起きたらなんか男女比がやばい 作:ロースト大将軍
「やっちまった……」
凛花とのセックスに溺れて、約8時間。アメニティのコンドームの入った箱の底が見えるほど交わり続けたベッドには、大量のゴムが散乱していた。
枕に顔を埋め、耳を真っ赤にしている凛花は、まだまだ快感の余韻が続いているようで、腰をもじもじと動かしている。
凛花は伸びてしまったし、部屋を出なければならない。洋奈と晴乃は隣の部屋で待っていると聞いたが、待たせすぎて怒ってはいないだろうか。
「ライン来てる……よな」
着信が2回、そしてラインが何件か。洋奈からは「おそい!」と怒った後、ぷりぷりと怒るキャラクターのスタンプが貼られていた。
晴乃がラブホテルの泡風呂を堪能して、さっさと寝てしまったせいで暇を持て余しているらしい。
すぐさま洋奈に謝りのメッセージを飛ばすと、「こっちに来て」との返事が返ってきた。
(怒られんのかな)
不穏なメッセージに少しばかり不安を思いながら、部屋のロックを開けると、目の前には洋奈がいた。壁にもたれかかるような姿勢で、くるくると髪をいじっている。
「おつかれ」
「ああ……」
隣に寄ると、身を翻してこちらを向いた。ホテルの照明も相まって、あまり彼女の顔は見えない。
きまりの悪い顔をしていると、洋奈はこちらを覗いた。身長差が少しあり、少し見上げるような形だった。
「ふふ、困ってる顔してるね?」
小さく笑うと、目と目が合う。
凛花とは違って、洋奈は青みがかった色をしている。彼女はいつも目を細めているから、こうして瞳を覗くのは少ない。
ラブホテルの廊下は他に誰もいなく、利用者もこの時間はいないようだった。エレベーターも動く気配は全くなく、一階に留まったままであった。
「君はどんなことを考えてるのかな、不満? 罪悪感? それとも賢者タイムってヤツ?」
純粋な興味から来ているのか、それとも意地悪から来ているのかわからないが、洋奈は俺に一つの質問を投げかけた。不満は論外だ、俺が悪いのは当然だから。賢者タイムについては凛花とシた後だから多少の倦怠感がないわけではない。
だとすると罪悪感だろうか。あの時の軽率な行動が尾を引いて、3人には迷惑をかけてしまったかもしれない。その関係を隠していたのは不義理だし、彼女たちに失礼だ。
「罪悪感……だな。洋奈には申し訳ないと思ってる」
「まあ、射精後はナーバスになるって聞くもんね? 男性にしかわからない悩みなのかな?」
「そういうわけじゃなくてだな……」
あれから一生懸命考えて、一つの結論が出た。男女比のせいにして性行為を容認するのは容易い。だけども、どこか小市民な自分がそれを拒否していた。
「俺は多分、洋奈に嫉妬されたかったんだ」
恋金石での出来事。あの時彼女は俺の唇を塞いで、晴乃との交際を促した。
そして旅館での出来事。晴乃と俺を部屋に閉じ込め、果てには性行為を迫った。
「俺にとって、洋奈は初めての恋人だ。それは今後も変わることはないし、大切にするって約束する」
きっかけはおかしな話だったけど、確かに俺は気持ちを固めた。洋奈もこちらの気持ちを尊重してくれて、色々な手助けをしてくれた。
「俺のメモ帳を見たんだろ? 俺はくだらない妄想を書き連ねてさ、あわよくばなんて考えてた」
「それは……」
包み隠さず彼女は覗きを告白した。だから俺は別に洋奈を責め立てる気持ちはないし、変なことを書いていた俺も責任がある。
伝えたいことはそういうことじゃない。彼女がメモ帳の全てを見たのなら、伝えなくてはならないことがある。
「『男女比1:1』って書いてあっただろ? 俺がメモ帳にしきりにだしていたあの単語。なんか引っ掛からなかったか?」
「……うん。他にも『1:10』とか、色々書いてあった。保護法とか、存続省についてとか。それがどうかしたの?」
「他にも普段の行いで気づいたかもしれないが、俺は『この世界』の常識にあまりに疎い。夜中一人でコンビニに出かけようとしたり、痴女られた後晴乃がついてくるのに驚いたりな」
「『この世界』……」
勘に鋭く、今までずっと隣に居てくれた洋奈はきっと気づくだろう。彼女には最初に知って欲しかったから、伝えておく。
「……洋奈はさ、パラレルワールドってあると思うか? 俗に言う並行世界って奴でさ、現実と差異があって、そこでは別の歴史が作られているという考え方」
「『男女比1:1』のこと……?」
「厳密に言えば少し比率にブレがあるんだけどさ、大体そういう世界だった。目覚めたら変な記憶が頭の中で浮かび上がって、ありとあらゆるニュース記事を調べた」
彼女、白川洋奈が新しく保護官として就くその日、俺は別の世界の俺と記憶を共有した。今までの常識が音も立てず消え去り、新しい生き方を強制された。
「俺にとって、男女のパートナーは1:1が普通で、そもそも日本では重婚ができなかった。男と女が出会って、仲良くなっていくうちにお互いのことが気になって、やがて結ばれる。それが日常だったんだ」
この世界の元の俺は、無趣味な人間で、唯一ネットを見ることで暮らしていた。宅配便の段ボールの処理に困るくらいネット通販を利用して、外界との接触を極力遮断していた。
歪な世界が怖くて、俯瞰することしかできなかった。男女比1:1でも歪みがあるのだから、察するに余りある。
「いかんせん元の感覚が捨てられないものだから、男性が複数の女性と付き合うのに違和感を覚えた。二股は当然、三股男なんて世間では非難されるものだし、一人の女性を愛することが大事とされてきた」
もちろん、外国ではそんな考え方は通じないかもしれないが、少なくとも現代日本ではそうだ。法律上の婚姻関係でないカップルが産んだ非嫡出子は社会問題にもなっている。
他の女性を愛せば、必ず恋人は不満に思う。それを信じていたから、この世界ではとても混乱した。
「俺は洋奈に嫉妬されたかった。晴乃や凛花も大事だけど、真っ先に思い浮かんだのは洋奈だった。だから二人と関係を持つ自分に落ち込んで、ずっと引け目を感じていたんだ」
「……ヤキモチ?」
「そうだな。言わばヤキモチを焼かない洋奈にヤキモチを焼いていたんだ……変な話だよな! 急に『俺は別の世界から来た、お前らとは考え方が違う!』なんて言ってさ……自虐は反応しづらいだろうから、今のなしな」
声をむりやり明るくして誤魔化す。いきなりパラレルワールドだなんだ言って信じてもらえるはずがないし、こんなことを言ったってしょうがない部分はある。
俺にとって大事なのは別の世界に戻ることではなく、如何にこの世界に慣れればいいかということだ。
くだらないことで悩んでいるのは自分でも分かっていた。不器用だと思われるのもしょうがない。
いずれ慣れる時が来るまで、俺はきっと悩み続けるだろう。この罪悪感は、しばらくはついて回りそうだった。
「……そっか、そうだったんだ」
「嘘をつくにももっとマシな嘘を、と思われるかもしれないが、肝心の真実がこんなもんだから、どうしたもんかな。生粋の箱入り息子で、一夫一妻っていう教育をされてきたって言う方が自然かもな」
「……かもね。ゴメン、アタシはずっと、自分と君の利益だけを求めていたかもしれない。気持ちを汲み取れなかったし、そんな葛藤があるなんて思いもしなかった」
洋奈は手をぎゅっと掴み、そう謝ってきた。
俺は彼女の望みに応え、手を握り返す。悲しそうな目をしながらも、そっと微笑んでくれた。
洋奈はきっと、ずっと俺を気遣ってくれていたのだろう。自分の都合でエッチができないから、晴乃と協力して俺の立場を変えてくれたし、凛花の件だって、説得を受け入れて責めるのをやめた。
「凛花ちゃんのことを知ったとき、胸に違和感を感じた。それは多分心のどこかで、あのコに取られるんじゃないかって不安の気持ちだった。だからアタシは、君と凛花ちゃんの関係について追及してみたんだ、もしかして嫉妬かもね?」
彼女は腕を抱きしめ、そう告白する。
「……安心して。例え別の世界の人間だったとしても、アタシは君が好き。だから、他の女のコとえっちしてると寂しいし、もやもやする部分もある」
洋奈の抱きつく力は変わらないが、少しだけ身体を押し付けるような感覚がした。
「……一緒にいたいのに、親が会社に行っちゃうのに似てるかな。だからずっと、仕方ないって思ってたし、それを変える気もなかった」
親の帰りが待ち遠しくても、生きていくためには働かなくてはならない。それが常識として刷り込まれてきたから、我慢しないでと言われても、我慢以外の方法が思いつかない。
彼女にとって、恋人が他の女性と愛し合うことが当たり前になってしまっていた。
「晴乃ちゃんや凛花ちゃんも、君のことを大切に思ってる。アタシはそれを邪魔したくないんだ」
洋奈にとっての常識と、俺にとっての常識は平行線で、交わることがなかった。今までずっと感じていた違和感がすとんと心の中に落ち着いて、納得する。
「……そうだな。俺もまだまだ慣れてないところがあるから、急な変化に困惑していたのかもしれない。洋奈。話を聞いてくれてありがとう」
「ふふ、旦那さんのケアはトーゼンですっての。こっちこそ、大事にしてくれてありがとね?」
そう言って、洋奈は俺の唇を奪う。軽く触れるようなバードキスは、ほんのりと彼女の香水の匂いが漂ってきた。
「さ、帰ろっか。晴乃ちゃんを起こすの手伝ってよ。あのコったらテコでも動かなくて」
部屋のキーをくるくると回しながら部屋へと戻っていく彼女。俺はその後を追い、部屋に入っていった。
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ホテルでの出来事の後。寝ぼけ眼の晴乃と疲れ切った凛花を帰して、俺と洋奈は自宅へと戻った。さっきは旅行からすぐ出て行ってしまったから、ようやく自宅に戻ってきた実感がある。
旅行カバンの中身を全て整えて、終えるのに1時間。心身共に疲弊した二人は、もはや一歩も歩き出す気が起きなかった。
「ふいー……お疲れー。しばらくは旅行はいいかな……」
「ハレとケって言うし、メリハリは大事だよな……ところで洋奈、そこ俺のベッドなんだが」
掛け布団の上から倒れ込むように仰向けで寝そべる洋奈は、室内灯が眩しいのか、左腕で影を作りながら労りの声を掛けた。
いつのまにか俺の部屋に入り込んでいた彼女の抜け目のなさに感心しながら、即刻立ち退きを要請する。しかし彼女は立て篭もりのプロらしく、掛け布団に抱きついて徹底抗戦の意を表明した。
「ふふふ、悔しかったら力づくー。もっとも、そんな元気があったらの話だけど」
「……そうか。じゃあ少しくすぐったいぞ?」
「え? あちょ、くすぐりは無し!」
咄嗟に身構える洋奈に両腕を伸ばし、そのままぎゅっと抱きしめる。
荷物整理で運動した後の彼女の体温はいつもより暖かく、少し違った感じがした。
「ひゅっ…………あれ? ちょ、どーしたし?」
困惑する彼女の声を聞きながら、ゆっくりとベッドに身体を預けていく。
強張った姿勢のままホールドされたため、覆いかぶさるような形になってしまった。
「……する?」
問いかけに頷くと、ゆっくりと洋奈は力を弱め、そのまま俺を抱き返す。胸元の膨らみが当たって、彼女の柔らかさを感じた。
「……んっ♡」
抱き合った状態でキスをすると、艶やかな唇の感触があった。
「ちゅ……んふ……んー……んふふ♡」
唇を重ねた状態を続けていると、だんだんと湿ってきた。乾燥していた俺の唇は、キスをする度にふやけていく。
「……ねえ、今日はそっちが責めてみる?♡」
その言葉に頷いて、こちら側から舌を絡め始める。洋奈の口内に入り込むと、その受け身な彼女を楽しみ尽くさんとする。
「れろ……♡ んちゅ、んふ……♡ ほら、もっと舌絡めて?♡」
要望通りにディープキスを続けると、段々彼女のスイッチが入っていく。唾液に満たされたお互いの口内を吸い尽くすように重なり合って、情欲が沸々と湧き上がる。
「ぎゅー……♡ ふふ、暖かい……♡」
二人補い合うように抱きしめ合うと、必然と下腹部に血液が集まっていく。それを撫でるように彼女の右手が触れて、屹立した肉棒が刺激される。
「んっ……♡ 君って結構おっぱい好きだよね……?♡ たまーにチラ見してるのわかってるんだから……♡♡」
お返しに洋奈の胸を揉むと、悪戯そうに微笑んでくる。かと言って嫌がる素振りは全く見せず、むしろ喜んでいるようだった。
「……脱がして?♡」
ベッドの上で姿勢を変えて、彼女の言う通りに上着とシャツを脱がしていく。形の良い豊満な胸がブラジャー越しに見えると、思わず生唾を飲み込んでしまった。そのまま後ろに手を伸ばすが、ブラジャーにはホックの部分がなかった。
「あ、引っかかった♡ これね、前からなの♡」
ウケがいいから着てきたの、とフロントホックの部分へ手を誘導する洋奈。ぱちん、と金具の部分が外れて、彼女の乳房が露わになった。
「ちょっと見過ぎだって……♡」
ツンと張り出した乳首に見惚れていると、恥ずかしそうに彼女は胸元を隠す。手で柔らかく形を歪める胸に、より興奮が際立った。
「あ……♡ えっちな顔してる……♡」
俺の情欲を感じ取ったのか、少しずつ胸元から手を動かしていく。再び姿を見せた先端に、口を近づけていった。
「ちょっと……♡ 赤ちゃんかっての……♡」
そう言っていても、洋奈は止める素振りをしない。すっかり興奮して突き出したピンク色を口に含むと、嬉しそうに頭へ手を回していく。
「まったく……♡ 甘えたがりでちゅね?♡♡」
視界は彼女の胸元で釘付けにされ、ただただ舌の感触を感じる。押し出したり、吸い出したりして洋奈の胸を堪能していると、抱きしめた腕で撫でられた。
「よしよし♡ 洋奈ママのおっぱいにたくさん甘えましょうね♡♡」
猫撫で声の中にも少し揶揄うような口調が残っていて、主導権がどちらなのか分からなくなる。
もう一方の乳首へ舌を回すと、再び柔らかい感触が口の中に広がった。
「ふふ♡ そんなに吸われたらおっぱい出ちゃうかも……♡♡」
冗談ながらも嬉しそうに語る彼女に興奮して、屹立した肉棒を押し付ける。太ももに触れるそれは、その弾力によって優しく押し返された。
たまらなくなった俺はズボンを片手で脱ぐと、ギンギンに勃起したイチモツを取り出し、洋奈を抱きしめた。
「んふふ♡ ね、おっぱいでシてみる……?♡♡」
乳首から口を離し、陰茎を胸元に持っていくと、彼女の柔らかい膨らみに挟まれる。
形のいいおっぱいは肉棒とフィットしていて、洋奈は両手で包み込んでくれた。
「動いてみて……♡」
ゆっくりと肉棒を上下させると、程よい圧迫感で竿の部分が刺激される。水音を立てて、少しずつぬめりが良くなっていった。
手によって形を変えた乳房に、指の間から覗くピンク色の先端。吸い付いた後のそれは湿っていて、部屋の光に反射していた。
「んっ……♡ ガチガチすぎ……♡♡」
ゆっくりと上下させるスピードを上げていき、洋奈の胸の感触を楽しむ。
根元の部分で下乳が下腹に当たる度、彼女の体温がダイレクトに感じられた。
「我慢しないでいいよ……♡ 君の好きなようにして……♡♡」
洋奈の挟み込んだ手の上に自身の手を重ねると、よりぎゅっと乳圧を高める。亀頭の返しの部分がより引っかかるようになって、より快感が高まった。
圧迫感のまま、腰の動きを早める。動かす度に水音は激しさを増していき、それが一層興奮を高めていった。
「はー……♡ じんじんしてくる……♡♡」
お互いの体温を感じながら、スピードを段階的に上げていく。突く度に彼女の胸が歪んで、彼女自身も感じているようだった。
「あっ♡♡ もう♡♡ おっぱいでするのハマっちゃったんだ♡♡♡ いいよ♡♡ いつでもシてあげるから、遠慮なく言って♡♡♡」
先走り汁で濡れた谷間を一心不乱に動いていると、段々怒張が限界になってくる。洋奈の方も息を荒くしながら、最後の瞬間を待ち望んでいた。
「あは♡ もう限界そう?♡♡ いいよ♡♡ 君のおちんちん、アタシのおっぱいの中でびゅー♡♡♡ ってして♡♡♡」
洋奈は一際ぎゅ〜♡ っと自身の乳房を寄せ上げると、絶頂の瞬間をひたすら待ち望んだ。
胸に入り込んだ肉棒を思いっきり上下させて、快感を一身に受け入れる。敏感な亀頭部分の刺激が、目に見えない谷間の奥で射精欲を高める。
「ほら♡♡♡ びゅー♡♡♡ びゅー♡♡♡ って♡♡♡ 出しちゃえ♡♡♡ だーせ♡♡♡♡」
びゅっ……♡♡♡ びゅびゅっ……♡♡♡♡びゅうううっ♡♡♡♡♡
「ああっ♡♡♡ すご♡♡♡ おっぱいの中ですっごい震えてる……♡♡♡♡」
洋奈の谷間で押しつぶされた鈴口から、白濁液が漏れ出していく。胸から溢れ出してしまいそうなほどの射精は、思わず視界が真っ白になるほどの快感だった。
余韻の震えが10回近く響いて、腰が抜けそうになる。彼女に体重をかけないように手で支えていると、洋奈は挟み込んだままペニスを抜き出して唇にキスをした。
「ちゅ……♡♡♡ ひひ♡♡ 射精した後の顔、ギャップがあってかわいい♡♡」
唇の感触で意識を戻した俺の視界に、洋奈の悪戯な笑顔が映る。
谷間を手で寄せ上げたままベッドの上に座ると、その笑顔はさらに口角を上げていた。
「君くらいのせーえきなら、こういうのもできるんだと思うんだよね?♡♡ じゃーん♡♡」
片手で広げるように谷間を解放すると、精液が糸を引いて胸元に広がる。
粘度の高い精子は、まるで橋を作るように弧を描いた。
「うわー♡♡ 粘度すごすぎ♡♡ 興奮しすぎでしょ♡♡」
近くにあったウェットティッシュで胸元を拭き取ろうとするが、その量のせいでなかなか全部拭い去ることができなかった。
何枚か使って全ての精液を取り除くと、今度は陰茎を拭っていく。洋奈の手つきがエロくて、まだまだ萎える気はしなかった。
「次、何する?♡ お尻で挟む?♡ 足でシてみる?♡」
彼女の挑発的な提示に生唾を飲みながら、再び洋奈を抱きしめる。そのまま体勢を入れ替えて、今度は彼女が俺に乗っかる形となった。
「わっ♡ まさか、素股?♡ ひひ、いいよ♡ 一緒に気持ちよくなろ♡♡」
誤って挿れてしまうのを阻止するため、パンツは穿いたままにしてもらう。染みができるほど濡れていて、どうやら準備はできているようだった。
ずっ……♡♡
「すごい熱さだね……♡♡ それにまだガチガチだし……♡♡」
太ももの間に挟み込むと、両腿と下腹部の感触が竿を刺激する。洋奈も興奮しているようで、顔は赤色に染まっていた。
ずっ……♡♡ ずずっ……♡♡
「こうやって見つめ合うの、好き♡♡ ちゅ……♡♡ こんなふうにちゅーもできるから♡♡♡」
優しく唇を重ねて、少しずつペニスの抽送を始めていく。彼女は愛おしげにこちらを覗き込んで、快感に身を任せている。
ずずっ……♡♡ ずちゅ……♡♡♡
「ホントに絶倫だよね……♡♡♡ そういうところが好きなんだけど……♡♡♡」
洋奈の長い髪が重力に応じて降りてくる。部屋の光はその影に邪魔されて、お互いを合わせる顔は少し暗くなっていた。
光が遮られていても、表情は手に取るようにわかった。むしろ髪によって小さなスペースが作られたようで、その狭さが距離をより実感させた。
ずちゅ……♡♡♡ ずちゅっ♡♡♡
「んっ♡♡ んんっ♡♡♡ ふふ♡♡♡ 結構敏感になってるかも♡♡♡ 一緒に気持ちよくなろ?♡♡♡」
快感に歪める顔を見つめ合いながら、下着越しに股の部分を擦り合わせる。
突く度に息が浅くなり、汗が滲んでくる。自然と洋奈を抱きしめる力が強くなった。
ずちゅっ♡♡♡ ずちゅっ♡♡♡
「はあっ♡♡ やばっ♡♡♡ ハマっちゃいそう♡♡♡」
彼女もこちらを抱きしめる力を強めて、腰の動きを弾ませていく。
疑似的に挿入セックスをしているような錯覚が、リアクションでリアルになって、より感じさせたいと考えてしまう。
ずちゅっ♡♡♡ ずちゅっ♡♡♡ ずちゅっ♡♡♡ ずちゅっ♡♡♡
「ふっ♡♡ ふっ♡♡♡ 好き♡♡♡ 大好き♡♡♡ 君が一番好きなんだから♡♡♡」
溢れ出した気持ちを惜しみなくぶつけ合い、ひたすらに快感を享受する。
瞳に自分の姿が映るくらい見つめると、自然と唇がぶつかるような距離にまで近づいていった。
ずちゅっずちゅっずちゅっずちゅっ♡♡♡♡
「ちゅー♡♡♡ ね、イこ?♡♡♡ 一緒にイキたい♡♡♡ 君のことしか考えられないくらい♡♡♡ アタシに君を刻み込んで♡♡♡♡」
肩で呼吸をしながら、二人の情感を合わせていく。洋奈はこちらの絶頂に合わせるために我慢していたようで、抽送をするたびに限界が近づいていた。
法悦を迎えるためにがむしゃらに腰を動かし、その瞬間を待つ。そして洋奈が他のことを考えられないように、強く入り口を突き上げた。
びゅ〜♡♡♡♡ びゅううう〜♡♡♡♡ びゅるるる♡♡♡♡♡
「んんんっ♡♡♡♡ ん〜♡♡♡♡ ふっ……!♡♡♡♡ んんっ……!♡♡♡♡ んあああっ♡♡♡♡♡」
瞬間、無我夢中で唇を押しつけ合う。舌を絡められるほどの余裕がなくて、洋奈の頭を抱きしめた。
吐精と表現するにふさわしいほどの射精は、1回目の震えだけで彼女の下着を真っ白に汚し、太ももにかけて大きく広がっていった。
全身の力が抜け落ちるくらいの絶頂に全てを任せて、快感の波に身を委ねる。
「んっ……♡♡♡♡ んんっ……♡♡♡ ぷはっ……♡♡♡♡ コレ、すご……♡♡♡♡」
唇を離したのは、絶頂の瞬間からずっと後のことだった。ベッドのシーツは汗でじっとりとしていて、体温はめまいがしてしまうほどの高温だ。だがそれでも、離れてしまうという選択肢はなかった。
「こんなの膣内で出されたら……♡♡♡♡」
洋奈の下着は愛液と精液にまみれていて、これがなければ受精してしまうのではないかと思うほどの様相だった。それ以外の精液は太ももでせきとめられているが、いつ溢れ出してしまうかわからないような状況だ。
「ちょ……♡♡♡ これ、動けないんだけど……♡♡♡ 腰抜けちゃったし、抜くとこぼれる……♡♡♡」
喜悦の代償か、お互いこの姿勢で動けずにいた。
素直に動けばベッドのシーツはダメになってしまうため、手元のウェットティッシュでなんとかしなくてはならない。
60枚入りの袋が尽きかけるまで拭き上げると、ベッド横のゴミ箱はウェットティッシュの山となった。
「あー……♡♡ 次はコンドーム付けよっか……♡♡♡」
かかった時間もかなりのものとなり、二人が全て清潔になる時刻には、夕食が迫っていた。当然炊飯時間もないため、その日はパックご飯に頼らざるを得ない。
「シーツもびしょ濡れだし……♡ ね、今日はアタシのベッドで一緒に寝よっか……♡」
なんだかんだで抜け目のない彼女の提案を受け入れて、今晩は洋奈のベッドで寝ることにする。
ちなみに次の日から、ベッドのシーツはもう1セット常備するようになったのだった。
Q.遅れすぎ
A.サイバーパンクエッジランナーズに沼って死んでました……レベッカよりルーシーが好き
というわけで白川洋奈パイズリ&素股回。あとは異世界語りもありましたね。
この作品で一番の人気を誇る白川洋奈(チョナをモチーフ)ですが、その奔放さをもとに主人公の進むべき方向を引っ張るお姉さんポジションでもあります。
主人公にとってこの世界はある意味異常と言っても過言ではないので、そのギャップに苦しみ続けているんですよね。
誰にも会えなかった苦しみを吐露して、洋奈という理解者を得ることになった彼は、ますます彼女に惚れ込んでいきます。もはやヒロインレース殿堂入り状態。
いつもお気に入り登録、しおり、評価ありがとうございます。感想は非ログイン時でも受付可能となっておりますので、どんどん送ってくださると作者は小躍りしながら執筆スピードが上がります。実際現時点でめちゃめちゃ励みになってます。
TwitterID:hayarase_lao って感じで絵を描いたりコラ画像作ってたりします。そこまで上手ではないですが、興味があればそちらもご覧ください。中々投稿されない時は、「こいつまた変な画像作ってんな……」と思っていただからと。
それではまたよろしくお願いします。
登場済みキャラで誰が好き?
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主人公
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白川洋奈
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薔薇峰凛花
-
犬黒晴乃