※この作品はR-18です。

寝取られる黒狼の牙   作:ハルカ

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強い女ほど堕ちるシーンが良い


陥落する雌剣士

“ぐぽッ♡ じょぽ♡ れろれろ♡ じゅぞ♡ れる♡ じゅる♡ じゅぞぞぞ♡ ぢゅぷ♡ ずろろろろぉ♡“

 

ギレーヌとリョウマの二人だけになった部屋に響くのは、彼女が突き出された肉棒を貪る音だけだった。愛の言葉を囁く気も、今さら同意を求める気も二人には無い。

彼女は頂点に達した疼きを解消してしまうため、彼は煽られた性欲を発散させるため、互いを道具として使っているに過ぎない。

 

少なくともギレーヌはそう思っている。

 

「んちゅ♡ ぷはぁ♡ くそ、なんだこれ♡ これじゃ、棒じゃなくて槍だな♡ くさいし♡ じゅる♡ あつい♡ じゅろろ♡」

「……そんなに、臭いのか?」

 

ベッドに座り、されるがままになっていたリョウマが呟く。肉棒を扱かれ、しゃぶられる快感は果てしないものだが、こう何度も臭いだ何だと言われてしまえば贅沢な悩みだが気にしてしまう。

幹を手で扱き、舌を這わせているギレーヌは、すねたような彼を見て笑みを浮かべた。娼館で彼女やゼニスほどの美女を買うとなれば、年単位で金貨をため続けなければ触ることも許されないだろう。

 

「じゅぷっ♡ れろぉ♡ お前ってやつは♡」

 

だと言うのに、肉棒が臭いと言われた程度で不安になるなど、おかしすぎる。だがそんな彼を見ているとゼニスが彼に言っていた言葉が似合っていることが分かった。

口下手で寡黙、ストイックな強さを持っているのに、変なところだけは気にしいで真面目なのだ。

 

「可愛いなぁ♡」

 

“にゅちゅ♡ しゅく♡ ちゅくちゅく♡ しこしこ♡ じゅる♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡ ぶりゅりゅ♡“

 

ガサツで粗暴な彼女では考えられない、相手を労い尽くすような手淫にリョウマは身を震わせる。鈴口から流れてくる我慢汁、カウパーの色は精液かと思うほどに濃く、ハッハッ♡と息を荒らげたギレーヌは亀頭を再びしゃぶった。

 

「んれぁ♡ ああ、だせ♡ ザーメン♡ こだね♡ んく♡ ずるるぅ♡ のどおく♡ 犯して、みろぉ♡」

 

喉の奥まで突き刺さった肉棒に、ざらつきのある舌を絡みつかせ吸い上げる。ゼニスを手玉に取り、快楽の虜として堕とした雄を自分が快楽に堕としている。そんな優越感に浸りながら、深いフェラチオ、イラマチオをしたとき、肉棒がビクリと喉奥で跳ねた。

 

“どぷっ♡ がぼっ♡ びゅるるる♡ どびゅ♡ ごぶっ♡“

 

「おぼぉ♡ ん、お゛ぇ♡ ったく、出しすぎだ♡ 溺れさせる気、か……」

 

ギレーヌは勢いよく射精された精液を、なんとかすべて飲み込んだ。喉を通り、胃の中に重くのしかかる熱さは、直接子宮付近に降りていく。

肉棒から口を離して溜息を吐くが、すぐに軽口も言えなくなった。

 

「お、まえ♡ もう、こんな、に♡」

 

とんでもない量を吐き出したはずなのに、すぐさま回復したリョウマの肉棒。カリ高で、血管が浮き出ており、亀頭も張り出ている。雄の臭いは強さを増し、どこまでもギレーヌの中で眠っていた雌を掻き立てる。ハッハッ♡とネコ科の獣族であるはずなのに、犬のような息が漏れ出る。

 

立ち上がったギレーヌがリョウマをベッドに押し倒す。衝撃にベッドが軋むが、そんなことを気にするよりも先に肉棒が彼女の腹を叩いた。横になっていても硬く直立しているそれは、下腹部を通り越して臍まで届く長さを持っていた。

これを膣に欲しい。後のこともゼニスの思惑もどうだっていい。まずは時期を無視して発情した身体をなんとか鎮めることの方が先だ。

 

「ん♡ い、いな♡ おまえは、動くな♡ ハッハッ♡ 私が、全部、やるからな♡」

 

クチュリ、と膣口に亀頭をあてがう。今のギレーヌが着ているのは破れて穴が開いたブーメランパンツに、硬くなった乳首で押し上げられたレザービキニのみ。ジャケットもズボンも脱ぎ捨て、筋肉が美しくついた身体を隠すものは無い。

パウロや他の冒険者たちからは筋肉ダルマなどと侮辱されているが、彼女の努力の結晶は、間違いなく。

 

「綺麗だ……」

「な、お前、なにいって♡ へぁん♡」

 

突然の言葉に動揺していたのか、亀頭だけを咥えたままでバランスを取っていたギレーヌが体勢をおとしてしまう。蹲踞をしながら慣らそうとしていたというのに、一気に子宮の奥まで突き上げられてしまった。

 

“どっちゅん♡♡“

 

「っか♡ は、あ”あ”ぁ♡」

 

ギレーヌの膣は、体格に見合わず浅い。だからパウロの肉棒も満足に入らなかったし、中途半端に押し上げられて不快だった。

だが今は違う。降りていた浅い子宮は、奥の奥まで押し上げられ、脳みそにまで届くほどの硬さと長さを持っている。太く圧迫された膣内は彼女の意思に関係なく肉棒を締め付け、身じろぎ一つで快楽を電気のように流し込んできた。

 

“ずるる♡ ばちゅん♡“

 

「は~♡ は~♡ へ、へんな、ことを♡ おぅ゛♡ いう、なぁ♡」

 

黙らせようと腰を持ち上げるが、すぐに刺激によって落下させてしまう。浅い動きでは絶頂することなどできないが、未知の快感に耐えきれず動くことなどできなかった。痛みならばいい。いくらでも耐えることが出来る。しかし、自分から快楽を求めることなどギレーヌにはできなかった。

 

「すこし、触れるぞ」

「は、んぅ♡ ちょ、ちょっとまっ♡」

 

自分が最も気持ちの良い場所に当てれるのが騎乗位だが、満遍なく極上の快楽に苛まれているため探すことすらできない。

そのまま動かなくなった彼女を見かねたのか、リョウマは跨った彼女の巨尻を掴む。ゼニスとは違い女性的な柔らかさには乏しいが、しなやかな筋肉の心地よい弾力は比べ物にならなかった。

 

“ぐちゅっ♡ ばちゅん♡ パンパンパン♡“

 

「お゛♡ んぐ♡ う、ごく、なぁ♡ やめ、やめろぉ♡」

「おまえは、文句ばかりだな」

 

突き上げられる肉棒を遮ることなどできない。もう奥に受け入れてしまっているのだから。突かれ、押し上げられ子宮を犯される快感に身を捩る。逃げようとしても、尻を掴まれていては行き場所などない。

あくまで冷静なリョウマの口調に腹も立ったが、それよりもずっと与えられる快楽に溺れてしまう方が簡単で、心地よかった。

 

「あ゛♡ お゛ふっ♡ い、く♡ イっ、たぁ♡」

 

何度かの突き上げでギレーヌが仰け反り、痙攣を起こした。膣口から潮を噴き、だらしなく口を開けてしまった彼女の尻に起きた異変にリョウマは気が付いた。

指が沈むような柔らかさが生まれたのだ。

筋肉が付いていると言っても、ずっと硬くなっているわけではない。気が緩めば、脱力すれば、硬直していた筋肉も柔らかくなる。

しなやかに鍛えられた尻を揉み、反発してくる感触を楽しむ。

 

「お、まえ♡ うごくなって♡ んぅっ♡ しり、もむなぁ♡」

 

身じろぎしながら文句を言い、自分の思う通りに展開を進めようとしているが、小刻みに動かされる肉棒に対抗する術をギレーヌは持っていない。歯を喰いしばり、腰を上下させてみてもリョウマを愉しませるだけだ。

こうなったら、と恐れていたことをする。

 

“ずるるるるぅ♡ ずちゅん♡ ばちゅり♡ パンパン♡ どちゅ♡ ぐっちゅん♡“

 

「お゛♡ あ゛♡ んはぁ♡ く、そぉ♡」

 

今までのように遠慮がちなものではなく、限界まで持ち上げた尻をリョウマの肉棒に叩きつける。これで互いに快楽を与える状況へと変わっていくが、達したばかりのギレーヌの方が当然ながら分が悪い。尻が降りてくるときに肉棒が突き上げられ、逃げようとすればその尻を捏ねられながら抑えられる。

 

“ずぷぅっ♡ ごり♡ ぞり♡ ずりずりぃ♡ パンパン♡ ぬぷ♡ ぼちゅぼちゅ♡“

 

「だ、めだ♡ お゛、ふっ♡ おく、ついて♡ あたま、おかしく、なるぅ♡ あ゛ぅん♡ お゛お゛お゛♡ とま、れぇ♡ とま゛れぇ♡」

 

何度目かの絶頂。リョウマは上半身を起こし、痙攣したギレーヌを横向きで倒した。立場が逆転し、しなやかに伸びた褐色の足を片方抱えられる。後側位の体勢では女性側に動く権利は無い。

ここに来て主導権をリョウマに握られては、ハッキリと理解するしかない。

 

「射精すぞ。受け止めろ」

「んお゛ぅ♡ いま、はぁ♡ だしたら、だめだ♡ すこ、しまて♡ なかには、だめ♡ んれぁ♡ ちゅる♡じゅずず♡ れろれろ♡ んぷぅ♡」

 

背中越しのキスはゼニスがされていたことだ。思い描いていた物と同等では止まらない。下と上から来る過剰なまでの快楽は想像を絶する。逃げたくても足を抱えていない方の手で頭を押さえられ、舌で上から貪られるしかない。

 

膣を押し上げ、舌を啜り、そしてついに子宮口とキスをした亀頭が震えた。

 

“どびゅるるるる♡ どびゅ♡ ずくん♡ ぐりぐり♡ びゅる♡ ぼちゅ♡ びゅくびゅく♡ ごりゅ♡“

 

「お゛お゛♡ あ、づい♡ しきゅう、つぶして♡ ひぐっ♡ おごぉ♡ んっお゛お゛ぉぉお゛お゛♡ 」

「逃げるな。大丈夫だ」

 

褐色にテカる太腿と、我慢汁と受け止め切れなかった精液で白い模様を作った尻に指を食い込ませると。ギレーヌを抑えて子宮を突き上げる。何度かの痙攣の後、グッタリとした彼女を離したリョウマは、突き刺した肉棒をようやく引き抜く。

 

“ぢゅぷ♡ ぢゅぷるる♡ ぶぽん♡“

 

「んあ♡ あ゛、あ゛ぁ……♡ ま、だぁ♡ のご、ってる♡」

 

何も大丈夫ではないのに、なぜか精液は残っていることに充足感を得ているギレーヌ。顔を赤らめ、頭の中では肉棒から与えられた快楽を反芻し、そしてリョウマから言われた言葉を噛み締めていた。

 

綺麗。

 

そんなことを言われたのは初めてで、一瞬だけバカにされているのかと訝しんだ。だが相手はリョウマだ。ふざけた冗談を言う男ではない。心の底から、筋肉ダルマと馬鹿にされ続けたギレーヌを綺麗といったのだ。

 

(ん♡ だめ、だ♡ これ、いじょう♡ かんがえ、るな♡)

 

四つん這いになりながらベッドの上を移動する。休憩しなけば冗談抜きでイき殺されてしまう。剣王とまで呼ばれた彼女が腹上死など、何年にもわたって笑い話にされてしまうだろう。しかも情欲と共に生まれた謎の感情。払拭するためにも落ち着かなくては。

 

「おい、イったばかりで動くと危ないぞ」

 

息を整えたリョウマが、四つん這いで動くギレーヌへと声をかけた。だが制止を聞くような彼女ではない。

 

「おい、ギレーヌ」

「んにゃあ゛ぁぁあ゛♡」

 

仕方なく臀部から生えた尻尾を掴み引き止めると、彼女の身体がビクリ♡ と跳ね上がり猫のような叫び声をあげた。モフリとした尻尾は中に芯があり、掌で弄べばまるでそれに操られているかのようにギレーヌの身体がビクビク♡と反応する。

 

「お、まえぇ♡ し、っぽは♡ ほんとう、にぃ♡」

「……す、すまん」

 

これは後々になって分かったことなのだが、獣族の中でもデドルディア族の尻尾はかなり敏感な造りをしているらしく、油断している時に触れられると今のような刺激に襲われてしまうのだ。

甘く息を切らしながら脱力したギレーヌは、這いずる体力もなくし尻を突き上げるような体勢になっている。膣口からは尻尾を弄られたせいか、注がれた精液と流れた愛液が混ざって太腿に垂れていく。

 

(ああ、まったく♡ なさけないが、もう、むりだ♡)

 

主導権を握っていると思っていた。二度の射精もギレーヌが誘発したもので、好きな時に止めればいいと思い込まされていた。だがそれは違う。最初のイラマチオでも喉を使われ、二度目の膣内射精でも逃げ場を全て潰された。

 

力でねじ伏せれば問題はないと思っていても、自慢の筋肉は敗北を認めて戦士ではなく雌の身体へと変貌している。いや、きっとこれが正しい姿なのだ。

ゼニスとリョウマの交尾を見たときから。三日前に彼の雄臭を嗅いだ時から。はたまた彼と初めて会ったとある高難易度の依頼で、その勇姿に見惚れてしまってから

 

ギレーヌ・デドルディアは、リョウマという雄に完膚なきまでに屈服している。

 

「ギレーヌ。大丈夫か。どこかに異常が」

「うる、さい♡ はぁ……♡ お前は、なんで♡ んく♡ 変なところで鈍感なんだ♡」

 

怒っているはずなのに、甘ったるい声しか出てこない。リョウマに媚びを売るような声しか漏れ出ない。

それは身体も同じだった。四つん這いの体勢を保ちながら、褐色肌の巨尻を尻尾とセットで左右に振っている。

雄を誘い、子種を限界まで搾り取るための動き。尻たぶに指を食い込ませて引っ張ると、ヒクヒク♡と疼いている膣口が見えた。

 

「来い……♡ もっと♡ おまえのチンポで、私のマンコかき回せぇ♡ 種付けしろぉ♡ あともどり、出来なくなるくらい、堕としてくれぇ♡」

 

ハメてください。交尾してください。私をあなたの雌に迎えてください。

 

ギレーヌのような野性的な美女からの敗北宣言を聞いて黙っていられる男は、きっと同性愛者か玉無しだ。そう言い切るかの如く、射精を終えて萎えたままだった肉棒がそそり立つ。

バチンッと音を立てながらリョウマの腹を叩くほどの勢いに、尻を振りながらギレーヌは生唾を飲み、膣を濡らした。

 

「悪いが、加減は出来ないぞ」

「んにゃあ゛♡ お゛、まええ♡ んぎゅ♡ おっふぅ♡」

 

短く言ったリョウマが、揺れている尻尾を再び掴む。もうコツは覚えたようで、捩じり引っ張り、ギレーヌと共に弄ぶ。性感帯をしっかりとらえたようで、喘ぎ声を漏らしながら身体をよじっている。

もう片方の手でギレーヌが触れていない尻たぶを掴み、横に引っ張るとよりハッキリと膣口を拝むことが出来る。

 

“くちゅ♡ ちゅぷっ♡ どっちゅん♡ “

 

「っ……♡ ふ、っといぃ♡ あ゛♡ んぎゅ♡ いぎゅ♡ これがぁ♡ ほんものの、こうびぃ♡ おほぉ♡」

 

締め付けながら上下左右に腰を振るギレーヌは、きっとこの世で最も淫らな雌犬だ。猫系の獣族だと言うのに、従順で忠実なところは犬以外の何物でもない。そんな彼女の尻は大きく、捏ねても揉んでも飽きることは無い。綺麗な褐色の肌は、腰を打ち付ければ衝撃で波打っていく。

 

“どちゅん♡ ぐりゅ♡ パン♡ ばちゅん♡ ぎゅちゅちゅ♡ ごりゅ♡ パンパンパン♡“

 

「あ゛っ……♡ おっふぅ♡ ひぅっ♡ そこ、はぁ♡ ちがっ♡ あっ♡ おっ♡ お゛お゛んぅ♡」

 

毛の処理が甘い尻穴を弄れば、さらに締め付けは強くなった。

パウロが使いながらも、浅くキツイ、誰も受け入れなかった頃の膣穴はもうここには無い。

この短時間で、リョウマの巨大な肉棒専用に作り替えられているのだ。尻穴に手を入れ、尻尾を手繰ることで互いの刺激を強くすれば、ギレーヌの喘ぎ声は野太いものへと変わっていき、安物のベッドが大きな音を立てながら軋んでいく。

 

“ぐちゅ♡ ぐりゅりゅりゅ♡ ずちゅん♡ ずちゅん♡ パンパン♡ ぐりゅ♡ ぐりゅりゅりゅ♡“

 

「ッ、射精すぞ、ギレーヌ」

「お゛♡ ほぉ♡ き、てくれ♡ おまえの、チンポでぇ♡ パウロじゃ気持ち悪かった、とこまでぇ♡ チンポしゃぶったしぎゅう♡ めちゃくちゃにぃ♡」

 

ゼニスとの性行為は、正に恋人同士で行うような淫靡な儀式だ。キスをし、互いの肉棒と秘部を興奮させ、性欲を煽り合いながら激しく絡み合う。そこには本能と揺れ動く理性があり、誘惑するだけの余裕がある。二人の関係は、対等だ。

 

だが今のギレーヌと行っているのは交尾だ。儀式でもなければ誘惑も無い。情欲を煽り、器となった彼女に選択権は無く、肉棒を受け入れ、締め上げ、そうして放たれる子種で孕むという役割を始まった瞬間から与えられている。圧倒的に下にいるのが、雌だ。

 

それでいい。ギレーヌは雌になることを選んだ。真の強者にのみ靡き、股を開いて情欲を煽る気高い雌になることを。そして彼女にとっての真の強者は、目の前にいるリョウマだ。

 

“びゅる♡ ぶびゅっ♡ びゅるるる♡ どく♡ どく♡“

 

「あ゛あ゛ぁ……♡ イ、ぐ♡ んぼぉ♡ ちんぽ、はねて♡ おぅん♡」

 

“どびゅん♡ じゅく♡ びゅく♡ びゅく♡ どぷっ♡ びゅ~びゅ~♡“

 

「せい、えきぃ♡ なかで、あばれて♡ はぁ♡ んぅ♡ かん、ぜんに、くっぷくしてる♡」

 

肉棒を抜いたリョウマは、目にかかった前髪をかき上げた。汗で濡れて邪魔だったのだろう。快楽に濡れた瞳を向けてくるギレーヌに、未だ尽きない欲望を抱く。

そんな彼の、飼い主の言わんとしていることに気が付かないほど、彼女はバカでは無かった。

 

「いいぞ、リョウマ♡ わたしの、身体♡ 余すところなく、使ってくれ♡」

 

     **********

 

結局、夜通し交尾を繰り返したギレーヌは、受け止めすぎた精液で妊娠しているような状態になり、パウロとの話し合いを終えたゼニスの助けを経て帰宅した。着ていた服も自慰行為の時に破いてしまったため、丁度いいと言えば丁度良かったかも知れない。

 

「そ、それでだな。リョウマとゼニスは、その……なんで、あんな関係に?」

 

ギレーヌが疑った店主の酒場で、リョウマとゼニスを含めた三人は話し合いをしていた。彼女が屈服してから一日がたち、少しは冷静になったのだろう。あの日のように発情し、理性を失う素振りは見えない。

 

「えっとね……どこから説明した方がいいかな?」

「そうだな……任せる」

 

投げやりな返答をするリョウマに苦笑いをしながら、ゼニスはどうしてこうなったのかを話し始めた。

始まりはとある冒険者たちがゼニスの酒に入れた媚薬の原液だった。B~C級で構成された一団で、彼らは全員が恋人をとある男に奪われたと言う経緯で手を組んでいた。

 

「おい待て。まさかその男というのは……」

 

視線がリョウマへといく。あんなことのあった後だ。疑ってしまうのも無理は無いが、だとしたらゼニスが狙われる理由が思いつかない。リョウマも視線に気が付き、首を横に振っている。恋人を寝取られた男たちがゼニスを狙う理由。

 

「パウロだ。あいつが彼らの女に手を出した」

 

ギレーヌは頭が痛くなった。その冒険者たちも正面から文句を言うか、立ち向かえばいいものをとも考えるが、腐ってもS級。勝てないと見込んだのだろう。

話が続く。

十倍に薄めて使うはずの原液を大量に摂取してしまった二人は、私生活や夜の営みで溜まっていたパウロへの不満を発散するかのように激しく交わった。

 

「ギンギンになった絶倫チンポでね♡ 朝になるまで子宮のなか犯されちゃって♡ この人が私の番なんだって教えこまれちゃった♡」

 

頬を赤く染め、舌でペロリと唇を舐めるゼニス。何て顔をしているのか。だがギレーヌはそれを咎めることは出来ない。彼との交尾を思い出してしまうだけで膣口は湿り、受け入れる準備をしてしまうのは、彼女も同じだからだ。

そうして媚薬の効果が切れるまで交わった二人は、話し合い、何も無かったことにした。だがリョウマを失った数日間、地獄のような日々を送ったゼニスは、冒険者たちと同じ手段に出た。

 

調達した強力な媚薬に、避妊作用と精力増強作用を加算させた、ゼニス特性の媚薬だ。あと一回だけ。あと一回だけ満足する性行為ができればこれまでの友人に戻る。そんな思惑で一服盛った彼女は、もう後戻りできないほどの快楽に身を委ねることになった。

パウロでは満足させることは出来ないゼニスの雌の部分を明らかにし、堕としつくされた。一晩中に渡り抜かれることの無かった肉棒のせいで、いまでは彼専用の膣になっている。

忘れることが出来ないならば、心も身体もリョウマの元にあるのならば、もう逃げ出すことは出来ない。

 

「あ、でもね。パウロを嫌いになったわけじゃないんだよ? 彼への感情は増えても無いし、減ってもいないの。ただ、なんていうか。別格な雄に出会っちゃって♡ これまで以上の快感を、その人がくれるって分かったら、ねえ♡」

 

クスリと笑うゼニスの、発情し切った顔。きっとギレーヌも同じことを考えていただろう。今まで経験していた雄が、実はたいしたことのない弱小で、人間的にも性的にも魅力的な雄が出てきてしまったら、惹かれないわけにはいかない。

そうして生まれたのが、二人の間で交わされた契約だ。

 

一つ、表向きは今まで通り過ごす。

一つ、どちらかの性欲が溜まったとき、指定された場所で行為をする。これには両者の同意が必要。

一つ、避妊薬を用いての行為を心掛け、出来ない場合、女性側は二日以内にパウロと行為をする。

一つ、もし第三者をこの関係に加える場合、両者の同意が必要である。

 

説明された契約内容に、ギレーヌはゴクリと口の中にたまっていた生唾を呑んだ。もっとも気になったのは四つ目の項目だ。もしも同意が得られれば、彼女もこの契約に加わっていいのだろうか。もし誘われれば、彼女も加わりたいと言っていいのだろうか。

 

「それでね、ギレーヌ。あなたはどうする?」

「わ、私は、その……」

 

意地悪な質問に、珍しくギレーヌも口を濁してしまう。酒を飲んで酔っ払い、勢いに任せて加わってしまうという選択肢もあったが、今回に限りそれは違うと判断した。

尻尾を左右に揺らしながら考えていると、ふと鎧を着たままのリョウマが視界に入る。説明をゼニスに任せていた彼だが、じっとギレーヌを見て決断を待っていた。

 

「お前は、どうなんだ。ゼニスのことを、どう」

 

こんなことを聞いてどうする。いったいどんな答えを期待しているのだ。ゼニスがリョウマに対して最上級の愛情を向けているのは、視線や態度、発する言葉から理解できる。不貞を働いているのは確かだが、それも背徳感を煽るスパイスとなっているのだろう。

ではリョウマは、彼女に対してどんな感情を向けているのだろうか。

 

「俺は、ゼニスを好ましく思っている。話していれば楽しい。隣にいれば安心する。交われば際限なく興奮できる。きっと、俺はゼニスのことを犯し尽くしたいくらいには愛している、と思う」

「っ、そ、そうなのか……なら、私がいたら……」

 

直球な愛の告白にゼニスは顔を赤らめながら酒で誤魔化し、対照的にギレーヌはショックを受けたように乾いた笑いを零す。二人の間に入り込むことなどできない。この契約に割り込むことなどできはしない。ただ、綺麗だと言われた思い出を胸に、発情期になったらパウロ程度の男と交わるような筋肉ダルマに戻ればいい。

そう思い立ち上がろうとした時だ。

 

「だがギレーヌ。それはお前に対しても同じだ」

「は……?」

「俺は、お前の筋肉質な身体も綺麗だと思うし、自己の強い性格も好ましい。その強さを手に入れた努力も尊敬に値する。出来ることならば、俺はまたお前と交わりたいと思っている」

 

だから、お前が契約に入ってくれると嬉しい、と兜を取った瞳で、真っすぐ言ってきた。なんとも欲望に塗れた台詞だったが、彼にとってのそれは愛の告白と取っても間違いはなく、そうだと言うことをこの場にいる二人は分かっていた。

 

「私もいいと思うよ。今さらパウロとじゃ満足できないと思うし、満足した演技もできないでしょ?」

「そ、それは、その、そうだが……」

 

顔を赤らめ、視線を泳がしながら迷っているギレーヌ。あと一押しすれば簡単に落ちるだろうが、リョウマが無理強いすることは無い。彼女の意思を尊重しているのだが、このままでは後にも先にも進めない。

軽く笑みを浮かべたゼニスは、それに♡ と身を乗り出してギレーヌの耳元で囁いた。

 

「リョウマ、私が飲ませた薬のせいでね♡ もともと絶倫チンポだったのに強化されちゃって♡ わたし一人じゃ、身体がもたないかもなんだよ♡」

 

嘘だった。リョウマの精力は元から化け物級で、薬の効果など殆ど受け付けていない。身体がもたなくなっても、壊れるまで彼を受け入れる自信もあった。だがこうでも言わないと、ギレーヌは決断できない。そんな中で友を支えるためという大義名分さえあるとしたら。

 

「そう、か……それなら……しかた、ないな♡」

 

はぁっ♡ と甘い吐息を漏らしたギレーヌが、コクリと頷く。ゼニスと共に、リョウマの女として、雌として堕ちた彼女の笑顔は、何処までも淫らで、何処までも綺麗に映っていた。

 

     **********

 

「おいギレーヌ、そろそろ、相手が欲しくなった時期じゃないか?」

 

とある依頼を完遂した帰り、パウロの枷が外される。普段は恋人の目があるせいで他の女を軽々しく誘うことも出来ないが、今日は都合よく別行動だった。定期的にしている子供の治療だ。きっとゼニスはいい母親になるだろう。

だがパウロにとっていま大事なのは、溜まってきた性欲の発散である。丁度いい所に、一度関係を結んだ筋肉ダルマがいる。自慢の剛直で啼かせれば、そこそこ満足できるだろう。

 

「……お前、浮気をしない約束でゼニスと付き合ったんじゃないのか?」

 

だが返ってきたのは軽蔑しきったような眼光と、冷たい拒絶の問いかけだった。おかしい。普段ならば発情期の苦痛に耐えかね、致し方ないと股を開くはずだ。今のギレーヌからはそんな様子を微塵も感じない。

 

「な、なんだよいいじゃねえか。今日はゼニスもいないんだし」

 

いないとはいえ、浮気は浮気だ。性欲に任せて愛する恋人を裏切っているのでは話にならない。そんな当たり前なことを忘れ、喚き散らしているパウロを眺めるギレーヌ。みっともない姿には、毛ほどの魅力も感じなかった。

 

「しらけた。酒でも飲んで帰る。着いてきたら殺す」

 

舌打ち交じりの脅迫に、さすがのパウロでも後退るしかない。正面から戦って彼女に勝てる剣士など片手で数えるほどしかいないだろう。そういえばこの町にも、ギレーヌが一度も勝ったことのない剣士がいたことを思い出した。口下手で不愛想な、誰とも固定パーティーを組まないS級冒険者。

今度は奴を連れてギレーヌを伸してもらうのもいいかもしれない。そこで凹んだ彼女を慰めれば簡単に堕とせるだろう。

 

「まぁ今日は、適当に女引っ掻けるか」

 

そうやって曇った眼を向けているから気が付かないのだ。ここ最近のゼニスとギレーヌの様々な点で満ち足りたような雰囲気に。自分では引き出せなかった、女としての表情に。

 

 

 

ギレーヌが向かったのは、町はずれにある小さな一軒家だ。牧場と併設してあり、滅多に人の寄り付かない簡素な建物。ドキドキと期待に胸を躍らせながら、ノックすることなく入っていく。

 

「来たのか」

 

中にいたのは、甲冑を纏ったままのリョウマだった。戻ってきたばかりなのだろう。装備には返り血が僅かにつき、兜だけを外している。

そんな彼を見たギレーヌは、剣を立てかけジャケットとズボンを脱ぐ。

 

んべぇ♡ と長い舌を伸ばし、蹲踞の体勢になった彼女は、自らの膣口を開いて腰を振った。

 

「ああ♡ はやく♡ こんやもぉ♡ 犯して♡ 堕としてくれぇ♡」

 

舌を垂らし、ぐちゅぐちゅ♡ と指で膣を濡らす彼女を見たリョウマは、手早く甲冑を外してズボン越しに肉棒を押し付けた。

また二人の、もしかしたら三人の、長い夜が始まる。

 

 




ギレーヌが尻出すシーン大好きなのよね

読むなら誰を読みたい?

  • ゼニス
  • ギレーヌ
  • エリナリーゼ
  • リーリャ
  • その他
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