このすばらしい仲間と恋愛を! 作:てつろう
とりあえず最初は番外編ということで。このすばではキャラクターの生理とか描かれてないので、どうなってるんだろうと考えてるうちにこの話が出来上がってしまいました。何となくですけどめぐみんって生理重そうですよね
「うっ…今日は一段とキツイですね…」
下腹部の辺りがキュルキュルと痛む。どうやら今日は運が悪い日らしい。要するに生理が重い日だ。このことはカズマには悟られないようにしなければ。女であるダクネスやアクアならともかく好きなカズマに知られるのは嫌だ。起き上がるのも辛いができるだけ何も考えないようにして居間に行く。そこには金髪のダクネスが居た
「おはよう、めぐみん」
「おはようございます」
「めぐみんも紅茶いるか?」
「ええ、いただきます」
時刻は8時半くらいだろうか。カズマやアクアが起きてくるのは11時頃だからそれまでゆっくりしていよう。暖炉の前のソファに座るとパチパチと火花が飛び散るのが聞こえる。まだお腹の中からジンジンと痛みが押し寄せる。うー辛い。できるだけ生理のことは考えないようにしよう
「紅茶できたぞ」
ダクネスがソーサーと共に紅茶の入ったカップを渡してくる
「ありがとうございます」
受け取ったカップからは香ばしい匂いがする。啜ってみると温かさが胸の中に拡がっていくのが分かった。
「今日も美味しいですね」
「ん、紅茶は家でもよく作っていたからな。腕には自信があるんだ」
「ダクネス、今日の料理当番代わって貰えませんか?」
「別に構わないが、どうかしたのか?」
「ちょっと今日は女の子の日でして…」
「うむ…大変だな。ゆっくり休め。料理は私が適当に作っておく。」
こんな時のダクネスは本当に頼りになる。仲間の気遣いに感謝していると居間の扉が開く。
「ふぁー、眠いわー」
寝癖もそのままにカズマがやってくる。
「おはようございますカズマ、今日は早いですね」
「まあな。おっ、ダクネスがご飯を作ってるのか?今日はめぐみんの番じゃなかったっけ?」
まずい…生理のことは悟られないようにしなければ…『実は体調が悪いんです』と言うべきだろうか。いや、それだと『体調が悪い?まさか女の子の日というやつか?』と生理だと気づかれてしまう可能性がある。ここは無難に…
「ダクネスが朝食を作りたいと言うので代わってあげたんですよ。本当は私が作りたかったんですけどね。」
「そ、そうだ。私が無理を言って代わって貰ったんだ。」
横からダクネスが咄嗟に話を合わせる。やはりダクネスは頼りになる。
「ほーん、そんなにご飯が作りたいなら俺がいつでも料理当番を代わってやるよ。今日の夜ご飯も俺が当番を代わろうか?」
「あ、ああ、ちょうどご飯を作りたいと思っていたんだ。助かるぞ」
涙目でダクネスがこちらを睨んでくる。ごめんなさいダクネス、あなたの犠牲は無駄にしません。
~~~~~朝食後〜〜〜〜〜〜
「エクスプロージョン!!」
ズンという地響きが骨身に染みて伝わってくる。
「あぅ…今日の爆裂は何点ですか?」
「うーん…爆風の肌を撫でるような温かさ。それでいて心に響く力強さ。いい出来だ!だが、何かに気を取られてるような感じがしたな。総じて85点と言ったところか。何か悩みでもあるのか?」
うっ…鋭いですねカズマ…。実は生理が重くて本気が出せないんですよ。
「な、なんでもないですよ。ちょっと今日の昼ごはんの事を考えていただけです。」
「お前いつも食い意地張ってるもんな。」
「ち、ちがわい!」
「え、違うのか?」
「う…いえ…違わないです。」
うー…食い意地なんか張ってないのに……
「そんなことより早くおぶってください。」
「へいへい」
なんだかんだ言いながらも素直におぶってくれるカズマには感謝してる。
カズマにおぶわれてから10分ほど経っただろうか
キュルルルル…下腹部がすごく痛い…あーダメだ、痛さのあまり涙が溢れてしまう
「め、めぐみん!?どうした!?」
「ぐす……とり…あえず…降ろして貰えますか」
「あ、ああ、無理するなよ?」
そう言ってカズマは近くの木を背もたれにして私を座らせてくる。最悪な気分だ…もう正直に言ってしまおうか…
「実は…生理痛がひどくて…」
あまりの痛さについ本音を漏らしてしまう
「あーそうだったのか、まあ女の子だからそういう事もあるよな。男の俺にはよく分からないけど何か出来ることがあったら言ってくれよ」
「うー…ありがどゔ…ございまず…カズマ」
「泣くほど辛かったんだな、よしよしよく頑張ったよ」
そういってカズマが頭を撫でてくれる。緊張してるのかカズマの声が若干上擦っているけど……でもそんなに優しくされると心が温まってくる
「かじゅまぁ……好きですよ……」
「ぶはっ!!急にそんなこと言うなよな!」
結局今日はカズマに甲斐甲斐しく世話をされて過ごしました。カズマに世話をされるのなら生理の日も悪くないかも……
オチを考えるのが難しい……