艦これ 殺しのライセンスを持つ男 作:century_1059
長官が入室を許可すると扉が動いた。そして、写真で見た白色の髪の少女が中に入ってきた。
月城「紹介しよう。彼女はこれから君の初期艦兼秘書官を務める艦娘だよ。さあ自己紹介を」
そう言われた少女は、こちらに向いて、自己紹介を始めた
響「暁型駆逐艦二番艦の響だよ。その活躍ぶりから不死鳥の通り名もあるよ。よろしくお願いするね。司令官」
飛鳥「あぁ、よろしく…響さん」
月城「さて、ほとんどの説明は終わった。これからは彼女と共に生活することになるから、よろしく頼む」
あまり、これからの生活にも暇はなさそうだな〜
月城「そうだ。まず君たちには、着任先である炭西鎮守府に行ってもらおう。一通りの設備と荷物が置いてある。一応中の確認をして明日のマルキュウマルマルに横須賀鎮守府に連絡してきてくれ。後の話はその時にすることにする。構わないかな?」
飛鳥「もちろんです。」
月城「それではよろしく頼むぞ。飛鳥君」
お互いに席を立ち、敬礼をする
飛鳥&響「「では、失礼しました」」
連合艦隊司令長官室–彼らが出た後
月城「にしても、あんなに簡単にこの仕事を引き受けるとは思わなかったの〜……」
……そう思いつつ、彼の経歴書を見る
月城「にしてもこの経歴はまさに異色だな。どう生きてこればこうなるのかさっぱりわからん。がしかし受けてくれたからにはこの海軍を正してもらわなければならん。頼んだぞ、飛鳥君」
そう言いながら、わしは扉に向かって呟いた
防衛省別館–廊下
飛鳥「……」
響「……」
会話が何一つないのだが、どうしたものか……
飛鳥「なぁ、響さん」
響「なんだい?あとさんは構わないよ。君はこれから私の上官だから」
飛鳥「分かった。それじゃあ響、改めて自己紹介でもするかい。会話がないのは寂しいからね。それにお互いを知るいい機会だからね」
これなら、会話も進むし彼女の情報も得ることができる。まさに一石二鳥だな
飛鳥「まずは私から。本日付けで日本海軍所属炭西鎮守府の司令官となる、飛鳥聖士だ。階級は中佐、趣味は車だ。これからよろしく」
響「それじゃあ、今度は私だね。私は本日付けで炭西鎮守府所属で秘書官になる、暁型駆逐艦二番艦響だよ。好きなものはボルシチだよ。よろしくね司令官」
飛鳥「一つ質問なんだが、君は第二次世界大戦にいた駆逐艦と同じ名前なのだが、それは何故だ?」
紹介された時から、気になってはいたが聞くタイミングがなかったからな
響「簡単に説明すると、私たちは第二次世界大戦の頃に生まれ、艦自体はすでに沈んでいるけれど、わたしたちの魂がずっと残ったままになっていたんだ。その魂を使って生まれたのが、わたしたち艦娘というわけなんだ」
そうだったのか。つまり、艦娘とはすでに沈んだ艦の魂を持って蘇ったということか
飛鳥「なるほど、分かりやすい説明をありがとう。そういえば、失礼かもしれないが君は何歳なんだい?」
響「わたしたちに年齢はないよ。と言っても未成年ではないんだ。艦種が駆逐艦だから私は小さめだが、一応法律上は成人しているということになっているんだ。一応合法的に酒も飲めるのさ」
飛鳥「そうだったのか。てっきり中学生くらいかと思っていたが、これは失礼した」
響「謝らなくていいよ司令官。見た目で見分けるのは難しいからね。そういえば、司令官は何歳なんだい?」
飛鳥「私か。私は24歳だよ。そうは見えないだろうけどね」
いつも、実年齢より上に間違えられるからな
響「司令官としては若いんだね。なのに、他の司令官とは違う雰囲気を感じる。何故だい?」
飛鳥「さぁ、君の気のせいじゃないのかな?」
無闇に話すのは良くないし、ここは誰が聞いてるかわからないからな。
飛鳥「さて、そろそろ駐車場に着く頃かな」
響「車で来たのかい?」
飛鳥「そうだよ。私の愛車でね」
響「?……⁉︎」
飛鳥「驚いたかな?」
響「ハラショー。あぁ、すごく大きな車だね。それにすごく重厚感がある。これは、なんて車なんだい?」
飛鳥「これは、トヨタ・センチュリーと言って新車なら日本一高い車だよ。流石に最新のものは無理だから、一つ前の型だけどね」
飛鳥「さて、どうぞ。お嬢さん」
響「⁉︎…す、すぱすぃーば//」
飛鳥「どういたしまして」
あまり人を乗せないからな〜。一度はやってみたかったんだよな扉を開けてエスコートするのは
飛鳥「さて、それじゃ出発するよ」
響「う、うん。よろしく…//」
どうしたんだ。やっぱり恥ずかしかったのかな?
とりあえず、鎮守府に向かうとするかな。