※この作品はR-18です。

このすばらしい仲間と恋愛を!   作:てつろう

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今回若干短めです。






この可憐な王女様に一時の勇気を!

 

 

 

 

 

時刻は夜。今日は1日王都の観光をしていた俺はまたゆんゆんの部屋に遊びに来ていた。めぐみんがまた俺の部屋に突撃してこないとも思えないししばらくはここに居るのが安全だろう。

 

 

「悪いなゆんゆん、またここに来ちゃって」

 

「いえ!お友達と遊ぶのは大歓迎ですから!私なんかで良ければいつでも言ってください!」

 

「じゃあ今日もパンツ見せてくれるか?」

 

「…………はい?」

 

「昨日も見せてくれたじゃないか。別に減るもんでもないし。ゆんゆんが見せてくれないならめぐみんに頼むしか……」

 

「はぁ……わかりました」

 

 

やっぱりゆんゆんはちょろいな。昨日はピンクのパンツだったが今日は何色だろうか。ゆんゆんは今日はパジャマ姿で黒のショートパンツを履いていた。ゆんゆんは自分のズボンに手をかけ、ゆっくりと下ろしていく。ズボンの下に現れたのは、妖艶な色をした黒のパンツだった。

 

 

「すごくいいぞ……ゆんゆん。今度はそのパンツを下ろすんだ」

 

「ななな何言ってるんですか!?いくらカズマさんでもそこまで出来ませんよ!」

 

「じゃあ今日はここまでにしておこう。でも明日は下着の下まで見せてもらうからな。」

 

 

ゆんゆんが何か騒いでる声が聞こえるが眠い俺には遠くで喋ってるように聞こえる。それから俺はベッドで横になりやがて深い眠りについた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺がベッドの上で目を覚ますとゆんゆんがこちらを向いて横になっている。あの後、ゆんゆんが俺と一緒にベッドに入ってきたのか。俺の目線はゆんゆんの顔から自然とその大きく実った2つの胸へと向けられた。とてもめぐみんと同い年とは思えないな……もう一度顔を見るとゆんゆんは規則正しく寝息をたてていた。触ってもバレないか……?落ち着け佐藤カズマ、これは一世一代の大勝負だ。まずは不可抗力を装って触るんだ。俺は寝ている体を装い右肘でゆんゆんの胸をつつく。おっほう!柔らかい!そのままゆんゆんの方に密着し右腕全体を胸の上に乗せる。ふかふかだ……右腕だけ雲の上に乗ってるみたいだ。

 

 

「んっ……!」

 

 

ゆんゆんが急に声を出した。ヤバい。俺はすぐにヘタレて手を引っこめる。しばらくしてゆんゆんが規則正しく寝息をたてるのを確認し、今度は更に胸を堪能しようと企てる。右の手のひらを胸にそっと当てやさしく揉んだ。ゆんゆんは起きる気配がない。サキュバスで夢の中で触った時よりどこか重量感がある気がした。

 

 

「何してるんですか」

 

 

ドスの効いた声がする。上を見るとゆんゆんの目がぱっちり開いていた。俺は急いで胸に置いていた手を引っこめる

 

 

「はぁ……めぐみんったらカズマさんのどこがいいのかしら。」

 

 

ゆんゆんは怒るかと思われたがどこか呆れた顔をしてため息をついた。俺は萎縮してゆんゆんの顔色をうかがう。

 

 

「カズマさんはめぐみんの胸を触ったことがありますか?」

 

「…………?ないです」

 

「ふふっ、なら私がめぐみんより1歩リードですね」

 

 

ゆんゆんが笑ってくれている。これはGOのサインだ!俺は両手でゆんゆんの胸を触った。

 

 

「カズマさん、それ以上やるなら警察呼びますよ」

 

「申し訳ございませんでした!」

 

 

俺は跳ね起きベッドの上で土下座をした。何がGOだよ、完全にアウトじゃねえか。

 

 

「友達ですから今回は許してあげます。私はもう先に起きてますね。あ、今日はパーティですから遅れないようにしてくださいよ。」

 

 

ゆんゆんはそう言って部屋から出ていく。友達とさえ言っておけば何でも許してくれるんじゃないかと一瞬頭をよぎったがすぐにその考えを捨て俺は再び眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はパーティ当日だ。あれから二度寝した俺は昼過ぎまで寝ていたので起きた時にはパーティの開始時刻は過ぎていた。そんな俺をアイリスが待っていてくれたようで今はアイリスに連れられ今日着る衣装を見繕っている。

 

 

「アイリス、着替え終わったぞ」

 

 

試着室から出るとアイリスが座っていた。

 

 

「とても似合っていますよ、お兄ちゃん」

 

「そうか?なんだかこういうピシッとしたタキシードは着心地が悪いし俺に似合わない気がするんだけど」

 

「そんなことないですよ。もうパーティも始まってますから一緒に行きましょう?」

 

 

そう言ってアイリスは右手を差し出す。俺はその手を受け取ると一緒に歩き出した。パーティ開場へと入ると豪華絢爛な内装に少し気後れする。しかし、アイリスは随分慣れた様子でおしとやかに立っていた。

 

 

「大丈夫です、お兄ちゃん。私が付いてますから」

 

 

中に入るとすぐに数人の貴族らしき男爵が寄ってきた。うちのアイリスに手を出すようなら俺も容赦はしないぞ。

 

 

「これはこれはアイリス様、王都での戦いの際には大変ご活躍なされたとか。遠くの我が領地まで聞き及んでますぞ。」

 

「アイリス様噂に違わず綺麗なお方だ。もしかしてそちらにいらっしゃるのが例の魔王を倒した……」

 

「俺が魔王を倒した佐藤カズマだぞ。よく知ってんなおっさん」

 

「おお、おっさん!?失敬な!わたくしはダンディなおじ様と自負しております。このような方からはアイリス様に悪い影響が出かねません。どうかお気をつけください。」

 

「お兄ちゃん、言葉遣いには注意を払ってください。」

 

 

アイリスに言われるなら気をつけないといけないな。ふと、他の人たちに目をやると何やら人だかりが出来ているところがある。あれはなんだろう。寄ると中には黒いドレスに身を包んだダクネスがいた。

 

 

「麗しい美貌だけでなく力強さまで兼ね備えているとは!いやはや感服致しましたぞダスティネス卿」

 

「私の家系は代々冒険者を輩出しています。きっとあなたの家系とも相性がいいでしょう。良ければ今度見合いでもしませんか?」

 

「ダスティネス卿、聞くところによると縁談を全て断っているそうな。今までの行いは全て私との縁談の為にあったのではないですか?」

 

 

ダクネスがそれは沢山の帰属から歯に衣着せぬ賛美の言葉が出ていた。大部分が求婚に近いがダクネスはいつもとは違い謙遜しながらも一人一人丁寧に対応していた。ここは1つからかってやるか

 

 

「ダクネス、俺とは遊びだったのか?一緒にお風呂に入った仲だと言うのに」

 

「あらあらカズマさん、ご冗談がお上手ですこと」

 

 

誰だこいつは。いや、その前に俺のからかいに動揺するどころか容易くあしらってくる。俺の発言に一瞬どよめいた周りの人もダクネスの発言により安堵の表情を浮かべている。前より腕を上げたな。

 

 

「……夜這いをかけられたこともあったな。」

 

「なな、何言ってるんだ……ですか!?カズマ様」

 

 

おっと偽りの仮面が剥がれ始めたな。周りの貴族たちにどよめきが走る。

 

 

「確かこう言ってたな……『私は想像以上にお前のことが好いたたただだだだあああ!!!』」

 

「あまり冗談を言うようなら私も容赦しませんわよ!!カズマさん、もうその辺にしておきましょう!!」

 

「お、折れた!手が折れてるって!もう感覚なくなってるから!!『ヒール!』『ヒール!』」

 

 

ダクネスが俺の指を本来曲げるべき方向と逆向きに曲げようとしてきた。離してもらった今でも手が若干反っている。ここは一時撤退だ。ダクネスの人だかりから離れ辺りを見回す。すると食事と酒が置かれたテーブルで一心不乱にお酒を飲むアクアとひたすら食べるめぐみんが見えた。…………うん、あいつらと同じ仲間だと思われたくないな。そういえばゆんゆんはどこに行ったんだ?さっきから見当たらない。…………あっ、居た。隅っこで小さくなってる。

 

 

「おーいゆんゆん楽しんでるか?」

 

「ひっ!カズマさん!私こういう社交的な人の集まりみたいな場所苦手で、どうすればいいんでしょうか。」

 

 

相変わらずゆんゆんはぼっち体質のようだ。まぁ俺もそこまで位の高い貴族たちと話が合うわけでもない

 

 

「じゃあ5人話しかけるのを目標にしてみようぜ。出来なかったら罰ゲームな。」

 

「な、なんでそうなるんですか!?む、無理です!話しかけられるのを待ってさえいればきっと!」

 

「それで1度でも話しかけて貰えたのか?」

 

「…………」

 

「頑張れよゆんゆん」

 

 

少し酷なようだがこれもゆんゆんの為だ。俺は助けることが出来ない。俺はゆんゆんを見守りながらパーティ会場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はパーティを抜け出した後、庭で夜風に浸っていた。空を見上げると星が輝いている。異世界でも相変わらず綺麗な夜空だ。

 

 

「お兄ちゃん、ここに居たんですか」

 

「おう、アイリスか。」

 

 

寝転がって空を見ていた俺の隣にアイリスは座る。アイリスもパーティを抜け出してきたが王女様がいなくて大丈夫なのだろうか。

 

 

「月が綺麗ですね」

 

 

…………。ここは『あなたの方が綺麗ですね』と言うべきだろうか。そんなロマンチックなこと童貞の俺にはハードルが高い。

 

 

「魔王を倒した勇者のおかげで今まで活発だったモンスターがいくらか大人しくなりました。この平和な世界もお兄ちゃんのおかげです。」

 

「はっはっは、どうだお兄ちゃんはすごいだろ」

 

「はい、私の自慢のお兄様です」

 

 

そんなに面と向かって褒められると少しこそばゆい。俺はアイリスから目を逸らし夜の空に浮かぶ月を見やった。

 

 

「ちょっと目を閉じて貰えますか?」

 

「…………?……おう。」

 

俺は素直に目を閉じる。数秒経っても何も起きない。俺はどうしたのかと目を開けようとしたところで、

 

唇に何かが触れた。

 

それがアイリスのキスだと気づいたのはその何かが離れた時だった。俺はあまりの出来事に呆然とし目を開けた。アイリスはいつの間にか隣に寝そべり空を見ていた。

 

 

「お兄ちゃんは魔王を倒した勇者様は王族と結婚できる権利が与えられることをご存知ですか?」

 

さっきのキスはなんだったのか。そんなことを聞く前にアイリスが話し出す。王族との結婚、ダクネスが昔そんなことを言ってた気がする。

 

「ああ知ってるよ、でも権利が与えられるだけで義務ではないんだろ?」

 

「……そんなこと言うのはお兄ちゃんだけですよ。王族に対して結婚する権利があるというのは義務も当然なんです。」

 

 

そうだったのか。異世界と言ってもここは俺の世界の中世ぐらいだしな。そういう風習があっても何ら不思議ではない。…………ん?

 

 

「え?…………つまり俺はアイリスと結婚するってことか?」

 

 

ちょっと待ってくれ。確かにアイリスは可愛い女性ではあるが今まで妹として見てきた。それがいきなり結婚?妻になるのか?嫁さんに?頭の整理が追いつかない。

 

 

「お兄ちゃんは私のことを妹として見てますか?それとも1人の女性として見てますか?」

 

「俺は…………」

 

「お兄ちゃん、いえカズマ様」

 

 

俺が答えられないでいるとアイリスが次の言葉を紡ぐ。待ってくれ心の準備が出来てない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私と結婚してくれませんか?」

 

 

 

 

 

 








遂にアイリスルートですね。次回カズマは求婚を受け入れるのか!?乞うご期待



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