和風エロゲー世界の失踪予定モブ退魔忍者に転生いたしましたが、全力で生き延び「んほぉぉぉぉぉぉ♡お゛っ♡お゛っ♡お゛っ♡」 作:第三世界(うたかたとわ)
「うーん。人がいっぱい……」
私はツクモ学園にある特別校舎の一角にて、学生向けの特別サロンに出席するため歩いていた。
厳重に警備がされた特別校舎にあるパーティールームにたどり着くと、豪華な入り口が開放されている。
室内には三〇名ほどの男女が立食形式で食事を取りながら、楽しそうに談笑しているのが見えた。
全員がツクモ学園の紺色の学生服を着ていることから、私と同じ生徒であると思われる。
そして、開始時間ギリギリにたどり着いた私が最後の出席者だ。
ツクモ学園は現在五万人ほどの学生が在籍しているため、本当に一握りの生徒たちがこの場所に集められているようだ。
「こんばんは。あなたは初めての出席かしら?」
そんな私が入り口にある受付に招待状を渡すと、受付の女性がそう尋ねてくる。
「はい、初めてです……」
「今回、一年生で初出席になるのはあなただけなのだけれど、頑張ってね!」
すでに複数回開催されている特別サロンへの初参加は私のみで、あとはすでに顔見知り同士がパーティールームで歓談を楽しんでいると私は受付で説明を受けた。
そんなボッチ属性な私を、受付の女性が笑顔で励ましてくれる。
「ふぅ……」
そうして、私がパーティールームへの扉をくぐると、黒服の警備員たちの手によって重厚な扉が閉じられた。
そのすぐあと、パーティールーム内に男の声が響く。
どうやら特別サロンが始まるようだ。
「さて、今回ご出席の皆様には、まず最初に特別なアロマを楽しんでいただきます!」
そして、その言葉とともに、パーティールーム内のいたるところからピンク色のガスが吹き出してくる。
「――はへっ!?」
よく見ると、給仕のために仕事をしているメイドや執事たちは、皆がガスマスクをつけているではないか。
「なにこれ♡ やばいぃぃぃ♡」
しかし、突然のできごとに驚いた私は対応が遅れて、思いっきりピンク色のガスを吸い込んでしまう。
(ピンク色のガス……思いっきり……吸い込んじゃったぁぁ……)
すると、私の体が一気に熱くなって、まるで魔媚薬に侵されたときのような発情状態になった。
私は力が抜けていく体でなんとかこの場から逃げ出そうとするが、あえなくガスマスクをつけた黒服の警備員たちに取り押さえられてしまう。
「あらあら、サロンに初めて出席する方は、皆ああなりますよね~」
「いきなり体の力が抜けていって驚くんだよね」
「でも、二回目からは普通にしていられるから、慣れれば楽しいものだよね」
謎のガスで体を弛緩させて動けなくなった私の姿を見ながら、周囲の男女たちが慣れた光景を見るように談笑していた。
どうやらこのガスは何度も嗅ぐことで常習性を得ると、筋肉が弛緩しなくなる性質があるようだ。
「この場はトップエリートたちが特別な存在としての振る舞いを覚える場だから。すぐに彼女も慣れるさ」
「うふふ! あの子がこの薬を使って初めてセックスをする姿をみんなで見るの、今から楽しみね~」
「女の子はこの薬を使うと感度が上がるから、初めはイきまくってすごいことになるのよね」
「最初は学園の特別講師が、やさしく手ほどきしてくれるからね~」
「あなたがこのサロンに初めて参加したときも『嫌だ!』『やめて!』って叫びながらイキまくっていたものね。最後は夢中になって腰を振っていたけれども」
「あら~、懐かしい~」
体が弛緩して意識が濁っていく中、その私の姿を見世物のように観察しながら、上級生たちが楽しそうに会話を続けている。
まるで何者かに洗脳をされて、この光景に何も違和感を覚えないように思考をいじくられているようであった。
「ぐぅぅ……♡ あっ♡ はぁぁ♡ んっ♡ くぅ……♡」
(やばい……いますぐ逃げて……ウルハお姉さまにこのことを伝えなくちゃ……)
私はろれつも回らなくなった体でなんとか逃げ道を探す。
しかし、黒服の警備員に体を拘束されてしまいどうにもならない。
「トップエリートたちは、優秀な遺伝子をこの世に残す義務があるからね」
「それと、優秀な者同士で遺伝子を混ぜ合わせれば人類への貢献にもなるし」
そのまま、狂ったサロンが開始されると、周囲の男女たちは一斉にセックスを始める。
「ちゅぷぅ♡ ちゅぱぁ♡ はぁぁ♡ あっ♡ んっ♡」
「んふぅぅ♡ はぁぁ♡ もっと♡ 触って♡ あぁぁ♡」
「はぁぁん♡ チンポ♡ 硬い♡ 気持ちいい♡ んっ♡ あっ♡」
(ウルハお姉さま……助けて……)
私はウルハお姉さまに心の中で助けを求めるが、誰も私を助けにはこなかった。