犬鳴さんは貧乳が好きなのか?
犬鳴芽衣が飛城誠児、ムゲンという男と知り合ったのは偶然が重なった結果だった。ラボでの激務ともいえる研究の日々。そこで溜まりに溜まった疲労を解消してやろうと馴染みのバーに足を運んだ彼女は、普段通り一人で飲んでいた。何度もナンパ師たちに声を掛けられそうになったが、芽衣はそれらを持ち前の眼力で見事に退けていた。
そんな中に彼はいた。鋭い眼光に、不気味な空気を纏った年下の青年は、どんなに強く睨みつけても引くことは無かった。むしろその目つきが良いと軽口を叩き、飲み勝負でも圧倒的な差を見せつけられた。それに加えて話題まで噛み合ってしまうとなれば、さすがの芽衣も警戒を解くしか無かった。
今にして思えば、油断していたのかもしれない。難しい研究がひと段落して、気が抜けていたのかもしれない。新しく頼んだカクテルが予想以上に良く、アルコールが回っていたのかもしれない。話の合う珍しい男性に出会って、浮かれていたのかもしれない。
「それで……あの、ろくでなし……浮気するのは良いのよ。私も、そんな良い妻だったとは言えないから」
「浮気を許せる時点でアンタは良い妻だったと思うけどなぁ? 天才ってのはそんなもんだろ」
「下手なお世辞はやめなさい。不愉快よ」
言わなくてもいいことや、言うつもりの無かったことまで口走ってしまう。離婚した元夫は、彼女と同じ職場で働いていた天才の部類だった。だからこそ惹かれ合い、合理的だからと結婚した。愛し合ってのものだとは言わない。だがしかし、愛が無かったかと言えばそうではない。
だからこそ、浮気をするならバレないようにするか、剣光姫と同じくらい愛して欲しかった。
そんな生娘のようなことを思っていた自分が、酷く愚かで、非合理的で嫌気がさす。
「生憎と、美人に世辞を言って不快にさせるほど馬鹿でもなければ、浮気程度でイイ女を困らせる甲斐性なしでもないんでね。俺なら、本気で全員愛してやるさ」
「下世話な男ね。性行為なんて、結局は繁殖目的よ。獣以下の低俗な行為だわ」
誰も性行為とは口にしていないのだが、芽衣には青年が口にした愛してやると言うものがそう聞こえたのだろう。実際、そういう意味で発せられていたのだが、芽衣ほどの美女によってハッキリ言われてしまえば、趣というものが違ってくる。
強気な瞳に整った鼻や口を持つ美しい容姿だけでなく、ピッチリとした服によって浮き出た、Dカップの乳肉に安産型の巨尻など。
犬鳴芽衣という女性はこんな所に一人でいるには余りにも魅力的すぎた。それは青年にも理解出来たのだろう。口元にニヤリと笑みを浮かべると、芽衣へと一つのグラスを差し出した。
「それじゃぁ、少し試してみないか?」
「はぁ? なにを、馬鹿なこと、あん♡ ん、ちょっと、いきなり触ったり、ん♡ しないでちょうだい、い、ぁん♡」
スルリと伸ばされた手が芽衣の腰を抱き寄せ、青年の力強さを感じさせた。生娘のような甘い声が漏れ出たのは酔っているからか、それとも青年のような若い男に何かしらの魅力を感じているのか。ゴクリと生唾を呑んだ芽衣は、残っていた酒を飲み干し、ほんのわずかな好奇心に妖艶な笑みを浮かべた。
「試してみるって、何を、かしら?」
この時、普段のように毅然とした態度で拒絶すればよかった。男女の関係など下らないと突っぱねてしまえば良かった。性行為に時間をかけるなど低俗だと言えればよかった。
そんなことを、犬鳴芽衣という天才は後になってから何度も思うのだが、酒に酔い、あまり触れていない若い雄の力強さに絆された彼女には、拒絶と言う判断を下すことが出来なかった。
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L.E.B.L.E
それは犬鳴芽衣が所属する研究所だ。天才である彼女に見合った施設であり、仕事内容もハードなものが多い。ここ最近ではD99のサンプルが手に入ったせいか余計に忙しくなっている。
しかし、だと言うのに研究速度は余り変わらず、むしろ前よりも早くなっている。それも一重に、芽衣の溜まっていたストレスが解消されているからに他ならない。
“ぐっぽ♡ じゅずず♡ じゅぷ♡ ずろろ♡ じゅぞ♡ ずじゅる♡ じゅば♡ じゅるる♡“
「んぶぅ♡ おちんぽ♡ おちんぽすっごい♡ ムゲンくんの、極太イケメンおちんぽ♡ 臭いも、味も♡ 脳みそ蕩けちゃうくらい最高♡ れるれる♡ おマンコ疼いて♡ んじゅ♡ 腰震えちゃうわぁ♡」
「いいねえ芽衣さん。イイ感じに堕ちてるじゃねえの」
神聖と信じていた研究所の執務室、そのデスクの下に跪いた芽衣は、豪奢な椅子に足を開いて座っている青年の股間へと顔を埋めていた。切れ長の瞳は情欲に蕩け、幹を扱きながらタイトパンツの上から膣穴を慰める。今までの彼女からは想像できない姿。そんなものを晒す相手は、自分に性の快楽を教え込んだ相手、ムゲンにだけだ。
「天下の犬鳴芽衣が、研究もそっちのけで奉仕とはねぇ。同僚やクライアントが見たら泣くぞ?」
“はむぅ♡ じゅぽ♡ じゅる♡ じゅぞぞ♡ れろれろ♡ ぐぽっ♡ じゅぱ♡ じゅるる♡ じゅぽん♡“
「じゅずず♡ ふぅ……♡ 仕事は、しているわよ♡ 普段以上の成果を出して♡ れろぉ♡ ふぅ……♡ ん、ふぅ……♡ 効率も、上がってるんだから♡ 今は、じゅる♡ おちんぽ汁♡ 濃厚ザーメンで♡ 脳を、活性化させないと♡ じゅろろろ♡」
口いっぱいに肉棒を頬張りながら腰をくねらせ、蹲踞の体勢でムゲンへと口淫を行う。その姿に知的な研究者の彼女を見ることは出来ない。ピッチリとしたノースリーブの服に硬くなった乳首が浮き出ると、ムゲンが手を伸ばしてそれを抓りあげる。
“じゅる♡ じゅぱぁ♡ じゅぷ♡ じゅぷぷ♡ れろぉ♡ れるれる♡ じゅずずず♡“
「ん、ぎゅぅぅ♡ は、ぁん♡ 乳首、そんな♡ んぉ♡ ふぅ……♡ ふぅ……♡ じゅる♡ じゅずず♡ おちんぽ♡ んじゅ♡ 感じまくりの乳首、弄られて♡ おちんぽに奉仕するの♡ これ、やっばぁい♡」
まるで商売女や頭の悪い女子高生が使うような口調になりながら、芽衣は自分が虐げられ、性の捌け口として使われていることに歓喜する。元夫である犬鳴慎一郎との結婚生活でも、彼女はここまで乱れることは無かった。そもそも、当時の芽衣はあまり肉欲に関心が無かった。
“ぐぽっ♡ ぐぱっ♡ じゅぶ♡ じゅる♡ じゅぞ♡ じゅぷ♡ んはぁ♡ れろぉ♡ じゅる♡ じゅぽ♡ れろれろ♡ じゅるるる♡“
「んれぁ♡ はぁ……♡ むり、むりぃ♡ チンシャブする度に♡ マン汁でぐしょぐしょになって♡ じゅず♡ 頭の中、おちんぽで満たされてく♡ おちんぽのことしか♡ 考えられなくなる♡」
しかし、いまの芽衣は間抜け面を晒しながら肉棒への奉仕を止めない浅ましい雌犬へと成り下がっていた。贅肉を削ぎ落した身体からは淫らな発情の臭いが立ち込め、涎をまぶしながら口を窄めてムゲンの肉棒を吸い上げる。いったいどれだけ溜まっていたのだろうかとムゲンが悪辣な笑みを浮かべ、握っていたリードを引っ張る。
「は、ぁん♡ そんな乱暴に、引っ張って♡ ひぁ♡ 乳首まで、一緒なんて♡ はぁ……♡ は、ぁぎゅ♡ ムゲン、くん♡ ダメ♡ イく♡ 首輪で、締められて♡ 乳首、つねられながら、イくぅ♡」
リードは芽衣に付けられた首輪に繋がっていた。名前の通り犬のように扱われながら乳首を弾かれると、全身を浅い絶頂の余韻が包み込んできた。震える身体がリードで持ち上げられ、タイトパンツの股間部に愛液で染みが出来上がる。
「はぁ……♡ はぁ……♡ もう、無理よ……♡ おマンコ疼いてるの♡ ぐずぐずになって、おちんぽ欲しくてぇ♡ ムゲンくんのおちんぽに♡ 躾けてほしいって、おマンコひくついてるのぉ♡」
息を荒くした芽衣がタイトパンツの前を開け、ゆっくりとずり降ろしていく。すると、ムワリ♡とした汗と愛液の混じった臭いが立ちこめ、いやらしく腰をくねらせる。よくよく見れば、腰より下、尻たぶの間から何かが垂れてるのがわかった。
「おいおい、まさか本当に付けてたのかよ」
クツクツとした笑いを漏らしながら、ムゲンがリードを引っ張って芽衣に後ろを向かせる。そうして見えたのは、芽衣の巨尻に挟まった犬の尻尾を模したアクセサリーだった。いや、挟まっているというには少し語弊がある。
むっちりとした肉感的な尻たぶへと指を埋め、少し横に開けば芽衣の尻穴に尻尾のアクセサリーが差し込まれているのがよく見えた。
「あん♡ ふぅ……♡ ふぅ……♡ 貴方が、お゛♡ 言ったんでしょう♡ 尻尾付き、んぎ♡ アナルパール、つけながら♡ んぉ♡ ほ、おぉ♡ 仕事、してろって♡ お゛♡ ケツ穴おマンコ拡張しながら♡ ん♡ いつでも、ザーメン搾り取れるように、しておけってぇ♡ お゛っほぉ♡」
話してる間、尻尾がゆっくり抜かれていき、間抜けな音を出しながらアナルパールが一つずつ顔を出した。その度に芽衣の尻肉が震え、愛液がショーツに染み込んで肉感的な太腿を伝っていった。何度も浅い絶頂に苛まれているのだろう。既に瞳は正気を失い、快楽に飲まれている。
「っくく、いい感じに仕上がってるねぇ。いいぜ、本番と行こうか」
パシン♡と芽衣の尻たぶを叩くと、彼女の身体がビクンと跳ね、背中越しに恍惚とした笑みを向ける。虐げられ、それこそ雌犬のように扱われる乱雑さにアナルパールを抜かれてパックリと開いた尻穴が疼いていた。
四つん這いになり、頭を床に擦り付けながら、下半身を高く突き上げる。Tバックが食い込んでいた尻たぶを左右に振るたび雌の淫臭が立ち込め、愛液が垂れる。
「ふぅ……♡ ふぅ……♡ ええ、おねがい♡ お願いしますぅ♡ 私の、天才ぶってる雑魚雌の♡ 拡張されて疼きまくってるアナルおマンコ♡ 研究よりも♡ ケツ穴ハメハメセックス♡ ドスケベ淫乱ケツ穴おマンコセックスで♡ 私のこと、最低で、淫乱な雌犬にして、ぇえ゛♡」
“ごちゅ♡ どちゅん♡ ぐりぃ♡ ごりゅ♡ パンパン♡“
「お゛♡ お゛っほぉ゛ぉ゛♡ おちんぽ♡ やっばい♡ ケツあな、はめられて♡ んぉ゛♡ えっぐいの、きてる♡ 挿入だけで、イ゛っ、ぎゅぅぅ♡」
野太い喘ぎ声を上げながら芽衣が身体を反らせ、ムゲンに出会うまで知らなかった快楽に飲み込まれていく。慎一郎との結婚生活では、性行為など殆どしてこなかった。生殖をするための行為であり、性欲を発散させて集中力を取り戻すためだけの行為だったからだ。ひたすら快楽を貪るための性行為など、天才である自分がやることではない。
そう思っていたはずなのに。
“ぐりり♡ どちゅ♡ どっちゅん♡ ずるる♡ ずぱん♡ ばちゅん♡“
「ふ、っぎぃ♡ んぎ♡ お゛♡ お゛っふぅ♡ イぐ♡ ケツ穴、抉られて♡ 頭の中、バカになってぇ♡ 深いの、くる♡ ケダモノセックスで♡ おちんぽのことしか♡ おぎゅ♡ 考え、られなくなりゅぅ♡」
腸壁を抉られながら激しいピストンに腰を震わせ、白目を剥きそうなほどの快楽に打ち震える。光姫と同じくらいの巨尻が上から叩き潰され、波打ちながら乱暴にされる痛みを快楽へと変えて芽衣の知性と理性を削ぎ落していく。
「アンタはなんだ? いったい、誰の、女だ?」
“ずりゅりゅりゅ♡ ごちゅん♡ ごりゅ♡ ばちゅ♡ ずぼ♡ ぎっちゅ♡ ぎりゅりゅ♡“
「お゛♡ お゛お゛お゛ぉ♡ む、ムゲンくんです♡ 慎一郎なんかじゃなくって♡ ムゲンくんの、極太な、優秀おちんぽで♡ ケツ穴セックス仕込まれた♡ 淫乱な、雑魚雌便女ですぅ♡ アナルで、ケツマンコでイきまくった♡ 最低な、変態マゾ女ですぅ♡」
快楽を貪るだけの性行為など忌避していたはずなのに、今ではこれが無ければ生きていけないことを本能が理解している。胃腸が押し上げられるほどの激しいピストンに自ら尻肉をくねらせ、より深い快楽を求めていく。既に愛していた男のことは記憶になく、圧倒的な快楽を与えてくれるムゲンへの心酔しかなかった。
浅い絶頂を繰り返しながら理性を捨てた芽衣をリードで引っ張り上げたムゲンが、腰を最も深い場所へと押し付け、身体を震わせた。
“どぼびゅっっ♡ びゅるるる♡ どく、どく♡ どびゅびゅるるる♡ ぐりゅっ♡ ぐりぐり♡“
「お゛♡ お゛お゛お゛ぉぉ……♡ ケツ穴、あっつい……♡ 種付けザーメン、お腹まで来て♡ んぉ♡ あ゛ぎゅ♡ あ゛♡ おちんぽもっときて♡ アナルセックス♡ ケツマンコ交尾♡ もっと、きてぇ♡」
神聖だと語っていた研究室で、芽衣はムゲンへと舌を伸ばしながら更なる快楽を求めていた。浅ましい、愚鈍で低能な獣のような彼女の姿を、元夫が見たとしたらどう思うのか。
ムゲンは悪辣な笑みを浮かべながら、伸ばされた舌を啜り上げた。
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芽衣の仕込みを終え、D99とプラチナムリリィの研究をひと段落させたムゲンは、誠児の恰好をして帰り道を歩いていた。都会から離れた静けさが魅力的で、別荘の一つでも作ろうかと思うくらいには彼も気に入っていた。
そんな中でも特に気になったのは、研究所と提携してると言ってもいい全寮制の私設学園だ。見ただけでは違和感に気づくことは出来ないが、ムゲンの警戒心は何かを感じ取っていた。
「千影か……それこそ芽衣さんを潜入させて……ん?」
考え事をしながら歩いていると、その視線の先に人影が写った。車いすに乗っている、件の学園の制服を着ている少女だ。どうやら段差のせいで移動するのに苦労しているのだろう。普段のムゲンならば無視している所だが、いまは誠児として動いている。
「お手伝いしましょうか、お嬢さん?」
出来るだけ優しく、静かな声音で話しかける。すると少女が視線を向け、きょとんとした表情を浮かべていた。青く長い髪に、ミステリアスな瞳。女子高生にしては発育の良い千影や由宇をもしのぐ巨乳の美少女は、妖艶な笑みを浮かべて頷いた。
「ありがとうございます。お願いしても、いいですか?」
「それじゃあ、しつれいして……」
車いすの持ちてに手を添え、バランスを保ちながら段差を越えさせる。大昔、本当に大昔、身体を悪くした父に同じようなことをしたのを思い出したが、それもほんの一瞬だ。センチメンタルな記憶から眼を逸らし、表情を作って少女へと笑いかける。
「飛城誠児だ。時々ここら辺にいるから、また困ったら頼ってくれ」
外面は大事だ。それもこれから調べようという学園の生徒ならば猶更。どうやら愛想笑いが効いたようで、少女も同じように笑みを浮かべながら軽くお辞儀をする。動くたびに制服越しの乳房が揺れ、思わず視線を向けてしまいそうになった。友子や耀子のような規格外を知らなければ、釘付けになっていたことだろう。
そんなどうでも良いことを考えていると、少女が長い髪を耳にかけ、握手を求めてくる。
「ありがとうございます。私は、東れいかです。機会があったら、よろしくお願いしますね。誠児さん」
何処か妖しい、何かを含んだ笑みが交錯する。
この時の二人は何も知らない。
お互いが、最大の敵になるということを。
何も、知らなかったのだ。