マナ「あ..........♡ぐぅ♡」
デビベラドンナに凌辱され、デビリリスに淫魔の刻印を入れられたキュアハートこと相田マナは、無意識のうちに発情してしまい、学校にも行けない状態に陥っていた。
六花たちは、マナのその症状を治療しようと病院へ行ったり、後輩プリキュアである、ヒーリンググッとプリキュアの力を借りたりしたものの、結局、その症状が治ることはなかった。
マナ(体が..........熱い....それに..........なんか....カラダが..........おかしいような....?)
体がナニカに蝕まれていることは、マナも自覚していたが、原因が何なのか分からないため、かれこれ一週間は寝込んでおり、ろくに戦うことも出来なくなっていた。
本人は不甲斐ない気持ちで溢れていたが、見舞いに来る後輩プリキュアたちの励ましにより、何とか心を保てていた。
六花「マナ、具合はどう?」
マナ「熱い..........♡」
六花「喉乾いてない?ジュース飲む?」
マナ「いらない..........♡喉は..........乾いてないの.....♡」
マナの友人である菱川六花は、学校が終わるとよくマナの看病をしながら、マナを蝕むナニカを調べていた。
六花「そっか..........じゃあ、食べたいものは?」
マナ「今日は....♡お腹........空いてないの.................♡」
六花「..........分かった。またお腹が空いたらメールしてね」
マナ「うん..........♡」
淫魔の刻印の影響なのか、トロンと蕩けた感じで喋るマナ。
そんなマナを見て、六花は何とかしてマナを助けたいと思っていた。
マナを助けたい、マナを助けることなら何でもする。
六花の心は、その思いで溢れていた。
その時、マナの部屋に一人の少女がやってきた。
その少女は、魔法使いプリキュアの一人である、キュアマジカルこと十六夜リコだった。
六花「リコちゃん!!どうしてここに?」
リコ「すいません、先輩プリキュアであるマナさんが寝込んでいるって聞いてきました!!私に何か出来ることがあれば、ドンドン言ってください!!」
六花「リコちゃん..........」
マナ「リコちゃん..........♡体が..........熱いの.................♡」
リコ「体..........?」
六花「私たち、デビリリスとデビベラドンナと戦ったんだけど負けちゃって.................」
リコ「デビリリスとデビベラドンナ....?」
マナ「キュアルージュと..........キュアミントだよ♡」
リコ「え!?」
プリデビの正体に驚くリコ。
リコ「そんな.................まさか、あの二人がプリデビだなんて..........」
六花「それで、キュアルージュ..........デビリリスにこれを入れられたの」
そう言うと、六花はマナの服をめくり、例の刻印を見せた。
すると、リコの表情が変わった。
リコ「こ、これって..........淫魔の刻印!?」
六花「リコちゃん!!何か知ってるの!?」
リコ「これは淫魔の刻印って言って、淫魔の刻印を体に入れた人は、無意識のうちに発情しちゃう刻印なの!!」
六花「発情!?じゃあ、今のマナは..........」
リコ「.................完全に発情状態になっているってこと」
そんなバカなという顔をする六花。
それもそのはずで、人間には性欲はあるものの、発情することはない。
つまり彼女は、発情という生理現象に冒されていたのだ。
六花「..........淫魔の刻印を解く方法ってあるの?」
リコ「.......今のところはないわ。だけど、刻印を入れた本人ならそれを解けるはず」
六花「..........」
マナを蝕むナニカの正体は分かったものの、その解除方法について悩む六花。
リコ「とりあえず、ヒーリングッとプリキュアのみんなに淫魔の刻印を解くことが出来るか聞いてきますね」
六花「本当!?ありがとう..........」
そんな会話をした後、リコは帰るのだった。
六花「.................マナ」
マナをどうにかしたい..........でも、淫魔の刻印を解くのは実質不可能。
だけど、これ以上マナの容体を悪化させたくはない。
六花の心の中はその思いに支配されていた..........後にキュアダイアモンドをプリデビに堕とす原因になるとは知らずに..........。
ラケル「大変ケル!!街にインラーンが現れたケル!!」
六花「何ですって!!」
ラケル「急いで変身するケル!!」
六花「分かった!!プリキュア!!ラブリンク!!」
ラケル「L・O・V・E!!」
六花はキュアダイアモンドに変身すると、インラーンのいる場所に向かった。
そこには、複数体のインラーンとデビリリスがおり、キュアロゼッタ・キュアソード・キュアエースはデビリリス相手に苦戦を強いられていた。
キュアダイアモンド「みんな!!」
キュアロゼッタ「ダイアモンド!!」
デビリリス「あらあら、キュアハートの頼れる友だちのお出ましね」
キュアダイアモンド「みんな!!マナが今寝込んでいる原因はデビリリスなの!!デビリリスが入れた淫魔の刻印が原因で、マナは発情しているの!!」
キュアソード「何ですって!!」
キュアロゼッタ「じゃあ、マナが苦しんでいたのは..........」
キュアエース「彼女が原因なのですね!!」
マナを苦しめている元凶がデビリリスだと知り、怒りを隠せない様子のプリキュアたち。
そんなプリキュアたちを見たデビリリスは、クスクスと笑うと
デビリリス「そうだよ。そんなにキュアハートが大事なら..........私を倒してみなよ」
キュアダイアモンド「もちろん!!あなたを倒した..........マナを助けるんだから!!」
そう言うと、キュアダイアモンドはデビリリスに蹴りを入れようとした。
しかし、デビリリスはキュアダイアモンドの足を掴むと、軽々と彼女を投げ飛ばした。
キュアダイアモンド「グハッ..........!?」
デビリリス「あなた..........友だちのことになると、我を忘れるのね」
キュアダイアモンド「いいえ.........マナの友だちは私だけじゃないわよ」
キュアダイアモンドがニタリと微笑むと、今度はキュアロゼッタ・キュアソード・キュアエースが攻撃を始めた。
キュアロゼッタ「カッチカチのロゼッタリフレクション!!」
キュアソード「閃け!!ホーリーソード!!」
キュアエース「ときめきなさい!!エースショット!!」
キュアロゼッタは、必殺技であるロゼッタリフレクションを飛び道具のように投げ飛ばし、キュアソードとキュアエースは自分たちの必殺技で攻撃した。
キュアダイアモンド「これなら..........!!」
これでデビリリスを倒せたはず。
プリキュアたちはそう思ったのだが..........デビリリスには、全く効かなかったようだ。
デビリリス「ふふふ.........そんな技で私に勝てると思ってるの?」
キュアロゼッタ「嘘!?」
キュアエース「やはり、一筋縄ではいきませんね」
キュアソード「でも、私たちは..........」
「「「「負けるわけにはいかない!!」」」」
覚悟を決め、デビリリスに攻撃するプリキュアたち。
そんなプリキュアたちにイラついたのか、デビリリスは
デビリリス「キャンキャンキャンキャンうるさいんだよ!!負けるの分際で..........吠えるな!!」
と言った直後、複数の火の玉を生み出すと、その火の玉を使ってプリキュアたちを攻撃した。
「「「「キャァァァァァ!?」」」」
キュアダイアモンドは運良く森の中へと落ちていったが..........他のプリキュアたちはインラーンのところへ落ちたため、インラーンたちに拘束され、電撃を受けていた。
「「「ァァァァァァ!?」」」
キュアダイアモンド「み、みんな!!」
デビリリス「やっぱり、所詮は負け犬よね〜」
キュアダイアモンド「..........許さない」
デビリリス「ん?」
キュアダイアモンド「許さない!!私はあなたを倒して、マナを元に戻すんだから!!」
デビリリス「マナ..........あぁ、この子のことね?」
デビリリスが指をパチンと鳴らすと、現れたのは.................人型のサソリの怪物..........スコルプと、そのスコルプによって拘束されているマナだった。
キュアダイアモンド「マナ!?」
マナ「六花.......ごめん.................♡」
キュアダイアモンド「デビリリス..........あなたがマナを!!」
デビリリス「言っとくけど、この子を捕らえたのは私じゃなくてスコルプだからね」
スコルプ「プリキュアだと思って警戒していたが..........そうでもなかったな」
ニヤニヤしながら、舌舐めずりをするようにマナを見るスコルプ。
キュアダイアモンド「や、やめて!!マナに手を出さないで!!」
スコルプ「手を出すな?それはお前次第だ」
キュアダイアモンド「何を言って..........」
デビリリス「淫魔の刻印を解除できるのは私だけ..........そんな存在を倒してもいいのかしら?」
キュアダイアモンド「くっ.................」
キュアダイアモンド(やられた!!まさかデビリリスに部下がいたなんて..........このままだと、どうやってもマナのだった身が危ない.................どうしたら..........)
マナを助ける方法を、頭の中で必死に考えるキュアダイアモンド。
その様子を見たデビリリスは、ニタリと笑うと..........ある提案をした。
デビリリス「ん〜、でも..........どうしても解除して欲しいんだったら解除するけど?」
キュアダイアモンド「ほ、本当!!」
淫魔の刻印を解除するという言葉に、顔が明るくなるキュアダイアモンド。
しかし、次にデビリリスが言い放った言葉に、キュアダイアモンドは絶望へと堕ちるのだった。
デビリリス「そのかわり..........キュアダイアモンドがこの『悪魔の種子』を食べてプリデビになるのが条件よ」
キュアダイアモンド「..........え?」
悪魔の種子は、食べればプリデビという強力な存在になる代償として、善の心と人であることを捨てることになるアイテムで、それは言い換えれば、プリキュアであることもやめるということだった。
当然ながら、そんな理不尽な要求をプリキュアたちが納得するはずがなく..........
キュアロゼッタ「ダイアモンド!!ダメです!!」
キュアエース「マナを人質にしてダイアモンドを勧誘するなんて.......」
キュアソード「デビリリス。あなたにはもう、人の心は.......」
デビリリス「うるさい、ちょっと黙ってて」
デビリリスがそう言うと、インラーンの電撃は更に強くなり、キュアダイアモンド以外のプリキュアは気を失った。
デビリリス「さてと..........これで話がしやすくなったわね」
キュアダイアモンド「こんなことまでして..........あなたたちは何をしたいの!!」
デビリリス「何って..........仲間集め?」
キュアダイアモンド「だとしても、あなたたちのやっていることは犯罪でしょ!!無理矢理女の子を犯して..........何がしたいの!!」
スコルプ「まぁまぁ、そう怒るな。そんなに怒ったら..........この子の命が危ないんだぞ」
そう言うと、マナの首元に怪物化した腕をチラつかせるスコルプ。
下手に何かすれば、マナの命が危ないと悟ったのか、キュアダイアモンドはスコルプを睨んだ。
デビリリス「キュアダイアモンド、あなたは..........キュアハートの友だちよね?」
キュアダイアモンド「..........そうよ」
デビリリス「あなたはマナの命を助けたい?」
キュアダイアモンド「..........えぇ」
デビリリス「それなら....これを食べることだって出来るよね?」
キュアダイアモンド「.................」
自分が犠牲になれば、マナは解放される。
自分が人という種族を捨てれば、マナは自由になる。
その思いに囚われたキュアダイアモンドは、とうとう悪魔の種子を口に入れた。
キュアダイアモンド「プリデビ..........デビルフォーゼ!!」
その瞬間、キュアダイアモンドの体を氷が覆い..........頭に氷のツノが生え、髪型はショートヘアとなり、氷のように冷徹な軍人へと変化していた。
デビコキュートス「光を凍らす堕落の氷!!デビコキュートス!!」
スコルプ「これがプリデビ化..........」
デビコキュートス「デビコキュートス、変身完了しました」
マナ「六花..........?」
デビコキュートス「誰を許可を得て話している。この犬め!!」
そう言うと、デビコキュートスはマナにビンタをした。
プリデビに覚醒したことで、見た目がド軍人に変化したためか、彼女の性格そのものも軍人になったようだ。
マナ「キャッ♡」
デビコキュートス「スコルプ!!この雌犬を大魔王マーラ様の元に感情するのだ!!」
スコルプ「はぁ!?コイツはお前の友だちじゃないのか!?」
デビコキュートス「何を言っている。この女は私の友だちじゃない..........ただの雌犬だ!!」
デビリリス「アハハ!!だよね〜」
英知のプリキュアは友を救うために犠牲になり、そして..........冷酷な悪魔が誕生した。
デビコキュートス(菱川六花)
プリデビ第三号。
ドキドキ!プリキュアのメンバーの一人で、英知のプリキュアことキュアダイアモンド。
愛のプリキュアで友人であるキュアハート..........相田マナを助けるためにプリデビ化したプリデビ。
デビコキュートスになったことにより、冷酷な軍人として大魔王マーラに使えることになる。
だが、プリデビ化した今となっては、あれほど助けようとしていたマナを雌犬扱いしている。