起きたらなんか男女比がやばい 作:ロースト大将軍
まだまだクリスマスまでひと月ほどある冬の初め、身体が氷のように冷たくなる前の朝。地方鉄道の終点駅には、ちらほらと人影が見えていた。
午前6:48。寂しげに立つアナログ時計の時刻を見て、目的地までゆっくり歩くことに決めた。
キャリーバッグの中は比較的スマートにまとまっており、今隣を歩いている保護官よりは余裕がある。きっとお土産類はこちらのバッグの中に入れられることだろう。
凛花に連絡をとったところ、「お土産は気を使わなくていい。強いて言えば、食べ物じゃなくて手に残るものが良い」との返信があった。
(田舎のお土産所にあるよくわかんないドラゴンや剣のキーホルダー渡したら怒られるんだろうな……)
それはそれであげた時のリアクションを見てみたい気もするが、流石に行動に移す気はさらさらなかった。彼女はピアスが印象的だし、何か似合うものでも探してみようか。
「うー……さむ……ちょっともっとくっついて……」
「俺は湯たんぽじゃないっての……なあ洋奈、冬の花って何がある?」
「んえ……? 梅とか、椿とか……? あとはクリスマスローズってのも確かあったはず……」
クリスマスローズ。バラ科じゃないけど、バラによく似た花だ。気になってみたので、スマホを使って調べてみる。
花言葉は「追憶」「私を忘れないで」。
……あの時の記憶を思い出す。肩につけられたキスマークは既に消えてしまった。あれから連絡は絶やさず取り合っていて、色々な話をした。今では気のいい女友達だ。
「椿はともかく、梅の花は早すぎるな。冬の中盤から終わり頃に咲くから、今見に行っても仕方ない……しかし、自然浴にはこの場所は事欠かないし、しばらくは羽を伸ばして、ゆっくりと英気を養おうではないか。なあ二人とも?」
キャリーバッグではなく、一人だけ登山用のリュックサックを背負った小柄な女性が、サングラスをかけて遅れてやってきた。犬黒晴乃、こう見えても警察官だ。
既にパンフレット類をネットでダウンロードして、しおり兼スクラップノートを作ってきたらしい。旅の記録だと言ってわざわざ肩紐とブックカバーを買ったらしく、俺たちより旅行を満喫する気満々だ。
「空気がツンとするな……だがやはり、都心部と比べて質は段違いだ」
簡単に言えば、3泊4日の旅行に来ていた。三人の中で一番気合が入っているあのお巡りさんイチオシの、ネイチャーセラピーなる自然体験だ。
補助金が出されなくなるギリギリまで予算を膨らませて、行政に何割かを負担させて行くことになった地方旅行。最初に提案をしてきた犬黒さんを見て、お巡りさんがこんなことしていいのかと洋奈と顔を見合わせた。
「国の制度だから何も問題ないな!」
潔くバッサリと断言したのに驚いて、再度洋奈と驚きあった覚えがある。この人無敵か?
洋奈と犬黒さんは経費で落ちるから、実質俺だけ有料だ。とはいえ補助金のおかげでお財布のダメージは思ったより少なめなものだった。
北の方はどうせ寒いだろうからという理由で、やってきたのは西の方。冬の寒さから逃れられるとはまったく思っていないから、ある程度の防寒対策もしてきた……洋奈以外。
「ヘッチュンッ!」
くしゃみを見かねてもう一枚カイロを渡す。末端の冷え込みは凄まじく、絶対背中に手を入れられまいと背後を警戒する。ここに来るまで前科二犯、仏の顔も三度までだから、次は絶対捕まえる。
「ありがと……ん、手繋いで。晴乃ちゃんも」
「おー」
「あ、ああ……」
いつのまにか、洋奈は犬黒さんのことを晴乃ちゃんと呼ぶようになった。何があったのかわからないが、仲が良いようで何よりか。
俺を真ん中に右側には洋奈、左側には犬黒さんが並んで手を繋ぐ。両手に花とはまさにこのことだった。
こうして並んでしまえばいけすかない侍らしハーレム野郎だが、男女比に偏りがあるこの世界では、健全な様子に見えるらしい。
我らが頼れる洋奈が考案したのは、偽装結婚作戦。三人手を繋いでラブラブな様子を見せてしまえば、婚約者かそれに付随する関係性と思われて奇異の視線からのストレスを下げられるのではないか、という発想。
中途半端に離れて保護官の関係性がバレるより、逆にくっついてしまえばいいの精神。問題は犬黒さんの同意だけだったが、「身から出た錆だ。やらねば女が廃る」と言って引き受けてくれた。かっこいい。
(でもまあ正直、洋奈と手を繋いでれば犬黒さんが保護官に見えて問題ないのでは……?)
普段飄々としていて笑顔の絶えない彼女だが、実は結構頭が回ることは知っている。彼女がこのことに気づかないはずがないし、何か含意があるとみて間違いない。
「ヘプチュンッ! うう……てかもうぎゅーして……」
「お、おい! 保護官が権力を笠に着るな!」
「洋奈それ嘘くしゃみだろ? なんか狙ってる感じするぞ」
「あ、バレた?」
塞がって手を繋げられないからって、ただでさえキャリーバッグを二人の手で引いているのに、どうやって腕を回せと言うのか。それに人通りが少ないし、無理して手を繋ぐ必要ないだろう。
指摘するとまた背中に手を入れられて凍える寒さを体感するだろうから言わない。あの夜から洋奈のサディズムが片鱗を見せている。心の底にあるマゾヒズムを引きずり出されるので、甘え過ぎたくないと言うのが本音だった。
「見えてきたよー、あそこをキャンプ地とする!」
「温泉の匂いがするな。風呂と……夜飯はどんなのだっけ」
「海鮮系だな。湯は弱アルカリ性。ただの温泉と侮るなかれ、なんと個室露天風呂完備だ。さすが、奮発してくれたおかげだよ」
そのプランを教えてくれたのは犬黒さんだ。自分は経費で行けるからって、テンションの入りようが違う。ずるくね?
温泉旅館には早朝にチェックインして、朝風呂を楽しんでしまおうという魂胆だ。それからしばらく観光地を回って、ご当地グルメを堪能する。
「見てくれ、私が作った旅行予定表だ。これなら最大効率で、観光地全てを楽しめる。我ながらよく考えたものだ」
「……これちゃんと現実的な縮尺で計画してる? お風呂浴びようってのに旅館チェックインから20分で出発は無理がない?」
「そ、そんなはずはない。大体風呂など、夜入ればいいものだ。そうだ、ここを削って……」
大急ぎで予定表を書き直す犬黒さん。考えてきてもらって悪いけど、欲張りすぎではないか。標高低いとはいえ、2時間で山を駆け抜けられるのは洋奈と犬黒さんだけだ。
「晴乃ちゃんは放っておいて、お風呂はゆっくり入ろ? なんなら一緒に入ろっか……♡」
口元に弧を描いて、犬黒さんに聞こえないように耳打ちして誘惑してくる。抗い難き要求、あの日から始まった人には言えないような日々のせいで条件付けされていた。
何とかそれを振り払って抗議の視線を送ると、「残念残念♡」とすぐ引き下がってしまう。それが余計、手のひらの上で転がされている気がしてならない。
「いや待て……寺院巡りは最悪数箇所削るか……? いやでも私の御朱印帳が……だがな……」
「……チェックインするか」
手続きはつつがなく終了した。昔と比べると技術の進歩は凄まじいもので、適当にQRコードをかざすだけでほとんどの工程をスキップできた。
失くしたり磁気不良を起こさないように言われた部屋のキーカードは、念のため防水ケースに入れておく。備えあれば憂いなしだ。
「おー広ーい♪ 畳の匂いだあ♪」
「今の時間は女湯が清掃中らしい。運が悪かったな。ということで、早速出発しよう」
「ざーんねん。 運が悪かったのは晴乃ちゃんの方だよ♪ 最初に個室露天風呂があるって言ったのは、どこの犬黒晴乃さんだっけ?」
「男湯は開いてるのか。行ってこようかな」
「いてらー♪ ほらほら晴乃ちゃん! 護衛対象放って旅館出ていいのかな?」
「くっ……! 二人ともずるいぞ!」
仲睦まじくキャットファイトしてるところ悪いが、着替えを持って朝風呂を浴びに行く。
男湯は残念ながら室内風呂だった。だがまあ、湯は変わりないし、実質貸し切り状態だから心地が良い。テンションが上がって、つい風呂の中を泳いでみたりする。
「……ふぃー」
ひとしきり堪能させてもらい、風呂から上がる。ほかほかと体が上気して、なんだかスッキリとした気持ちだった。
コーヒー牛乳は残念ながら売ってなかった。自販機にはマックスコーヒーが売っていたが、やはり瓶にこだわりたい。
「ただいま……」
旅館によくある背もたれ座布団に腰を下ろし、一息つく。二人はまだ温泉を楽しんでいるのか、部屋にはいなかった。
『旅行はどう? 着いた?』
『着いたよ。旅館で朝風呂入ってきた』
『朝風呂 良かった?』
ラインを開き、凛花と何気ない会話をする。メッセージの送信に癖があって、大体2小節を使って返信してくる。たまにどこで使うのかわからないスタンプが飛んでくるのもかわいい。
『すごく良かった』
たぬきが風呂に入ってゆっくりしているスタンプが返信される。普段ならこれで会話終了なんだが、少し聞きたいことがあった。
『お土産なんだけど』
『うん』
『ピアスかスノードーム、どっちがいい?』
スノードームは温泉を堪能している時に思いついた。これ以上冬にぴったりなお土産はないと、我ながらナイスアイデアと思った。
『どっちも』
帰ってきたのは予想外の返答。こういうことに普段控えめな凛花は、てっきりどっちでもと言うと思っていた。
『ダメ?』
『駄目じゃない 似合うのを買ってくるようにするよ』
送った後、自らハードルを上げてしまったことに気づく。取消するわけにもいかないので、しばらく待っていると、画像が投稿された。
斜め側から撮影された自撮りだ。目元はカメラを向いている。ピアスは外されており、そのままの耳が晒されていた。
『こんな感じ』
『ありがと 参考にする』
『ん』
突然の凛花の自撮りに、少し親しみを覚える。少し照れたように口をつぐんでこちらを見る様は、とても綺麗だった。
「ああー……あっつ……! これ完全にのぼせたわー」
「長風呂対決などするからだろう……! おかげで私もくらくらだ……!」
「あっ」
しまった。この部屋は露天風呂と直結していて直接来れるのだった。湯上がりの二人が、こちらに来る音が聞こえる。
時すでに遅し。湯気を立ち上らせながら、二つの影が目の前に出てきた。
「おっ♪」
「なっ……!」
二人の裸体が目に入る。視線を外そうとしても外せなくて、ただただその美しさに見入っていた。
洋奈はスラリとしている分、女性的なシルエットがより一層際立つ。恥ずかしげなくしていても見られていることは意識しているのか、顔は赤い。だがそこはやはり、彼女特有の悪戯な笑みがこちらを捉えてくる。
犬黒さんは小柄だが、立派な大人の女性だ。証拠は胸の膨らみを見ればわかるし、規律や規則に厳しい彼女を体現する、バランスの調和がうかがえる。顔は驚愕のままフリーズしている。だが、もう少しで再起動するだろう。
「んー?♡ どうやら女性の身体に興味津々って感じ?♡」
そんな洋奈の声にびくついて、視線を下に下げようとする。しかし、異性の身体の秘密は知りたいもの。下に行った視線はちょうど、彼女らの下腹部あたりで固定された。
女性の神秘そのものだった。洋奈のそれは無毛で、犬黒さんは少しだけ生えている。
二人ともとても綺麗で、魅力に溢れている。なんだかどんどん自分が抑えられなくなりそうになり、理性を捨てたくなる。
「そ、そんなに見るなー! きっ、君も異性の身体に興味があるのはわかるが! こういうのは、もうちょっと必然的にだな!」
「え?♡ この部屋が露天風呂と直結していることなんて既に確認済みでしょ?♡ つまりそれって、アタシらとエッチしたいってことじゃん♡」
「ばか洋奈! そんな夢見たいなシチュエーションあるか!」
今夢って言ったかあのお巡りさん。貞操逆転世界だからって異性の目の前で言うことじゃないぞ。
犬黒さんのおかげで、何とか襲いかかることがなくてホッとした。洋奈は残念そうに……してないなアイツ。俺をもっと我慢させたいらしい。表情に出てた。
「てなわけで。アタシたちちょっと着替えてくるから、待っててね? 覗いてもいいよ?♡」
「お、おう……」
思わず返事しちゃったよ。案の定めっちゃ笑ってるし。あのメスガキ絶対わからせる。
しばらくして、着替え終わった二人が戻ってくる。洋奈はいつも通りだが、何やら犬黒さんの様子が違った。
「その服……」
「その……君と洋奈が選んでくれた服だから、初めは君とのお出かけで着て行くべきだと思ったんだ。や、やはり恥ずかしいな……!」
あの時俺と洋奈で悩み抜いたコーデを着て、犬黒さんはもじもじと気恥ずかしそうにしていた。
下を向きすぎてずり落ちそうになっている黒縁丸メガネはレンズが入っていない、いわゆる伊達メガネだ。
何か言ってあげな、と洋奈が視線を送ってくる。女の子の褒め方なんてわからんぞ。ええい、やるしか。
「やっぱり凄く似合ってるよ。悩み抜いた甲斐があるというか……洋奈も手伝ってくれたしな。いい感じだ」
咄嗟に「いい感じ」を使って詰まった言葉から脱出する。洋奈審議官は今の褒め言葉に微妙な感じだが、初めてにしてはやる方だと思わないか。
「そ、そうか……! うむ、よかった……!」
「だから言ったじゃん晴乃ちゃん。今回の旅行絶対それ着ていこうって♪」
知らない間にそんな話がされていたのか。
俺の疑り深すぎだと思うが、偽装結婚作戦といい、今回の犬黒さんの服装といい、やけに洋奈は俺と犬黒さんとの仲を取り持とうとする。普通、他の同性が近づいてくるのは嫉妬しないのだろうか。俺としては別に嬉しくないわけではないが、洋奈自身はどう思っているのか。それが不思議で仕方ない。
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恋金石という皿状の石が、どうやらかなりのマイナーパワースポットとして認知されているらしい。
ローマのトレビの泉よろしく、背面でコインを投げて入ると願い事が叶うとされる場所だ。
恋金の名前の通り、恋愛運と金運の願い事が叶うとされ、そのオカルト性を確かめるために、ちょっとやってみようということで来てみた。
「なになに……『恋人と一緒に来た際は、一緒に投げることで願い事がより叶いやすくなります』……? 恋人同士なら恋愛運の部分いらなくね?」
それなら縁結びとかにするべきだろ。いや、金運だけ欲しいカップルとか来るのかな。随分欲深いカップルだ。
「無粋なこと言わないのー。ね、二人ともこっち来て」
「私は……いい。君たちはやはり……そういう関係、なのか?」
「そだよー♪ ね、だーりん♡」
「……いいから、やるぞ」
「照れちゃってさー♪」
なんか犬黒さん黙っちゃったじゃないか。いや大体何が原因か予想はつくけど。自惚れと思われたくないから言わない。
お手洗いに行くそうで、俺と洋奈は二人きりになる。せっかくだから彼女の狙いを聞くことにしよう、そう思って切り出そうとした時、洋奈は口を開いた。
「ね、晴乃ちゃんのことどう思う?」
「……恋愛運のパワースポットで他の同性の話題出すか?」
「いいじゃん。富めるものの義務っていうか、正妻の余裕? 側室候補を気にかけるのは普通っしょ?」
「側室候補? 誰が?」
「晴乃ちゃんだよ? 犬黒晴乃ちゃん。まさか、アタシ一人だけ娶るわけじゃないしさ」
もはや俺と洋奈の婚約は決定事項なのか。むしろ臨むところだが、もっと段階とか踏まないのか。
「ふふ、今『なんで婚約が決定してるんだ』って顔したね? 洋奈ちゃんエスパーだからわかっちゃう」
「……そんなに顔に出てたか?」
「うん、バレバレ」
洋奈はそっと手を絡めてくる。ここには誰もいないのでする必要はないが、俺も確かに手を繋ぎたいと思った。
「ほら、アタシって一身上の都合で婚前交渉お断りって感じじゃん? それじゃ大変だよねーってことで、君の有り余りすぎるスケベを分散できる人が必要でさ。言わばイケニエ?」
「……気を回さなくていいよ。俺が洋奈とするのを控えればいいんだろ? それで万事解決だ」
それを早く言ってくれればよかったのに。確かに性欲は有り余ってるが、その前に必要なのは愛情だ。愛情なくては性欲もしなしなと萎んでしまう。
「わかってないなー。今のご時世、君みたいな人間引っ張りだこだよ? ハニトラれて誰かに取られるより、友達に取ってもらった方がいいじゃん?」
「俺は洋奈が……! あだっ……!」
反射的に言い返そうとしたところに、彼女のデコピンが炸裂する。不意を食らって、言葉が押し止められた。
「一途なのは嬉しいけど、君はアタシを甘く見過ぎ。徹底的に囲んで、逃げられないようにするためには手段を選ばない。誰を抱いても、誰を愛してもいいし、私はそれを咎めない。だけどね」
怯んでいたところを彼女のしっとりした唇が重ねられる。
五秒間、時が止まった。
普段のキスが長すぎたから、少し短く感じる。呆然としていたのは最初の二秒だけで、残りの三秒で心を落ち着かせた。
「……ぷはっ。断言するよ? 最後はアタシが勝利する。あはっ、とんでもない女に捕まったもんだね?」
そう言って、一枚のコインを取り出す。後ろ向きに投げたそれは放物線を描き、恋金石の上に乗った。
洋奈「くどい! 最後にはこの洋奈ちゃんの横におればよい!」
晴乃の導入回なのに洋奈が主人公ですね……ナンデ?
薔薇峰凛花についてはごめんなさい。もう少し待っていただけると幸いです。(最近アンケートで凛花が伸びてきて焦る図)
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登場済みキャラで誰が好き?
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主人公
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白川洋奈
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薔薇峰凛花
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犬黒晴乃