※この作品はR-18です。

隣の加賀さん。   作:カマケル

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4、初体験

 

隣の加賀さん

 

 

 

 

『そんな怒らないでよ、

 

 僕が悪かったです』

 

むくれる彼女に、平謝りする。

 

 

怒ってるじゃん。

 

それ絶対怒ってるやつじゃん。

 

こうなった原因は、完全に僕にあった。

 

 

 

毎朝、一緒に朝食を作り、

 

土日は、一緒に部屋で過ごす。

 

もう毎日一緒にいる。

 

さながら、夫婦のようだが、

 

でも付き合ってすらいない、

 

この関係を壊してしまうかもしれないけど、区切りが必要だと思った。

 

つまり告白。

 

 

僕は彼女に告白した。

 

『こんな状況になってて今更言うのもオカシイかもしれないけど、

 

 これからも一緒に居たいから、居てほしいから……言うんだけど、

 

 ……好きです。……これからも一緒に居させてください』

 

 

 

 

言った結果がこれである。

 

断られたわけではない。

 

まだ僕の部屋に一緒にいる。

 

彼女も出ていこうとする素振りはない。

 

 

だったら、なぜ、こうなってしまったのか、

 

答えは簡単だ。

 

 

僕たちは、どうやら既に付き合っていたらしい。

 

 

いや、らしいってなんだよってなるが、

 

答えは簡単。

 

僕は付き合っていると思っていなかったが、

 

彼女、加賀さんは僕と付き合っていると思っていた。

 

ただそれだけの話し。

 

明確な記憶も残っていないが、

 

何回目かのデートに言ったときに、

 

彼女から、これからも仲良くしてくださいね、みたいな話されました。

 

はい、気が付きませんでした。

 

告白だなんて一切思っても見ませんでした。

 

話し合った結果、を要約するとこうだった。

 

 

いやまあ、オカシイとは思ってた。

 

家に当たり前に来る。

 

毎朝一緒にいる。というか常に一緒にいる。

 

まあ。ありえないよね。

 

 

「……え?、あの」

 

 

有無を言わさぬ雰囲気。

 

いや言うつもりなんて無いんだけども。

 

 

 

『はい!!』

 

え?

 

あれ?

 

 

 

 

 

 

 

火照った肌、上気した頬。

 

香るシャンプーの匂い。

 

 

 

 

これで絶対関係がないなんて勘違いしませんよね。

 

って言うことだろうか。

 

ムードもへったくれもない誘い。

 

嫌ムードぶっ壊したの僕だ、僕だった。

 

というか、ここまでされてて拒否なんてありえない。

 

 

初めて生で見る、女性の裸体。

 

ソレも意中の人の体。

 

つい凝視してしまっていた。

 

「ご、ごめん、あまりに、…その綺麗だったから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女が差し入れてきた舌が、僕の口の中を這い回る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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