このすばらしい仲間と恋愛を! 作:てつろう
約7000字あります。
(アイリス目線)
結婚式当日。私は朝早くから外に出かけていました。今いる場所はアクセルにあるダスティネス家の屋敷の前。私の前には数十人余りの兵士達が整列しておりその先頭にはクレアがいました。
「総員整列!これよりダスティネス家へ突撃する!私に続け!」
クレアの号令により門の前に居た兵士が次々と屋敷の中へと入って行く。最初は門番と言い合っていたようですが、王家の紋章を見せると呆気なく入ったようです。
私達がララティーナの屋敷へ突撃した理由。それはララティーナ達がお兄様を誘拐した可能性が高いと思っているからです。大した証拠もない以上捜査を進められなかったけど、今日は私の結婚式。何としてでもお兄様を連れ帰らないといけません。
あまり騒ぎにならないように早朝に屋敷まで来たのですが兵士が数多くいるだけあって屋敷の周りには群衆が出来ていました。ダスティネス家と王家に諍いがあると知られるのはあまり良くないですがこの際仕方ありません。
「アイリス様、きっとカズマ殿は無事です。」
隣のレインが私の手を強く握りながら励ましてくれる。レインはもう片方の手で、先日私にくれたクマのぬいぐるみを持っています。
私はそのぬいぐるみを見ながらお兄様のことを考えました。お兄様に早く会いたい。もう一ヶ月近くお兄様に会ってない。ちゃんと生きているのでしょうか。無事なのでしょうか。考えれば考えるほど不安になってきます。
「大丈夫」
レインが私を安心させるような言葉をかけてくれます。その言葉だけで私は生きていけるような気がしました。
そのまま待つこと約三十分。屋敷の中からぞろぞろと兵士達が出てきました。その中にお兄様が居ないか必死に探します。居ない……居ない……。やがて中から出てきたクレアが私の前に片膝をついて言いました。
「アイリス様、申し訳ございません。カズマ殿は保護できませんでした……」
薄々そうだろうとは思っていたけど、実際に言われると少し辛いですね……。
「そうですか……」
「恐らくですがダスティネス殿はここをテレポートの中継地点に使っているのではないでしょうか。カズマ殿が監禁されている屋敷はもっと別の場所にあるかと思われます。これ以上捜索してもカズマ殿の発見は難しいかと……」
もう永遠にお兄様に会えないかもしれない。クレアは遠回しに私にそう言っているのでしょう。
「大丈夫ですよクレア、私の事を支えてくれる人がこんなにも居るのです。お兄様が居なくても無事結婚式をやり遂げてみせます。」
私は出来るだけの笑顔を見せて言った。
+
今日は結婚式当日。私は結婚式場の控え室に居ます。国の王女様が結婚するだけあって会場には貴族を始めとする沢山の方が集まっているようでした。
「アイリス様、大変お綺麗です。」
護衛のクレアとレインが私の姿を見て目に涙をためながら言う。私は綺麗な純白のウエディングドレスに身を包み座っています。お二人に私の晴れ着を見せる事が出来て良かったです。
「お兄様にもこの姿を見せたかったですね……」
私は感慨深げに声を漏らした。結局お兄様は帰ってこなかった。結婚式なのに、私一人で式を挙げろという事でしょうか。それだけは絶対に嫌です。
「クレア、レイン。一つお願いがあるのですが……」
「お兄様の代わりにぬいぐるみと結婚式を挙げさせて貰えませんか?」
「ぬいぐるみと……ですか?」
この際お兄様無しで結婚式を挙げるしかありません。でも、一人で結婚式をやるのは無理です。
「このぬいぐるみをお兄様と思って今日は式を挙げます。それなら私はきっと大丈夫です。」
「……分かりました。係りの者にも伝えておきます。」
クレアとレインは私の要望を受け入れてくれる。二人は私に労いの言葉をかけた後、部屋から退出する。私は一人部屋に残されて少し寂しい気持ちになった。お兄様……
「やぁ、王女様!遊びに来たよ!」
ガシャンという窓が割れる音と共にクリスさんが部屋の中へ入ってきた。ここは警備も相当厳しくしているはずなのに……。私はすぐに警備の人を呼ぼうと席を立つ。
「今のカズマくんについて、知りたくない?」
お兄様の名前が出た瞬間、私は動きを止める。願ってもない情報。王家が総力をあげても見つけられなかったお兄様の行方をクリスさんが知っている。
「……教えてください」
私はクリスさんの気が変わらないうちに話を聞くことにした。
「まずはこの写真を見てみて!」
そう言うとクリスさんは一枚の写真を私に見せてきた。写真には裸のお兄様がめぐみんさんの女性器を突きながら、アクアさんとララティーナの胸を揉みしだいてる様子が映されている。つまり、お兄様がララティーナ達とセックスしているようでした。
「どう?結婚式のお祝いに頑張って写真を撮ってみたのさ。魔道カメラも高かったし頑張ってみたんだけど」
「……こ、これはデタラメです!お兄様がこんな事するはずありません!」
私は思わず写真を突き返す。薄々お兄様がそういう行為をしているのではと思っていたが実際に見せられるとかなり動揺してしまう。
「……その顔が見たかったのさ。私のカズマくんを奪ってイチャイチャばかりして、先輩達もセックス三昧だし……。これで分かったでしょ?もうカズマくんはキミに興味ないの。さっさと諦めてよ」
「…………」
クリスさんの言う事が正しいような気がして来ました。もうお兄様は一ヶ月も監禁されている事になります。私の事を今も想ってくれているとは限らない。
「だからさ……このくまのぬいぐるみも捨てよ?」
クリスさんが私の手からぬいぐるみを奪います。と、同時に私の中で糸が切れました。私は強烈な腹パンチをクリスさんにお見舞いします。
「う゛うっ……!!」
「お兄様は私の事を裏切りません!こんなデタラメな写真を作って……。許しませんよ!」
私は
「うぐっ!……ご、ごめんなさい……許して……ふごっ!」
なんだかクリスさんを蹴るのが気持ちよくなってきました。私はずっとお兄様に会えない鬱憤をクリスさんで晴らします。床で
「……許して欲しいですか?」
私は一度蹴るのを止め彼女に尋ねます。彼女は声を出す事も出来ないようでしたが必死に首を縦に振りました。
「では……私の靴を舐めなさい。」
ああ……言ってしまいました。私とお兄様の仲を引き裂こうとする女を排除する。それだけでゾクゾクしてしまいます。
「ごぺ……ごぺんなはい……」
クリスさんは必死に私の靴を舐めながら謝ってきました。私はお礼に最後に思い切り腹を蹴りあげてその場を去りました。
+
結婚式会場の裏。私はバージンロードに繋がる扉の後ろで入場の時を待っていました。本来お兄様と一緒にバージンロードを歩く予定でしたが、隣にはレインがいます。レインの手にはクマのぬいぐるみがあって私はぬいぐるみと手を繋いでいます。
「それでは、後方扉にご注目下さい。新郎新婦、入場です。」
盛大に扉が開かれる。大量に降り注ぐ私達への視線。正確には私の隣にいるレインが抱えているぬいぐるみに向けられた視線。一体なぜクマのぬいぐるみがあるのかと少しどよめきが起こる。
「本日は勇者サトウカズマがどうしても外せない用事が出来てしまい、代役をクマのぬいぐるみが務めております。皆様どうかお気を悪くされないでください。」
クレアが宥めるように言ってくれるが、群衆はザワついたままだ。仕方ないのでこのまま式を続けることにする。
「結婚式をすっぽかす勇者など聞いた事がないぞ!」
「あのぬいぐるみは何なのだ。」
「まさかあのぬいぐるみを勇者サトウカズマと見立てているのか?」
好き勝手言ってくれますね。でもこうなる事は想定内です。私もレイン達もみんなこうなると思ってました。でも、途中で逃げ出す訳にはいきません。私は王女ですから。
やがて祭壇の前につき、プリーストの方が長々と私達に尋ねてきます。
「汝ベルゼルグ・スタイリッシュ・ソード・アイリスは、この男サトウカズマを夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
「……誓います」
「汝サトウカズマは、この女ベルゼルグ・スタイリッシュ・ソード・アイリスを妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
『誓います』
お兄様の声。驚いて隣を見ると先程までレインがいた所にお兄様が立っていました。
『アイリス、心配させてごめんな』
ああ……もうどうして……どうしてこのタイミングでお兄様の幻覚を見てしまうのでしょう。私はお兄様の事を見つめながらもこれが私の妄想だとハッキリ理解していた。
「……お兄様、早く帰ってきてくださいね」
『何言ってるんだ。俺はもうここに居るだろ?』
私は体の力が抜けそうになるのを必死に抑えます。もう楽になりたい。お兄様と一緒に過ごしたい。その想いがどんどん募っていきます。
『ほらアイリス、お兄ちゃんだぞ』
お兄様が両手を広げて私に向かいます。あの体に包まれたらさぞ気持ちいい事でしょう。でも……
「ごめんなさいお兄様」
私の前にいるお兄様に手を伸ばします。お兄様に触れるかと思われた手はお兄様をすり抜けました。このお兄様は偽物なのです。私は強く自分の頬を叩きました。私は王女、しっかりしなくてはいけません。そっと目を開けるとさっきまで居たお兄様はいなくてクマのぬいぐるみとレインが立っていました。レインは頬を叩いた私の事を心配そうに見詰めています。
「それでは誓いのキスを」
プリーストの声に従い私はぬいぐるみの顔を手に取ります。私はそっと口を近づけぬいぐるみにキスしました。
「……さようならお兄様」
+
遡ること五時間前……
(カズマ目線)
今日は俺とアイリスの結婚式がある日だった。だが結局俺を助けに来る者はおらず、俺はこの閉鎖的な空間に閉じ込められたままだ。昨晩もセックスをして左右にはアクアとめぐみんが寝転がっていた。
「カズマぁ……もっとエッチしたいですぅ……」
隣に居ためぐみんが俺の背中に抱きついてくる。
「俺をここから出してくれたらエッチしてもいいぞ」
「まだそんな意地張ってるんですか?もう一生ここから出られませんよ。ほら、セックスしましょう?」
甘い言葉を囁きながら俺に近づいてくるめぐみん。そんな彼女にイラッとして俺は思い切り彼女の頬をビンタした。
「ふふっ、怒ってるカズマも可愛いですね」
殴られた当の本人は恍惚とした表情で俺に叩かれた頬を愛おしそうに撫でる。この一ヶ月の監禁生活で俺はめぐみん達の事をどんどん憎むようになり、めぐみん達は俺への愛がどんどん歪むようになっていた。
「ねえ、もうカズマさんも限界だと思うの。少しくらい出してもいいんじゃないかしら?」
唯一まともなアクア。だが、狂っためぐみんを止めることは出来ない。
「大丈夫ですよアクア。カズマが狂えば狂うほど私達のことを愛してくれるようになります。そうなればずっと皆で過ごせるのですよ」
めぐみんの言葉に何も言い返せない俺とアクア。もう彼女には何を言っても無駄なのだ。もうめぐみんの首を絞め殺してやろうかと立ち上がったその時、バタンと部屋の扉が開かれた。
「二人とも大変だ!王家の兵士が私の屋敷を取り囲んでいるらしい!」
ダクネスが焦った様子で述べる。
なんだと……!アイリス達が来てるのか。今度こそ助かるかもしれない。めぐみんとアクアは慌てた様子で部屋から出ていく。彼女達も俺を監禁したことがバレればタダでは済まない。死刑になる可能性だってある。俺を逃がさないように必死になるはずだ。
アクア達が部屋から出て行ってから十分程経った。その間俺はどうにかして外の人間に俺がいる事を知らせる方法はないかと試行錯誤を繰り返す。
「ティンダー」
俺の声が部屋に響くだけで何も起きなかった。やはり魔法は封じられているらしい。徒労に終わったがまだ俺は諦めてない。続いて足に取り付いている鎖を思い切り引っ張る。が、鎖はビクともしなかった。
その後あらゆる手を使って部屋から出ようとしたがどうにもならなかった。俺はモールス信号でSOSを表す「ーーー・・・ーーー」のリズムで壁を叩いていた。こういった規則的なリズムは人の耳に残りやすいらしい。ひょっとしたら誰かが気づいてくれるかもしれない。
壁を叩く音だけが聞こえる。もしかしたら誰もここに俺がいる事に気がつかないかもしれない。そう考えたら怖くなってきた。
「おーい、誰かいませんかー!!」
ありったけの声量で人を呼んでみる。しかし、返事はない。俺の恐怖心はどんどん募っていく。
「アイリス!俺はここに居るぞ!佐藤和真はここだ!」
もう一度呼んでみる。誰か答えてくれないだろうか。
「…………」
返事はない。もういくら努力した所でどうにもならない気がしてきた。俺は諦めてベッドで横になる。はぁ、もう何もかも終わりだ。めぐみん達に監禁された時から俺の運命は決まっていたのだ。俺は一生この部屋で過ごすことになる。完全に諦めモードで何気なく天井の窓を見上げた。が、目を凝らして見ると、銀色の何かが見え隠れしている。あれは人の髪だ。
人だ!人がいる!
俺は大声を出して壁をドンドン叩きながら屋根の上に居る人にアピールした。急な音に気づいたのか屋根の上の人は窓を覗き込み俺の姿を確認する。顔を見るとクリスだった。クリスが助けに来たのだ!
「クリス様!助けに来てくれたのか!遂に出られるぞ!」
俺は小躍りをしながら窓の上のクリスを見る。クリスは軽く窓の調子を確かめた後、勢い良く窓を蹴破り部屋の中へと降りてきた。
「助手くん、助けに来たよ!」
「クリス様エリス様!俺今日からエリス教徒になります!毎日お祈りもします!」
「あはは、これは相当精神的に参ってたみたいだね。どう?女神様らしいでしょ?」
彼女は文字通り俺の女神様のようだ。本当に辛い時に助けに来てくれたので改めて彼女に惚れてしまう。
「とにかくダクネス達が帰ってくる前にここから出ましょう!もうこの部屋は懲り懲りなんです!」
「そんなに焦らなくても大丈夫だよ。まずは契約をしないといけないし。」
「契約?」
「ほら、この前エリス様としてカズマくんに会った時言ったでしょ?カズマくんの願いを叶える代わりにアタシの願いも一つ叶えるって。」
そう言えばこの前エリス様に会った時にそんな事を言ってた気がする。
「分かりました。早く契約しましょう。」
クリスは俺の返事を聞くとニコッと笑う。と、同時に光の柱が出現した。光からはエリス様が現れる。
「お待たせしましたカズマさん。女神の姿じゃないと契約できないのでこの状態でしますね」
俺の目の前にはクリスとエリス様が居ることになる。
「え、エリス様!?クリスとエリス様って同時に動けるものなんですか?」
エリス様は現れたもののクリスも依然としてそこに居たままだ。てっきり二人が姿を変える時は別々に動いていたと思っていたが、違ったらしい。
「実は二人同時に動く事も出来るのですよ。まあそんな事は滅多にありませんが……。今回は特別です。」
女神ってそんな事も出来るのか。アクアとは大違いだな。
「それでは契約をしましょうか。クリスとカズマさんはそこに立ってください。」
女神エリスがパチンと指を鳴らすと俺とクリスが立っている所に魔法陣のようなものが展開される。エリス様はそれを確認すると長々と詠唱して俺に向かって聞いてきた。
「汝サトウカズマは、この女クリスを妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」
…………えっ?
「どうしたのカズマくん、早く契約しよ?」
「えっと……それってよく結婚式の時に言うセリフですよね?」
ダクネスの結婚式の時に聞いた事がある。つまり俺とクリスが結婚すると言っているようなもので……
「そうですね。それと女神と契約した内容に違反したら死んじゃいます。しかも契約違反による死亡ですからアクア先輩の蘇生も不可能です。」
契約違反すると死ぬ。そしてその契約の内容が結婚する時の誓いの言葉と一緒。こんがらがっていた頭の中の情報が次第に
「えっと……つまり、俺がここから出る為にはクリスと結婚しないといけない……って事ですか?」
エリス様がやろうとしている事はそういう事だと思う。
「その通り。カズマくんもずっとこんな閉鎖的な空間にいるのは嫌でしょ?楽になろうよ。アタシなら監禁なんてしないし他の女の子との関係も束縛しない。ね?アタシと結婚しよ?」
クリスは俺を誘惑するように少し上目遣いで聞いてくる。彼女の外に出してくれるという話はとても魅力的で、今の俺には喉から手が出るほど欲しいものだ。だが……
「俺はアイリスと結婚するんだ。だから……俺はクリスとは結婚出来ない……」
「ふーん」
クリスとエリス様は笑ったまま返事をするがその目は笑っていない。その表情が俺を監禁してた時のめぐみんやダクネスの表情と重なる。俺は二人が少しずつ狂っていくのが分かった。
「ではカズマさんはずっとここに居るんですね。王家が総力を上げてもカズマくんを見つけられなかったのですから。カズマくんを救出できるのはこの世界で私だけですよ?」
「うっ……せめてもう少し条件を下げてくれませんか?今日だってアイリスと結婚式があるんです。式まで挙げたのに他の人と結婚するなんて……」
「頭が固いなあ。なら私が許可したら側室を作ってあげてもいいってのはどう?それなら王女様とも結婚出来るかもしれないよ?」
……それなら悪くないかもしれない。問題はアイリスが許してくれるかどうかだが……いや、許してくれないだろうな。
「それで、どうするの?」
これ以上この監禁生活を続けるのは嫌だ。それだけは譲れない。だから俺はクリスの提案に乗ることにした。
「はぁ……しょうがないからクリスに従うよ」
「では、契約成立ですね。」
俺達が契約をすると互いの体が淡く発光する。やがて光は収まり元の状態へと戻った。これでもう契約に違反することは出来ないのだろう。
「それじゃあカズマくん、ここを出て最初に行く場所はもう決まってるよね?」
もちろん、言うまでもなく俺には行くべき所が……行かなければならない所がある。俺の事を待ってくれてる人がいる。向かうは結婚式場。俺は大きくクリスに頷き返した。
「それじゃあ結婚式をめちゃくちゃにしに行こう!」
この時の俺にはクリスが言った事の意味がまだ分かっていなかった。
今回は「焦点を絞る」事を意識して描いてみました。いかがだったでしょうか。少しでもこの作品が面白くなっていたら嬉しいです。