僕の姉。
――この、妖術使いめ!!――
昔から、魔女と呼ばれ、村中の人間から石を投げ付けられていた、姉。
――その後、姉さんはお金と引き換えに――
そう確か、ある貴族の家に買われたらしいが。
――……姉さん――
その後は、姉さんとは、一度も会っていない。
――姉さんは、今は、何をしているのだろうか?――
そして、僕の両親は。
――ウォウ、オゥ、出すゾォ!!――
――ア、ヒィン!!――
あの二人は、数日も経たない内に、姉さんの事など。
――今日は、俺はあの人妻にアタックするぜ!!――
――勝手になさい、あたしはあの青年を、若いツバメにするから!!――
自分達の歳、いや親としての責任と義務をわきまえない、醜い愛欲の中で、娘の事など、あっさりと忘れてしまったようだった。
――姉さん待っていて、僕は、必ず――
僕はこの、ケダモノのような、下らない両親の「巣」から、家から出て、もう何年も経つが。
――必ず、姉さんを見つける――
姉さんの顔は、未だに、忘れていない。
――どこにいても、必ず――
何年も、手掛かりが欠片も無くても、その綺麗な顔は、忘れていない。
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それを見た時、僕は一瞬。
「……?」
僕とて、男である。
「……何だろう?」
彼女の、その裸体を想像した事、それはもちろんある。
――いつか、結婚したら、彼女とも……――
しかし。
ツゥ、ラァ……!!
汗に輝く、褐色のモノ。
「……!?」
薄暗いテントの中で、ランタンの灯りによって照される。
プ、ルゥン!!
蠢き、跳ね、震える、中心に「線」が入った、丸い褐色の肉。
プリィ、リィン!!
「……あっ、あ!?」
それが、彼女の尻だと気が付くのに、僕は時間を要した。
プリィ、リィン、ンッ、ルゥ!!
あまりにも、インパクトが強すぎて。
「……あっ、あう!?」
その、まさしく獣の姿勢で、片手を地面に突き。
サァ、ラァ……
美しい水色の髪、ツヤツヤと汗に輝く、湯気が立ちそうな、艶かしい髪に覆われた、その頭を。
グゥ……
まるで、犬のように伏して。
――……アァ、ン!!――
そのスラリとした素足を、臀部と同じ色合いである褐色の。
スゥ、ラァ……!!
健康的な、カモシカのような両足に、指先に力を入れたまま。
――……アッウ、ン!!――
彼女は、自分の汗に濡れた、その可愛いお尻を、大きく突き上げ。
――……、アンッ!!――
異物を、その自分の臀部付近に、擦り付けている。
「……」
愛する女性の、四つん這いの全裸。
……ゴ、クゥ
その綺麗な、褐色の裸を、一面に汗に濡らし、その雫を撒き散らしつつ、蠱惑的に蠢く、清らかな心を持った、彼女の裸体。
――……ン、アァ、ン!!――
「……ああ」
僕だって。
……ムゥウ
男だ、股間に品がある、男だ。
「……」
顔だって、女性の裸を見れば赤くなり、額や頬に汗も流れ、そして。
ムゥク、クゥ……!!
当然、股間は反応する、そして。
――……!!――
「……!!」
僕の、名前!!
「あっ、あっ……!!」
僕の、僕の名前をその口の端に滑らせながら、彼女は。
スウゥ……
自らの秘部、その淡い、べに色が美しい、股間の線に異物を忍ばせ、そして時折。
――……ン、ンッ!!――
男性器のような異物から指先を放して、そして自分の細く。
スゥ、ムゥ……
色の濃い、褐色の人指し指の先を、お尻と股間の裂け目に這わせ、そして。
チィ……
その、人指し指や中指から、輝く。
ヌゥ、チャ……
美しく輝く、粘り気のある、糸を引いている。
「……ハア、ア」
僕の、喉が、完全にカラカラだ。
「……彼女の、オンナ」
その「女性」の部分は、ランタンの光を反射して、艶やかに。
ヌゥチ、チャ……
光る、美しく輝く、どこまでも、清らかに。
……ヌゥ
まるで、彼女の純真な心を、顕しているように。
スゥ、イィ……
陰部からの物とは思えないほど、清らかな、清冽な、半透明の糸。
「……でも、これは」
いやらしい、確かにその気持ちこそ、僕は持った、今でも持っているが。
――……、愛してる!!――
「……うっあ!?」
彼女の涼やかな、僕を求める声。
――……、好き……!!――
「……ああ!!」
ここまで、ここまで僕は彼女に。
――……早く、アンタと――
「あっ、うわぁ……!!」
――……関係を――
ああ、僕はそう、ここまで彼女に。
「……愛されているんだ」
薄い暗闇の中、ひたすら、僕の名前を口の端に乗せつつ、自慰を行う、彼女。
スゥウ、ムッ、ヌラァア!!
その彼女の、おびただしい汗に濡れた肉体、褐色の女神、そして。
……グゥウ
ゆっくりと上下する、突き出された、深い色合い、の丸い、お尻が。
「……!?」
突如として、その彼女の。
――……ア、ヒィア!!――
甲高い声、それと共に、淡い灯りの中で。
プゥリ、ンッン!!
極端に、真上に跳ね上がった。
「……」
僕の、股間が、もう、張り裂けそうに、なっている。
――……、早く――
そして、彼女は。
バァ、タァン……
力尽きて、褐色の丸い尻をこちらに向けたまま倒れた、倒れ伏した彼女の繰り出す。
――あたしは、早く……――
うわ言のような、囁き声。
――……、アンタと、早ク――
グッタリと、その裸体をカーペットの上に横たえた、僕の愛する子の唇が。
――……、今すぐ、したい――
「……」
僕を、誘っている。
「……彼女の、全てが」
そう、僕の名前と共に噴き出す、汗と、そして。
「……僕だって、たまに彼女の事を思って、する、行為」
その時の、僕の股間から出る、先走り汁と、そして、最後の。
「……」
白い、生臭く匂う粘液によく似た、それらにまみれた。
「……だめだ」
彼女の、神聖なる女性の部分。
「……このままだと、僕は」
……プルゥ、ン
地に伏せ、テラテラと液体にぬめり、輝く、綺麗な、プックリとした。
プリィ、ン……!!
お尻、愛する人の、官能的なそれから目をそらし、そのまま僕は。
スゥ
「……僕に、気がついてないよね?」
静かに、足音を忍ばせて、このテントから立ち去る。
////////////////
「……僕は」
あの、純粋な彼女を。
サ、ァア……
「この、美しい夜の満月に掛けて」
必ず、守るよ。
「……でも」
結婚、ちゃんとした、夫と妻の関係になるまでは。
「……それまではお互い、秘め事で、満足しなくては」
いけないと、僕は思う。
「……ごめん」
僕は、親のようには、なりたくないんだ……