※この作品はR-18です。

霊烏路空との話   作:奈伎良柳

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タイトル通りの話。
本番はありません。


お空のおっぱいを堪能する話

「○○、今日は○○のしたいことしていいからね」

 就寝時刻より一足早いタイミングで、今夜どうか、と夜の営みに恋人のお空を誘い、快く了承の返事を貰い共に寝室に向かったのがついさっき。普段ならばそのまま揃ってベッドに、なのだが、今日は違っていた。

 寝室に入るなりお空は早々ベッドの中央にぺたりと座り、続けてこんなことを言い出したのだ。

「えーっと、急にどうした?」

「えっちの時に、いつも私がしたいことしてもらってるから、今日は○○の番ってことで」

 自分もお空の隣に胡坐をかいて座りその理由を尋ねると、どうも日頃の感謝ということらしい。しかし、彼女のしたいことをしていると言っても、抱っこしながらがいいとか、頭撫でてとか、ちゅーしてとか、その程度のことしかしていないのだが。

「いや、いつも通りで構わないけれど」

 気持ちは嬉しいが、わざわざ恩返しをされるようなことではない。そう思い断る旨を伝えると、お空はむっと少し不機嫌な顔になってしまった。

「駄目だよ○○。たまには○○もわがまま言わないと。それと、これは私がしたいのっ」

 どうやらこの子はどうしてもお返しがしたいようだ。ここまで言ってくれるのであれば、断る方が失礼というものか。

「うーん、それじゃあ、お言葉に甘えようかな。したいこと、したいこと……」

「あ、でも、痛いこととかは出来れば止めて欲しいなあ。後、あんまり変なこと言ったら怒っちゃうからね」

 そう言いながらお空はこちらへ近づいて来て、胡坐をかく足の前に座るとそのまま後ろにもたれ掛かり背中を預けてきた。

 彼女の背中に生えた黒く大きな翼は下に垂れ下がり、その柔らかな感触がこちらの腰の辺りをさわさわと撫でていて、こそばゆくも気持ちいい。

「そういうのは俺は興味ない。というか頼まれても断る」

 ちょうど良い位置にある彼女の頭を撫でながら、言葉を返す。少し意地悪するくらいならともかく、自分には恋人の痛がる姿を見て興奮する趣味はない。

「んー、しかしどうしようか……」

「何にも思いつかないなら、次の時にする?」

「いや、今日でいいよ。もう少し考えさせてくれ」

 そして十分程考え続け、決めた、とだけ呟きお空の頭を撫でる手を止める。

「あれ? なでなで終わり?」

「終わり。続きはまた後で」

「残念。で、何するの?」

 お空は腰を離して自分の正面に座り直すと、首を傾げてその内容を尋ねてくる。こちらを見つめる純粋な双眸を見てしまうと、本当にこんなことを頼んでもいいのだろうかという気持ちが湧いてしまう。

「一応確認したいんだけど、ある程度のことなら大丈夫なんだよな?」

「うん。出来るだけ頑張るよ」

「ちょっと変な内容でも?」

「それは聞いてみないと分からないかなぁ」

 確かにそれもそうだ。うーんともう一度首を捻るが、これ以上考えていても仕方ない。駄目なら他のことを考えるまでだ。

 意を決して、自らの思う、今したいことを伝えるべく口を開く。

「……じゃあ、お空のおっぱいをひたすら揉んだり吸ったり、自由にしたい」

 言った。言ってしまった。

 お空の胸はそれはそれは大きく、今も緑を基調にしたパジャマのブラウスを生地の下から押し上げ、自身の大きさを誇示している。その豊かに実った乳房を思う存分堪能したいという、とても単純かつ変態じみたお願いだ。

 そんなお願いを聞いた彼女は、傾げていた首を反対側にまた傾げる。

「うにゅ、おっぱいだけ?」

「えっ、いや、満足したらその、続きとかもするけど、まずおっぱいを弄りたい。普段の倍、いやもっと長く」

 何を言っているのか自分でもよく分からなくなって来たが、前々から一度でいいからお空の乳房を好き放題にしてみたかったということは紛れもない事実だ。変態と思われようが構わない。

「分かった、いいよ。じゃあ、私はどうすればいいの?」

「え、いいの?」

 しかし、当のお空は失笑することも呆れることもなく、あっさりと了承する。あまりに簡単に返事をするものだから、つい聞き返してしまった。

「したいんでしょ? さ、○○の好きなようにしていいからね」

 そう言うと彼女は、にっこりと柔らかく微笑んだ。太陽を思わせる暖かい笑顔に、つい数秒ほど見惚れてしまった。

「……えーっと、じゃあ……、まず、服、脱がさせて貰ってもいい?」

「いいよー」

 お空の明るい返事を聞いてから、パジャマ姿の彼女に手を伸ばす。まずはブラウスのボタンに手を掛けて、上から順に一個ずつ外していく。徐々に彼女の素肌と下着が露わになっていく光景に興奮を煽られつつも、三つ目に手を掛けたところであることに気付く。普段ならば鎖骨のやや下辺りにいつも浮き出ている、八咫烏様の目が、今は見当たらないのだ。

 元々お空の意志で出し入れ自由な上、本来出している必要があるのは能力を使用する時だけなのだが、彼女は格好良いという理由と八咫烏様への敬意と好意から普段から目を出していたはずだ。それは性交する時も変わりなく。

 しかし、今は見当たらない。ということは、自分の頼みを聞いた時に予め仕舞ってくれていたようだ。自分としては目に対して忌諱の気持ちは無いし、八咫烏様から、『能力を使う時以外は基本的に眠っている』ということは聞いているのでお空との情事に羞恥などは感じないが、今のように胸を重点に弄りたい時は多少気になることも事実。なので、その心遣いに感謝しつつ全てのボタンを外し終えてから、お空を抱き寄せて背中に手を回し、大きな翼の根本辺りをごそごそと探る。

「くふっ、あははっ、○○、くすぐったいよぅ」

「悪いが、少し我慢してくれ」

 きゃっきゃっと楽しそうに笑うお空に和みながらも周辺を探り、やっとある物を見つける。それは、彼女のブラウスを脱がせるのに必須とも言うべき物だ。

 この服には翼を通す為に背中に二か所切れ込みが入っているのだが、それらを閉じる為の紐がそれぞれ付いているのだ。当然今はその紐は結ばれているので、片方ずつ解く。因みに、お空は一人で結べるし一人で脱ぐことも出来る。意外に器用だ。

 両方の紐を解いた後、抱き寄せていた彼女を離してブラウスを脱がせると、ブラウスの下から烏のように黒いブラが現れた、のだが。

「お空、その、ずいぶんと……」

 そのブラはカップが薄いレース生地で作られており、デザインも羽をイメージしたようなものと、非常に彼女に似合っていた。だが、それ以上に目を惹くことがあった。

 それもそのはず、カップの布面積が普通の物よりも二回りは小さく、白く美しい肌の大部分がはみ出してしまっていたのである。

「これ? お燐とこいし様が選んでくれたんだよ。○○が喜んでくれるよ、って。えっと、どう、かな?」

 胸を腕で挟むように手を前で組み、不安と緊張混じりに感想を尋ねるお空。その仕草と表情にくらりと眩暈がした。

「ええと、いいよ。うん、凄くいい」

「本当? 良かったぁ。あ、そうだ。下もね、選んでくれたんだよ」

 彼女の魅力にやられ、回らない頭で絞り出した至極単純な回答にお空は顔を綻ばせる。そして、下も、と言葉を続けながらすくっと立ち上がると、履いていたショートパンツを自ら脱ぎ去ってしまう。

 ショートパンツの下から現れたのは、ブラと同じく黒を基調にした紐パン。恐らくブラとセットのものなのだろう、こちらもやはり股を覆う部分の面積が狭い。しかしながら所々にフリルがあしらわれており、妖艶さと可愛さを同時に表現していた。

「えへへ、どう?」

 お空ははにかみながらくるりと回り、下着の前だけでなく後ろも見せる。後方に至ってはお尻の殆ど全てが露わになってしまっていて、非常に刺激的だ。

「……お空、出来ればでいいけど、その二つは外出の時に着て行ったり、他の人に見せたりしないでね」

「うにゅ? 当然だよー。○○の為に買ったんだもん。あ、でも、お燐とこいし様はもう見ちゃってるけど」

「あのお二人は、大丈夫、うん。あと、さとりさんも。それ以外の方には勘弁して欲しいかな、地霊殿に住んでる他の方にも」

 我ながら独占欲が強いなと思ってしまうが、彼女のこの姿は、自分だけの物にしておきたかった。

「りょうかーい。さ、○○。続き、しよ?」

 お空は元気に返事をすると、再び自分の前に腰を下ろす。しかし、早速下着を脱がしたりはせず、まずは彼女の下着姿を網膜に焼き付けるほどに、もう一度しっかりと見る。やはり、非常にそそる。お燐さんとこいしさんに今すぐお礼を言いに行きたいほどだ。

 特に今日の主題でもある、胸の方に目が奪われてしまう。黒いレースの隙間からは白い柔肌が少し透けて見えるうえ、僅かにだが乳房の中央付近の小さな突起と色付きまで分かり、ついその奥を想像してしまう。

 自分の為に買ってくれたという扇情的な下着を十二分に堪能し、次はそのブラを――非常に名残惜しいが――脱がす為に再び抱き寄せて、背中に手を回してブラのホックを外す。そのままそっとブラを脱がせると、大きな二つの膨らみがぷるんと零れ落ちた。

 その大きさと美しさに、思わず息を呑んでしまう。今までに何度も見ているし、触ったこともそれ以上のことも経験が有るというのに、未だに興奮が抑えられない。

 ブラをしていなくとも豊かな乳房は綺麗な形を保ち、その中央には薄い桃色を差したような乳輪と、同じく桃色をした乳首が鎮座している。

「さ、どうぞっ」

 お空の声に無言で頷きを返し、双房にゆっくりと手を伸ばして両手でそれぞれ持ち上げる。

「あ、ん……」

 大の男の手からも溢れる程の大きさを持ったそれは、手の平に確かな重みと柔らかさを感じさせる。

 持ち上げたままたぷたぷと何度か弾ませたり、横に揺らす。すると、大きな膨らみはその動きに合わせぷるぷると震え、こちらの気分を昂らせる。

 下から優しく揉み上げてみれば、初めはその柔らかさを見せつけるように指が沈むが、ハリの有る乳肉はしっかりとした弾力を返してきた。そのまま続けて、マッサージをするようにまんべんなく揉みしだく。

「んっ……、ふっ……」

 揉む度に小さく漏れる、甘い声がもっと聞きたい。もっとこの感触を味わいたい。

 その思いに駆られ、揉む力を更に強くして指を一層深く沈ませると、押し込む指に合わせ柔肉が淫らに形を変える。

「ひうっ。○○、ちょっと痛いかな……」

 しかし、自分の思った以上に力がこもってしまったらしく、お空に痛い思いをさせてしまう。

「わ、悪いっ。つい」

「そんなに興奮してるの? でも、もう少し優しく、ね」

 それに慌てて謝罪すると、彼女は優しい口調で窘める。その言葉を肝に銘じ、乳房への愛撫を再開する。

 指の力を急に強めてしまわないよう気を付けながら揉みしだいては横に伸ばしてみたり、中央に寄せてみたりと触り心地抜群の乳房を捏ね回す。更に、左手側は揉み続けたまま、右手側は親指を使い乳房の頂点の突起を、軽くとんとんと何度もつつく。

「んっ、あっ、ふあぁ……」

 続けて、指の腹でぐりぐりと捏ねてやると、重点的な愛撫により乳首は段々と大きさと硬さを増していく。指に確かな感触を残す程度に大きくなってきた辺りで捏ねるのを止め、親指と人差し指できゅっと摘むと彼女は体をびくんと跳ねさせた。

「ひあぁっ、指ぃ、んっ、ふあぁあっ!」

「どう? 気持ちいい?」

「うん……、気持ちいい……」

「お空は乳首敏感だもんね」

 長く息を吐きつつ、恍惚とした声で言うお空に、少々意地の悪いことを言ってみる。

「○○がいつも触るからだもん……」

 すると、彼女は貴方のせいでこうなったんだと訴えるような瞳でこちらを見て、恥ずかしそうにそう呟いた。その声がなんとも甘ったるくて、可愛らしくて、もっと蕩けさせたくなる。

 乳首を摘まむ力を緩めたり強めたりしながら断続的に刺激しつつ、時折頂点を親指の腹で重点的にさすれば、お空の漏らす声がまた大きくなる。

「んんっ! ふあぁっ! 先っちょ、くにくにってぇ、ひぁあっ……」

 しばしの間、固くなりつつある乳頭の感触を楽しみながらひたすらに弄り続ける。とはいえ、あまり集中的にすると痛くなってしまうだろうから程々で切り上げて、小休止を入れる為両手を離す。

「はぁっ……。うにゅ、止めるの……?」

「いや、ちょっと休憩」

 お空への労りを込め、空いた左手で彼女の腰を抱き寄せ、右手で頭を撫でる。

「ふーん……。ね、もっとなでなでして?」

 雛鳥のようにすり寄り甘える彼女の期待に応え、黒く長い髪を梳きつつ撫でてやると、お空の頬がふにゃりと緩む。身内しか知らない、リラックスしきった可愛らしい表情。

「えへへ、気持ちいいな……」

「そうか……」

 行為の最中とはいえ、とても穏やかな空気が二人の間に流れる。

 しばらくそのままゆったりとしていたが、このままでは趣旨が変わってしまうと、この時間に名残惜しみつつも別れを告げる。

「ふぅ、休憩終わり。お空、抱き寄せておいて悪いけど一旦どいてくれる?」

「ん、分かった」

 一息呼吸を置いてから両手を離してお空には脇にどいてもらい、胡坐をかく足の上に、枕元の傍らに置かれたクッションを乗せる。

「お空、このクッションの上に座って。体は俺の方に向けて、両足はそれぞれ腰の横を通して、向かい合わせになる感じで」

「座るの? えーっと、○○の方に向いて、足はこう、かな。肩に手、置かせてね」

 自分が言ったとおりにお空はクッションの上に座る。すると、ちょうど彼女の胸の高さと自分の顔の高さが一致する。

「よし、完璧」

「もう、こういうことの手際は良いんだから」

「この時間を少しでも無駄にしたくないんだ」

「さっきのなでなでは?」

「当然、無駄じゃない」

 呆れた声で言われてしまったので、そこは念を入れて反論しておく。反論になっているかは置いておいて。

 改めて、目の前の彼女に目を向ける。しかし、こうして近くで見ると本当に大きい。少し顔を上げると、お空が「うにゅ?」と無垢な表情で首を傾げた。こんな子にこんな凶悪なモノが備わっているから恐ろしい。

 再び視線を戻すと、目の前には彼女の呼吸に合わせて震える乳房がある。

 そんな見る者を魅了する豊乳の谷間に、一息に顔を埋める。そのまま思い切り深呼吸し、それを二度三度と繰り返す。やや汗ばんだ胸からは、ふわりと漂う彼女の甘い香りが鼻孔をくすぐる。最後に空気を肺がいっぱいになるまで吸い込んでから顔を離し、ふうと息を吐く。

「もう、何してるのさ」

「いや、一度してみたくて」

「おっぱいに顔埋めるの?」

「まあ、うん」

 改めて言われると恥ずかしい。とはいえ、お空は単に疑問に思ったから聞いただけのようだった。

「なら、これからも時々さっきみたいに顔埋める?」

「えっ、あ、はい。お願い」

 彼女があまりに無邪気に優しく言うものだから、返答が上手く紡げずに妙な言い方になってしまう。しかし、彼女はそんなことは気に掛けず、にこりと微笑んだ。

「じゃあ、またしてあげるからね。……○○、続き、しないの? さっきので終わりじゃないんでしょ?」

「うん。今からね」

 お空の言葉に次はしっかりと返事をし、揉んでいた時のように下から持ち上げ、上下左右にふるふると揺らす。その動きに合わせ手のひらの上で震える乳肉を、先程よりも近くで見つめる。やはり、この光景は見ているだけでも何だか楽しい。

 揺れる胸を存分に観察したところで手を離すと、支えが無くなった乳房はふるんと揺れながら元の形に戻った。

 更に彼女の乳肉を味わうべく、こちらから見て右の乳房の乳首へと口を近付け、まずは乳輪の縁に沿って舌でなぞりつつ、徐々に中央へ寄せていく。

「んっ、ふぁあっ……」

 真ん中の突起に辿り着けば次は舌全体を使い、延々と続けていた愛撫でぷくりと膨れた乳輪ごと乳首も舐め上げ、舌先で乳頭を突き、ちろちろと蛇のように舐める。更に、未だに大きくなったままの乳首を唇で軽く噛む。

「はあぁっ……、んっ、あぁ……」

 そのまま何度か唇で噛み続けていると、硬さと大きさが徐々に増していくのがよく分かった。程よいところで一度唇を離し、硬く尖った乳頭をまじまじと見る。どうやら完全に勃起したようなので一気に口に咥え込み、舌先で乳首をころころと転がし、時折歯で甘噛みする。

「ひあぁっ! 先っちょっ、いいよぉっ! ああぁんっ!」

 硬いながらも弾力のある、独特の感触を口内で存分に味わう。こちらが何かをする度に溢れるお空の可愛い喘ぎ声が耳まで幸福な心地にしてくれる。それに気を良くして、まるで母乳を欲しがる赤ん坊のように乳首を吸う。

「ふあぁぁぁっ! そんなに吸っても、おっぱいはまだ出ないよぅ……」

 母乳は出ないと言う彼女の言葉は無視して、何度も吸う。痕が残るのではというほど、強く吸ってみる。

「だっ、だから、出ないってぇ……」

「……じゃあ出るようにする?」

「え? 出るようにってことは……その、えっと、わ、私は、もう少しくらいは○○と二人もいいかなって……あ、でもでも、嫌な訳じゃなくて、○○との赤ちゃんならいつでも……。あ、いや、何でもないっ! ほら、続き続きっ!」

 乳首を吸うのを中断してそう問いかけると、お空は一人でもにょもにょ言っては自ら顔を真っ赤に染め、照れまくっていた。

 照れ隠しに再開を促されたので、遠慮無く再び咥え込んでちゅうちゅうと吸う。今回は先程のように強くするのではなく、弱く優しく吸い付いていると、彼女はこちらを抱きかかえて、頭を撫で始めた。

「……どうしたの?」

「あのね、何だか撫でたくなっちゃって。○○が赤ちゃんみたいだからかな? でも、さっきも言ったけど、おっぱいはまだ出ないからね?」

「出そうなぐらい大きいのにね」

「大きさは関係無いでしょ、もう。……あっ、そうだ!」

 冷静に返すお空だったが、突然、何かを閃いたのような声を上げる。

「○○、ちょっと待っててね」

 そして、彼女はそう続けるとクッションから降りて、足早に寝室から出て行ってしまった。

 それから数分後、お空はまた寝室に戻って来たが、何故か手にはお空用の赤いマグカップを持っていた。斜めにしたりせずきちんと持っていることから、どうやら中身も入っているらしい。

「何それ?」

「秘密ー。よいしょっと。さ、またおっぱい吸って?」

 彼女は右手にマグカップを持ったまま、左手で乳房を持ち上げ、こちらの口元に乳首をぐいっと寄せてくる。

 言われたとおり彼女の差し出した乳頭に吸い付くと、お空は手に持ったマグカップを乳首のやや上に中身が落ちるように傾けた。すると、中からは白い液体が溢れ、お空の乳肌に零れ落ちる。

 そして、その液体はちょうど自分が乳首を吸っている箇所と同じ位置に流れ、そのまま口内に流れ込んできた。

 舌で感じる、馴染みのある味。どうやらこれは牛乳のようだ。つまり、この行為は。

「○○、どう? 美味しい?」

「……え、えーっと」

 自分はというと、牛乳を使った擬似的な授乳プレイをお空自ら行っていることに、ただただ驚いていた。

「うにゅ、こういうのじゃやっぱり駄目? おっぱいは出せないから気分だけでもって思ったんだけど、嫌だった?」

「いや、違う違う。最高だ。嫌なんてとんでもない」

 彼女の好意をありがたく受け取り、離していた口を乳房に当てまた乳頭を咥えると、お空も再び牛乳を落とす。

 今まで以上に夢中になって乳を吸い、お空の乳房と流れ落ちる牛乳の両方を味わう。牛乳は砂糖でも混ぜてあるのか、それとも思い込みなのかは分からないが、普通のものよりやや甘い。それに、人肌温度に温めてあるので、まるで本当にお空の乳から母乳が噴き出しているようだ。

「もう、そんなに美味しいの?」

 彼女にそう聞かれるほど乳を吸うことに没入していたが、マグカップ一杯の牛乳はあっという間に空っぽになり、全てを飲んでしまった。しかし、乳首付近や垂らしていた道筋には微量ながらまだ残滓があったので、それらも余さず舐め取っていく。

「んっ……、はい、おしまい。美味しかった?」

 全て舐め終えると、お空はにっこりと笑い、再びこちらの頭を撫でた。

「美味しかったよ。次は本物が飲みたいかな、なんて」

「えっと、あの……その時が来たら、ね。本当は赤ちゃんのなんだから、ちょっとだけだよ?」

 流石に断られるかなと思いつつ言ってみたが、彼女は頬を赤く染めるとほんの少し俯いて、恥ずかしげにそう答えてくれた。

 いつか来るであろうその時に期待しながらも、視線を乳房に戻す。散々舐め、吸い尽くした乳首周辺は既に唾液でべとべとになっており、てらてらと光が反射していた。

 それならば利用しない手はないと、乳房の先端にへと手を伸ばして、乳輪に沿って指ですりすりと撫でる。唾液が潤滑油の役目を果たし、撫でるというよりも滑るような愛撫だ。

「んっ、ふぁ、おっぱい、ぬるぬるだね……」

 右側の乳房を弄りながら、もう片方、左側の乳首を見る。こちらも体の高揚に合わせていくらか大きくなってはいたが、まだ完全には勃っていなさそうだ。

「そういえば、こっちは口では全然してなかったね」

「え? こっちって……」

 ならばと早速口に咥え、舌のざらついた面で激しく舐め回す。更に、乳首に吸い付いては離し吸い付いては離しとキスを繰り返し、少し強めに唇で噛んでみる。

 その間も手の動きは休めず、右手側では滑らせていた指で乳首を何度も弾き、時にはぐりぐりと捏ねてみたり、潰すように強めにきゅっと摘まむ。

「ひあぁっ! い、いきなりっ、強いよぉっ!」

 お空は体を大きく跳ねさせると同時に高い声を上げ、頭を後ろに反らせて快感に耐える。それにも構わず舌先で何度も乳首を捏ねたり乳輪ごと吸い上げたりと苛め続けると、乳頭は瞬く間に硬く、大きく勃起する。これで両方ともお揃いだ。

 一度乳房から手と口を離し、両の乳房を寄せ、乳首同士を合わせるように近づける。そして、二つ並んだ乳首を咥え込み、音が聞こえるほど思い切り吸い、甘噛みする。

「やあぁっ! いっしょはっ、だめぇっ! ○○っ、イっ、イっちゃ、っふあぁぁぁっ!」

 両の乳首を同時に攻められたお空は大きく体を跳ねさせたかと思うと、強張らせていた全身の力を抜いて体を後ろに反らし、時折体を小さく震わせながら天井に向かって荒い呼吸を繰り返す。どうやら、乳房への刺激だけで絶頂してしまったようだ。

「はっ、はあっ、はぁっ……」

 流石にこのまま続けるのは悪いので、休憩を入れようと乳房から口を離す。そして、脱力しきっている彼女の背中に手を回して抱き寄せて、背中をとんとんと叩く。

「お空、大丈夫か?」

「うん、平気……。えへへ、おっぱいだけでイっちゃた……」

 そのまま背中をさすっていると、彼女は紅潮した顔を上げて、頬を緩ませる。こちらをじっと見つめるその瞳は、とろんと蕩けきっていた。

「お空?」

 そのままぼーっとしている彼女に声を掛けるが、返事は無い。これは少し飛んでしまっているななどと考えていると、お空の顔がぐっと近づいてきた。

「……んっ」

 そして、自分の唇にお空の唇が押し付けられる。

「ちゅっ……はぁっ……○○、好きぃ、んっ、くちゅ、好きなの、好き……」

 そのまま彼女の舌がこちらの口内に侵入してきたので、それを受け入れて舌同士も絡め合い、情熱的な口付けを交す。その合間合間に愛を囁かれ非常に気恥ずかしいが、同時にとても嬉しくもあった。また、お空の手だけでなく大きな黒い翼でも抱き締められており、彼女は全身を使って自分に抱き着いていた。

 熱烈なキスをしながらそうして抱き合っていたが、お空は唇を自らゆっくりと離すと、最後に一際長く唇を重ねて、顔を離した。

「ん…………、はぁっ……。あ、ごめんね、ちゅーしたくなっちゃったの……」

「うん? 何で謝るのさ」

「だって、今日は○○の好きなことしていいって言ったのに、さっきのは私がしたかったことだから……」

 どうやら、こちらの意思を聞かずにしてしまったことを気にしているようらしい。こういう所で、妙に律儀な子だ。

「俺もキスしたかったからいいよ。だから、気にしなくていい」

「えへへ、ありがと……」

 軽いフォローにお空は照れ臭そうに笑うと、頬を掻いてお礼を言う。

「……で、まだするの?」

「する。もうちょっとだけね」

 彼女の問いにはっきりと、する、と言い返すと、お空の緩い笑顔に呆れの色が混じってしまう。しかし、見る限り嫌そうな様子はない。

「もう、そんなにおっぱい好きなの?」

「ああ、好きだ。でも、お空のおっぱいだから良いんだ」

 これは非常に大事なことなので、念入りに、かつ自信満々に言い切っておく。すると、それを聞いたお空はおかしいのかくすくすと笑いだす。そのあまりに堂々とした態度のせいか、もしくは発言内容のせいか、はたまた両方かは分からないが。

「ふふっ、それなら○○の好きなおっぱいでもっと楽しんで、喜んで下さいなっ」

 そして、嬉しそうにそう言うとお空は胸の下で腕組みをし、胸をぐいっと持ち上げる。その所作によって大きな胸がいつも以上に強調され、迫力満点だ。

「それじゃあ、最後におっぱいでしてもらおうかな」

「おっぱいで、ね。私がする? それとも○○からしたい?」

「うーん……、それじゃあ……」

 彼女に奉仕してもらうか、自分が主導権を握るか。どちらも魅力的過ぎる提案で、つい考え込んでしまう。

「……お空がしてくれる?」

 だが、今日はお空がいつも以上に積極的なので、その好意に甘えることにした。

「うん。じゃあ、下脱いで、足開いてここに座ってね」

 言われるままに下半身を覆う下着を脱ぎ去り、ベッドの縁に座って足を開く。すると、お空は足の間で膝立ちになって、乳房と顔を陰茎に近づけた。

「お空。ほら、クッション。膝のところに敷いてくれ」

「あ、ありがとー」

 お空は手渡されたクッションを受け取ると膝と床の間に敷いて、改めて体勢を整える。

「足、痛かったりしないか?」

「うん、大丈夫だよー。ふふっ、○○の、もうかちかちになってるね」

 彼女の言うとおり、陰茎は既に硬く勃起している。鈴口からは先走り汁が溢れて小さな珠が出来ており、いかに自分が興奮しているのかがよく分かった。

 お空は左手で肉棒を優しく包むと、右手の人差し指で亀頭の先の透明な珠を崩して指を離す。指先と鈴口を繋ぐ、粘り気のある銀糸が細く伸びていく。

「ちゅ……。じゃあ、おっぱいでしてあげるね」

 そして、その人差し指を口に含んで我慢汁をぺろりと舐めると、両手で乳房を持ち上げた。

「じゃあ、いくよー」

「ぅ……」

 開始の声と共に陰茎を豊満な両の乳房で包まれ、その柔らかな感触につい声が漏れてしまう。男根のほとんどは大きな乳房に覆われてしまい、姿が見えるのは谷間から突き出た亀頭のみだ。

「ふふっ、先っちょだけ出てるね。あ、びくってした」

 亀頭の前でお空が喋ったことで吐息が当たり、陰茎全体が無意識にぶるりと震えた。

「早くして欲しいの? でも、もうちょっと待ってね……」

 お空は亀頭をよしよしと撫でた後、唾液を口の中に貯めて乳房の谷間に流し込み、全体に塗り込むように柔肉ごと陰茎を捏ねる。そうして、万遍なく唾液が行き渡ったところで、陰茎を乳房でぎゅっと挟み込んだ。

「痛くない?」

「大丈夫大丈夫、いい感じ」

 唾液が潤滑油となっている為、強く挟まれていても痛みなんてものは全く無い。むしろ、滑らかな乳肌が絡みついてきて非常に心地良い。

「良かった。それじゃ、続けるね」

 こちらの言葉に彼女は嬉しそうに笑うと、陰茎を挟む乳房を体ごとゆっくりと上下させ、肉幹を扱く。自らの体の上でお空の豊乳がゆさゆさと揺れる光景に、視覚でも興奮を煽られる。

「どう? 気持ちいい?」

「ああ、最高に気持ちいいぞ」

 お空の奉仕の熱は徐々に熱さを増し、更なる快楽を与えるものになっていく。乳房を互い違いにして扱いたり、乳肉をたぷたぷと弾ませてみたり、挟む力にも緩急をつけたりとあの手この手で射精を促す。

「○○のから、すごくぬるぬるが出てる……。そんなにいいの?」

「ああ、気を抜くと出しかねないくらいっ……。お空はどんどん上手になるな」

 上目使いでこちらの様子を伺うお空にしっかりと返事をして頭を撫でて褒めると、彼女は照れつつも喜びを隠さない笑顔を見せる。

「本当? もっともっと気持ち良くしてあげるからね」

 そして、張り切った様子でそう言うと、言葉とは裏腹に肉棒を谷間で挟むのを中断してしまう。

「えっと、こういうのもいいんだよね」

 しかしそれは、次なる奉仕の為だった。お空はこちらから少し体を離すと、乳房の先端近くを改めて持ち直し、ぷくりと膨らんだ乳輪と大きく勃起した乳首で陰茎を愛撫し始めた。硬く尖った乳首のこりこりとした感触が今までにない快感になり、背筋に電気が走る。それと同時に、敏感な箇所を使った愛撫にお空の口からも小さく喘ぎ声が漏れる。

「んっ……あ、んっ……」

 新たな刺激による快楽もさることながら、お空のもどかしそうな顔と甘い声を聞いているだけでも、天にも昇るような心地だった。

 そうして精神面でも多大な満足感を得ていると、お空の熱心な奉仕によるあまりの快感に陰茎が震えてしまい、乳房の先端を使った奉仕からするりと逃げてしまう。

「あっ、抜けちゃった……。もっと練習しないと駄目だねー。次は、お口でしてあげるね」

 お空は陰茎を再び乳房でぎゅうと抑え込むと、口を陰茎に近づけ、舌先でちろちろと亀頭の先を舐める。敏感な先端部から快楽が送り込まれ、一段と陰茎が跳ねる。

「ふふっ、とってもびくびくしてる……。気持ちいいんだね」

 お空は上目使いでこちらを見上げて笑うと、亀頭全体をぱくりと口に含んで口内で舐め回し、カリ首を唇で甘噛みする。そして、口を離したかと思えば裏筋を舌でなぞり上げられ、背筋に電流が走るような快感が流れる。

「ぐっ、ぁっ……」

 このままのペースで責められると、あっという間にこの至福の時間が終わってしまうだろう。いや、頼めばまたしてくれるとは思うが、出来る限り粘りたい。

 それに、こちらからもお空に何かしたくなってきてしまった。してくれと頼んだのは自分だが。

 そんな考えが頭をよぎり、陰茎を上下に擦る乳房の頂点に早速右手を伸ばし、軽く乳首を摘まんでやる。

「ひゃぁっ! ちょ、ちょっと、何するのさ……」

「いや、自分ばっかりしてもらってちゃ、悪いかなって」

「別に構わないよう。むしろ集中出来ないから……」

 お空の言うとおり、彼女の手は止まってしまっている。しかし、それでも乳首を責める手を止めず、もう一度も乳首をきゅっと摘まむ。

「ふぁっ! んんっ! もう、意地悪……」

 お空は言っても無駄だと悟ったのか頬を膨れさせると、もはや注意もせずに無言で乳房を擦り上げ、亀頭に何度もキスの雨を降らす。

 こちらも負けじともう片方の乳首にも手を伸ばす。指先でこりこりと弄んでは、上下に弾くようにさすってやる。

「ふぁっ、あぁっ! ちゅう、んっ、んむっ……」

 お互いに責める手を緩めるつもりは一切無く、しばし意地を張りあうように快感を与え合う。

「お空っ……、もう、射精そうだっ……」

 しかし、先に根を上げたのは自分だった。急速に湧き上がる射精欲に我慢の限界を感じ、お空にそのことを伝えると、亀頭を咥えていた口を離した。

「んっ、いいよっ。いっぱい射精してっ」

 そして、そう言うと同時に陰茎を乳房で押し潰すかの如く強く挟み込み、口では再び亀頭を咥え込んでちゅうちゅうと吸い上げる。肉幹全体を包み込む乳圧と、鈴口を責める精液をねだるような口使い。それらに後押しされ、なんとか張り詰めていた我慢の糸がぷつりと切れてしまう。

「ぐっ!」

「んんっ! ん~っ!」

 頭が真っ白になるほどの強烈な快感に身を任せて射精を開始すると共に、思わずお空の両乳首を強く摘まんでしまう。それにより、自分の絶頂に合わせるようにお空も一緒に絶頂してしまったようだ。お空は体を縮こませた体をぶるぶると震わせ、くぐもった声を漏らす。

 しかしそれでも陰茎から口を離しはせず、口内に吐き出された精液をゆっくりと飲み下していく。その間も陰茎の律動に合わせ乳房を上下に扱き、全てを吐き出させるように奉仕を続ける。びゅっ、びゅっと口内に追加される精に加え、尿道に残ったものも最後にじゅるると吸い上げると、やっと口を離した。

「……んっ、けふっ。あーん、ほら、全部飲んだよ」

「……お空、無理して飲まなくてもいいんだぞ」

 口を開けてこちらを見上げる彼女の頭をよしよしと撫でる。ふと彼女の口元を見ると、端に溢れた精液の残滓が垂れていた。

 それを指で掬い取ってやると、お空はその指を咥えてそれすらも舐めとった。

「……ちゅ、これで本当に全部だね。ご馳走様」

「本当に無理しなくてもいいんだぞ? 美味いものでもないだろうに」

「でも、○○は嬉しいでしょ?」

「んー、それは、まあ」

 確かに自分の射精した精液を飲んでくれることには、他には代えがたい満足感はあるが。

「それに最近、これ飲むの結構好きになってきたんだ」

「……そうなのか?」

「うん。○○が私でいっぱい気持ち良くなって、いっぱい出してくれてるんだなって。それが嬉しいの」

 にこにこと笑いながらそう続けるお空。彼女の健気さと奉仕精神溢れる台詞に、しばし言葉が出なかった。

「……うにゅ? ○○、どうしたの?」

「……いや、何でもない。お空はいい子だなって」

「いい子? そう言ってくれるなら嬉しいなー。ね、○○、さっきので今日のおっぱいは終わり?」

「え? ああ、最後にって言ったしな。お疲れ様、ありがとうね」

 非常に名残惜しくはあるが、恐らくまたあるであろう、次の機会に期待しておくことにしよう。

「どういたしまして。でも、こっちはまだ大きいままだね」

 お空は言いつつ、射精したばかりの陰茎をすりすりと手で撫でる。未だに硬度を保ったままの男根は脈動に合わせ、びくびくとその身を跳ねさせていた。自分のことではあるが、どうやらもっとお空を味わい、堪能したいらしい。

「それに、最初におっぱいだけで終わりじゃないって言ったよね。……それじゃあ、次は私も気持ちよくしてくれる?」

 そう言うと彼女は立ち上がり、自ら紐パンをするりと解いて、その奥に隠されていた秘唇を露わにすると両端に手を掛けて、見せつけるように両手で大きく開く。既にそこはしとどに濡れそぼり、太ももにまで滴を垂らしていた。

「もうとろとろだから、ねっ?」

 お空は期待と情欲に満ちた眼で、こちらをじっと見つめる。どうやら、今夜は長い夜になりそうだ。

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