グチュグチュという水音と肌同士がぶつかり合うパンパンッという音。
そして、聞き覚えのある嬌声が目を覚ました冥王の耳に届く。
体の痛みと肌寒さを感じながら目を開けるとロープで椅子に固定され、鉄格子の中に入れられた冥王の前でアナスチガルは見知らぬ男に跨り、涙を流しながら腰を振っていた。
「……冥王様、申し訳ありません……グズッ……申し訳ありません……!」
涙で顔をぐしゃぐしゃにし、謝罪の言葉を呟きながら腰を動かすアナスチガルの姿はこれまで一度も見た事がなかった。
しかし、そんなことよりも彼にとっては目の前で大切なアイリスの一人が知らない男に抱かれている事の方が問題だった。
「~~~~~!?」
彼女の名前を叫ぼうと口を開くがそれは言葉になることはなかった。
「無駄だぜ?魔法でお前は話せないようにしたからな。」
鉄格子の外から声をかけてきた男に対して冥王は睨みつけるが男は気にせず、笑いながら言葉を続ける。
「お前の女はいいやつだな。お前を助けるために股を開いて俺を楽しませてくれてるんだから。」
「冥王様……。お願いします……奉仕しますから、せめて冥王様のいないところで……。」
アナスチガルは嗚咽を漏らしながら男にそう懇願する。
「なに言ってんだ。早く動けよ。お前が奉仕したいって言ったんだろ?」
「そ、それは……もう嫌ぁ……。」
アナスチガルは力なく男の上で体を動かし始める。
すでに濡れた彼女の秘所からはグチュグチュという水音がし、アナスチガルは喘ぎ声を上げ始めた。
「あんっ、ひぅっ!……これ、奥に当たってっ……んんぅっ!こんなっ、駄目なのにっ……ひぅうっ!」
涙を流しながら腰を振っているアナスチガルの胸を男は鷲摑みにすると乱暴に揉みしだき始める。
「ふぁっ!?あっ、あぁっ!おっぱいまで揉まないでくださいっ!ひゃんっ!」
胸を揉まれたことで彼女の喘ぎ声は更に大きくなる。
「冥王様の目の前なのにっ!知らない人とセックスしてっ!気持ちよくなってますっ!……あぁっ、冥王様見ないでくださいっ!お願いしますっ!」
アナスチガルは涙を流しながら懇願するが男は腰の動きを止めなかった。
「ははっ。さっきよりもきつくなったな。どうした?好きな奴の目の前でセックスするのがそんなに気持ちいいか?」
「ち、違いまふっ!私は冥王様のことがっ!」
「だったら我慢しろよ。」
「ひぃいっ!?やめっ、やめてくだしゃいぃっ!動かないでぇぇっ!!」
男が下から突き上げるように腰を動かすとアナスチガルは背中を仰け反らせて体をビクビクと震わせた。
「イったか?ま、俺はまだまだいけるけどな。」
「あ、あっ、あんっ!ひぅうっ!イったばかりですからぁ!お、おかしくなっちゃうからぁっ!」
「うるせーな。黙れよ。」
男はそう言いながらアナスチガルに口づけをすると彼女の口内を蹂躙し、舌を絡ませる。
「んんぅっ!んふぅっ!ちゅっ、はぁんっ……ちゅるっ……んっ……。」
男はアナスチガルの唇から離れると腰の動きをさらに激しくする。
「ひゃうぅっ!駄目っ、駄目ですっ!またイっちゃいますからぁっ!」
「俺もそろそろ限界だ……中に出すぞ。」
「はぁんっ!そんな……中は駄目ぇっ……!抜いてくださいぃっ……!」
男はさらに腰を動かすとアナスチガルの中に熱い精液を流し込んだ。
それと同時にアナスチガルも体を大きく震わせる。
「ああぁっ!出てるぅっ!冥王様の目の前で出されてますっ……!」
男が射精を終えるとアナスチガルは脱力し、男に抱き着くように倒れこむ。
「はぁはぁ……。中に出されて……イっちゃいました……。」
最愛の人の前で犯された悲しみとこれまでにない快感によって絶頂した喜びが混じった複雑な表情のアナスチガルから男は一物を引き抜く。
「ふぁっ……。」
引き抜かれた刺激でまた体を小さく震わせたアナスチガルの秘所からドロドロと精液が溢れ、床へと垂れていく。
「さて……まだ俺は満足していないし。もう一発ヤらせてもらうか。」
そう言うと今度はアナスチガルを下にし、男は彼女の秘所へと自分の一物をあてがう。
「嫌です……これ以上されたらっ!」
アナスチガルは弱々しく首を横に振り、男に懇願するが男はそれを聞き入れずに腰を動かし始める。
そして、男が腰を動かす度に彼女の口からは喘ぎ声が出てくる。
「あんっ!あっ、あぁっ!ひゃうぅっ!」
「へっ!気持ちよさそうな顔しやがって。どこが嫌なんだ?お前は好きな男の前で他の男に抱かれて悦ぶ変態だな。」
「そ、そんなこと言わないでくださいっ!あぁんっ!こんな大きなおちんちんがいけないんですっ!こんなの気持ちよくなっちゃいますっ!」
「へぇ。あいつのチンポと俺のチンポどっちがいいんだ?」
「そ、それは……あひぃっ!駄目っ!奥に当たってるぅっ!」
男が一物を突き上げるとアナスチガルは背中を仰け反らせながら体をビクビクと震わせた。
「あぁっ!凄いっ!奥まで届いてますぅっ!」
「あいつのと比べてどっちがいいんだ?答えないと気持ちよくしてやらないぞ?」
男は腰の動きを止めてそう尋ねる。
「んっ!ふぅっ……あっ、ああっ!」
焦らすような腰の動きでアナスチガルは体をくねらせるがすぐに彼女は答えてしまう。
「あなたのおちんちんの方が気持ちいいですっ!冥王様のよりも大きくて固くて素敵ですぅ!」
「ふふっ、よく言えたな。褒美にたっぷり中に出してやるからな?」
男はニヤリと笑うと再び腰を振り始めた。
そしてビュルビュルと勢いよく精液をアナスチガルの膣内へと射精する。
「ふあぁっ!出てますっ!熱い精子が中にたくさん……んうぅっ!」
体を大きく痙攣させながら絶頂を迎えたアナスチガルの秘所から愛液と精液が混ざった液体が溢れ出てきた。
「ふぅ……くくくっ。アナスチガル、あいつの表情を見て見ろよ。」
男はそう言うと鉄格子の方に視線を送る。
つられてアナスチガルも鉄格子の向こうの冥王の様子を見ると彼は体を震わせ、涙を流していた。
「泣きながら見てるぞ?お前のだらしない姿を。」
「もういいんです。だって……私が好きな相手は冥王様ではありませんから。」
アナスチガルはそう言うと立ち上がると男の衣服から格子の鍵を手に取る。
そして、鉄格子の扉を開いて冥王の下へと歩み寄る。
「私と彼のセックスと見て興奮していたんですか?」
そう言うとアナスチガルは冥王の肉棒を足蹴りにする。
「こんな……短小で皮も被った粗チンで興奮していたなんて……。」
ぐりぐりと踏みつけると冥王の一物からピュッと精液が飛び出す。
「おまけに早漏なんて……。まぁ、どうでもいいです。もうあなたには興味ありませんから。」
アナスチガルは冷たく言い放ち、鉄格子から出ると待っていた男に抱き着いて口づけする。
「んちゅ、ぷはっ……また、あなたのおちんちんで私を気持ちよくしてください。」
「あぁ、任せとけ。たっぷり犯してやるからよ!」
「では、さようなら冥王様。」
アナスチガルは冥王に向かって別れを告げると男と腕を組み、牢屋の外へと出て行った。