聖女誘拐(ニン)
勇者パーティーの解散。
それ自体は私にとって大きな出来事でも驚くべき出来事でもない。
彼が居なくなれば、こうなることは予測出来ていたからだ。
だから私はその足で教会に足を運び休暇を得ると馬車を拾い、彼の故郷に向かった。
ガタガタと馬車は進むたびに音を立て、轍を刻んでいた。
淡い恋心を抱いた彼の、私と突然会った驚いた顔を想像しながら馬車に揺られる。
「クスクス……。」
少しおかしくて笑っていると突然馬がけたたましく鳴き声をあげ、馬車が突然止まる。
「え?なに?」
「おう、動くな!御者はもうお陀仏だ。おとなしく金目の物をだせや。」
いきなり馬車の扉が開き、一人の男がニヤニヤと嫌な笑みを浮かべて中に入ってくる。
手には武器を持ち、完全に私を殺すつもりなのが分かった。
咄嗟に杖を取り出し、男に向ける。
「お?なんだ、お前冒険者なのか?で?どうするつもりだ?見たところ後衛職のようだが俺に勝てるのか?」
「くっ……。」
確かに後衛、しかも補助を専門とする私では剣を持った相手には分が悪い。
だが、ここで引くわけにもいかず、私は杖を握る手を強める。
「おいおい!そんな物騒なもん持って脅しか?たくよぉ……。そんなもん効くかよ!」
「なっ!?早いっ!?がっ……!」
男は持っていた剣を振り下ろす。
咄嗟に避けようとしても速さに追いつけない上に馬車の中は狭く、正面から受けてしまう。
外皮の消失とともに私の体が馬車の外に吹き飛ばされる。
木に背中を打ち付け、肺の中の空気が強制的に吐き出させられる。
「っ……。」
「くっくっく。金目当てだったが……これは当たりだったな。」
嫌らしい笑みを浮かべながら男がゆっくり近づいて来る。
「うっ……くぅ……。」
逃げたくてもダメージが大きすぎて体がうまく動いてくれない。
それでもゆっくり立ち上がり、杖を構え魔法を発動させようとした瞬間、私のお腹に男の拳が突き刺さる。
「ぐふっ……。うぅ……。」
その衝撃で私は意識を手放した。
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「んっ……んぅ……。」
鈍い体の痛みで目が覚める。
目に入ったのは薄暗い小屋のような場所。
「ここは……?」
「お?起きたか?」
声のした方に顔を向けるとそこには一人の男が立っていた。
その顔を見て、自分が何故ここに居るのかを理解する。
「あんた、さっきのっ!」
私が体を動かすとジャラリという金属音が鳴り響き、私の手足の動きが制限される。
「こ、これっ!?」
ベッドの上に鎖で大の字に縛られ、身動きがとれなくされていた。
「くっくっく。まぁ、そう慌てるなって……お前が目覚めるまで待ってたんだから、
その分たっぷり可愛がってやるよ。」
男はそう言うとゆっくりと近づいてくる。
「近よらないで!何する気っ!」
「なにって、ナニだよ。こんな短いスカートなんて誘ってるんだろ?たっぷり楽しませてやるよ。」
「いやっ!やめて!」
スカートの中に手を入れられ、太ももを触られる。
「おお!なんだこれ!滅茶苦茶いい肌触りじゃねーか!それにこの感触……最高だぜ!」
「ひっ!?いやっ!!止めてぇ!!」
男は私の太ももの柔らかさを楽しむように触るとその手は徐々に上に上がり、スカートをたくし上げていく。
私は必死に手足を動かそうとするが鎖のせいでそれすらも叶わない。
いやらしい手つきで太ももを撫でられ、気持ちの悪さに涙が目に浮かんでくる。
「さぁ、いい声で鳴いてくれよ?」
男の手がゆっくりと上へ上へと上がってくる。
「い、いやっ!!誰か!助けて!!」
「誰もこねーよ。ふーん、色気の無いガキっぽい下着だな……。まぁ、これからグチャグチャにしてやるがな!」
男の指が下着越しに私の大事な部分をなぞる。
「ひゃう!!」
「いい反応だな。たっぷり可愛がってやるぜ?」
「い、嫌ぁ!!やめてぇ!!」
「やめるわけねーだろ?ほら、もっと鳴けよ。」
クニクニと割れ目を指で押してくる。
「んっ!んぅぅ!!やめっ!んんっ!!」
「お?なんだ?声を出すのを我慢しようって言うのか?いいぜ?どこまで我慢できるかな?」
「んん!んぅぅ!!やっ!」
「どうした?やめるんじゃないのか?ほら、頑張れよ?」
すると今度は男の手が私の胸に伸びる。
服の中に侵入してきたそれは揉むように動き、刺激を与えて来る。
「んっ、くぅっ!んんっ!」
つい声が出そうになるが必死に唇をかみ締める。
「ちっ。いつまで我慢できるかな?」
男はニヤリと笑い、私の胸を弄びながらキスをするように顔を近づけてくる。
(嫌っ!!それだけは嫌だ!!)
顔を背けて拒絶するが、無理矢理男の方を向かされ唇を合わせられる。
「んっ!んんぅっ!!」
口に広がる嫌な臭いとぬるりとした感触。
必死に抵抗するが、鼻を摘まれてしまい息が出来なくなる。
息を吸おうと口を開くと、そこから男の舌が侵入し、私の口内で暴れ回る。
「んっ!んんぅっ!!ちゅっ、んぷっ!!」
(初めてはルードにって……なのに、こんな……)
「ぷはぁっ!はぁ……はぁ……。」
男は息苦しさで顔を真っ赤にし、息を荒くする私を見てニヤニヤと笑みを浮かべている。
「へぇ……中々頑張るじゃないか。じゃあこれはどうかな!!」
男の指が私のクリトリスをつまみ上げる。
瞬間、頭の中が真っ白になり、自分の意思とは無関係に口から嬌声が漏れる。
「ああっ!ひぅぅ!!やぁ!!だめっぇ!!」
「くくっ!やっと可愛い声が出たな。どうだ?気持ちいいだろ?」
男は容赦なく私のクリトリスを指で刺激しながら、太ももやお腹を触る。
その度に私は口からはしたない声が漏れでてしまう。
「ひゃぁぅ!んんっ……くっ!ああん!」
「いいぜ?その声……たまんねーな!」
男の指の動きはさらに激しくなり、遂には下着の中にまで侵入してくる。
そしてそのまま割れ目に沿って動かされる。
クチュクチュといやらしい音と私の口から洩れる嬌声が混ざり小屋の中に響き渡る。
(いやっ!お願い!!誰かっ!!)
心の中で必死に助けを請うが、当然誰も来るはずもない。
「やっ!いやぁ!やだぁっ!!」
「濡れて来たじゃないか?体は正直みたいだな。」
「ち、違っ!違うぅぅ!!ひぁぁ!!」
否定するように首を振るが、それでもなお男の指は動き続ける。
(これ、自分でするよりっ……!)
「くぅっ!ふぅっ!んんっ!!」
「気持ちよさそうな顔になってきたな。そろそろイカせてやる!」
男は私の膣内に指を入れ、かき回すように動かす。
「ひゃっ!だめっ!それはだめぇぇ!!」
今までよりも強い刺激に頭の中が真っ白になる。
(だめぇっ!!こんなの我慢出来ないぃ!!!)
「ああっ、ひうぅぅぅ!!」
その瞬間、体が痙攣し、全身が脱力する。
「ふふっ、イッたみたいだな。」
男は私の愛液で濡れた指を目の前でワザとらしく舐めている。
「はぁ……はぁ……。」
(最悪……もう、死にたい……)
「さてと、じゃあ次は俺の番だな。」
男はズボンを下ろし、下半身を露出させる。
(ひっ!あれが男の人の……)
初めて見た男性のソレはビクビクと脈打ち反り返っており、これから何をされるのか嫌でも分かってしまう。
「やめてっ!それだけはっ!」
「くくっ、残念だったなぁ。まあ諦めろって!」
男は私の太ももを持ち上げるようにして大きく開かせるとその間に体を入れてくる。
「嫌ぁっ!お願いだからそれだけはやめてぇっ!」
「へへっ!いいねぇその顔。そそるぜ。」
男が指で下着をずらすと私の割れ目に男のソレが触れる。
その硬さと熱量を感じ、私の目から涙が流れる。
「嫌ぁ!!ルード!助けてっ!」
「んん?くっくっく。そいつは彼氏かなんかか?生憎とそいつは今頃どっかの町で酒でも飲んでるだろうよ。」
「お願いっ!!初めてはルードに……、好きな人にあげたいの!!」
必死に懇願するが、男はニヤリと笑いながらゆっくりとソレを挿入しようとしてくる。
「俺は優しいからな。初めてがちゃんと思い出に残るようにゆっくり入れてやるよ。」
「嫌ぁ!!お願いっ!やめっ……あああ!!」
ゆっくりと私の膣内に男のソレが入って来る。
「ほら、入っていくぜ?いい声で鳴いてくれよ?」
「あっ、ああっ……いやっ……。」
私の中を押し広げるようにソレが入って来る。
「ああっ!いやぁっ!!痛いぃっ!!」
それが侵入してくると徐々に痛みが増してくる。
「ルードッ!助けてっ!!ああっ!それ以上はダメぇ!!」
「なんだ?まだ半分も入ってないぜ?」
男はそう言って笑うと同時にブチブチッと言う感触と激痛が下半身に走る。
「ああああぁぁぁ!!」
あまりの痛みに悲鳴を上げ、泣き叫ぶ。
「お?処女消失おめでとう!!あー、締め付けがキツくてたまんねーな!!」
「くあっ!ああっ、抜いてっ!抜いてぇ!!」
私の懇願に反してお腹の奥まで肉棒が入ってくる。
「お?全部入ったな。あー、処女マンコもキツくていいねぇ!!」
「あぁっ!うっ……!ひぐぅっ……。」
あまりの痛みに呼吸すらままならない。
「お前の初めてはそのルードってやつじゃなくて俺になっちまったな。痛いか?でも
安心しろ。すぐ気持ちよくなるさ!」
「もう、抜いてっ!お願いだからぁ!!」
拘束されていて逃げることも抵抗することもできず、ただ泣き叫ぶことしか出来ない。
「くくっ!可愛い声で鳴くじゃないか。ほらほらもっと鳴けよ!」
男が腰を振り始め、その度に激痛が走る。
(痛い痛い痛いっ!!)
目からは涙がポロポロとこぼれるがそんなものお構いなしに腰を動かし続ける。
「いだいぃっ!いだいっ!もうゆるじでぇ!!」
「ははっ!!痛いか?可哀想にな。でも俺は気持ちいいぜ?」
パンッ、パンッと肉と肉がぶつかり合う音が響く。
痛みしか無いはずなのに、段々と体が熱くなり快楽を感じ始める。
(なんでっ……!?どうしてっ!)
「ほら見ろよ?お前のここはしっかり濡れてるじゃないか。本当は感じてんだろ?」
そう言って男は私の愛液で濡れた手を見せる。
私は必死に否定するが体は正直で、確かに私のアソコは男のモノを受け入れ脈動していた。
「ああっ!違うっ!感じてないっ!感じたくないぃ!!」
「くくっ!いいぜ、その表情。好きでもない男に犯されて嫌なのに感じちゃって悔しいって言うその表情がな!」
「ああっ!だめっ!これぇ、本当にいやなのぉ!!」
男はただ乱暴に腰を振るだけでなく私が感じる場所を探し当て、そこを重点的に責めてくる。
「ああっ!だめぇっ!!そこっ、いやっ!感じたくないのにぃ!!」
嫌でも男の技術が優れていることを理解させられる。
「いやぁっ!ああっ!あっ、んんっ!」
ジュブジュブとお互いの体液が混ざり合う音が響き、それと共に私の口からは甘い声も出てしまう。
「ほら、そろそろイクぞ!」
「あぁっ!だめっ!それはダメぇ!!」
膣内の肉棒がビクビクと震え、絶頂が近いことを知らせて来る。
そして、それと同時に私も限界が近づいていく。
「だめっ!ああっ、抜いてっ!お願いだから抜いてぇっ!」
「ああ、一緒にイクぞ!しっかり孕めよ?」
「だめぇっ!中だけはっ!いやっ、ルードッ!!いやああっ!!」
「くっ!出るっ!!」
男が体を震わせると同時にドクッドクッと熱い液体が子宮の中を満たしていく。
「あああぁぁ!!いやぁぁ!!」
絶頂と共に私の頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなってしまう。
「はぁ……はぁ……。」
ズルリと男の肉棒が引き抜かれるとゴポゴポッと大量の精液が流れ出てくる。
「ははっ!どうだ?気持ち良かっただろ?」
(私……こんな男に犯されて……。)
絶頂の余韻が収まると冷静になった思考によって絶望感が込み上げてくる。
そんな私を端に男は服を整え、小屋から出ようとしていた。
「じゃあな。また遊んでやるよ!」
それだけ言うと男は出ていってしまった。
「ルード……助けて……。」
そのつぶやきは誰に届くこともなく、再び犯されるその時まで私は絶望し待ち続けるしかなかった。