2434♥R18チャンネル 作:EROスター
R18ヌーン名物【セックスバトル】開幕!!
(舞元の野郎~……っ! 何がいい感じに金が稼げる仕事があるぞ、だ。クソ農家め!!)
にじさんじ裏チャンネル公式配信に出演しているその男は、心の中で自分にこの仕事を振った友人に対して怒りを募らせていた。
短く切り揃えられた赤い髪に黒いサングラス、サイコロを模したイヤリングと頬に刻まれた『び』の文字がトレードマークである強面の男の名は天開司……個人勢として活動するVtuberである。
彼は個人勢なのだが、にじさんじのライバーたちと男女問わず非常に親密な関係を築いていた。
コラボの頻度も高く、企画のMCとして参加することも多い彼は、ファンたちから実質にじさんじと呼ばれるくらいに愛され、その存在を認知されている。
その縁もあってか、本来ならばトップシークレットであるにじさんじ裏チャンネルの存在を教えても構わない外部の人間として招待された彼は今、公式チャンネルの企画に挑戦していた。
の、だが……詳しい企画内容を教えられずにとりあえずといった感じで配信に参加させられた彼は、この番組のMCを務めるゆがみんの話を聞いて、口の端を引き攣らせた呆れた表情を浮かべる羽目になっていた。
「はいは~い! 今回も始まりました、R18ヌーン! 今日は特別ゲストとして、実質にじさんじ所属Vtuberこと、天開司くんに遊びに来てもらってま~す!」
「……おはクズ。BANs筆頭ストームブレイカー、天開司だ。今日は何をするのか全く聞かされてませ~ん……」
ここまではよかった。普通に挨拶をして、普通に話を振って、普通に企画説明を聞くだけだったのだから。
問題はこの後、ゆがみんが口にしたこの配信の企画内容である。
「さてさて、今回のR18ヌーンでは、人気企画である男性ライバーVS女性ライバーのガチンコセックスバトルをやっちゃうよ! 今日こそは男性ライバーに勝ってほしいね! 司くんの活躍に期待だ!」
「……は? なんて?」
ガチンコセックスバトルなどというあまりにもぶっ飛んだ企画の内容を耳にした司は、思わずゆがみんへと聞き返してしまった。
ゆがみんはそんな彼の反応を予想していたとばかりに無邪気な笑みを浮かべると、同じ言葉を繰り返しつつ、詳しい企画内容を説明していく。
「男性ライバーVS女性ライバーのガチンコセックスバトル! それは、お互いがお互いの肉体と精力のみを武器にセックスをして、相手に負けを認めさせる真剣勝負! 要するに相手をイかせまくってもうセックスできない……って状態まで追い込んだら勝ちの勝負だね!」
「いやいやいや、馬鹿じゃねえか!? んな企画、アウトロー連中でもやらねえぞ!?」
「でも、結構リスナーたちからは人気だよ! 毎回熱い勝負を見れて楽しいって、好評なんだ!」
「マジかよ……!?」
予想以上にヤバい裏チャンネルの配信内容に愕然しながら頭を抱える司。
そこでふと顔を上げた彼は、ゆがみんへとこう問いかける。
「……そういえばさっき今日こそは男性ライバーに勝ってほしいとか言ってたけど、そんな連敗続きなのか?」
「うん! 今のところ、社さんに力一さん、鈴木勝くんに加賀美社長やチャイカさんなんかも参加してるけど、全員敗北してるね! 特に舞元さん……もとい、マスクドいちからは現在破竹の三連敗中だよ! 本当は今日も舞元さんに戦ってもらう予定だったんだけど、司くんがピンチヒッターとして参加するから見送りになったんだ!」
「あの、白髪ジジイ……!! 俺を嵌めやがったな……!?」
実にいい笑顔で自分をこの裏チャンネルの配信へと誘ってきた友人のことを思い出しながら、怨嗟の言葉を呟く司。
どうやら舞元はこの勝負を回避するために司を生贄として差し出したようだ。
あの野郎、自分が醜態を晒したくないからって友人を巻き込みやがって……! と、司が悪態をつく中、ゆがみんが彼を励ますように言う。
「でも安心してよ、司くん! 君が勝ったら今回のギャラに加えて100万円の賞金を出すし、倒した女性ライバーをお持ち帰りして、一週間自由にしてくれて構わないからさ! リスクは大きいけどリターンも大きい! ギャンブラーの血が騒ぐでしょ?」
「そんだけ勝つ確率が低いってことじゃねえか! ざっけんなよ、マジで!!」
某大人気ギャンブル漫画の主人公によく似た容姿をしている司だが、その風貌と相反して性格は堅実そのものだ。
ギャンブルが嫌いなわけではないが、そもそも金にだらしないわけでもないし……と、背負っている借金は知り合いの連帯保証人になったせいで押し付けられたものとまで言われている彼は、このチャンスを前向きに捉えられてはいないようだった。
ここまで来た以上、企画に乗らないという選択肢はない。
だが、参加したらしたで大事なものを失うような気がする……と、司が苦悶に呻いていると――?
「なんやてんかいじ、怖気づいとるんか? こりゃあもう、あてぃしの勝ちは決まったかな~?」
「あん? その声は……!!」
とても聞き覚えのあるカスカスの声に思いっきり煽られた司は、怒りの炎を燃え上がらせながら顔をあげれば、自分を見つめてニヤニヤと笑う丸顔の女子高生の姿が目に映った。
実に楽しそうに笑いながら大股でこちらへと歩いてきたその少女は、本当に腹の立つ表情を浮かべながら司を更に煽っていく。
「まあまあまあ、しゃーないわな。てんかいじってなんか童貞臭いし、あっちのスキルも大したことないんやろ? 今回の勝負はあてぃしの楽勝で終わるだろうから、リスナーたちもつまんないやろな~!」
「大福、テメエ……ッ!!」
司のことを煽る胸も尻も顔も態度も大きいその少女の名は、椎名唯華。にじさんじゲーマーズとしてデビューした、関西出身のJKライバーである。
リスナーや同業者たちから三下クズ大福と呼ばれている彼女は、その名に恥じない煽りっぷりと調子の乗りっぷりを見せ、司のことを挑発していた。
「てんかいじが急遽出演するって聞いて、対戦相手に立候補してよかったわ~! てんかいじなら余裕で勝てそうやし、この勝負を機に二度と椎名さんに逆らえんようにしてやるのも面白そやな~!」
「ああ? んだとぉ……!?」
実は割と長い付き合いである司と唯華は、普段通りのやり取りを行ってその仲の良さ(?)を見せつけていた。
完全に自分を舐めきっている唯華の態度に苛立ちを最大限まで高めた司へと、会話に割って入ったゆがみんが言う。
「さて、もう説明する必要はないよね? 今回の対戦カードは、天開司VS椎名唯華……因縁のあるクズ同士の決戦さ! ルールはさっき言った通り! 時間は無制限! どちらかが敗北を認めるまで続く、ガチンコセックスバトルの始まりだ!」
「ふあ~あ、だっる……! まあ、サクッと終わらせて、てんかいじのことをわからせてやって、ギャラもらって……笹木たちと遊びに行くか~!」
ニヤリと笑いながら煽りの言葉を口にする唯華は、言葉だけでなく肉体でも司のことを挑発していた。
普段から豊満であった女体はVer.Hモデルへの変更によってさらに雌としての魅力を富ませ、胸も尻も太腿も全体的にむっちりとした感じになっている。
雌肉の柔らかさも相当なもののようで、微かに体を動かすだけで彼女の胸は面白いくらいの上下しており、それを目にした司は色んな意味で心を滾らせていた。
「ほ~ら、てんかいじ~! 今の内に降参しておけば、恥かかんで済むで~! あてぃしに土下座して負けました~! なんて言わされる前に、さっさと負けを認めといた方がええんちゃう?」
「クカカカカ……! 上等だよ。その台詞、そのままそっくりお前に返してやるぜ」
ギロリと麻雀牌の柄をした瞳を輝かせ、覚悟を決めた司が唯華を睨む。
勝負師としての血を騒がせた彼は、目の前に立つ対戦相手を本気で倒すことを誓うと共に、決戦へと臨んでいった。
「ではでは~! 椎名唯華VS天開司! 時間無制限のガチセックスバトル、スタート!!」
ゆがみんの言葉を合図に、周囲の光景が変化していく。
司が次に目にしたのは、ホテルのスイートルームかと見紛うほどに豪華な寝室だった。
人間が五人は余裕で寝転がれるであろう巨大なサイズのベッドが一際目を引くその部屋の中で、クスクスと笑う唯華が声をかけてくる。
「ほら~、始まったで~! ぼさっとしてないで、とっとと服脱げや~!」
そう言いながら、ぽんぽんと着ている服を脱いでいく唯華。
こいつに恥じらいはないのかとは思いつつも、彼女の大きな顔が軽く赤くなっている様子を目にした司は、多少は無理をしているのだろうなと思う。
だったらこんなふざけた勝負の場に出てくるなよ……と彼が舌打ちを鳴らしている間に下着姿になった唯華は、感じている羞恥をごまかすようにして司を煽りながら残った二枚の衣類も脱ぎ捨ててみせた。
「ほら~、どうや~? 椎名さんのえっちなカラダ♥ なかなかのもんやろ~♥」
「……体だけは確かに立派だな。体だけは」
透き通るような白い肌はもちろんのこと、多くのにじさんじリスナーたちたちからも言われている高校生離れした巨乳を揺らしながら自分を挑発する唯華の言葉に、司が悪態で返す。
しかし、彼も健康で正常な思考を持つ男性であり、食べ頃である女子高生の裸を見て何も感じないような枯れ果てた男でもない。
もちっ♥ むちっ♥ とした唯華のたわわな胸は、とても綺麗な球形をしていた。
しかも、やや大きめの乳輪の中心に本来あるはずの突起は存在しておらず、多きな乳肉に埋没してるそれを目の当たりにした司は、流石に驚きに息を飲んで思わずその感想をもらしてしまった。
「陥没乳首なのかよ、お前……!?」
「あん? ふふっ♥ そやで~♥ なんやてんかいじ、興奮しとるんか? まあ、ぶっちゃけエロいって椎名さんも思っとるからな~♥」
むちっ♥ むちっ♥ むちっ♥ むちっ♥
大福の名に相応しい柔らかいが過ぎる全身をいやらしく揺らしながら、卑猥な陥没乳首を備える爆乳を見せつけながら、唯華が司を挑発する。
これまであの三下な性格のせいで全く意識していなかったが、体だけならば彼女のエロさは自分の知り合いの中でもトップクラスのものだと……そう考えて息を飲む司に対して、煽り口調で唯華が言う。
「ほら、てんかいじも脱げや! あてぃしだけ裸にさせといて、男として恥ずかしくないんか!? はぁ~っ、これだから浮いた噂のない年齢=彼女いない歴の奴はだめなんだよな~!」
「ちっ、ちょっといいと思ったらすぐこれだ……! 悪かったよ。脱げばいいんだろ、脱げば」
魅力を感じ始めたところで唯華にクズっぷりを披露された司は、舌打ちを鳴らしながらも彼女の言う通りだなと自身の行動を反省した。
少なくとも、これはセックスバトルをするという配信だ。騙されたとはいえ自分はその選手であり、競技に臨む姿勢を見せなければならない立場の人間でもある。
それに、うら若き乙女だけを裸にして、自分だけが服を着たままという情けのない状況をずっと続けるのも、唯華の言う通り恥ずべき事だろう。
サングラスを外し、近くのテーブルの上に置いた司は、一息ついてから他の服も脱ぎ始める。
パーカーを、シャツを、ジーンズを……と、慣れた雰囲気で脱ぎ捨てていった彼は、最後に残った黒のボクサーパンツに手をかけたところで、唯華がそれに待ったをかけた。
「はい、ちょい待ち~♥ パンツはあてぃしが脱がせたるわ♥」
「はあっ!? お前、何言って――」
自分の前に跪き、股間に顔を近付けた唯華がボクサーパンツに手をかける。
このまま彼女が下着をずり下ろせば、飛び出してきた司のペニスと真っ向から顔を合わせることになるだろう。
「止めろ、お前っ! 流石にそれは――」
「なんやてんかいじ、恥ずいんか? まあ、ポークビッツみたいなちんぽ見られんのは男としてキツいもんな~♥ でも安心してええで♥ 椎名さん、てんかいじのちんぽがどんなに粗末でも笑わんでやるからなっ♥」
膨らみの見えない司の股間部分を見て、彼のペニスサイズを予想した唯華が非常に腹の立つ笑みを浮かべながら言う。
あるいは、これまで同期たちが繰り広げてきた戦いと、最終的には女性ライバーに屈服する男性たちの姿を見てきたからこそ、彼女はここまで余裕のある態度を見せているのかもしれない。
司の制止も無視して、ここで主導権を握ることこそが勝利への近道だとばかりにズボンをずり下ろした唯華はボクサーパンツの下から飛び出してきた彼のペニスと至近距離で対面し――
「……は?」
――余裕綽々だった表情を真顔に変えて、間抜けな声をもらした。
目の前にあるそれは赤黒く、ビキビキと血管が浮き出ていて、とても力強く大きく見える。
大きい大きいとよく馬鹿にされる自分の顔と同じか、それ以上のサイズを誇るペニスを目の当たりにして言葉を失った唯華へと、ため息をこぼした司が声をかけた。
「だから言っただろうがよ。バーチャルの世界なんだから、できる限り勃起を感じさせないプログラムくらい使ってるに決まってんだろ? ってか、どんだけ予想外だったんだよ?」
「だ、だって、勝くんのはこの半分もなかったし……!」
「ガキと同じにすんな、ガキと!! こちとら酸いも甘いも味わってきた大人だぞ! こんボケがぁ!!」
「す、すいやせん……」
司からの叱責におなじみの謝罪の言葉を口にしつつも、唯華は彼のペニスから目を離せずにいる。
今から自分は、これと真っ向から勝負しなければならないのだと……そう考えると体が震え、妙な感覚が湧き上がってきた。
(ま、まあ、りぃだぁも舞元もこんくらい大きかったけど、巴さんとか小夜ちゃんにひぃひぃ言わされてたし……大丈夫やろ! ……大丈夫だよね?)
イメージしていた楽勝ムードではなくなったかもしれないが、それでもこの程度でビビる必要はない。
仲良しの男性ライバーたちが女性にちんぽをいじめられて泣き叫びながら敗北を認める姿を思い返した唯華はそう自分に言い聞かせると、一抹の不安を覚えながら行為を開始した。
「ま、まあ、これで勝負が始められるってことで! ほな、ベッド座りや。あてぃしがおっぱいで気持ち良くしてやるわ♥」
「えぇ~……なんか不安なんだが、大丈夫か?」
「うっさい! ほら、てんかいじはちんぽ出してだらしなくイっとけばええねん!」
強引に司をベッドに座らせ、その前に跪く唯華。
ふふ~ん、と得意気に鼻を鳴らした彼女は、自慢の乳房を開くと思い切りそそり立つ彼のペニスを挟み込んでみせる。
「うぐっ!?」
「ほらほら、どないや~? あてぃしのおっぱいに挟んでもらえて、幸せやろ~♥」
大きく柔らかい、餅のような唯華の胸が司のペニスを包み込む。
ぐにゅう♥ と柔らか過ぎる肉に自身の肉棒が埋まってしまう感覚に呻いた司の反応に満足気に微笑んだ唯華は、そのまま勢いよく胸を動かしてパイズリ責めをし始めた。
「ほれほれっ♥ たっぷんたっぷん動かしてくで~っ♥ どや? もう射精しそうんちゃうか? 我慢せずびゅ~っ♥ してええで♥ だらしな~く、なさけな~く、椎名さんのおっぱいでイっちゃえっ♥」
事前に視聴したライバーたちの対決動画を元に、挑発めいた言葉を口にしながら射精を促す唯華。
やわもち大福おっぱいを持つ彼女のパイズリ奉仕に、司もかなりの快感を味わっている……と、思われたのだが……?
「あ、あれ? あっれぇ……?」
谷間に挟んでいる肉棒の滾りが弱くなり、段々としなびていく感覚に違和感を覚えた唯華が小首を傾げながら疑問の声を漏らす。
射精された感覚もないのにどうして司のペニスが弱っているのかと思いながらも、これは好機だと考えた彼女はパイズリを強めて彼を追い詰めようとしたのだが、そこにやや怒り気味の司が待ったをかけた。
「バカっ! やめろ、クソ大福! いてぇんだよ、マジでっ!!」
「ひえっ……!? す、すいやせん……!!」
かなり怒気を荒げる司の剣幕に圧された唯華がびくっと体を震わせながら一歩後退る。
彼女の胸の谷間から解放された司のペニスは完全に萎えきっていて、ぐぐぅと唸った彼はサングラス越しに唯華を睨みながら大声で怒鳴った。
「お前、馬鹿かっ!? ローションも何もなしにパイズリなんかしても、気持ち良くなるどころかただただ痛いだけだわ!!」
「え、ええっ!? そそそ、そうなんっ!?」
「そうだわ! お前、そんなことも知らないでパイズリしたの!? 自分の胸が赤くなってるのに気付いてない!?」
「あっ……!? ほ、ホンマやん……! え? でも、ヒスピはなんもつけんでやっとったし、舞元も気持ち良さそうにしとったんやけどな……?」
自分が確認した映像では、ヒスイはパイズリの際にローションのような何かを使った様子は見受けられなかった。
舞元の方もそれで気持ち良さそうにしていたし、それが普通だと思っていたのだが……本気で怒っている司と赤くなっている自分の肌を見ると、そのやり方が普通ではないことがわかる。
どうしてこんな差が生まれてしまったのかと混乱する唯華には知る由などないだろうが、その差を生み出しているのはやはりVer.Hモデルであった。
フレンが教育仮面(社)の調教を受けてアナル快感にハマったように、あるいはるるが自分のクソザコアナルっぷりを自覚してその快感に溺れたように、または冬雪が射乳による快感を味わい続けたことで100㎝越えの爆乳を手に入れたように……Ver.Hモデルもまた、現実の女性と変わらぬ性的な成長を遂げることができる。
それは調教か、あるいはライバー本人の意識が改革されることで覚醒する能力のようなものであり、要するにセックスの経験が多ければ多いほど、Ver.Hモデルは卑猥に進化していくということだ。
ヒスイの場合、大人ボディを持つ彼女はそこそこの回数の性交や裏チャンネルでの配信を行っていた。
大人モードだとたわわな胸を持つ彼女は、それを活かしたパイズリを行う経験を多数重ねており、それが故にパイズリをする際に自動でローション代わりの汗が谷間に重点されるよう、Ver.Hモデルが進化していたのである。
これは別にヒスイに限った話ではなく、多少は胸を責められたり、胸で奉仕したりといった経験を持つライバーならば備えている機能だ。
逆をいえば、豊満なむちむちボディを持っていようとも性交の経験が浅い唯華には、その機能が発現していないということである。
それに加えて、男性ライバーの方もVer.Hモデルに準じたセックス用のモデルが用意されており、舞元はヒスイとの性交の際にそれを用いていた。
陰茎が丈夫になっていることで多少の無茶ができるようになっていたわけであり、唯華と司の場合とは何もかもが違っているのである。
「あっ、あっ、あっ……!? ご、ごめん、てんかいじ! ち、ちんぽ、大丈夫?」
「いいよ、別に。ってか、お前の方こそ大丈夫か? 大分赤くなってんぞ」
「あてぃしは……平気っぽい。Ver.Hモデルのお陰で、全然痛くあらへんし……」
「そうか、よかったわ」
ドキッ、と司の言葉を受けた唯華の胸が高鳴る。
てっきり怒鳴られ続けると思っていたが、あっさりと自分のことを許した上に心配までしてくれた司の優しさに狼狽した彼女は、彼への罪悪感もあって当初の押せ押せな気持ちが萎えてしまっていた。
ククク、とそんな唯華の反応に喉を鳴らした司は、配信のことを考えてか彼女へと指示を下す。
「おい、大福。お前の攻撃は終わりでいいな? んじゃ、攻守交代だ。ベッドに横になれ」
「は、はい……」
負い目のせいか、あるいは怒鳴られたことによる怯えが残っているのか、素直にその指示に従う唯華。
ベッドの上に仰向けになった彼女の体を横から眺めながら、司が呟く。
「陥没乳首かぁ……弄ったことねえんだよなぁ……」
「ふ、ははっ! そもそも、てんかいじって女の胸触ったことあるん? 強がらんでええから、一心不乱にむしゃぶりついとけや!」
「ったく、減らず口叩きやがって……すぐにその口、黙らせてやるよ」
「んあ……っ♥」
凶悪な笑みを浮かべながら唯華の胸に手を伸ばした司であったが、その愛撫は思っていた以上に優しい。
丁寧に、優しく、まるで大事な宝物に触れるように乳房全体をマッサージする彼の手付きに、唯華の口から甘い声が漏れる。
「あっ、ふぅ……♥ なかなか、やるやん……っ♥」
「クカカッ! お気に召したよ~で」
思っていたよりも慣れた雰囲気を見せる司の愛撫を受けた唯華の口数が一気に減る。
そんな彼女の反応に歯を見せて笑った司は、そのまま唯華の大きな胸に見合った大きめの乳輪へと愛撫を行っていく。
少し膨らんでいるピンク色の乳輪を指で優しく刺激し、その張り具合を確認する司。
そこから、柔らかな胸の中に埋没している唯華の乳首が僅かではあるが勃起して顔を出し始めている様を見て取った彼が、安心した様子で呟く。
「ふぅ、よかった。仮性陥没ってやつか。これなら――」
「な、なにしてっ!? んあああっ♥ あっ、あああ……っ♥」
刺激を受けて、今にも乳輪から顔を出そうとしている唯華の乳首を誘いだすように司が彼女の胸を咥える。
突然の行動に驚く唯華であったが、右胸に響くジンジンとした快感が一気に弾けた瞬間、隠れていた乳首が一気に外部へと吸い出されてしまう。
「う、うそ、やぁ……♥ こんな、おっきくなってぇ……♥」
ゆっくりと司が乳房から口を離せば、そこには今まで見たことがないくらいに大きく勃起した唯華の乳首があった。
その巨乳に見合った大きめの乳輪に見合った大きめの乳首は、やっと顔を外に出せたことを悦ぶかのようにびくびくと震えている。
何もされていないのに、ただ外気に触れているだけだというのに、もうこの時点で気持ちがいい。
ジンジンと固く勃起している自分の乳首から伝わってくる甘い痺れに困惑する唯華であったが、司の責めはそこからも続いていった。
「は~い、んじゃもう片方の乳首も吸い出しま~す」
「やっ、待ってぇ♥ アカン、アカンてっ♥ ちょっとだけまっ、んひいっ♥」
左側の乳首が、司の口に放り込まれる。
勃起している右の乳首は彼に摘ままれ、意識していなかった性器もまた司に弄ばれ始める。
ちゅうっ……と司が乳房に吸い付けば、呆気なく左の乳首も吸い出されてしまった。
勢いよく飛び出したそこを口の中で刺激しながら、司は唯華の胸と膣の三点を責め続ける。
「ああっ♥ んあぁぁ……っ♥ 胸、アカンっ♥ そんなコリコリせんといてぇ♥ あああああっ♥ ちくびぃ♥ いじわるせんでぇ♥ ひうっ♥ あううっ♥ おまんこぉ♥ 指でぐちゅぐちゅ搔き回さんといてぇ♥ あてぃし、おかしくなってまうからぁ♥ もっと優しくしてぇ……っ♥」
心臓に近い左の乳首が司の口の中で愛撫される。
舌先で乳輪をなぞられ、乳首を転がされ、甘噛みされ……快感に慣れていない陥没乳首が優しくいじめられることを悦ぶ中、右胸の方もまたそことは違う趣の快楽に曝されていた。
ふわふわとした大きな胸に指を埋めるように揉みつつ、勃起している乳首をきゅっと抓る。
あまり痛みを与えることなく、適度な刺激を与えることで優しい快感と鋭い快感を交互に味わわせてやれば、経験の浅い唯華の体は面白いように反応を見せてくれた。
そして、性器。女性の最も大事な場所もまた、快楽によって歓喜の涙をあふれさせている。
ちゅこちゅこという音を響かせながら愛液を垂れ流し、二本の指を受け入れると同時に内部の弱い場所を探り当てられ、快感のスポットを責められてしまえば、おぼこ娘の唯華にはどうしようもない。
「ああ~っ♥ ああぁっ♥ んあああっ♥ 許してっ♥ 堪忍、してぇっ♥ あたま、真っ白になるっ♥ なんか来てるからっ♥ もう、もうっ……♥」
オナニーとは、今まで体験してきた初心者向けフルダイブエロゲーで味わった快感とは、全く違う。
優しいのに強くて、怖いのに期待してしまって、ひたすらに気持ちがいい。
自分の体が自分のものではないような、司に演奏されて嬌声という名の音色を奏でる楽器になってしまっているような、そんな感覚に襲われながら目をぎゅっと閉じた唯華は、込み上げる羞恥と共に体の中で爆発した感情をそのまま言葉として叫んだ。
「イクッッ♥ イクぅぅっ♥ ふああああああああぁああっ♥♥♥」
びくんっ、と体が跳ねた。
陸に上げられた魚のように、自分の体が意思とは関係なく大きく跳ね上がって快楽の強さを表したことを、唯華は感じていた。
股間からは熱い飛沫が舞い、自分が潮を噴いたことを悟った彼女が息を荒げる中、愛撫の手を止めた司が一筒柄の瞳を向けながら言う。
「随分と気持ち良くなってたみたいだなぁ? 今の気分はどうだよ、大福?」
(あれ……? まさかとは思うけど、もしかしての話、なんやけど……)
絶頂によって真っ白になった頭で、唯華は状況を正しく整理する。
今、自分をあっさりとアクメさせた司は童貞でもなんでもなく、むしろこういったことに慣れたアウトロー。
逆に自分の方はパイズリの仕方もろくに知らないセックス下手な娘であり、敏感な乳首という弱点をもろに晒してしまっている。
この状態で、勝負。負けたら一週間、相手の奴隷にならなければならないという条件付きのセックスバトル。
ごくり、と息を飲んだ唯華はゾクゾクと背筋と子宮から駆け上がってくる震えを感じながら、ぼーっとした表情を浮かべながら……小さな声で呟いた。
「あてぃし、大ピンチ……?」