和風エロゲー世界の失踪予定モブ退魔忍者に転生いたしましたが、全力で生き延び「んほぉぉぉぉぉぉ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡」 作:第三世界(うたかたとわ)
次の日になり、私はツクモ学園にあるリラクゼーションマッサージセンターにやってきていた。
さすがエステというか、ムチムチで巨乳で肌がツルツルな白衣姿のお姉さんたちが店内で働いているのが見える。
きっと、美容に詳しい人たちばかりなのだろう。
私はぼんやりと周囲を観察しながら、マッサージセンターの入り口をくぐる。
「こちらへどうぞー!」
「は、はい……」
そして私は、女の人が施術をしてくれる女子生徒限定美容マッサージを受付でお願いすると、施術室に案内された。
限定、美容などという文字が並んでいるとどうしても気になってしまうのは、女子としては仕方のないことだ。
(これ……めちゃくちゃ……恥ずかしい……)
しかし、施術用のマッサージウェアとして渡された服に着替えるが、どうにも落ち着かない。
(これ、ほぼ紐じゃない……!)
これからマッサージを受けるために私が身につけている専用着は、本当に小さな三角形がついただけの紐ビキニであった。
アロマをふんだんに使用した高級オイルマッサージがしやすいようにと説明を受けたが、正直めちゃくちゃ恥ずかしい。
小さな三角形のはしっこから、色々なものがはみ出してしまっている。
「女性同士ですから、そんなに恥ずかしがらなくても大丈夫ですよー!」
紐ビキニ姿で顔を真っ赤にしている私の姿を見て、初々しい少女を見るようにお姉さんが笑っていた。
それにしても、白衣姿がよく似合う爆乳のお姉さんである。
「よかったら、脱毛などのケアも受けていきますか?」
「はい……」
まさか紐ビキニなどを着させられるなどとは思っておらず、ムダ毛の処理が甘かった私を笑うことなく、お姉さんはやさしく他の施術を進めてくれる。
せっかく、無料の福利厚生だ。
どうせなら他のサービスも受けてしまおう。
と、思ったのは間違いだったのかもしれない。
(ひゃぁぁぁぁ!! 恥ずかしいぃぃぃ!!)
私は腕や足だけのつもりだったのだが、伝え方が悪かったのか、お姉さんにアソコの毛までも全てツルツルにされてしまったのだ。
「女性は、こういう部分のケアも大切ですからねー!」
「そ、そうですね……」
本当はものすごく恥ずかしくて施術を断りたかったのだが、信じられないくらいにお肌がツルツルで白衣姿のお姉さんになんでもないことのように言われると、どうしても断り切ることができなかった。
美容の専門家のお姉さんが言うことだし、きっと私の方が間違ってるとすら考えてしまう。
「今日は一般コースと、特別コースのどちらになさいますか?」
「へ? 何か違いがあるの?」
そして施術の本番の前になると、私にコースの説明がされた。
「はい! それでは説明させていただきますね!」
どうやらツクモ学園には、成績優秀者のみが受けられる特別なマッサージがあるらしい。
将来を有望視されている人物限定で、上位者にふさわしい教養と肉体のケアを学ぶ場として、特別なコースが用意されていると説明を受けた。
特別コースを受けられるのはツクモ学園において一握りの成績上位者および、多額の寄付をした者。
つまり本人の能力がものすごく高いか、実家の財力がものすごく高い者のみが受けられる優遇サービスがマッサージセンターにはあるらしい。
バリバリの実力主義を掲げるツクモ学園が、生徒のモチベーションを上げるために用意した福利厚生の一部のようだ。
ちなみに、私が転生したシグレは成績上位者に入る。
現時点ですでに、国家トップクラスの武術を習得しているためだ。
「うーん。せっかくだし、特別コースにしようかなー?」
私はどちらも無料だし、せっかくだから特別マッサージコースを選ぶことにした。
「では、こちらのベッドに仰向けに寝てください!」
私が今から受ける特別なマッサージは、筋肉を内側からほぐすことで血流を促進させ、体を健康的に美しくする効果がある。
化粧などで一時的、表面的に美しくなるのではなく、体の奥底からの美容効果で、本人の持つ女性としてのポテンシャルをマッサージで開花させてくれる。
さらに、女性ホルモンの分泌をうながす特別なアロマを利用することで、心も体も内側から美しい淑女にステップアップすることができる。
さあ。あなたもサキュバスのように異性を魅了する美女に生まれ変わろう。
それが、特別コースのマッサージのようだ。
「それでは、リラックス効果のために、まずは目隠しをしますね!」
そして、私が施術台に寝転ぶと、まず最初にリラックスのためにとアイマスクで目隠しをされた。
紐ビキニの格好でベッドの上に寝転ぶのが恥ずかしかったから、これはありがたい。
私が紐ビキニ姿なのは変わらないが、周りの景色を見なくて済むというのは、案外リラックスできるものなのだ。
「では、今から全身にアロマオイルを染み込ませますので、リラックスしてくださいねー!」
「はい……」
そうして、私はお姉さん複数人がかりで、全身にアロマオイルを塗られていく。
(あれぇ? 意識が……ぽわっと……して……♡)
そこから徐々に、私の意識が濁っていった。