※この作品はR-18です。

戦禍の女達   作:早起き三文

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「褐色の肌の少女傭兵」

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

――あの、姉さんの、姿が見たい――

 

 傭兵団、一応「つるんでいる」だけの、仲間意識などは極めて希薄な、ただの「群れ」

 

――あの、優しくて強い、姉さんの――

 

 しかし、その中でも、あたしを気づかい、親切に接してくれる、歳の頃は20の半ばばかりと思われる、女傭兵の先輩。

 

――姉さんの――

 

 以前、小娘であるあたしが「仲間」に襲われた時、その野郎を得意の弩で射殺してくれた、愛する姉さん。

 

――優しい、あの姉さん――

 

 あたしの同年代の少年傭兵、彼が野卑な女に、身体を蹂躙されそうになったときも、そのケダモノ女を斬ってすててくれた、良心のある女性傭兵。

 

――あの、気高い姉さんの――

 

 優しく、強い、自立した女の戦士。その彼女の。

 

――破滅する姿が、あたしは見たい――

 

 

 

――――――

 

 

 

 実の所、あたしは彼と肉体関係を持った事がない。

 

――いや、俺はお前を大切にしたい――

――んー、あたしじゃ気が乗らない、魅力がないの?――

――そうじゃなくて、その、セ、セ、セックスは……――

 

 おい、そこで顔を赤らめるな。可愛く思ってしまうじゃない。

 

――男と女は、結婚してから、やるもんだと、俺は思う――

――……ププゥ!!――

 

 その言葉を彼が真顔で言った時、あたしは思わず吹き出してしまったものだ。

 

――何がおかしいんだよ!?――

――ああ、ゴメンゴメン、許して、ね?――

 

 傭兵には全くもって似つかわしくない男。優しい、大人しい、可愛いヤツ。

 

――そして、いずれはあたしはアイツと――

 

 そう、その内に。

 

「……アイツとの初体験、するとしたら」

 

 その内に、アイツのオスとしての顔、その顔が見たい。

 

「最初は、しとやかに、女の子らしく、抱かれる……」

 

 いつかは、この優しく、甘い少年にあたしは抱かれるのだろう。それはいい。

 

「最初、あたしの処女をアイツの「品」が破った時、少しすすり泣いてみせた方が、いいかなぁ?」

 

 そして、この純粋な少年とあたしとのカップル、若い恋人同士で、都会でのデートを楽しむのもいいだろう。

 

「……あたしはあなたの女よ、そういう殺し文句も悪くないわよねぇ……」

 

 そして、しばらく付き合った後、その後には。

 

「……」

 

 彼に。

 

――えっ、ちょ、ちょっと!?――

 

 あたしの「顔」を見せて、そのままアイツの股間の物を。

 

――い、痛いよ!?――

 

 尻の、彼の尻の孔を。

 

――あっ、これは、変態のすることだよ!!――

 

 足を、ふくらはぎを、ふとももを、腕を、脇の下を。

 

――は、離して!!――

 

 口を目玉を耳を乳首を、へそを。

 

――も、元の君に戻って!?――

 

 あたしが心から愛していると、将来の奥さんになるだろうと、アイツが確信したとき、その時。

 

――ギィ!?――

 

 見たい、その時の彼の顔が。

 

――ギャ、ア!?――

 

 自分の肉体が、愛し、愛された女によって破滅していく時の。

 

――ヒィ、ヒィイイイィ!!――

 

 陰茎を腸を舌を喉笛を胃を、腎臓膀胱肺に、えーとあとはまあいいや。とにかく全てが。

 

――ゲェ、ビチェ……!!――

 

 全てが、肉体の部品の全てが血と苦痛に支配された、その時のアイツの顔が。

 

「……綺麗だよ、あたしの好きな、優しいキミの、その赤い姿」

 

 見たい。

 

 

 

――――――

 

 

 

 以前に見た、姉さんの裸体。

 

 サァ……!!

 

 泉の水滴を反射して、黒く美しく輝く、長い髪。

 

 プルゥ……

 

 そして、泉の水面で強く反射する、木漏れ日の暖かい光の中で。

 

 プリィ、ア……

 

 軽く、プルンと揺れる、豊かな二つの乳房とその紅い尖端、そしてよく引き締まった尻の肉。女だけが持てる、柔らかい、なだらかな丸み。

 

――ゴクゥ……!!――

 

 微かに動く水を浴びて光る、鍛え上げられた、それでいて女の魅力に、性の力に満たされた、しなやかな姉さんの肢体。

 

――姉さん……――

 

 小娘であるあたしには、未だに無い。

 

――綺麗、凄い、綺麗な姉さん……!!――

 

 その、彼女の。

 

 ザバァ……

 

 岸辺に上がり、スラリとした肢体から清らかな水滴を垂らしつつ、惜しげもなく白い全裸の姿を太陽にさらしている、凛々しい姉さんの。

 

――その綺麗な、黒い、カラス色の、こんもりとした、股間の草むら――

 

 姉さんの、美しい肉体が。

 

――水の滴がしたたる、その黒い草むらの奥深くのオンナ、艶やかなお尻、ふくよかな、二つのおっぱい……――

 

 無惨に、弾け散る姿が。

 

――そして顔、凛とした顔、二つの双眸、引き締まった唇、艶のある唇――

 

 あたしは、彼女の。

 

――それの堕ちる時が、醜悪に、おぞましく醜くなる時が――

 

 それが、とっても見たい。

 

 

 

――――――

 

 

 

「姉さんが、戻ってこない?」

「そうみたい、です……」

「へえ……」

 

 その時の戦場は真っ昼間、姉さんにも撤退の狼煙が見えないはずがないのだが。

 

「そうなの、シスター?」

「ええ、その彼女だけが、帰ってこないみたいなのです……」

 

 いや、だからこそ、太陽の光によって、強い日の光によって、狼煙が解らなかったのかもしれない。角笛も吹かれたはずだったのだけど。

 

「……わたしくは、同じ女性として、心配です」

「……」

 

 初め、あたしはこの慰安シスター(性的な意味ではない)の姿格好を見たとき、彼女が女だとは、とても思えなかった。

 

 ツゥ……

 

無い、を通りこしている、まさにまな板の胸板。

 

 コリィ、ゴ……

 

 硬く、全く丸みのない腰。これで。

 

「……これならまだ、あたしのような小娘の方が、グラマーよねぇ?」

 

 これで、彼女の股間に一物を付けたら、間違いなく少年と思われるだろう。

 

「……少し、このシスターはアイツに似ているかな、姿も顔も」

 

 気の毒な事に、顔の方も十人並みだ。不細工とまではいかないが。

 

「その相手の傭兵団、ものすごく、悪名が高いみたいなのです……」

「へえ……」

 

 そのシスターの言葉、それにあたしは軽く、眉をひそめてみせる。

 

「……どんな、悪名?」

「何でも、捕まってしまった女性は全て、その……」

「レイプ、性奴隷、肉奴隷、肉質便器?」

「あっ、いや、その、その、はしたない、止めてくだ……」

 

 ああ、やはりこのシスターは、何だかんだ言って、全然外見は女らしくないけど「女」なんだ。なんだか、可愛い。

 

「……はい、襲われるそうです」

「なるほどね……」

 

 まあ、ありえる話だ。

 

――ん、姉さんが、凌辱される?――

 

 綺麗な姉さん、心も気高く、戦闘技術もあり、女の魅力を充実させた肢体も持つ、大人の女。

 

――姉さんが、犯される……――

 

 その光景を想像したとき、あたしの。

 

 ジ、ワァ……

 

 股間が、微かに熱を持ち、自分でも。

 

――フフッ――

 

 あたしの秘部が、軽くピクリと律動したのが解る。

 

「だけど、しかし……」

 

 相手はただの、都市などに潜んでいる強姦魔ではない、プロの戦士だ。傭兵団だ。

 

「姉さんは強い、男として襲うのが無理なら……」

 

 結果として、最悪は姉さんの死。

 

「そして……」

 

 それと同格のケースなのが、姉さんが強姦、輪姦され、その後にゴミのように殺される。

 

「……」

 

 次に悪いのは、その相手の傭兵団によって、姉さんが拐われる事。その後はお察しの話だ。

 

「……」

 

 そして、次は。

 

「姉さんが、無事に帰ってくる……」

 

 そう、そうなのだ。

 

「……だけど」

 

 しかしそれは二番目。そう、二番目のベターなケースなのだ。

 

「姉さん……」

 

 そして、最良は。

 

――姉さんが、男に犯され、傷つきながらも――

 

 帰ってくる、それが。

 

――見れるかも!!――

 

 あの、姉さんが。

 

――オトコに、オソワれ、ケガサれ、そして、ヨロヨロと――

 

「だけど、だけどしかし」

 

――それでも凛々しく、気丈に振る舞い、女戦士として、誇りを喪わずに帰ってくる、その姿を……――

 

 犯された姉さん、傷物となった姉さん。あの美しい姉さんの穢れた姿が。

 

――見れるかも!!――

 

 それが。

 

――見れるかもォ!!――

 

 ああ、神様お願いです、どうか。

 

――ネエサン、ガ!!――

 

 男に、ケダモノに、ゲスによって、とっておきの。

 

――辱しめを!!――

 

 受けるように、あたしは天に向かって。

 

――姉さんの、子宮が砕かれますように!!――

 

 祈る。

 

――望まぬ妊娠を、しますように!!――

――あの綺麗な、おっぱいが老婆のソレみたいに、シワだらけになるほどに揉まれいや潰され、支える筋すら切れて、醜く垂れるほどに、蹂躙されますように!!――

――ツルリとした、白いお尻が、ズタズタの、特売大安売りの、豚コマ挽き肉大サービスデイに、なりますように!!――

 

 そして、そして。

 

――そのさらに上を行く、最高の×××を、どうか、どうか!!――

 

 受けますように、美しい姉さんが洗礼されますように、ように、ようにィ!!

 

「神様、姉さんを、お助け下さい!!」

「ええ、わたしくも祈っておきます、お若い傭兵の娘様!!」

「神様ァ、お願いィ!!」

 

 

 

――――――

 

 

 

 ゴウゥ、ザァア……!!

 

 そして、雷雨の中。

 

――ああ、神様!!――

 

 感謝致します、あたしの願いを聞き入れてくれて!!

 

「……手を貸して!!」

「ええ、姉さん!!」

 

 そうだ、これが見たかったのだ。

 

 ジ、ワァ……

 

 股間が、あたしの純潔を保ったままの膣内が、強く蠢くほどの、この光景。

 

 ピィ、ギィイ……!!

 

――あたしの女の陰核、薄皮に包まれた、ちっぽけなコレが、凄く跳ね立つ、痛い、痛い、キモチ、イイィ!!――

 

 あたしの姉さん、汚れ、穢れて、無惨な姿に成り果てた、この姉さん。この姿は、多分あたしは一生涯、忘れないだろう。

 

「姉さん、なんて酷い事をされて……!!」

 

 ザァア、アァ!!

 

 荒れ狂う雨、その雷雨の中でも見事に映える、その姉さんの姿、上半身は凛々しい、立派な女戦士の姿。

 

 ビィ、ア!!

 

 そして、雷光に照らされる、そのスラリとした脚部、それを含む下半身、全くの全裸のそれは悪徳に襲われ、蹂躙され、それのまさしく、中央に集束しているのは。

 

 ヌゥ、チャ……

 

 ゴワゴワの、汚らしいドブネズミの、茶色を帯びて、黄ばんだ劣悪な毛皮みたいになった、かつては美しい、綺麗な、ツヤツヤであった、黒い陰毛。美しい、女の第二の命である髪。

 

「姉さん、苦しかったでしょう……!!」

「まっ、大した事はないわよ」

 

 しかし、姉さんはそのまま、普段のままのように気丈に振る舞う、いや。

 

「いちいち、こんな事」

 

 明らかに無理をして、その「振り」をしつつ。

 

 ク、ルゥ……

 

 そのまま、後ろ姿をあたしに見せる姉さん。

 

「みんな、男も女も、トイレで」

 

 前面の姿、豊かな胸部がある上半身だけに女の誇りを守りつつ、その「下」の秘部は獣に食いつくされた、その正面から見た、悲惨な姿も素晴らしかったが。

 

「トイレで毎日、用を足しているじゃない、同じ事だと思えばいいのよ」

 

――ハァ、ア……!!――

 

 尻、姉さんの白く、そして軽く薄く桃色を帯びた、二つの丘。

 

 ツゥ、プルゥン……

 

 艶やかかつ、強く逞しく引き締まった、凛々しく強い女だけが持つ、戦士である女だけの専売特許である臀部。

 

――素敵で、綺麗で、穢らわしい、姉さんのお尻……!!――

 

 上半身は凛々しいままの、女戦士の戦装束、茶色い色をした、鋲付きの硬質革鎧。

 

――ジュル、リ……!!――

 

 そしてプックリとした、完全に露出された、美形としか言い表せない丸尻の、豊かな白い、良質の脂肪がパンと詰まり、それでいて筋肉の張りが素晴らしい、二つの尻丘のコントラスト

 

「さ、行くわよ、ここでグズグスしていても、良いことは無いわ……」

「え、ええ姉さん……」

 

 そして、その時。

 

 ブ、ブリィ!!

 

――ん……?――

 

 姉さんの股間、そして尻から流れた。

 

――……!!――

 

 泥のような、ネバネバした液体。

 

「あっ……!!」

 

 軽く悲鳴を上げた姉さんの声など、あたしの耳に入らない。もちろん、その姉さんの秘部からの流動体が何であるかは、処女であるあたしにもすぐに解る。

 

「……ごめんね、恥ずかしい所見せちゃった」

「……そんな、姉さんは何も悪くない!!」

 

 美しく、凛々しい、尊敬していた女性、先輩の女傭兵が、まるで。

 

 ツゥ、ダラゥ……

 

 まるで、愛液を垂れ流す「ショー」を行っている売女、最低の娼婦のような姿に成り果てた、その姿は。

 

――アァ……!!――

 

 本当に、綺麗だ。

 

――ああ、姉さんは下品だ、下劣だ、女として、最低の存在だ、この誇り高い、気高いメス豚である、女戦士の姉さん――

 

 ビィ、ゴゥウ!!

 

 一際大きく轟いた雷鳴の中、心の中で姉さんを「美しい豚女」と呟いていたあたしの陰部が、またしても粟立つ。

 

 ス、ザァ……

 

 あたしの素股に、有るか無しかの、まばらで不格好な、秘部を気持ち程度に覆っている陰毛が。

 

 サァ、スクゥ……

 

 サクサクと、ささくれ立ってきているのが、自分でも解る。そして。

 

――ハウゥ、ン……!!――

 

 とても自慢出来るサイズではない、あたしの両の色素の強い、褐色の乳房、その先端が。

 

 クゥウ、ツ……!!

 

 胸を被う、木綿の布当てを突き破らんかのように、尖り、硬くなり、強く膨張してきている。

 

――まるで、姉さんに犯されている気分……!!――

 

 ズゥ……

 

 続いて、あたしの膣から、男を受け入れた事の無い陰唇から、落ちる、いや。

 

 ブジュ、ウ……!!

 

 粘ついた、女の恥じらいが、もはや破裂している。

 

「……さ、帰りましょう姉さん」

「あっ、でも何か、腰に羽織る物を探したいわ、心当たりはない?」

「大丈夫よ、姉さん」

 

 クゥ……

 

 もう、あたしの喉が、カラカラだ。

 

「あたし達の傭兵団に、シスターの一団が来ているの」

 

 コゥ、ア……

 

 あたかも、あたしの口の中の唾が全て、全て無くなり、それらが全部。

 

「彼女達に先に会える場所を知っているから、あたし」

 

 その唾が、あたかもあたしの体内を移動して、下の陰唇から。

 

 ジュウ、クゥ……!!

 

 無尽蔵に、小さな粘液の滝が流れ落ちているかのように。

 

「じゃあ、案内してくれるかしら?」

「ええ、もちろんよ姉さん」

 

 ポゥウ、トゥ……

 

 滴る。

 

――あたしの膣孔が、うねる蛇のようになっている、跳ねている、このままでは……!!――

 

 だめだ、いまここでは。

 

――これは、あたしの処女膜すら、グネグネと掻き回されている、膣の肉襞に、小陰唇の呻き声によって……!!――

 

 イクのは、勿体無さ過ぎる。

 

 グゥ、クァ!!

 

「あぐぅ!?」

 

 あたしの中の「豆」が、それを包んでいる皮を突き破らんばかりにいきり、微動し、そしてピンとした、それのもたらす疼痛の後に。

 

――ヒィ、アァ!!――

 

 一瞬、あたしの脳天が閃光に包まれた。毎日行う、自慰のラストと同じ感覚。

 

「……どうしたの?」

「あ、いや何でもないよ、姉さん……!!」

「……そう」

 

 それと同時に。

 

 ニュウ、ウァ……!!

 

 尻の孔、そこの密集した、あたしの茶色の肌の色よりも、なおも濃く、くすんだ色をした肉の襞、排泄の為の開閉門が、グネリィと。

 

――……ウン、アッ!?――

 

 跳ね、収縮し、それにつられてあたしの二つの尻肉丘が、ピリピリと張り詰め、そして。

 

――あっ!?――

 

 フ、シュ!!

 

 そして、あたしの後ろの性器が、木綿の白い下着、パンツの奥で、軽く「吐息」をスッと吐き、そして。

 

 ブッ、リィ……!!

 

 僅かに、少なくはあるが「水っぽい固形」が、両尻肉の痙攣のような律動に合わせ。

 

――あちゃあ……!!――

 

 そのまま、あたしの下着を汚してしまったようだ。

 

 

 

――――――

 

 

 

 サァア……

 

 多分、あたしは後で着替えをするとき、驚くだろうと、小降りになった雨の中で思う。

 

――あたしも、姉さんと同じく、新しく下に履くものが必要ね――

 

 あたしの下半身を守る革鎧、その下の布服、そしてさらにその下の。

 

 ヌゥチィ……

 

 洪水にあった、粘着質な水を大量に含んだその下着の重さに、粘ついたその布の破廉恥さに。さすがにあたしも少しは恥ずかしく思うだろう。

 

――そして、下半身を洗わなくてはいけないのは、汚くなった、メス姉さんと一緒だね――

 

 グ、チュウ……

 

 その事も含めて、おそらく茶色に染まっていると思われる、尻を覆っている下着の後ろ部分からの臭いに、あたしは苦笑いを浮かべるだろう。

 

――あっ……――

 

 いや、それどころではない。

 

――マ、マズイ……!!――

 

 これは、先程までの豪雨によるものではない、粘性の滴が。

 

 スゥ、ヌチィ……

 

 あたしの、浅黒いふとももを這い、そして油脂のように覆っている。

 

――これは、男と激しくヤっても、ここまでにはならないかな?――

 

 その「油皮」は、鎧下の布の下履きを、そして革の下鎧を貫いて、完全にふとももの内側を塗らしているようだ。

 

――まるで、お漏らしだね――

 

 恥ずかしいわ、姉さん。そう、あたしが思った時。

 

 モ、ズゥウ……

 

 再び自分の陰唇、表の大陰唇と、その内側の小陰唇が、ゴゾリと蠢いた。

 

――もしかしたら、この「水圧」で、あたしの、処女膜が破れたかも……?――

 

 そういえば、確かに何か膣内に痛みがある。生理の時のような、しかし少しばかり違うような痛み。

 

――ありうるかな、そんな事が?――

 

 しかし、まあいいや。

 

――つまらない男に、ヤられるよりは――

 

 この、姉さんの堕ちた姿を見れた事は、あたしの「膜」を破ってもいいだけの価値がある。

 

――これが初体験の代わりなら、上等よ――

 

 アイツ、おとなしいあの「彼氏」には少し、悪い事をしたかもしれないが。

 

「……ああ、それとアンタ」

「何、姉さん?」

 

 姉さんの言葉を聴きながら、あたしは膝をモゾモゾ。女の「業」を股間から出した時は気持ちがよかったが、さすがにベッタリとした、この股の感覚、それは気分が良い物ではない。

 

「……もっと、顔に気持ちを出さないようにしなさいな」

「……?」

「……目尻と、口端が凄く醜い」

「……えっ?」

「……いえ、何でもないわ」

 

 いや、まさか気付かれるはずがない。

 

――ありえないわ――

 

 あたしの処世術、それは詐欺師すら騙す程の物だ。

 

――そうよ、きっと――

 

 そう、この「優しい」姉さんは、あたしの気分に気が付く事、それは無理というものだ。

 

 サァ、ア……!!

 

 しかし、止んできた嵐の中で、下半身を剥き出しにした女、大人の女と。

 

「ところで、そのシスター達はどこにいるの?」

「ええと、それは……」

 

 服装こそ問題ないが、密かに下腹部、そして下半身の上部分を盛大に汚した小娘。

 

 ヌィ、ヌゥ……

 

 ビチャビチャ、ヌゥウと、腰下周辺を女の汁で満たしている小娘、姉さんとあたしが並んで小雨の中を歩く姿、それは。

 

――アイツに、見せてやりたいな――

 

 あの、純朴なあたしの恋人、彼が見たら、失神してしまうのではないだろうか。

 

――それも、あたしは見たいかなぁ?――

 

 

 

 

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