「この時間だと、父さんはまだ帰ってきてないんだ。だから遠慮なく上がって」
「お邪魔しますー」
一応家族向けの宿舎なので玄関はそれなりの広さがある。
玄関からはフローリングのリビングにつながっていて、リビングの中央には来客用のローテーブルとソファを置いてある。まあ使う機会なんか無かったんだけど。この村に引っ越す前も引っ越した後も我が家にはお客さんが来ることはほとんどなかったし、僕もソファでくつろぐより自分の部屋でベッドに寝っ転がった方が落ち着くし。
玄関から見てリビングの奥の方は台所になってて、父さんと僕は普段ここのテーブルと椅子で食事をしている。リビングだと僕も父さんもソファよりもこっちの方にいる時間の方が長い。
液晶TVもこっちの椅子に座ってる時に見えやすい位置においてるし。
もっとも僕も父さんもニュースくらいしか見ないけど。
このTVも引っ越しに合わせて父さんが買い直してたけど、このあたりって地方局しか電波が入らないんだよね。
そのせいか、初めて見る番組ばっかりだった。
「へー、ちゃんと片付いてるんだね」
リビングに入った己紗がキョロキョロと周囲を見渡しながら感心したように呟いた。
やっぱり父子の二人暮らしだと片付いてないイメージがあるよな。
「うん、まあ片付いてると言うより物が少ないんだ。父さん公務員だし、引っ越しの時に困らないようにあんまり家具は増やさないようにしてるし」
「ふーん」
靴を脱いでリビングに上がると、窓際に置いてあった空気清浄機が「ピッ」と音を立てて動き始めた。清浄度を示すLEDの表示バーが右端まで一気に振り切って、色も青から赤に変わる。
ファンが回って筐体の上部から空気が噴き出し始め、静かだったリビングが急にうるさくなった。
いつもよりうるさいファンの音が、いつもとは違って同級生の女子を家に連れ込んだことを僕に強く意識させた。
……そういえば、家に同級生の女子を連れ込んだ場合ってどうすればいいんだ?
やっぱり、まずはリビングでお茶でも出すべきなんだろうか?
それともこのまま自分の部屋まで案内するのだろうか?
よく考えたら、女子を家に招くのなんて生まれて初めてだぞ。
小学校低学年の頃にちょろっと家にやってきた女子もいたけど、あれをカウントするのはちょっと違うと思う。
──まてよ?
このまま己紗を自分の部屋に連れ込んで大丈夫なんだっけ?
今朝の記憶を大急ぎで辿る。
訪問してきた女子に部屋を見られるということなんか今まで考えもしなかったから「対策」など何もしていない。
フル回転する頭で自分の記憶の中の部屋の中の様子を検証していく。
……そもそも見られて困るようなものは自分は持ってない。
だけどそれはあくまでも男子の自分基準だ。
同年代の女子の基準ではどうなるんだ?
本棚には漫画を中心に本や推理小説が収まってるけど、女子の目に入ったらドン引きされるようなものはなかった……はずだ。
……ないはずだ。ないよな?
……いかん、絶対に大丈夫だという確信が持てない。
男子の自室にあったら、女子からマイナス査定を食らってしまうものってそもそも僕は知らないぞ?
何が地雷にあたるのか僕には分からないから確信が持てないのは当たり前だ。
「…………」
「かっちゃん、急に黙り込んでどうしたの?」
己紗が可愛らしい仕草で小首を傾げている。
最近は見慣れてきたけど、己紗の容姿はそこらのアイドルを余裕で上回る超がつくほどの美少女だ。東京で一番、いや日本で一番可愛いと言っても否定する人はそんなにいないだろう、もちろん僕は肯定する方だ。学校でもいつも一緒にいるし、万が一にも彼女にドン引かれでもしたらショックが大きすぎる。
やっぱり僕の部屋に連れ込むのはやめよう。
リビングのソファに座ってもらえばそれでいい。
「かっちゃん、さっきから顔が百面相してるよ?」
「えっ? そ、そうかな? と、とりあえずソファに座ってよ、お茶くらい入れるからさ」
「う、うん」
お湯は電気ポットがあるから沸いてるとして、お茶っ葉は……普通の緑茶でいいよな。
普段から料理してるから慌てる必要が一切ないのはありがたい。
◇◇◇◇◇◇
「それで、用事はなんだっけ?」
己紗の向かいのソファに座る。
父さんの好みに合わせてソファのクッションは堅めだ。
お茶の入った湯呑をずずっと啜りながら己紗の答えを待つ。
僕の家に行きたいって言った後、己紗はずっとそわそわしてたから用事の中身を聞けなかったんだ。
まあ僕だって馬鹿じゃない。
推測はしてる。
「実はね、来週の中間試験なんだけど……」
うん、推測通りだった。
「試験勉強を僕と一緒にしたいってことかな?」
「あ、すごい。かっちゃんよく分かったね?」
「まあね。己紗だったら自分の家で
「え? あ、そうそう。そうなの」
湯呑に入ったお茶をに少し口をつける己紗。
なぜか僕から微妙に視線を
初めて来た他人の家だから落ち着かないのかな?
「ちょっと待ってて。部屋から参考書を取ってくるから。例題問題とかいっぱい載ってるから二人で解きながら教え合おうよ」
「う、うん」
リビングから自分の部屋に移動する。
この前、買い出しに行った時に買いまくった参考書は本棚に収めてある。その中から数学、理科、社会、英語の参考書を取り出す。
こんなには要らないか?
父さんが役場から帰ってくるのはいつも18時くらいなので、あと3時間もない。
己紗もまさか全教科やるつもりはないだろうし、苦手な教科だけに絞ったほうが良いだろうな。
「おまたせ」
テーブルの上に参考書をドサドサと置く。
「父さんが役場から帰ってくるのがいつも18時くらいなんだ。それまであと3時間もないし、己紗の苦手な教科を教えてよ? 試験前に重点的にやったほうが良いやつ」
「え、えっと……」
テーブルの上に置いた参考書と僕の顔を己紗の目がチラチラと往復している。
あれ?
もしかして国語の参考書の方が良かったのかな?
でも試験直前に勉強するような教科でもないしな。
「あうぅ…………」
急に己紗の顔が真っ赤になった。
「どうしたの?」
湯呑を持って、離して、持ってと無駄に繰り返してる己紗の様子が明らかに変だ。
次の瞬間、湯呑を持ったまま己紗がガバっといきなり立ち上がった。
「あ、あたし保健体育の勉強がしたいのっ!」
ほとんど絶叫に近い感じで己紗が叫んだ。
◇◇◇◇◇◇
己紗の絶叫は隣の隣の部屋くらいまで響き渡ったはずだ。
この宿舎にはうちを入れて二世帯しか住んでなくて、うちが西の端で、もう一つは東の端だ。
だから大丈夫なはず……そうであってほしい。
「ほ、保健体育って……あれって試験は実技だから僕んちじゃ練習しようがない……と思うんだけど? ほら? プ、プレートがないしさ?」
上から見下ろしてくる己紗の圧が凄くて、なんとなく腰を引きながら僕は小さな声で言い返した。
おちんちんプレートは学校の備品なので無断で自宅へ持ち帰るわけにはいかない。多分花胡先生の許可を貰えば大丈夫なんだろうけど、今日のところは教室の後ろの棚に保管したままでここにはない。
「で、でもこのままじゃ、あたし赤点になっちゃうし」
確かにそうだ。
明日の保健体育の授業で射精まで辿りつけなければ、一度も射精に成功したことがないまま己紗は中間試験に臨むはめになる。
そこまで思い詰めていたなら、今日は僕の家に来るんじゃなく、放課後に居残って教室で練習した方が良かっただろうに。
僕の顔に内心が現れていたようで、己紗が言い訳を始めた。
「あ、あのね? こんな事言うとアレなんだけどおちんちんプレートって結局偽物だよね!?」
顔を真赤にしたまま、手に持った湯呑をブルブルと震わせながら己紗が語り始めた。
テーブルの上に湯呑からこぼれたお茶がぽたぽたと落ちている。
「あぁ……まあそうだね? アレってシミュレーションゲームみたいなもんだし」
「あたしがおちんちんを射精させられないのは、きっと本物のおちんちんじゃないからだと思うのっ!!」
「あぁ、うん、そうかもしれないね? でもごめん、己紗。もうちょっとだけ声を抑えてくれる?」
おちんちんを絶叫連呼されると、聞こえてる人はいないと思うけど小心者の僕はすごく心配になって窓の外を窺ってしまうのだ。
「あ、やっぱりかっちゃんもそう思うよね? 偽物のおちんちんだから上手く行かないんだって」
「いや、そんなことはないと思うよ? だって己紗以外の女子は全員射精させるのに成功してるし」
僕のちんちんを射精させるのがクラスで一番上手なのは10歳の天子ちゃんだ。その次が花胡先生で、己紗が一度も射精させられないのは偽物がどうとかじゃなく別の要因があるのではと僕は疑っている。
「かっちゃん!!」
「は、はい!」
己紗が上からグググっと圧力を伴いながら真剣な顔で見下ろしてきた。
ちょ、怖い、怖いから。
「おちんちんプレートでかっちゃんのおちんちんを射精させる練習するのは何のため?」
「何のためって、その……本番で失敗しないように?」
己紗の顔がもっと、もっと赤くなっていく。
多分、僕の顔も。
「じゃあ!」
「炊飯器?」
「今、真面目な話をしてるの!!」
「はい、すいません!」
僕の会心のボケは通じなかった。
「だからね! 偽物のおちんちんより本物のおちんちんで…………練習した方が……上達すると…………思わない? 」
最初の勢いはどこへやら、最後は消え入りそうな声で己紗が呟いた。
己紗が何を言ってるのか最初よく分からなかったけど、じわりと脳内に染み込んでくるように意味を遅れて理解した。
目をパチパチと瞬かせてもう一度己紗を見ると、己紗は僕の股間を凝視していた。
「それはまずいよ、己紗」
自分でも意外なほどすっと言葉が出た。
だけど喉がカラカラに乾いてきた。
「まずくないよ、練習だもん」
「練習って…………ねぇ己紗、本物のちんちんで射精させるのを練習って言うのかな、なんかすごく疑問なんだけど?」
「おかしくないよ、おちんちんプレートで散々やってる練習と同じだよ? お姉ちゃんや、天子ちゃんや、一枝ちゃんたちのプレートの中で、かっちゃんのおちんちんがぴゅっぴゅって射精してるところをかっちゃんも見てたでしょ? それと同じ……だよ。おちんちんを射精させる練習を……かっちゃんの本物のおちんちんでさせてもらえない……かな?」
熟れたリンゴのように顔を真っ赤にしてちょっとヤケクソ気味で強気な己紗の表情が、いつのまにかすごく不安そうなものに変わってしまっていた。
◇◇◇◇◇◇
「こ、これでいい?」
「う、うん。あ、かっちゃん。もうちょっとだけ足を開いて腰を突き出して?」
堅めのソファに浅く座り、背もたれに背中を付けた状態で僕の両足は大きく左右に広げられている。
その両足の間で己紗がリビングの床に直接座り込んで、僕の両足を左右にグイグイと押し続けていた。
いやそれ以上はもう広がらないよ、と言いたかったけど僕の股間にかぶり付くように顔を近づけている己紗の必死な表情を見ると何も言えなくなった。
己紗の眼前で僕のちんちんが柔らかい状態でお腹の上に乗っている。長さは7cmちょっとだ。
彼女の妙に熱い息が僕の金玉の袋に噴きかかってなんだかこそばゆい。
腰をほんの少しだけ持ち上げて位置をずらす。
己紗のために、己紗が僕のちんちんを一番弄りやすい位置へ移動させる。
「ふぅーっ♥ ふうーーっ♥」
己紗の
「さ、触っていいんだよね?」
「い、いいけど?」
自分の声が少し震えているのが分かる。
花胡先生や石辺先生みたいな大人の女性が仕事として僕のちんちんに触れてくるのとは訳が違う。
「えへへぇ♥ じゃあ、かっちゃんのおちんちんはもう己紗のモノだね?」
僕のちんちんが同級生の女子に、それも12歳の女の子のモノだと宣言された瞬間、自分の心臓の音が大きく高鳴った。
「ずっとじゃないよ……今日だけだよ?」
己紗の顔が赤い。
多分、僕の顔も負けないくらい赤くなってる。
呼吸を乱したままの己紗が、左手を僕のちんちんの根元に添えて右手の指が僕のちんちんの包皮にそっと触れると軽く摘まんできた。
「んっ……」
思わず声が漏れてしまう。
僕と同じ12歳の女の子が生まれて初めて男子のちんちんを触っているのだ。
自分のちんちんがいつになく敏感になって、触れてきてる女子の指をどうしても強く意識してしまう。
躊躇いがちに動く彼女の指先が、ゆっくりと僕の包皮を剥いていく。
保健体育の授業でプレートを使って学んだように、男子のちんちんの包皮を剥いて、亀頭を丸裸にするため、摘まんだ包皮を根元に向かって引っ張り下していく。
遅い。
まるで焦らされているみたいに、己紗の動きがひたすら遅い。
亀頭を包んでいる包皮が1mmずつゆっくりと剥かれて、空気と触れ合う面積が増えていくのが分かるくらい遅すぎるし、己紗の指が微かに震えているせいで、僕のちんちんがどんどん敏感になっていくような気さえする。
「ね、ねぇ己紗。ちょっとゆっくり過ぎじゃない?」
「だ、だって。かっちゃんのおちんちんを初めて生で剥くんだよ? こんなにふにふにで柔らかくて……すぐに剥いちゃったら勿体ないもん!」
「勿体ないって……」
「あ、そうだ。カメラ! かっちゃん、この様子を動画で撮っていい?」
「いきなり何言ってんだよバカ! ダメに決まってるだろ」
「え、なんでダメなの? 己紗のおまんこもかっちゃんだったら好きに撮ってもいいのに!」
「な、なな、何言ってんだよ己紗!」
「お願い、かっちゃん! あたしが初めてかっちゃんのおちんちんを触る所を記念に残したいの!!」
「そ、そんなの残したって仕方ないだろ?」
「そんなのじゃないよ、絶対記念になるもん! ダメ? どうしてもダメ?」
「いや、ど、どうしてもダメってわけじゃないけど」
己紗がすごく悲しそうな顔をするので思わず日和る。
そもそもおちんちんプレートは僕自身でさえ見分けがつかないくらいの高精度の僕のちんちん映像が表示されていて、女子のみんなは僕のそのちんちんが射精する映像を毎日のように見ているわけで、絶対にダメだと拒絶するのもある意味おかしいし。
「やったぁ!! かっちゃんありがとう! お礼に今度みんなでお返しするね!」
「……なんだよ、お返しって」
あ、もう己紗は僕の言葉を聞いてない。
己紗は自分のカバンからスマホを取り出すと、多分動画撮影モードにして側のテーブルの上に置いて方向合わせを始めた。
角度と方向を微調整して、多分僕のちんちんが良い角度で映る最高の位置に合わせてようとしている。
──まったく、なんなんだよ。
だけど僕のモヤモヤするこの気持ちは、己紗のすごく嬉しそうなニコニコ笑顔を見ていると、どうでもいい些細なことのように思えてきた。
◇◇◇◇◇◇
「じゃあ、撮影開始します!」
上機嫌な己紗の声がリビングに響き渡った。
スマホのレンズが僕のちんちんに向けられている。正確には僕のちんちんというより、ちんちんとちんちんを弄る己紗の顔が写る方向に向けられていた。
録画をスタートさせると、己紗は僕のちんちんを優しく片手で掬うように握り、ほっぺたにぴったりと寄せて、カメラに向かって笑顔でピースサインをしている。
「……まあいいんだけどさ」
色々と思うところはあるけど、今日だけは僕のちんちんは己紗のものって確かに僕は言ったし、今更否定したら己紗が拗ねかねない。
「では蓮ヶ集中学校1年生石塚己紗12歳が、これからかっちゃんのおちんちんを頑張って射精させまーす♥」
「いきなり何変な宣言してるの? 己紗ってそんなキャラだっけ?」
「なんていうか様式美ってやつを踏襲してみたの」
「何の様式美だよ……まあ、いいけど。誰かに見せるようなもんじゃないだろうし」
僕みたいな男子のちんちんを弄り回す動画を、それも自分の顔が写ってる動画を他人に見せるわけないしな。
「さて、と。まずはかっちゃんのおちんちんを勃起させなきゃ♥」
己紗の雰囲気がなんだかさっきまでと変わってきてる気がする。
顔が赤いのは一緒だけど、緊張がとれてすごく嬉しそうだし、声も弾んでる。
よく考えたら、プレート上の僕のちんちんを射精させるのでさえ、あんなに夢中になってるんだ。
本物の僕のちんちんを好きにしていいなんてことになったら……。
「──んくっ」
己紗が僕のちんちんの根元を握りしめた瞬間、腰の奥の方がぎゅって収縮するような感覚に襲われて、一瞬頭が真っ白になる。
飛んでた意識が戻って、気が付いたらいつの間にか己紗の指が僕のちんちんの包皮を摘まんでいて、竿の根元に向かって引っ張りはじめていた。
さっきみたいにゆっくりじゃないから、すぐに亀頭の先端の赤い粘膜が包皮の陰から姿を現した。
「ふふっ♥ やっぱり本物はおちんちんプレートとは違うね♥♥」
己紗が半分ほど姿を現した亀頭を見つめながら、うっとりとした表情で呟いた。
剥き出しになった亀頭に己紗の荒い息が吹きかかる度に、なぜか僕の腰がビクっと震えてしまう。
「んっ……何が?」
「一番は……やっぱり匂いかな♥ 知ってる? かっちゃんのおちんちんて普通の状態でもすごく良い匂いがするんだよ?」
「そうなの?」
「そうなの! それだけでも凄いのに、包皮を剥いて亀頭が姿を現したら、甘い匂いがふわぁってあたり一面に広がるんだよ♥」
「えぇ……」
甘い香りなんてしてないよな? 海の生き物の匂いがすると思うんだけど。
「まるで花の蕾が開いた瞬間みたいだよね♥ ねぇかっちゃん? こんなに良い匂いしてたら蜜を欲しがってる蝶が群がってきちゃうけど大丈夫? んんっ♥♥」
丸裸になった僕の亀頭に己紗が鼻の先を近づけてクンクンと嗅ぎ始めた。
そして一嗅ぎする度に、なぜか己紗の上半身がぴくって震えてるし、震える度に己紗が幸せそうな表情を浮かべてる。
首を左右に動かして、何度も匂いを嗅ぎ直している己紗の顔がだんだんと蕩けはじめた。
開き気味の唇からも舌が覗いている。唾液が絡んでなんだかぬるぬるになっている。
「──あっ」
己紗の両手が僕のちんちんを握りしめてきた。剥き出しになった亀頭に改めて己紗の右手の親指と中指が挟むように添えられて、コリコリとまるで芯の感触を確認しているようだ。
「こういうのもおちんちんプレートじゃ分かんないもんね♥」
裏筋を親指で柔らかく刺激しながら、もう片手で竿の根本から中程まで全体を握りしめて刺激し続ける己紗の手が、熱いような冷たいような変な感じを僕のちんちんに送り込み続けてる。
「ねぇ、かっちゃん♥ おちんちん気持ちいい?」
「──うん」
赤くて敏感なカリ首の粘膜を己紗の──12歳の女の子の指先が擦り上げていく。
「どんな風に気持ちいいか教えて♥」
「……恥ずかしいよ」
「かっちゃんのおちんちんを気持ちよくして射精させるための練習なんだよ? 教えてくれないなら……ずーっと、ずーーーっと続けるけどそれでいいの?」
それは困る。
人差し指の腹でカリ首の段差をコリっコリっと刺激しながらきゅっきゅ親指で締め付け始めた。
「ほら、かっちゃん♥ 一番気持ちいいところ教えてくれたら、ずっとそこばっかり刺激してあげちゃうんだけどなぁ♥♥」
「あっあっ、ちょっと待って、己紗。あ、ダメだって」
僕の腰が僕の意思を無視して震え始めた。
「やっぱりココが良いんだ♥♥ かっちゃんのおちんちんはすっごく正直だね♥ あ、なんか出てきた♥♥」
腰の奥の方から、じわっと染み出してきた液体が亀頭の先っぽから零れ落ちた。
「──んっ♥ んんっ♥♥ すごっ♥ あっあっ……あぁっ♥♥」
己紗が突然全身を痙攣させて、僕のちんちんを両手で強く握りしめた。
手がブルブルと震えてるし、僕からは見えないけど、己紗の太ももから足先までビクンっビクンと大きな波のようなものが襲っているようだった。
「み、己紗? 大丈夫? どうしたの?」
「──っん♥ だ、大丈夫だよ♥ あ、あのね、かっちゃんのおちんちんの先っぽからカウパー腺液が出てきたらびっくりしただけ♥」
「そ、そっか。びっくりしただけか」
己紗の体はまだ小刻みに痙攣し続けている。
顔は蕩けきり、目尻には涙が光って見えている。
僕のちんちんを握りしめた己紗の両手の指が搾り上げるように動き、尿道口からカウパー腺疫が更に溢れてきた。
「かっちゃん、あのね、お願いがあるんだけど」
はっはっと息を乱した己紗が、口をあけて舌を見せつけながら聞いてきた。
「な、なに?」
「ちょっとだけ、ちょっとだけで良いからかっちゃんのカウパー腺液舐めていい?」
亀頭の先には零れ落ちそうなカウパー腺液の雫ができている。
「いや、汚くない? そんなの舐めない方がいいと思うけど……」
「で、でもこのままにしておくと、雫がかっちゃんの体か、ソファに垂れて汚しちゃうでしょ?」
「まあそうだけど……ティッシュか何かで拭けば……」
「あたしが口で舐めればすぐ済むし、ね? ダメ?」
己紗の圧がすごい。
石辺先生や花胡先生が口診で僕のちんちんを舐めるのは問題ないと思うけど、同級生の女子に舐めさせてもいいのだろうか?
「お姉ちゃんはかっちゃんのおちんちんを3時間も舐めてたんだよね?」
「え? なんで知ってるの?」
「健康診断の内容はクラスの女子全員に周知されてるよ? 診療所で男性器カルテ作ったでしょ?」
「え? アレってみんなに周知されるものなの?」
医者のカルテってみんなに共有されるものだっけ?
僕の勘違いか?
「当たり前じゃない。かっちゃんのおちんちんの情報は学校のみんなが知ってなきゃ困るでしょ?」
そういえば石辺先生も別の目的があるって言ってたけど、これか。
田舎だとそういうルールがあるものなのか。
変わってるけど、郷に入れば郷に従えっていうし……まあいいか。
どうせ、僕のちんちんのことはおちんちんプレートのせいでみんな僕より詳しいくらいだし。
「うーん、まあ……いいか」
「よかった♥ じゃあ舐めるね♥」
あ、いや舐めていいって話じゃなくてと言う前に、己紗が僕の亀頭を咥え込んだ。
「ふわっ! あぁっ!?」
熱く感じるほどのぬるぬるの粘膜が僕の亀頭全部を包み込んだ。
僕と同じ12歳の女の子が剥き出しの亀頭を咥え込み、亀頭の先端を舌でペロペロと何度も舐めしゃぶり始めたのだ。
「──んんっ♥ んっ♥♥」
僕の亀頭を舐めしゃぶっている己紗がまた体を痙攣させた。
痙攣する振動がそのまま僕のちんちんに伝わってきて、亀頭の先からカリ首の角の部分まで一気に痺れ上がる。
己紗の舌が僕の亀頭を舐め回す度に僕の腰の奥で何かがぎゅっぎゅと痙攣し始めた。
目の前が白く輝いてフラッシュが焚かれているように意識が遠くなり始める。
「あ、待って、己紗、待って! なんか来る、なんだこれ、あぁ!?」
そうだ、確か石辺先生や花胡先生に口診をされた時に感じた感覚だ。保健室の時もそうだ。
ぬちゅ♥ ぬちゅ♥ ぬちゅ♥ ぬちゅ♥ ぬちゅ♥ ぬちゅ♥
己紗が全身を痙攣させながら、口に含んだ僕の亀頭を舐めしゃぶり続けている。
「ふわっ!? あ、ちょっ!? んんんっ!!」
腰が勝手にビクンビクンと動いて、後頭部が一瞬灼けるように真っ白になった。
己紗に咥えられた自分のちんちんが幸せそうに痙攣し続けているのを感じながら、意識が遠くなっていく。
「精液出なかったね」
「──うん」
自分ではよく分からなかったけど、出てなかったのか。
「うん、勃起もしなかったし」
「──うん」
僕のちんちんを両手でふにふにと刺激しながら残念そうな顔で己紗が呟いた。
「ごめんね」
なんだか、申し訳なくなって己紗に謝った。
ソファにほとんど寝転んだ状態で足を大きく開き、己紗に僕のちんちんを好きに弄らせたまま僕も小さな声で呟く。
「いいの、まだ時間はあるし、お姉ちゃんだって3時間舐め続けたんだよね?」
「うん」
「じゃあもう一回射精チャレンジ、だね♥」
◇◇◇◇◇◇
「ああぁ!!」
腰が大きく動いて、己紗の喉の奥に僕のちんちんを突き入れてしまった。
「んんっ♥♥ んっ♥ んつ♥」
己紗の口の中で舌が亀頭の表と裏を舐めしゃぶりながら、きゅーっと吸引するせいで、僕のちんちんの中身がすべて吸い出されていくような錯覚を覚えた。
この短時間の間に僕のちんちんを口で刺激するのがとんでもなく上手くなっている。
己紗の口のなかで律動を続けるちんちんが62回目の空打ちを終えた。
「ふっ……ふっ……ふぅ………」
「んちゅっ♥ ちゅるるっ♥」
唾液まみれになった僕のちんちんを己紗が舐め取りながら頭を上げた。
「やったね! どう、かっちゃん。ようやくかっちゃんのおちんちんがフル勃起したよ♥」
「あぁ、んくっ……そう……だね」
ソファに横になったまま息も絶え絶えの状態でなんとか己紗に返事する。
大きく勃起して反り返った僕のちんちんを握りしめて、己紗はすごく満足そうだ。
繰り返される口診のせいなのか、気持ちいい状態がずっと続いていて、精液の噴出を伴わない空打ちが2、3分に一回のペースで続いている。
53回目の空打ちで僕のちんちんがまるで根負けしたように膨らみ始め、62回めで完全にフル勃起してしまった。
……壊れてないだろうな、僕のちんちん。
壊れてたら己紗が責任取ってくれるんだろうか?
「じゃあ、63回目のチャレンジ始めるね♥」
「待って己紗。休憩、休憩したい。このままじゃ僕死んじゃうよ」
「ダメだよ、かっちゃん♥ ここで休んだらおちんちんが萎えちゃうかもしれないし」
それはそうかも知れないけど、空打ちする度に腰の奥がおかしくなってきてるような気がするんだ。
「そろそろ、射精するような気がするんだよね♥ かっちゃんのおちんちん♥」
感度が上がりまくって細かく震え続けている僕のちんちんを己紗の手が包み込んだ。
己紗の手も僕のちんちんと同じように細かく震えている。
僕が空打ちする度に、なぜか己紗も僕と同じように手も足も痙攣させているのだ。
ソファの影に隠れて見えないけど、今も己紗の腰は前後にピクッピクッて痙攣している。
痙攣する度に満足そうな熱い吐息を漏らしていて、それがどんどん大きくなっているようだし。
僕は空打ちする度に脱力が酷くなっていってるのに、己紗はむしろ元気になっている。
今も僕のちんちんを嬉しそうに弄りながら弾んだ声で僕のちんちんの解説をしている。
「カリ首の感触も全然違うし、カッチカチだね♥ 指で擦るのすっごく気持ちいい♥」
己紗の指が裏筋を刺激しながらカリ首をコリコリと弾いて、明らかに感触を楽しんでいる。
「あっ、ちょっと待って、あぁっ!?」
「竿を刺激しながら、亀頭とカリ首を丁寧に擦っていくんだよね、かっちゃん先生♥」
「そ、そうだけど。あっ、でも今はちょっと待って」
唾液とカウパー腺液でぬるぬるになった亀頭を12歳の同級生の女の子が蕩けるような笑みを浮かべて刺激していく。
「裏筋も丁寧に、丁寧に♥ やっぱり本物のかっちゃんのおちんちんの方が、反応が分かりやすいよ♥」
ビクンビクンと律動する度に己紗の指先が擦る場所が変わり、複雑な指の動きが僕のちんちんに次々と新しい刺激を送り込んでくる。
「あ、亀頭が膨らんできた♥ ほら、ぎゅーってした方が良い? ねぇかちゃん♥ きゅっきゅって締め付けちゃうぞ♥」
「待って、おかしい。奥の方がなんかおかしいから!」
僕がそう言うと、勃起した亀頭に己紗が真っ赤な顔を近づけて指先で擦り続ける。
「ほら、
「くぅっ!!」
やっぱりそっくりだ。
花胡先生と己紗は姉妹だけに性格がそっくりだ。
最初はおっかなびっくりなのに慣れてきたらもうトんでもない。
ちんちんの根本を締め付ける己紗の左手の指が上下に動き、右手の指がカウパー腺液でぬるぬるになった亀頭を撫で回す。
「
トドメとばかりに握りしめた両手の指を上下に擦り上げ、グリグリと刺激しながら締め付けまくる。
「ああぁああああっ!! もうだめだっ! で、
「きゃああ♥♥ すごい♥ やだ、すっごい♥♥」
膨らんだ亀頭がもうひと回り膨らんで、白い粘液が亀頭の先端から噴き出した。
己紗の鼻に、額に、髪の毛に、両手に噴き出した白い精液が後から後からシャワーのように噴き出して己紗を汚していく。
「わ、わわっ!? えっ、こんなに
10秒たっても20秒たっても射精の勢いが全く弱まらない。
僕も自分が射精しているところを見るのは生まれて初めてだ。
1回の射精でどれだけ精液がでるのかなんて僕だって知らない。
「あ、ソファが汚れちゃう!」
にゅるるるっ♥
己紗が射精の最中の亀頭を咥え込み、噴き出す精液を口で受け止める。
「んちゅっ♥ んちゅっ♥ じゅるるっ♥ ちゅるるっ♥」
受け止めるだけじゃなくて、射精中の膨らみきって敏感になりまくった亀頭を舌で舐め回してはしゃぶり、
「うわ、なんで吸うのっ!? と、止まらなくなるっ!? ちょっと止めて己紗! あっ! ああぁあ!?」
己紗の舌が僕の亀頭を舐め回す度に力が抜けて、空打ちとは桁が違う射精の快感が、坂道を駆け上がるようにどんどん増していく。
ちんちんの根本の奥の大事な部分がぎゅっぎゅっと収縮する音が聞こえてくるようだ。
全く萎えない僕のちんちんはむしろどんどん膨らんで、膨らむ度に気持ちよさも上がっていく。
舐め回しカリ首を擦り上げていく己紗の舌が更に拍車を掛ける。
「ああぁあああっ!!」
熱くて蕩けそうな己紗の口腔が、僕のちんちんを刺激するために吸ってしゃぶって密着して、粘膜自体で擦り上げるのを止める気配がまったくない。
口腔内に噴き出した精液が全て喉の奥へ消えて行き、その度に己紗の舌の動きが滑らかに力強くなっていく。
どれだけ射精し続けたのか分からないくらい時間がたった後、己紗が陶然とした表情で僕のおちんちんから口を離した。
あぁ、射精が終わったのか……
それでようやく僕は、自分の射精が終わったことを知った。
◇◇◇◇◇◇
ソファに寝転びながら脱力仕切った首をわずかに動かす。
視界の隅を何がか動いた気がしたんだ。
ん?
「うわああああ、まずいっ! 父さんが帰ってきた!!」
「えっ!? えぇっ!?」
リビングの窓にかかっている薄手のカーテンから宿舎の前を通る道路が見える。
その道路を父さんが歩いている!
リビングの時計を見ると17時50分だった。
あぁああ!!
振り返って己紗を見ると、己紗の顔には僕が出した精液がべったりと付着していて、髪の毛にも口の端にも精液が付いている。
うわあぁああああああ!!
そうだ、己紗を僕の部屋へっ!
だめだ、玄関に己紗の靴があった!!
顔を洗う暇はもうない!!
まずいっ!
まっずいっ!!
「かっちゃん!! あたし、帰る!!」
「待って、己紗! それもまずいから!!」
だけど、己紗はソファの横に置いていたカバンとカメラを掴むと、僕の静止の声を振りきり玄関に駆けて行った。
ガチャ、バタンッ!!
大きな音を立てて玄関の扉が閉まる。
まずい、絶対に父さんと鉢合わせになる!!
僕はパンツとジャージのズボンを穿きながら、最悪の事態を想像する。
蓮ヶ集中学校のジャージを着た女の子が、顔中に精液がかかった状態で宿舎の自分の家から飛び出してくるのを父さんが目撃するのだ。
おわあぁあああっ!!
普段温厚な父さんでもこれは限界突破だ!
エターナルフォースブリザードォ!!
父さんは凍りつくっ!
僕は死ぬ!!