※この作品はR-18です。

艦これ  殺しのライセンスを持つ男   作:century_1059

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新たな生活の始まり

  そして翌日 朝    帝国ホテル

 

  スマホのアラームが鳴り目が覚める。時間は五時半

 

 飛鳥「もう朝か……。」

 

 身支度を整え、簡単な朝食を作りながらこの先のことを考える。

 

 飛鳥「いきなり海軍に移動なんて、いったい何があったんだ。」

 そう、昨日私は突然課長に呼ばれたと思ったらいきなり海軍へ移動しろと言われてしまったのだ。今までいろいろなところに潜入したり所属したりしてきたのであまり驚きはしないが、それでもやはりびっくりはする。

 

 そうしているうちに朝食が出来る。メニューはトーストと目玉焼き、あとコーヒーである。テレビをつけ朝の情報番組を垂れ流し、適当に時事ネタを集める。ちなみに最近のトップニュースは防衛省の職員の行方不明についてだ。なんでも突如として職員三名が行方不明らしい。恐ろしい事件もあるもんだな~

 

 なんてことの考えつつ、朝の優雅なひと時を終えスーツに着替える。予定の九時までまだ一時間弱はあるので、昨日課長に渡された封筒の中身を確認する。

 

 中には海軍復活へ至った主な出来事や、将校や左官などの名前や簡単な経歴、そして趣味嗜好などの情報が記載されていた。

 

 特筆すべきは三人

 

 一人目は、月城 総一郎 (つきしろ そういちろう)海軍司令長官

 

 これから会いに行く人であり、今回の移動の原因でもある人。年齢は53歳にも拘らず未だに前線指揮を執っているご老体である。海軍復活に最も尽力した人物であり部下からの信頼も厚い。

 

 二人目は、大西 孝蔵 (おおにし こうぞう)海軍大将

 

 月城と同期で海軍に入った豪傑で月城の右腕的存在。年齢は二歳差の51歳で現在息子も海軍にいる。性格は、表向きは冷静だがうちでは好戦的な一面がある。

 

 三人目が、河本 太郎 (かわもと たろう)海軍大将

 

 河本財閥の御曹司であり、家の力を使い海軍に入った男。年齢は月城の十歳下の43歳であり、横暴で成果を上げるためならどんな手も使うことで有名で周りからはあまりよく思われていない。しかし家の力を目当てに下につくものも多い。

 

 (これから所属するとなるとこの三人との関係は特に重要になるな。)

 

 そんなことを考えながら、時計を見ると時間は八時三十五分。身だしなみを確認しホテルのチェックインを済ませ駐車場へと向かう。駐車場の一番端に目立たないように止めていながら独特の存在感を放つ車に向かう。そうしてそのまま愛車のトヨタ・センチュリーに乗って、防衛省へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 防衛省別館-連合艦隊司令長官室

 コンッコンッ

 

 ?「どうぞ」

 

 飛鳥「失礼します」

 そうして現在私は、司令長官室にいる。

 

 ?「時間ぴったりとはさすがだな。はるばる警察庁からご苦労、私は月城総一郎だ。階級は元帥であり、連合艦隊の司令長官をしている。」

 

 飛鳥「え~、この度、警察庁より防衛省の海軍に移動となりました。飛鳥聖士(ひどりさとし)です。これからよろしくお願いします。」

 お互いに握手をする。

 

 月城「立ち話もなんだ。そこに掛けてくれて構わない。」

 

 飛鳥「ありがとうございます。」

 

 月城「さて、君をここに呼んだ理由を話す前に、君は今の世界情勢をどこまで知っている?」

 

 飛鳥「それなりには知っているつもりです。」

 

 (いきなり何故そんなことを…)

 

 月城「実は今、世界では君が知っている以上に危険な状態に陥っている。たとえばイギリスやオーストラリアや東南アジアの島国などは深海棲艦によってシーレーンを完全に破壊されて生活の困窮や外交における緊張状態を招いている。」

 

 飛鳥「……」

 

 月城「さらにアフリカや中東などでは紛争が激化、アメリカや中国、ロシアではギャングやマフィア、テロ組織などの動きが再び活発になりつつある。」

 

 (そこまで酷い事になっているとは…)

 

 月城「もちろんこれは日本も例外ではない。しかし日本はこのような問題に対して、まず海の脅威である深海棲艦を倒し、それと並行して陸での問題も解決してしまおうということになった。」

 

 月城「そうしてまず海軍が復活した。そして軍部は深海棲艦について徹底的に調べ対抗できる兵器、艦娘を開発し奴らと戦わせることにした。」

 

 飛鳥「失礼ながら、艦娘とは?」

 

 月城「そうか、まだ君は見たことも聞いたこともないんだったな……。そうだな、実際に見てもらう方が理解も早いかもしれないな。」

 そういうと長官はどこかに電話をかける。

 

 〝もしもし、私だ。至急彼女をこちらに連れてきてくれ。あぁ、すぐにだ。〟

 

 電話を終えると、こちらに向いて再び話を始めた。

 

 これからの戦いを共にしさまざまな出来事に関連する伝(・)説(・)の(・)鳥(・)同士が出会うことを誰も知らないまま・・・・・・




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