※この作品はR-18です。

ひたすら都合のいいBLEACHハーレムもの   作:鷲羽ユスラ

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ルキアは姉の緋真を守るために身を挺すけど結局姉妹丼されて絶望してしまう話

「んっ、くぅっ♡♡ ぐっ、あ゛っ♡♡ ふっ、ふっ、ふぅっ♡♡ ひィっ、んあ゛っ♡♡」

 

 広い道場の中心で、一人の少女が組み伏せられている。

 四つん這いの状態で頭を下げさせられ、尻だけを高々と持ち上げられた姿勢。少女の両腕は片手で軽々と押さえつけられ、頭上の床に固定させられている。

 背後からの衝撃に何度も声を漏らし、歯を食い縛る少女。抵抗しようにも両腕の自由はなく、腰を片手でがっしりと握られた状態では体を引いて逃げることも叶わない。できるのは、早くこの時間が終わってくれと願うことばかりだった。

 

「ぐっ、ふぅっ♡♡ んんっ、ぃあ゛っ♡♡ きっ、貴様っ、いつまでっ♡♡ いつまでっ、腰をっ♡♡ 振るっ、つもりだっ♡♡ はっ、早くっ♡♡ 早くっ♡♡ 終わっ、らせろぉっ♡♡ お゛ぉ゛っ♡♡」

 

 少女――朽木ルキアは、勝手に喉を震わせる喘ぎを噛み殺しながら叫ぶ。熱く、艶の混じった低音ボイス。隠しきれない快楽の色は、ルキアに覆い被さり、しきりに腰を打ちつける男の嗜虐心に火をつけた。

 細い腰から手を放し、高々と掲げる。はだけた死覇装からまろびでるルキアの桃のような尻めがけ、男は手のひらを叩きつける。

 

「ほっお゛ぉ゛っっ!?♡♡」

 

 パシィンッ!♡♡ とハリのある音が道場内に響く。同時にルキアの唇から下品な嬌声が飛び出した。

 ニィ、と残虐に笑う男。羞恥心で顔を真っ赤に染めるルキア。とっさに声を荒らげようとする少女を、男は二度目の尻叩きで黙らせた。

 

「お゛っっ!?♡♡ お゛ん゛っ♡♡ ひぃ゛っ♡♡ あ゛ん゛っ♡♡」

 

 いや、反抗するルキアの口を嬌声で染め上げたと言うのが正しい。三度、四度五度と振るわれる男の手は、絶妙な匙加減でルキアの尻に赤い痕を残し、わずかな痛みと多大な快楽を与える。

 

「あ゛っ♡♡ やっ、やめろぉっ♡♡ しっ、尻をっ♡♡ 尻を叩くのやめろぉっ♡♡ お゛かしくな゛るっ♡♡ 痛みだけではないナニかがっ、私をっ♡♡ ほぉ゛っっ!?♡♡ ん゛ぉ゛っ♡♡ くっ、ひっ♡♡ あ゛ぁ゛っっ♡♡」

 

 ルキアの抵抗は無視された。男からすれば、ルキアは果実のようにうら若い柔尻を振って誘惑する一匹のメス。常日頃から堪え難い情動に駆られる男が見逃すはずもなく、片膝立ちになった男はルキアの狭い蜜壺を肉の杭で塞ぎ続けた。

 静かな道場内で嬌声と肉を叩きつける音だけが響く。パンパンッ♡♡ パンパンパンッッ♡♡ と速度を増す男の欲望に、ルキアの視界がチカチカと白く染まり始めた。

 

「あ゛っっ!?♡♡ クる゛っっ♡♡ なにかっ、大きいのっっ!?♡♡ とっ、とまれっ♡♡ 貴様っ、これ以上はっ!?♡♡

 

 ――――お゛ん゛っっ!?♡♡♡ お゛ォ゛っっ♡♡♡ ほぉ゛っっ♡♡♡ あ゛ぉ゛ん゛っっ♡♡♡

 

 クるっ♡♡♡ なにかっ♡♡♡ クる゛っっ♡♡♡ あ゛たま゛っ、真っ白にな゛ってっ♡♡ イ゛゛ッッッ――――♡♡♡」

 

 びくんっっ♡♡♡ とルキアの顔が跳ねる。首を仰け反らせて声なき絶叫を上げる少女は、キュウウウウゥゥゥゥッッッ♡♡♡ と膣内を強く締め上げる。

 震える白い喉。言葉を失った赤い口腔。ちろちろと小さな舌がうねり、見開かれた紫の目からは一筋の涙が落ちる。ぎゅうぅっ、と小さな足先が縮こまり、少女の体はガクガクと揺らぐ。

 ルキアの反応を一つ一つ楽しむように男は笑い、子宮口を押し潰さんばかりに肉棒を最奥へ突っ込んでいた。長くこの時間を楽しむように、愛おしそうにルキアの首筋を撫でる。

 やがて、ふつりと糸が切れたように、ルキアは力を失った。がくんと落ちる頭部を受け止めた男は、ずろろろろろっ……♡♡♡ と膣内を引っ掻き回しながら一物を引き抜き、ずっっっぽんっっっ♡♡♡ と一息に膣から飛び出させる。

 ぶるりと震えるルキアの柔尻。プシッ♡♡♡ ぷしャァあアっっ♡♡♡ と潮を噴いた少女の秘裂は、ぽっかりと男のモノの大きさに開いたまま、とろとろと愛液を垂れ流していた。

 

「はあっ、はあっ、はあっ――♡♡♡ ひっ、ィんっ♡♡♡」

 

 腕に顔を埋めてかろうじて呼吸するルキアは、頭を持ち上げられ顔に肉棒を叩きつけられる。ぺちんっ♡♡♡ と愛液まみれの一物で頬を張られたルキアは、息も絶え絶えになりながら声を絞り出した。

 

「はあっ、はあっ……!♡♡♡ 屈する、ものか……♡♡♡ 屈するっ、ものかっ……!♡♡♡ わたっ、私がっ……♡♡♡ 私がっ、守るのだっ……!♡♡♡ 必ずや、姉様(ねえさま)を……♡♡♡ 貴様の手から……!♡♡♡ 必ず……!♡♡♡」

 

 ルキアを支える、遠き日の誓い。星のように瞬き、茫洋とする視界の中、それだけをルキアは口にする。

 耳まで真っ赤になった顔。だらしなく開きよだれを垂らす唇。普段強い心を秘める紫色の瞳は白目を剥き、快楽の涙が溢れ出ている。

 そして、ちろちろ♡♡ れろれろ♡♡ と。少女の舌は無意識に、はしたなく男の肉棒を舐め回し、自らの純潔を奪った雄の象徴に媚びていた。

 

 

 

 

 ルキアはずっと、姉に守られながら生きてきた。

 西流魂街78地区“戌吊”。1から80の区画がある流魂街において、78とは最低のさらに下に位置する治安の悪い地区だった。

 寂れた街並み、表通りに横行する詐欺、強盗。一度裏に回ればそこは性欲を持て余した女たちの巣窟であり、日夜絶え間なく嬌声が響いている。

 そんな荒み切った掃き溜めのような場所で生まれたルキアを守ってくれたのは、実姉である緋真(ひさな)ただ一人だけだった。

 

 緋真は流魂街に似つかわしくない、静かでたおやかな人だ。日に焼けていない体は細く、触れれば壊れてしまうような危うさと儚さがあった。

 そんな緋真が、頼るアテもない流魂街の片隅で、赤ん坊のルキアを育てるのにどれほどの苦労をしただろう。想像を絶する困難の日々が、彼女に襲いかかっただろうに。

 緋真はルキアを決して見捨てず、その手で育て上げてくれたのだ。

 

 緋真は、ルキアの前では暗い顔をしなかった。目を離せば消えてしまうような儚さはあっても、現状を嘆き未来に絶望する暗澹とした思いは一欠片も抱いていなかった。

 ルキアには、それが眩しかった。おそらくは緋真よりもずっと早く、ずっと深く流魂街に順応したルキアにとって、緋真は太陽のように明るい、光そのものだったのだ。

 だからルキアは、緋真を守ろうと誓った。大きくなって、強くなって、たった一人の大切な姉が、安心して暮らしていける居場所を作ろうと心に決めた。

 そのために努力した。そのために生き抜いた。ルキアの体も、心も、命さえ、緋真のためにあるのだと信じていたから。

 

 …………それなのに。ある時、ルキアの前に突然現れた男は、あっという間に姉妹を連れ去り。

 王の座す瀞霊廷の内側で、緋真にすべてを与えてしまった。

 ルキアには、それが許せなかった。

 

 

 

 

 十三番隊隊舎の一角、修練場。

 晴れやかな青空の下、幾人もの死神が訓練を行っていた。

 その中には隊長羽織を翻す、黒髪の少女も混じっている。

 

「遅い! そんな剣では(ホロウ)を討ち取れんぞ!」

 

 木刀で弾き飛ばされた隊士に鋭い疾呼が飛ぶ。

 護廷十三隊十三番隊隊長、朽木ルキア。それが少女の肩書きだ。

 勝ち取った物ではない。それは与えられた物、目の前に落とされた物だ。ルキアは自身が隊長の器であると思っていないし、朽木の姓すら嫌っている。

 それでも責務があるのなら、為さねばならない。選んだ道に随するため、そして自らの目的のために、今日もルキアは鍛錬を続ける。

 

 男が現れたのは、その時だった。もう昼に差し掛かろうという頃合いにダラダラとやってきた男を、ルキアは憎しみを込めて睨みつける。

 

「貴様……! 何度言わせれば気が済むのだ! 遅刻、欠勤、無断外泊! いずれもまかりならんと散々口にしたにも関わらず、悪びれもせず現れるとは何事だ! 事の次第によっては斬刑も辞さんぞ!!」

 

 強い言葉を叩きつけるルキアに対し、男の反応は鈍いものだ。そっぽを向いて隠しもしないあくびを漏らす男を前に、ぷるぷると震えるルキアは紫の瞳をギラつかせた。

 

「あくまでも我を通すつもりか、痴れ者め……! もういい! 貴様ら、今日の訓練は中止とする! 各自、自己鍛錬に励むように! 以上だ!

 ……貴様はこちらに来い! ええい、抵抗しようとも無駄だ! 体に教え込んでやる!」

 

 大勢の前で喝破したルキアは、男の袖を引っ張って隊首室へ連行する。頭を低くしてそれを見守っていた女性隊士たちは、ヒソヒソと言葉を囁き合った。

 十三番隊隊長、朽木ルキアの厳しさは他隊にも轟くほどに有名だ。おそらくは二番隊隊長、砕蜂に並ぶであろう自他ともに厳しいルキアを畏れる隊士は数多い。

 しかしどこか強がっているような、背伸びをしている感じが可愛いと女性死神には評判だった。それに厳しいだけではなく、やりすぎだと判断すれば自省もするし、時に優しさを見せることもある。

 各隊長で人気投票を行うなら間違いなく上位に入るルキアの魅力を隊士たちは見抜いており、彼女らは間違いなく朽木ルキアを慕っていた。

 

 最も、本人は陰口を叩かれてると思っているし、認められていないという忸怩たる思いを常に抱えているのだが。敬愛する隊長とのすれ違いに気づかず、今日も隊士たちはルキアの話題で花を咲かせる。

 彼女たちは気づかない。護廷十三隊と呼ばれる組織に、男性死神など本来存在しないことを。

 瀞霊廷において男と呼ばれる存在はただ一人であるのは周知の事実であるのにも関わらず、一般隊士に男が混じっている現実に気づかない。

 

 そのように歪められた現実の中、隊首室へ籠もったルキアは――壁際に追い詰められ、男と熱烈な接吻を交わし合っていた。

 

「んんっ!♡ ふぅっ!♡ んっ、んっ!♡ むぅっ!♡」

 

 否、男に貪られていると言った方が正しいだろう。男の胸ぐらを押して抵抗の意志を見せるルキアは、しかし抱きすくめられ、顎を持ち上げられ、逃げることのできないまま好き勝手に唇を押しつけられる。

 ルキアの淡く小さな唇を蹂躙する男の舌。内部に侵入し、口内をくまなく舐め回し、ルキアの柔らかな舌を吸い上げる。されるがままのルキアは、男の目を見たくなくて瞳を閉じ、じっと耐える以外にどうしようもなかった。

 

「んっ、んっ!♡ んぅ――ぷはぁっ!♡ はあっ、はあっ、はあっ……!♡

 き、貴様……!♡ 我慢もできんのか、このケダモノめ……!♡ 好き勝手な接吻を繰り返しおって……!♡ これは愛する者と交わす秘事だと、何故分からぬ!♡」

 

 たっぷり十分も唇を貪られ、ようやく解放されたルキアは、息も絶え絶えに男を睨みつける。嗜虐の色をちらつかせながらただ笑うだけの男にゾクリとしたものを感じながら、ルキアは小さな手で男を押しのけようとした。

 

「この、離れよ……!♡ もう十分であろうが!♡ これ以上の辱めなど、受ける謂れはないぞ!♡」

 

 ルキアの反応を楽しむ男に鋭い口調で切り込むと、男は鼻で笑いながら言葉を返す。それにカッと頬が熱くなったルキアは、強い口調で否定した。

 

「きっ、期待などしておらぬッ!♡ 私はただ、姉様のために……!♡

 も、もういい!♡ さっさと失せろ、下郎め!♡ 今ならまだ、許してやる……だから早く――!?♡」

 

 そこでルキアの言葉は途切れた。遠慮なく襟首を掴んだ男が、ガバリとルキアの死覇装をはだけさせたからだ。

 露出する白陶のように白い肌。控えめな双丘の上で、ぷっくりと主張する二つの突起。

 接吻だけで反応していたのがありありと分かるルキアの体を見つめ、嘲笑する男の顔。そこから目を逸らし、恥辱で真っ赤になった表情を歪めるルキアは、脈絡のない言い訳を綴る。

 

「ち、違う……♡ これは、何かの間違いだ……♡ 貴様に、反応したわけでは……♡ そ、そうだ!♡ 私は先程まで、訓練に勤しんでいた!♡ これはそれで温まった体が勝手に反応しているだけで、他に理由は……きゃんっ!?♡♡」

 

 男はルキアの話など聞いていなかった。じっと桜色の乳首を見つめ、ベロリと舌なめずりをする。そのまま顔を落とした男は、遠慮なくルキアの乳首に吸いついた。

 

「あっ!?♡♡ う゛ぁっ!?♡♡ やぁっ!♡♡ やめっ、あ゛っ!♡♡」

 

 男の蛮行に驚く間もないルキアは、両腕に力を込めて必死に男の頭をどかそうとする。けれどそれでどうにかなる力の差ではなく、ルキアは男にされるがまま、乳首を吸われ、こねくり回される。

 

「あ゛んっ♡♡ あぁ゛っ♡♡ 乳首っ♡♡ 吸うっ、なぁっ♡♡ 摘まむのっ、やめっ♡♡ グリグリっ♡♡ ダメぇっ♡♡」

 

 声を抑えることなど考えられない。口を閉じてしまえばなけなしの抵抗もできないルキアは、嬌声を響かせながら必死に男に訴えかける。

 けれど無意味で、逆効果だ。興奮する男は乳房を飲み込まんばかりに吸い上げ、乳首をつねる力を強める。強い刺激に腰砕けになりそうになるルキアは、もう耐えることしかできなかった。

 

「ん゛っ、ふぅ゛っ♡♡ ひんっ、あぁ゛っ♡♡ 終われっ、早くっ♡♡ 終わってくれっ♡♡ あ゛ん゛っ♡♡」

 

 縋るように懇願するルキアの声に、男の行為はエスカレートする。頬を染め、唇を噛み、耐え忍ぶルキアは、乳首を甘噛みされた瞬間、一気に限界を迎えた。

 

「ん゛っっ、お゛っっ!?♡♡ イくっっ♡♡ 乳首イキっっ、クるっっ♡♡ お゛っっ、ほぉ゛っっ♡♡ オ゛゛――――♡♡♡」

 

 ビクンッッ♡♡ とルキアの体が跳ねた。内股になった足がガクガクと震え、感じ入るように目を閉じるルキアの眉間は絞られ、唇が強く噛み締められる。縮こまった手はぎゅうっ♡♡ と男の頭を抱きしめ、まるでもっとと催促しているかのようだった。

 それに応えるように男は乱暴な愛撫を再開する。悪態の一つも吐くことのできないルキアは、必死の思いで耐え忍び――数度の絶頂を果たした後、ようやく男に解放された。

 

「はっ……はっ……♡♡ ん゛ぁっ……ォ゛……♡♡」

 

 男に散々弄ばれ、充血した乳首がピンと張っている。歯型とキスマークに塗れた胸を外気にさらすルキアを満足そうに見下ろし、男は悠々とした足取りで隊首室から立ち去った。

 後に残されたのは、乱暴にされた少女一人。しばらくの間、嬌声混じりの甘い吐息を荒らげていたルキアは、やがて胸を隠すように抱きしめ、涙する。

 

「…………くそっ…………♡♡」

 

 屈辱に歪む紫の瞳には、確かな快楽が潜んでいた。

 

 

 

 

 男によって瀞霊廷に連れてこられたルキアと緋真の生活は一変した。

 屋敷を与えられた。上等な服を与えられた。お腹いっぱいの食事を与えられた。

 どれも流魂街にはないものだ。突然の変化についていけないルキアと緋真に、男は姓と貴族位を与えた。

 かつて五大貴族と呼ばれた一角、朽木。何千年も前に廃れた貴族の姓を男は復権させ、二人きりの姉妹に与えたのである。

 訳がわからなかった。男の目的もまるで不明だった。けれど考える時間はルキアに与えられなかった。

 男にすべてを与えられた数日後、緋真が倒れたからだ。

 

 医者に見てもらった結果、緋真は手遅れだと告げられた。

 ルキアは激高し、否定した。しかし原因が厳しい流魂街での生活であると知らされ、涙ながらに助けられないのかと懇願した。

 せめて一人であれば……そう口を滑らせる医者の言葉は続かない。しかしルキアには分かった。分かってしまった。

 緋真は自分を育てるために無理をして、ついに限界を超えてしまったのだと。

 

 ルキアは泣いた。泣いて、病床の緋真に縋りついて何度も謝罪した。ごめんなさい、ごめんなさいと泣くばかりのルキアを、緋真は優しく、儚い笑みで許すのみだった。

 ルキアは何もいらなかった。緋真さえ居てくれればそれで良かった。たった二人で埋めた孤独は、一人きりでは耐えられない。豪奢な屋敷も、綺麗な服も、贅沢な食事も、朽木の姓だって、何の慰めにもならなかった。

 

 ある時、ルキアはどうしてもっと早く助けてくれなかったのかと、理不尽な怒りを男にぶつけた。困ったように笑う男は、ならば緋真を救ってやろうと、軽々しく口にした。

 ルキアは瞋恚の怒りに震えた。けれど何もできなかった。それで緋真が助かるならと、藁にも縋る思いだった。

 間違いだったと、今では思う。必要以上に男と緋真を接触させてはならなかったと、ルキアはずっと後悔している。

 緋真の治療と目して、逢瀬を重ねる二人。優しく介抱する男と、儚げな笑みに密やかな蕾を揺らす緋真。

 それが花開く様を、ルキアはただ、見続けることしかできなかった。

 

 

 

 

「ん゛っ!♡♡ ん゛っ!♡♡ ん゛ぅっ!♡♡ ぇ゛っ♡♡」

 

 十三番隊隊舎内の廊下で、ルキアは男の一物をしゃぶっていた。

 事の発端は、いつも通り不真面目な男をルキアが叱りつけた直後。不機嫌そうな男に連れられ、人通りの少ない廊下に引っ張り込まれたルキアは、躊躇なく肉棒を取り出した男に咥えろと命じられた。

 大柄な男の股ぐらで天を衝かんばかりに勃起する雄の象徴。それに嫌悪感を露わにするルキアは怒り狂いながら断ろうとしたが、囁く男の言葉に抵抗の意志を折られた。

 重たい、緩慢な動きで男の前に跪くルキア。顔の前に堂々と差し出される一物からは、青臭い雄の匂いが猛々しく香る。顔をしかめるルキアは、けれど逃げ出すなんてできず。震える唇をためらいがちに開き、ちろりと舌を這い出させ舐め始める。

 

 ルキアにこういった経験はない。けれど男に命じられ、ルキアは張型で練習させられていた。男と同じ太さ、大きさの精巧な張型。最初にそれを受け取った時、こんなものを受け入れるのかとルキアは身震いした。

 それからずっと張型で、ルキアは奉仕の練習をさせられていた。教本に従い、あるいは指南役に呼び出され、知りたくもない情報と手練手管を詰め込まれた。

 今のルキアには、男の悦ばせ方がはっきりと分かる。本物を相手にするのは初めてだが、そう代わりはないだろうと――ぎこちない、もどかしい動きで奉仕に満たない児戯を行っていたルキアは、苛立つ男の手で喉奥まで肉棒を突っ込まれた。

 

「ごぇ゛っ、ぇ゛っ♡♡ おごっ、おげぇっ♡♡」

 

 ぐっぽ♡♡ ぐっぽ♡♡ と下劣な音と共に、強制的に空気を吐き出さされるルキアの下品な声が鳴る。張型でさえ口に含むまでしかしてないのに、喉奥まで蹂躙する熱く滾った一物は、容赦なくルキアを窒息させようとする。

 辛い、苦しい、死が近づいてくる。そのはずなのに感じるのは、胎の奥底まで響く快楽。窒息しかけながら凄まじい快楽で顔を真っ赤にするルキアは、一際強く喉奥を貫かれ――絶頂。

 

 どぶっ♡♡♡ びゅるるっ♡♡♡ びゅくっ、どぴゅうっ♡♡♡

 

「オ゛……ごぇ……♡♡ んォ゛……ゴボ……♡♡」

 

 糸に引っ張られるように跳ね上がるルキアの腰に比例して、熱い精液の濁流が胃に流し込まれる。強制的に飲まされるルキアは、心身ともに昇天しかける。

 それは男が一物を引き抜いたことで未然に防がれた。ぜひゅぜひゅと呼吸に喘ぐルキアの唇と男の一物は、何重にも絡み合った唾液の糸で繋がっている。

 意識が飛びかかっているルキアの頭を掴み、唾液が絡んだ肉棒を擦りつけて綺麗にしろと指示する男。ルキアは朦朧としたまま、快楽の赴くままに一物に舌を乗せ、奉仕した。

 

「…………っ、…………もう、十分だろう……♡♡ さっさと放せ、外道め……♡♡」

 

 しばらくの間、盛りのついたメス犬のように肉棒を舐っていたルキアは、意識をはっきりと取り戻すと同時に、自分がしていた行為に羞恥心が湧き上がり、肉棒から顔を背ける。

 男はそれを笑って許した。けれどルキアが立ち去ることは許さなかった。ふらふらと立ち上がるルキアに男はそっと顔を近づけ、耳に息が当たる距離で囁く。

 

「っ……そんなこと、できる訳が……♡♡」

 

 視線を逸らして拒否するルキアに、男は殺し文句を謳う。羞恥を堪え、目を閉じて眉間を寄せるルキアは――男の前で仁王立ちになり、袴をまくり上げる。

 そこには処女とは思えないほどドロドロになった女陰が、どうしようもなく男を求めていた。

 

「くうっ、ぅっ…………も、もう良いだろう……!♡♡ 私は、戻――あ゛ん゛っ!?♡♡」

 

 ぐっしょり♡♡ 蜜を垂らす秘部を男は優しく指で撫でる。それだけで膝から崩れそうになるほどの快楽を与えられるルキアは、男に支えられ、囁かれながら耐え忍ぶ。

 

「っ……か、感じてなど、いない……!♡♡ これはただの、生理現象だ……!♡♡ き、貴様が、貴様が好き勝手に……お、おチンポ様♡♡ で、乱暴するから……!♡♡ だから、股が勝手に熱くなっただけ……お゛っ、お゛んっっ!♡♡ んお゛っっ!?♡♡」

 

 ルキアの言い訳にもなってない言い訳を聞きながら、男は楽しそうに指を動かす。クチュッ……ヌチュッ……♡♡ と優しく、あやすように秘裂を弄る男は、可愛らしく膨れた陰核をそっと親指で押し潰す。

 

「お゛っっ♡♡ イくっっ♡♡ 瞬間アクメっ、クるっっ♡♡」

 

 覚えさせられた淫語を口走りながら、ルキアは絶頂する。少女の体に負担をかける連続絶頂を男は楽しみ、雄を求めて脈動するルキアの女陰からそっと手を引いた。

 ドロリ……♡♡ と大量の愛液に濡れた指。それをルキアの口に無理矢理突っ込み、男はグチュグチュ♡♡ 口内を掻き回し、舌を引っ張り出す。涙ながらに啼くルキアの嬌声をたっぷり楽しんだ男は、指を引き抜き、満足そうに立ち去った。

 

「ァ゛……――♡♡」

 

 残されたルキアはふっと力が抜け、その場にへたり込む。茫洋とする意識の中、自分の指を口に入れて男の行為を再現しようとしていたルキアは、ハッと我に帰り、恥辱に震えながら死覇装を着直す。

 そのまま隊首室まで歩くルキア。道中すれ違う女性隊士は黄色い声で挨拶し、ルキアは表面上はいつも通りに対応した。子鹿のように震える足を必死に奮い立たせながら、足早に隊首室まで辿り着くルキア。

 戸を閉めた瞬間、壁によりかかり、縋りつくようにルキアは崩れ落ちる。そのまま静かに泣いていた少女は、次の瞬間、決意を秘めた眦を決した。

 

 

 

 

 緋真は日に日に回復した。可憐な花が咲き誇るように美しくなった。

 ルキアは素直に喜べなかった。緋真が回復したのは素直に嬉しかったが、男の側で見たことのない笑顔を見せる緋真を見るのはひどく心苦しかった。

 これで良かったのか。何かを間違えてはいやしないか。堂々巡りの思考に追い込まれたルキアは、ある時ふと、男と総隊長が会話している場に出くわす。

 ルキアはとっさに隠れた。男の顔など見たくなかったからだ。しかし男を避けて立ち去るのも嫌だった。自然と会話に耳を傾けることになったルキアは、総隊長のある一言に思考を停止させる。

 

『――……それで、旦那様。緋真様はいつ孕ませるご予定なのですか?』

 

 男が立ち去った後、ルキアは護廷十三隊総隊長、卯ノ花烈に詰め寄った。どういうことだと、孕ませるとは何だと、私たちを拾ったのはまさか――――

 卯ノ花は痛ましいものを見る目でルキアを見つめた。何も気づいていなかった少女に(かぶり)を振って、卯ノ花は真実を伝えた。

 直後、ルキアは駆け出し。男の背に追いついたルキアは、あらん限りの罵詈雑言を吐いたのだ。

 騙していたのかと。姉様を裏切ったのかと。すべて貴様の欲望のためかと。

 男の顔に、常日頃の困ったような笑みは浮かんでいなかった。緋真に向ける、優しそうな笑顔もなかった。ただ醒めた瞳でルキアを見下ろす男は、醜悪に顔を歪め、ルキアの言葉のすべてを肯定した。

 その上で、ルキアには何もできないと、懇切丁寧に説明した。暴れるルキアを取り押さえ、子供に言い聞かせるように、緋真が男の子種で孕むことは避けられないのだと言い放った。

 

 その時の男の顔を、ルキアは生涯忘れないだろう。堂々と緋真を産む機械だと宣言する、男の醜悪で下卑た顔を。

 この先どんなことがあろうとも、ルキアは男に対する憎悪を絶やさないだろう。男から離れれば遠からず緋真は儚くなると、残酷な事実を突きつける男を許さないだろう。

 だから、ルキアは。

 ルキアは、一つだけ手があると嘯く男の言葉を聞いて。

 聞いて、憤怒で顔を歪め、結局は何もできなくて。

 

 ルキアは。

 『朽木』ルキアは――愛する姉の代わりに、自分が孕むと、そう宣言する他なかった。

 

 

 

 

 道場の格子窓から、夕暮れの光が差し込んでいる。

 道場に足を踏み入れる男に背を向けるルキアは、ゆっくりと振り返り、真剣を抜き放った。

 『袖白雪(そでのしらゆき)』――ルキアの魂の精髄を写し取った斬魄刀の名前である。

 

「――貴様に、決闘を申し込む」

 

 最も美しいと称される『袖白雪』を手に、ルキアは確と柄を握る。

 

「私が勝てば、姉様を『お役目』から解放しろ。姉様がずっと幸福に生きていられるよう、最善を尽くせ」

 

 負けた時の条件を、ルキアは言わなかった。言う必要がなかったからだ。ただ全身全霊を込めて、目の前の男に――世界の王に挑もうとしている。

 男に連れられたあの日から、ルキアはずっと研鑽を積んできた。緋真を守るため、緋真を救うため、死に物狂いで努力した。

 卍解すら修得している今の私ならば、あるいは。一矢であろうと王の喉元に届くやもしれない。

 いや、届かせるのだ。すべては、親愛なるただ一人の姉を救うために。

 全霊を振り絞り、王に挑んだルキアは――

 

「ォ゛……んォ゛……♡♡♡ ほぉ゛、ォ゛……お゛……♡♡♡」

 

 ――手も足も出ずに敗れ、その場であっけなく処女を散らされた。

 

 子宮を殴りつけるような腰の動きを止め、男はふと格子窓を見る。

 夕刻より始まったルキアとの戦闘、敗北レイプ。一度では飽き足らず、体位を変えて何度もルキアを犯していた男は、すっかり外が暗くなり、夜空に月が浮かんでいるのを確認する。

 ふう、と一息ついた男は、名残惜しそうに一物を引き抜いた。それだけでルキアの腰がガクガクと跳ね、軽く絶頂するのだが、そんなこと男には関係ない。

 ルキアの蜜にじっとりと濡れた肉棒。吐精には至らなかったため、白濁とした色合いはない。あるのは何度も潮を噴いたルキアの足元に広がる愛液の海だけだ。

 それを見つめ、そのままでは忍びないと男は朦朧とするルキアを抱き上げ後始末をする。絵画が塗り替わるように一瞬でその場を清潔にした男は、夢心地になりながらも姉を守ると呟き続けるルキアを横抱きに、男の私室へと向かう。

 道中すれ違う隊士たちは何も言わない。男とルキアの存在に気づきもしない。そのように世界を狀造(かたちづく)っている男は、私室に用意させた布団の上にそっとルキアを寝かせる。

 

 緋真と同じように整えられた黒髪。幼気でありながら端正な顔立ち。小柄であるものの、今まで味わってきた女たちに劣らぬ肉の味。

 ルキアの横に添い寝する男は、寝息を立てる少女を微笑ましそうに眺めながら、サラサラと指通りの良い髪を撫でる。そうしていると、不意にルキアのまぶたが開かれ。

 ぼおっと天井を見つめていた少女は、すぐ隣の男に気づいて数秒、猫のように跳ね上がって壁際まで逃げ出した。

 

「きき、貴様!? いい、一体何のつもりだ!?」

 

 バクバクと弾ける心臓の鼓動を押さえつけながらルキアは叫ぶ。朽木家の当主姉妹、峻厳たる十三番隊隊長と畏れられるルキアの評判に似つかわしくない、生娘のような反応だ。

 しかし男は、ルキアがもう生娘でないのだと知っている。他ならぬこの手でそうした男はニヤリと笑い、布団から起き上がってルキアに近づいた。

 とっさに体を抱きしめるルキア。頭上から降る男の影に身を竦ませ、なぜか熱を持つ頬を切り捨てて強く睨み返す。それすらも心地良さそうに笑う男は、優しくルキアに覆い被さり、耳元で囁いた。

 

「……? 覚えているか、だと……? 一体何の……――!!」

 

 瞬間、走馬灯のようにルキアは思い出す。男に挑んだこと、敗れたこと、その場で強姦されたこと。絶対に入らないと思っていた男の欲望を受け止め、何度も何度も絶頂したこと。

 ぶるりと体を震わせ、身を固くするルキアは、ややあって諦めたように力を抜いた。小さな顎を持ち上げ覗き見る男の目には、憔悴し諦めた(ルキア)の顔が写っている。

 

「……そうか……私は貴様に、敗れたのか……ならばもう良い、好きにしろ……ただ姉様は、姉様だけは――などと言う資格も、今の私にはないのだろうな……」

 

 ルキアは敗者だ。すべてを懸けて王と呼ばれる理に挑み、あっけなく敗退した負け犬だ。

 弱者は、世界を受け入れるしかない。どうあるべきかなどと、語る口も持たないルキアは、神妙に沙汰を待つ。

 しかし男は、ルキアを裁かなかった。それどころか褒め称え、ルキアの要求を受け入れるとまでのたまった。目を白黒させるルキアを前に、男は優しく微笑む。その顔に何か薄暗いものを感じながらも、何も言えぬままルキアは解放された。

 緋真の待つ屋敷へと帰る、小柄な少女。それを見送る男は、欲望の詰まった目でほくそ笑んでいた。

 

 

 

 

「――ただいま帰りました、姉様」

 

 朽木家の屋敷に帰参したルキアは、真っ先に緋真の部屋へ向かい挨拶する。「お帰りなさい、ルキア」と快く迎えてくれた緋真は、相変わらず儚い。

 顔色は悪くない。体調もいつもよりずっと良さそうだ。何よりもほころぶように咲くその笑顔が、男の(おとな)いがあった事実を示している。

 それに一瞬だけ暗い顔をするルキアは「どうしたの?」と首を傾げる緋真に無理に作った笑顔を向けた。「何でもありません、姉様」――そう答えるルキアの笑みは、触れれば崩れ去りそうなほど痛々しかった。

 そっと目を伏せる緋真は、何事もなかったかのように妹との歓談を楽しむ。無駄に広い屋敷の、お世辞にも広いとは言えない一室で交わされる、慎ましやかな会話。今のルキアにはそれだけが、唯一の癒しであり、拠り所だった。

 

「――そうだ、ルキア。今日は一緒に寝ましょうか」

「……え?」

 

 食事を終え、夜が更けり、蝋燭の明かりを消して寝ようかというタイミングで、緋真は唐突にそんなことを口にした。

 突然の提案に戸惑いを覚えるルキアだったが、愛しい姉の望みなら否はない。元気に返事をするルキアは、コロコロと笑う緋真をつれて寝室に向かい、一組の布団を敷いて一緒に横になった。

 

 障子越しの月明かりだけが頼りの暗い夜。布団の上で寄り添う姉妹は、互いの手をぎゅっと握る。

 

「ふふ……こうして一緒に寝るなんて何時ぶりかしら」

「さあ……覚えておりませぬ」

「あら、そう? 小さい頃のルキアはいつも、一緒に寝てってせがんでたのに」

「姉様、昔の話は……」

「ぎゅって私に抱きついて、絶対に離れない困ったちゃんだったわね。何度か粗相もしちゃったりして」

「ね、姉様!」

「なぁに? ルキア」

「…………その……恥ずかしいです……」

「ふふふ、可愛いわね、ルキア」

 

 緋真のたおやかな手がそっとルキアの頬を撫でる。穏やかな表情で受け入れるルキアは、この幸福を噛み締めた。

 願わくばずっと、緋真が安心して暮らしていけますように。もはやそう願うことしかできないルキアにふっと影が降りる。

 それは、いつの間にかルキアの上に移動した緋真の影だった。

 

「……本当に、可愛らしい子……♡ ルキア……♡」

「姉様……? んっ!?♡」

 

 姉の行動に疑問符を浮かべるルキアは、それが解消される間もなく緋真に唇を塞がれる。

 驚愕するルキア。目を閉じて唇を重ねる緋真。小鳥がついばむような接吻を繰り返す緋真は、やがてちろりと舌を出してルキアの口腔に侵入を試みる。

 ルキアは抵抗できなかった。いや、抵抗しなかった。何せ相手は愛する姉だ。そういった意味でも愛していたルキアに否はない。

 心に引っかかるものがあるとすればそれは、男の手で穢されてしまったルキアにその資格があるかどうかだが……緋真とのキスに夢中になるルキアは、そんな下らない思考を彼方へと追いやる。

 

「ちゅっ♡ ちゅっ♡ んっ、ちゅぅっ♡ ルキア、ルキア……♡」

「んっ♡ んんっ♡ ちろっ、ちゅっ♡ 姉様、姉様ぁ……♡」

 

 お互いを呼び、舌を絡め合う二人。夜の帳の中、血の繋がった相手と倒錯的な行為に耽る姉妹は、段々と行き交う唇の交合を激しくする。

 互いを吸い合う音が、静かな夜に消えていく。しばしの間、夢中になって唇を貪り合っていた二人は、絡んだ舌をそっと離し、見つめ合う。

 息の上がったルキアの鼓動。とろりとトロけた緋真の表情。似通った顔の、血を分かつ家族である姉妹は、互いの熱い吐息を混じり合わせ、大気へと溶かしていく。

 

「ふふ……ルキア……♡ 本当に大きくなったわね……♡ 思わず、食べちゃいたいくらいに……♡」

「ね、姉様……♡」

「ねえ、ルキア♡ 貴女は気づいていた?♡ 私がずぅっと、こんなコトをしたがっていたって……♡」

「姉様、私は……♡」

「しー……何も言わないで♡ 貴女が私を受け入れてくれるのなら……♡ 今はただ、私の思うがままにさせて……♡ 私の妹……可愛いルキア……♡♡」

 

 ルキアと同じ紫の瞳を細め、ぺろりと赤い舌をちら見せする緋真に、ルキアはごくりと喉を鳴らした。あの男とはまったく違う、ゾクゾクと背筋を駆ける甘い情動。

 熱くなった体を冷ますように息を荒げるルキアは、しばしの沈黙の後、こくりと、小さくうなずいた。声なき喜声を上げる緋真は、たおやかな、しかしドロリとした情欲をもってルキアの肌を滑る手で、優しい愛撫を開始する。

 

「んっ……あっ……♡♡ んっ……んんっ……♡♡ 姉様……姉様……♡♡」

 

 緋真の手つきは柔らかかった。乱暴で無遠慮なあの男と違って、絹のようにルキアを扱い、密やかに快楽を引き出していく。

 唇を啄まれ、耳を舐められ、乳房を咥えられ、その度に嬌声を上げるルキア。しきりに姉を呼べば、安心感を与えるように優しくキスをしてくれる。

 ルキアは幸福だった。夢か何かかと思ってしまうくらい、ふわふわとした感覚に身を委ねていた。無意識に手を伸ばし、緋真の体をまさぐっても、姉は優しく許してくれる。

 布団の上で柔らかに絡み合う姉妹。段々と寝間着をはだけさせる二人は、行為をエスカレートさせていく。

 不意に、緋真の手がルキアの太ももを撫ぜた。ビクリと、過剰に反応するルキアは、熱の籠もった目で緋真の様子を伺う。

 楽しそうに、愛おしそうに目を細める緋真。鏡写しのように赤く染まった顔を月明かりにさらす緋真は、そっとルキアに囁く。

 

「ね、ルキア……♡♡ 足、広げて……?♡♡」

「っ!♡♡ ね、姉様……それ、は……♡♡」

「私の言うコト、聞けない……?♡♡」

「……い、いいえ……♡♡」

 

 こくりと小さくうなずいたルキアは、緩慢な動作で足に力を込める。さわさわと太ももを撫でる緋真の手を感じながら、羞恥で顔を真っ赤に染めるルキアは、意を決して限界まで足を広げた。

 もはや寝間着の役割を果たさない、腰の辺りを覆うだけの布の間から、トロトロと蜜を零すルキアの秘裂が垣間見える。

 そこへ指を這わせた緋真は、心底愛おしそうに微笑んだ。

 

「あらあら……♡♡ もう、こんなに濡らしているのね……♡♡ ルキアったら、はしたない子……♡♡」

「い、言わないでください、姉様……♡♡」

 

 悦楽の色を深める緋真の視線から逃れるようにルキアは顔を逸らす。それに可愛らしいと心の底から思いながら、緋真は愛撫を再開する。

 

「あっ♡♡ あんっ♡♡ んんっ♡♡ んあっ♡♡」

 

 緋真が秘部を弄り始めると、目に見えてルキアの反応が激化した。女の子の、細く頼りない指であっても、ルキアには十分すぎる刺激であったらしい。

 クチュクチュ♡♡ ヌチュヌチュ♡♡ 指を秘裂に沈め、軽い抜き差しを繰り返すと、それだけでルキアの腰が跳ねる。感じていると明らかに分かる反応に、緋真の指の動きは段々と速くなった。

 

「あっ!♡♡ ああっ!♡♡ んあっ!♡♡ あ゛んっ!♡♡

 ね、姉様♡♡ 姉様♡♡ 私は、私は、もう♡♡ ――――あ゛っ!?♡♡」

 

 加速する刺激に身を委ね、いよいよというその時に、緋真は勢いよく指を引き抜く。それでギリギリ、絶頂できなかったルキアは、どうしてと訴えかけるように緋真を見つめる。

 そして、あらん限りに目を見開き。ルキアはぎょっとした表情で固まった。

 

「……このままイかせてあげるのもいいけれど……♡♡ やっぱり、あの人の形を感じながらが一番よね……♡♡」

「ね、姉様っ!?♡♡ それを、どこでっ……!?♡♡」

 

 にっこりと可憐に微笑む緋真。その手にいつの間にか収まっていたのは、あの男の一物と同じ形をした張型であった。

 

「ルキア……♡♡ 私が何も知らないとでも思っていたの……?♡♡ あの人から、全部聞いているわ……♡♡ 貴女があの人と、何をしていたのか……♡♡♡」

「ご、誤解です!?♡♡ 私と奴は、そのような関係では、決して……!♡♡」

「良いのよ♡♡♡ 隠さなくても♡♡♡ だって貴女……楽しんでいたでしょう?♡♡♡」

「っ!?♡♡ それは、違――――お゛ほぉ゛ぉ゛おおおおっっっ!?♡♡♡」

 

 緋真の言葉を否定しようとしたルキアは、少女の口から解き放ってはいけない下品な声を響かせた。張型をルキアの秘裂に押し当てた緋真が、一気に最奥まで押し込んだからだ。

 一切の抵抗なく受け入れるルキアの秘部。みっちり♡♡♡ 広がった膣内は、限界以上に拡張して張型を収めようとしている。ぼこぉっ!♡♡♡ と張型の形に膨れたルキアの下腹部がその証明だった。

 

「すごいわ、ルキア……♡♡♡ こんなにあっさり飲み込むなんて……♡♡♡ やっぱり一度、あの人に抱かれたら、完全に手籠めにされてしまうのね……♡♡♡」

「ほぉ゛っっ、オ゛ッ!?♡♡♡ ねっ、姉様っ!♡♡♡ 姉゛様゛っ!♡♡♡ ぬ、抜いてっ!♡♡♡ 抜いっ、お゛ァ゛ァ゛あああ~~~っ!?♡♡♡」

「分かっているわ、ルキア♡♡♡ 抜いて、挿して♡♡♡ 抜いて、挿して……♡♡♡ たぁっぷり、楽しみましょう?♡♡♡」

「お゛~~~っ!?♡♡♡ オ゛ん゛っ!♡♡♡ ほぉ゛~~~っ!♡♡♡ お゛っほォ゛っ!?♡♡♡ オ゛~~~っ!♡♡♡ あ゛ォ゛ん゛っ!♡♡♡ あ゛゛~~~っっ!♡♡♡」

 

 先っぽから根本まで、長いストロークが繰り返される。ずるずると引き抜き、一気に突く。大きな嬌声を繰り返すばかりの、快楽の海に追いやられるルキアの顔を、緋真は情欲の混じった笑みで見つめていた。

 

「あら……もう少しかしら♡♡♡ ルキア、そろそろイきそう?♡♡♡」

「お゛っ!♡♡♡ イぐっ!♡♡♡ イギま゛すっ!♡♡♡ 姉様っ!♡♡♡」

「ふふふ……♡♡♡ それじゃあ、トドメ、刺しちゃうわね……♡♡♡」

「お゛゛っっ!?♡♡♡ お゛ぉ゛ぉ゛おおお~~~っっ!?♡♡♡」

 

 ゆっくりと、腟内をえぐりながら、張型が引き抜かれる。そして先端をぴったり♡♡♡ ルキアの秘部の入口にくっつかせた緋真は、情欲で瞳をトロかせ――押印。

 ルキアの子宮に焼印を刻むように、一番奥まで張型を突っ込む。その瞬間、ルキアの視界がチカチカと瞬き、少女は絶頂した。

 

「お゛っほお゛ぉ゛ぉ゛おおおおお~~~~~っっ!!♡♡♡」

 

 はしたなく打ち上がる下品な嬌声。限界まで唇を広げ舌を飛び出させるルキアの顔。膝を立てて跳ね上がった腰はガクガクと震え、ぷしィっ!♡♡♡ ぷしゃあぁぁああっ!♡♡♡ と愛液が潮となり、布団を熱く濡らしていった。

 

「……♡♡♡ 綺麗よ、ルキア……♡♡♡ 貴女いま、すごく幸せそう……♡♡♡」

「はっ……へぇ゛っ……!♡♡♡ ォ゛……ひっ……!♡♡♡ ん゛へぇ゛っ……!♡♡♡」

 

 緋真の声が届いているのかいないのか、ルキアは絶頂の余韻に浸っていた。よだれと涙を零す真っ赤に染まった表情には、快楽にトロけた情動が浮かんでいる。

 そんなあられもない姿をさらすルキアの頭を、緋真はそっと抱きしめた。愛おしそうに、赤子をあやすように、髪を撫でて落ち着かせる。

 ……長い時間が過ぎた頃、ルキアはようやく理性を取り戻した。敬愛する姉の前ではしたなく快楽に耽っていたルキアは、羞恥を隠すように緋真の胸に顔を埋める。

 

「ふふふ……♡♡♡ 可愛かったわよ?♡♡♡ ルキア……♡♡♡」

「っ……ち、違うのです、姉様……♡♡♡ これは、その……姉様だから……♡♡♡ 姉様だから、恥を晒してしまっただけで……♡♡♡」

「あら、そうなの?♡♡♡ それじゃあ、あの人に抱かれても、ルキアは感じない?♡♡♡」

「そっ、その通りです、姉様!♡♡♡ 私は、あの男になど屈しません!♡♡♡」

「そう……♡♡♡ それじゃあ――本番、いってみましょうか♡♡♡」

「え――ひっっ!?♡♡♡」

 

 ルキアが疑問に思う間もなく、突如としてルキアの足が何者かに掴まれる。がっ! と強く膝を握られ、股を広げたまま固定されたルキアは、いつの間にか緋真の背後にいる男に驚倒した。

 

「なあっ!?♡♡♡ なぜ、貴様がここにっ!?♡♡♡」

「あらあら♡♡♡ おかしなことを言うわね、ルキア♡♡♡ ここは、旦那様の箱庭……♡♡♡ ドコでナニをシていようと、把握されるのは当然なのよ?♡♡♡」

「ねっ、姉様っ!?♡♡♡ 何をっ!?♡♡♡」

 

 起き上がって男に抵抗しようとしたルキアを、緋真が優しく押し倒す。先程の絶頂で力が入らないルキアは、病弱な姉の細い力にも逆らえない。

 そもそも下手に抵抗して緋真に怪我をさせたら一大事だ。無抵抗を余儀なくされたルキアは、せめても、声を張り上げる。

 

「ね、姉様!♡♡♡ その男は危険です!♡♡♡ 姉様に見せた優しさなど、見せかけのまやかし!♡♡♡ 本性は泥のように腐った下郎です!♡♡♡」

「――ええ、知っているわ♡♡♡」

「えっ……?♡♡♡」

「ルキア……私はすべてを知らされていたの……♡♡♡ 旦那様が私たちを連れてきた理由も、貴女がそれを許さなかったことも……♡♡♡ だから私は、旦那様と交渉した……♡♡♡

 ルキア……貴女が旦那様を受け入れて、精を放つまで絶頂しなければ……♡♡♡ 私たちは、解放されるのよ……♡♡♡」

「っっ!?♡♡♡」

 

 緋真の言うことが分からず、混乱するルキアに、妖しく微笑む姉は毒を流し込むように囁く。

 

「今日、この日、私と貴女が旦那様に孕まされるのはすでに決まっていたことなの……♡♡♡ けれど旦那様は、私を守ろうとする貴女の意志を汲んで、勝負を受けてくれたわ……♡♡♡

 貴女が、旦那様のおチンポ様で絶頂しなければ、私たちの勝ち……♡♡♡ 一度でも絶頂してしまえば、私たちの負け……♡♡♡ これは、そういう勝負なのよ……♡♡♡」

「そ、そんなことっ!?♡♡♡」

「分かるわ、ルキア……♡♡♡ 散々旦那様に弄ばれた貴女には、勝算なんてないわよね……♡♡♡

 ――でも、私は信じているわ……♡♡♡ 貴女が必ず、旦那様に打ち勝ってくれるって……♡♡♡」

「姉、様……!♡♡♡」

 

 葛藤するルキアに、緋真は熱い吐息を吹きかける。

 

「ねえ、ルキア♡♡♡ 私を守って……♡♡♡ 私を助けて……♡♡♡ 旦那様の手から、貴女が、私を救ってくれるって……♡♡♡ 信じているから……♡♡♡」

「…………っ、…………!♡♡♡ 分かり、ました……!♡♡♡」

 

 強烈な葛藤を経て、首を縦に振ったルキアは、キッと男を睨みつける。

 

「来るなら来い、外道……!♡♡♡ 絶対に後悔させてや――お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛おおお~~~~~っっ!?♡♡♡」

 

 ルキアが口上を言い切る前に、男はチンポを突っ込んだ。小さな入口をこじ開け、狭い膣内を屹立した欲望で蹂躙され、ルキアは一瞬で頂天に押し上げられる。

 

「大丈夫よ、ルキア……♡♡♡ 貴女が『イった♡♡♡』って言わない限り、負けじゃないから……♡♡♡」

「ほっ、ほっ、ほお゛っ!?♡♡♡ お゛っ、お゛ぅっ!♡♡♡ お゛っほォ゛っ!♡♡♡」

 

 緋真の声が届いているかいないのか、首を仰け反らせ荒い呼気を繰り返すルキアを眺め、男は注挿を開始する。

 どちゅんっ!♡♡♡ ばちゅんっ!♡♡♡ と張型とは比べ物にならない生の感触がルキアに襲いかかった。グツグツと煮え滾る脈動、岩のように硬い肉の棒。お前が合わせろと言わんばかりに膣壁を押し広げる自分勝手なチンポに、ルキアの思考は迷走する。

 

(むっ、無理だぁっ!?♡♡♡ こんなの無理だぁっ!?♡♡♡ チンポ♡♡♡ おチンポ様♡♡♡ 強すぎるっ!?♡♡♡

 あ゛あ゛っ!♡♡♡ イくっ♡♡♡ またイぎゅっ♡♡♡ おマンコ♡♡♡ おチンポ様で殴られてイ゛ぐっ♡♡♡ イ゛゛――――♡♡♡)

 

「お゛ぉ゛っ♡♡♡ お゛へぇ゛っ♡♡♡ あ゛ぇ゛っ♡♡♡ あ゛はぁ゛っ♡♡♡」

「ルキア……♡♡♡ イってしまったの……?♡♡♡」

「イ゛ってな゛い゛っ!♡♡♡ イ゛ってな゛っ、あ゛へぁ゛はあ゛ぁ゛ぁ゛あああっ!?♡♡♡」

「信じてるわ、ルキア……♡♡♡ 頑張って……♡♡♡」

 

 ぎゅっ♡♡♡ と優しく握られる手を半ば無意識に握り返して、ルキアは必死に快楽に耐える。白目を剥き、歯を食い縛りながら、イってない、絶頂していないと意味も分からず繰り返す。

 そんなルキアに寄り添う緋真の、淫靡な微笑は美しかった。自分のために強がり、痩せ我慢をする妹が心底愛おしいと言うように、緋真はうっとりした表情でルキアの頬を撫で続ける。

 

「ルキア……♡♡♡ 私を守って……♡♡♡」

「ほぉ゛っ♡♡♡ ほへぇ゛っ♡♡♡ お゛ん゛っ♡♡♡ お゛ほぉ゛っ♡♡♡」

「ルキア……♡♡♡ 私を助けて……♡♡♡」

「あ゛ん゛っ♡♡♡ あ゛ォ゛ん゛っ♡♡♡ 無゛理゛っ♡♡♡ イ゛っっ♡♡♡」

「負けちゃダメ……♡♡♡ 頑張って……♡♡♡ 負けたら私、犯されちゃう……♡♡♡」

「はあ゛っ♡♡♡ はあ゛っ♡♡♡ イ゛ってな゛い゛っ♡♡♡ イ゛ってな゛っ♡♡♡」

「その調子よ……♡♡♡ イかないで……♡♡♡ イっちゃダメ……♡♡♡」

「無理っ、無理無理ぃっ♡♡♡ もう無理っ♡♡♡ ダメっ♡♡♡ お願いっ、や゛め゛っ♡♡♡」

「頑張れ……♡♡♡ 頑張れ……♡♡♡ 頑張れ♡♡♡ 頑張れ♡♡♡」

「イ゛ぐっ♡♡♡ イ゛っぢゃう゛っ♡♡♡ や゛だっ♡♡♡ 負゛げだぐな゛い゛っ♡♡♡ 負゛けたぐな゛っ♡♡♡」

「――――イけ♡♡♡」

「~~~~~~~~っっっ!?♡♡♡♡♡」

 

 甘く優しい声で囁かれた瞬間、ルキアはついに決壊した。

 

「お゛ぉ゛っ!?♡♡♡ ほぉ゛お゛っ!?♡♡♡ イぎゅっ♡♡♡ イぎま゛すっ♡♡♡ 敗北アクメクる゛っ♡♡♡ メス堕ちする゛っ♡♡♡

 イ゛ぐっ♡♡♡ イ゛ぐっ♡♡♡ イ゛――――お゛゛っっっ♡♡♡」

 

 ぼびゅうっ♡♡♡ びゅるるぅっ♡♡♡ びゅくっ、びゅくんっ♡♡♡ ぶぼっ、ぼばぁっ♡♡♡ どぷっ、どぷぷっ♡♡♡ どびゅうううううぅぅぅ~~~~…………♡♡♡

 

「ォ゛……ほォ゛……♡♡♡ んォ゛、お゛……♡♡♡ お゛ォ゛……♡♡♡」

 

 ルキアの絶頂宣言と同時に、男は容赦なく射精した。焼けるような大量の精液が子宮に流し込まれ、ルキアは極上の快楽に叩き込まれる。

 小さな子宮に叩きつけられるザーメン。男の欲望が詰まった、女を殺す媚毒の体液。それが子宮に溢れ返り、逆流し、マンコから大量に零れ出る。

 同時に、ぷしっ♡♡♡ ぷしゃあっ♡♡♡ とルキアは潮を噴き出した。白く濁った精液と混ざる愛液は、ドロドロの塊になって布団に広がる。

 子宮の内側では、とっくに卵子がザーメンに食い荒らされ、着床していた。

 

「あーぁ……♡♡♡ イっちゃった……♡♡♡」

 

 快楽に溶けた朧気な思考の中、ルキアはそんな声を聞いた。白目を剥くルキアを見下ろすのは、妖しく微笑み、発情する緋真。

 

「さあ、旦那様……♡♡♡ 妹は、ルキアは、貴方様に敗れてしまいました……♡♡♡ どうか私にも、旦那様のお情けを、くださいませ……♡♡♡」

 

 はらりと寝間着を取り払い、緋真はルキアの上で男に尻を向ける。妹が眼前で鬼畜レイプされたというのに、緋真はそれで発情していた。

 トロトロと愛液を零す緋真の姉マンコ。ルキアの妹マンコからチンポを引き抜いた男は、ニヤリと嗜虐的に笑いながら、緋真のマンコにチンポをあてがう。

 

「あっ♡♡♡ やっと、私も――あ゛ん゛っ♡♡♡」

 

 一瞬で、緋真の処女は散らされた。そのままケダモノのように緋真に覆い被さる男を、涙を流しながらレイプ目でルキアは眺める。

 そんなルキアの頬に手を伸ばし、男に犯される緋真は、淫猥に微笑んだ。

 

「大丈夫よっ、ルキアっ♡♡♡ 私っ、貴女と一緒になれて嬉しいのっ♡♡♡」

「……」

「私っ、幸せだからっ♡♡♡ 旦那様のろりおなほ妻になれて嬉しいからっ♡♡♡ だからルキアもっ、喜んでっ♡♡♡」

「……」

「――一緒に、幸せになりましょう?♡♡♡ ねぇ、ルキア――♡♡♡」

「……」

「あんっ♡♡♡ あはぁっ♡♡♡ 旦那様っ♡♡♡ 旦那様ぁっ♡♡♡」

 

 男による凌辱の宴は続く。ルキアも、緋真も、入れ替わり立ち代わり、何度も何度も犯され、膣内に射精される。

 

 ――翌朝。白濁の海に沈み、快楽で気絶した二人の姉妹を、朝日が無情に照らしていた。

 

 

 

 

「…………」

 

 数日後。総隊長に余暇を言い渡されたルキアは、身重の体を休めていた。

 隊舎内に生える千年樹、その根本にある長椅子に腰掛けるルキアに、近づいていく影がある。

 

「……ああ。貴様か……」

 

 現れたのは、ルキアの部下だった男だった。今回の余興に満足したのか、再び王の地位に戻った男を、ルキアは気怠い目つきで見つめる。

 目元に目立つ深い隈。憔悴し、絶望に身を委ねるルキアの側に、男は平気で腰掛けた。

 

「……姉様は、喜んでおられたよ……貴様の種で孕めて嬉しいと、それはもう、いたいけな少女のように……」

 

 肩を抱き寄せ、膨らんだ腹をさする男に、ぽつりぽつりとルキアは話す。男が聞いていてもいなくても、どうでもいい。もう自分と、緋真の運命は、決まってしまったのだから。

 

「……姉様と一緒に、出産させると聞いた……その後、すぐに犯すとも……本当に、貴様は鬼畜だ……真の外道だ……なのに、この気持ちは、なんだろうな……」

 

 自分を抱き寄せる男の肩に頭を乗せるルキアは、うっそりと男を見上げる。表面上は優しげに、瞳の奥に嗜虐の獣を飼う男に、ルキアはそっと囁いた。

 

「……私は、貴様を許さない……必ずや、復讐してくれる……だから――」

 

 私の側から、いなくなってくれるな。

 

 姉の変容に耐えきれず、心が崩れかけ、男への復讐心に依存するしかなくなったルキアは、頬に一筋の涙を零す。

 それを拭い、顔を近づける男は、無抵抗に受け入れるルキアに優しいキスを落とすのだった。

 




次回、バンビエッタの身内売り編。

アンケを取ります。作者は男性キャラの女体化が好きで、性的な目で見れますが、読者の皆様がそうであるか分かりません。
なので女体化は有りか無しかをアンケで決めます。有りなら作者は自分の性癖を優先し、無しなら書かないです。
※ジゼル・ジュエルは竿役のTSビームを食らって女体化確定しているので書きます。

男性キャラの女体化とエロは

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