に射精してしまった。
「あっ♡あっあぁあっ僕の中にっ君のものが注がれている!? はぁはぁはぁんっああぁつ~~!! ~~!!」
そうしている間にも、何度も痙攣するように身体を震わせており、それに合わせて俺の肉棒からは精液が出て行った。そして、しばらく時間が経った後でようやく収まると、二人とも息を整えながら抱き合っていた。
ただ、その中でヤマトの方を見れば、どう見ても余韻に浸っていたというより疲れ果ててぐったりとしているといった様子であった。
「うぅ、これが快楽なんてっんぅ♡」
そうヤマトは言うものの、その表情には満足感があるように思えた。
それからしばらくして、落ち着いてきたところでゆっくりと引き抜くと、そこから白濁した液体が流れ出てきた。
それと共に、ヤマトは眠りについた。