※この作品はR-18です。

このすばらしい仲間と恋愛を!   作:てつろう

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またもや過去最長です。約一万字あります。







この闇堕ち少女に輝きを!

 

 

 

 

「はい、契約書にサインも頂きましたし、お金は後日税務署に提出してもらえれば大丈夫です。ご協力ありがとうございました。」

 

 

税務署の職員に捕まった俺はめぐみんとダクネスに無理やり連れて行かれ冒険者ギルドで納税の手続きを済ませていた。

 

 

「あれだけあった俺の財産が半分に……」

 

「これも民のためだ。みんなの為に納税するカズマは中々かっこいいと思うぞ?」

 

「ううっ……」

 

 

ダクネスの慰めの言葉も今の俺には効果がない。

 

 

「交番に税務署の職員がいるってダクネスは知ってたんだろ?」

 

「……すまない。納税額を考えるとカズマにはどうしても納税してもらいたくてな。」

 

「はぁ……」

 

 

ダクネスが領主としてみんなから税金を取り立てたい気持ちは分かる。だからダクネスを責めるつもりは全くないのだが、いざお金を取られると落ち込んでしまうものだ。

 

 

「いつまでクヨクヨしているのですか?まだお金はたんまり残っているからいいでしょう?」

 

 

めぐみんの言う通りまだ最高純度のマナタイトを何十個も買える程度にはお金は残っている。

 

 

「確かにそうだよな。まあ今はそれより……

いい加減手錠を外したいんだけど、鍵はないのかよ」

 

 

ギルドで手錠を嵌めた時から税務署の職員に捕まった時、果ては今に至るまでずっと左手をめぐみんと、右手をダクネスと繋がれているのだ。そのせいで俺は頭が痒くてもかけない、腕を組みたくても組めないで不便極まりないのだ。

 

 

「鍵はカズマに取られないように適当に屋敷の庭にポイと捨ててしまいましたからね……夜も遅いですし鍵は明日にでも探しましょう。」

 

「ええ!?めぐみん、さっき言ってた事と違うじゃないか。確か手錠の鍵は各自の部屋に保管して……」

 

「しっ!ダクネス!折角カズマと一緒にいれるチャンスなんですよ?余計な事は言わない方がいいです」

 

「わ、私は……そのような事をするのは抵抗が……」

 

「おいこら俺の目の前でコソコソ話すんじゃねえ。」

 

 

細部まで聞き取れなかったが何か隠し事をしているのは分かった。納税の時といいまた何か厄介事を持ってこないといいのだが。

 

 

「という訳でカズマ、手錠の鍵は明日明るくなるまで見つかりそうにないですし今日はずっとこのままです。ご飯やお風呂は私が世話してあげますからね。」

 

「トイレの世話も?」

 

「……それは自分で頑張ってください」

 

「両手が使えないんだからトイレにも行けないだろう。まずパンツを降ろさないといけないしち〇この向きも手で調整しないといけないし」

 

「そんな生々しい話は聞きたくないですよ!乙女の前でち〇ことか言わないでください!」

 

「めぐみんも言ってるじゃないか……とりあえず屋敷に帰ろう。ご飯もまともに食べれてないだろう。」

 

「そうだなあ。そういえばアクアはどこ行ったんだ?」

 

「確かにあれから見てないですね。案外逃げ切ってるかもですね」

 

 

もう既に夜も深くなり始めた頃だ。お腹も空いてるしギルドで食べても良かったのだが、手錠で繋がれてる姿を見られるのが恥ずかしいので屋敷で食べることにした。

 

 

2

 

 

「ただいまー」

 

 

俺達は屋敷へと着いていた。屋敷へ帰る道すがら手錠で繋がった俺達を見て『なんだこいつらは』みたいな視線を送られ、めぐみんもダクネスも少し恥ずかしそうにしていた。全く、こうなるくらいなら鍵を持ってきておけよ……

 

 

「おかりー」

 

 

誰もいないかと思われた屋敷からは意外と返事があった。

 

 

「ただいまアクア、先に帰ってたんだな。」

 

「ええ、……って何で三人は仲良く手を繋いでいるわけ?新しいプレイにでも目覚めたの?」

 

「このバカ共が手錠の鍵を無くしたんだとさ。しかも庭に適当に投げたから暗くて今は見つけられないって。」

 

「めぐみんやダクネスってたまに信じられないくらいバカになるわよね……」

 

「ダクネスはともかく私は紅魔族随一の天才ですよ!ダクネスはともかく!」

 

「ま、待てめぐみん。私もバカじゃないぞ。それにアクアが言えたことじゃないだろう。」

 

「何ですって!私は高貴で賢明な女神よ!謝って!私をバカにした事を謝って!」

 

「おい、お前らそんな事で喧嘩するなよ。それよりお腹が空いて死にそうなんだ。見ての通り俺達は手が不自由だからアクアがご飯を作ってくれないか?」

 

「もう仕方ないわね。この私に感謝なさい。」

 

 

アクアはどこか上機嫌に調理場へと向かった。

 

 

「アクアもカズマの言う事なら素直に聞くようになりましたね。」

 

「そうだな、恋は人を変えると言うがあのアクアがここまで変わるとは」

 

 

ダクネス達の会話を聞いていて俺は少し後ろめたい気持ちになる。何しろ俺にはアイリスという恋人がいるのだ。アクアの気持ちに応えることは出来ないだろう。

 

 

3

 

 

「はい、あーん」

 

「あーむ。ありがとなめぐみん」

 

 

俺達はテーブルを四人で囲みながら食事をしていた。しかし、今日は手錠でダクネスの左手と、めぐみんの右手に繋がれているので両手が使えない俺はみんなにご飯を食べさせて貰っている。

 

 

「ご飯を食べさせるくらいならこめっこが小さい頃に何度もしてましたからね。これくらいどうって事ないですよ」

 

 

俺は幼児と同じ扱いかよ!と言い返したい所だが文句を言うとご飯を食べさせて貰えなくなりそうだから何も言わない。

 

 

「カズマ、ほら私からもあげるぞ」

 

 

ダクネスが右手でスプーンを使ってスープをすくい上げる。そのまま俺の口の前にスープを持ってこようとした所で……

熱々のスープは俺の顔にぶちまけられた。

 

 

「あぢいいぃ!!」

 

 

あまりの痛さに体を仰(の)け反(ぞ)らせもんどり打つ。こいつわざと俺の顔にスープをぶっかけたんじゃないだろうな。

 

 

「す、すまない。どうも不器用で狙いを外してしまったようだ。次こそはちゃんと当てるから」

 

「もういいわ!このやり取り何回目だよ!さっきから俺に何回もご飯顔に当てられてるんだけど!?不器用で攻撃が当たらないのは分かるが何であーんも出来ないんだよ!」

 

「だ、大丈夫だ。次こそはちゃんと口まで運んでみせる。だからもう一回だけチャンスをくれ!」

 

「嫌だね!あーんはめぐみんにしてもらうからな!」

 

「カズマさんカズマさん私からもこのブロッコリーあげるわよ」

 

「それはお前が野菜を食べたくないだけだろ!おい俺の口に無理やり押し込むな……むごっ……!」

 

 

結局アクアのブロッコリーを食べさせられてしまった。俺もブロッコリーはそんなに好きじゃないと言うのに。

 

その後も暫くワイワイと話しながら食事をする。手錠で両手は使えないがめぐみんがちゃんとご飯を食べさせてくれたので俺はそこまで不自由を感じなかった。食事中のアクアの話によると、実はアクアが徴税官から逃げ切ったらしく、ドヤ顔で逃げる時の話をしてきた。その方法は川の中へ飛び込むこと。川に飛び込みその流れに沿って街の外まで避難してたらしい。

そんなこんなで時間はあっという間に流れ過ぎそろそろお風呂に入ろうかという時間になってきた。そこでふと、俺は大切な事を思い出した。

 

 

「そうだ、お前らに言っておかないといけないことがあるんだ。」

 

 

俺の言葉を聞いたアクア達は急に畏まってどうしたのかという視線を向けてきた。俺はイスに座り直しそれぞれの顔を見る。アイリスと恋人同士になった事を伝えなくてはならない。

 

 

「どうしたのだ?急に」

 

「実は俺、アイリスとこ……恋……」

 

「「「こい?」」」

 

 

俺は深く息を吸いみんなに真実を告げーーー

 

 

「アイリスの所に来いって言われてるんだ!」

 

 

ーーーー告げられなかった。だあーー!!言える訳ないだろ!こんな俺だがこいつらは俺の事を少なからずよく思ってくれている。そんな三人の前で暴露する勇気が俺にはなかった。

 

 

「アイリスの所ってお城の事?それなら私達も行っていいわよね!またあの豪華な城で一日中ぐうたらして過ごしたいわ!」

 

「今日アイリス様と別れたばかりだろう。全く、アイリス様はカズマから悪影響を受けすぎだ。家出の件と言い昔はここまで我儘を言うこともなかったのだが……」

 

「カズマはアイリスの所に行きませんよね……?屋敷に居てくれますよね……?」

 

 

めぐみんが縋るような目で俺に訴えかけてくる。そもそも城に来いなんて言われてないんですけどね。

 

 

「あ、ああ……行く訳ないだろ。しばらくは屋敷にいるよ」

 

 

俺の決死の告白は失敗に終わった。いつかはアイリスとの関係を皆に伝えなくてはならないが俺はただ問題を先送りにするだけだった。

 

 

4

 

 

ご飯も食べ終わり次にすることは……日本人ならお風呂である。

 

 

「お風呂か……俺は両手が使えないからお前らだけでも裸になっていいぞ。俺はそれを眺めてるだけで身も心も綺麗になるからさ」

 

「たわけ!誰がお前の前で裸になるか!」

 

「え?私は裸になるつもりでしたけど?」

 

「め、めぐみん!?」

 

 

めぐみんの大胆な発言に驚く。この娘(こ)一歩間違えれば痴女と言われてもしょうがないと思う。

 

 

「いや、ほんの冗談だからさ。いざ裸になられたらそれはそれで困るというか……」

 

 

俺は思わずヘタレてしまいボソボソと声を漏らしてしまう。それを見ためぐみんが小悪魔のような顔で俺に囁いた。

 

 

「ここではダクネスも居ますからね。裸を見せるならダクネスが寝ている隙にしましょうか。」

 

 

俺には恋人(アイリス)が居るからめぐみん達の色仕掛けに落ちないようにしようと思った矢先にこれだ。こんな状態では先が思いやられる。俺は恥ずかしさを隠すようにお風呂場へと向かった。

 

 

5

 

 

風呂場だと言うのに俺達は全員服を着ていた。唯一足元だけ裸足になった状態だ。めぐみんとダクネスの手元には体を洗うためのタオルが握られている。二人はお風呂のお湯を汲みそれぞれタオルに浸していた。それからそのタオルでシャツの内側を拭く。

 

 

「カズマも体を拭いてあげましょうか?」

 

「ああ、頼む…………いや。ちょっと待て」

 

 

ここでめぐみんに体を拭いてもらって大丈夫なのか?彼女(アイリス)と付き合っている以上それは浮気にならないか?

 

 

「カズマ、拭きますよ?」

 

 

色々と考えているうちにめぐみんがシャツを捲りあげて体を拭いてくる。おお……これは……悪くない……彼女(アイリス)の事は一旦忘れよう。俺達の様子を見てダクネスがチラチラとこちらの様子を窺っている。

 

 

「なんだよダクネス、俺の上半身にそんなに興味があるならいくらでも見せてやるぞ?」

 

「ち、違う!私も日頃お世話になっているし体を拭くのを手伝ってあげようかと思っただけだ……」

 

 

最後の方は声が小さくて聞こえなかったがしおらしいその態度に不覚にもドキドキしてしまった。畜生、何で俺の周りにはこんなに見てくれは良い奴ばかりなんだ!

 

 

「なんならタオルじゃなくてそのいやらしい胸を使って体を洗ってくれぇあああ!!冗談です冗談です!アイアンクローはやめてえええ!!!」

 

 

6

 

 

「す、少し早いがもう寝ないか……?」

 

 

風呂からあがってまだ十分と経っていないが、ダクネスがどこか緊張した様子で言う。手錠で俺と繋がれている事にあまり慣れてなくて緊張してるのだろう。

 

 

「ああ。明日朝イチで催す前に庭へ鍵を探しに行く。これでいいな?」

 

 

つい先程トイレを終わらせてきたが無駄に体力を消費した。

めぐみんのトイレの時はダクネスが俺の両耳を押さえながら大声で歌を歌っていた。その耳を押さえる力が強すぎて途中から叫び声に変わっていたくらいだ。

一方、俺がトイレをする時は両手が使えないので『ち〇こが変な所向いてる!ヤバい!』『どこ向いてんだお前!』等と叫んでいたら個室の前でめぐみんが『妙齢の少女の前でそんなにち〇こち〇こ叫ばないでください!』と言い返して下品な物言いにダクネスが顔を赤くしたりと散々だった。

 

とにかく疲れたからもう横になりたい。

流石に一人の部屋に三人で寝れるほどベッドは広くないので今日はリビングで布団を敷いて寝ることにした。どうせリビングで寝るのなら自分も一緒に寝たいとアクアが駄々を捏(こ)ねていたが、彼女(アイリス)がいるのにこれ以上他の女の人と同衾するのは気が引けたので丁重にお断りしておいた。まあめぐみん達も一緒に寝るのはアウトだけどそこは不可抗力ということで……

 

俺は右手をダクネスと、左手をめぐみんと手枷で繋いでいるので、俺の右側にダクネス、左側にめぐみんが寝ることになる。横になっているうちに次第に思考が微睡(まどろ)み始め眠りについた

 

 

7

 

 

眠りに着いてからどれくらい経っただろうか……俺はふと目を覚ました。時刻は……まだ深夜だ。早い時間に寝てしまったからこんな時間に起きてしまったのか?再び眠りにつこうと目を閉じると。

 

 

「……カズマ、起きてますか……?」

 

 

左側からめぐみんの小さな声が聞こえてきた。つい先程起きた所だが返事をする気にならなくて黙って寝たフリをしてしまう。

 

 

「……寝ているなら凄いことしますよ」

 

 

めぐみんは俺の胸に左手を置いてくる。そのまま手を徐々に徐々に下の方へとスライドさせていく。その手がおへその辺りに来た所で俺は思わず声を上げてしまった。

 

 

「おいやめろめぐみん、何する気だ。」

 

「きゅ、急に声を出さないでくださいよ。びっくりしたじゃないですか!」

 

「びっくりしたはこっちのセリフだ。やっぱりお前痴女だろ。今どこ触ろうとしてたんだ。」

 

「ちち、違いますよ!カズマが起きてるかどうか確認しようとしただけです!」

 

 

本当か?めぐみんの事だから何かやらかすつもりだった気がしてならない。ふと右側を見るとダクネスがすーすーと規則正しい寝息を立てていた。俺も眠りたいのだが一度目が覚めてしまった。中々寝付けないし、少しめぐみんと話すか。

 

 

「今日思ったけどお前子どもの世話上手いよな。やっぱりこめっこがいたからそういうのに慣れてるのか?」

 

「そうですね。うちは両親が共働きで妹の面倒見るのが必然的に私でしたからね。カズマが世話して欲しいなら私はいつでも面倒見てあげますよ」

 

「マジで?そんな夢みたいな生活送れるの?」

 

 

でも別にめぐみんに世話して貰わなくても彼女(アイリス)と結婚する事になればメイドや執事にずっと世話して貰えるしそんなに変わらないかもな。そんな事をなんとなく考えていた俺にめぐみんが。

 

 

「……カズマ。」

 

 

若干、不安気な顔で俺の方をめぐみんが見る。

 

「?」

 

寝転がった体勢で、何気なくめぐみんの方に首だけを向けた俺に。

 

 

「……アイリスと恋人同士になったという話は本当ですか?」

 

 

突然めぐみんがそんなことを言う。一体どこでその話を聞いたのか。ゆんゆんかそれともアイリスから言ったのだろうか。

 

 

「まあそんな筈ないことは知ってますよ。アイリスが見栄を張って嘘をついているのでしょう。全く下っ端の行動には困りますね。カズマからも言ってやってください。そんな嘘は迷惑だと。」

 

 

返事をする間も与えずにめぐみんが矢継ぎ早に話す。どの道いつかはアイリスとの関係を言わなくてはならないのだ。ここはヘタレずにちゃんと言おう。

 

 

「なあ……めぐみん」

 

「どうしました?カズマから言いにくいのであれば私から言ってあげますよ。下っ端の面倒を見るのもお頭の役目ですからね。」

 

「違うんだ……俺はアイリスと恋人同士になったんだ……」

 

 

俺の発言を聞くとめぐみんは捲し立てるように喋っていたのをやめじっとこちらを見つめてきた。じっくりと俺の言葉の意味を理解するように。

 

 

「……嘘です」

 

「……ごめん」

 

「嘘なんですよね!?お願いですから私には本当の事を言ってください!」

 

 

そんな大声で話すとダクネスが起きてしまうのではと思うがめぐみんにはそんな事を気にする余裕はないようだ。

 

 

「いや、全部本当のことなんだ。その……仲間以上恋人未満の関係だったのにごめん。どうしてもアイリスのお願いに断れなくて……」

 

「やっぱり無理やり恋人にさせられたんでしょう!?大丈夫です、私も一緒に断りに行ってあげますから!」

 

「その……ちゃんと恋人同士になった以上、俺も誠心誠意向き合おうと思ってな。悪いけどめぐみんの気持ちには応えられない。本当にごめん。」

 

 

俺の言葉に嫌という程現実を押し付けられためぐみんは嫌だ嫌だと必死に頭を横に振る。そんな彼女に申し訳なくてただ謝ることしかできない。

 

 

「…………分かりました」

 

 

急に何が分かったのかとめぐみんの顔色を窺う。

 

 

 

 

 

「今から犯します」

 

「は?」

 

「そおい!!」

 

 

めぐみんが勢い良く俺のシャツを脱がす。俺は首の辺りまでシャツを捲りあげられている。そのままめぐみんは俺の上に馬乗りになると腰をゆっくりと前後に揺らしめぐみんの股で俺の股を擦り始めた。

 

 

「ちょ、待て待て待て!こんな所ダクネスに見られたら俺もお前もタダじゃ済まないぞ!」

 

 

そんな事を言いつつも俺の愚息は着実に硬度を増していた。めぐみんがスリスリと俺の息子を擦っているからだ。

 

 

「ええこんな所をダクネスに見られたら大変でしょう。ですからカズマ、大きな声を出してはいけませんよ。」

 

 

めぐみんの目は決意に満ちており俺の説得ではどうにもなりそうにない。声も出せないし両手は手錠で拘束されているし俺はまともに抵抗できずにいた。

 

 

「ここも辛そうになってきましたね。今楽にしてあげますから。」

 

 

めぐみんがズボンのベルトを手錠をつけてない方の左手でカチャカチャと脱がせていく。ヤバい!これマジで最後まで行く流れだ!

 

 

「め、めぐみん!アイリスともまだここまでやってないから!一旦落ち着こう!なっ?」

 

「ほうほう、なら私が下っ端より一歩リードですね。これでゆんゆんにも自慢できます。」

 

 

とうとうめぐみんがズボンを脱がし終え俺のパンツに手をかける。

 

「そおい!!」

 

「ぎゃああああ!!!」

 

俺のちゅんちゅん丸は屹立(きつりつ)し嫌という程存在感を放っていた。めぐみんはそれをマジマジと見つめ顔の前に持ってくる。

 

 

「……なんか小さいですね」

 

「はぁ!?おいこら温厚な俺でも流石に怒るぞ!めぐみんだって胸小さいだろうが!」

 

「な、なにおう!私はまだ発展途上なだけです!カズマのはもう成長しないじゃないですか!」

 

「せ、成長するし!年々少しずつ大きくなってるんだからな!」

 

 

しばらく言い合ってた俺達だったがやがてめぐみんがこんな事してる場合じゃないという顔で黒の下着を脱ぎ出した。

 

 

「ちょっと待て。なんでパンツ脱いでんの?」

 

「ふふふ、それはカズマのものをここに入れるためですよ。」

 

 

しばらくめぐみんの言ってる意味が理解出来なかった俺だが蜜壷に俺のものを入れるつもりだと理解した。ダメだ、俺にはアイリスがいる。こんな形でアイリスの事を裏切るのは嫌だ。

 

「じゃあ入れますよ……」

 

「おい本当にやめろ!もう俺にはアイリスが居るんだ。あいつの為にも本当にこれ以上は洒落にならないって!」

 

「……もうアイリスの事は忘れてください。行きますよ!うぐっ……!」

 

 

俺の肉棒がめぐみんの膣に吸い込まれていく。擬音で表すならばズブズブという感覚だろうか。

 

「痛っっっ!!」

 

めぐみんは酷く顔をしかめている。俺の剛直は一度蜜壷に吸い込まれたと思われたがすぐに外に出てしまった。

 

 

「め、めぐみん?」

 

「い、痛いです……!」

 

 

頭を起こして下を見てみると赤い鮮血がめぐみんの股から広がっていた。え!?何で血出てるんだ!?無理に俺のを中に入れたからなのか?

 

 

「だ、大丈夫か?どこか怪我したのか?」

 

「……いえ、だ、大丈夫です。ちょっと処女膜が破れただけですから……」

 

 

初体験ってそんなに痛いものなのか。だが辛うじて一線を超えることはないようだ。

 

 

「はぁ……はぁ……無理です。これ以上は入りません……」

 

 

めぐみんが無理と言って俺は内心どこかホッとしていた。アイリスと交際を始めたのは昨日や一昨日ではない、今日だ。今日から恋人になったのだ。それなのにこんなすぐにアイリスを裏切っていいはずがない。

 

 

「中には入れられなかったので手で処理してあげましょうか?」

 

「ほーん……それは……ひょ?」

 

 

めぐみんが左手で俺の竿を上下に扱く。拙い動きだが、この調子なら射精まで行き着くのは時間の問題だろう。

 

 

「どうですか?気持ちいいですか?」

 

「…………」

 

「カズマ?」

 

 

何だろう、この感覚は。俺の目の前にいるこいつは何なんだ。俺の中で急速にめぐみんのイメージが崩壊していくのを感じる。それは彼女(アイリス)がいるのに無理やり犯してくるめぐみんへの苛立ちか、何も抵抗出来ない自分への不甲斐なさから来るものなのか分からない。だが一つ確実なのは、俺はただただめぐみんが憎くてしょうがなくなっている事だ。

 

 

「めぐみん、本当にやめてくれ」

 

 

俺は語気を強くして言った。

 

 

「そんな事言いながらこっちはカチコチですよ?こう言うのなんて言うんでしたっけ?『体は正直』ってやつですね」

 

 

めぐみんは俺の気持ちを意に介さず手こきを続けてくる。俺は嫌な気分でいっぱいだったが剛直は大きく反り返りめぐみんの手に反応していた。

 

 

「クソっ……!もう出る……!」

 

「で、出ちゃうんですか!?え、えーと……こういう時は……?」

 

 

太ももの内側からジワリジワリと何かが込み上げてくるのを感じる。やがて強い射精感に襲われた。

 

 

「ごめん……!アイリス!」

 

「きゃっ!」

 

 

俺の愚息は精を勢いよく吐き出した。暴発した後もしばらく吐精を続ける。精の一部がめぐみんの手にもかかってしまった。

 

 

「はぁ……はぁ……やべ……ダクネスの服にもちょっとかかってるじゃないか。しかも臭うし……どうすればいいんだこれ……」

 

 

昔の俺だったらめぐみんみたいな美少女に扱いてもらえるなんてどんな役得だと喜んでたかもしれないが、今は彼女(アイリス)がいる。とにかくこの事をどうやって秘密にするか、それしか考えてなかった。

 

 

「これはカズマが私に興奮してくれた大事な印ですよ。明日の朝まで大切に取っておきましょう。」

 

 

とりあえず精子にピュリフィケーションをかけておこう。精子がピュリフィケーションで綺麗に出来るのかは甚だ疑問だがやるに越したことはないだろう。

 

『ピュリフィケーション』

 

「まだ臭うか?」

 

「ああ……折角の愛の証が……」

 

 

とりあえず応急処置だが臭いはこれで大丈夫だ。ダクネスは寝ているしこのまま何事もなく朝を迎えれば今夜のことはバレないだろう。そう考えると今まで感じていた不安から解放されどっと疲れが押し寄せてきた。

 

 

「カズマカズマ」

 

「何だ?」

 

「今晩の事、責任取ってくださいね。」

 

 

めぐみんから発せられた言葉は俺が今一番考えないようにしていた事だった。腟内に出してないとはいえ背徳的な行為に及んでしまったのだ。アイリスさえ居なければ俺はちゃんと責任を取っていただろうが俺にはアイリスがいる。

 

 

「でも俺にはアイリスがいるから……」

 

「ここまでしておいて何もなかった事にする訳じゃないですよね?大丈夫です。アイリスには私から話しておきますから。」

 

 

その瞬間俺の頭はかつてないほどに高速で一つの解決策を導き出した。それは、今夜のめぐみんとの情事を秘密にしておくことだ。無論何もしなければめぐみんが牽制の為に誰かに言いふらすかもしれない。だから先手は打っておく。

 

 

「よく聞いてくれめぐみん。今日あった事は誰にも言わないでくれ。アイリスやゆんゆん、ダクネス達にもだ。」

 

「そんな訳にはいきませんよ。今日の事はなかった事に出来るような内容じゃないですから。」

 

「ああ、だから約束する。この事はちゃんと俺の中で責任を取る。でもいきなりアイリス達に言ったらめぐみんに何かしら被害が及ぶかもしれない。それまでの間、秘密にしておいてくれないか。」

 

「本当ですか?ふふっ嬉しいですね。分かりました。二人だけの秘密ですよ」

 

 

ダクネスが起きる前にめぐみんに衣服を着させて貰い、ちゃんと横になる。めぐみんは寝るまでの間俺の胸に左手を乗せていた。その手は先程まで俺の陰茎を握っていたレイプ魔の汚い手だった。

 

 

 






出来るだけ意味のない会話を減らすように心がけてみたのですがどうでしょうか。違いが分からんって人がほとんどだと思いますが……
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