なんなら、綾小路が出てきたところから読み飛ばしてもいいです。
校舎裏。
ある手紙に呼び出された一之瀬帆波はその人気のない場所に行く。
そして、そこにいた一人の男子生徒に声をかけた。
「この手紙の送り主はあなた?」
警戒しながら手に持った手紙を見せながらその男に聞く。
「そうだよ。来てくれてありがとう、一之瀬さん。」
男はニヤけた顔をしながらそう返事をする。
「どういうつもりかな?それに写真はどうやって撮ったの?」
手紙の中には何枚もの写真が入っていた。
それは帆波やBクラス女子の着替え写真だった。
下着姿はもちろん、胸や秘部が映ったものまで。
「もちろんカメラでだけど?」
これだけセキュリティの厳重な学校で盗撮することそのものが難しい。
それにリスクを考えれば普通行おうとすら思わないはずだ。
それでも、実行に移したのならそれなりに隠し通せる自信もあるのだろう。
実際に帆波がこの手紙を受け取るまで、そのような事件は起こっていない。
「盗撮がバレたら退学は免れないよね。そんなリスクを背負って私にこの手紙を送った理由を教えてほしいな。」
「バレたらね。」
「私が学校に告げ口することは考えなかったのかな?」
「君ならそうしないと思っているよ。自分は犠牲に出来ても、友達は犠牲に出来ないよね。」
男は笑いながらそう告げる。
手紙の中には帆波だけではない。
1年Bクラスの女子の半数以上の着替えの写真が入っている。
それで帆波を呼び出し、応じなければすべての写真を学校とネットにばらまくと脅してきたのだ。
もしそうなったらクラス同士の競争どころではない。
Bクラスは間違いなく崩壊するだろう。
「……。」
「くっくっく。打つ手がないだろう?ちなみに今ここで俺を捕まえても意味はないぞ。仲間が写真をばらまくだろうな。」
「それで、そこまでして私を呼び出したのはどういう要件かな?」
「わかってるくせに。」
そう言って男は帆波に近づく。
そして彼女の腕を掴んだ。
「っ!離して!」
「ふひひっ、いいねぇその表情。これから自分がどんな目に合うのか想像できてる感じだ。大丈夫、優しくするからさ。」
気持ちの悪い笑みを浮かべながら帆波に迫る男。
「せっかくだからもう少し恥ずかしい目にあってもらおうかなぁ。」
そう言うと男は一歩下がる。
そして、命令した。
「スカート持ち上げてパンツ見せろ。」
「え……?」
一瞬何を言われたか理解できなかった帆波だがすぐに顔が真っ赤になる。
「聞こえなかったのか?スカートを上げてパンツを見せろって言ったんだよ。」
再度男が命令すると、帆波の顔はさらに赤く染まる。
エッチなことをされることは覚悟していたが自分からするのは話が別である。
(でも、やるしかない……。)
「わかった……。でもちょっと待ってほしいな……。」
「あ?早くしろよ。」
帆波は深呼吸をして心を落ち着かせる。
そして意を決してゆっくりと自分のスカートに手をかけた。
その様子を男はニヤつきながら眺めている。
スカートが持ち上がるにつれて男の視線も上がっていく。
やがて完全にスカートが上がりきると、白いショーツに包まれた下半身が現れた。
スカートに隠れていた部分が見えたことで、帆波の羞恥心はさらに高まっていく。
「イメージ通りの可愛い下着だね。それにいつもさわやかな表情の帆波ちゃんが照れてるのもかわいいよ。」
そう言って男は帆波の羞恥心を煽る。
「それじゃあ今度は自分でスカートを持って股を広げてくれないか?」
「うぅ……。」
帆波はすこし涙目になりながらも気丈にふるまい男の言葉に従う。
スカートを持ち上げて股を広げた状態で固定し、ショーツが見えやすいように角度を調整する。
「良い格好だね。あとはそうだな……。あ、オナニーとかどうよ。」
「っ!?」
「ほら、できるでしょ?いくら何でもオナニーしたことないなんてことはないだろ?」
「そ、それは……」
帆波は答えられなかった。
確かに今まで何度か自慰行為をしたことはある。
いくら清楚なイメージで通っている帆波でも普通の思春期の女の子だ。
性的要求は一般的な女の子と変わらない。
「ほら、早くしないと写真、ばらまいちゃうよ?」
「わかった、やるよ……。」
帆波は目を閉じて下着越しに自分の性器に触れる。
そして、そのまま指を動かし始めた。
「んっ……はぁ……。」
立ったまま、片手でスカートを持ち上げもう片手で秘部を弄り続けるという状態は帆波の羞恥心を煽る。
「ははっ、マジでやってんじゃん。これは傑作だわ。」
「め、命令したのは君だよね?」
「人前でオナニーするのはどういう気分だ?」
「こんなに最悪な気分になったのは初めてだよ。」
「だろうな。これまでの女も本当に最悪の気分だって言ってたぜ。」
「っ!!」
帆波は悔しそうに唇を噛む。
この男はこんなことを今まで何度もしてきたのだ。
「そろそろ、そのでかいおっぱいでも見せてくれよ。」
「な、なんで?」
「写真とかじゃなくて、生で見てみたいからさ。」
帆波は仕方なく制服のボタンを外していく。
そして、ブラジャーを露出させた。
そのブラもずり上げて、綺麗な乳首を男に見せる。
「おぉ、やっぱりデカいなぁ。どれくらいのサイズなんだ?」
「知らないよそんなこと……。」
そっぽを向いてぶっきらぼうに答える。
「次はパンツだ。脱いでみせろ。」
「……分かったよ。」
逆らうことが出来ない以上従うしかない。
スカートから手を離して、両手でショーツを下ろす。
足から外し、完全に脱ぎ去る。
そうすると男が手を差し出してきた。
「ほれ、渡せよ。」
「っ!いやだよ……。」
帆波は咄嵯に拒否するが、すぐに命令される。
「俺に逆らうのか?バラしてもいいんだぞ?」
「うっ……。」
歯を食いしばりながら、男にショーツを渡す。
すると男はショーツを鼻に付け、においをかぎ始めた。
「へぇー、これが帆波ちゃんのパンツかぁ。いい匂いがするねぇ。」
「うわっ……。」
嫌悪感と恥ずかしさに耐えかねて目を背ける。
「ふひひっ。」
男は帆波から受け取ったショーツをポケットに入れると満足げな表情で命令する。
「ほら、オナニーの再開だ。今度はおっぱいもな。」
「……。」
命令された帆波は再び自分の性器をいじる。
そして、命令通り胸にも手を伸ばし触った。
「あっ……ん……。」
「くっくっく。感じてるみたいだね。」
「ち、違うよ……。」
「そうなのか。俺の目にはま〇こが濡れてるように見えるけどな。」
「嘘……。」
帆波は自分の下半身に視線を落とす。
たしかに股間が少し湿っている気がした。
(私、興奮してるの?)
「ほら、ちゃんとオナニーしろよ。」
「わ、わかってるよ……。」
再び自分の秘部を刺激する。
今度は先ほどよりも敏感に反応しているようだった。
「んっ……はぁ……。」
「良い声出てるじゃねえか。気持ちよくなってきたんじゃないの?」
「すこし静かにしていてくれないかな?」
帆波は男のペースに乗せられないよう必死に耐える。
しかし、その我慢は長くは続かなかった。
「あ、だめっ!ああっ!!」
帆波は絶頂を迎えてしまい、その場で膝をつく。
「イっちゃったね。」
「はぁ……はぁ……。これで満足かな?」
「まさか。一之瀬さんだって終わると思ってないだろ?」
そう言いながらカチャカチャとベルトを外しながら帆波に近づく。
帆波はそうなることを覚悟して男をにらみつける。
ズボンの中からボロンっと出てきたペニスは、すでに大きくなっていた。
「入れる前にまずはしゃぶってもらおうか。」
「うぅ……。」
覚悟していたとはいえ、実際に目の前にして嫌悪感が強い。
「ほら、早く。」
「う、うん……。」
帆波はゆっくりと口を開き、舌を出す。
そして、そのまま亀頭を舐めた。
「んっ……。」
「あの一之瀬さんがこんなエロい顔できるとは思わなかったぜ。」
「ちゅぱ……れろっ……。」
男の言葉を無視して帆波は目を閉じペニスをなめ続ける。
「目を開けてこっち向いて。」
そう言いつつ男はカメラを取り出す。
帆波が目を開けてそちらを見るとシャッター音が聞こえた。
「んんっ!?」
「ほら、咥えたままピースしてみてよ。」
「んっ……。」
指示されるがままに、帆波は片手でピースをする。
「もっと笑ってみせて。」
「んぐっ……笑えるわけないでしょ……。」
「ふーん、まあいいか。」
その後も何度か写真を撮られた。
「よし、一之瀬さんのフェラ顔も取れたぜ。仲間にも送ってやらないとな。」
わざとそう言いつつ帆波の顔色をうかがう。
帆波は苦虫を噛み潰したような顔をしながらフェラを続ける。
それに優越感を感じながら男は笑う。
「ほら、出すぞ。全部飲めよ!」
「んっ!んっ!ん~っ!!」
男が腰を動かし射精する。
帆波は口を離そうとするが、男に頭を押さえつけられて出来なかった。
口の中に大量の精液が流し込まれる。
「うっ……。」
「吐き出したらまた写真だぞ。」
「ううっ……。」
帆波は涙目になりながら、喉を鳴らしてそれを飲み込む。
「うえぇ……。」
全て飲み終えた後、帆波はペニスから口を離し、口周りの精液を手で拭う。
「満足した?これで……。」
「ほら、そこの壁に手を突いて股をひらけよ。」
「えっ……。」
「命令だ。」
「……分かった。」
帆波は言われた通りに壁に手を付き、お尻を突き出した。
「足上げて。何だっけ?I字バランス?」
そう言われ帆波は片足を手で持ち上げる。
そんなに体が柔らかくない帆波はI字とはいい難く、足は上がりきらず膝は曲がっていた。
「うんうん。一ノ瀬さんのきれいなお〇んこがよく見えるよ。」
男はスカートを持ち上げながら帆波の羞恥心を煽る。
「ううっ……。」
「一之瀬さんは処女かな?」
「ひっ……んんっ……。」
男は帆波の性器に指を入れると、膣内を広げていく。
「あれ?膜がないね。彼氏とヤッた?」
「あなたみたいな人に私の初めては上げられないかな……。」
「それで煽ってるつもりかな?いや、ある意味煽ってるね。」
男はペニスを握り、帆波の秘部に宛がう。
「ほら、入れちゃうよ?嫌がったりしないの?」
「好きにすればいいじゃない……。」
「そうかい。じゃあ遠慮なく……!」
「うくっ……。」
一気に奥まで挿入され、帆波は顔をゆがめる。
「痛かったか?」
「大丈夫……だよ。このくらい……。」
「その余裕がどこまで続くかな?」
男は腰を動かし始める。
「んっ……んっ……。」
最初はゆっくりだったが、次第に激しくなっていく。
「あっ……んんっ……。」
「声を我慢して俺を喜ばせないようにしてるのかい?くっくっくっ……。」
男の笑い声を聞きながら、帆波は自分の中に入ってくるペニスを感じる。
(気持ち悪い……けど、耐えないと……。)
「そろそろいいか……。」
そう言いつつ男は帆波の中から出て行く。
「んっ……。」
終わったと思ったが、次の瞬間にはまた勢いよく突き刺さってきた。
パン!パァン!!という肌同士がぶつかり合う音が響く。
「ひぁっ!?」
突然のことに驚きの声を上げてしまう。
「おっ、一之瀬さんも感じてきたみたいだな。」
「違うっ……あんっ!これは、んんっ!」
否定しようとする帆波だが、体は正直に反応していた。
突かれるたびに胸が揺れ動き、口からは甘い吐息が漏れている。
「どうだい?俺は気持ち良いぜ?」
「私は……んっ……全然良くない……よ……んんっ……はぅっ!?」
「嘘つくなって。ほら、ここはこんなになってるぜ?」
「んっ……それは生理現象だから……あんっ!」
「強情な女だな。」
男はそう言いつつ、さらにピストン運動を加速させる。
「普通の女ならもうあきらめて素直に喘ぎまくってるぜ?」
「私がそんなにっ……んあっ……安い女だと思ったのかな?ひうっ!」
「くっくっく。それでこそ一之瀬さんだよ。」
男は笑いながら腰を動かす。
「でもな、一之瀬さんのおま〇こは正直なんだぜ?ほら、どんどんとエッチな汁が溢れて来る。」
「うあっ、ひうっ、あんっ!」
帆波の性器からは愛液が流れ出してきている。
男はそれを指で掬い取り、帆波に見せつけた。
「これが証拠だよ。」
「んっ……。」
帆波は目を逸らす。
「かわいい一ノ瀬さんを見れたことだし、そろそろ終わりにしようかな。堕とすのは後でもできるからね。」
男は腰の動きを速めていく。
「ひゃうんっ!激しっ……んっ!」
「ほら、出すぞ!受け取れっ!」
ビュルルルッ!!!
大量の精液が帆波の中に注がれていった。
「あああっ!!」
その熱さに思わず大きな声で叫んでしまう。
「ふーっ……。」
男がペニスを引き抜く。
「うあぁ……。」
力尽きた帆波はその場に座り込む。
しかし、地面に手を突きながら背中越しに男をにらむ。
「まだそんな目ができるとはね。今日のところかこれで終わろうかと思ったけど、もう少し続けようかな。」
ジャリッ……。
その時、一つの足音が鳴る。
男の物でも帆波の物でもない。
「君の……悪事もここまでみたいだね。」
「なに?」
「悪い、一之瀬。遅くなった。」
その場に現れたのは綾小路だった。
「なんだお前。そうか一之瀬が告げ口したのか。」
「まあ、そう言う事だ。」
「くっくっく。なら仕方ないな。俺も終わりだが、一之瀬さん。君も終わりだよ。」
そう言って男は端末を取り出し、どこかに連絡する。
「無駄だと思うよ……。」
帆波が壁に手を突いてゆっくりと立ち上がる。
その彼女の股間からは精液がポタポタと垂れていた。
「どういう意味だ?まさか、俺の仲間を全員捕まえたなんていうわけじゃないだろ?」
「そのまさかだよ。一之瀬に頼まれて全員探し出した。」
「なっ!?そんなことできるわけっ!」
「まず、この写真。これどれも同じ日付の物は全部同じ角度からの写真だから複数じゃなくて一台のカメラだよね?」
「そ、それがなんだよ。」
「その一台のカメラで撮られた映像を複数人で共有するなら、それを保存するためのパソコンあるいは端末が必要だ。」
そう言って綾小路が学校支給の端末を取り出す。
「だが、こいつに保存するのはリスクが高すぎる。学校に監視されている可能性があるからな。」
「と言うわけで、映像を持っているのはパソコンを持っている生徒。購入した人は販売店の販売記録を見ればすぐにわかる。」
「パ、パソコンを持ってる奴なんていくらでもいるだろ!?」
「全校生徒の六割くらいだそうだ。そしてまず、そのうちの女生徒はすべて除外。女子の裸に興味はないだろうし、リスクを背負ってまで一ノ瀬を貶めようとする奴はそうはいないからな。」
「だがそれでもっ!」
「次に考えるのは私たちの写真や画像が出回っていないこと。」
「それがなんだよ……。」
「出回ってしまっては一之瀬を脅迫できないから、お前は流出には慎重になったはずだ。つまり映像は渡すにしても信用できる仲間にしか公開していない。」
「つまり、あなたの顔や名前を知らない生徒は無関係。それにあなたはあまり目立った活躍はしてなかったみたいだから、たぶん同じクラスや部活動の仲間くらいしか知ってる人はいなかったんじゃないかな?」
「そこまで絞れば簡単だ。後はそいつらのパソコンを調べてしまえばいい。」
「そんなこと簡単に……。」
「できるよ。学校側の協力があれば簡単にね。学校側も重い事態だととらえたみたいで話したら簡単に協力してくれたよ。」
「そう言うわけで三人の生徒が退学処分になるそうだ。お前を合わせれば四人か。」
「そん……な……。」
男は地面に膝をつく。
「ところで一之瀬、大丈夫か?時間稼ぎとはいえひどい目にあったんじゃないか?」
「……。仕方ないよ。みんなを悲しませるわけにはいかないもんね。」
帆波はそう言って笑う。
「綾小路君はその人を先生の所に連れて行ってくれる?」
「ああ、わかった。もしつらいようなら堀北にでも……。」
「大丈夫だから。一人にしてくれるかな?」
「わかった。ほら、立て。行くぞ。」
綾小路は男の腕を掴んでその場を去った。
「くっ……ううっ……。」
綾小路の姿が見えなくなった後、帆波は静かにその場で泣いた。
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「それにしてもなんで俺に話したんだ?」
後日、綾小路は帆波と二人で話していた。
「それはね、あんな男の人に初めてをあげたくなかったからかな。」
「俺ならいいのか?」
「まだまし……ってところかなー。」
帆波は悪戯っぽく笑う。
「綾小路君なら口も堅そうだし、勘違いして彼氏面って言いうの?そんな感じて言い寄ってきたりもしなさそうかなって。」
「俺を何だと思っているんだ。普通の思春期の男だぞ。」
「そうじゃなかったら助けてくれなかった?」
「どういう意味だ?」
「ふふ、素敵な報酬だったでしょう?私の初めて。」
「まあ……。そうだな。」
「あ、人が来ちゃう。じゃあ、またね綾小路君。」
そう言って帆波は手を振って、去っていった。