いままで大爆発してなかったような言い方ですがそれは言葉の綾です。
今回の文字数は普段の倍あります。たっぷりと時間を取り、後ろに気を付けながらお楽しみください。
「ふふふ、ははははっ!あーっはっはっはっは!!」
何笑ってんだこいつ。そんな言葉がこもった表情が女性の顔を彩る。
ここはとある学校の科学部部室。そこに白衣を着た高笑い中のチビと、先ほど表情をゆがめた長身の女性が机を挟んで向き合っていた。
チビの名前は七久保。身長140cmという低身長、そして幼児もかくやというほどの起伏のない身体の持ち主であり、わがままな性格も相まってよく子供扱いされている。
対する女性は六尺。彼女は180cm程の身長であり、その胸囲はGカップを誇る。また、彼女の最大の特徴はその美貌である。腰まで伸びた艶やかな黒髪に、妖しく輝く切れ長の目、スッとした鼻筋に薄い唇、そして起伏の豊かな身体。
彼女こそこの学校一の美女と呼ばれる人物であり、同時にこの学校の科学部の部員でもあった。ちなみに部長は誰かというと、目の前のちんちくりんである。
「クククク……ついにできたぞ!」
「はあ、一体何がです?」
「お前のソレを何とかする薬だ!」
えっ!と六尺は驚きの声を上げて、自分の股間を見る。自信の象徴にして同時にコンプレックスでもあるそれ。
彼女は確認するように、震える声で七久保に尋ねた。
「私の”無精子症”……治るんですか?」
七久保は得意満面といった顔で六尺に告げる。
「治るとも!私は天才だからな!ハーハッハッハッハ!」
■■■
「という訳でこれを飲め」
七久保は机の前に液体の入った瓶を置く。対面の六尺は一も二もなくそれを手に取ると、蓋を開けて一気に飲み干した。
喉を通った後に遅れてくるツンとした匂い。むせかえるような刺激に彼女は一気飲みしたことを後悔した。
「けほ、けほ。今回は何を混ぜたんですか?サルミアッキ?」
「遠回しにアンモニアを混ぜたとか言うんじゃあない。今回は何もしてないぞ」
無調整でこの味?六尺はちょっと引いた。
「さて、今回の薬の説明をしておこう。この試薬はお前のような
「……?まるで私以外に両性具有者がたくさん居るように聞こえますが」
「実際にいる。といっても
「なるほど」
「だが私たちは出会った」
これが運命!そう得意げな顔をする七久保に六尺は冷たく続きを促す。
「お前を実験台にして色々と薬を試すのは楽しかったぞ。かなり散財したがこの経験は無二の物となるだろう」
「えっ、いくら掛けたんですか」
「試算はしていないが8桁は行ったんじゃないか?」
「8桁?」
「1000万単位だ」
「へぇ~~……」
いっせんまんかぁ。ちょっと桁が多くて現実感がわかなかった六尺は、そのまま質問を繰り出す。
「ところで資金はどこから?」
「世の中にはシモが元気になればいくらでも金を出す男がワンサカ居るのだ」
「たとえば?」
「身近なところでいえば校長だな」
へえ、校長が。新たな知識を得ると共にいろいろと合点がいくことがあると六尺は悟った。
先輩と私の二人だけの科学部に部室が与えられている理由。専門性高すぎて汎用性ゼロの謎の機械の数々。毎週のように出てくる変な試薬。
それらを実現する障害は校長の力で全て消し去られていたらしい。
「ちなみにお前で実験した試薬は全て好評、絶賛。多少手を加えて安全性の面でもクリアしたものがいくつか出回っているぞ」
「……私に使ったやつは安全性に問題があったんですね」
「それを調べるのが治験だからな」
七久保は得意満面我が意を得たりと言い放つ。そして一瞬の間があったあと、「おっと」と声を上げた。
「そういえばさっきの薬の用法と用量を伝えていなかったな。説明しておこう」
「あ、お願いします」
「まずこの薬は一日二回、朝と晩に飲め。12時間ごとが望ましい。そして七日間は忘れずに毎日飲むこと」
「わあ、まるでお医者さんですね」
「そして一番大事なことだが、その間は絶対に自慰するな」
「えっ!」
驚愕の声を上げる六尺。対して七久保は淡々と告げる。
「治療中に精巣に負担をかけてはいかんのだ。肺の治療中に運動しろと指示する医者はいないだろう?」
「医師免許持ってなさそうな人に言われましても……」
「手に入れるツテはあるから問題はない」
じゃあ今無免じゃないですか。六尺はすんでのところで言葉を飲み込んだ。
「今日から八日後の朝にお前の精巣が正常に機能しているかテストする。それまでなるべく夢精もしないように」
「ええっ」
これで話は終わりだ。そう伝えるように七久保はパンと手を打ち鳴らした。
■■■
そして七日後───。
六尺は部室の机に突っ伏していた。上気した顔を悩まし気に歪めて浅く呼吸を繰り返すその姿は、そのまま写真に収めれば何らかの雑誌の表紙を飾れるくらいには扇情的だった。
「出したい……」
実際はオナニー禁止令で調子を落としているだけなのだが。
いまだ恋も満足に知らない七久保にとって性欲で身を焦がした経験などあるわけもなく、六尺のその姿は彼女に理解しがたい奇妙な物に映っていた。
「どうした。プリンのおかわりが必要か」
「いりません……」
六尺の傍には空になった皿がひとつ。例のプリンによって万が一の夢精すら防がれた六尺はそのまま干からびてしまいそうである。
机に頬を押し付け、時折思い出したかのようにカサカサ動く姿は滑稽と言うよりは哀れみを誘う。
「なあ、六尺。前から訊ねたかったことがあるのだが」
「んぇぉ」
「お前は種無しであることをずいぶんと問題視していたようだが……」
六尺は黙ったまま顔を上げ、光のない目で七久保を見つめる。
ここで七久保は言葉を一旦切った。何故かはよくわからない。ただ少し、胸が締め付けられるような感覚があったからだ。
六尺の瞳が訝しむように細められた。七久保はコホンと咳払いをして話を続ける。
「もしかして、お前……六尺には──……孕ませたい相手がいるのか?」
言った。言ってしまった。
言ってから七久保はなぜか後悔をした。
なぜ後悔をしたのか。それは恋に疎い七久保自身には分からなかった。ただ、彼女は聡い。
もし「そう」だった場合、少なくとも相手が自分ではないことが確定している。なにせ、二人が出会う前からの六尺の悩み事だからだ。
彼女の心臓がドクドクと音を立てて暴れ出す。沈黙が部室を支配する。彼女は顔を隠すようにうつむいた。
「え?」
気の抜けた声。七久保が恐る恐る顔を上げると、そこには目を丸くして呆然とする六尺の姿が。
そして六尺は口を開いた。
「いえ、別に……完全無欠であるべき私に種がないとか、なんかヤじゃないですか」
「か、完全無欠」
オウム返しに呟く七久保。
その反応が気に入らなかったのか、彼女は不機嫌そうに眉をひそめて立ち上がった。
「並みの男性よりも高い身長」
胸を張って頭に手を置く。
「並みの女性よりも大きな胸」
そして頭に置いた手は胸へ。
「誰よりも可愛くて、格好いい、この顔」
前かがみになり、ぐっと近づく二人の顔。長いまつ毛が触れ合いそうになるほどに近づいたその距離は、まるでキスをする直前かのよう。
かと思えばパッと距離を取り、下着が見えない程度にスカートを持ち上げ。
「そして男と女が両方備わっている、この身体。どこからどう見ても完全無欠じゃないですか」
腰に手を当て、仁王立ち。
六尺は得意げな顔でそう言い放った。
「ふ……う~~~ん」
六尺の大見得を見届けた七久保の胸に沸き上がった感情は、苛立ちや呆れではなく、安堵。彼女はホッとした声と共に息を吐き、
「!!!!!!!!!!!」
稲妻のように飛来した発想に、七久保は衝撃を受けたように肌を粟立たせた。
「こっ!これだぁっ!!」
「え……なんですか先輩。さっきから勝手に落ち込んだり安心したり驚いたりで気味が悪いですよ」
「六尺!お前明日私の家に来い!!」
「なんです藪から棒に。明日はもう一日家から出ませんから」
「私がお前の自慰を手伝ってやる!」
「!!!!!!!!!!!」
次に衝撃を受けたのは六尺だ。
自慰、手伝い、七久保の家。もう何が起きるかは火を見るより明らかだ。あえて言葉にするなら強姦風和姦である。合意の上で敗北する女騎士のような、なんかそんな感じのプレイ並みの。
何が起きるか一瞬で察した六尺は、これまた一瞬で男性器を固くした。いきなり持ちあがるスカートを見て、七久保は顔を赤くしながら満足そうに頷いた。
■■■
そして。さらに一日後。
六尺は七久保と並び立って七久保の寝室に立っていた。12畳ほどの大きな洋室にクローゼットや背の低いチェストが備え付けられ、壁際には何やら難しいタイトルの本が並ぶ棚がある。
そして何よりも目立つのが部屋の中心にある天幕付きの大きなベッド。サイズはキングを通り越し、真四角だ。六尺が試しに触れてみると、まるでパンのように手が沈む。彼女はフレンチトーストを幻視した。
しかしなぜかシーツは真っ黒で、少しだけ肌触りが悪い。これでは丸焦げのパンだ。
「あの」
「なんだ?」
「なんでシーツが真っ黒なんですか?」
「私の趣味だ」
趣味悪っ。六尺は内心で思ったことをそのまま口に出しそうになったが、なんとか飲み込んだ。
「まあ、そんなことはどうでもいい。さっさと始めるぞ」
どうでもいいかなあ?まあいいか!六尺は禁欲生活で頭が緩くなっていた。
ツルツルはしてるものの吸水性は悪そうなシーツの上に腰を下ろし、改めて七久保を見る。彼女はいつもの白衣の下にオーバーサイズ気味のTシャツを着ており、下はショートパンツに夏用のタイツを履いている。髪もふわふわにセットされており、完全にデートの格好といった具合だ。
対する六尺は飾り気のないYシャツにジーンズ。どうせ汚すか脱ぐかするからと、かなり適当なチョイスだ。そんな彼女から見て七久保の服装は妙だった。
「あの、七久保先輩。その恰好って汚れません?」
「汚すための服装だ。問題ない」
「……?なんかの病気にでも罹りました?頭の」
「いたって健常だが」
仕方ない、とため息。七久保はピッと人差し指を立てると、自身の髪や服をなぞりながら、その部位の名を告げていく。
「まずは髪。普段から手入れをしていて手触りはバツグン。今日はさらに気合を入れて整髪料でふわふわに仕上げている。
次は顔。化粧水、乳液、美容クリーム等の肌の手入れは怠ったことはない。今日は化粧が崩れると大変だから防水性のもので薄く仕上げている。
白衣。これは私のアイデンティティーと言っても過言ではない。故に手入れは欠かしたことはない。ノリも効いてパリッと仕上がっている。
シャツ。お気に入りの……」
「わかりました。七久保先輩がめちゃくちゃオシャレしてきたことだけはよく分かりました。それで?」
「私を汚せ」
「はい?」
「だから、私を汚せと言っているのだ。お前の精液を私にぶち撒けろ」
本当にアタマがおかしくなったんじゃないだろうか。六尺は本気で心配になった。
「私が時間をかけて手入れしてきたものを、お前の精液で台無しにしろ」
「は、はあ……」
「それができるなら、私のどこを使ってもいい」
「どこでも?」
「そうだ。どこでもだ」
六尺は釈然としないものを抱えながらも、正直性欲は暴走寸前だ。
妙な違和感は棚に上げておいて、少し考えたあと、じゃあと口を開いた。
「手を」
「ん?」
「手でお願いします」
「いいだろう」
六尺が選んだのは手。一番最初に抜いたのも手だったなと、妙なノスタルジックな気分に浸りつつ、七久保は自らの手を六尺のジーンズの上に乗せた。硬い布越しでも分かる膨らみに、七久保はゴクリと喉を鳴らす。
「では始めるぞ」
七久保は六尺のズボンのファスナーを下ろすと、中から取り出した男性器の先端を軽くつついた。ビクンと震えるそれに彼女は思わず笑みを浮かべる。七久保は右手で六尺の男性器を握り、上下に擦る。最初はゆっくりと、徐々に速く。
やがて先端から透明な液体が溢れ始め、七久保はそれをローション代わりにさらに動きを加速させる。
ぬちゅ、にゅち、ぐぢゅ、ずちょ、ぐぽ、ぐっぽ。
卑猥な音が部屋に響き渡り、二人の興奮を高めてゆく。
「ああ、そういえばだ。一発目はかなり出難いから焦らすことになるぞ」
「事故防止のあれですよね……」
「濃度は調整してある。辛いのは一発目だけだ」
そう言って七久保は、六尺の亀頭を親指と人差し指で作った輪っかできつく締め付けた。
六尺は腰を浮かせて悶える。七久保は左手で彼女の太腿を撫で回し、彼女の感度を上げていく。
そして七久保は六尺の男性器を一気に扱き上げた。
瞬間、六尺の身体が大きく跳ね上がり、彼女の男性器からボタボタと透明な液体が流れ落ちる。
射精を伴わない絶頂に、六尺は呆けた表情で天井を見上げていた。
「次で決めるぞ」
七久保は六尺の亀頭を手のひらで包み込むように掴むと、グリグリと捏ねるようにして刺激し始めた。
六尺はくぐもった声を漏らしながら身体を大きく仰け反らせ、再び腰を浮かす。
尿道からハミ出た白い紐。六尺が三度腰を震わせた瞬間に七久保はそれを一気に引き抜いた。
「あっ!ああああああっっ!!!」
六尺は絶叫しながら、まるで噴水のように精液を噴き上げる。七久保はその飛沫を浴びながら、嬉々として六尺の亀頭を刺激し続ける。
七久保の手の中で暴れまわる六尺の男性器からは断続的に白濁色の体液が噴出し続け、七久保の身体を汚していく。
「あっ!やっ!やめっ!今っ!敏感っ!なっ!んっ!だっ!からっ!やっ!やっ!やっ!」
「まだまだ行くぞ」
七久保は六尺の亀頭から手を離すと、今度は両手を組むように六尺の肉棒を包んだ。
そしてそのまま、激しくピストン運動を開始する。
「ひゃっ!やっ!やっ!」
六尺は悲鳴のような声をあげながら、何度も身体を痙攣させた。しかしいくら彼女が絶頂を迎えようとも、七久保は決してその動きを止めなかった。
七久保が手を動かす度に、六尺の亀頭の割れ目から大量の精液が溢れ出る。それは七久保の服だけでなく、床にまで滴り落ちていった。
パッ、と七久保の手が離れる頃には、六尺の身体はすっかり弛緩しきっていた。半開きの口から涎を垂らし、目は焦点があっていない。
それでもなお勃起したままの男性器を見て、七久保は嬉しそうに笑った。
ふと手元を見てみると、ぐちゃぐちゃに汚れた自分の両手がある。それを見て彼女は満足げな笑みを浮かべ、自分の髪を撫でた。
自然、七久保の髪の毛が白く汚れる。彼女は黒い髪に白はよく映えるなと思ったところで、ぞくりとした快楽が背筋を駆け上がるのを感じた。
(私は……)
彼女はそっと立ち上がると、ショートパンツの上から股間に触れる。そこは既に湿っていて、その中は既に愛液で溢れかえっているようだった。
「おい、六尺……」
七久保が六尺の名を呼ぶ。しかし返事はなく、ただ荒い呼吸音だけが聞こえてくるのみだ。
仕方ない、と頭を振ると、彼女は六尺の上に跨った。もちろん服は着たまま。
男性器とショートパンツが触れ合う。それだけで軽く達してしまいそうになるのを堪え、七久保はゆっくりと腰を動かしていく。ショーツ越しに感じる熱量だけでどうにかなりそうだった。そうしてしばらく堪能していると、不意に六尺の腕が伸びてきて、そのまま腰の動きを止められた。
見れば、不機嫌そうな七久保。
「……ひどいです、先輩」
「だが気持ちよかっただろう?」
「むっ」
七久保の言葉に言葉を詰まらせる。確かに気持ち良かったのだが、それを認めるには抵抗があったのだ。
「それで、次はどこを使う?」
まあ分かり切ってはいるがな。腰を動かし、挑発するように七久保。
タイツに覆われたツヤツヤした足に、ぐっしょりと濡れているショートパンツ。六尺の視線は先ほどからそちらに向いていた。
「素股……」
「うん?」
「素股をしたいです」
「こういう風にか?」
七久保は股をぎゅっと閉め、腰を一回上下させる。グチュリという音と共に六尺の腰も浮く。六尺は思わず呻き声をあげた。その反応が面白かったのか、七久保は何度かその動きを繰り返す。
六尺は歯を食い縛り、必死に耐えようとするも無駄だった。
「うっ……!」
ドプッドプッと断続的な音を立てて吐き出される精液。その量は凄まじく、あっという間に七久保のショートパンツは真っ白になった。精液特有の匂いが辺りに充満する。二人の荒い息が重なる。
「……ちょっと、調子乗りすぎですよ先輩っ」
「お、おお?」
しかしそれは一瞬で、六尺が七久保の脚を掴んで転がったことにより上下が入れ替わった。所謂正常位である。
戸惑う七久保をよそに、六尺は彼女の両足を抱えると、その足の間に男性器を挿入した。ぬるりとした感触と共に男性器が脚をくすぐる感覚に、七久保は驚いた声を上げた。
「次は私が動きます」
宣言と同時に始まるピストン。必死に腰を動かす六尺を下から眺めつつ、七久保は支配欲が満たされる気分を実感する。
六尺はすぐに限界を迎え、ビクビクと身体を震わせながら射精を始めた。ドクンドクンと脈打つたびに放たれる白濁液が七久保の身体にかかる。
熱いものが下腹部に広がる感覚。射精を終えた六尺が七久保の脚から手を離す。彼女は好奇心を殺すことができず、ゆっくりと股を開いた。
「うわっ」
ぬちょ、という音と共に糸を引く大量の白濁液。それを見た七久保は思わず声をあげた。ショートパンツは言わずもがな、タイツに至るまで、全てが精液でぐっしょりと濡れている。Tシャツにも大きな染みができていて、それがまた七久保の情欲を煽った。一方の六尺も興奮を隠しきれない様子で、息を荒げて彼女を見つめている。
「どうした?たった2回で終わりか?」
「そんなわけ、ないでしょうっ!」
七久保の挑発に、腰を動かすことで応えた六尺。彼女の長い男性器が七久保の秘部をショートパンツごしに擦りあげる。その度に電流のような快感が走るものの、まだ物足りないといった様子の七久保。そんな彼女の様子に気づかないまま、六尺の動きは次第に速くなっていく。
やがて絶頂を迎えた彼女は再び射精し、彼女のシャツは再び白く染まった。そしてすぐさま次が始まる。今度は七久保の方から腰を振り始めた。二人の喘ぎ声が重なり合う。
「七久保、先輩っ、もしかして、感じて、るんですかっ」
「んっ……!あぐっ!あっ!んぁっ!そ、そうだっ!気持ちいいぞっ!」
えっ、と声を上げて驚く六尺。まさかあのプライドが摩天楼で高慢ちきで趣味がヤバめな先輩が素直に認めるとは思いもしなかったのだろう。彼女の動揺を表すように動きが止まりかけるが、気持ちよさに後押しされるように再び腰が動く。ずちゅずちゅと音を立てながら擦れあう二人分の性器。互いの分泌物が混ざり合い、泡立っているのが分かる。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」
段々と早くなっていく腰使いに合わせて漏れる嬌声。次第に余裕がなくなってくる七久保の表情を見て、六尺はさらに動きを加速させていく。
「ああっ!!イくっ!!」
ビクンッ、と大きく身体を仰け反らせる七久保。同時に勢いよく吹き出した潮が床を濡らしていく。しかしそれでもなお止まらないピストン運動によって与えられる快楽に、彼女は目を白黒させながら身悶えていた。
「ああっ!もう無理だ!これ以上はっ!」
そう言って逃げようとする七久保だったが、すぐに足を掴まれてしまい逃げることは叶わない。それどころかさらに激しくなるピストン運動の前になす術もなく喘ぐことしかできない。そしてついにその時が来た。一際強く押し付けられた肉棒が布越しにクリトリスを擦ったのだ。その瞬間、七久保の身体が跳ね上がる。そしてそのまま二人同時に絶頂を迎えてしまったのだった。
びゅるるる!と勢い良く吹き出す白濁液。それはまるでホースから水が出るかのように勢いを増していき、瞬く間にシャツどころか白衣まで濡らしていった。あまりの量の多さに服で吸収される前にシーツにまで垂れ落ちていく始末だ。
ようやく止まった頃には、二人ともぐったりとしていた。先に回復したのはやはりと言うべきか、体力のある六尺の方だった。むくりと起き上がると、未だ動けないでいる七久保を見下ろす。
「うっわぁ」
七久保の細い体にはシャツが張り付き、吸いきれなかった精液が白衣やシーツを汚している。胸の先端に至っては透けてしまっており、その存在を主張しているようだった。
ショートパンツも同様にグチャグチャで、濡れてない部分の方が少ない有様。タイツも黒と白のマーブル模様になっていることから相当な量の液体を受け止めてきたことが伺える。
そんな惨状を見ての六尺の「うっわぁ」だった。しかし当の本人である七久保は特に気にした様子もなく、むしろどこか嬉しそうな表情で服をなぞっている。
熱に浮かされた瞳が六尺の目を捉えた。
「ほら、続きだ」
「えっ」
「次はどこを使う?」
この惨状でまだやるんですか?六尺はそう思ったが口にはしなかった。まだまだ射精し足りないからである。だから代わりの言葉を口にする。
「じゃあ……胸を」
その言葉に一瞬キョトンとする七久保だったが、すぐにニヤリと笑うと自分の胸に手を伸ばした。ほとんど板と言っても過言ではないような胸部だが、そこには確かに膨らみがあったのだ。ただし非常に小さいものだが。
七久保は仰向けで寝転ぶと、自分の乳房を両手で持ち上げる。その先端にある乳首は小さく勃起しており、彼女が興奮していることを如実に表していた。
「こんな小さな胸で何をするかは分からんが。まあ、好きに使え」
その言葉を聞いた瞬間、既に臨戦態勢になっていた男性器が更に硬くなったような気がした。思わずゴクリと唾を飲み込む六尺。恐る恐る手を伸ばし、そっと触れる。するとそれだけで彼女は小さく声を漏らした。そのまま優しく揉み始めると彼女は身を捩り始めたので、逃すまいと押さえつけて愛撫を続ける。
しばらく続けているうちに、徐々に乳首の硬さが増していくのが分かった。それに伴って熱量も増えていくのを感じる。ふと気になって視線を上げると、顔を真っ赤に染めてこちらを見つめている彼女と目があった。
「どうした……?今日はずいぶんと紳士的じゃないか」
「”淑女”です。そこは間違えないでください」
「言うほど大事な部分か?」
いつものような軽口を叩き合いながら二人は行為を進めていく。しかしそれも長くは続かず、どちらからともなく唇を重ねると舌を絡め合った。ぴちゃぴちゃという水音が部屋に響く中、二人の行為は激しさを増していく。
やがて限界を迎えたのか、キスしたまま絶頂したらしい彼女の身体が震えたかと思うと、その口内からくぐもった声が漏れ出した。
「……イキました?」
「はぁっ……ふぅっ……おかげさまで、な」
肩で息をしながら答える七久保。その身体からは雌の匂いが漂い始めていた。その匂いにあてられた六尺の男性器は爆発寸前のようにブルブルと震えている。
「じゃあ、次は……」
言いよどみながら、六尺の男性器は七久保の胸の上へ。そしてゆっくりと押しつけていく。
ぐしょぐしょに濡れたシャツを擦り上げるようにして進む亀頭の先にはコリッとした感触があり、それが刺激となって彼女の射精感を高めていった。一方七久保の方はといえば、未知の感覚に戸惑いつつも決して不快ではないようで、目を細めて快感に酔い痴れている様子だった。
「ところで……」
「……?なんですか?」
「これはパイズリと言えるのか?」
「…………」
六尺の返事は沈黙。これはどちらかと言うと衣装ズリである。返答の代わりに六尺は亀頭をシャツ越しに乳首に擦りつけた。あんっ、と七久保の口から可愛らしい声があがる。
「気持ちよければ形式や内容なんて……んっ♡どうでもいいじゃないですか。最近はワキズリとか髪コキとかなんでもかんでも擦りつける文明がありますし」
「おかしなっ……文明を捏造するのは……っ♡よせっ」
珍妙な問答。それにツッコミを入れつつ、六尺は七久保の乳首へ向けて腰を振り続ける。そしてそのうちの一回が七久保の唇を軽く叩いた。
それは一瞬の出来事。しかし聡明な彼女は先ほどの会話と今の行為で、あるプレイを思いついた。
「ろっ、六尺」
「なんですかっ先輩っ」
「もしやっさっきの謎文明にはっ……っ♡パイズリをしながら咥えるというものとかっ、あるんじゃないのかっ」
「あっ、先輩頭いいですねっ、ありますよっ」
「ならっ、……っ♡、私で試すといいっ!今日はとことんっ、お前のプレイに付き合ってやるっ」
「……!!はいっ!」
そう返事した次の瞬間、六尺は七久保の胸を滑走路にして、自らの男性器を彼女の口に滑り込ませた。柔らかな感触が亀頭を包み込み、同時に彼女の体温を直に感じる。
突然のことに驚きながらも、なんとか歯を立てないように注意しつつ舌を絡ませてくる七久保。彼女の舌がカリ首をなぞるたびに快感が走るものの、それ以上に視覚的な興奮が勝っていた。あの高慢ちきな先輩が、自分のために奉仕してくれているという事実がたまらない。
一方の彼女もまた興奮していた。普段は生意気で傲慢な態度をとる後輩が、快感を求めて浅ましく、必死に腰を振っているのだ。そのギャップがたまらなく可愛く思えて仕方なかった。そしてなにより、自分に夢中になっているということが嬉しい。
七久保は両手を添えると、少し強めに竿の部分を握った。そして上下に動かすと、六尺は呻き声を漏らす。その表情を見て気を良くしたのか、さらに動きを早めていく彼女。手の動きに合わせて響く卑猥な水音が、二人をさらに昂らせていく。
「くうっ……出ますっ……!!」
「んっ!んぐっ!んぐっ!んぐっ!んぐっ!んぐっ!んぐっ!んぐっ!んぐぅっ!!」
宣言と同時に吐き出される大量の白濁液。七久保はそれを全て飲み干していく。それでも飲み込みきれなかった分が口の端から漏れ、胸元を白く染めた。それでもなお止まらない射精によって、彼女の顔にも降りかかっていく。
男性器から断続的に打ち出される精液が、放射線状に彼女の顔を汚していく。その様はまるで顔面に放尿されているかのようで、見るものに背徳的な印象を与えるだろう。
ようやく終わった頃には、七久保の顔はすっかり白濁液まみれになっていた。それでもなお彼女は満足していないらしく、物欲しそうな目で六尺を見つめている。
「まだ……まだいけるだろう……?」
そう言って彼女は自身の股間に手を這わせ、精液でぐずぐずに濡れたそこをショートパンツごしに擦り始めた。ぐちゅぐちゅという淫らな音が、部屋の中に響き渡る。その中心にいる彼女は熱っぽい瞳でこちらを見つめており、その頬は紅潮していた。
「六尺……」
「……」
「種付け、してみたくはないか」
射精した直後で息を荒げていたはずの六尺の呼吸がぴたりと止まった。そして息を吸う代わりに唾をのむ音がひとつ。その音を聞いた七久保の顔に笑みが浮かぶ。
「遠慮するな、六尺。お前はこうなることを期待していた。そうだろう?」
「それは、その」
「正直に言えば、ここを自由に使わせてやる」
そう言いながら彼女はショートパンツのファスナーを開いて見せた。そこから現れたのは下着などではなく、ぐちゃぐちゃに濡れた女性器だった。既に準備万端といった様子でひくついているそこを見て、六尺は思わず生唾を飲み込む。
「先輩はノーパン族なんですか……?」
「そんな質問はいい。答えろ六尺。種付けしたいのか、したくないのか」
「し……たい、です」
六尺の小さな返事。七久保は自尊心が大きく満たされていくのを感じながら、にまにまと下品な笑みを浮かべ始めた。
「声が小さいぞ?ん?」
「……ッ!やりたいですっ!先輩のナカの形が変わるまでブチこみまくってっ、子宮が溺れるまで注ぎ込んでっ、動けなくなるまで種付けしたいですっ!」
ヤケクソ気味に叫ぶ六尺。それを聞いて「別にそこまで言えとは」と、もごもご口ごもる七久保だったが、すぐに調子を取り戻してこう続けた。
「いいぞ、来い」
シンプルな許可の言葉とともに、七久保はベッドの上で股を大きく開いた。そこに躊躇なく突き込まれる男性器。その衝撃だけで軽い絶頂を迎えたのか、彼女の身体は大きく跳ね上がった。しかしそんなことお構いなしとばかりに、ピストン運動が始まる。
「ああっ♡あ゛っ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
もはや嬌声を抑えることすらできない様子の七久保。普段の世の中をナメ腐った顔からは想像もできないほど蕩けきった顔を晒す彼女だが、それを見つめる六尺もまた同じような表情をしていた。その顔にはいつもの冷静さはなく、目の前のメスを犯し尽くすという獣のような欲望だけが浮かんでいる。
二人は今、正常位で繋がっているところだった。ただし普通のセックスではない。互いの身体にお互いの体液を擦り付け合うような激しい行為だ。二人の身体は汗と愛液と精液と唾液とその他もろもろの液体でどろどろになっていた。
「ほらっ♡どうだっ♡気持ちいいかっ♡私の膣内はっ♡」
「はいぃっ!最高ですっ!先輩のなかっ、気持ちよすぎておかしくなりそうですっ!」
二人は互いに互いを求め合い、貪り合っている最中であった。相手の性器に自らの性器を押し当て、少しでも多くの快楽を得ようと必死である。そんな彼女らの下半身では、結合部から溢れ出した泡立った粘液が飛び散っており、ベッドシーツに大きな水たまりを作っていた。それだけ二人が激しく交わっていることを表しているのだが、当人たちにそんなことを気にする余裕はない。
ただひたすらに腰を動かし、胸を揺らし、お互い気持ちよくすることだけを考えて動いている。しかしそれだけでは飽き足らず、今度はお互い相手の乳首へと手を伸ばした。硬く勃起したその先端を指で摘み、くりくりと刺激すると、お互いの口から甘い声が漏れ出す。
「んんっ……♡そこは弱いんだ……あまり弄ってくれるな……んっ♡」
「そんなこと言ってぇ……本当はもっとして欲しいんでしょう?……あんっ♡」
「……生意気だぞ……んぁっ♡この……くうっ♡」
そう言うと七久保は腰を大きくグラインドさせ、腰をぐりぐりと押し付けてきた。突然の反撃に思わず声をあげてしまう六尺。それを見て彼女は得意げな笑みを浮かべるのだった。
一方の六尺の方も反撃とばかりに腰を大きく前後に動かし始める。七久保の華奢な身体がガクガクと震え、喘ぎ声を漏らす。それはまるで口からセックスへと土俵を変えた喧嘩のようだった。
「このぉっ!イケっ!私より先にイクんですよ先輩っ!!」
「貴様が先に射精するんだっ!普段の早漏っぷりはどうしたっ!」
「あ゛っ♡!いきなり締めないでくださいよっ!!」
「生理現象だっ♡!」
二人の戦いはさらにヒートアップしていく。どちらかが先に果てるか、根負けするまで続くだろうと思われる戦いの結末は意外とあっさり訪れた。
どちらも限界が近かったのか、段々と動きは小さくなっていき、やがて止まってしまう。そして最後の力を振り絞るように、これまで以上に強く腰を押し付け合う。そして次の瞬間、二人はほぼ同時に絶頂へ達した。
ぼりゅりゅりゅりゅっ!!
例えるならば、チューブマヨネーズを踏んでしまった時の音。あるいは卵アイスが一気に噴き出してしまった時のような音だろうか。いずれにせよ、そんな擬音を連想してしまうほどの勢いだったことは間違いなかった。
そんな音と共に吐き出された白濁液が、七久保の膣を一瞬で埋め尽くしていく。彼女の小さな女性器はあっという間に許容量を超えてしまい、入りきらなかった分がすぐに溢れ出した。それでもなお、白濁液の放出は止まらない。
「んぎぃいっ!!お゛っ♡お゛ほぉおっ♡♡」
「あはぁっ♡すごい出てるぅ……っ♡」
七久保はその細い身体を弓なりに反らせながら、全身をがくがくと震わせた。あまりにも大量の精液を流し込まれたせいで、下腹部が若干膨れ上がっている。
一方、六尺の方はと言えば、自分の男性器から精液が大量に放出される感覚に酔いしれていた。まるでポンプで汲み上げられているかのような錯覚すら覚えるほど、大量の白濁液が流れ出ていく。
ドサリ、と六尺の身体が七久保の体と重なる。「ぐえ」と色気のない声を漏らしつつも、彼女は幸せそうな表情を浮かべていた。一方の七久保はまだ余韻に浸っていたいのか、体を小刻みに痙攣させながら恍惚とした表情で虚空を見つめている。
「おい……重いぞ……」
「すみません……でももうちょっとこのまま……」
「……まったく……」
そう悪態をつくと、彼女はゆっくりと目を閉じ、そのまま浅い呼吸を繰り返した。
六尺はそんな彼女の顔を愛おしそうに見つめつつ、頭を撫でたり、軽く抱きしめたりと、その感触を楽しみ始めた。さらさらとした髪の感触や、ふわりと香る甘い匂いなどを堪能する。
そして大きくなってしまう男性器。
「あっ」
「……半ば分かっていたことだ。お前は10回や20回では満足できないだろうとな」
目を開けた七久保と視線が合う。その瞳の中には既に情欲の色が見え隠れしていた。彼女は起き上がると、六尺の肩をぐいと押した。
「ふんっ!……ふんっ!!」
「……?あの、何を?」
「押し倒そうと、ふんっ!しているのだっ!」
「ぶふっ」
六尺は彼女のあまりの非力っぷりに噴き出した。対する七久保は少しムッとした表情になりつつも、再び肩をぐいぐいと押す。
さきほどの気持ちのいい射精で非常に気分のいい六尺は、その力に流れるように力を抜き、背中からベッドへと倒れ込む。
ベチャ、と音がした
「なん、つめたっ!?」
突如背中に走った不快感にベッドを確認する。すると黒いシーツの上は白い水たまりでいっぱいになっていた。
「こ、これは……?」
「防水性のシーツだ。さすがにベッドをグシャグシャにされるのは困るからな」
「ぼうすいせい」
「あとどれだけ出たかが一目でわかる」
「体験までできましたが」
しらん。そんなことは計算に入れていない、と七久保は六尺に跨ってそっぽを向いた。
少し不機嫌そうな風を装っている彼女だが、その視線はチラチラとシーツと六尺を往復していた。
「さっきから思ってたんですけど先輩ってもしかして」
「……」
「着ザーとか、そういう趣味が?」
着ザー?と七久保の目が点になる。
「着ている服や下着にぶっかける、あるいはぶっかけた後に着て興奮する趣味です。まあ、ニッチではありますけど」
「………………」
「あっ図星ですね」
プイと七久保の顔が横へ向く。その顔は真っ赤に染まっており、耳まで赤くなっていた。その可愛らしい姿に、六尺は思わず笑みをこぼす。
「先輩のヘンタイ」
「幼児体形に興奮してるやつが何を言うんだ」
「
二人は軽口を叩きあいながらも互いの腰を擦り合わせる。その度に二人の下半身からはクチュクチュという水音が鳴り響き、二人の興奮を高めていく。
二人はもう我慢できなくなっていた。相手の性器同士を擦り合わせながら、お互いに相手の肩を掴む。そしてそのまま勢いよく唇を合わせた。
「んっ♡ちゅっ♡ちゅぷっ♡じゅるっ♡」
「れろっ♡んむっ♡ぷはぁ♡」
二人は互いの舌と唾液を交換し合うかのように、激しいキスを交わす。そして互いの性器を擦り付け合う速度もまた上がっていった。
そして不意に七久保の腰が浮き、彼女の秘部と六尺の亀頭がキスをする。
「次は私が上だ」
返事を聞く間もなく七久保は腰を下ろした。挿入と同時に膣内に感じる異物感。それがもたらす快感に七久保は熱い吐息を漏らし、身を震わせる。一方の六尺も、自らのモノを包む暖かさに快感を感じていた。思わず身震いし、腰を跳ねさせる。その動きによってさらに強い快楽に襲われ、二人とも身悶えした。
「いっ♡……きなり動くなっ」
「生理現象ですっ」
「なら仕方ない……なっ!」
六尺の上を滑るようにグラインド。それに巻き込まれた男性器は激しく擦られ、今までとは比較にならないほどの快楽に襲われる。たまらず腰を引いて逃げようとするが、逃さないとばかりに体重をかけて押さえつけられた。
「これはっ♡なかなかっ♡楽しいなっ♡」
「あっ♡先輩っ♡これダメッ♡ダメですぅっ♡」
「ダメだと言う割にはっ♡随分と気持ちよさそうだがっ?♡」
「ち、違いますぅうっ!気持ちよくなんかありませんっ!ちょっとビックリしてるだけなんですぅうっ!!」
「嘘をつけっ!この早漏めっ!!」
言葉責めとともに上下運動が激しくなる。体力勝負ではいつも歯が立たない六尺をいいようにできている征服感に、七久保はひどく興奮していた。その証拠に彼女の腰の動きはさらに早くなっている。
それに呼応するかのように、彼女の膣はぎゅうぎゅうと締め付けを強くした。ただでさえ限界が近い上に、そのような刺激を与えられてはひとたまりもない。六尺の口から情けない声が漏れ出る。
「うぁっ♡せんぱいっ♡らめぇっ♡」
「ほら絶頂しろっ!早漏っ!早漏っ!」
「ひぐぅうううっっ!!!」
びゅるるるるるっ!!!どぴゅっ!!ごぽぉっ!!
大量の白濁液が七久保の中に注がれていく。膣の中を満たし、入り切らなかった分が結合部から溢れ出す。そして溢れた分が重力に従ってシーツへと垂れていった。
「休憩はまだ早いぞっ♡!」
そう言うと七久保はゆっくりと腰を上げた。そして今度は先ほどよりも深く腰を下ろす。
ずにゅるるっ!ぐぽっ!と膣の中身が溢れ出す感覚。その衝撃に、七久保は歯を食いしばって耐えた。そして再びゆっくりと腰を上げる。
「あ゛っ♡あ゛ぁあっ♡」
そしてまた腰を沈めた。同時に六尺から悲鳴にも似た喘ぎ声が上がる。どうやら子宮口に亀頭を押し付けられる感覚がたまらないらしい。彼女は目を白黒させながら身体を震わせていた。
一方の七久保の方も余裕はなかった。六尺を支配しているという状況と性的興奮で、頭がおかしくなりそうになっていた。
そんな状況でも、彼女は懸命に腰を動かし続ける。それは彼女が生来持つ負けず嫌いの性格ゆえか、それともおかしくなることを望んでいるのか。
もはや彼女に正常な思考はほとんど残っていなかった。あるのはただ目の前の女を屈服させたいという大きな欲望。
「くっ♡ふーっ♡ふぅー……っ♡」
「あっ♡だめっ♡せんぱぃっ♡それっ♡きもちよすぎますっ♡」
「うるっ♡さいっ♡黙れっ♡貴様はっ♡黙ってっ♡私にっ♡犯されてろぉおっ♡♡」
そう言いながら七久保はさらに激しく動き始める。そのあまりの激しさに、さすがの六尺も耐えられなくなってきたのか、彼女の顔には苦悶の表情が浮かんでいた。しかしその表情とは裏腹に、肉棒の方はビクビクと震えており、今にも射精しそうな様子だった。
それを見た七久保はさらに動きを速める。そして、とどめと言わんばかりに一際強く腰を打ち付けた。その瞬間、ビクンと大きく跳ねたかと思うと、六尺の男性器の先から勢いよく液体が飛び出した。
「もういっかぁい!!」
「お゛ほぉおおおっっ!!」
射精のさなかに腰を動かし続ける七久保。既に彼女の腹は六尺の出したもので満たされていたが、それでもまだ足りないとばかりに出し入れを繰り返している。
腰が大きく動くたびに結合部から白濁液が散る。そのたびに二人の身体は痙攣し、絶頂を迎えているようだった。
「またっ♡いくっ♡イクゥウッッ!!!」
ビュルルッ!!ぶぴゅっ!!ぶりゅっ!!!
何度目かもわからない膣内への射精。当然彼女の中は満杯になっており、行き場を失った精液は外へと漏れ出していく。しかし、そんな状態でもなお彼女の腰の動きは止まらない。むしろさらに激しくなっていくばかりであった。
一方六尺の方はすでに何度も達しており、息も絶え絶えと言った様子である。そんな彼女の様子を見て、七久保はさらに興奮を高めたのか、さらに腰の振りを激しくする。
「んぐっ♡んんっ♡んはぁっ♡」
ぶりゅっ!
「あっ♡あぁっ♡んぎぃいっ♡♡♡」
どぷうっ!
「あぁあああっ♡♡♡イグゥウウッッ!!!」
ぶぴゅっ!
何度も繰り返される射精。その量は衰えることを知らず、それどころかますます勢いを増しているかのようだった。そのおかげで二人の結合部は、その境目を判断するのが困難なほど白濁液で汚れていた。
「はぁーっ♡♡はぁーっ♡♡」
「……♡……♡」
もう何度目とも知れぬ絶頂の後、ようやく二人は動きを止める。二人とも汗だくであり、特に六尺に至っては全身を自身の放った白濁液で染め上げていた。
二人はそのままベッドに倒れこむ。互いに抱きしめ合い、互いの体温を感じながら荒い呼吸を整えた。
「さすがに……疲れた……もう動けん」
「じゃあ次は私の番ですね」
「えっ」
ベッドの上でころんと転がされる七久保。お尻を突き出すような形に寝かされ、今から行われる行為を想像して顔を青くした。
「ま、待て待て!さっきあれだけ出しただろう!?」
「ここを自由に使わせてくれるって言ったのは先輩です……よっ!」
言うが早いか、六尺は自身の男根を勢いよく挿入した。瞬間、彼女の口から嬌声が上がる。そして間髪入れずにピストン運動を開始した。
「あっ♡まっ♡やめっ♡やめろっ♡」
「先輩はダメって言ってたのにやめてくれなかったじゃないですかっ♡」
ぱん、ぱん、という肉がぶつかる音が鳴り響く。その度に七久保の口から甘い悲鳴が上がった。彼女は後ろから突かれる度に体を弓なりに反らせ、胸を突き出して更なる快楽を得ようとしていた。
「ほらっ♡先輩っ♡出しますっ♡出しますよっ♡」
「やだっ♡やだぁっ♡」
口では嫌だと言っているものの、その顔は完全に蕩けきっている。目はトロンとしており、口元からは涎が垂れている。誰がどう見ても限界寸前だった。
「せんぱいっ♡かわいいですっ♡」
そう言うと六尺は七久保の頭を優しく撫でた。その手つきはとても柔らかく、まるで子供をあやすかのようだ。その優しい手つきに思わず安心してしまう七久保だったが、それも一瞬のこと。すぐに激しいストロークが始まった。
「あっ♡やっ♡だめぇええっ♡♡」
パンッパンッ!と激しい音を立てながら、何度も何度も子宮口をノックする肉棒。それと同時に六尺の手の動きも激しさを増していく。その暴力的なまでの快楽の前に、七久保はなす術なく絶頂へと追いやられた。
「あ゛っ♡イグッ♡イッグゥウウッッ♡♡♡」
ぶしゅっ!ぶしゃあああっ! 絶頂と同時に大量の潮を吹き出す七久保。同時に六尺の男根からも大量の白濁液が吐き出され、七久保の膣を再び蹂躙する。あまりの量の多さに結合部から溢れ出す精液。しかしそれでもなお、六尺の男性器は硬さを保ったままであった。
「夜はまだまだこれからですよ♡」
そう言うと六尺は再びピストン運動を開始する。既に体力を使い果たした七久保には抵抗するだけの気力もなく、ただ細い腰を揺さぶられ続けた。
■■■
「動けません」
「本当に動けなくなるまでやる奴があるかバカ」
結局六尺は日が昇るまで腰を振り続け、その間ずっと七久保を弄び続けた。その結果、部屋中にむせ返るような匂いが充満し、二人の体は見るも無残な姿になっていたのである。
最初から体力のない七久保はもとより、一晩中射精し続けた六尺もガス欠で、結果二人並んで精液でぐちゃぐちゃのベッドの上でピロートークに興じていた。
「ところで一つ伝えておかなければならないことがある」
「今さら性病に罹ってるとか言わないでくださいよ」
「バカ言え性交渉の相手はお前だけだ。それは置いておいて、睾丸が精子をつくるのにどれくらいの期間が必要か知っているか?」
「え、3日くらいですか?」
「それは精嚢の精子がいっぱいになるまでのおおよその期間だ。精子ができるまで実際は2か月半ほど掛かると言われている」
「そんなに」
「つまり、種付けがなんだのと言ってはいたが、結局はできていない。精子は1週間ではできないからな」
「じゃあなんであんなことを言ったんですか?」
「そのほうが興奮するだろうと思ってな」
ニヤリと笑う七久保。その表情を見た六尺は、この人実はマゾっ気もあるんじゃ?と疑いの視線を向ける。
その視線に気が付かなかったのか、それとも気が付いたうえで受け流したのか、彼女の視線は天井を向いた。
「まあそれはそれとしてだな」
「はい」
「動けるまでどれくらいかかりそうだ」
「一寝入りしたらなんとか」
「そうか……」
「えっ、もしかしてどっちかが動けるまでこんなベッドの上で寝なきゃいけないんですか」
「お前の分泌液だ。仲良くしろ」
「先輩みたいなヘンタイじゃないのでそれはちょっと……」
「どういう意味だ」
そう言いながら二人は顔を見合わせる。そしてどちらからともなく笑い出した。
「ま……とにかく、しばらくは横になる以外はできなさそうですし」
「そうだな……だが、せっかくだしもう少し話をしようじゃないか」
「蘊蓄マシンの先輩には期待してますよ」
「なら何故パイプカットといえばモロッコやタイかという話をしてやろう」
「ひぇ。今やるような話ですか……?」
そう言いながらも、二人は他愛もない話に花を咲かせる。
二人が会話を止める頃には、いつしか二人の掌が重なっていた。
■■■
後日、科学部の部室には二人の女性の姿があった。白衣を着た高笑い中のちんちくりんと、あきれ顔の女性だ。
「で、今回はどんな薬を?」
「よくぞ聞いてくれた!今回作った薬は────」
またか。女性は溜め息を吐きながら額を押さえた。毎度毎度このちんちくりんは碌なことをしない。
「で、事故が起こったりは?」
「起こる!ほぼ確実にな」
「ええ……」
「それを期待しているんだろう?」
ニヤリ。嗜虐的な笑みが女性に向けられる。それを受けた彼女は深い溜め息を一つ吐いた後、仕方ないとばかりに頷いた。
「……で、今回の事故はなんですか」
「前回、前々回の失敗を踏まえ、今回は搾精プレイをしようと思ってな!」
「で、最終的には私に犯されるわけですね」
「いいや!今回は私がお前を犯すのだ!」
はいはい、と生返事を返す女性。そんな彼女の様子を見て、ちんちくりんは満足そうに頷いていた。
「その余裕がどこまで持つか、見ものだな」
後ろ手に隠した二つの輪っか。おもちゃの手錠を携えたちんちくりんは作戦の成功を確信し笑みを浮かべるのであった。
※このあと手錠を奪われます
二人の物語はここで一区切りです。
なんかまた二人で喧嘩ックスしてほしいとかそんな欲望が生えてきた時に次話が更新されます。